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JP2007062271A - 活性エネルギー硬化型インクジェット装置 - Google Patents

活性エネルギー硬化型インクジェット装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 特にフルラインヘッドの場合であっても、スピッティングが容易に行えて、ノズル詰まりを抑制できる活性エネルギー硬化型インクジェット装置を得、画像形成の高速化、高画質化を図る。
【解決手段】 活性エネルギーにより硬化可能なインクを記録媒体Sに向けて吐出するインクジェットヘッド45と、記録媒体Sとインクジェットヘッド45を相対移動させる移動手段43と、を有した活性エネルギー硬化型インクジェット装置100であって、スピッティング用のインク回収シートを、インクジェットヘッド45のノズルに対面供給するインク回収シート供給手段67を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子線・紫外線などの活性エネルギーにより硬化するインクを用いた活性エネルギー硬化型インクジェット装置に関し、特にスピッティングを行ったインクを回収する改良技術に関する。
インクジェット記録装置は、複数の圧電素子と、圧電素子に対応した複数のノズル孔を有し圧電素子の振動に応じてノズル孔からインク滴を吐出する基板とを備えて構成される。基板は、複数のノズル孔が穿設されたノズル板と、ノズル孔に連通する流路を形成する流路形成部材とから構成される。そして、圧電素子に電圧が印加されると、圧電素子が変位する。この変位は、流路内の体積を変化させる。すると、流路内の圧力が高まり、流路に対応するノズル孔からインク滴が吐出される。
ところで、近年、紫外線、電子線などの活性エネルギーにより硬化するインクをインクジェットヘッドを用いて記録媒体上に吐出し、活性エネルギー照射によりインクを硬化して画像形成を行う活性エネルギー硬化型インクジェット装置が提案されている。この活性エネルギー硬化型インクジェット装置は、環境に優しい、種々の記録媒体に高速で記録できる、滲みにくく高精細画像が得られる、などの特徴を有している。これらの利点から、活性エネルギー硬化型インクジェット装置は、ワイドフォーマットや捺染、大型ポスター、壁紙印刷等、広い描画範囲を記録する産業用のインクジェット装置としての高い利用性が期待されている。
一方、インクジェット装置は、インクジェットヘッドに多数のノズルを有し、ノズルの吐出不良が発生すると画像欠陥として認識される。ノズルの吐出不良は、特にある程度吐出を行わないノズルについて顕著に見られる。これは休止ノズルではインクが撹拌されないため、インク溶媒が蒸発したり、インク中の成分が分離したりして吐出し難くなることによる。これを防止するために、ヘッドが記録領域にないときに、スピッティングと呼ばれる空打ちを行うことがよく行われている。
しかしながら、フルラインヘッドを用いて記録媒体がヘッドの直下を一度だけ通過することにより記録がなされるシングルパスシステムのインクジェット装置では、ヘッドが常に記録領域上に存在するため、ヘッドをスピッティングメンテナンス部へ移動してスピッティングを行うことができず、ノズル詰まりを防止する有効な手段がなかった。
また、ヘッドが記録媒体搬送方向と直交方向に移動するマルチチャンネルタイプのヘッドを備えるインクジェット装置では、ヘッドを記録領域外のスピッティングメンテナンス部まで移動させなければならず、画像形成中の移動となれば画像形成時間が遅くなるとともに、記録領域外にスピッティングメンテナンス部を設けることで、装置が大型となる欠点もあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、特にフルラインヘッドの場合であっても、スピッティングが容易に行えて、ノズル詰まりを抑制できる活性エネルギー硬化型インクジェット装置を提供し、もって、画像形成の高速化、高画質化を図ることを目的とする。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1)活性エネルギーにより硬化可能なインクを記録媒体に向けて吐出するインクジェットヘッドと、前記記録媒体と該インクジェットヘッドを相対移動させる移動手段と、を有した活性エネルギー硬化型インクジェット装置であって、
スピッティング用のインク回収シートを、前記インクジェットヘッドのノズルに対面供給するインク回収シート供給手段を備えたことを特徴とする活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、スピッティング用のインク回収シートが、インクジェットヘッドのノズルに対面供給され、ヘッドが常に記録領域上に存在するフルラインヘッドのインクジェット装置であっても、スピッティングが可能となる。また、ヘッドが記録媒体搬送方向と直交方向に移動するマルチチャンネルタイプのインクジェット装置の場合では、ヘッドを記録領域外のメンテナンス部へ移動せずに、スピッティングが可能となる。さらに、記録領域外にスピッティングメンテナンス部を設ける必要もなくなる。
(2)前記インク回収シート供給手段が、前記インクジェットヘッドに設けられたことを特徴とする(1)項記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、インク回収シート供給手段がインクジェットヘッドと一体となるので、インク回収シート供給手段とインクジェットヘッドとを位置合わせする必要がなくなり、ノズルに対するインク回収シートの供給が任意のタイミングで迅速に行えるようになる。
