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JP2007093652A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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JP2007093652A
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Haruki Oe
晴樹 大江
Kiyoshi Toma
清 當摩
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Abstract

【課題】車載カメラ等に適用されるレンズ駆動装置において、昼間及び夜間に応じた合焦動作を行うようにする。
【解決手段】レンズGを保持し光軸方向Lに移動自在に支持されたレンズ枠20、レンズGの後方に配置された撮像素子80に対してレンズ枠20を光軸方向Lの異なる位置に切り替えて合焦させる切替機構を備え、この切替機構は、レンズ枠20を、可視光線に対して合焦させる第1合焦位置と、赤外線に対して合焦させる第2合焦位置とに切り替える。したがって、昼間等に可視光線領域で撮影を行う場合はレンズ枠20(レンズ)を第1合焦位置に移動させ、夜間等に赤外線領域で撮影を行う場合はレンズ枠20(レンズ)を第2合焦位置に移動させる。これにより、昼間(可視光線の波長領域)及び夜間(赤外線の波長領域)において、良好な撮影画像を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動装置に関し、特に、車等に搭載される撮像素子を備えた車載カメラあるいは監視カメラ等に適用されるレンズ駆動装置に関する。
車のバックモニターに適用される従来の車載カメラとしては、レンズ、レンズの後方に配置されると共に赤外領域の波長の光に感度を有する撮像素子、レンズ及び撮像素子を囲繞するケース、ケースの前面でレンズの周りに配置された赤外LED等を備え、夜間などの周囲が暗い環境下において赤外LEDを点灯させても、車外にいる人を幻惑することなく、車後方の撮影を行うことができるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、被写体光がレンズを通過して撮像素子に結像する際に、レンズの枚数が少ない光学系においては、昼間等における可視光領域と夜間等における赤外光領域とでは、結像面に焦点が合う合焦位置が異なるため、レンズの光軸方向の位置を補正しないと、明瞭な撮影画像を得ることはできない。
特開2003−127771号公報
本発明は、上記従来技術の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡略な構造にて、装置の小型化、軽量化等を図りつつ、特に、監視カメラ、車載カメラ等に適用されて、昼間及び夜間において被写体を良好に撮影するために撮像素子に対するレンズの位置を切り替えることのできるレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズを保持し光軸方向に移動自在に支持されたレンズ枠と、レンズの後方に配置された撮像素子に対してレンズ枠を光軸方向の異なる位置に切り替えて合焦させる切替機構と、を備えたレンズ駆動装置であって、上記切替機構は、レンズ枠を、可視光線に対して合焦させる第1合焦位置と、赤外線に対して合焦させる第2合焦位置とに切り替える、ことを特徴としている。
この構成によれば、切替機構は、可視光線の波長領域で撮影を行う場合は、レンズ枠(レンズ)を第1合焦位置に移動させて位置決めし、赤外線の波長領域で撮影を行う場合は、レンズ枠(レンズ)を第2合焦位置に移動させて位置決めする。これにより、昼間(可視光線の波長領域)及び夜間(赤外線の波長領域)において、良好な撮影画像を得ることができる。
上記構成において、レンズ枠を光軸方向に案内する筒状部材を含み、切替機構は、レンズ枠に対して光軸方向にカム作用を及ぼすべく筒状部材に回動自在に支持されたカムリングと、カムリングを回転駆動する駆動機構と、を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、駆動機構により、筒状部材に支持されたカムリングを所定の角度位置に回転させると、そのカム作用によりレンズ枠(レンズ)が可視光線に対して合焦する第1合焦位置と、赤外線に対して合焦する第2合焦位置と、のいずれかの位置に切り替えられて位置付けられる。すなわち、被写体に対して、主として可視光線が照射される場合は第1合焦位置にレンズ枠を位置付け、主として赤外線が照射される場合は第2合焦位置にレンズ枠を位置付けることにより、良好な撮影を行うことができる。ここでは、切替機構として、筒状部材の周りを回動するカムリング及び駆動機構を採用しているため、構造を簡略化でき、装置を小型化、軽量化することができる。
