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JP2007100382A - 畳状ボード及び畳状ボードセット - Google Patents

畳状ボード及び畳状ボードセット Download PDF

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JP2007100382A
JP2007100382A JP2005291336A JP2005291336A JP2007100382A JP 2007100382 A JP2007100382 A JP 2007100382A JP 2005291336 A JP2005291336 A JP 2005291336A JP 2005291336 A JP2005291336 A JP 2005291336A JP 2007100382 A JP2007100382 A JP 2007100382A
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Tsuneji Tamiya
恒司 田宮
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Abstract

【課題】畳部屋に装飾性を付与すると共に、部屋の雰囲気を容易に変化させることができる畳状ボード及びそのセットを提供する。
【解決手段】畳状ボード1は、平板状のコア材2と、コア材2の表面から側面にかけて張られた、模様を有する布製の表面材5とを具備し、縦横の長さが半畳または一畳の畳と略同一で、厚さが畳の厚さと略同一に形成される。また、畳状ボードセットは、上記の畳状ボード1を複数備え、夫々の畳状ボード1の表面材5の模様は、相互に関連性を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、畳状ボードに及びそのセットに関するものであり、特に、従来の畳と代替可能な畳状ボード及びそのセットに関するものである。
従来より日本家屋で使用されている畳は、わらを圧縮して糸締めした畳床の表面に、イ草を用いた畳表を縫着し、更に畳表の長手方向の辺から側面にかけて縁布を配して製造されている。近年では、わらが希少になったこと等から、わら以外の材料が畳床として用いられることも増えてきているが、畳表については伝統的な仕様が継承されてきている。
上記の従来技術は、公然に実施されているものであり、出願人は、この従来技術が記載された文献を、本願出願時においては知見していない。
しかしながら、昨今では、昔ながらの畳部屋を古めかしいもの、おしゃれではないものと感じて、畳の上にカーペット等の敷物を敷きつめることも多く行われている。そのため、畳部屋のある和風家屋に居住しながら、畳独特の風合いや、畳が本来有する調湿性や弾力性等の長所が生かされていなかった。一方で、伝統的な和風建築の良さを見直し、畳を積極的に生活に取り入れる人も増えてきているが、そのような人々の間では、畳に装飾性や多様性を求める声があった。例えば、従来の畳では、装飾的な要素は縁布程度に限られ、部屋の雰囲気を変えようとしても、縁布を異なる色や柄のものに交換する程度に限られた。そのため、畳部屋の雰囲気を大きく変化させたり、個性を表現したりできるような装飾的な要素が望まれていた。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、畳部屋に装飾性を付与すると共に、部屋の雰囲気を容易に変化させることができる畳状ボード及びそのセットを提供することを課題とするものである。
上記の課題を決するため、本発明にかかる畳状ボードは、「平板状のコア材と、前記コア材の表面から側面にかけて張られた、模様を有する布製の表面材とを具備し、縦横の長さが半畳または一畳の畳と略同一で、厚さが畳の厚さと略同一に形成されている」ことを特徴として構成されている。
半畳または一畳とは、従来からの畳の半畳または一畳に相当するサイズである。畳のサイズには、江戸間、京間、団地サイズ等の種々の規格が存在するが、使用される地域等に応じ、何れの規格が採用されるものであってもよい。
