JP2007101732A - 照明装置及び投写型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明装置のサイズや、光の光束断面を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持する照明装置及び投写型表示装置を提供する。
【解決手段】
本発明に係る照明装置及び投写型表示装置は、複数の光源と、前記光源と同数のリフレクタ部材を含むリフレクタとを具備し、複数の光源からの光を一つの光軸方向に出射する照明装置であって、前記リフレクタ部材の反射面は、焦点を有する回転曲面に対して、前記回転曲面の回転軸に沿って分割された分割回転曲面の凹面であり、前記光源が光を出射する出射面は、前記リフレクタ部材の反射面の前記焦点に配置され、前記リフレクタ部材の反射面は、前記光源の光の出射面と対向して配置され、複数の前記リフレクタ部材は、前記光軸方向を中心とする円周上に配置されている。
【選択図】 図1
【解決手段】
本発明に係る照明装置及び投写型表示装置は、複数の光源と、前記光源と同数のリフレクタ部材を含むリフレクタとを具備し、複数の光源からの光を一つの光軸方向に出射する照明装置であって、前記リフレクタ部材の反射面は、焦点を有する回転曲面に対して、前記回転曲面の回転軸に沿って分割された分割回転曲面の凹面であり、前記光源が光を出射する出射面は、前記リフレクタ部材の反射面の前記焦点に配置され、前記リフレクタ部材の反射面は、前記光源の光の出射面と対向して配置され、複数の前記リフレクタ部材は、前記光軸方向を中心とする円周上に配置されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の光源と、光源と同数のリフレクタ部材を有するリフレクタとを具備する照明装置及び投写型表示装置に関する。
一般的に、投写型表示装置等における照明装置は、超高圧水銀ランプ等による光源と、光源からの光を反射させる反射面が、回転放物面形状又は回転楕円面形状であるリフレクタとで構成されている。
また、近年、半導体発光素子である発光ダイオードの高光度化が進み、発光ダイオードを光源として使用した照明装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図14に示す図は、従来の発光ダイオードを光源として使用した照明装置の一例を示している。図14(a)の斜視図に示すように、かかる照明装置は、反射面が放物面形状であるリフレクタJ1と、光源である発光ダイオードJ2とを具備している。
また、発光ダイオードJ2は、発光ダイオードJ2の発光面の中心点がリフレクタJ1の反射面の形状である放物面の焦点に一致するように配置されている。
図14(b)の断面図に示すように、従来の照明装置は、光源から発せられた光をリフレクタの反射面で反射させることで、平行光束を出射することができるので、光源からの光を効率よく使用することができる。
一方、投写型表示装置に使用される照明装置は、明るい投写映像を形成できるように、出射する光の光量が多いものが望ましい。
また、投写型表示装置は、容易に可搬できるように小型であることが望まれている。投写型表示装置を小型にするためには、当該投写型表示装置組み込まれる照明装置も小型であることが望ましい。
特開平10−335706号公報
出射する光の光量を多くするためには、複数の光源と複数のリフレクタとで構成される照明装置が考えられる。
しかしながら、例えば、照明装置が、図14に示すように、光源とリフレクタを単に2組並列に配置した構成である場合、照明装置のサイズが大きくなってしまうだけでなく、当該照明装置から出射されるの光の光束断面も広くなってしまう。
かかる場合、当該照明装置が組み込まれた投写型表示装置は、光源とリフレクタが1組の照明装置と比べて、装置自体を大きく設計する必要があり、また、光源全発光量に対するスクリーン光量比で計算される光利用効率が悪いという課題が生じた。
よって、従来の光源及びリフレクタを複数使用して、照明装置の光の光量を増やし、かつ、従来の光利用効率を維持したままで、投写型表示装置の小型化を図ることは困難であった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、照明装置のサイズや、光の光束断面を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持する照明装置及び投写型表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、複数の光源と、光源と同数のリフレクタ部材を含むリフレクタとを具備し、複数の光源からの光を一つの光軸方向に出射する照明装置であって、リフレクタ部材の反射面は、焦点を有する回転曲面に対して、回転曲面の回転軸に沿って分割された分割回転曲面の凹面であり、光源が光を出射する出射面は、リフレクタ部材の反射面の焦点に配置され、リフレクタ部材の反射面は、光源の光の出射面と対向して配置され、複数の前記リフレクタ部材は、光軸方向を中心とする円周上に配置されていることを要旨とするものである。
また、本発明の第1の特徴において、内部に空洞を有する固定板の表面に光源が固定された光源ユニットを具備し、固定板が、複数の管を介して外部から空洞に供給される冷却媒体によって冷却されていることが好ましい。
また、本発明第1の特徴において、全てのリフレクタ部材の反射面は、回転放物面に対して、回転放物面の回転軸に沿って分割された分割回転放物面であり、光源から出射さらた光を、同一方向へ平行光束として反射することが好ましい。