上記構成において、駆動機構は、第1合焦位置及び第2合焦位置の一方に対応する位置にカムリングを回転付勢する弾性体と、弾性体の付勢力に抗して第1合焦位置及び第2合焦位置の他方に対応する位置にカムリングを回転させる電磁アクチュエータと、を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、電磁アクチュエータが停止した状態で、カムリングは、弾性体により付勢されて第1合焦位置及び第2合焦位置の一方に対応する位置に位置決めされている。そして、電磁アクチュエータが通電されて作動すると、弾性体の付勢力に抗して、カムリングは、第1合焦位置及び第2合焦位置の他方に対応する位置に回転して位置決めされる。一方、電磁アクチュエータの通電が断たれると、弾性体の付勢力により、カムリングは元の位置(第1合焦位置及び第2合焦位置の一方に対応する位置)に戻る。このように、駆動機構として一方向においてのみ電磁駆動力を及ぼす電磁アクチュエータを採用するため、制御回路が簡単になると共に節電を行うことができる。
上記構成において、カムリングは、径方向外向きに突出する被動レバーを有し、電磁アクチュエータは、往復動する駆動ロッドを有し、駆動ロッドは、被動レバーに連結されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、カムリングの被動レバーに電磁アクチュエータの駆動ロッドを連結することにより駆動機構が形成されるため、組み付けを容易に行うことができ、構造をより簡素化することができる。
上記構成において、電磁アクチュエータを少なくとも駆動制御する制御手段を含み、制御手段は、車のヘッドランプが点灯し、かつ、車が後退可能な状態にあるときに、電磁アクチュエータを駆動させる、構成を採用することができる。
この構成によれば、このレンズ駆動装置が車載カメラ(バックモニター用)に適用された場合において、夜間等の環境下でヘッドランプが点灯しかつ車が後退する際に、制御手段が電磁アクチュエータを駆動させて、レンズ枠(レンズ)を赤外線に対応する第2合焦位置に移動させて位置決めする。このように、車の運転状態に応じて、レンズを確実に合焦させるため、車後方の鮮明な撮影画像を得ることができる。
上記構成において、レンズの前方被写体に向けて赤外線を発する照明手段を含み、制御手段は、車のヘッドランプが点灯し、かつ、車が後退可能な状態にあるときに、電磁アクチュエータを駆動させると共に照明手段を点灯させる、構成を採用することができる。
この構成によれば、このレンズ駆動装置が車載カメラ(バックモニター用)に適用された場合において、夜間等の環境下でヘッドランプが点灯しかつ車が後退する際に、制御手段が電磁アクチュエータを駆動させてレンズ枠(レンズ)を赤外線に対応する第2合焦位置に移動させて位置決めすると共に赤外線を発する照明手段を点灯させる。したがって、赤外光の照射により、より鮮明な撮影画像を得ることができる。
上記のように、本発明のレンズ駆動装置によれば、簡略な構造にて、装置の小型化、軽量化等を達成しつつ、特に、監視カメラ、車載カメラ等に適用されて、昼間及び夜間において被写体を良好に撮影し得るレンズ駆動装置を提供することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図6は、本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の外観斜視図、図2は装置の正面図、図3は装置の一部を省いた分解斜視図、図4は装置の一部をなすカムリングの展開図、図5及び図6は装置の断面図である。
このレンズ駆動装置は、図1ないし図3に示すように、光軸方向Lに伸長する(軸線をもつ)筒状部材10、筒状部材10の前方側に収容されるレンズ枠20、筒状部材10の外周面に対して回動自在に設けられてレンズ枠20を光軸方向Lの所定位置に移動させる切替機構の一部をなす環状のカムリング30、同様に筒状部材10の外周面を取り囲むように設けられたコイルスプリング40、コイルスプリング40を圧縮して押える押え部材50、カムリング30に連結されて切替機構(駆動機構)の一部をなす電磁アクチュエータ60、カムリング30に連結されて駆動機構の一部をなす弾性体としてのバネ70、図5及び図6に示された筒状部材10の後方側に配置された撮像素子としてのCCD80等を備えている、尚、この装置は、CCD80を含むためカメラユニットを構成するが、CCD80は別個に取り付けられるようになっていてもよい。
