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JP2007079591A - 光走査装置 - Google Patents

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JP2007079591A JP2006285915A JP2006285915A JP2007079591A JP 2007079591 A JP2007079591 A JP 2007079591A JP 2006285915 A JP2006285915 A JP 2006285915A JP 2006285915 A JP2006285915 A JP 2006285915A JP 2007079591 A JP2007079591 A JP 2007079591A
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Hiromichi Atsumi
広道 厚海
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】環境温度などの変動による光学素子の曲率半径変動や屈折率変動によって発生する像面湾曲を補正する効果を高めることができる光走査装置およびその光学特性補正装置を得る。
【解決手段】光束を放射する光源1と、光源からの光束をカップリングする第1光学系2と、第1光学系からの光束を主走査対応方向に長い線状に集光する第2光学系と、線状の集光部の近傍に偏向反射面を有しこの偏向反射面により光束を偏向する光偏向器5と、光偏向器による偏向光束を被走査面7上に光スポットとして集光する第3光学系60とをする。第3光学系60は、少なくとも1枚の樹脂製結像素子を有し、第2光学系は、少なくとも1枚の樹脂製結像素子10と少なくとも1枚のガラス製結像素子12を有し、第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製結像素子10は、光軸方向の位置決め基準面を光偏向器5側に有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル普通紙複写機,レーザープリンタなどの書込光学系に用いることができる光走査装置およびその光学特性補正装置に関するものである。
近年、デジタル複写機やレーザープリンタなどの書込光学系に用いられる光走査装置において書き込み密度の高密度化が進んでいるが、それに伴い、被走査面である感光体上でのビームスポット径はできるだけ小径であることが望まれている。また、低コスト化の観点から、あるいは、特殊な面形状を実現するのが容易であることから、走査レンズの樹脂化が進んでいる。
しかしながら、周知のように、樹脂製レンズにおいては、ガラスに比べると、環境温度の変動等による曲率半径や屈折率の変動が大きく、それによって、像面湾曲が大きく、感光体上でのビームスポット径が大きくなり、画像劣化の原因になる。
そこで、特開平9−184997号公報に記載されているように、光束を放射する光源と、この光源からの光束をカップリングする第1光学系と、第1光学系からの光束を主走査対応方向に長い線状に集光する第2光学系と、上記線状の集光部の近傍に偏向反射面を有しこの偏向反射面により光束を偏向する光偏向器と、この光偏向器による偏向光束を被走査面上に光スポットとして集光する第3光学系とを有してなる光走査装置において、第2光学系を、プラスチックシリンドリカルレンズとガラスシリンドリカルレンズとを貼り合わせることにより構成し、温度変動による結像位置変動を補正する方法が提案されている。
しかしながら、上記公報記載の発明によれば、線膨張係数の違うプラスチックシリンドリカルレンズとガラスシリンドリカルレンズとを貼り合わせているので、温度変動などによって予期しない変形が生じるおそれがある。また、プラスチックシリンドリカルレンズとガラスシリンドリカルレンズとを貼り合わせるときに、両者の光軸が一致するように調整して接着するが、実際には前記第3光学系を構成するfθレンズについても光軸ずれ等があるため、光走査装置の全光学系で調整しないと、波面収差の劣化が抑えられないという問題がある。