コア材は、従来の畳床と同様にわら材を圧縮して形成することができる。あるいは、木質繊維や木材チップを圧縮加工した材料や発砲スチロール等の弾性材を使用することができる。更に、わら材と発砲スチロール材、木質繊維材と発砲スチロール材のように、異なる材料を積層してコア材を形成することもできる。なお、これらの材料間に、活性炭やゼオライト等の多孔質材によるシートを介在させて積層することにより、脱臭性、調湿性を備えたコア材とすることもできる。
表面材は、木綿布、麻布、化学繊維の織物、不織布等の種々の素材の布を使用することができる。この表面材は、コア材の表面から側面にかけて張られるが、例えば、側面を全面的に覆い、表面材の端部がコア材の裏面までまわり込むように張ることができる。あるいは、コア材の表面から側面の途中まで達するように、表面材を張ることができる。
表面材の模様は、表面材として使用される布に対して後から付されるものであっても、布自体に元々模様が表されているものであってもよい。例えば、布に対して、刺繍、アプリケ、押絵細工を施すことにより模様を付すことができる。また、染色、印刷、手描きにより、布に模様を付けることができる。或いは、友禅染や絣の布のように模様が表されている布や、模様や素材の異なる複数種類の布をパッチワークした布を、表面材として使用することができる。
従って、本発明の畳状ボードによれば、畳の半畳または一畳と代替して使用することにより、従来の畳にはない装飾品として、畳部屋を装飾することができる。例えば、半畳または一畳の、既存の畳の一枚或いは複数枚と交換することにより、畳の風合い、調湿性や弾力性等の長所を生かしつつ、畳部屋を装飾することができる。或いは、新築の際などに、最初から畳部屋の一部または全部を本発明の畳状ボードとすることにより、従来にはない装飾的な畳部屋とすることができる。そして、模様や布の素材の異なる本発明の畳状ボードを適宜選択することにより、従来はどの部屋も同じような雰囲気であった畳部屋を、部屋ごとに雰囲気の異なるものにすることができる。例えば、男の子用の子供部屋、女の子用の子供部屋、赤ちゃんのいる部屋、年配者の使用する部屋等で、異なる畳状ボードを使用することにより、居住者の好みや年齢等に合致した雰囲気の畳部屋にすることができる。
また、畳部屋に配された畳状ボードを、模様の異なる他の畳状ボードに交換することにより、同じ部屋であっても、容易に雰囲気を変化させ、模様替えを行うことができる。例えば、季節の変化に応じて、暖色系や寒色系の色模様を使い分けたり、慶事の際にお目出たい模様のものを使用したり、雛祭りやクリスマス等の行事の際に、その行事にちなんだ模様のものを使用したりすることができる。また、表面材の布の素材が異なる畳状ボードに交換することにより、ウール、木綿、麻、絹等の異なる感触や肌触りを楽しむこともできる。
更に、本発明の畳状ボードを複数備える場合には、従来の畳に畳状ボードを混在させる枚数や並べ方には多数の組み合わせがあるため、その変化を楽しむことができる。例えば、従来の畳を複数枚介在させて、離れた位置に本発明の畳状ボードを敷いたり、畳と畳状ボードを交互に並べたり、複数枚の畳状ボードを互いに隣接させて敷き詰めたりすることができる。この際、本発明の畳状ボードは、従来の畳の半畳または一畳とほぼ同じ大きさで、畳とほぼ同じ厚さを有するため、畳との間に段差や隙間を生じることなく設置することができる。また、畳部屋の全面に本発明の畳状ボードを敷き詰める場合にも、六畳や八畳等の従来の規格の畳部屋の大きさに適合するため、部屋の周囲に隙間を生じたり、畳状ボードが浮き上がったりすることなく使用することができる。
加えて、表面材は、畳状ボードの表面から側面にかけて張られることにより、表面材の端部が畳状ボードの表面に現れることがないため外観を損なうことがなく、居住者の起居によって表面材がはがれる恐れなく使用することができる。
また、表面材が布であることにより、畳状ボードが模様を備えることが容易となる。すなわち、従来の畳に模様を付けようとした場合、予め染色したイ草で畳表を編むことや、模様が浮き上がるような特殊な織り方で畳表を編むことが考えられるが、それでは手間もかかりコストも嵩むこととなる。また、畳表に対して直接に塗料等で模様を描いたり、模様を印刷したりすることも考えられるが、イ草を横糸に麻糸等を縦糸に編み上げられた畳表には凸凹があるため、描画や印刷がしにくい上、いったん付された模様も剥げ易いものとなる。これに対して、表面材が布である本発明の畳状ボードの場合は、刺繍糸や別布を縫着、接着することも、染色、印刷、描画することも容易であるため、畳状ボードに容易に模様を付すことができる。そして、上記のように、刺繍、アプリケ、押絵、パッチワーク等、種々の手法を用いて模様を付すことが可能であり、また、元々模様が表されている種々の布を利用することもできるため、畳状ボードに付される模様を極めて多様なものとすることができる。
