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JPH0885298A - 壁掛内装材 - Google Patents

壁掛内装材

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Publication number
JPH0885298A
JPH0885298A JP24699094A JP24699094A JPH0885298A JP H0885298 A JPH0885298 A JP H0885298A JP 24699094 A JP24699094 A JP 24699094A JP 24699094 A JP24699094 A JP 24699094A JP H0885298 A JPH0885298 A JP H0885298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
image
unit base
interior material
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24699094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitomi Yokoyama
国富 横山
Yutaka Yamawaki
豊 山脇
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP24699094A priority Critical patent/JPH0885298A/ja
Publication of JPH0885298A publication Critical patent/JPH0885298A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発泡体もしくは弾性体の裏打層を有するタイ
ルカーペット及びその類効物である繊維製生地よりなる
タイル状単位基片を新しい付加価値をもった壁掛内装材
として位置付ける。 【構成】 上記単位基片1の複数枚を隣接状に連設展開
して所定の壁掛面域となし、これら基片の全表面にユー
ザーの希望になる原画、原写真等を拡大してコンピュー
タペイントもしくは同グラフィック印刷による全体とし
て一つとして認識出来る観賞イメージ2を形成し、続い
て単位基片1を分離して夫々をユーザーの所望の壁下地
上に配位アドレスに応じた位置に固支することにより上
記観賞イメージ2を再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主として室内の壁掛内
装材に関し、少し詳しくは、繊維素材よりなるタイル状
の単位基片(典型的にはタイルカーペット)を複数個縦
横隣接状に所望の広がりの壁面上に連成展開することに
よってその全展開表面上に全体として一つとして認識出
来る絵画、イラスト、種々のパターン等、所望の観賞イ
メージを現出せんとする壁掛内装材に関する。
【0002】
【従来の技術】芸術家達の手造りの創作になる絵画、イ
ラスト等のイメージを表現した芸術的壁掛内装材を除い
て、工場生産によって商品化された壁掛内装材としては
一枚の基体(合成樹脂シート、タペストリー、ロールス
クリーン、カーテン地等)上に多色印刷によって種々の
イメージを表現したものが典型となっている。このもの
は芸術品に較べて遙にコスト安の上に、印刷技術の発展
に伴って色調、色柄、模様の表現力に富むイメージを室
内の壁面上に現出できる。
【0003】ところが、この従来技術のものはイメージ
自体がメーカー押しきせのものでユーザーの真の要求イ
メージとかけ離れていたり他の室内調度品との釣合いか
らコーディネーションに一つの不満足の場合もそこそこ
ある。之に加えて広い面積を有する一枚の基体を壁掛け
る場合、専門の工事技倆が必携で畢竟工事コストがかな
りの割高とならざるを得ない。このため、室内の調度品
の変更やユーザーの好みの変更に追従して壁掛を変えた
い要求があっても、俄かに思い切れないジレンマもあ
る。
【0004】一方、ビルのエントランスホール等の衆目
の集中するフロア材として流れ色柄模様を有するタイル
カーペットが賞用されてきている。単一なカーペットの
地色に対してこれらの流れ模様は観者に立体的な深みの
ある美的刺戟感を与えるからである。即ち、このような