また、本発明第1の特徴において、各リフレクタ部材の反射面は、回転楕円面に対して、回転楕円面の回転軸に沿って分割された分割回転楕円面であり、対向する各光源から出射された光を、各焦点に集光する集光光束として反射することが好ましい。
また、本発明第1の特徴において、固定板の表面と背面とに光源が固定された光源ユニットを一つ又は複数具備し、各光源ユニットが光軸上に並置され、各光源の各出射面が光軸と平行に配置されていることが好ましい。
また、本発明第1の特徴において、光源の光の出射側に、リフレクタ部材の反射面内に光を出射する指向性制御手段が配置されていることが好ましい。
かかる発明によれば、リフレクタ部材の反射面が、回転曲面である回転放物面や回転楕円面を分割した面であるので、リフレクタ部材の大きさを小さくでき、かつ、当該リフレクタ部材が、光軸方向を中心とした円周上に配置されているので、照明装置のサイズや、光の光束断面を増大させることなく、光源光量を増加させることができる。
また、固定板が冷却媒体によって冷却されるので、光源から発せられる熱を固定板で冷却することができる。また、かかる発明による照明装置によれば、光を集光光束または平行光束で出射することができる。
本発明の第2の特徴は、投写型表示装置に、本発明第1の特徴を有する照明装置と、照明装置から出射された光の光強度分布を均一化するインテグレート手段と、インテグレート手段が均一化した光を変調する光変調装置とを具備することを要旨とするものである。
以上説明したように、本発明によれば、照明装置のサイズや、光の光束断面を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持する照明装置及び投写表示装置を提供することができる。
(本発明の第1実施形態に係る照明装置)
本発明の第1実施形態に係る照明装置及び投写型表示装置について、図1乃至図7を参照して説明する。
本発明の第1実施形態に係る照明装置及び投写型表示装置について、図1乃至図7を参照して説明する。
以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。また、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。まず、本実施形態に係る照明装置10について説明する。
本実施形態に係る照明装置10は、複数の光源が固定された光源ユニットと、光源と同数のリフレクタ部材を含むリフレクタとを具備し、各光源から出射された光の光束を各リフレクタ部材の反射面に反射させて、一つの光軸方向に出射するように構成されている。
図1の斜視図に示すように、かかる照明装置10は、光源#1a及び光源#1bが固定された光源ユニット#1と、光源#1c及び光源#1dが固定された光源ユニット#2とを具備しており、光源#1a乃至#1dの4つの光源を具備している。
また、照明装置10は、光源と同数の4つのリフレクタ部材を備えたリフレクタを具備している。
具体的に、照明装置10のリフレクタは、光源#1aから出射される光の光束10aを反射するリフレクタ部材10a1と、光源#1bから出射される光の光束10bを反射するリフレクタ部材10b1と、光源#1cから出射される光の光束10cを反射するリフレクタ部材10c1と、光源#1dから出射される光の光束10dを反射するリフレクタ部材10d1とを備えている。
そして、かかる照明装置10は、上述した光源#1a乃至#1dとリフレクタ部材10a1乃至10d1とによって、図1に示すように、光の光束10a乃至10dを光軸L10方向に出射するように構成されている。
ここで、上述した光軸L10は、図1に示すように、かかる照明装置10から出射される光の光束10a乃至10dと平行な直線であり、光束10a乃至10dの出射方向が光軸L10方向である。
具体的に、光源ユニット#1乃至#2について、図2(a)乃至(b)を参照して説明する。
本実施形態に係る光源ユニット#1には、図2(a)に示すように固定板W1の表面及び背面に、出射面を有する光源#1a及び光源#1bが固定されている。
また、かかる光源ユニット#1には、光源#1a及び光源#1bの光の出射側に、光源#1a及び光源#1bから出射される光を屈折し、光束10a及び光束10bの拡がりを抑制させる曲面形状のレンズ#10a及びレンズ#10bが配置されている。
また、レンズ#10a及びレンズ#10bは、レンズ#10a及びレンズ#10bの曲面形状の中心が、光源#1a及び光源#1bの光の発光面の中心点である点Pa及び点Pbになるように配置されている。
ここで、発光面の中心点である点Paと点Pbとの間には、光源#1aと光源#1bと固定板W1との厚みの総和である距離D1がある。
また、図1に示す光源ユニット#2においても上述した光源ユニット#1と同様に、固定板W1の表面及び背面に光源#1c及び光源#1dが固定され、光源#1c及び光源#1dの光の出射側に、光源#1c及び光源#1dにおける光の発光面の中心点である点Pc及び点Pdを中心とした曲面形状のレンズ#10c及びレンズ#10dが配置され、光束10c及び光束10dの拡がりを抑制させるように構成されている。
また、発光面の中心点である点Pcと点Pdとの間には、光源#1cと光源#1dと固定板W1との厚みの総和である距離D1がある。
上述したレンズ#10a乃至#10dによって、光源#1a乃至#1dから出射される光の光束10a乃至10dは、後述する反射面10a2乃至10d2内に出射されるように構成されている。
また、図2(b)に示すように上述した固定板W1の内部には、空洞が形成され、外部から管を通じて例えば水等の冷却媒体を供給することで、光源#1a乃至#1dが発する熱を固定板W1によって冷却するように構成されている。