(3)前記記録媒体と前記インクジェットヘッドとの間に介在される帯状のインク回収シートと、該インク回収シートの長手方向両端を巻き取り・繰り出す一対のシート巻回ローラと、を具備し、前記インク回収シートには、前記インクジェットヘッドに並設されるノズルを表出させる描画用穴が形成されたことを特徴とする(1)項記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、通常時、ノズルに描画用穴が一致して、ノズルから吐出させたインクが記録媒体へ着弾可能となるとともに、クリーニング時には、シート巻回ローラが巻かれることで、ノズルから描画用穴がずらされてインク回収シートが一致し、ノズルから吐出されたインクがインク回収シートへ着弾可能となる。この構成によれば、描画用穴の穿設されたインク回収シートの巻き取り機構のみの比較的簡素な構造でインク回収シート供給手段が構成できる。
(4)前記記録媒体と前記インクジェットヘッドとの間に介在される帯状のインク回収シートと、該インク回収シートの長手方向両端を巻き取り・繰り出す一対のシート巻回ローラと、を具備し、前記一対のシート巻回ローラが、少なくとも前記インク回収シートが前記インクジェットヘッドのノズルから外れる距離分、記録媒体搬送方向に沿って移動自在となったことを特徴とする(1)項記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、通常時、一対のシート巻回ローラが記録媒体搬送方向に沿って移動され、インク回収シートがノズルから外れて配置され、ノズルから吐出させたインクが記録媒体へ着弾可能となるとともに、クリーニング時には、一対のシート巻回ローラが、記録媒体搬送方向に沿って移動配置され、ノズルから吐出されたインクがインク回収シートへ着弾可能となる。この構成によれば、シート巻回ローラが移動してインク回収シートが退避可能となるので、描画用穴の穿設されたインク回収シートを使用する必要がなくなる。
(5)前記インク回収シートに着弾したインクを拭き取るクリーニング手段が設けられたことを特徴とする(3)項又は(4)項記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、スピッティングによってインク回収シートに着弾したインクが、クリーニング手段によって除去され、インク回収シートに着弾インクが蓄積することにより生じるインクだれが防止される。
(6)前記帯状のインク回収シートの長手方向に直交する幅方向の記録媒体搬送方向下流側端縁の厚みが上流側端縁の厚みより薄いことを特徴とする(3)項〜(5)項のいずれか1項記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、インク回収シートの幅方向下流側端縁の厚みが上流側端縁の厚みより薄く形成されることで、記録媒体とインク回収シートとの距離が、インク回収シートの幅方向下流側で大きくなり、記録媒体に着弾したインクにインク回収シートが接触し難くなる。
本発明に係る活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、スピッティング用のインク回収シートを、インクジェットヘッドのノズルに対面供給するインク回収シート供給手段を備えたので、ヘッドが常に記録領域上に存在するフルラインヘッドのインクジェット装置であっても、インク回収シートをノズルに対面供給でき、スピッティングを容易に行えるようにし、ノズル詰まりを抑制することができる。また、ヘッドが記録媒体搬送方向と直交方向に移動するマルチチャンネルタイプのインクジェット装置の場合では、ヘッドを記録領域外のメンテナンス部へ移動せずに、スピッティングを行うことができる。また、記録領域外にスピッティングメンテナンス部を設ける必要もなくなる。この結果、画像形成の高画質化、高速化、装置の小型化を達成することができる。
以下、本発明に係る活性エネルギー硬化型インクジェット装置の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態による活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の構成概略図、図2はインク貯留部を中心としたインク経路接続を示した斜視図、図3は画像記録部の斜視図である。
図1において、活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置100の筐体21内には、同一サイズのシート状の記録媒体Sを複数枚重ねて収納する記録媒体収納部23と、この収納部23から記録媒体Sを取り出す搬送部25と、搬送部25により搬入された記録媒体Sを記録位置範囲で保持しつつ走査を行う走査搬送部27と、走査搬送部27で保持移送及び走査されている記録媒体Sにインクジェット画像記録と活性エネルギー(本実施形態では紫外光)照射定着とを行う画像記録部29と、画像記録部29へ供給されるインクを貯留するカートリッジ装着部31と、画像記録部29で記録済みとなった記録媒体Sが送出されるトレイ33とが備えられている。
記録媒体収納部23では、記録媒体Sを収納する収納カセット35が活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置100の筐体21下部で着脱自在に配置され、入れ替えにより異なるサイズの記録媒体Sを供給することができる。この記録媒体収納部23は複数カセットを装着する構成とすることもできる。搬送部25では、筐体21にセットされた収納カセット35内の記録媒体Sの挿入方向先端部に当接するフィードローラ37が備えられ、更に、フィードローラ37により繰り出された記録媒体Sを走査搬送部27へ搬送する搬送ローラ対39,41が備えられている。