筒状部材10は、図3に示すように、光軸方向Lの前方側Fに位置する円筒部11、光軸方向Lの後方側Rにおいて円筒部11と一体的に形成された矩形状の接合部12等により形成されている。
円筒部11は、その径方向に貫通すると共に光軸方向Lに伸長しかつ前方側Fに開口する3つのガイド孔11a、その前端面において前方に向けて突出する3つの突起11b、後述するレンズ枠20の円筒部21を摺動自在に案内する内周面11c、カムリング30を回動自在に支持する外周面11d等を備えている。
3つのガイド孔11aは、周方向において等角度(120度)の間隔で形成されており、3つの突起11bは、3つのガイド孔11aに対して60度ずれた位置で周方向に等角度(120度)の間隔で形成されている。
接合部12には、図5及び図6に示すように、CCD80及びガラスプレート81を保持する略矩形状の保持部材82が連結されている。
レンズ枠20は、図1、図2、図5、図6に示すように、内部にレンズGを保持する円筒部21、円筒部21の外周面から径方向外側に向けて突出する3つの突出部22、内周面から内側に突出する突起23等により形成されており、レンズGの前方には所定の口径をなす円形の開口部24aを画定する開口板24が設けられている。尚、開口板24は、レンズ枠20に形成された突起23により位置決めされて固定されている。
円筒部21は、図5及び図6に示すように、その外周面21aが筒状部材10の円筒部11の内周面11cに嵌め込まれ(内嵌され)て、光軸方向Lに摺動自在に支持されている。3つの突出部22は、周方向において等角度(120度)の間隔で形成されており、筒状部材10のガイド孔11aに挿通されて、周方向においてガタツキが無く光軸方向Lにのみ往復動自在に案内されるようになっている。また、突出部22は、それぞれ、後方側の側面22aが後述するカムリング30のカム面33に係合し、前方側の側面22bが環状の座金41を介してコイルスプリング40の一端部に係合するようになっている。
カムリング30は、図1、図2、図4、図5及び図6に示すように、環状部31、環状部31の外周面から径方向外側に突出すると共に光軸方向Lに伸長する被動レバー32、環状部31の前端面に形成された3つのカム面33等を備えている。
そして、カムリング30は、環状部31が、筒状部材10(保持部12)の前端面12aに当接した状態で筒状部材10(円筒部11)の外周面11dに外嵌されて、回動自在に支持されている。
3つのカム面33は、それぞれレンズ枠20の3つの突出部22(側面22a)を受けて光軸方向Lにカム作用を及ぼすものであり、図4に示すように、基準面となるカム面33aと所定のカム高さをもつカム面33bと、両者を連結する傾斜面33cとにより形成されている。そして、カム面33aが、レンズG(レンズ枠20)を可視光線の領域に対して合焦させる第1合焦位置に位置決めする可視光撮影領域A1に対応し、カム面33bが、レンズG(レンズ枠20)を赤外線の領域に対して合焦させる第2合焦位置に位置決めする赤外線撮影領域A2に対応するようになっている。
被動レバー32は、図1ないし図3、図5、図6に示すように、環状部31から径方向外向きに突出すると共に光軸方向Lの前方に向けて屈曲するように形成されている。そして、被動レバー32には、連結バー63を介して、電磁アクチュエータ60の駆動ロッド62及びバネ70が連結されている。
すなわち、被動レバー32に対して、電磁アクチュエータ60の駆動力又はバネ70の付勢力が及ぼされることで、カムリング30が所定の角度位置に回転させられるようになっている。
このように、カムリング30の被動レバー32に電磁アクチュエータ60の駆動ロッド62を連結することにより駆動機構が形成されるため、組み付けを容易に行うことができ、構造をより簡素化することができる。
コイルスプリング40は、図1、図3、図5、図6に示すように、筒状部材10(円筒部11)の外周面11dを取り囲むように、座金41を挟んで3つの突出部22に隣接して取り付けられ、押え部材50により、所定の付勢力を発生するように圧縮された状態に保持されている。したがって、コイルスプリング40は、レンズ枠20の突出部22(側面22b)を光軸方向Lの後方側Rに向けて付勢し、突出部22(側面22a)をカム面33に対して常に接触させるように作用する。