流れ模様は現行のカーペット製造技術上はカーペット製
造時、カーペット送り出し方向と平行、斜交もしくは直
交する一つの連続した流れ模様をカーペット構成繊維と
は異色の繊維を編み込む(植え込む)ことによって発現
するので、全体として表(層)材の深さ全域にわたって
色彩模様感が視認されるからである。
【0005】即ち、カーペット表材にグラフィック印刷
を施すことも考えられるが、歩行者の度重なる踏擦、踏
圧によって摩耗し易いことから、高い印刷費をかけて
も、印刷イメージが踏擦、踏圧によって汚れたり、破損
するなどその保存性が悪くなる所からこれ迄、当業者に
於てはその着想が全く及ばなかったのが実情である。と
もあれ、カーペットは他の硬質床材(合板、石板、陶磁
製タイル等)や軟質床材(PVCをもって代表される合
成樹脂製タイルや同床敷)に較べてコストは高いが、踏
圧面がソフトで立体的且つ、シックである点で、近時は
床材としては急速にその需要が延びてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は主としてタ
イルカーペットの内装材としての高評価に着目し、これ
を壁面内装材として応用することに問題意識を持ち更な
る付加価値の付与を前提に種々検討した結果、壁面に素
人でも可能な安易な着脱方法で取付けられしかも取付け
たタイルカーペット全展開表面上に全体として一つとし
て認識される絵画等の観賞イメージを実現出来、このイ
メージとしてはユーザーのニードに叶う特注的要望に応
えるように、且つ全体としてかなりのコストダウンを約
すようにしたものである。別云すると本発明は、典型的
にはユニットカーペットの持つ内装材としての特性を生
かしたまま建家の壁面を絵画等のキャンパスとして利用
出来るよう図ったもので、家庭、職場、学校、店舗等に
既に潜在しているその方面の要求に広く応えるようにし
たものである。
【0007】一つの好例を挙げると、際立った印象を受
けた一つの美術写真を自宅の居間の壁面上に再現したい
とするユーザーの希望が持ち上った場合、本発明では、
ユーザーがその写真の現物をもって所望の壁面積と好み
のタイルカーペットの種類及び色合をメーカーに発注す
ると、メーカーは当該タイルカーペットの夫々に全展開
状態に於て上記美術写真の拡大写真図に相当する精緻且
つ鮮明なコンピュータグラフィック印刷による部分表現
イメージを付与して納品する。このように全体としては
一つとして認識されるが個々にはバラバラの部分イメー
ジを持ったタイルカーペットの全部がユーザーの手によ
って然るべきアドレスに対応した壁掛(吊持、吊下等)
を終えると、自宅の居間の壁面に所望の風景写真画がま
がいもなく再現出来るのである。
【0008】本発明はユニットカーペットを代表とする
も、これに均等な繊維製生地として種々の繊維の織布、
不織布、編布等の適用も可能である。
【0009】
【課題を解決するための手段】カーペットによって代表
される繊維製生地を内装材として生かすについて、広域
な面積にわたる一枚ものを用いるのではなく扱い易い寸
法に裁断したタイル状単位基片を用いること、この基片
としては比較的軽度な止着力によっても壁面より脱落し
ないよう且つ施工時の手作業を考慮して軽量なものでし
かも、繊維表材の背後に発泡体よりなる裏打層を一体的
に形成したこと、及び観賞イメージとしてユーザーの所
望する原画、原写真等の原イメージをコンピュータペイ
ンターもしくは同グラフィック印刷機によって所望の再
現面積に拡大して繊細にして緻密な色調、色柄、模様を
有する高忠実度のカラープリントで再現したこと、・・
・以上にある。
【0010】すなわち本発明はタイル状単位基片の複数
個を隣接状に所望の面域の壁下地上に連設展開固支し
て、その全展開表面上に全体として一つとして認識され
る絵画、写真、イラスト、パターン等の観賞イメージを
現出するものであって、上記各単位基片は発泡体もしく
は弾性体による裏打層を有する比較的軽量な繊維製生地
よりなり、この繊維製生地の表面に取付配位アドレスに
応じたコンピュータペインティングもしくはコンピュー
タグラフィック印刷による部分観賞イメージを具有し且
つ上記壁下地に対して接着剤、両面粘着テープ、押し止
めピンの如き簡便な着脱手段によって当該壁下地に固支
されるようなした壁掛内装材。
【0011】本発明に於て使用する繊維製生地とは天然
繊維や化学繊維の織布、不織布、編布(ニット地)もし
くはカーペット基材(ループカーペット、カットパイル