なお、図2(c)に示すように、上述したレンズ#10a乃至レンズ#10dの光の出射側に、光を反射する反射面#11を有する三日月形状のレンズ#11aをさらに配置してもよい。
具体的に、レンズ#11aは、図2(c)に示すように、光源#1a乃至光源#1dから固定板W1の近傍に出射され、レンズ#10a乃至レンズ#10dでは屈折されない光も、反射面#10によって反射させて光の光束11aを出射するように構成されている。
また、上述した光源#1a乃至#1dは、半導体発光素子である発光ダイオードによって構成されていてもよいし、その他の面光源で構成されていてもよい。本実施形態における光源#1a乃至#1dは、発光ダイオードである場合を例に説明する。
さらに、上述した光源#1a乃至#1dは、同色の光を出射するように構成されていてもよいし、異なる色の光、例えば赤色(以下R色)や緑色(以下G色)や青色(以下B色)等の光を出射するように構成されていても良い。
ここで、実際上は、上述した光源ユニット#1及び光源ユニット#2は、支持部材として例えばパイプ等により外部から支持するように構成されている。そして、当該パイプの内側には、固定板W1へ冷却媒体を供給させる管や、光源#1a乃至#1dを電気的に接続する電線等が配置されている。
ただし、本実施形態では、当該パイプと、冷却媒体を供給させる管と、光源#1a乃至#1dを電気的に接続する電線等とに関しての記述を省略する。
次に、本実施形態に係る照明装置10におけるリフレクタに備えられているリフレクタ部材10a1乃至10d1について説明する。
図1に示すように、リフレクタ部材10a1には、反射面10a2が形成され、リフレクタ部材10b1には、反射面10b2が形成され、リフレクタ部材10c1には、反射面10c2が形成され、リフレクタ部材10d1には、反射面10d2が形成されている。
また、本実施形態に係る照明装置10の反射面10a2乃至10d2は、光源#1a乃至#1dから出射さらた光を反射し、光軸L10方向へ、平行光束である光の光束10a乃至光束10dを出射するように形成されている。
また、上述した反射面10a2乃至10d2は、アルミニウム等を蒸着し、その蒸着面に一酸化シリコン等の保護膜を施すことで形成される。
図1に示すように、かかる反射面10a2は、光源#1aの発光面の中心点Paを焦点とし、光軸L10に平行な直線を回転軸とした回転放物面の凹面領域を、回転軸に沿って4等分に分割した分割回転放物面の一つの形状あり、光源#1aから出射された光の光束10aを平行光束として反射するように形成されている。
また、他の反射面10b2乃至10d2の形状も、反射面10a2と同様に、各発光面の中心点Pb乃至Pdを焦点とし、光軸L10に平行な直線を回転軸とした回転放物面の凹面領域を、回転軸に沿って4等分に分割した分割回転放物面の一つの形状であり、光源#1b乃至#1dから出射された光の光束10b乃至10dを平行光束として反射するように形成されている。
次に、本実施形態に係る照明装置10の光源ユニット#1乃至#2と、リフレクタ部材10a1乃至10d1に形成される反射面10a2乃至10d2との配置について図3(a)乃至(c)を参照して説明する。
図3(a)は、図1の斜視図に示した本実施形態に係る照明装置10の側面図であり、図3(b)は図3(a)におけるリフレクタ部材10b1及び10d1を除いた矢印方向Aの矢視図であり、図3(c)は図3(a)における矢印方向Bの矢視図である。
図3(a)に示すように、本実施形態に係る照明装置10の光源ユニット#1と光源ユニット#2とは、光軸L10の同軸上に並置されている。
具体的に、図3(b)に示すように、光源ユニット#2は、光源ユニット#1に対して距離Lの間隔を開けて配置されている。
ここで、上述した距離Lの間隔は、図3(b)に示すように、少なくとも光源ユニット#2が、前方に配置されたリフレクタ部材10a1及びリフレクタ部材10b1に接触しないだけの距離L1以上の間隔が設けられていればよい。
また、図3(c)に示すように、光源ユニット#1及び光源ユニット#2において、光源#1a乃至#1dの光の出射面が、光軸L10に対して平行になるように配置されている。
また、光源ユニット#1と光源ユニット#2とが、光源ユニット#1の光源#1aの光の出射面の方向と、光源ユニット#2の光源#1cの光の出射面の方向とが、垂直になるように配置されている。
同様に、光源ユニット#1の光源#1bの光の出射面の方向と、光源ユニット#2の光源#1cの光の出射面の方向とが、垂直になるように配置されている。
また、かかる照明装置10において、リフレクタ部材10a1の反射面10a2は、光源ユニット#1における光源#1aの光の出射面に対向して配置され、リフレクタ部材10b1の反射面10b2は、光源ユニット#1における光源#1bの光の出射面に対向して配置されている。
同様に、リフレクタ部材10c1の反射面10c2は、光源ユニット#2における光源#1cの光の出射面に対向して配置され、リフレクタ部材10d1の反射面10d2は、光源ユニット#2における光源#1dの光の出射面に対向して配置されている。
よって、本実施形態に係る照明装置10は、上述した反射面10a2乃至10d2によって、光源#1a乃至#1dから出射された光の光束10a乃至10dは、反射面10a2乃至10d2で反射され、光軸L10方向へ光の光束10a乃至10dの全てが平行光束として出射するように構成されている。
そして、かかる照明装置10から出射される光の光束断面は、略円形状になる。
具体的に、図3(c)の断面図に示すように、かかる照明装置10は、光の光束10aの光束断面が扇形の光束断面12aを形成し、光の光束10bの光束断面が扇形の光束断面12bを形成し、光の光束10cの光束断面が扇形の光束断面12cを形成し、光束10dの光束断面が扇形の光束断面12dを形成する。
