JP2007064865A - ガスセンサ及びガスセンサの製造方法 - Google Patents
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Abstract
る。
【解決手段】 水素センサ10は、水素ガスと触媒材との触媒反応による発熱を、ブリッ
ジ回路50により電気信号に変換し、検出信号として検出する水素センサ10であって、
絶縁性を有し水素に対して不活性な基板20と、基板20の主面に形成される触媒材とし
ての白金膜30、を備える。この白金膜30はジグザグ形状に形成されており、この白金
膜の接合部31,32を除いて除去し、架橋部を設けることにより、白金膜30の表裏両
面に水素ガスが流動する空間が形成され、水素ガスとの接触面積を増加するとともに熱容
量を低減し高感度化を実現している。また、白金膜30は、電流を供給することにより再
結晶化処理が施され、温度係数を高めている。
【選択図】 図1
Description
する接触燃焼式ガスセンサの構造と、このガスセンサの好適な製造方法に関する。
面から可燃性ガス、とりわけ水素ガスの濃度を正確に測定する水素センサが要求されてい
る。しかしながら旧来から市販されている水素センサは、応答速度が遅い、大型で高価で
あるという課題を有し、普及の妨げとなっている。
、この熱電変換酸化物材料の圧膜の表面の半分に触媒材としての白金膜を数〜数十nmの
厚みで形成し、水素ガスと白金触媒との触媒発熱から発生する局部的な温度差を熱電変換
酸化物材料により電圧信号に変換して、水素ガス濃度を測定する水素センサというものが
提案されている(例えば、特許文献1参照)。
に形成されているため、白金膜と水素ガスとの接触範囲が、露出される白金膜の一方の表
面だけであるため水素ガスとの接触面積が小さく、触媒熱の発生が小さく充分な温度差が
得られないということが予測される。また、触媒熱を高くするためには、水素ガスとの接
触面積を増やす必要があり、白金膜の面積を大きくしなければならず、このようにすると
白金膜の熱容量が大きくなり、検出の応答速度、つまり検出感度を上げられないというこ
とが考えられる。
に生ずる触媒熱が、熱電変換酸化物材料膜に伝達し全体として熱容量が大きくなることか
ら、応答速度を高められないというような課題を有する。
物材料により電圧信号に変換して、水素濃度を測定する構成であり、熱電変換酸化物材料
は、特殊な材料であり、一般的に圧膜形成が困難な材料とされ、数回の膜形成工程を必要
としているため、製造しにくいという課題もある。
のガスセンサを少ない工程で効率的に製造する製造方法を提供することである。
電気信号に変換し、検出信号として検出するガスセンサであって、絶縁性を有し、検出対
象のガスに対して不活性な基板と、前記基板の主面に形成される前記触媒材と、を備え、
前記基板が、前記触媒材との接合面を除いて前記触媒材の下部が除去され、前記触媒材の
裏面にガスが流動する空間が形成されていることを特徴とする。
この際、上述したガスを流動する空間を形成することによって、触媒材は架橋形状とな
る。
象のガスが、触媒材の表裏両面に接触するため、前述した触媒材の一方の表面のみがガス
に接触する構造に比べ、ガスとの接触面積が増え、触媒熱の上昇速度が早くなり応答性が
高められる。
しているため、ガスセンサ全体としての熱容量が小さくなり、より一層応答性、つまり検
出感度を高めることができる。
接合部と、前記接続部と前記接合部とをジグザグ形状に連続する連続部と、を備え、平面
形状が1本のジグザグ形状に形成されていることを特徴とする。
よる触媒熱が上昇し易く、触媒材の温度上昇率が高まり感度を高めることができる。
さらに、上述したように、触媒材の表裏両面にガスが接触する構造であるため、触媒材
をジグザグ形状とすることと合わせて、より一層感度を高めることを可能にしている。
されていることを特徴とする。
水素ガス検出のための触媒材としては、白金(Pt)またはパラジウム(Pd)が好適
であり、白金及びパラジウムは、水素ガスのみに応答する選択性があり、特に白金は、1
00℃以下で水素ガスのみが触媒反応を示し、水素ガスに対する優れた選択性を実現でき