また、表面材が布であることから、畳や木材等による従来の床材や、絨毯やカーペット等の従来の敷物とは、異なる感触や風合いを有する、従来にない新しい床材となる。例えば、イ草の畳表や木材の床のような、つるつるした感触や冷ややかな肌触りとは異なる感触や肌触りを有し、布の素材によってもその感触は異なるものとなる。更に、押絵細工やアプリケ等を施したものは、立体的な感触等を有することとなる。また、布の繊維は絨毯やカーペットのようにループを形成していないため、手入れや掃除のしやすい床材となる。
更に、本発明にかかる畳状ボードセットは、「上記に記載の畳状ボードを複数備え、夫々の前記畳状ボードの前記表面材の前記模様は、相互に関連性を有している」ことを特徴とするものである。
一つの畳状ボードセットの構成となる畳状ボードの枚数は限定されず、例えば、畳状ボード三枚で一セットとしたり、五枚で一セットとしたりすることができる。そして、一つのセットを構成する畳状ボードは、複数枚を同時に一つの畳部屋に使用することも、その内の一枚を使用し、セット内の他の畳状ボードに適宜交換して使用することも、セット内の個々の畳状ボードを異なる畳部屋に配して使用することもできる。
模様が有する関連性としては、例えば、一つの畳状ボードの表面を囲む四辺のうち少なくとも一辺で、同一セット内の他の畳状ボードの表面と、表面材の模様が連続するように形成されているものを挙げることができる。これらの畳状ボードは、単体で使用することも、模様が連続するように複数枚を並設して使用することもできる。或いは、同じ模様が付された畳状ボードを複数枚組み合わせて一つのセットを形成することができる。この場合は、使用する枚数や使用位置を変化させて使用することも、畳部屋に畳状ボードを敷き詰めて全面を同じ模様で統一することもできる。或いは、何らかの共通した性質を有すると認識されるような内容が模様として表されている畳状ボードを、複数組み合わせて一つのセットとするものであってもよい。例えば、四季の花々を夫々の畳状ボードに季節ごとに表したセットや、雛祭りや七夕などの節句を夫々表したセット、竜神と雷神を夫々表したセット等を挙げることができる。
従って、本発明の畳状ボードセットによれば、畳状ボードを予め複数備えておくことにより、使用している畳状ボードをセット内の他の畳状ボードと交換し、極めて容易に部屋の雰囲気を変えることができる。また、セット内の畳状ボードを単体で使用することも、複数枚を同時に使用することもできるため、使用方法が多様なものとなり、使用者の好みを反映しやすいものとなる。
以上のように、本発明の効果として、畳部屋に装飾性を付与すると共に、部屋の雰囲気を容易に変化させることができる畳状ボード及びそのセットを提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態である畳状ボードについて、図1乃至図5に基づいて説明する。本実施形態では、本発明を半畳サイズの畳状ボードに適用した場合について例示する。ここで、図1(a)は本実施形態の畳状ボードの構成を示す斜視図、図1(b)はそのA−A断面図、図2乃至図5は畳状ボードの使用方法を示す説明図である。
本実施形態の畳状ボード1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、平板状のコア材2と、コア材2の表面から側面にかけて張られた模様を有する布製の表面材5とを、主に具備して構成されている。更に詳細に説明すると、図1(a)のA−A断面図を図1(b)に示すように、コア材2は、木質繊維を圧縮して成形した繊維材2aをわら材2bで両側から挟み込んだ三層構造を有し、平板状に形成されている。なお、図1(b)の断面図では、構成を明確に示すために各層の厚さは実際のものとは異なっている。そして、コア材2の上面には、その全面を覆うように布製の表面材5が張られ、更にコア材2の側面から裏面にまわり込むように配されている。この表面材5は、コア材2の表面に接着されると共に、要所でコア材2のわら材2bに対して縫着されている。なお、表面材5は、従来の畳表のように、コア材2のわら材2bに対して全体的に縫着することもできる。
