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JP2007105831A - 振動ドリル - Google Patents

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JP2005299511A
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Junichi Shoji
潤一 東海林
Hajime Kikuchi
一 菊池
Tadashi Funemi
匡史 船見
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】本来のモード切替機能を維持しつつ、部品点数の削減と組立性の向上及びコストダウンを図ることができる振動ドリルを提供すること。
【解決手段】外周の一部に平面部21aが形成されたチェンジシャフト21をスピンドルの後方に回動可能に設け、ノブ22の直線移動を前記チェンジシャフト21の回動運動に変換して該チェンジシャフト21をその平面部21aがスピンドルの後方に対向する第1の位置と同平面部21aがスピンドルの後方から退避する第2の位置との間で移動させることによって、運転モードを振動ドリルモード又はドリルモードに切り替える振動ドリルにおいて、前記ノブ22に円柱状突起22aを突設し、この円柱状突起22aを前記チェンジシャフト21の軸端面に突設された突起21bに係合せしめ、両者の係合によってノブ22の直線移動をチェンジシャフト21の回動運動に変換する。
【選択図】図4

Description

本発明は、運転モードをドリルモード又は振動ドリルモードに切り替えことができる振動ドリルに関するものである。
振動ドリルには、運転モードとしてスピンドルに回転のみを与えるドリルモードと回転と振動の双方を与える振動ドリルモードを選択することができるものがあり、このような振動ドリルには運転モードを切り替えるためモード切替装置が備えられている。
図8にモード切替装置を備えた従来の振動ドリル1の部分側断面を示すが、同図に示すように、振動ドリル1のハウジング2内にはスピンドル3が軸方向両端部をボールベアリング4と軸受部5によって回転可能に且つ軸方向(前後方向)に移動可能に支持されて収納されている。そして、このスピンドル3のハウジング2から前方(図8の下方)へ突出する先端部にはドリルチャック6が取り付けられており、このドリルチャック6には先端工具(ドリルビット)7が着脱可能に装着されている。
又、上記スピンドル3のボールベアリング4の後方にはラチェット8が結着されており、ハウジング2には、前記ラチェット8に対向する別のラチェット9が固設されている。ここで、両ラチェット8−9の相対向する面には複数の歯が刻設されており、スピンドル3は、両ラチェット8−9間に縮装されたスプリング10によって常時前方(両ラチェット8,9の歯同士が離間する方向)に付勢されている。
ここで、スピンドル3の回転駆動系の構成について説明する。
スピンドル3の軸方向中間部には一体化された大小異径の変速ギヤ11,12が軸方向(前後方向)に摺動可能にスプライン嵌合されている。
又、ハウジング内には駆動源としてのモータ13が内蔵されており、該モータ13の前方へ延びる出力軸(モータ出力軸)14の先端部にはピニオン15が刻設されている。尚、モータ出力軸14には冷却ファン16が取り付けられており、該冷却ファン16がモータ出力軸14と共に回転することによって誘起される冷却風によってモータ13が冷却される。
更に、ハウジング2内には、スピンドル3及びモータ出力軸14に平行な中間軸17が回転可能に支持されて収容されており、この中間軸17には大中小のギヤ18,19,20が設けられている。そして、ギヤ18は、モータ出力軸14の先端に形成された前記ピニオン15に噛合しており、ギヤ19,20にはスピンドル3にスプライン嵌合された前記変速ギヤ12,11が選択的に噛合し、これによってスピンドル3の回転速度が高速と低速に切り替えられる。
次に、モード切替装置の構成を図9を参照しながら説明する。尚、図9はモード切替装置の構成を示す斜視図である。
図8に示すように、スピンドル3の後端部近傍には、ハウジング2の挿入穴2a内に挿入されたチェンジシャフト21がその軸心回り(スピンドル3に対して軸直角方向を成す軸回り)に回動可能に配置されており、ハウジング2の上部には、前記チェンジシャフト21を回動させるためのノブ22が横方向(図8の紙面垂直方向)に直線移動可能に設けられている。尚、ノブ22の下部には脚部22Aが一体に形成されており、この脚部22Aには2つの円柱状突起22aが該ノブ22の移動方向(図9の矢印方向)に沿って段違い的に突設されている。