よって、照明装置10から出射される光によって、図3(c)の断面図に示すような、略円形状の光束断面10abcdが形成される。
ここで、図3(c)に示す略円形状の光の各光束断面12a乃至12dの間には、十字状に間隔D2が形成される。間隔D2は、図2(a)に示す光源#1aの発光面の中心点Paと光源#1bの発光面の中心点Pbとの間に間隔D1と、光源#1cの発光面の中心点Pcと光源#1dの発光面の中心点Pdとの間の間隔D1とがあるために形成されるもので、当該間隔D1を小さくするほど光束断面12a乃至12dの間に形成される間隔D2は小さくなる。
なお、本実施形態に係る照明装置10は、図4に示すように、照明装置20であってもよい。かかる照明装置20は、光源ユニット#1と、リフレクタ部材20a1乃至20b1を備えたリフレクタとを具備している。
また、照明装置20のリフレクタにおいて、リフレクタ部材20a1に反射面20a2が形成され、リフレクタ部材20b1に反射面20b2が形成されている。
また、かかる反射面20a2乃至20b2の形状は、図4に示すように、光源ユニット#1の光源#1aの発光面の中心点Pa乃至光源#1bの発光面の中心点Pbを焦点とし、光軸L20に平行な直線を回転軸とした回転放物面凹面領域を、回転軸に沿って2等分に分割した分割回転放物面の一つの形状である。
かかる照明装置20は、光源ユニット#1から出射される光の光束20a乃至20bをリフレクタの反射面20a2乃至20b2で反射させ、平行光束である光の光束20a乃至20bを出射するように構成されている。
さらに、本実施形態に係る照明装置10は、図5に示すように、照明装置30でもよい。かかる照明装置30は、3つの光源ユニット#0と、リフレクタ部材30a1乃至30c1を備えたリフレクタとを具備している。
具体的に、光源ユニット#0は、図6に示すように、固定板W1の表面に出射面を有する光源#1aが固定されている。
また、光源ユニット#0には、光源#1aの光の出射側に、光源#1aから出射される光を屈折させ、光束10aの拡がりを抑制させるレンズ#10aが配置されている。
図5に示すように、かかる照明装置30の各光源ユニット#0は、各光源ユニット#0の光源#1aにおける光の出射面の方向が、光軸L30を中心とした円周方向に回転角度が120度ずつ異なるように配置されている。
また、かかる照明装置30におけるリフレクタは、リフレクタ部材30a1に反射面30a2を形成し、リフレクタ部材30b1に反射面30b2を形成し、リフレクタ部材30c1に反射面30c2を形成している。
具体的に、かかる反射面30a2乃至30c2の形状は、図5に示すように、光源ユニット#1の光源#1aの発光面の中心点Paを焦点とし、光軸L30に平行な直線を回転軸とした回転放物面の凹面領域を、回転軸に沿って3等分に分割した分割回転放物面の一つの形状ある。
また、上述した反射面30a2乃至30c2は、それぞれの光源ユニット#0の光源#1aの出射面に対向して配置されている。
かかる照明装置30は、3つの光源ユニット#0から出射される光の光束30a乃至30cを反射面30a2乃至30c2で反射させ、平行光束である光の光束30a乃至30cを出射するように構成されている。
次に本実施形態に係る投写型表示装置の構成について図7を参照して説明する。
図7に示すように、かかる投写型表示装置は、三板型の投写型表示装置であり、光学装置100Rと、光学装置100Gと、光学装置100Bと、ダイクロイッククロスプリズム106と、投写レンズ107とを具備する。
光学装置100Rは、照明装置10Rと、インテグレータレンズ101と、偏光ビームスプリッター102と、コンデンサーレンズ103と、偏光板104と、光変調装置105とを具備する。
照明装置10Rは、上述した光源ユニット#1乃至#2から平行光束であるR色光の光束10a乃至10dを出射するように構成されている。
インテグレータレンズ101は、フライアイレンズが用いられ、照明装置10Rから出射された光の光束10a乃至10dを入射し、入射された光の光強度分布を均一化して出射するように構成されている。
偏光ビームスプリッター102は、プリズムアレイ方式による偏光ビームスプリッターであり、インテグレータレンズ101で光強度分布が均一化された光を入射し、偏光方向の揃った光を出射するように構成されている。
コンデンサーレンズ103は、偏光ビームスプリッター102で偏光方向の揃った光を入射して、集光するように構成されている。
偏光板104は、光変調装置105に対する光の入射側及び出射側に配置され、コンデンサーレンズ103で集光された光と、後述する光変調装置105で変調された光とにおいて、偏光方向の揃った光のみを透過するように構成されている。
光変調装置105は、液晶パネルが用いられ、偏光板104で偏光方向の揃った光を変調し、変調光(映像光)として出射するように構成されている。
光学装置100Gは、照明装置10Gを除いて光学装置100Rと類似する構成である。よって、照明装置10Gの構成についてのみ説明する。
照明装置10Gは、上述した光源ユニット#1乃至#2から平行光束であるG色光の光束10a乃至10dを出射するように構成されている。
光学装置100Bは、照明装置10Bを除いて光学装置100Rと類似する構成である。よって、照明装置10Bの構成についてのみ説明する。
照明装置10Bは、上述した光源ユニット#1乃至#2から平行光束であるB色光の光束10a乃至10dを出射するように構成されている。