る。
さらに形成されていることが好ましい。
ここで、触媒材が白金またはパラジウムの場合、上述の金属膜としては、例えば、Au
が選択される。
抵抗が高い前記空間の領域にある触媒材のみの発熱を促し再結晶化処理を行うことができ
る。
ためのCrまたはNiまたはTi、またはそれらの合金からなる金属膜がさらに形成され
ていることが望ましい。
の剥離を防止し、信頼性が高いガスセンサを実現することができる。
の一部が露出されていることが好ましい。
できる。さらに、貫通孔の形成は、ドライエッチングやウェットエッチング等の一般的な
製造方法を用いて製造することができる。
る凹部によって形成され、前記触媒材の裏面の一部が露出されていることが望ましい。
ここで、犠牲層としては、例えば、基板がシリコン(Si)の場合、素子分離による選
択酸化層であり、形成すべき空間の範囲に形成することができる。
ぼ同等の感度が得られるほか、貫通孔を設ける構造よりも基板の構造的強度を高めること
ができるという効果がある。
徴とする。
ここで、再結晶化処理とは、例えば、触媒材を加熱して触媒材の結晶性を高めることを
意味する。この再結晶化処理をアニーリングと呼称することがある。
この発明によれば、再結晶化することで触媒材の結晶性が高まることから、熱伝導率が
向上し、感度を高めることができる。
また、再結晶化により、膜形成された触媒材の強度が上がり、上述した空間を設けるこ
とにより架橋形状となっている触媒材の構造的強度を増すことができる。
あることが好ましい。
ここで、ブリッジ回路とは、ホイトストン(Wheatston)ブリッジ回路を基本
とする回路を意味する。
、簡単な回路構成で高感度なガスセンサを実現することができる。
上述したように、仮に触媒材を白金としたときに、白金は、常温環境領域でも水素ガス
に対する高い選択性を有するが、触媒熱が発生することで、水素と空気の混合ガスから水
蒸気が発生することが知られている。この水蒸気が触媒材に付着(結露)した場合、正確
な検出値が得られなくなることがある。従って、熱電変換回路の測定温度環境を可変でき
るようにすることで、所定の温度範囲で測定温度環境を設定することができ、仮に100
℃近傍に設定すれば、発生した水蒸気の結露を防止し、正確な水素ガス濃度の検出を行う
ことができる。
度環境が設定されていることが好ましい。
任意に設定することができる。こうして、所望の測定温度環境でガス濃度の検出を行うこ
とを可能にしている。
加熱電力は、熱電変換回路に接続される触媒材の両端に外部の電源から供給すればよい
ので、熱電変換回路を含めガスセンサの構成を変更せずに実現することができる。
ことが望ましい。
且つ、触媒熱によるガス検出のため、繰り返し測定が可能で信頼性が高いガスセンサを提
供することができる。
電変換回路により電気信号に変換して検出信号として検出するガスセンサの製造方法であ
って、絶縁性を有し検出対象となるガスに対して不活性な基板の主面に触媒材を形成する
工程と、前記基板を、前記触媒材との接合面を除いて前記触媒材の下部を除去し、前記触
媒材の裏面にガスが流動する空間を形成する工程と、前記触媒材を再結晶化処理する工程
と、を含むことを特徴とする。
ッチング等による孔の開設及び凹部の穿設手段によって、少ない工程で、しかも精度よく
触媒材の形状や、基板形状を成形することができる。
し前記触媒材を加熱する抵抗加熱工程であることが好ましい。
って触媒材を再結晶温度まで触媒材の温度を高めることができる。また、供給電流を適宜
調整することで所望の温度まで高めることができ、その温度は、触媒材の再結晶化が始ま
る温度から、変態点温度未満の範囲で自在に設定することができる。
に比べ、恒温槽等の設備が不要で、しかも短時間で所望の温度に加熱することができる。
う際、前記触媒材と前記基板との間に、前記触媒材より電気伝導度が高い金属膜を形成し
、前記触媒材と前記金属膜との界面における抵抗値を前記空間の領域にある触媒材よりも
低く設定し、前記空間の領域にある触媒材のみの発熱を促し再結晶化処理を行うことが好
ましい。
げることができるので、再結晶化速度が高まり効率的な再結晶化を行うことができる。
望ましい。