ここで、図9に詳細に示すように、上記チェンジシャフト21の外周の一部は凹溝状に切り欠かれて平面部21aが形成されており、該チェンジシャフト21の上部には丸棒状のレバー23が圧入されている。そして、このレバー23は、前記ノブ22に向かって延び、その端部は、ノブ22の脚部22Aに突設された2つ前記円柱状突起22aの間に係合保持されている。尚、図8に示すように、ノブ22は操作部をハウジング2の外部に露出させ、脚部22Aをハウジング2内に収納した状態で、プレート状の切替表示部材24を介してハウジング2に直線移動可能に支持されている。
而して、チェンジシャフト21、ノブ22、レバー23等によってモード切替装置が構成されるが、図8に示すように、スピンドル3の後端部は、鋼球25を介してチェンジシャフト21の外周面又は平面部21aに選択的に当接する。
次に、以上のように構成された振動ドリル1の作用を図8及び図10〜図12を参照しながら以下に説明する。尚、図10(a),(b)はモード切替装置によるモード切替操作を説明する一部破断平面図、図11は振動ドリルの振動ドリルモード時の状態を示す部分側断面図、図12は同振動ドリルのドリルモード時の状態を示す部分側断面図である。
振動ドリル1を用いた穿孔作業に際してモータ13に通電してこれを駆動すると、その出力軸14の回転は、図8に示すように変速ギヤ12がギヤ19に噛合している状態では、ピニオン15、ギヤ18,19及び変速ギヤ12を経て減速されてスピンドル3に伝達され、該スピンドル3及びこれに取り付けられたドリルチャック6と先端工具7が所定の速度で回転駆動される。尚、不図示のシフト機構によって変速ギヤ11,12をスピンドル3に沿って前方へ摺動させて大径側の変速ギヤ11を小径のギヤ20に噛合させると、モータ出力軸14の回転は更に減速されてスピンドル3に伝達され、該スピンドル3とドリルチャック6及び先端工具7が低速で回転駆動される。
ここで、ノブ22を図10(a)において矢印方向に移動させると、該ノブ22の脚部22Aに突設された2つの円柱状突起22aに係合保持されたレバー23とこれを圧入して成るチェンジシャフト21が図示矢印方向(反時計方向)に回動し、チェンジシャフト21に形成された平面部21aが図8、図10(a)及び図11に示すようにスピンドル3の後端部に対向する。従って、この状態においては、スピンドル3は鋼球25が図11に示すようにチェンジシャフト21の平面部21aに当接するまで軸方向に移動可能であるため、作業者が当該振動ドリル1を把持して先端工具7を不図示の被加工対象に押し付けると、その反力によってスピンドル3がスプリング10の付勢力に抗して後退し、図11に示すように、該スピンドル3に固定されたラチェット8の歯がハウジング2に固定されたラチェット9の歯に噛合する。従って、この状態でスピンドル3が回転すると、両ラチェット8,9の歯同士の干渉によってスピンドル3に回転と振動が同時に加えられるため、運転モードとして、先端工具7が回転しながら振動する振動ドリルモードが選択される。
次に、運転モードを振動ドリルモードからドリルモードに切り替えるには、ノブ22を図10(b)の矢印方向に移動させる。すると、該ノブ22の脚部22Aに突設された2つの円柱状突起22aに係合保持されたレバー23とこれを圧入して成るチェンジシャフト21が図10(b)の矢印方向(時計方向)に回動し、チェンジシャフト21に形成された平面部21aが図10(b)及び図12に示すようにスピンドル3の後端部に対向する位置から退避する。従って、この状態においては、図12に示すように、鋼球25はチェンジシャフト21の外周面に当接し、スピンドル3は、その軸方向移動が規制されて前進限に軸方向位置が固定されるため、該スピンドル3に固定されたラチェット8の歯がハウジング2側のラチェット9の歯から離脱し、両歯の噛合が解除される。
上記状態ではスピンドル3は回転するのみで、これに振動が加えられないため、運転モードは、先端工具7が回転するのみのドリルモードに切り替えられる。
ところで、振動ドリルのモード切替装置としては今まで種々の提案がなされており、例えば、特許文献1には、モード切替に係る操作場所の自由度を高めるために、ノブの操作量を歯車伝達機構やリンク機構を介してチェンジシャフトに伝達する構成が提案されている。
特開2002−263930号公報