本発明は以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、第2光学系を少なくとも一つの樹脂製結像素子で構成し、この樹脂製結像素子の、光軸方向の位置決め基準面を偏向器側に設けることで、環境温度などの変動による光学素子の曲率半径変動や屈折率変動によって発生する像面湾曲を補正する効果を高めること、および温度変動などによる光学素子の形状変化が、像面湾曲補正に有利に働くようにすることができる光走査装置およびその光学特性補正装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、光束を放射する光源と、この光源からの光束をカップリングする第1光学系と、第1光学系からの光束を主走査対応方向に長い線状に集光する第2光学系と、上記線状の集光部の近傍に偏向反射面を有し、この偏向反射面により光束を偏向する光偏向器と、この光偏向器による偏向光束を被走査面上に光スポットとして集光する第3光学系とを有してなる光走査装置であって、第3光学系は、少なくとも1枚の樹脂製結像素子を有し、第2光学系は、少なくとも1枚の樹脂製結像素子と少なくとも1枚のガラス製結像素子を有し、第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製結像素子は、光軸方向の位置決め基準面を上記光偏向器側に有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製結像素子は、略円筒形状をしたセルに固定され、このセルを介して基台に固定されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、基台が、セルを受ける溝を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、溝は略円筒形状をしていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製結像素子は、底面に接着層を介して基台に固定され、接着層の重心位置が樹脂製結像素子の光偏向器側の面近傍にあることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも1枚の樹脂製結像素子と少なくとも1枚のガラス製結像素子を有する第2光学系の、上記樹脂製結像素子の光軸方向の位置決め基準面を偏向器側に設けることで、環境温度の変動による樹脂製結像素子の曲率半径や屈折率の変動によって発生する像面湾曲を補正する効果を高めることができる。
また、樹脂製結像素子を、セルを介して基台に固定するようにしたことで、光軸方向、光軸を回転中心とした回転方向および副走査対応方向などの調整が可能になり、光走査装置全系での結像位置、波面収差の補正を行うことができる。また、セルを円筒形にすることで、接着層の厚さが略左右対称になり、光学特性の劣化を抑えることができる。
また、基台にセルを受ける溝を設けることで、溝を設けない場合に比べて接着層の厚さを薄くすることができる。接着層の厚さを薄くできるということは、温度変動などによる接着層の変形を極力抑えることができることであり、光学特性の劣化を抑制することができる。
また、セルを受ける溝を略円筒形状にしたことで、接着層の厚さを均一にすることができ、温度変動などによる接着層の非対称な変形等をより一層効果的に抑制することができる。
また、第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製光学素子は、その底面の接着層によって基台に固定し、接着層の重心位置を、樹脂製結像素子の光偏向器側の面近傍にしたことから、樹脂製結像素子の光軸方向の位置決め基準面を光偏向器側に設けたのと同様になり、環境温度の変動による樹脂製結像素子の曲率半径変動や屈折率変動によって発生する像面湾曲を補正する効果を高めることができる。
以下、図面を参照しながら本発明にかかる光走査装置およびその光学特性補正装置の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すもので、(a)は主走査対応方向から、(b)は副走査対応方向から見たものである。図1において、レーザーなどからなる光源1から射出した発散光束は、カップリングレンズ2によって集束され、所望の光束状態にカップリングされる。ここでは、略平行光束にカップリングしている。カップリングレンズ2から射出した光束は、樹脂製レンズ10に入射する。樹脂製レンズ10の入射面10aは、主走査方向と副走査方向とでは異なった負のパワーを持ち、主走査方向よりも、副走査方向により大きなパワーを持つアナモフィックな形状をしている。射出面10bは副走査方向にのみ負のパワーを持つシリンドリカル面である。