カーペット、カットアンドループカーペット)等を表材
としてその背後にウレタン、SBR、EVA(エチレン
ビニルアセテート)、PP(ポリプロピレン)等の合成
樹脂もしくは合成ゴムの発泡体或は天然ゴム、合成ゴム
によって代表される弾性体の裏打層を一体に備えてな
る。単位基片の全体の厚みを3〜10mm、繊維製生地
の目付量を1.5kg/m2 以下を目安とすることが作
業性及び固支安定性に必要な全体の軽量300〜250
0g/m2 を図る上で望ましい。
【0012】タイル状単位基片の寸法は、所望の観賞イ
メージを現出する壁面空間によっても異なるが、(縦
横)50×50cm、45×45cm、30×60c
m、45×90cm、90×90cm等の正方片、矩形
片とすることが標準であるが必要によっては正三角形
片、正多角形片その他展開連設する壁面形状に応じた種
々の単位形状とすることも出来る。
【0013】本発明で使用するコンピュータペイントも
しくはグラフィック印刷機としては、A)エアーブラシ
ュ方式もしくはB)インクジェット方式がその典型であ
る。すなわち、両者A)B)ともどもコンピュータエイ
ドによる原イメージ(原画、原写真等)の読込み→FD
への取込み→FD情報の編集→プリンタへの作業指令→
描写の手順を踏むもので、少し詳しくはイメージスキャ
ナで原イメージの読込み→三原色(黄、赤、青)に分解
と、パソコンによる原イメージのFDへの取込み→FD
情報の編集(含原イメージの所望の拡大率設定)→編集
情報よりコントローラへの作業指令と、この作業指令に
よるプリンタの駆動→描写と、云う手順となる。
【0014】違いは描写手法でA)は圧縮空気によって
画材(敷き延べられた全単位素片)上に3原色よりなる
水性顔料インクを拡散的に吹射するものである(結果と
してイメージの輪郭が少々ボケる)のに対し、後者は同
じく圧縮空気により水性顔料インクを収斂的に吹射する
ものである(結果的にイメージの輪郭が鮮明となる)。
即ち、前者A)は垂直に保持された画材に対し顔料イン
クを吹射するペンユニットから上方より下方に対してX
軸(横)及びY軸(縦)方向に移動走査する間にペイン
ト印刷を行うのに対し、後者B)は画材が一方向に相対
移動し、この間に顔料インクを噴射してグラフィック印
刷をする仕組みとなっている。A)のペイント印刷機と
して市販のものは、エルエイシー(株式会社LAC)社
(東京都町田市小山町)の商品名「ミケランジェロ」、
またB)のグラフィック印刷機としては桜井株式会社
(東京都台東区東上野)の製造になる商品名「ハイパー
サイン」が市場入手性がある。もとより、本発明では
この2機のものに限定されることなく、他の市販のコン
ピュータエイドのペインター、グラフィックプリンター
の適用を除外するものではない。
【0015】これら印刷機による印刷は一旦乾燥される
と、室内の通常の湿分、温度、煙分等によってはにじん
だり、垂れ落ちたり、剥がれたり、汚れたりすることな
く長期にわたって原印刷イメージを保存出来る。これは
もともとこれら印刷は全天候下に露出型の屋外看板、デ
ィスプレイ等の精緻な印刷に向けられた印刷方式及びそ
れ専用のインクの開発による為である。壁掛の場合は床
タイルのように表面を擦過する踏圧が付与されないので
湿分、温度以外のイメージ損傷要因は考えられないが、
安全を慮ってその表面に薄い透明なオーバーレイヤを定
着させることも出来る。一例としてアクリル、ウレタ
ン、SBR、PP、EVA等の透明な樹脂や合成ゴムを
薄く(0.03mm程度)吹付け定着する。
【0016】単位基片を壁面に連成固支する手段とし
て、接着剤、両面粘着テープもしくは押し止めピン等の
簡易な着脱手段の適用を可能としている。すなわち、既
述のように単位基片は軽量である上に、発泡体の裏打層
が付備されているので、壁下地の性状に応じて上述のう
ちのいづれかを選出して固支することが出来る。また取
り外す場合も工具等を要さずに手作業によって容易に外
せる。メーカーから納品された単位基片の集合よりなる
全体面積が実際の壁掛面積より大である場合はカッター
の類で外縁を所定の寸法で裁断除去するが、この際手際
が悪くて断裁外縁に凹凸が生まれても、これは実際に壁
面に連成するときに、直線性の悪い所を矯正する力を支
えると裏打層の弾性変形によって相応に修正されるの
で、見た目に不体裁を与えるおそれはない。
【0017】
【作用】コンピュータペインティングもしくはコンピュ