図9に示す従来のモード切替装置は、チェンジシャフト21と、該チェンジシャフト21に圧入されたレバー23と、該レバー23を介してチェンジシャフト21を回動させるためのノブ22の3つの部品で構成されていたため、部品点数が多くなり、レバー23のチェンジシャフト21への圧入作業等を要するために組立性が悪く、コストアップを招くという問題があった。又、特許文献1に提案された振動ドリルにおいても、モード切替装置に歯車伝達機構やリンク機構を設けるために同様の問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、本来のモード切替機能を維持しつつ、部品点数の削減と組立性の向上及びコストダウンを図ることができる振動ドリルを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、モータによって回転駆動されるスピンドルをハウジング内に前後方向に移動可能に設けるとともに、該スピンドルを、これに取り付けられた第1のラチェットがハウジングに固定された第2のラチェットから離間する方向に付勢するとともに、外周の一部に凹状の平面部が形成されたチェンジシャフトを前記スピンドルの後方に回動可能に設け、ノブの直線移動を前記チェンジシャフトの回動運動に変換して該チェンジシャフトをその平面部が前記スピンドルの後方に対向する第1の位置と同平面部が前記スピンドルの後方から退避する第2の位置との間で移動させ、前記第1の位置では前記スピンドルに回転と振動を与え、前記第2の位置では前記スピンドルに回転のみを与えるよう移動を選択的に取り得るよう構成して成る振動ドリルにおいて、前記ノブと前記チェンジシャフトの軸端面の少なくとも一方に凸部を形成し、該凸部を他方に設けられた凸部又は凹部に係合せしめ、両者の係合によってノブの直線移動をチェンジシャフトの回動運動に変換するようにしたを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記チェンジシャフトの軸端面に直線状の突起を形成し、該突起を前記ノブの脚部に形成された2つの突起に係合させたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記チェンジシャフトの軸端面に長穴を形成し、該長穴に、前記ノブの脚部に突設された突起を係合させたことを特徴とする。
本発明によれば、ノブとチェンジシャフトの軸端面の少なくとも一方に形成された凸部を他方に設けられた凸部又は凹部に係合せしめ、両者の係合によってノブの直線移動をチェンジシャフトの回動運動に直接変換するようにしたため、従来要していたレバー等の部品が不要となり、又、レバー等の圧入作業も不要となり、この結果、モード切替装置の部品点数が削減されるとともに、組立性が高められてコストダウンが図られる。そして、ノブの操作によってチェンジシャフトが回動して第1の位置と第2の位置に選択的に移動するため、モード切替機能が損なわれることがない。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は振動ドリル1の斜視図であり、図示の振動ドリル1は、側面視横L字状を成すハウジンング2を備え、その内部には回転駆動機構が収納され、この回転駆動機構によって回転又は回転と振動が与えられるスピンドル3はハウジング2の先端部から外部へと延出している。そして、スピンドル3の先端にはドリルチャック6が取り付けられており、このドリルチャック6には先端工具(ドリルビット)7が着脱可能に装着されている。
又、ハウジング2のハンドル部2Aの末端部からは電気コード26が導出しており、ハンドル部26Aの基端部にはON/OFFスイッチ27が設けられ、ハウジング2の一側部には速度切替ダイヤル28が回動可能に設けられている。更に、ハウジング2の先端外周部にはサブハンドル29が取り付けられており、当該振動ドリル1による穿孔作業は、ハウジング2のハンドル部2Aとサブハンドル29を両手で把持した状態で行われる。
ここで、本発明の実施の形態1に係るモード切替装置とこれを備えた振動ドリルの構成と作用を図2〜図5に示す。
図2は振動ドリルの振動ドリルモード時の状態を示す部分側断面図、図3は同振動ドリルのドリルモード時の状態を示す部分側断面図、図4はモード切替装置の斜視図、図5(a),(b)は同モード切替装置によるモード切替操作を説明する一部破断平面図である。
本実施の形態に係る振動ドリル1は、モード切替装置を除く構成は図8、図11及び図12に示した従来の振動ドリル1と同じであるため、これについての再度の説明は省略し、図2及び図3においては図8、図11及び図12に示したものと同一要素には同一符号を付している。
以下、本実施の形態に係るモード切替装置と作用について説明する。
本実施の形態に係るモード切替装置においては、図4及び図5に詳細に示すように、ノブ22の脚部22Aの底面に、該ノブ22の直線移動方向(図4及び図5の矢印方向)に位置がずれた2つの円柱状突起22aが一体に突設されている。又、チェンジシャフト21の一方の軸端面(図4において上面)には、該チェンジシャフト21の軸心を通る直線状の突起21bが一体に突設されており、この突起21bの両側面にはノブ22に突設された前記円柱状突起22aがそれぞれ係合している。ここで、ノブ22側の2つの円柱状突起22aは、図5に示すように、チェンジシャフト21側の突起21bの両側面の異なる位置(突起21bの長さ方向において異なる位置)であって、チェンジシャフト21の回動中心から偏心した位置に係合している。