ダイクロイッククロスプリズム106は、上述した光学装置100Rと光学装置100Gと光学装置100Bとから出射されるR色とG色とB色の各映像光を合成し、出射するように構成されている。
投写レンズ107は、ダイクロイッククロスプリズム106で合成された映像光を例えばスクリーン等の投写面に拡大投写するように構成されている。
(本実施形態に係る照明装置10及び投写型表示装置の作用・効果)
本実施形態に係る照明装置10によれば、4つの光源#1a乃至#1dから光の光束10a乃至10dを出射し、光の光量を増加させるとともに、光軸を中心とする円周上に配置されるリフレクタ部材10a1乃至10d1の反射面10a2乃至10d2で反射させ、光軸方向に出射する各光束の光束断面を扇形に形成することで、従来の照明装置を4つ使用した場合よりも、光束断面を小さくすることが可能である。
本実施形態に係る照明装置10によれば、4つの光源#1a乃至#1dから光の光束10a乃至10dを出射し、光の光量を増加させるとともに、光軸を中心とする円周上に配置されるリフレクタ部材10a1乃至10d1の反射面10a2乃至10d2で反射させ、光軸方向に出射する各光束の光束断面を扇形に形成することで、従来の照明装置を4つ使用した場合よりも、光束断面を小さくすることが可能である。
また、反射面10a2乃至10d2は、回転曲面である回転放物面及び回転楕円面を、回転軸に沿って分割した分割放物面及び分割楕円面であるので、従来の照明装置を4つ使用した場合よりも、照明装置10のサイズを小さくすることが可能である。
また、かかる照明装置10は、光源ユニット#1と光源ユニット#2とを光軸上に並置することで、反射面10a2乃至10d2を光軸方向に近づけて配置することができるので、出射する光の光束断面をより小さくすることが可能である。
よって、本実施形態に係る照明装置10によれば、照明装置のサイズや光の光束断面を増大させることなく、光の光量を増加させることができる。
また、本実施形態に係る投写型表示装置によれば、組み込まれる照明装置10のサイズや光の光路幅を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持した映像光を投写することができる。
(変更例1)
図8を参照しながら、変更例1に係る照明装置及び投写型表示装置について、第1実施形態に係る照明装置10及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図8を参照しながら、変更例1に係る照明装置及び投写型表示装置について、第1実施形態に係る照明装置10及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図8に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、単板式の投写型表示装置であり、照明装置10RGBと、インテグレータレンズ101と、偏光ビームスプリッター102と、コンデンサーレンズ103と、偏光板104と、光変調装置105と、ダイクロイッククロスプリズム106と、投写レンズ107とを具備する。
ここで、本実施形態に係る照明装置10RGB及び投写型表示装置は、照明装置10RGB及び光変調装置105を除いて、他の構成は第1実施形態と同様である。従って、主に、本実施形態にかかる照明装置10RGB及び光変調装置105について説明する。
照明装置10RGBは、R色とG色とB色との各色の平行光束の光を重ならないように時分割で切替えながら出射するように構成されている。
具体的に、照明装置10RGBは、光源ユニット#1に備えている光源#1aがR色の光を出射するように構成されており、光源#1bがB色の光を出射するように構成されており、光源ユニット#2に備えている光源#1c及び#1dがG色の光を出射するように構成されている。
なお、上述した光源#1a乃至#1dは、いずれかの光源からR色又はG色又はB色の色の異なる光を出射するように構成されていればよい。また、上述した光源#1a乃至#1dは、上述したR色及びG色及びB色の光の中で、R色の光が二つの光源(例えば光源#1a乃至#1b)から出射するように構成されていてもよいし、B色の光が二つの光源から出射するように構成されていてもよい。
また、図8に示す光学変調装置105は、照明装置10RGB出射されるR色又はG色又はB色の各色光の切り替わるタイミングに対応して光を変調し、変調光(映像光)として出射するように構成されている。
本実施形態に係る照明装置10RGBによれば、照明装置のサイズや光の光束断面を増大させることなく、光源光量を増加させることができる。
また、本実施形態に係る投写型表示装置によれば、光の光路幅を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持した映像光を投写することができる。
また、照明装置10RGBが時分割でRGBの各色光を出射することが可能なので、カラーフィルタを備える必要がなくなる。
(変更例2)
図9乃至図10を参照しながら、変更例2に係る照明装置及び投写型表示装置について、第1実施形態に係る照明装置10及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図9乃至図10を参照しながら、変更例2に係る照明装置及び投写型表示装置について、第1実施形態に係る照明装置10及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
まず、本実施形態に係る照明装置40について、図9を参照して説明する。図9に示すように、照明装置40におけるリフレクタは、リフレクタ部材10a1乃至10d1に反射面40a2乃至40d2が形成されている点において、第1の実施形態に係る照明装置10と異なる。よって、かかる反射面40a2乃至40d2について説明する。