また、本実施形態では、表面材5には刺繍によって模様が表されている。そして、このように構成された畳状ボード1は、京間の半畳サイズとほぼ同一の大きさで、畳とほぼ同じ厚さに形成されている。なお、本実施形態では、畳状ボード1の上面を囲む四辺のうち対向する一対の辺に沿って、表面材5とは模様や素材の異なる縁布7が施されている。この縁布7は、更に側面から裏面にまわり込むように配され、表面材5を介してコア材2のわら材2bに対して縫着されている。
次に、本実施形態の畳状ボード1の使用方法について、図2乃至図5を用いて説明する。畳状ボード1は、図2(a)に示すように、従来の畳9の半畳と交換して使用することができる。或いは、新築の際などには、初めから畳9に本実施形態の畳状ボード1を混在させて使用することもできる。そして、このように、畳部屋に本実施形態の畳状ボード1を適用することにより、地味でシンプルな印象を与えがちな従来の畳部屋に、装飾性を付与することができる。また、その際、本実施形態の畳状ボード1は、従来の畳9の規格の半畳とほぼ同じ大きさを有し、畳9とほぼ同じ厚さを有するため、周囲の畳9との間に段差や隙間を生じることなく設置することができる。また、表面材5が布製であることから、従来の畳9や木材等による床材や、絨毯やカーペット等の敷物とも異なる感触や肌触りを楽しむことができる。なお、本実施形態の畳状ボード1は半畳サイズであるが、図2(b)に示すように、半畳の畳9と組み合わせることで、一畳分の畳9のスペースを利用して設置することもできる。
更に、従来では畳部屋はどれも同じような雰囲気であったが、畳状ボードが有する模様により、居住者の個性や好み、部屋の用途等に応じて、特有の雰囲気を有する畳部屋にすることができる。例えば、幼い子供や赤ちゃんの居る部屋に、図3(a)のような愛らしい模様を有する畳状ボード1bを設置することにより、従来の畳部屋とは全く異なる可愛らしい雰囲気を有する畳部屋となる。また、通常は、従来の畳部屋のまま使用し、行事などのある特別な機会にのみ、本実施形態の畳状ボードを畳9と交換して使用することもできる。例えば、慶事の際に、図3(b)のようなお目出たい模様を有する畳状ボード1cを設置し、喜ばしい雰囲気を演出することができる。
また、本実施形態の畳状ボード1が、複数枚の畳状ボードを備える畳状ボードセット(以下、単に「セット」という)の構成である場合は、セット内の他の畳状ボードと組み合わせて使用することができる。例えば、図4(a)に示すように、畳状ボード1が、同じモチーフを模様とする複数枚によるセット10の構成である場合は、図4(b)及び図4(c)に例示するように、複数枚の畳状ボード1を同時に使用することができる。このとき、同時に使用する枚数や並べ方には、多数の組み合わせがある。図4(b)では、四畳半の畳部屋に、三枚の畳状ボード1を対角線状に配した場合、図4(c)では、5枚の畳状ボード1をクランク状に配した場合を例示している。更に、畳状ボード1の表面材5の模様が、セット10内の他の畳状ボード1の表面材5の模様と、上面の少なくとも一辺で連続するように形成されている場合は、図4(c)に示すように、模様が連続するように並設して使用することができる。
加えて、本実施形態の畳状ボード1が、関連性を有する内容が模様として表されたセット20の構成である場合は、上記と異なる使用方法も可能となる。図5には、本実施形態の畳状ボード1が四季の草木を模様として表したセット20の構成である場合を例示する。例えば、春には、図2(a)または図2(b)のように桜花模様の畳状ボード1を設置し、季節の変化に応じてセット20内の他の畳状ボードに交換し、夏は朝顔模様の畳状ボード1d、秋はもみじ模様の畳状ボード1e、冬は椿模様の畳状ボード1fというように使用することができる。この際、予め複数の畳状ボード1,1d,1e,1fが一つのセット20として備えられているため、いつでも手軽に交換することができる。
また、複数の畳部屋を有する住宅や旅館等においては、セット20内の畳状ボードを夫々異なる部屋に設置し、桜の部屋、もみじの部屋というように、部屋の雰囲気を異なるものとすることができる。もちろん、セット20内の全ての畳状ボード1,1d,1e,1fを、同一の部屋に同時に設置して使用することもできる。