チャントと呼称することがある)では、正確なパターン(形状)形成ができないことが考
えられるため、リフトオフ技術を用いることで、正確で、且つ効率的なパターン形成を行
うことを可能にする。
することができるが、以下に説明する実施の形態では、特に可燃性ガスの代表例として水
素ガスを検出する水素センサを例示して説明する。
図1〜図4は、本発明の実施形態1に係る水素センサ、及び水素センサの製造方法を示
し、図5は実施形態2、図6は実施形態1の変形例、図7は実施形態3を示している。
(実施形態1)
を模式的に示す断面図である。本実施形態では、測温抵抗体としての水素センサチップを
水素センサ10として表している。図1、図2において、水素センサ10は、基板20の
主面に触媒材としての白金膜30が形成され、所定の形状にパターニングされている。基
板20には、白金膜30の一部領域の下部に貫通孔24,25が開設されている。
なお、触媒材としては、白金の他にパラジウムを採用することができるが、本実施形態
では白金を例示して説明する。
でき、絶縁性を有し、且つ、水素に対して不活性な材料が選択される。基板20には、矩
形状の貫通孔24,25がそれぞれ平行に開設されており、後述するジグザグ形状を有す
る白金膜30の連続部32の裏面が露出する領域に設けられる。この貫通孔24,25の
周縁部は、白金膜30との接合面21,22,23とされ、同一平面上に設けられている
。
照)と接続する接続部35と接続部36とを備え、この接続部35,36との間が平面形
状が1本のジグザグ形状となるようにに形成されている。このジグザグ形状は、基板20
と接合されている接合部31と接合部33とを連続する連続部32によって構成されてい
る。なお、この白金膜30の形状は、図中に表す基板20の中心線Pに対して線対称形を
している。
2の幅を140μmとし、水素センサ10(水素センサチップ)のサイズは、Lが5mm
、Wが8mm、Hが0.1mmの小型サイズを実現している。
はAu薄膜40が形成されている。Au薄膜は、基板20と白金膜30との密着性を向上
するために設けられ、白金膜30の接合部31,33との間に矩形状に形成され、それぞ
れは電気的に分離されている。また、Au薄膜40は再結晶化の過程において、基板20
上の白金膜30は、白金膜30とAu膜40との界面において、Au薄膜40に電流が集
中するように工夫されている。つまり、白金膜30の発熱により基板20が加熱され連続
部(架橋形状部分)の触媒熱の加熱が充分とならず、再結晶化が行われないという事態を
避けている。また、Au薄膜40と絶縁性を有する基板20との間には、その接合強度を
高めるため、酸化して安定となる図示しない金属膜がしばしば用いられる。本実施形態で
は、クロム(Cr)が用いられているが、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)等でもよい
。
、連続部32は、基板20の貫通孔24,25が開設されているために、裏面が露出され
ており、水素ガスの流動可能な空間が形成され、白金膜30の表面全体と裏面の露出部分
とが水素ガスとの接触領域となる。
、熱電変換回路としてのブリッジ回路50(図3、参照)と接続する際に、ワイヤボンデ
ィング等で接続するのに好適である。
るが、この枠部39は、白金膜30をジグザグ形状に形成するリフトオフ工程(図4、参
照)において形成されるリフトオフ残り部分である。これは、リフトオフ工程における加
工時間を短縮するために、不要加工部分を残している。
照して説明する。本実施形態の水素センサは、触媒材としての白金膜30に水素ガスが接
触することによる触媒反応による発熱を、白金膜30の抵抗値変化として検出するもので
あり、ブリッジ回路50を用いて抵抗値変化を検出する。
図3は、ブリッジ回路50の基本回路構成を示す回路図である。図3において、このブ
リッジ回路50の構成は周知であるので詳しい説明を省略するが、4つの抵抗体R1〜R
4を直列に接続し、図で示す位置に、一定電圧を印加する直流電源51と電圧計52とが
接続されている。
0の白金膜30が測温抵抗体として接続されている。それぞれの抵抗体は、水素ガスがな
