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JP2007065294A - 定着装置および該定着装置を有する画像形成装置 - Google Patents

定着装置および該定着装置を有する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 定着回転体を加熱する加熱手段が中央域を加熱する中央用ヒータと両端部域を加熱する端部用ヒータとを備えた装置において、定着回転体が中央と端部とでより温度が不均一になるという不具合を軽減することができる定着装置および該定着装置を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 定着ベルト13を加熱する加熱手段が、中央域を加熱する中央用ヒータ16と、両端部域を加熱する端部用ヒータ17とを備え、定着ベルト13の表面温度が中央域の温度を検知する第1温度検知部材18と端部域の温度を検知する第2温度検知部材19とによって制御される定着装置において、定着立ち上げ時は、第1温度検知部材18のみで中央用及び端部用の両ヒータ16,17の温度制御をすることで定着ベルト13の温度分布ムラの発生を抑える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録媒体上の未定着トナー像を定着する定着装置および該定着装置を有する画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ或いはその複合機などとして構成される画像形成装置において、上記定着装置が採用されている。この種の定着装置において、定着回転体、例えば定着ローラに内蔵されたヒータは通紙最大幅に対応する加熱幅を有している。しかし、そのヒータが1本であると、小サイズの連続通紙に対して全幅を加熱してしまい、両サイドの非通紙域は記録媒体に熱が奪われないため、温度が上昇して通紙域の中央部と明らかな温度差が生じてしまう。かかる状態時に最大幅の画像形成を行うと、定着温度の違いによる定着ムラが発生すると言う問題があった。
特開2001−265157号 特開2003−287976号
この問題を軽減するものとして2本ヒータを用いて加熱領域を制御することにより、端部温度の上昇を防ぐ方法が知られている。そして、2本ヒータの定着装置は、大きく分けて2つのヒータの組み合わせ方式が用いられている。
第1の方式は、特許文献1に記載されているように、最大通紙幅の加熱に対応する全幅ヒータと、中央部のみを加熱する中央ヒータとの2本のヒータを用いた定着装置である。この定着装置では、両ヒータとも中央ヒータの発光幅が重複するため、温度制御部材の少数化を行えるといったメリットがある一方、両ヒータを同時点灯できないため、定着立ち上げ時には全幅用ヒータのみの点灯となり、電力的に少なくなってしまうデメリットがある。
第2の方式は、特許文献2に記載されているように、中央部のみを加熱する中央ヒータと、その中央ヒータの両サイドのみを加熱する端部ヒータとの2本のヒータを用いた定着装置である。この定着装置では、両ヒータを全点灯させた際、全幅での発光分布をフラットに近づけておけば大容量の電力を投入できるメリットがあり、立ち上げ時間が早くなる。
この第2の方式を採用した場合、中央・端部ヒータの加熱領域に別々の温度制御部材を配置して温度制御することになる。このとき、両温度制御部材として例えばサーモパイル等のような応答性の良い温度検知部材を採用すること好ましいが、サーモパイル等の温度検知部材は現在尚高額であるため、中央・端部ヒータ用として搭載することは困難である。そこで、良好な温度制御及び安全装置のため、応答性が要求される個所、例えば中央ヒータの加熱領域のみにサーモパイル等を使用し、端部ヒータの加熱領域は一般的な温度検知部材を用いることが一般的である。
しかしながら、かかる構成であると定着ローラ等の中央と端部において性能の異なる温度検知部材で制御するため、その中央と端部とで温度が不均一になりやすいという問題があった。
本発明は、上記した従来の事情に鑑み、定着回転体を加熱する加熱手段が中央域を加熱する中央用ヒータと両端部域を加熱する端部用ヒータとを備えた装置において、定着回転体が中央と端部とでより温度が不均一になるという不具合を軽減することができる定着装置および該定着装置を有する画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、定着回転体と該定着回転体に圧接する加圧回転体の間に未定着トナーを担持した記録媒体を挟持搬送することにより、未定着トナーを前記記録媒体に定着する定着装置であって、前記定着回転体を加熱する加熱手段が、中央域を加熱する中央用ヒータと、両端部域を加熱する端部用ヒータとを備え、前記定着回転体の表面温度が前記中央域の温度を検知する第1温度検知部材と端部域の温度を検知する第2温度検知部材とによって制御される定着装置において、定着立ち上げ時は、前記第1温度検知部材でのみ前記中央用及び端部用の両ヒータを制御することを特徴とする定着装置を提案する。
