JP2007086658A - 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】現像剤担持体41と現像剤規制部材42の略近傍且つ略下方の現像剤の循環を規制する現像剤循環規制部材70を現像容器44内に上部より配設する。現像剤循環規制部材70の形状が長手方向において中央領域と端部領域とで形状が異なる。
【選択図】図1
Description
現像容器と、
前記現像容器の開口部に回転自在に配設され、像担持体に対向して静電潜像を現像する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材と、
前記現像容器内の上部に、前記像担持体の少なくとも画像域に渡って配設された、前記現像容器内の現像剤の循環を規制する現像剤循環規制部材と、
を有し、
前記現像剤循環規制部材の前記現像剤担持体側の端部が、前記現像剤担持体の中心と前記現像剤規制部材の前記現像剤担持体側の端部を結ぶ線を基準線として、前記現像剤担持体の中心からその回転方向上流側に40°以内にあり、
かつ前記現像剤担持体の中心と前記現像剤循環規制部材の前記端部との距離が、前記現像剤担持体の中心と前記現像剤規制部材の前記端部とのなす線分を半径にもつ円弧から6.0mm以内で、前記現像剤規制部材の端部と前記現像剤担持体の中心との距離よりも大きい領域にあり、
前記現像剤循環規制部材の現像剤担持体側の側面が、前記現像剤循環規制部材の端部から前記基準線まで伸延しており、
前記現像剤循環規制部材が、長手方向において中央領域と端部領域で形状が異なることを特徴とする。
図2は本実施例における画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置は、電子写真方式、プロセスカートリッジ着脱式のレーザビームプリンタである。このプリンタにはパソコン・画像読取装置等の外部ホスト装置(不図示)を接続してある。そして、プリンタはホスト装置からコントローラ部(不図示)に入力する画像情報をプリントする。コントローラ部はホスト装置と信号の授受をする。また作像機器と信号の授受をし、作像シーケンス制御を司る。
カートリッジ2は、本例のプリンタにおいては、像担持体であるドラム20と、帯電装置30と、現像装置40と、クリーニング装置50と、の4種のプロセス装置を一体的にカートリッジ化し、プリンタ本体1に対し着脱可能としている。
現像装置40は、現像剤として磁性一成分トナーTを用いたジャンピング現像方式の反転現像装置である。
式中、L0は磁性トナー粒子像と同じ投影面積をもつ円の周囲長を示し、Lは磁性トナー粒子の投影像の周囲長を示す。
現像スリーブ41上に担持されたトナーが現像ブレード42に規制されるときにトナーは負の摩擦帯電を受けトナー表面に電荷を保持することになる。そのため、現像スリーブ41上のトナーが印字により消費されないと現像スリーブ41上に残って現像ブレード42によって摩擦帯電を繰り返すことになる。
以下に現像剤循環規制部材70が配設された場合と、そうでない場合におけるスリーブネガゴーストの違いを調べた。本検証実験は温度23℃、湿度50%の環境で行い、そのときの結果を表2に示す。
ただし、スリーブネガゴースト対策の効果を得るために、現像剤循環規制部材70の先端位置Pを、現像ブレード42の先端位置Mに近く、かつ鉛直方向に対してできるだけ長い位置に配設しようとすると、他の問題を生じさせる。すなわち、攪拌部材43によるトナー室45から現像容器44へのトナー供給を妨げることになってしまう。そのため、高印字のパターンを連続通紙した場合などに、弊害として、トナー供給不足による画像抜けといった問題が生じた。以下、この現象を「フェーディング」という。上記の理由により、現像剤循環規制部材70を配設する場合においてスリーブネガゴーストとフェーディングを両立する位置を考慮することが必要になってくる。
本実施例において、現像剤循環規制部材70は、現像容器44内において上部より配設し、先端位置Pを前述の条件とすることで、低コスト且つ簡易な構成でスリーブネガゴーストを良化させつつ、フェーディングが発生しない現像装置を実現することができた。
・現像容器内壁
・部材70の中央領域と端部領域のうち現像容器上部内壁からの距離が大きい領域に
おける現像スリーブ41側の端部を長手方向現像容器内壁まで伸延した線分
とによって囲まれる領域を連通口70aとする。そして、この面積をSとする。上記の部材70の端部領域の側端部は、図1の(b)において、点P1−P6−P5−P4を結ぶ線分に相当する。現像容器内壁は点P1−P2−P3を結ぶ線分に相当する。部材70の中央領域と端部領域のうち現像容器上部内壁は点P1−P2を結ぶ線分に相当する。長手方向現像容器内壁は点P2−P3を結ぶ線分に相当する。伸延した線分は点P4−P3を結ぶ線分に相当する。
S/Ly≧10[mm]・・・・式(2)
とする。
式(2)を満足するように現像剤循環規制部材70を配設した場合における、Ly、S/Ly、スリーブネガゴースト、濃度ムラの関係を表4に示す。
さらに、現像スリーブ41が比較的小さくて現像容器44の小さい小型の現像装置40においては、トナーTの循環を小さくすると、現像容器44とトナー室45内のトナーの入れ替わりが上手くできないことから、濃度薄といった弊害が生じた。
(検証実験3)