い場合には、R4×R1=R2×R3の状態の平衡が保たれ、電圧計52には電流は流れ
ない。水素ガスが混合した空気が触媒材としての白金膜30に接触すると触媒熱が発生し
抵抗体R4の抵抗値が増加しブリッジ回路の平衡が崩れ、電圧計に不平衡電流が流れ、こ
れを電圧値の差として検出し、図示しないマイクロコンピュータに出力する。
は、予め内部の記憶装置に記録された所定の測定温度環境における電圧差と水素濃度との
相関テーブルを参照して、水素濃度に換算して出力する。
のであって、水素ガス濃度を概ね0.05%から爆発下限界濃度5%までを正確に検出で
きるように設定され、所定の水素濃度に達した段階で警報を発するようにする。
を達成するために、自在に、且つ最適な仕様に設定される。
晶化処理は、白金膜30を加熱することによって行われる(詳しくは、後述する水素セン
サの製造方法による)。再結晶化処理によって、白金膜30の結晶性が上がるために、本
実施形態の前述した白金膜30の条件において、触媒材としての白金膜の抵抗値は、21
0Ωから150Ωに抵抗値が低下し、また、温度係数は2000ppm/℃から2800
ppm/℃に変化する。
して抵抗値の変化量が多くなったことを示しており、検出感度が上がっていることを意味
している。
22,23以外の部分を貫通孔24,25によって除去しているために、水素ガスが、白
金膜30の表面全体及び連続部32の裏面ともに接触するため、前述した触媒材の一方の
表面にのみに水素ガスが接触する構造に比べ、水素ガスとの接触面積が増え、触媒熱の上
昇速度が早くなり応答性が高められる。
造としているため、水素センサ全体としての熱容量が小さくなり、より一層応答性、つま
り検出感度を高めることができる。
状に形成できるため、白金膜30の抵抗が上がり、水素ガスによる触媒熱が上がり、測温
抵抗体としての白金膜30の温度上昇が高まり感度を高めることができる。
さらに、上述したように、白金膜30の表裏両面に水素ガスが接触する構造であるため
、ジグザグ形状とすることと合わせて、より一層感度を高めることを可能にしている。
板20の表面に白金膜30を形成するというシンプルな構成の水素センサを実現できる。
感度を高めることができる。
さらに、再結晶化により、膜形成された白金膜30の強度が上がり、上述した空間を設
けることにより架橋形状となっている白金膜30の構造的強度を増すことができる。
4,25)の領域にある固有抵抗が高い白金膜30(架橋部)のみの発熱を促し、再結晶
化処理を効率よく行うことができる。
0の剥離を防止し、信頼性が高い水素センサを実現することができる。
つの抵抗体R1〜R4のうちの一つの抵抗体R4を測温抵抗体としての白金膜30とする
ことで、簡単な回路構成で高感度な水素センサを実現することができる。
(実施形態1の水素センサの製造方法)
照して説明する。
図4は、実施形態1による水素センサ10の主な製造工程を模式的に示す断面図である
。この断面図は、図1のA―A切断面を示している。まず、Au薄膜40の形成を行う。
図4(a)はAu薄膜40の形成工程を示している。まず、基板20の主面をCMP(
Chemical and Mechanical Polishing)等で平滑面に
仕上げ、スパッタリング等の成膜手段で、所定の形状及び範囲にCr薄膜(図示せず)を
形成後、Cr薄膜の表面にAu薄膜40を形成する。本実施形態では、前述した白金膜3
0の接合部31,33を連通するように形成される。
続いて、Au薄膜の表面に白金膜30を形成する。
主面全体に白金膜30を蒸着、スパッタリング等の成膜手段を用いて形成する。この際、
白金膜30の厚さは3μmである。
次に、レジスト塗布を行う。
白金膜30の表面全体に塗布する。この際、レジスト60の上面は、ほぼ同一平面となる
。
次にリフトオフ工程により、白金膜30を所定のジグザグ形状に成形する。
形状の外形、すなわち除去すべき形状に開口されたマスクを用いてレジスト60と白金膜
30とをリフトオフ工程により所定の形状に除去する。その後、レジスト60を除去し、
ジグザグ形状の白金膜30からなる触媒材が成形される。
0の裏面にレジスト65を塗布し、貫通孔24,25に相当する形状を開口した形状にパ