なお、本発明の定着装置において、前記定着立ち上げ時の前記第1温度検知部材による制御は、前記中央用及び端部用の両ヒータの同期制御であると、効果的である。
さらに、本発明の定着装置において、前記第1温度検知部材と前記第2温度検知部材の種類が異なるとき、前記第1温度検知部材を前記第2温度検知部材より温度追従性の早いものを用いると、効果的である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記定着立ち上げ時の前記第2温度検知部材は、前記端部域の温度を監視していると、効果的である。
さらにまた、本発明の定着装置において、定着立ち上げ後の前記定着回転体の表面温度は中央域が前記第1温度検知部材、端部域が前記第2温度検知部材の検知温度に基づいてそれぞれ制御されると、効果的である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記第1温度検知部材と前記第2温度検知部材が前記定着回転体の表面から離れた非接触タイプのセンサであると、効果的である。
また、本発明の他の目的を達成するため、本発明は、記録媒体上にトナー像を形成する作像手段と、該作像手段によって記録媒体上に形成されたトナー像を定着する請求項1ないし6の何れかに記載の定着装置とを有することを特徴とする画像形成装置を提案する。
なお、本発明の画像形成装置において、前記定着立ち上げ時に前記端部域の温度を監視している前記第2温度検知部材の検知温度が予め設定した温度より大幅に異なった際、異常表示をすると、効果的である。
本発明の構成によれば、立ち上げ時は中央部の温度検知部材のみで中央域と端部域のヒータを制御するので、中央部・端部に異なる応答性の温度検知部材を搭載してもそれぞれの応答性により中央部と端部の発光分布の違いが生じることが防止できる。よって、定着回転体表面の温度均一性に優れ、信頼性の高い定着装置を安価で提供することが可能である。
本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、画像形成装置の実施形態を示す概略図であり、この画像形成装置は記録媒体にカラートナー像を形成可能な作像手段1と、そのトナー像を記録媒体に定着する定着装置10とを有している。
図1に示す作像手段1は、4つのドラム状の感光体2とその感光体2に形成されたトナー像が転写されるベルト状の中間転写体3とを備え、各感光体2の周りには、電子写真方式によりトナー像を形成するための、帯電、露光、現像、転写、クリーニングの各手段(図示せず)が設けられ、中間転写体3上にイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像が重ね転写される。
図1に示した画像形成装置では、作像手段1の下方に給紙部4が設けられ、画像形成が開始されると、選択された給紙部4の給紙カセットから記録媒体としての転写材Pが給紙される。なお、転写材Pは手差し給紙部5から給紙することも可能である。また、記録媒体としては、例えばシート状の記録紙、樹脂シートないしは樹脂フィルムなどが用いられる。
上記中間転写体3上に複数の色のトナー像が重ねて形成されると、このトナー像は給紙部4または手差し給紙部5により給送された転写材Pが中間転写体3と回転する転写ローラより成る二次転写装置6の間を通るとき、その転写材Pに転写される。このとき、二次転写装置6には中間転写体3上の重ね合わせトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写体3上の重ね合わせトナー像より成る画像が記録媒体上に転写される。そして、トナー像が転写された転写材Pは定着装置10へ搬送され、熱と圧力の作用によって担持した画像が転写材Pに半永久画像として定着される。
本実施形態の定着装置10は、図2に示すように、互いに平行な第1のローラである加熱ローラ11と第2のローラである定着ローラ12に巻き掛けられた定着回転体としての無端状の定着ベルト13と、定着ローラ12に定着ベルト13を介して圧接される加圧ローラ14とを有するベルト定着装置である。なお、転写材Pは画像担持面側が定着ベルト13になるように定着装置10へ搬送される。
定着ベルト13は、例えば、NiやSUSなどの金属から成る基材、又はPIやPAIなどの樹脂フィルムから成る基材上にシリコーンゴムが設けられ、その表面にフッ素樹脂より成る表層を設けた無端ベルトにより構成される。加熱ローラ11は、例えばAlやSUSやFe等で作られた中空状の金属パイプにより構成され、定着ローラ12はシリコーンゴム等の弾性層を持ち、その表面にフッ素樹脂より成る表層を設けたのローラより成る。また、加圧ローラ14は中空状の金属パイプにより構成されている。
定着ベルト13には、その裏面側からテンション部材としてのテンションローラ15が圧接され、定着ベルト13はテンションローラ15によって常に緊張した状態が維持される。また、定着ベルト13を加熱する加熱ローラ11内には図2及び図3に示すように、加熱手段として2本の中央用ヒータ16及び端部用ヒータ17が設けられている。図示した中央用及び端部用ヒータ16、17は、共にハロゲンランプより成り、中央用ヒータ16は中央域を加熱し、端部用ヒータ17は中央域の両側の端部域を加熱するように構成され、両ヒータ16、17を点灯することにより発光分布がほぼフラットになるように構成されている。なお、中央域と端部域は任意に設定できるが、例えば最大A3サイズの画像を形成可能な機器の場合、中央域をA4横サイズの幅とし、端部域をA4縦サイズでA4横サイズの幅の両側にはみ出た幅としている。