走査搬送部27では、3つのベルトローラ27a,27b,27cに張架駆動される移動手段である搬送ベルト43が備えられている。ベルトローラ27a,27b,27cに張架駆動された搬送ベルト43にはテンションローラ28が押し付けられ、テンションローラ28は搬送ベルト43に所定のテンションを付与する。搬送ベルト43は上流ベルトローラ27bから下流ベルトローラ27cへ向かうX方向へ駆動される。記録媒体Sは、上流ベルトローラ27bと下流ベルトローラ27cとの間で搬送ベルト43上に戴置搬送される。つまり、搬送ベルト43は、記録媒体Sと後述のヘッドユニット45を相対移動させる。
画像記録部29では、カートリッジ装着部31をインク供給のために接続されたインクジェットヘッドであるヘッドユニット45がそのインク噴射部先端を画像記録位置43Pで搬送ベルト43に向けて備えられている。ヘッドユニット45は、活性エネルギーにより硬化可能なインクを記録媒体Sに向けて吐出する。このヘッドユニット45にはヘッドドライバ47が接続されてインク各色の吐出量を制御する。そして、これらヘッドユニット45及びヘッドドライバ47へはカートリッジ装着部31がインク供給のために接続されている。このカートリッジ装着部31からはインク供給経路51がヘッドユニット45に接続されている。
また、画像記録位置43Pの直後でヘッドユニット45下流には活性エネルギー前段照射手段である紫外線照射部49が配置される。紫外線照射部49は、インクが記録媒体Sに着弾して直後に硬化するだけの強力な活性エネルギーを与える。つまり、紫外線照射部49は、記録媒体搬送方向下流側に配設され活性エネルギーを照射してカラーインクを硬化させる。
記録媒体Sが搬送ベルト43から離される位置(本実施形態では下流ベルトローラ27c位置)の下流には剥離爪53が配置され、剥離爪53の先端は下流ベルトローラ27c付近で搬送ベルト43に接触し、記録媒体Sの搬送ベルト43からの剥離を促す。トレイ33は搬送ベルト43から剥離された記録媒体Sを収容する。
紫外線照射部49では、前述のようにインク硬化のために強力な光を使用するため、筐体21内の温度上昇を抑えるため、排気冷却部55が筐体21内上部に配置されている。
前述の記録媒体収納部23の他の構成として、ロールに巻かれた記録材料を供給するカセットとすることもできる。この場合、搬送部25のフィードローラ37に替えて、記録材料を所望の長さに切るカッターが配置される。
図2に示すように、カートリッジ装着部31には複数のカートリッジ57a,57b,57c,57d,57eが装着され、これらのカートリッジ57a,57b,57c,575d,57eはそれぞれW(白)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のインクを貯留している。各カートリッジ57a,57b,57c,57d,57eは、それぞれ独立に形成されたインク供給経路51によってヘッドユニット45に接続され、かつ取り外し自在にカートリッジ装着部31に装着される。
インク供給経路51は、インク供給経路51a,51b,51c,51d,51eの独立した系統に分けられている。その長さ方向中間位置にインク供給経路加振部59が設けられている。このインク供給経路加振部59の構成は図示していないが、一例としては、インク供給経路51a,51b,51c,51d,51eの外側に接触する状態で超音波振動子を備え、この振動子を駆動することにより内部のインクを攪拌動作させる。また、他の例としては、インク供給経路51a,51b,51c,51d,51eに接する偏心回転型などの発振ユニットを設置し、このインク供給経路を揺さぶることで、内部インクの沈殿を抑制する。
ここで、インク供給経路51a,51b,51c,51d,51eの材質としては、金属パイプによる変形し難い構成も可能ではあるが、プラスチックなどによるチューブ状の柔らかい構成とする方が、内部インクの振動のさせやすさ、カートリッジ57a,57b,57c,57d,57eやヘッドユニット45との接合部又はチューブそのものの耐久性の高さにおいても好ましい。
次に、カートリッジ装着部31における加振部を説明する。カートリッジ57a,57b,57c,57d,57eはそれらを挟持する状態でヨーク61により支持されている。ヨーク61は筐体21に固着され、更に、このヨーク61の保持軸63によりカートリッジ57a,57b,57c,57d,57eが1つのセットとして揺動自在に軸支されている。このカートリッジのセット淵部とヨーク61とを接続してアクチュエータ65が備えられている。このように、ヨーク61とその保持軸63及びアクチュエータ65により加振部を形成している。
そして、このアクチュエータ65の伸び縮み駆動により、カートリッジ57a,57b,57c,57d,57e内のインクの流動状態を生み出し、インクの沈殿を抑制する。
本実施形態では、図3に示すように、ヘッドユニット45は記録媒体Sの幅方向長さをアレーとして有するフルライン型のヘッドで構成される。したがって、ヘッドユニット45は、不図示のブラケットによって筐体21(図1参照)に固定支持される。
なお、本実施形態では、ヘッドユニット45として、記録媒体Sの幅方向にインクジェットノズルが並ぶフルラインヘッドとしているが、記録媒体Sの搬送方向に直交する方向へ走査する走査型ヘッドとする構成を採用することも可能である。この場合には、走査型ヘッドと共に移動する形で、紫外線照射部を設ける構成となる。また、本実施形態では、インクジェット記録位置を搬送ベルトにより搬送しているが、これ以外の構成としては、記録媒体を搬送ローラに挟持しつつ、インクジェット記録位置のプラテン上を搬送する構成とすることもできる。