ータグラフィック印刷機を用いることによってユーザー
の希望する原イメージは所望の壁面域に対応する拡大率
に拡大されるので、単位基片を隣接上に敷き詰めた状態
にて同印刷機を用いてその上に色調、色柄、模様の高忠
実度の観賞イメージを再現出来る。
【0018】次にこの印刷を終えた各単位基片をバラバ
ラに分離してユーザーに供給すれば、ユーザーは各基片
を夫々のアドレスに対応した壁面位置に隣接状に展開固
支することにより全体として一つに認識され得る観賞用
イメージが再現出来る。単位基片は扱い易い寸法、例え
ば50×50cm、30×60cm等、に裁断されて軽
量のものであるから連設展開作業が容易である上に、発
泡体もしくは弾性体による裏打層を有しているので、施
工の際、壁面の凹凸面に対してもよく馴染むのはもとよ
り、隣接単位基片相互端縁を圧接するように突き合せれ
ば、弾性変形によって当該境界に隙間を作らず、素人工
法によっても見映えのよい仕上げが可能となる。加え
て、単位基片の軽量なこと及びこの裏打層の故に接着
剤、両面粘着テープ、押しピンの如き簡易な着脱手段に
よってスピーディな施工が出来る。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて具体的に説明する。 (実施例1) a)対応図・・・図1、2及び4 b)単位基片1・・・90×90cmの正方形のもので
繊維製生地11としてはポリエステル繊維の不織布で目
付量は180〜380g/m2 のものを用い、裏打層1
2としては発泡ポリウレタン(発泡倍率、×8)を使用
して全厚5〜8mm、重量640gの基片1を得た。 c)印刷・・・図2の如く上記単位基片1を都合12
個、上下3段、横4段に隣接状に連設展開して、その表
面に「ミケランジェロ」によって三保の松原と富士山の
自然風景の観賞イメージ2を多色カラーでペイント印刷
し、各単位基片1表面に配位アドレスに相当する部分イ
メージ21を付与する(図1、2)
【0020】d)壁掛け・・・c)の印刷乾燥後、各単
位基片1・・・をバラバラに分けて施工現場に運搬し、
木造家屋の和風応接間の木質壁下地11に対し、両面粘
着テープ31(図4)をもって所定の配位アドレスに従
って展延固支した。この作業に於て既述の如く隣接する
基片1−1・・・間の端縁同志を突き合せ方向に圧接す
ると、端縁間に隙間なしで連設出来、基片間の観賞イメ
ージ2に不連続な境界を作ることがないため仕上がりの
よいものが得られた。原イメージとなった小さな同風景
画が応接間の270×360cm=972cm2 (=
9.72m2 )の壁面上に、繊維製生地を背景として精
緻なカラーペイントされた観賞イメージとして実現した
こと並びにその壁掛け作業が素人によって安易且つ低コ
スト(粘着テープ代程度)で実施出来たことはまさに評
価に値する。
【0021】(実施例2) a)対応図・・・図3及び5 b)単位基片1・・・60×60cmの正方形片及び6
0×90cmの矩形片で、繊維製生地11としてはナイ
ロンループカーペット(ループ目付量300g〜1kg
/m2 、ループ本数1/10)を用い、裏打層12とし
てはPVCの発泡体(発泡倍率×5)を採用し、全厚8
mm程度、重さ700gの単位基片を得た。なお図中の
13はカーペット基布である。 c)印刷・・・上記単位基片1のうち60×60cmを
12ヶ、60×90cmを6ヶ、合計18ヶを図3の如
く横長矩形状に展開配列して、(実施例1)と同様、
「ミケランジェロ」によって左側に川柳文字、右側に対
応する柳の木、蛙、草木及び池の水彩画を観賞イメージ
2として淡い多色カラーと黒文字でペイント印刷した。
これにより各単位基片1は応分の部分イメージ21を備
えることとなる(図3)。
【0022】d)壁掛け・・・c)の印刷乾燥後、各単
位基片1・・・を分離して施工現場に持ち運び、10畳
の和室の床の間の壁面に図3と同じ配列に連設展開する
よう各単位基片1をその配位アドレスに従って押し止め
ピン32(図5)をもって裏打層12と壁下地Wとの間
に挿通して順次固支し、全体として756m2 の面域
に、和室とコーディネーションのよい風流な観賞イメー
ジ2を再現することが出来た。取付作業や手間代も簡
易、極低コストであったことは云う迄もない。この例は
手許の小さな原画からはとても感得出来ない風流感が和
室と調和して粋な居間空間を醸し出すことが出来た。
【0023】以上の実施例の他に身の廻りの繊維製生地