また、定着装置10には図3に示すように、定着ベルト13の中央域の温度を検知する第1温度検知部材18と、定着ベルト13の端部域の温度を検知する第2温度検知部材19が設けられ、第1温度検知部材18が検知する温度を基づいて中央用ヒータ16の点灯を制御され、第2温度検知部材19が検知する温度を基づいて端部用ヒータ17の点灯を制御される。第1温度検知部材18及び第2温度検知部材19として温度追随性の良いもの、すなわち応答性の良いものを使用すれば、高精度な定着立ち上がり動作や定着温度制御が得られ信頼性の高い定着装置10を提供できる。しかし、応答性の良い温度検知部材は高価であり、しかも、第1温度検知部材18と第2温度検知部材19は応答性等が同じものである必要はないので、その一方にのみ応答性の良いものを使用する。
図4(a)は、上記定着装置10の第1温度検知部材18及び第2温度検知部材19に応答性が異なるものを用いている画像形成装置において、電源投入により定着ベルト13が室温から立ち上がり温度まで立ち上げられる温度変化を示すグラフで、図4(b)はその立ち上げ時の定着ベルト13の表面温度分布を示すグラフである。このとき、中央用ヒータ16は第1温度検知部材18が検知する温度を基づいて制御され、端部用ヒータ17は第2温度検知部材19が検知する温度を基づいて制御されているものである。また、図5(a)、(b)は、図4と同様、第1温度検知部材18及び第2温度検知部材19に応答性が異なるものを用いている画像形成装置において、電源投入により定着ベルト13が室温から立ち上がり温度まで立ち上げられる温度変化を示すグラフであるが、中央用ヒータ16及び端部用ヒータ17は第1温度検知部材18が検知する温度を基づいて制御されている場合を示している。
中央用ヒータ16が第1温度検知部材18、端部用ヒータ17が第2温度検知部材19がそれぞれ検知する温度を基づいて制御されている場合、図4から明らかなように、中央用ヒータ16と端部用ヒータ17による定着ベルト13の昇温状態に差が発生し、それに伴ってベルト表面温度が均一になっていないことが判る。さらに、第1温度検知部材18及び第2温度検知部材19に応答性が異なるものを用いて制御すると、図4(a)に示すように、オーバーシュート量においても中央と端部とで差が発生し、端部のオーバーシュート量が多くなってしまう。そして、定着ベルト13の中央と端部に温度差が生じているときに、カラー機等画像面積が大きいコピーまたはプリントをすると、顕著な光沢ムラとして現れる。また、大きな量のオーバーシュートはローラやベルトの寿命を縮める。
それに対し、本発明の実施形態では、第1温度検知部材18及び第2温度検知部材19に応答性が異なるものを用いている定着装置において、立ち上げ時は第1温度検知部材18のみの検知温度で中央用ヒータ16と端部用ヒータ17の両ヒータを制御しているので、図5(a),(b)に示すように、中央用ヒータ16と端部用ヒータ17による定着ベルト13の昇温状態に差が発生せず、ベルト表面温度が均一になっていることが判る。さらに、応答性の良い第1温度検知部材18によって制御するので、立ち上がり時間も早くオーバーシュート量も少なくなっていることが判る。そして、定着装置10が立ち上がれば、中央用ヒータ16は第1温度検知部材18が検知する温度を基づいてオン・オフ制御され、端部用ヒータ17は第2温度検知部材19が検知する温度を基づいてオン・オフ制御されることにより、定着ベルト13が所定の温度に制御される。
このように、第1温度検知部材18及び第2温度検知部材19に応答性が異なるものを用いている定着装置10において、立ち上げ時は第1温度検知部材18のみの検知温度で中央用ヒータ16と端部用ヒータ17の両ヒータを制御しているので、ベルト表面温度が均一になり、オーバーシュート量も小さく同量になる。
ところで、第1温度検知部材18及び第2温度検知部材19の応答性等が異なる場合、中央域用の第1温度検知部材18に応答性の良い温度検知部材を使用することも端部域用の第2温度検知部材19に応答性の良い温度検知部材を使用することも可能である。しかし、図6に示すように、中央域用の第1温度検知部材18に応答性の良い温度検知部材を使用した場合と、端部域用の第2温度検知部材19に応答性の良い温度検知部材を使用した場合とでは、立ち上がり時間やオーバーシュート量において差があった。よって、中央域用の第1温度検知部材18に応答性の良い温度検知部材を使用する方が、信頼性の高い定着装置10を提供することが可能となる。そして、第1温度検知部材18として応答性の良い非接触の温度検知部材、例えばサーモパイルを用いた場合には第2温度検知部材19も非接触の温度検知手段を用いることが定着ベルト13の傷めず好ましいと言える。