図4は画像記録部の要部拡大斜視図、図5はインク回収シート供給手段の一例の斜視図、図6は図5のA−A断面図である。
図4に示すように、本実施形態による活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置100は、ヘッドユニット45に、インク回収シート供給手段67(図1参照)を備えている。インク回収シート供給手段67は、図4に示すように、スピッティング用のインク回収シート69を、ヘッドユニット45の不図示のノズルに対面供給可能としている。インク回収シート69には、ヘッドユニット45のスピッティング(空打ち)によって吐出されたインクIKが着弾する。ヘッドユニット45は、スピッティングがなされることで、インクが撹拌されたり、インク溶媒の蒸発による不足が是正されたり、インク中の成分分離が防止されて、休止ノズルの詰まりが防止される。
本構成のように、インク回収シート供給手段67がヘッドユニット45と一体となることで、インク回収シート供給手段67とヘッドユニット45とを位置合わせする必要がなくなり、ノズルに対するインク回収シート69の供給が任意のタイミングで迅速に行えるようになっている。
インク回収シート供給手段67は、例えば図5に示すように、ヘッドユニット45の両側面45aに、軸71を介して回動自在な枠状のブラケット73を設け、このブラケット73の底面部に帯状のインク回収シート69を保持する構成とすることができる。ブラケット73は、不図示のアクチュエータ(電磁プランジャー、電動モーター等)や、手動によって図中実線と破線との位置に配置可能とする。
インク回収シート69としては、ポリイミド、PET、PEN等、インクに対して耐久性のある素材を好適に用いることができる。また耐久性のない材料でも数回の使用後に取り替え可能にして適用することが出来る。
また、図6に示すように、インク回収シート69は、長手方向に直交する幅方向の記録媒体搬送方向下流側端縁の厚みTfが上流側端縁の厚みTbより薄く形成されていることが好ましい。このように、インク回収シート69の幅方向下流側端縁の厚みTfが上流側端縁の厚みTbより薄く形成されることで、記録媒体Sとインク回収シート69との距離が、インク回収シート69の幅方向下流側で大きくなり、記録媒体Sに着弾したインクIKにインク回収シート69が接触し難くなる。
このような構成を有する活性エネルギー硬化型インクジェット装置100では、スピッティング用のインク回収シート69が、ブラケット73の回動によって、ヘッドユニット45のノズルに対面供給される。これにより、ヘッドユニット45が常に記録領域上に存在するフルラインヘッドのインクジェット装置100であっても、スピッティングが可能となる。
したがって、この活性エネルギー硬化型インクジェット装置100によれば、スピッティング用のインク回収シート69を、ヘッドユニット45のノズルに対面供給するインク回収シート供給手段67を備えたので、ヘッドユニット45が常に記録領域上に存在するフルラインヘッドのインクジェット装置であっても、インク回収シート69をノズルに対面供給でき、スピッティングを容易に行えるようにし、ノズル詰まりを抑制することができる。この結果、画像形成の高画質化を達成することができる。
次に、本発明に係る活性エネルギー硬化型インクジェット装置の第2の実施の形態を説明する。
図7は第2の実施の形態に係る活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置のインク回収シート供給手段の動作説明図、図8は図7に示したインク回収シートの平面視を(a)、そのB−B断面を(b)に表した説明図である。
本実施の形態による活性エネルギー硬化型インクジェット装置は、図7(a)に示すように、記録媒体Sとヘッドユニット45との間に介在される帯状のインク回収シート69Aと、このインク回収シート69Aの長手方向両端を巻き取り・繰り出す一対のシート巻回ローラ75a,75bとを具備して構成される。また、インク回収シート69Aには、ヘッドユニット45に並設されるノズルを表出させる描画用穴77が形成されている。
また、それぞれのシート巻回ローラ75a,75bの近傍にはクリーニング手段79a,79bが設けられ、クリーニング手段79a,79bはインク回収シート69Aに着弾したインクIKを拭き取るよう働く。このクリーニング手段79a,79bの材質としては、例えば不織布、フェルト等を用いることができる。このようなクリーニング手段79a,79bを備えることで、スピッティングによってインク回収シート69Aに着弾したインクIKが、クリーニング手段79a,79bによって除去され、インク回収シート69Aに着弾インクが蓄積することにより生じるインクだれが防止される。インク回収シート69A、シート巻回ローラ75a,75b、クリーニング手段79a,79bによってインク回収シート供給手段67Aが構成される。
本実施の形態によるインク回収シート69Aも、図8に示すように、長手方向に直交する幅方向の記録媒体搬送方向下流側端縁の厚みTfが上流側端縁の厚みTbより薄く形成されていることが好ましい。このように、インク回収シート69Aの幅方向下流側端縁の厚みTfが上流側端縁の厚みTbより薄く形成されることで、記録媒体Sとインク回収シート69Aとの距離が、インク回収シート69Aの幅方向下流側で大きくなり、記録媒体Sに着弾したインクIKにインク回収シート69Aが接触し難くなる。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、通常時、図7(a)に示すように、ノズルに描画用穴77が一致して、ノズルから吐出させたインクIKが記録媒体Sへ着弾可能となる。一方、クリーニング時には、図7(b)に示すように、シート巻回ローラ75a,75bが巻かれることで、ノズルから描画用穴77がずらされてインク回収シート69Aが一致し、ノズルから吐出されたインクIKがインク回収シート69Aへ着弾可能となる。さらに、図7(c)に示すように、シート巻回ローラ75a,75bがインク回収シート69Aを逆方向に延出すれば、クリーニングを行いつつ、元の図7(a)に示す状態に戻る。この構成によれば、描画用穴77の穿設されたインク回収シート69Aの巻き取り機構のみの比較的簡素な構造でインク回収シート供給手段67Aが構成できる。