樹脂製レンズ10を透過した光束は、さらに副走査方向にのみ負のパワーを持つ樹脂製レンズ11を透過し、さらにガラス製トロイダルレンズ12に入射する。トロイダルレンズ12を透過した光束は、主走査方向においては略平行光束になって光偏向器5に入射し、副走査方向においては、偏向反射面近傍に、主走査方向に長く略線状に集光する。
上記ガラス製トロイダルレンズ12は、入射面と出射面がそれぞれシリンダー面と球面とから構成されていてもよいし、異なるパワーを持ったシリンダー面とシリンダー面とから構成されていてもよい。また、上記ガラス製トロイダルレンズ12は、カップリングレンズ2から射出する光束のカップリング状態を変えることなどにより、ガラス製シリンドリカルレンズで構成することもできる。光偏向器5の偏向反射面近傍に、主走査方向に長く略線状に集光した光束は、光偏向器5が回転駆動されることによって偏向され、偏向された光束は、少なくとも1枚の樹脂製結像素子を含む第3光学系60によって、主走査方向、副走査方向それぞれの像面湾曲、およびfθ特性などの光学特性を補正しつつ、被走査面7上に光スポットとして結像するとともに、被走査面7上を走査する。光偏向器5は光束を等角速度的に偏向するのに対し、第3光学系60が有するfθ特性によって被走査面7上では等速度的に走査される。
周知のとおり、光源1は、書き込もうとする画像信号によって変調されるので、被走査面7上を光スポットが走査することにより、均等に帯電されている被走査面7上に、上記画像信号に対応した画像が1本1本の光束によって静電潜像として書き込まれていく。この静電潜像の形成は、周知の電子写真プロセスの一プロセスであり、一連の電子写真プロセスが実行されることにより、転写紙に転写された画像を得ることができる。
ここで、上記第3光学系60における樹脂製結像素子の温度変化による主走査方向および副走査方向の像面湾曲変動のうち、主走査方向の像面湾曲変動を、第2光学系を構成する上記一つの樹脂製レンズ10の温度変化による入射面10aの主走査方向のパワー変動で補正するようになっている。また、第3光学系60における樹脂製結像素子の温度変化による副走査方向の像面湾曲変動を、上記樹脂製レンズ10の温度変化による入射面10aの副走査方向のパワー変動、射出面10bのパワー変動および第2光学系を構成するもう一つの樹脂製レンズ11の、入射面11aのパワー変動で補正するようになっている。
次に、上記第2光学系の実施例を示す。上記樹脂製レンズ10の中心の厚さをd1、樹脂製レンズ10ともう一つの樹脂製レンズ11の中心間隔をd2、上記レンズ11の中心厚さをd3、レンズ11と上記ガラス製トロイダルレンズ12の中心間隔をd4、上記レンズ12の中心厚さをd5、レンズ12と光偏向器5の偏向反射面との間隔をd6とする。
d1=3mm、d2=5mm、d3=3mm、d4=5mm、d5=6mm、
d6=129.8mm
10aの曲率半径 主−119.52mm 副−16.7mm
10bの曲率半径 主 ∞ 副 16.7mm
11aの曲率半径 主 ∞ 副−16.7mm
11bの曲率半径 主 ∞ 副 ∞
12aの曲率半径 主 ∞ 副 13.54mm
12bの曲率半径 −179.978mm(球面)
樹脂製レンズ10,11の屈折率 1.523978(λ=780nm、25℃時)
樹脂製レンズ10,11の線膨張係数 7×10−5
ガラス製レンズの屈折率 1.733278(λ=780nm、25℃時)
ガラス製レンズの線膨張係数 5.4×10−6
レンズ取り付け部(ベース部材)の線膨張係数 2.31×10−5
第3光学系の主走査方向合成焦点距離 225.3mm
第3光学系の副走査方向合成焦点距離 78mm
書き込み幅 ±161.5mm
画角 ±40.6度
なお、曲率半径を示す欄において、「主」とは主走査対応方向を、「副」とは副走査対応方向を示す。
図2に、上記実施例による光学特性改善の計算結果を示す。図2において「Y」は像高を示しており、この例では像高(書き込み幅)が161.5mmとなっている。図2(a)は第2光学系に樹脂製レンズを用いない場合を示しており、温度の中央値として25℃での主走査方向および副走査方向の像面湾曲を中央に、10℃および45℃に対する像面湾曲変動を左右にそれぞれ示す。この図から、温度変動によって像面湾曲が大きく変動していることがわかる。
図2(b)は、上記実施例の場合であって、第2光学系に結像素子として樹脂製レンズを用いるとともに、第2光学系の樹脂製結像素子の、光軸方向の位置決め基準面を光偏向器側に設け、さらに、温度が10℃および45℃に変動した場合の像面湾曲を示している。図2(b)から明らかなように、温度が10℃および45℃に変動しても、像面湾曲の変動がごく少なく押えられ、像面湾曲の変動が良好に補正されていることがわかる。