として見映えのよいものとして椅子の座張りとして多用
されているニット編地が好んで使用され得る。これは、
その比較的粗い編目模様が観賞イメージに重畳して立体
的繊維模様を添えるからである。観賞イメージとしては
居間や調度品とのコーディネーションに於て多種多様な
ものが選出出来る。実施例2のものは住宅会社の和室用
に大きな評価を得るであろうし、この他、子供部屋の壁
面にディズニーランドやお伽の国の写真や絵を再現する
のも好き組み合せとなろう。
【0024】いづれにせよ本発明によれば壁面をキャン
パス代りに活用することが出来るので観賞イメージの選
出は身近な写真、絵はもとよりイラストやパターンに及
ぶ広い範囲の選択が可能であることは興味の深い所であ
る。
【0025】
【発明の効果】叙述した所から理解された如く、本発明
によると、タイルカーペットをもって代表される繊維製
生地よりなるタイル状単位基片の表面に所望の観賞イメ
ージをコンピュータペインティングもしくは同グラフィ
ック印刷によって部分表現して、全体の単位基片を所定
の配列に連設展開した際、全体として一つとして認識出
来る観賞イメージを壁下地上に再現するようにしたの
で、ユーザー直接の希望イメージをモザイク張り風の手
作業によって実現出来且つ簡便な着脱手段の採用により
専門業者の手を煩わさないで済むのでコストを著減出来
る。
【0026】そして単位基片の背後には発泡体もしくは
弾性体による裏打層が付備されているので上記施工の際
の壁下地面との馴染みがよく且つ隣接境界に隙間を作ら
ない平坦にして断続部分のない連続的なイメージ表現が
可能となる。更に精緻にしてカラフルな高忠実度の印刷
イメージと、背後の繊維模様との綾なすシックにして深
みのあるイメージが居間、応接室等の美的価値を増幅す
る。以上の如く、本発明は従来品にはみられない審美的
且つ実用的な壁掛内装材を提供したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の単位基片の部分切欠斜視図。
【図2】同実施例1の単位基片の展開状態の正面図。
【図3】本発明実施例2の単位基片の展開状態の正面
図。
【図4】図2の部分拡大縦断面図。
【図5】図3の部分拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 単位基片 11 繊維製生地 12 裏打層 13 カーペット基布 2 観賞イメージ 21 部分イメージ 3 着脱手段 31 両面粘着テープ 32 押し止めピン W 壁下地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイル状単位基片(1)の複数個を隣接
    状に所望の面域の壁下地(W)上に連設展開固支して、
    その全展開表面上に全体として一つとして認識される絵
    画、写真、イラスト、パターン等の観賞イメージ(2)
    を現出するものであって、上記各単位基片(1)は発泡
    体もしくは弾性体による裏打層(12)を有する比較的
    軽量な繊維製生地(11)よりなり、この繊維製生地
    (11)の表面に取付配位アドレスに応じたコンピュー
    タペインティングもしくはコンピュータグラフィック印
    刷による部分観賞イメージ(21)を具有し且つ上記壁
    下地(W)に対して接着剤、両面粘着テープ、押し止め
    ピンの如き簡便な着脱手段(3)によって当該壁下地
    (W)に固支されるようなした壁掛内装材。
  2. 【請求項2】 繊維製生地(11)がタイルカーペッ
    ト、観賞イメージ(2)が原イメージの拡大イメージで
    ある請求項1記載の壁掛内装材。
  3. 【請求項3】 繊維製生地(11)が天然繊維もしくは
    化学繊維の織布、不織布及びニット編布のいづれかであ
    る請求項1の壁掛内装材。
  4. 【請求項4】 裏打層(12)がポリウレタン、PV
    C、SBR、EVAもしくはPPの発泡体よりなる請求
    項1乃至3いづれか記載の壁掛内装材。
  5. 【請求項5】 単位基片(1)の全重量が300〜25
    00g/m2 である請求項4記載の壁掛内装材。
JP24699094A 1994-09-14 1994-09-14 壁掛内装材 Pending JPH0885298A (ja)

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