図9に示すように、かかる反射面40a2乃至40d2の形状は、光源ユニット#1の光源#1a乃至#1dの発光面の中心点Pa乃至Pdを焦点とし、光軸L40に平行な直線を回転軸とした回転楕円面の凹面領域を、回転軸に沿って4等分に分割した分割回転楕円面の一部の形状である。
したがって、照明装置40における反射面40a2乃至40d2の形状は、照明装置10における反射面10a2乃至10d2の形状と異なる。
また、かかる照明装置40は、光源ユニット#1乃至#2から出射される光の光束40a乃至40bを反射面40a2乃至40d2で反射させ、図9に示すように、集点a乃至dへ集光光束である光の光束40a乃至40dを出射するように構成されている。
ここで、上述した集点a乃至dは、光軸L40に対して垂直な同一の平面上に存在する。したがって、光源ユニット#1における発光面の中心点Pa(又はPb)と焦点a(又はb)との間の距離と、光源ユニット#2における発光面の中心点Pc(又はPd)と焦点c(又はd)との間の距離とは、異なる。
よって、反射面40a2乃至40b2は、光源ユニット#1の光源#1a及び#1bの発光面の中心点Pa及びPbを第1の焦点とし、集点a乃至bを第2の集点とする回転楕円面#1(図示せず)の一部の形状である。
また、反射面40c2乃至40d2は、光源ユニット#2の光源#1c及び#1dの発光面の中心点Pc及びPdを第1の焦点とし、集点c乃至dを第2の集点とし、回転楕円面#1とは第1の焦点から第2の焦点の距離が異なる回転楕円面#2(図示せず)の一部の形状である。
次に、本実施形態に係る投写型表示装置について説明する。
図10に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、三板型の投写型表示装置であり、光学装置400Rと、光学装置400Gと、光学装置400Bと、ダイクロイッククロスプリズム106と、投写レンズ107とを具備する。
光学装置400Rは、照明装置40Rと、インテグレータレンズ101と、偏光ビームスプリッター102と、コンデンサーレンズ103と、偏光板104と、光変調装置105と、コリメータレンズ108とを具備する。
ここで、本実施形態に係る照明装置40及び投写型表示装置は、照明装置40及びコリメータレンズ108を除いて、他の構成は第1実施形態と同様である。従って、主に、本実施形態にかかる照明装置40R乃至40Bとコリメータレンズ108とについて説明する。
図10に示すように、照明装置40Rは、上述した照明装置40の光源ユニット#1乃至#2から集光光束であるR色光の光束10a乃至10dを出射するように構成されている。
光学装置400Gは、照明装置40Gを除いて光学装置400Rと類似する構成である。よって、照明装置40Gの構成についてのみ説明する。
照明装置40Gは上述した照明装置40の光源ユニット#1乃至#2から集光光束であるG色光の光束10a乃至10dを出射するように構成されている。
光学装置400Bは、照明装置40Bを除いて光学装置400Rと類似する構成である。よって、照明装置40Bの構成についてのみ説明する。
照明装置40Bは上述した照明装置40の光源ユニット#1乃至#2から集光光束であるB色光の光束10a乃至10dを出射するように構成されている。
コリメータレンズ108は、照明装置40R乃至40Bから出射された光を入射し、平行光束の光を出射するように構成されている。
本実施形態に係る照明装置40及び投写型表示装置によれば、照明装置40によって、光源#1a乃至#1dの4つの光源から集光光束の光を出射することが可能であり、照明装置のサイズや光の光束断面を増大させることなく、光の光量を増加させることができる。
また、本実施形態に係る照明装置40によれば、集光光束の光を出射することが可能なので、インテグレータレンズ101、偏光ビームスプリッター102、コンデンサーレンズ103等の部品を小型にすることができ、また、当該部品を組み込んだ投写型表示装置も小型化することが可能になる。
また、本実施形態に係る投写型表示装置によれば、組み込まれる照明装置のサイズや光の光路幅を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持した映像光を投写することができる。
(変更例3)
図11を参照しながら、変更例3に係る照明装置及び投写型表示装置について、変更例1に係る照明装置10及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図11を参照しながら、変更例3に係る照明装置及び投写型表示装置について、変更例1に係る照明装置10及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図11に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、変更例1に示す単板式の投写型表示装置の照明装置10RGBを、照明装置40RGBに変更し、コリメータレンズ108を具備した例である。
ここで、本実施形態に係る照明装置40RGB及び投写型表示装置は、照明装置40RGBとコリメータレンズ108とを除いて、他の構成は変形例1と同様である。従って、主に、本実施形態にかかる照明装置40RGB及びコリメータレンズ108について説明する。
照明装置40RGBは、RとGとBとの各色の集光光束の光を、重ならないように時分割で切替えながら出射するように構成されている。