押え部材50は、図1、図2、図3、図5、図6に示すように、環状に形成されており、その内周面において3つの切欠き部51を備えている。3つの切欠き部51は、周方向において等角度(120度)の間隔で形成されており、筒状部材10(円筒部11)の3つの突起11bをそれぞれ受け入れるものである。すなわち、押え部材50は、切欠き部51に突起11bを嵌め込むことで筒状部材10に連結され、コイルスプリング40も圧縮した状態に容易に組み付けられる。
電磁アクチュエータ60は、励磁用のコイル及び磁石等を含む本体部61、本体部61に対して出没自在に往復動する駆動ロッド62、駆動ロッド62に連結された連結バー63等を備えている。
そして、励磁用のコイルが通電されると、電磁駆動力が発生して、駆動ロッド62が本体部61に没入する方向に移動して、被動レバー32を図2中の右向きにすなわちカムリング30を時計回りR2に回転させるように電磁駆動力を及ぼし、コイルへの通電が断たれると、その電磁駆動力が消滅し、駆動ロッド61は、バネ70の付勢力により図2中の左向きにすなわち本体部61から突出する方向に移動するようになっている。
このように、駆動機構として一方向においてのみ電磁駆動力を及ぼす電磁アクチュエータ60を採用するため、制御回路が簡単になると共に節電を行うことができる。
バネ70は、図1及び図2に示すように、コイル状に形成された引っ張りバネであり、その一端が連結バー63に掛止され、その他端が装置を固定する部材(不図示)に掛止されている。そして、被動レバー32を図2中の左向きにすなわちカムリング30を反時計回りR1に回転させるように付勢力を及ぼしている。
次に、この装置の動作について、図5及び図6を参照しつつ説明する。
先ず、図2に示すように、電磁アクチュエータ60が非通電の状態で、カムリング30がバネ70の付勢力により反時計回りR1の回転端に位置決めされるとき、レンズ枠20の(図4において二点鎖線で示す)突出部22には、図4に示すように、カムリング30のカム面33aが作用して、レンズ枠20(レンズG)は、図5に示すように光軸方向Lにおいて後退した第1合焦位置(CCD80に近づいた位置)にある。この状態では、可視光線の波長領域でCCD80の結像面に焦点が合うため、被写体に対して可視光線が照射される(昼間等の)環境下において、鮮明な撮影画像を得ることができる。
一方、被動レバー32に時計回りR2の駆動力が及ぼされて、カムリング30が時計回りR2に回転して回転端に移動すると、レンズ枠20の(図4において実線で示す)突出部22には、図4に示すように、カムリング30のカム面33bが作用して、レンズ枠20(レンズG)は、図6に示すように、光軸方向Lの前方に所定量だけ繰り出された位置(CCD80から遠のいた位置)にある。この状態では、赤外線の波長領域でCCD80の結像面に焦点が合うため、被写体に対して例えば赤外線が照射されるような環境下において、鮮明な撮影画像を得ることができる。
図7は、上記レンズ駆動装置Mが、車(自動車)のバックモニターシステムに含まれる車載カメラに適用される場合のシステム図を示すものである。
すなわち、このバックモニターシステムは、種々の情報に基づいてレンズ駆動装置Mの駆動制御を含む種々の制御を司る制御手段としての制御回路100、レンズ駆動装置Mを駆動する駆動回路101、CCD80により撮影された画像を処理する画像処理回路102、撮影された画像を表示するバックモニター103、赤外線を照射する照明手段としての赤外ランプ104、赤外ランプをオンオフさせる赤外ランプスイッチ回路105、ヘッドラップ106をオンオフさせるヘッドランプスイッチ回路107、ヘッドランプスイッチ108、トランスミッション又はシフトレバー109が前進のギヤ位置状態かあるいは後退のギヤ位置状態か等を検出するギヤ位置検出回路110等を備えている。
すなわち、このバックモニターシステムにおいて、制御回路100は、ヘッドラップスイッチ回路107及びギヤ位置検出回路110の情報に基づいて、車のヘッドランプ106が点灯しかつ車が後退可能な状態(バックギヤに入った状態)にあると判断したときは、電磁アクチュエータ60を駆動させて、カムリング30を時計回りにR2に回転させ、レンズ枠20(レンズG)を第2合焦位置に位置決めすると共に、赤外ランプスイッチ回路105に指令信号を発して、赤外ランプ104を点灯させる。
すなわち、車が夜間等の環境下で後退する状態にある場合に、被写体が赤外線で照射されると共に、レンズ枠20(レンズG)が赤外線の波長領域でCCD80と焦点が合う状態に位置決めされるため、より鮮明な撮影画像が得られ、運転者は誤認することなく安全な運転を行うことができる。
尚、赤外ランプ104による照射は必ずしも必要ではなく、より鮮明に撮影するという点で赤外ランプ104を付加した方が好ましい。