而して、以上の構成を有するモード切替装置によって振動ドリル1の運転モードが次のように振動ドリルモード又はドリルモードに切り替えられる。
即ち、ノブ22を図5(a)において矢印方向に移動させると、該ノブ22の脚部22Aに突設された円柱状突起22aの一方がチェンジシャフト21の突起21bの側面上を滑りながら該側面を押圧するため、チェンジシャフト21がその軸心を中心として図示矢印方向(反時計方向)に回動し、該チェンドシャフト21に形成された平面部21aが図2及び図5(a)に示すようにスピンドル3の後端部に対向する第1の位置に移動する。従って、この状態においては、スピンドル3は鋼球25がチェンジシャフト21の平面部21aに当接するまで軸方向に移動可能であるため、作業者が当該振動ドリル1を把持して先端工具7を不図示の被加工対象に押し付けると、その反力によってスピンドル3がスプリング10の付勢力に抗して後退し、該スピンドル3に固定されたラチェット8の歯がハウジング2に固定されたラチェット9の歯に噛合する。従って、この状態でスピンドル3が回転すると、両ラチェット8−9の歯同士の干渉によってスピンドル3に回転と振動が同時に加えられるため、運転モードとして、先端工具7が回転しながら振動する振動ドリルモードが選択される。
次に、運転モードを振動ドリルモードからドリルモードに切り替えるには、ノブ22を図5(b)の矢印方向に移動させる。すると、該ノブ22の脚部22Aに突設された円柱状突起22aの他方がチェンジシャフト21の突起21bの側面上を滑りながら該側面を押圧するため、チェンジシャフト21がその軸心を中心として図示矢印方向(時計方向)に回動し、該チェンドシャフト21に形成された平面部21aが図3及び図5(b)に示すようにスピンドル3の後端部から退避する第2の位置に移動する。従って、この状態においては、図3に示すように鋼球25はチェンジシャフト21の外周面に当接し、スピンドル3は、その軸方向移動が規制されて前進限に軸方向位置が固定されるため、該スピンドル3に固定されたラチェット8の歯がハウジング2側のラチェット9の歯から離脱し、両歯の噛合が解除される。
上記状態ではスピンドル3は回転するのみで、これに振動が加えられないため、運転モードは、先端工具7が回転するのみのドリルモードに切り替えられる。
而して、本実施の形態に係るモード切替装置では、ノブ22の脚部22Aに突設された2つの円柱状突起22aをチェンジシャフト21の軸端面に形成された突起21bの両側面に係合させ、ノブ22の直線移動をチェンジシャフト21の回動運動に直接変換するようにしたため、従来要していたレバー23(図9参照)等の部品が不要となり、又、レバー23等のチェンジシャフト21への圧入作業も不要となる。この結果、モード切替装置の部品点数が削減されるとともに、組立性が高められてコストダウンが図られる。そして、ノブ22の操作によってチェンジシャフト21が回動して第1の位置と第2の位置に選択的に移動するため、モード切替装置本来の機能が損なわれることがない。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図6及び図7に基づいて説明する。
図6は本実施の形態に係るモード切替装置の斜視図、図7(a),(b)は同モード切替装置によるモード切替操作を説明する一部破断平面図である。
本実施の形態に係るモード切替装置においては、図6及び図7に示すように、ノブ22の脚部22Aの底面に、ピン状突起22bがチェンジシャフト21に向かって一体に突設されている。又、チェンジシャフト21の一方の軸端面(図6において上面)には、径方向に長い長穴21cが形成されており、この長穴21cには、ノブ22に突設された前記ピン状突起22bが係合している。ここで、ノブ22側のピン状突起22bは、図7に示すように、チェンジシャフト21側の長穴21cの偏心位置(チェンジシャフト21の回転中心から偏心した位置)において係合している。
而して、以上の構成を有するモード切替装置によって振動ドリル1の運転モードが次のように振動ドリルモード又はドリルモードに切り替えられる。
即ち、ノブ22を図7(a)において矢印方向に移動させると、該ノブ22の脚部22Aに突設されたピン状突起22bがチェンジシャフト21の長穴21c内を滑りながら該長穴21cの側面を押圧するため、チェンジシャフト21がその軸心を中心として図示矢印方向(反時計方向)に回動し、図示しないが、該チェンドシャフト21に形成された平面部21aがスピンドル3の後端部に対向する第1の位置に移動し、前記と同様に、運転モードが振動ドリルモードに切り替えられる。