上記に説明したように、本実施形態の畳状ボード1によれば、畳9の半畳と代替して使用することにより、既存の畳9の風合い、調湿性や弾力性等の長所を生かしつつ、従来の畳9にはない装飾品として、畳部屋を装飾することができる。そして、従来はどの部屋も同じような雰囲気であった畳部屋を、部屋ごとに雰囲気の異なるものにすることができる。また、畳状ボード1を模様や布の素材等の異なる他の畳状ボードに交換することにより、従来は模様替えがしにくい印象があった畳部屋の雰囲気を、容易に変化させることができる。
更に、表面材5は、畳状ボード1の表面から裏面にかけて張られることから、表面材5の端部が畳状ボード1の表面に現れることがないため、見た目も美しく、居住者の起居により表面材5がはがれる恐れなく使用することができる。加えて、表面材5が布であることにより、刺繍等によって容易に模様を付すことができ、且つ付された模様が剥げ落ちる恐れがなく、安定したものとなる。また、表面材5が布であることから、従来の床材や敷物とも異なる感触や風合いを有する、従来にない新しい床材となる。
また、本実施形態の畳状ボード1が、同じ模様の畳状ボード1を複数備えるセット10の構成である場合は、その枚数や従来の畳との組み合わせ方、並べ方をいろいろに変化させて楽しんだり、部屋の雰囲気を模様で統一したりすることができる。そして、畳状ボード1が模様に関連性を有する畳状ボードにより構成されるセット、例えばセット20の構成である場合は、使用している畳状ボード1を他の畳状ボードと容易に交換することができ、容易に部屋の雰囲気を変えることができる。また、セット10,20内の畳状ボードは、単体で使用することも、複数枚を同時に使用することもできるため、多様な使用方法によって、使用者の好みを反映しつつ部屋を装飾することが容易となる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、畳状ボードを従来の畳の半畳サイズに形成した場合を例示したが、一畳サイズとすることもできる。また、半畳サイズの畳状ボードの複数枚で畳状ボードセットが構成される場合を例示したが、これに限定されず、一畳サイズの畳状ボードの複数枚で畳状ボードセットが構成されるものとすることができる。或いは、半畳サイズと一畳サイズの畳状ボードが組み合わされて、一つの畳状ボードセットが構成されるものとすることができる。
また、畳状ボードは、運搬や交換の際に持手となる持手部を具備するものとすることができる。例えば、畳状ボードに紐状の部材を環状に取付け、ここに手を掛けることにより、運搬や交換操作が容易なものとなる。そして、この持手部を畳状ボードの側面に取付けた場合は、畳状ボードの使用時には隣接する畳や畳状ボードとの境界に持手部が隠れ、模様が施された表面材の外観を損なうことなく使用することができる。
更に、本実施形態では、上面の一対の辺に沿って縁布が配される場合を例示したが、かかる構成に限定されない。例えば、縁布を備えないもの、上面の一辺のみに縁布が配されるもの、上面を囲む四辺全てに縁布が配されるものとすることができる。加えて、本実施形態では、表面材の模様が刺繍によって表されている場合を例示したが、これに限定されず、染色やアプリケ等の種々の手法により、或いは複数の手法の組み合わせにより、模様を付すことができる。
(a)本発明の一実施形態の畳状ボードの構成を示す斜視図である。(b)畳状ボードの構成を示すA−A断面図である。 図1の畳状ボードの使用方法を示す説明図である。 図1の畳状ボードの使用方法を示す説明図である。 図1の畳状ボードの使用方法を示す説明図である。 図1の畳状ボードの使用方法を示す説明図である。
符号の説明
1 畳状ボード
2 コア材
2a 繊維材(コア材)
2b わら材(コア材)
5 表面材
9 畳
10,20 セット(畳状ボードセット)

Claims (2)

  1. 平板状のコア材と、
    前記コア材の表面から側面にかけて張られた、模様を有する布製の表面材と
    を具備し、
    縦横の長さが半畳または一畳の畳と略同一で、厚さが畳の厚さと略同一に形成されていることを特徴とする畳状ボード。
  2. 請求項1に記載の畳状ボードを複数備え、
    夫々の前記畳状ボードの前記表面材の前記模様は、相互に関連性を有していることを特徴とする畳状ボードセット。
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