上記実施形態においては、切替機構として、筒状部材10に回動自在に支持されるカムリング30を含む構成を示したが、これに限定されるものではなく、レンズ枠20(レンズG)を可視光線の波長領域と赤外線の波長領域にそれぞれ合焦させるものであれば、その他の機構を採用することができる。
上記実施形態においては、レンズ駆動装置を車のバックモニターシステムに適用した場合を示したが、これに限らず、監視カメラ等に適用してもよい。
以上述べたように、本発明のレンズ駆動装置は、小型化、軽量化が達成されつつ、昼間及び夜間において被写体を良好に撮影することができるため、監視カメラ、車載カメラ等に適用できるのは勿論のこと、可視光線及び赤外線にて適宜焦点合わせを要するその他のカメラシステムにおいても有用である。
本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示す正面図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。 切替機構の一部をなすカムリングの展開図である。 レンズ枠が後退した第1合焦位置にある状態を示す装置の断面図である。 レンズ枠が前進した第2合焦位置にある状態を示す装置の断面図である。 本発明に係るレンズ駆動装置が車のバックモニターシステムに適用された場合のシステム図である。
符号の説明
L 光軸方向
F 前方側
R 後方側
G レンズ
10 筒状部材
11 円筒部
11a ガイド孔
11b 突起
12 接合部
20 レンズ枠
21 円筒部
22 突出部
23 突起
24 開口板
24a 開口部
30 カムリング(切替機構)
31 環状部
32 被動レバー
33(33a,33b,33c) カム面
40 コイルスプリング
41 座金
50 押え部材
60 電磁アクチュエータ(切替機構、駆動機構)
61 本体部
62 駆動ロッド
63 連結バー
70 バネ(弾性体、駆動機構)
80 CCD(撮像素子)
81 ガラスプレート
82 保持部材
100 制御回路(制御手段)
101 駆動回路
102 画像処理回路
103 バックモニター
104 赤外ランプ(照明手段)
105 赤外ランプスイッチ回路
106 ヘッドランプ
107 ヘッドランプスイッチ回路
108 ヘッドランプスイッチ
109 トランスミッション(又はシフトレバー)
110 ギヤ位置検出回路

Claims (6)

  1. レンズを保持し光軸方向に移動自在に支持されたレンズ枠と、前記レンズの後方に配置された撮像素子に対して前記レンズ枠を光軸方向の異なる位置に切り替えて合焦させる切替機構と、を備えたレンズ駆動装置であって、
    前記切替機構は、前記レンズ枠を、可視光線に対して合焦させる第1合焦位置と、赤外線に対して合焦させる第2合焦位置とに切り替える、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記レンズ枠を光軸方向に案内する筒状部材を含み、
    前記切替機構は、前記レンズ枠に対して光軸方向にカム作用を及ぼすべく前記筒状部材に回動自在に支持されたカムリングと、前記カムリングを回転駆動する駆動機構と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記駆動機構は、前記第1合焦位置及び第2合焦位置の一方に対応する位置に前記カムリングを回転付勢する弾性体と、前記弾性体の付勢力に抗して前記第1合焦位置及び第2合焦位置の他方に対応する位置に前記カムリングを回転させる電磁アクチュエータと、を含む、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記カムリングは、径方向外向きに突出する被動レバーを有し、
    前記電磁アクチュエータは、往復動する駆動ロッドを有し、
    前記駆動ロッドは、前記被動レバーに連結されている、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記電磁アクチュエータを少なくとも駆動制御する制御手段を含み、
    前記制御手段は、車のヘッドランプが点灯し、かつ、車が後退可能な状態にあるときに、前記電磁アクチュエータを駆動させる、
    ことを特徴とする請求項4記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記レンズの前方被写体に向けて赤外線を発する照明手段を含み、
    前記制御手段は、車のヘッドランプが点灯し、かつ、車が後退可能な状態にあるときに、前記照明手段を点灯させる、
    ことを特徴とする請求項5記載のレンズ駆動装置。

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