図2(c)には、第2光学系の樹脂製結像素子の、光軸方向の位置決め基準面を、光偏向器側ではなく、光源側に設けた場合の、温度変動による像面湾曲変動を示している。主走査方向の像面湾曲変動に関しては、位置決め基準面を光偏向器側に設けた場合と略同等であるが、副走査方向に関しては、温度が10℃および45℃に変動すると、位置決め基準面を光偏向器側に設けた場合と比較すると像面湾曲変動が約0.1mm大きくなっている。このようなことから、第2光学系の樹脂製結像素子の、光軸方向の位置決め基準面は、これを偏向器側に設けた方が、温度変動による像面湾曲変動を補正する効果を高めることができることがわかる。
次に、本発明にかかる光走査装置およびその光学特性補正装置の変形例について、図3以下を参照しながら説明する。
図3に示す実施の形態は、第2光学系を構成する樹脂製結像素子10、11をそれぞれセル20、21に接着あるいは板ばねで固定し、そのセル20、21を基台40に固定してなるものである。セル20、21は皿形ないしは略円筒形をしており、皿の内底部に相当する部分にそれぞれ樹脂製結像素子10、11を接着あるいは板ばね等によって固定し、皿の外周に相当する部分を、接着層30によって基台40に固定している。セル20、21は円形の皿形であってもよいし、三角形、四角形または多角形の皿型であってもよい。セル20、21の底部中心には光束を透過させるための孔が形成されている。
こうすることで、セル20,21の光軸方向、光軸を回転中心とした回転方向および副走査対応方向などの位置調整が可能になる。この場合、セル20,21と基台40との間隔は、副走査対応方向の調整量をあらかじめ考慮した間隔にしておき、上記各方向の調整後、接着層30によりセル20,21を基台40に固定するようにするとよい。
図7に示すように、樹脂製結像素子10を固定するセル22を長方形にすると、光軸回りの回転調整後に接着層30で基台40に接着したとき、接着層30の厚さが左右非対称(図7では誇張して描いている)になり、温度変動などによる変形が左右非対称になって光学特性も劣化してしまう。
しかし、図8に示すように、セル20を略円筒形にすることにより、接着層30の厚さを略左右対称にすることができるので、温度変動などによる変形が少なく光学特性の劣化も抑えられる。
図4、図5はさらに別の実施形態を示す。図4に示す実施形態では、樹脂製結像素子10を固定する薄い円筒形のセル20の外径と略等しい部分円弧状の溝を基台41の突出部上面に形成し、上記溝に接着層30を用いてセル20の外周部を接着固定したものである。図5に示す実施形態は、基台42の突出部上面に、図4の例における上記部分円弧状の溝に代えて、V形の溝を形成したものである。このV形の溝に接着層30を用いてセル20の外周部を接着固定している。
図4、図5に示す実施形態のように、基台にV形溝や円筒形の溝を施し、この溝にセル20を接着固定するようにしたことにより、図8に示すように、溝を設けない場合に比べて接着層30の厚さを薄くすることができる。接着層30の厚さを薄くできるということは、温度変動などによる接着層の変形を極力抑えることができるということであって、光学特性の劣化も抑えられる。また、V型溝に比べて円筒形の溝の方が接着層の厚さを均一にできるので、より非対称な変形等を抑えることができる。
図4、図5に示す実施形態では、セル20を、光軸方向、光軸を中心とした回転方向および副走査対応方向にそれぞれ位置調整したあと、接着層30によって基台に接着固定する。
図6は、さらに別の実施形態を、前記第2光学系のもう一つの樹脂製結像素子11を例にあげて示すものである。この例では、前述のようなセルを使用することなく、樹脂製結像素子11を直接基台に固定した例である。図6において、樹脂製結像素子11は、その底面が接着層30を介して基台に固定されている。そして、図6(a)に示す例では、接着層30の重心が樹脂製結像素子11の光偏向器側の面11b近傍に位置するように設定されている。こうすると、温度変動による樹脂製結像素子11の面間隔の変動は、光偏向器側の面11bを基準として生じることになるため、光源側の面11aのみが変動し、上記基準となる面11bはほとんど変動しない。よって、図1に示す実施の形態と同様な効果を上げることができる。