具体的に、照明装置10RGBは、光源ユニット#1に備えている光源#1aがR色の光を出射するように構成されており、光源#1bがB色の光を出射するように構成されており、光源ユニット#2に備えている光源#1c及び#1dがG色の光を出射するように構成されている。
なお、上述した光源#1a乃至#1dは、いずれかの光源からR色又はG色又はB色の色の異なる光を出射するように構成されていればよい。また、上述した光源#1a乃至#1dは、上述したR色及びG色及びB色の光の中で、R色の光が二つの光源(例えば光源#1a乃至#1b)から出射するように構成されていてもよいし、B色の光束が二つの光源から出射するように構成されていてもよい。
また、図11に示すコリメータレンズ108は、照明装置40RGBから出射された光を入射し、平行光束の光を出射するように構成されている。
かかる照明装置40RGB及び投写型表示装置によれば、照明装置のサイズや光の光束断面を増大させることなく、集光光束の光の光量を増加させることができる。
また、本実施形態に係る投写型表示装置によれば、組み込まれる照明装置のサイズや光の光路幅を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持した映像光を投写することができる。
また、照明装置40RGBが時分割でRGBの各色の光を出射することが可能なので、カラーフィルタを備える必要がなくなる。
(変更例4)
図12を参照しながら、変更例4に係る照明装置及び投写型表示装置について、変更例3に係る照明装置40RGB及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図12を参照しながら、変更例4に係る照明装置及び投写型表示装置について、変更例3に係る照明装置40RGB及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図12に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、照明装置40RGBと、ロッドインテグレータ109と、コンデンサーレンズ301と、反射ミラー302及び303と、光変調装置304と、投写レンズ107とを具備する。照明装置40RGBは、変更例3に係る照明装置40RGBと同様であるため、説明を省略する。
ロッドインテグレータ109は、入射した光の照度を均一化して、出射するように構成されている。
コンデンサーレンズ301は、ロッドインテグレータ109で照度が均一化された光を入射し、集光して出射するように構成されている。
反射ミラー302及び303は、コンデンサーレンズ301で集光された光を反射して、後述する光変調装置へ出射するように構成されている。
光変調装置304は、デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、DMD)が用いられている。
ここで、DMDは、可動性を有する超小型ミラーの集合体であり、入射光を個々の鏡の反射光に応じて、表示体に映像源を形成するように構成されている。具体的に、DMDは、画素相当数の超小型ミラーが敷き詰められており、傾きが映像信号に基づいて制御された各ミラーに光を当てて反射させることで、同映像信号に対応して、光を変調するように構成されている。
投写レンズ107は、変更例3に係る投写レンズ107と同様であるため、説明を省略する。
かかる照明装置40RGB及び投写型表示装置によれば、照明装置のサイズや光の光束断面を増大させることなく、集光光束の光の光量を増加させることができる。
また、本実施形態に係る投写型表示装置によれば、組み込まれる照明装置のサイズや光の光路幅を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持した映像光を投写することができる。
また、照明装置40RGBが時分割でRGBの各色の光を出射することが可能なので、カラーホイールを備える必要がなくなる。
(変更例5)
図13を参照しながら、変更例4に係る照明装置及び投写型表示装置について、変更例4に係る照明装置40RGB及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図13を参照しながら、変更例4に係る照明装置及び投写型表示装置について、変更例4に係る照明装置40RGB及び投写型表示装置との相違点に着目して説明する。
図13に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、照明装置40RGBと、ロッドインテグレータ109と、光学系401と、光路分離プリズム系402及び409と、色分離合成プリズム系403乃至405と、光変調装置406乃至408と、投写レンズ107とを具備する。
照明装置40RGBは、RGBの各色の光を出射するが、時分割で出射しない点において、変更例4に係る照明装置40RGBとは異なる。
ロッドインテグレータ109は、変更例4に係るロッドインテグレータ109と同様であるため説明を省略する。
光学系401は、デジタル・ライト・プロセッシング(DLP(商標登録))向けの光学系が用いられており、ロッドインテグレータ109から出射された光を後述する光路分離プリズムへ出射するように構成されている。
光路分離プリズム系402及び409は、光学系401から出射された光を入射して、色分離合成プリズム系403乃至405へ反射するように構成されている。
色分離合成プリズム系403乃至405は、プリズム403と404との境界面にB色光のみを反射するダイクロイック層が形成され、プリズム404とプリズム405との境界面にR色光のみを反射するダイクロイック層が形成されている。