次に、本発明に係る活性エネルギー硬化型インクジェット装置の第3の実施の形態を説明する。
図9は第3の実施の形態に係る活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置のインク回収シート供給手段の拡大斜視図である。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置は、一対のシート巻回ローラ75a,75bが、少なくともインク回収シート69Bがヘッドユニット45のノズルから外れる距離分、記録媒体搬送方向に沿って移動自在となっている。すなわち、シート巻回ローラ75a,75bは、ガイドレール81、81と、このガイドレール81に沿ってシート巻回ローラ75a,75bを直線可動させる不図示のアクチュエータ(電磁プランジャー、電動モーター等)によって矢印C方向へ移動される。シート巻回ローラ75a,75b、クリーニング手段79a,79b、インク回収シート69B、ガイドレール81、不図示のアクチュエータによってインク回収シート供給手段67Bが構成される。
この活性エネルギー硬化型インクジェット装置によれば、通常時、一対のシート巻回ローラ75a,75bが記録媒体搬送方向に沿って移動され、インク回収シート69Bがノズルから外れて配置され、ノズルから吐出させたインクIKが記録媒体Sへ着弾可能となる。一方、クリーニング時には、一対のシート巻回ローラ75a,75bが、記録媒体搬送方向に沿って移動配置され、ノズルから吐出されたインクIKがインク回収シート69Bへ着弾可能となる。この構成によれば、シート巻回ローラ75a,75bが移動してインク回収シート69Bが退避可能となるので、描画用穴77の穿設されたインク回収シート供給手段67Aを使用する必要がなくなる。
図10は活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の他の構成を示す部分概略図である。
図1で示した活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置100では、ヘッドユニット45は記録媒体Sの全幅方向にインク吐出口を有するライン型インクジェットヘッドであったが、この図10に示すヘッドユニット91はマルチチャンネルタイプであり、記録媒体Sの幅方向にも走査移動を行う。以下に構成を説明する。なお、図10において、図1及び図2と同様の構成且つ同様の作用を有する要素には同一の符号を付す。
まず、図1と同様に、搬送ベルト43は3つのベルトローラ27a(図示なし),27b,27cによって張架駆動される。搬送ベルト43は上流ベルトローラ27bから下流ベルトローラ27c方向へ駆動され、記録媒体Sは上流ベルトローラ27bと下流ベルトローラ27cとの間で搬送ベルト43上に戴置されて搬送方向下流に搬送される。
画像記録部93は、上流ベルトローラ27bと下流ベルトローラ27cとの間で搬送される記録媒体Sの上方位置に配置され、搬送方向Xと直交する方向(走査方向Y)に延在するガイド部材95と、このガイド部材95に懸架支持されるヘッドユニット91とから構成される。ヘッドユニット91は走査方向Yに沿って往復移動自在に設定されている。ヘッドユニット91はここでは5色(白W,イエローY,マゼンタM,シアンC,ブラックK)の各活性エネルギー硬化性インクを記録媒体Sの記録面に向けてそれぞれ射出する5つのノズル群を備えている。
ヘッドユニット91に接続されるカートリッジ装着部31及びインク供給経路加振部59の構成は、基本的に図2と同様であるので、その説明を援用する。
このカートリッジ装着部31及びインク供給経路51a,51b,51c,51d,51eとヘッドユニット91との接続については、インク供給経路加振部59から延びるインク供給経路51a,51b,51c,51d,51eはフレキシブルなチューブ材料によりなり、ヘッドユニット91の直上に配設された不図示の接続部に接続されている。インク供給経路加振部59までは基本的には筐体21に固定されており、従って、インク供給経路51a,51b,51c,51d,51eはヘッドユニット91の移動に対応できるように、フレキシブルな構成となっている。
画像記録部93については、活性エネルギー前段照射手段である紫外線照射部95a,95bは、ガイド部材95の長手方向でヘッドユニット91の両脇に配置されている。ヘッドユニット91の図で左右両側には紫外線照射を行う2つの紫外線照射部95a,95bがそれぞれ搭載されており、紫外線照射部95a,95bはヘッドユニット91の往復移動によって一緒に移動可能とされている。各ノズルから吐出され記録媒体Sの上に着弾したインクIKは、その直後に上を通過する紫外線照射部95a,95bの一方の紫外線照射部によって紫外線が照射される。
ヘッドユニット91には、上記したブラケット73が軸71を中心に回動自在となったインク回収シート供給手段67が設けられている。