ところで、立ち上げ時において、中央用ヒータ15と端部用ヒータ16の制御は第1温度検知部材17の検知温度で行われるため、第2温度検知部材18の検知温度は温度制御に使われない。そこで、立ち上げ時において、第2温度検知部材18は図7のフローチャートに示す異常検知の制御に用いている。
図7において、立ち上げ時において第1温度検知部材17の検知温度をTA、第2温度検知部材18の検知温度TBとすると、ステップ1においてTA>TB−30℃かが判断され、ウォームアップ終了までTA>TB−30℃であれば正常で問題ないが、TA<TB−30℃であると異常が発生したとしてSC(サービスマンコール)を表示して立ち上げを中止する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず各種改変できるものである。
例えば、定着回転体は加熱ローラと定着ローラに巻き掛けられた定着ベルトで構成したが、定着装置を定着ローラと加圧ローラを備えたローラ定着装置とし、定着回転体が、ヒータを内蔵した定着ローラで構成することもできる。また、定着回転体が定着ベルトのベルト定着装置においても、加圧ローラにベルトを介して圧接する定着ローラにヒータを内蔵させたものにも適用できる。
本発明に係る画像形成装置を示す概略図である。 本発明の定着装置の一実施形態を示す説明図である。 温度検知部材とヒータの配置関係を示す説明図である。 (a)は第1温度検知部材及び第2温度検知部材に応答性が異なるものを用いて、中央用ヒータは第1温度検知部材が検知する温度を基づいて制御され、端部用ヒータは第2温度検知部材が検知する温度を基づいて制御されている場合の立ち上がり時の温度変化を示すグラフで、(b)はその立ち上げ時の定着ベルトの表面温度分布を示すグラフである。 (a)は第1温度検知部材及び第2温度検知部材に応答性が異なるものを用いて、中央用ヒータ及び端部用ヒータとも第1温度検知部材が検知する温度を基づいて制御されている場合の立ち上がり時の温度変化を示すグラフで、(b)はその立ち上げ時の定着ベルトの表面温度分布を示すグラフである。 第1温度検知部材と第2温度検知部材に応答性が異なるものを用いた場合のら立ち上がる温度変化を示すグラフである。 第2温度検知部材による異常検知のフローチャートである。
符号の説明
1 作像手段
10 定着装置
11 加熱ローラ
12 定着ローラ
13 定着ベルト
16 中央用ヒータ
17 端部用ヒータ
18 第1温度検知部材
19 第2温度検知部材
P 記録媒体

Claims (8)

  1. 定着回転体と該定着回転体に圧接する加圧回転体の間に未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持搬送することにより、未定着トナーを前記記録媒体に定着する定着装置であって、
    前記定着回転体を加熱する加熱手段が、中央域を加熱する中央用ヒータと、両端部域を加熱する端部用ヒータとを備え、前記定着回転体の表面温度が前記中央域の温度を検知する第1温度検知部材と端部域の温度を検知する第2温度検知部材とによって制御される定着装置において、
    定着立ち上げ時は、前記第1温度検知部材でのみ前記中央用及び端部用の両ヒータを制御することを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着立ち上げ時の前記第1温度検知部材による制御は、前記中央用及び端部用の両ヒータの同期制御であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第1温度検知部材と前記第2温度検知部材の種類が異なるとき、前記第1温度検知部材を前記第2温度検知部材より温度追従性の早いものを用いることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記定着立ち上げ時の前記第2温度検知部材は、前記端部域の温度を監視していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 定着立ち上げ後の前記定着回転体の表面温度は中央域が前記第1温度検知部材、端部域が前記第2温度検知部材の検知温度に基づいてそれぞれ制御されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 前記第1温度検知部材と前記第2温度検知部材が前記定着回転体の表面から離れた非接触タイプのセンサであることを特徴とする請求項1、3ないし5何れかに記載の定着装置。
  7. 記録媒体上にトナー像を形成する作像手段と、該作像手段によって記録媒体上に形成されたトナー像を定着する請求項1ないし6の何れかに記載の定着装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置において、前記定着立ち上げ時に前記端部域の温度を監視している前記第2温度検知部材の検知温度が予め設定した温度より大幅に異なった際、異常表示をすることを特徴とする画像形成装置。
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