そして、色分離合成プリズム系403乃至405は、入射した光をRとGとBとの各色光に分離して、それぞれをR用の光変調装置407と、G用の光変調装置406と、B用の光変調装置408とへ反射するように構成されている。
また、色分離合成プリズム系403乃至405は、光変調装置406乃至408で反射されたRGBの各色光を反射によって合成し、投写レンズ107へ出射するように構成されている。
光変調装置406乃至408は、DMDが用いられており、R色光とG色光とB色光とを変調することで、変調光(映像光)を反射するように構成されている。
投写レンズ107は、色分離合成プリズム系403乃至405で合成された映像光を、例えばスクリーン等の投写面に拡大投写するように構成されている。
かかる照明装置40RGB及び投写型表示装置によれば、照明装置のサイズや光の光束断面を増大させることなく、集光光束の光の光量を増加させることができる。
また、本実施形態に係る投写型表示装置によれば、組み込まれる照明装置のサイズや光の光路幅を増大させることなく、光源光量を増加させ、従来の光利用効率を維持した映像光を投写することができる。
10…照明装置、20…照明装置、30…照明装置、40…照明装置、L10〜L40…光軸、#1〜#2…光源ユニット、#1a〜#1d…光源、10a〜10d…光束、20a〜20d…光束、30a〜30d…光束、40a〜40d…光束、11a…光束、10a1〜10d1…リフレクタ部材、10a2〜10d2…反射面、20a1〜20d1…リフレクタ部材、20a2〜20d2…反射面、30a1〜30d1…リフレクタ部材、30a2〜30d2…反射面、40a2〜40d2…反射面、#11…反射面、A…方向、B…方向、#10a〜#10d…レンズ、#11a…レンズ、12a〜12d…光束断面、10abcd…光束断面、Pa〜Pd…発光面の中心点、a〜d…焦点、D1〜D2…距離、100R…光学装置、100G…光学装置、100B…光学装置、10R…照明装置、10G…照明装置、10B…照明装置、40R…照明装置、40G…照明装置、40B…照明装置、400R…光学装置、400G…光学装置、400B…光学装置、10RGB…照明装置、40RGB…照明装置、101…インテグレータレンズ、102…偏光ビームスプリッター、103…コンデンサーレンズ、104…偏光板、105…光変調装置(液晶パネル)、106…ダイクロイッククロスプリズム、107…投写レンズ、108…コリメータレンズ、108…ロッドインテグレータ、301…コリメータレンズ、302,303…反射ミラー、304…光変調装置、402,403,404,405,409…色分離合成プリズム系、402,409…光路分離プリズム系、404,406,407,408…光変調装置(DMD)、J1…発光ダイオード、J2…リフレクタ
Claims (7)
- 複数の光源と、前記光源と同数のリフレクタ部材を含むリフレクタとを具備し、複数の光源からの光を一つの光軸方向に出射する照明装置であって、
前記リフレクタ部材の反射面は、焦点を有する回転曲面に対して、前記回転曲面の回転軸に沿って分割された分割回転曲面の凹面であり、
前記光源が光を出射する出射面は、前記リフレクタ部材の反射面の前記焦点に配置され、
前記リフレクタ部材の反射面は、前記光源の光の出射面と対向して配置され、
複数の前記リフレクタ部材は、前記光軸方向を中心とする円周上に配置されていることを特徴とする照明装置。 - 内部に空洞を有する固定板の表面に前記光源が固定された光源ユニットを具備し、
前記固定板が、複数の管を介して外部から前記空洞に供給される冷却媒体によって冷却されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 全ての前記リフレクタ部材の反射面は、回転放物面に対して、前記回転放物面の回転軸に沿って分割された分割回転放物面であり、前記光源から出射さらた光を、同一方向へ平行光束として反射することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
- 各前記リフレクタ部材の反射面は、回転楕円面に対して、前記回転楕円面の回転軸に沿って分割された分割回転楕円面であり、対向する各前記光源から出射された光を、各焦点に集光する集光光束として反射することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
- 前記固定板の表面と背面とに前記光源が固定された光源ユニットを一つ又は複数具備し、
各前記光源ユニットが前記光軸上に並置され、
各前記光源の各前記出射面が前記光軸と平行に配置されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記光源の光の出射側に、前記リフレクタ部材の反射面内に光を出射する指向性制御手段が配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照明装置。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明装置と、
前記照明装置から出射された光の光強度分布を均一化するインテグレート手段と、
前記インテグレート手段が均一化した光を変調する光変調装置と
を具備することを特徴とする投写型表示装置。
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- 2005-09-30 JP JP2005289206A patent/JP2007101732A/ja not_active Withdrawn
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