この場合、図6(a)に示すように、樹脂製結像素子11を、副走査対応方向から見てL字形に一体成形し、その底部11’の面積を大きくするとよい。こうすると、接着層30の重心と光偏向器側の面11bとを一致させやすくなり、また、接着後の安定性も向上する利点がある。図6(a)において、符号50は接着層30の重心が位置する左右方向の位置を示しており、この重心位置50と同じ位置に樹脂製結像素子11の接着固定基準面である光偏向器側の面11bが位置していることを示している。
図6(b)は、図6(a)に示すようなL字形ではなく、通常一般的な形状の樹脂製結像素子11の例を示す。図6(b)に示す例によれば、樹脂製結像素子11の底部の広がりがなく、樹脂製結像素子11を基台に接着するための接着層30の広がりも制限されるため、接着層30の重心と光偏向器側の面11bとを一致させることは難しく、温度変動によって、樹脂製結像素子11の光源側の面11aのみならず、光偏向器側の面11bの位置も変動する。よって、樹脂製結像素子11の形状は、好ましくは図6(a)に示すように底部が広がった形にするとよい。
なお、図示の実施の形態では、第2光学系が2枚の樹脂製結像素子と1枚のガラス製光学素子で構成されていたが、樹脂製結像素子は少なくとも1枚あればよい。また、ガラス製光学素子も少なくとも1枚あればよく、よって、2枚の光学素子をガラス製光学素子で構成してもよい。さらに、第2光学系は、1枚の樹脂製結像素子と1枚のガラス製光学素子で構成してもよい。
第3光学系は、1枚の光学素子で構成してもよいし、複数の光学素子で構成してもよい。そして、少なくとも1枚の樹脂製結像素子を有していればよい。
本発明にかかる光走査装置およびその光学特性補正装置の実施形態を示す(a)は主走査対応方向から示す平面図、(b)副走査対応方向から示す平面図である。 本発明にかかる光走査装置およびその光学特性補正装置の実施例による像面湾曲補正を説明するための特性線図である。 本発明の別の実施形態を示す副走査対応方向から見た断面図である。 本発明に適用可能な樹脂製結像素子の固定構造の例を示す正面図である。 本発明に適用可能な樹脂製結像素子の固定構造の別の例を示す正面図である。 本発明に適用可能な樹脂製結像素子の固定構造のさらに別の例を示す側面図である。 本発明に適用可能な樹脂製結像素子の固定構造のさらに別の例を示す正面図である。 本発明に適用可能な樹脂製結像素子の固定構造のさらに別の例を示す正面図である。
符号の説明
1 光源
2 第1光学系
5 光偏向器
7 被走査面
10 樹脂製結像素子
11 樹脂製結像素子
12 ガラス製結像素子
10a 入射面
10b 出射面
11a 入射面
11b 出射面
12a 入射面
12b 出射面
60 第3光学系

Claims (5)

  1. 光束を放射する光源と、
    この光源からの光束をカップリングする第1光学系と、
    第1光学系からの光束を主走査対応方向に長い線状に集光する第2光学系と、
    上記線状の集光部の近傍に偏向反射面を有し、この偏向反射面により光束を偏向する光偏向器と、
    この光偏向器による偏向光束を被走査面上に光スポットとして集光する第3光学系とを有してなる光走査装置であって、
    上記第3光学系は、少なくとも1枚の樹脂製結像素子を有し、
    上記第2光学系は、少なくとも1枚の樹脂製結像素子と少なくとも1枚のガラス製結像素子を有し、
    上記第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製結像素子は、光軸方向の位置決め基準面を上記光偏向器側に有することを特徴とする光走査装置。
  2. 第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製結像素子は、略円筒形状をしたセルに固定され、このセルを介して基台に固定されていることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 基台は、セルを受ける溝を有することを特徴とする請求項2記載の光走査装置。
  4. 溝は略円筒形状をしていることを特徴とする請求項3記載の光走査装置。
  5. 第2光学系を構成する少なくとも1枚の樹脂製結像素子は、底面に接着層を介して基台に固定され、接着層の重心位置が樹脂製結像素子の光偏向器側の面近傍にあることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
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