このように、ヘッドユニット91に、インク回収シート供給手段67を備えれば、ヘッドユニット91が記録媒体搬送方向と直交方向に移動する本構成のようなマルチチャンネルタイプのインクジェット装置においても、ヘッドユニット91を記録領域外のメンテナンス部へ移動せずに、スピッティングが可能となる。さらに、記録領域外にスピッティングメンテナンス部を設ける必要もなくなる。この結果、画像形成の高速化、装置の小型化が実現できる。
図11は活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の更に他の構成を示す概略図である。
この構成の活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置は、図10に示したマルチチャンネルタイプのヘッドユニット91と、固定のプラテン101を使用する搬送走査部とにより、画像記録を実施する。すなわち、画像記録時に記録媒体Sを支持するのは平板状プラテン101であり、移動手段である走査搬送ローラ対103、105が記録媒体Sをプラテン101上で移動させる。
プラテン101の上方には、図10に示す画像記録部と同様に、記録媒体Sの記録面に画像を記録するヘッドユニット91が、搬送方向Xと直交する方向(走査方向Y)に延在するガイド部材95に懸架支持されている。紫外線照射部95a,95bはヘッドユニット91の往復移動によってY方向に一緒に移動可能とされている。そして、各ノズルから吐出され記録媒体Sの上に着弾したインクIKは、その直後に上を通過する紫外線照射部95a,95bの一方の紫外線照射部によって紫外線が照射される。その後、移動手段である走査搬送ローラ対105が記録媒体Sの先端を挟持搬送し、記録媒体Sがインクジェット記録装置から送出される。
このような構成の活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置に対し、前述のインク回収シートを取り付けることで、同様の効果を得ることができる。
図12は本発明の他の実施形態による活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の構成概略図である。
図12において、移動手段である移動型プラテン111は記録媒体Sを記録搬送時に支持する。移動型プラテン111は平板状であり、記録媒体Sの最大サイズより若干大きい寸法に設定されて、記録媒体全体を支持することが好ましい。この移動型プラテン111の記録材料支持面に対する裏面には、ボールナット113がブラケット115により固定されている。このボールナット113を貫通するボールねじ軸117がその長手方向を記録媒体Sの搬送方向と平行にして配置される。ボールナット113はボールねじ軸117と歯合し、ボールねじ軸117の回転Rに従動して、記録媒体搬送方向の前後移動Xに規制される。
ボールねじ軸117の搬送方向下流端には従動タイミングプーリ119が配置される。また、移動型プラテン111の下方には駆動モータ121が配置される。この駆動モータ121により回転駆動される駆動タイミングプーリ123と従動タイミングプーリ119との間にタイミングベルト125が張架されて回転駆動を伝える。駆動モータ121により回転は従動タイミングプーリ119を回転させ、ボールねじ軸117を回転させる。この回転は最終的にボールナット113により記録媒体搬送方向直線移動に転換される。そして、移動型プラテン111は図8に実線で示す初期位置と一点鎖線で示す最下流位置との間を往復する構成となっている。
更に、移動型プラテン111の記録媒体戴置面には複数の吸気孔(図示せず)が配置される。これら吸気孔はプラテン内部の配管と接続されて、更に、移動型プラテン111の下部に備えられた不図示の吸気管に接続される。この吸気管は移動型プラテン111下方に配置された吸気部に接続され、この吸気部の駆動により、移動型プラテン111に戴置された記録媒体Sを吸着する。
移動型プラテン111の初期位置と下流位置との中間付近で且つその上方には、図10または図11に示した画像記録部93が配置されている。この画像記録部93にはマルチチャンネルタイプのヘッドユニット91が備えられ、記録媒体搬送方向の前後移動Xと直交する走査方向に延在するガイド部材95にこのヘッドユニット91が懸架支持される。ヘッドユニット91はガイド部材95に沿って往復移動走査を行うが、基本的には5色(白W,イエローY,マゼンタM,シアンC,ブラックK)の各活性エネルギー硬化性インクを記録媒体Sの記録面に向けてそれぞれ射出する5つのノズル群を備えている。
紫外線照射部95a,95bはガイド部材95の長手方向でヘッドユニット91を挟んで両脇に配置されている。紫外線照射部95a,95bはヘッドユニット91の往復移動と一緒に移動し、各ノズルから吐出され記録媒体Sの上に着弾する紫外線硬化性インクに紫外線が照射される。
ヘッドユニット91には、上記したブラケット73が軸71を中心に回動自在となったインク回収シート供給手段67が設けられている。このように、前述の同様のインク回収シートを取り付けることで、同様の効果を得ることができる。
次に、本実施形態の動作を説明する。まず、本実施形態の場合、記録媒体Sは必要に応じて一枚毎に記録装置に人の手によって供給される。人の手によって供給される記録媒体Sは、初期位置にある移動型プラテン111上へ戴置される。移動型プラテン111はその上に記録媒体S全体が完全に戴置されるまで停止状態を維持する。
次に、この活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の画像記録の動作を説明する。
まず、画像記録装置に設けられた画像記録開始ボタン(図示せず)により画像記録を開始する。遅くともこのタイミングで、不図示の吸気部が駆動され、移動型プラテン111に戴置された記録媒体Sが吸着される。また、このタイミングで駆動モータ121による移動型プラテン111の移動のための駆動が開始される。