式(3)を満足するように現像剤循環規制部材70を配設した場合におけるLw、a、スリーブネガゴースト、濃度薄の関係を表5、表6に示す。このとき、r−α=1.6mm、θ=11.5°とした。また、検証実験の条件は検証実験1と同じものを用いる。また、濃度薄に関しては印字率2.0%の画像を用い1000枚通紙後のベタ黒の濃度で判断した。このときの濃度は反射濃度率測定器(Macbeth社製濃度計RD−918)を用いて測定し、光学密度が1.2以上のときが○、1.0〜1.2のときが△、1.0以下のときが×としている。
上記条件により、スリーブネガゴーストとフェーディングを両立しつつ、トナー残量検知が行えるかを確かめるため、トナー残量検知出力値を確認した。温度23℃、湿度50%の環境でおこない、現像スリーブ41に印加するバイアスは、周波数2.4kHz、交流ピーク間電圧1500Vpp、直流電圧−400Vとした。
し、プリンタ本体1に対し着脱可能としている。
Claims (12)
- 現像容器と、
前記現像容器の開口部に回転自在に配設され、像担持体に対向して静電潜像を現像する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材と、
前記現像容器内の上部に、前記像担持体の少なくとも画像域に渡って配設された、前記現像容器内の現像剤の循環を規制する現像剤循環規制部材と、
を有し、
前記現像剤循環規制部材の前記現像剤担持体側の端部が、前記現像剤担持体の中心と前記現像剤規制部材の前記現像剤担持体側の端部を結ぶ線を基準線として、前記現像剤担持体の中心からその回転方向上流側に40°以内にあり、
かつ前記現像剤担持体の中心と前記現像剤循環規制部材の前記端部との距離が、前記現像剤担持体の中心と前記現像剤規制部材の前記端部とのなす線分を半径にもつ円弧から6.0mm以内で、前記現像剤規制部材の端部と前記現像剤担持体の中心との距離よりも大きい領域にあり、
前記現像剤循環規制部材の現像剤担持体側の側面が、前記現像剤循環規制部材の端部から前記基準線まで伸延しており、
前記現像剤循環規制部材が、長手方向において中央領域と端部領域で形状が異なることを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤循環規制部材の前記端部領域が、前記現像容器の内壁から少なくとも10mmの領域であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記現像容器の内壁と前記画像域との距離が8mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
- 前記現像剤循環規制部材の前記端部領域の側端部、前記現像容器の内壁、及び前記現像剤循環規制部材の中央領域と端部領域のうち前記現像容器の上部内壁からの距離が大きい領域における前記現像剤担持体側の端部を長手方向現像容器内壁まで伸延した線分とによって囲まれる連通口を有し、
前記連通口の面積S、前記現像剤循環規制部材の中央領域と端部領域のうち前記現像容器の上部内壁からの距離が大きい領域における前記現像剤担持体側の端部の前記現像容器の上部内壁からの距離Lyは、
S/Ly≧10[mm]
を満足する事を特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の現像装置。 - 前記現像剤担持体は、外径が15mm以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の現像装置。
- 前記現像剤は、磁性一成分トナーであって、円形度が0.96以上であることを特徴とする請求項記載1〜4の何れか1つに現像装置。
- 前記現像剤循環規制部材の先端における短手方向断面の長さLwは、1.2mm以上であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の現像装置。
- 現像剤が収納され、前記現像容器に連通口を介して連通している現像剤収納室を有し、前記現像剤循環規制部材の短手方向断面における長さLw、前記現像剤循環規制部材と前記連通口との間の距離aは、
Lw/a<0.7(1.2≦Lw)
を満足することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の現像装置。 - 前記現像剤担持体の中心から前記連通口との距離が20mm以下であることを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
- 静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電潜像を現像剤で現像する現像装置と、を有する画像形成装置において、前記現像装置が請求項1〜9の何れか1つに記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
- 少なくとも請求項1〜10の何れか1つに記載の現像装置を有し、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたことを特徴するプロセスユニット。
- 少なくとも、像担持体と、請求項1〜10の何れか1つに記載の現像装置と、を有し、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたことを特徴するプロセスカートリッジ。
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