ターニングする。
続いて、貫通孔24,25を開設する。
グまたはドライエッチングにより、基板の貫通孔24,25に相当する部分を除去する。
こうして、水素センサ10の形状を形成した後、再結晶化処理を行う。
素センサ10の形状を形成した後、白金膜30の両端部の接続部35,36(図1を参照
する)に加熱用電源70を接続し、加熱電力を供給する。本実施形態では、電圧110V
、電流42mAの電力を供給し、この際発生する抵抗加熱により、白金膜30を500℃
近傍まで加熱することができた。再結晶化処理を施すことの本発明の趣旨である触媒材の
抵抗値を下げる、構造的強度を高めるためには、500℃〜900℃の範囲が好適であり
、供給する電流、印加電圧及び時間を適宜調整し、所望の結晶性を得ることができる。
なお、再結晶化処理工程は、白金膜30を成膜した後、またはジグザグ形状に形成した
後に行うこともできる。
0(図3、参照)に、ワイヤボンディングによって、接続部35,36を接続する。
また、触媒材としてパラジウムを採用する場合においても、上述した製造工程に沿って
製造することが可能である。
金属膜の形成手段としてのスパッタリングや蒸着等による触媒材としての白金膜30の成
形、ドライエッチングやウェットエッチングによる貫通孔24,25の開設を少ない工程
で、しかも精度よく成形することができる。
って白金膜30を再結晶温度まで温度を素早く高めることができる。また、供給電流、電
圧を適宜調整することで所望の温度まで高めることが容易にできる。
この方法によれば、従来から用いられている触媒材を恒温槽等に入れ加熱する方法に比
べ、恒温槽等の設備が不要で、しかも短時間で所望の温度に加熱することができるという
効果がある。
フ技術を用いているため、正確で、効率的にパターン形成を行うことを可能にしている。
(実施形態2)
形態2は、前述した実施形態1に対して、白金膜30の裏面側に水素ガスを流動する空間
を貫通孔ではなく、凹部を形成することで実現するものであり、他は、実施形態1と同じ
であるため共通部分の説明を省略する。
図5は、実施形態2に係る水素センサ10を示す断面図である。図5において、基板2
0には、白金膜30のジグザグ形状の連続部32の裏面に凹部26,27が穿設され、連
続部32の裏面32Aが露出されている。凹部26,27の平面形状は、実施形態1(図
1、参照)とほぼ同じである。
た後、この犠牲層を除去して穿設される。犠牲層としては、例えば、基板がシリコン(S
i)の場合、素子分離による選択酸化層であり、この犠牲層は、ドライエッチングまたは
ウェットエッチングによって容易に除去することが可能である。このようにして水素ガス
が流動する空間を形成することができる。
なお、この犠牲層の形成は、実施形態1の製造工程(図4、参照)における最初の基板
(バルク)の状態で行われ、犠牲層の除去は、白金膜30をジグザグ形状に成形した後に
行われる。
ことで、前述した空間を貫通孔を開設する構造とほぼ同等の感度が得られるほか、貫通孔
を設ける構造よりも基板の構造的強度を高めることができるという効果がある。
(変形例)
、前述した実施形態1による白金膜30の形状を変えたところに特徴を有し、それに伴い
、貫通孔を一つにしているところに特徴を有し、変更部分のみを説明する。
図6は、この変形例に係る水素センサ100を示し、(a)は、その斜視図、(b)は
、図6(a)のB−B切断面を模式的に示す断面図である。図6(a)、(b)において
、触媒材としての白金膜130は、基板120の上面にジグザグ形状に形成されている。
0を接合する接合面121,122とが設けられ、この接合面121,122の間に貫通
孔124が開設される構造となっている。
と136とが設けられ、この接続部135,136の間が接合部131間を連続する連続
部132によって一本のジグザグ形状に形成されている。このジグザグ形状の白金膜13
0の外周部には枠部139があるが、枠部139は、実施形態1の枠部39と同じ理由で
存在している。
孔124が開設されており、白金膜130の裏面132Aが露出されている。
と同様な工程を用いることができる。