ここで、駆動モータ121の回転力は、駆動タイミングプーリ123、タイミングベルト125、従動タイミングプーリ119と伝達され、ボールねじ軸117を回転させる。この回転はボールナット113により下流方向直線移動に転換される。
そして、移動型プラテン111が初期位置から最下流位置(一点鎖線で表示)まで移動される。この時に画像記録部93による画像記録が開始される。つまり、ボールナット113は画像記録用の速度で移動され、共に移動する移動型プラテン111上の記録媒体Sに対してヘッドユニット91により画像記録走査が実行される。そして、画像記録が終了の後、最下流位置(一点鎖線で表示)において、吸気部が停止され、記録済みの記録媒体Sはプラテン111上から人手により回収される。
最下流位置(一点鎖線)の移動型プラテン111は、記録媒体Sが取り除かれた後、駆動モータ121の反転駆動により初期位置に戻り、次の画像記録に備える。
ここで、本発明で言う「活性エネルギー」とは、その照射によりインク組成物中において開始種を発生させうるエネルギーを付与することができるものであれば、特に制限はなく、広く、α線、γ線、X線、紫外線、可視光線、電子線などを包含するものである。中でも、硬化感度及び装置の入手容易性の観点からは、紫外線及び電子線が好ましく、特に紫外線が好ましい。従って、本発明のインク組成物としては、紫外線を照射することにより硬化可能なインク組成物であることが好ましい。
本発明のインクジェット記録装置において、活性エネルギーのピーク波長は、インク組成物中の増感色素の吸収特性にもよるが、例えば、200〜600nm、好ましくは、300〜450nm、より好ましくは、350〜450nmであることが適当である。また、本発明のインク組成物の(a)電子移動型開始系は、低出力の活性エネルギーであっても十分な感度を有するものである。従って、活性エネルギーの出力は、例えば、2,000mJ/cm2以下、好ましくは、10〜2,000mJ/cm2、より好ましくは、20〜1,000mJ/cm2、更に好ましくは、50〜800mJ/cm2の照射エネルギーであることが適当である。また、活性エネルギーは、露光面照度(被記録媒体表面の最高照度)が、例えば、10〜2,000mW/cm2、好ましくは、20〜1,000mW/cm2で照射されることが適当である。
特に、本発明のインクジェット記録装置では、活性エネルギー照射が、発光波長ピークが390〜420nmであり、かつ、前記被記録媒体表面での最高照度が10〜1,000mW/cm2となる紫外線を発生する発光ダイオードから照射されることが好ましい。
また、本発明のインクジェット記録装置では、活性エネルギーは被記録媒体上に吐出されたインク組成物に対して、例えば、0.01〜120秒、好ましくは0.1〜90秒照射することが適当である。
更に、本発明のインクジェット記録装置では、インク組成物を一定温度に加温するとともに、インク組成物の被記録媒体への着弾から活性エネルギーの照射までの時間を、0.01〜0.5秒とすることが望ましく、好ましくは0.01〜0.3秒、更に好ましくは0.01〜0.15秒である。このようにインク組成物の被記録媒体への着弾から活性エネルギーの照射までの時間を極短時間に制御することにより、着弾したインク組成物が硬化前に滲むことを防止することが可能となる。
なお、本発明のインクジェット記録装置を用いてカラー画像を得るためには、明度の低い色から順に重ねていくことが好ましい。このように重ねることにより、下部のインクまで活性エネルギーが到達しやすくなり、良好な硬化感度、残留モノマーの低減、臭気の低減、密着性の向上が期待できる。また、活性エネルギーの照射は、全色を射出してまとめて露光することが可能だが、1色毎に露光するほうが、硬化促進の観点で好ましい。
また、上述したように、本発明のインク組成物のような活性エネルギー硬化型インクは、吐出されるインク組成物を一定温度にすることが望ましいことから、インク供給タンクからインクジェットヘッド部分までは、断熱及び加温による温度制御を行うことが好ましい。また、加熱するヘッドユニットは、装置本体を外気からの温度の影響を受けないよう、熱的に遮断若しくは断熱されていることが好ましい。加熱に要するプリンター立上げ時間を短縮するため、或いは熱エネルギーのロスを低減するために、他部位との断熱を行うとともに、加熱ユニット全体の熱容量を小さくすることが好ましい。
また、他の活性エネルギー源としては、水銀ランプやガス・固体レーザー等を用いることができる。紫外線光硬化型インクジェットには、水銀ランプ、メタルハライドランプが広く知られている。更には、GaN系半導体紫外発光デバイスへの置き換えは産業的、環境的にも非常に有用である。更にLED(UV−LED),LD(UV−LD)は小型、高寿命、高効率、低コストであり、活性エネルギー硬化型インクジェット用放射源として期待されている。
また、上記のように、活性エネルギー源として、発光ダイオード(LED)及びレーザーダイオード(LD)を用いることが可能である。特に、紫外線源を要する場合、紫外LED及び紫外LDを使用することができる。例えば、日亜化学(株)は、主放出スペクトルが365nmと420nmとの間の波長を有する紫色LEDを上市している。更に、一層短い波長が必要とされる場合、米国特許番号第6,084,250号明細書は、300nmと370nmとの間に中心付けされた活性エネルギーを放出し得るLEDを開示している。また、他の紫外LEDも、入手可能であり、異なる紫外線帯域の放射を照射することができる。本発明で特に好ましい活性エネルギー源は、UV−LEDであり、特に好ましくは、350〜420nmにピーク波長を有するUV−LEDである。