次に、運転モードを振動ドリルモードからドリルモードに切り替えるには、ノブ22を図7(b)の矢印方向に移動させる。すると、該ノブ22の脚部22Aに突設されたピン状突起22bがチェンジシャフト21の長穴21c内を滑りながら該長穴21cの側面を押圧するため、チェンジシャフト21がその軸心を中心として図示矢印方向(時計方向)に回動し、該チェンドシャフト21に形成された平面部21bがスピンドルの後端部から退避する第2の位置に移動し、前記と同様に運転モードが振動ドリルモードからドリルモードに切り替えられる。
而して、本実施の形態に係るモード切替装置においても、ノブ22の脚部22Aに突設されたピン状突起22bをチェンジシャフト21の軸端面に形成された長穴21cに係合させ、ノブ22の直線移動をチェンジシャフト21の回動運動に直接変換するようにしたため、従来要していたレバー23(図9参照)等の部品が不要となり、又、レバー23のチェンジシャフト21への圧入作業も不要となり、前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
本発明に係る振動ドリルの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る振動ドリルの振動ドリルモード時の状態を示す部分側断面図である。 本発明の実施の形態1に係る備える振動ドリルのドリルモード時の状態を示す部分側断面図である。 本発明の実施の形態1に係るモード切替装置の斜視図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態1に係るモード切替装置によるモード切替操作を説明する一部破断平面図である。 本発明の実施の形態2に係るモード切替装置の斜視図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態2に係るモード切替装置によるモード切替操作を説明する一部破断平面図である。 従来のモード切替装置を備える振動ドリルの振動ドリルモード時の状態を示す部分側断面図である。 従来のモード切替装置の斜視図である。 (a),(b)は従来のモード切替装置によるモード切替操作を説明する一部破断平面図である。 従来のモード切替装置を備える振動ドリルの振動ドリルモード時の状態を示す部分側断面図である。 従来のモード切替装置を備えるドリルの振動ドリルモード時の状態を示す部分側断面図である。
符号の説明
1 振動ドリル
2 ハウジング
3 スピンドル
4 ボールベアリング
5 軸受部
6 ドリルチャック
7 先端工具(ドリルビット)
8 ラチェット(第1のラチェット)
9 ラチェット(第2のラチェット)
10 スプリング
11,12 変速ギヤ
13 モータ
14 モータ出力軸
15 ピニオン
16 冷却ファン
17 中間軸
18〜20 ギヤ
21 チェンジシャフト
21a チェンジシャフトの平面部
21b チェンジシャフトの突起(凸部)
21c チェンジシャフトの長穴(凹部)
22 ノブ
22A ノブの脚部
22a ノブの円柱状突起(凸部)
22b ノブのピン状突起(凸部)
23 レバー
24 切替表示部材
25 鋼球
26 電気コード
27 ON/OFFスイッチ
28 速度切替ダイヤル
29 サブハンドル

Claims (3)

  1. モータによって回転駆動されるスピンドルをハウジング内に前後方向に移動可能に設けるとともに、該スピンドルを、これに取り付けられた第1のラチェットがハウジングに固定された第2のラチェットから離間する方向に付勢するとともに、外周の一部に凹状の平面部が形成されたチェンジシャフトを前記スピンドルの後方に回動可能に設け、ノブの直線移動を前記チェンジシャフトの回動運動に変換して該チェンジシャフトをその平面部が前記スピンドルの後方に対向する第1の位置と同平面部が前記スピンドルの後方から退避する第2の位置との間で移動させ、前記第1の位置では前記スピンドルに回転と振動を与え、前記第2の位置では前記スピンドルに回転のみを与えるよう移動を選択的に取り得るよう構成して成る振動ドリルにおいて、
    前記ノブと前記チェンジシャフトの軸端面の少なくとも一方に凸部を形成し、該凸部を他方に設けられた凸部又は凹部に係合せしめ、両者の係合によってノブの直線移動をチェンジシャフトの回動運動に変換するようにしたことを特徴とする振動ドリル。
  2. 前記チェンジシャフトの軸端面に直線状の突起を形成し、該突起を前記ノブの脚部に形成された2つの突起に係合させたことを特徴とする請求項1記載の振動ドリル。
  3. 前記チェンジシャフトの軸端面に長穴を形成し、該長穴に、前記ノブの脚部に突設された突起を係合させたことを特徴とする請求項1記載の振動ドリル。
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