また、基板120に開設される貫通孔は、連続部132を串刺しするように中央付近に
接合面を追加して設ける構造としてもよい。
も水素ガスの流動可能な空間を形成する1例を示したもので、本発明の要旨である触媒の
温度係数を上げる、熱容量を下げることを可能にする範囲で、白金膜の形状、空間の形状
を適宜組み合わせて形成することができる。
って得られる効果を奏することができる。
(実施形態3)
。本実施形態は、前述した水素センサ10(水素センサチップ)の構造はそのままで、測
定温度環境を可変する構成としたことに特徴を有している。
図7は、実施形態3に係る熱電変換回路としてのブリッジ回路50を示している。前述
した再結晶化処理において説明したように、白金膜は、電流を流すことによって、抵抗加
熱することが可能で、測温抵抗体としての白金膜30の両端に加熱電源53を接続し、測
定温度環境を変えることが可能となる。
ことで、水素と空気の混合ガスから水蒸気が発生することが知られている。この水蒸気が
触媒材に結露した場合、正確な検出値が得られなくなることが考えられる。従って、ブリ
ッジ回路50の測定温度環境を可変できるようにすることで、所望の測定温度環境を設定
することができ、仮に100℃近傍に設定すれば、発生した水蒸気の結露を防止し、正確
な水素ガス濃度の検出を行うことができる。
給し、測定温度環境を任意に設定することができるので、熱電変換回路を含め水素センサ
の構成を変更せずに実現することができる。
水素濃度は、白金膜30の温度差、つまりブリッジ回路50から出力される電圧差によ
って検出することができるので、加熱後の温度を一定に管理すれば、この電圧差から正確
な水素濃度の検出を行うことが可能である。
範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
すなわち、本発明は、水素ガスを検出する水素センサについての実施形態に関して特に
図示され、且つ、説明しているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲に逸脱することな
く、以上説明した実施形態に対し、検出対象となるガスの種類に対応して、センサの形状
、材質、組み合わせ、その他の詳細な構成、及び製造工程間の加工方法において、当業者
が様々な変形を加えることができるものである。
容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものでないから、それ
らの形状、材質、組み合わせなどの限定の一部もしくは全部の限定をはずした部材の名称
での記載は、本発明に含まれるものである。
純な平板形状とすることができ、また、網目状に形成すること、白金膜に断面方向に凹凸
を形成することも本発明の範疇に含まれ、白金膜の裏面側にも水素が流動する交換を設け
ることと組み合わせれば、その形状を自在に選択することができる。
R3を設けてワイヤボンディングで測温抵抗体(抵抗体R4)としての白金膜を接続する
構成としても、基板20上にブリッジ回路を構成することもできる。
ンサを少ない工程で効率的に製造する製造方法を提供することができる。
31,32…白金膜の基板との接合部、50…熱電変換回路としてのブリッジ回路。
Claims (16)
- ガスと触媒材との触媒反応による発熱を、熱電変換回路により電気信号に変換し、検出
信号として検出するガスセンサであって、
絶縁性を有し、検出対象となるガスに対して不活性な基板と、
前記基板の主面に形成される前記触媒材と、を備え、
前記基板が、前記触媒材との接合面を除いて前記触媒材の下部が除去され、前記触媒材
の裏面にガスが流動する空間が形成されていることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1に記載のガスセンサにおいて、
前記触媒材が、両端に設けられる前記熱電変換回路との接続部と、前記基板との接合部
と、前記接続部と前記接合部とをジグザグ形状に連続する連続部と、を備え、平面形状が
1本のジグザグ形状に形成されていることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1または請求項2に記載のガスセンサにおいて、