〔被記録媒体〕
本発明のインク組成物を適用しうる被記録媒体としては、特に制限はなく、通常の非コート紙、コート紙などの紙類、いわゆる軟包装に用いられる各種非吸収性樹脂材料或いは、それをフィルム状に成形した樹脂フィルムを用いることができ、各種プラスチックフィルムとしては、例えば、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルム、PEフィルム、TACフィルム等を挙げることができる。その他、被記録媒体材料として使用しうるプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS、ポリアセタール、PVA、ゴム類などが挙げられる。また、金属類や、ガラス類も被記録媒体として使用可能である。
本発明のインク組成物において、硬化時の熱収縮が少ない材料を選択した場合、硬化したインク組成物と被記録媒体との密着性に優れるため、インクの硬化収縮、硬化反応時の発熱などにより、フィルムのカール、変形が生じやすいフィルム、例えば、熱でシュリンク可能な、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルムなどにおいても、高精細な画像を形成しうるという利点を有する。
本発明の実施形態による活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の構成概略図である。 インク貯留部を中心としたインク経路接続を示した斜視図である。 画像記録部の斜視図である。 画像記録部の要部拡大斜視図である。 インク回収シート供給手段の一例の斜視図である。 図5のA−A断面図である。 第2の実施の形態に係る活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置のインク回収シート供給手段の動作を段階的(a)〜(c)に示す動作説明図である。 図7に示したインク回収シートの平面視を(a)、そのB−B断面を(b)に表した説明図である。 第3の実施の形態に係る活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置のインク回収シート供給手段の拡大斜視図である。 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の他の構成を示す部分概略図である。 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の更に他の構成を示す概略図である。 本発明の他の実施形態による活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置の構成概略図である。
符号の説明
43 搬送ベルト(移動手段)
45,91 ヘッドユニットインクジェットヘッド
67、67A、67B インク回収シート供給手段
69、69A、69B インク回収シート
75a,75b シート巻回ローラ
77 描画用穴
79a,79b クリーニング手段
100 活性エネルギー硬化型インクジェット装置
IK インク
S 記録媒体
X 記録媒体搬送方向

Claims (6)

  1. 活性エネルギーにより硬化可能なインクを記録媒体に向けて吐出するインクジェットヘッドと、前記記録媒体と該インクジェットヘッドを相対移動させる移動手段と、を有した活性エネルギー硬化型インクジェット装置であって、
    スピッティング用のインク回収シートを、前記インクジェットヘッドのノズルに対面供給するインク回収シート供給手段を備えたことを特徴とする活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
  2. 前記インク回収シート供給手段が、前記インクジェットヘッドに設けられたことを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
  3. 前記記録媒体と前記インクジェットヘッドとの間に介在される帯状のインク回収シートと、
    該インク回収シートの長手方向両端を巻き取り・繰り出す一対のシート巻回ローラと、
    を具備し、
    前記インク回収シートには、前記インクジェットヘッドに並設されるノズルを表出させる描画用穴が形成されたことを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
  4. 前記記録媒体と前記インクジェットヘッドとの間に介在される帯状のインク回収シートと、
    該インク回収シートの長手方向両端を巻き取り・繰り出す一対のシート巻回ローラと、
    を具備し、
    前記一対のシート巻回ローラが、少なくとも前記インク回収シートが前記インクジェットヘッドのノズルから外れる距離分、記録媒体搬送方向に沿って移動自在となったことを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
  5. 前記インク回収シートに着弾したインクを拭き取るクリーニング手段が設けられたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
  6. 前記帯状のインク回収シートの長手方向に直交する幅方向の記録媒体搬送方向下流側端縁の厚みが上流側端縁の厚みより薄いことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項記載の活性エネルギー硬化型インクジェット装置。
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