前記触媒材が、水素に選択的に触媒作用をもつ白金またはパラジウムの膜で形成されて
いることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項3に記載のガスセンサにおいて、
前記触媒材と前記基板との界面に、前記触媒材よりも電気伝導性が高い金属膜がさらに
形成されていることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項3または請求項4に記載のガスセンサにおいて、
前記金属膜がAu薄膜であるとき、該Au薄膜と前記基板との接合強度を高めるための
CrまたはNiまたはTi、またはそれらの合金からなる金属膜がさらに形成されている
ことを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のガスセンサにおいて、
前記空間が、前記基板に開設される貫通孔によって形成され、前記触媒材の裏面の一部
が露出されていることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のガスセンサにおいて、
前記空間が、前記基板に犠牲層が形成された後、この犠牲層を除去して設けられる凹部
によって形成され、前記触媒材の裏面の一部が露出されていることを特徴とするガスセン
サ。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のガスセンサにおいて、
前記触媒材に加熱処理による再結晶化処理が施されていることを特徴とするガスセンサ
。 - 請求項1に記載のガスセンサにおいて、
前記熱電変換回路が、前記触媒材を測温抵抗体として接続されたブリッジ回路であるこ
とを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1または請求項9に記載のガスセンサにおいて、
前記熱電変換回路の測定温度環境が可変であることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項10に記載のガスセンサにおいて、
前記熱電変換回路に接続される前記触媒材に加熱電力を供給し、所定の測定温度環境が
設定されていることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載のガスセンサにおいて、
触媒反応による発熱を、前記触媒材を構成する材料の抵抗値変化として検出することを
特徴とするガスセンサ。 - ガスと触媒材との触媒反応による発熱を、熱電変換回路により電圧信号に変換して検出
信号として検出するガスセンサの製造方法であって、
絶縁性を有し検出対象となるガスに対して不活性な基板の主面に触媒材を形成する工程
と、
前記基板を、前記触媒材との接合面を除いて前記触媒材を除去し、前記触媒材の裏面に
ガスが流動する空間を形成する工程と、
前記触媒材を加熱処理により再結晶化処理する工程と、
を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれ一項に記載のガスセンサの製造
方法。 - 請求項13に記載のガスセンサの製造方法において、
前記触媒材を再結晶化処理する工程が、前記触媒材に電流を供給し前記触媒材を加熱す
る抵抗加熱工程であることを特徴とするガスセンサの製造方法。 - 請求項14に記載のガスセンサの製造方法において、
前記触媒材に電流を供給し再結晶化処理を行う際、前記触媒材と前記基板との間に、前
記触媒材より電気伝導度が高い金属膜を形成し、
前記触媒材と前記金属膜との界面における抵抗値を前記空間の領域にある触媒材よりも
低く設定し、
前記空間の領域にある触媒材のみの発熱を促し再結晶化処理を行うことを特徴とするガ
スセンサの製造方法。 - 請求項12ないし請求項15のいずれか一項に記載のガスセンサの製造方法において、
前記触媒材の平面形状を形成する方法が、リフトオフ技術を用いて行うことを特徴とす
るガスセンサの製造方法。
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