JP2007055686A - チップ型電子部品収納台紙、チップ型電子部品収納台紙用紙基材の製造方法、及びチップ型電子部品収納台紙用紙基材 - Google Patents
チップ型電子部品収納台紙、チップ型電子部品収納台紙用紙基材の製造方法、及びチップ型電子部品収納台紙用紙基材 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明のチップ型電子部品収納台紙は、紙基材に、チップ型電子部品を収納する凹部又は穿孔部が設けられたチップ型電子部品収納台紙であって、JIS P 8220に記載のパルプ離解方法により離解して得られる離解パルプのろ水度、保水度、重さ加重平均繊維長、繊維長分布係数が特定範囲のものである。
【選択図】なし
Description
(1)収納台紙用紙基材をテープ状に所定の幅にスリットする。
(2)得られた紙基材テープに所定大きさの角孔と丸孔を形成する。角孔はチップ型電子部品収納のために用いられる穿孔部であり、丸孔は部品充填機内において、収納台紙を所定距離だけ進行させるために用いられるスプロケット孔である。
(3)収納台紙の裏面(ボトム側)にボトムカバーテープを接着して、角孔及び丸孔の底面を形成する。なお、角孔を穿孔する代りに、紙基材テープに所定の大きさの角状エンボンス加工を施して有底孔を形成することもあり、その場合には、この工程(3)は省略される。収納台紙にボトムカバーテープを接着するには、該収納台紙の裏面にボトムカバーテープを重ね、該ボトムカバーテープ上から熱と圧力を加える方法、いわゆるヒートシール法が用いられる。
(4)前記収納台紙内の角孔中にチップ型電子部品を充填する。
(5)収納台紙の表面(トップ側)にヒートシール法によってトップカバーテープを接着して角孔を塞ぐ。
(6)トップカバーテープを接着した収納台紙を所定の大きさのカセットリールに巻き付け、チップ型電子部品と共に出荷する。
(7)最終ユーザーにおいてトップカバーテープを収納台紙表面から剥がして角孔を開口し、それに収納されているチップ型電子部品を取り出す。
[1] 紙基材に、チップ型電子部品を収納する凹部又は穿孔部が設けられた収納台紙であって、
JIS P 8220に記載のパルプ離解方法により離解して得られる離解パルプの、JIS P 8121に準拠して測定されたろ水度が300〜570mlであり、JAPAN TAPPI No.26に準拠して測定された保水度が100〜135%であり、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法でのパルプ繊維長試験方法により測定された重さ加重平均繊維長が1.30〜2.0mmであり、繊維長分布係数が2.50〜4.50であることを特徴とする収納台紙。
[2] パルプスラリーに第1のポリアクリルアミド及び第2のポリアクリルアミドを添加して、パルプ組成物スラリーを調製する工程と、該パルプ組成物スラリーを抄造する工程とを有する収納台紙用紙基材の製造方法であって、
パルプスラリーとして、下記(a)〜(c)のパルプを配合したものを用い、
第1のポリアクリルアミドとして、両性で、かつ、質量平均分子量100万〜400万のものを用い、該第1のポリアクリルアミドの全添加量を、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.1〜2.0質量%とし、
第2のポリアクリルアミドとして、質量平均分子量500万〜1200万のものを用い、該第2のポリアクリルアミドの全添加量を、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.01〜0.1質量%とすることを特徴とする収納台紙用紙基材の製造方法。
(a):重さ加重平均繊維長0.80〜1.40mm、かつ、繊維長分布係数2.0〜4.0のパルプ:35〜95質量%
(b):重さ加重平均繊維長1.80〜3.40mm、かつ、繊維長分布係数2.8〜7.0のパルプ:5〜50質量%
(c):(a)及び(b)以外の他のパルプ:0〜60質量%
[3] パルプ組成物スラリーを抄造する工程では、パルプ組成物スラリーを複数の容器に充填し、各容器よりパルプ組成物スラリーを吐出して多層抄造する[2]に記載のチップ型電子部品収納台紙用紙基材の製造方法。
[4] [2]又は[3]に記載の収納台紙用紙基材の製造方法により製造されたことを特徴とする紙基材。
[5] [4]に記載の紙基材に、チップ型電子部品を収納するための凹部又は穿孔部が設けられたことを特徴とする収納台紙。
本発明の収納台紙用紙基材の製造方法は、紙層内剥離又は紙層間剥離が防止され、しかも曲げストレスが付与された際に表層皺が形成されにくい収納台紙用の紙基材を製造できる。
本発明の収納台紙は、紙基材に、チップ型電子部品を収納するための凹部又は穿孔部が設けられたものである。
凹部を設ける方法としては、例えば、プレスエンボスロールにより紙基材をエンボス加工する方法等が挙げられる。穿孔部を設ける方法としては、例えば、穿孔機により紙基材を穿孔する方法等が挙げられる。
離解パルプのろ水度が300ml未満であると、収納台紙が紙層内剥離又は紙層間剥離しやすくなる。これは、ろ水度が300ml未満、すなわち、ろ水性が低い紙基材を抄造すると、紙基材内で水分量過多の部分が発生し、その部分の水分をドライヤー等の乾燥ゾーンで蒸発させると、紙基材中に空隙が形成されて繊維間結合が阻害されるためである。
また、離解パルプのろ水度が570mlを超えると、パスライン等にて曲げた際のストレスを均一に分散できなくなり、収納台紙の表層に皺が発生しやすくなる。これは、離解パルプのろ水度が570mlを超える紙基材を抄造すると、繊維同士の凝集フロックが大きくなり過ぎて、地合いが悪くなるためである。
離解パルプの保水度が100%未満であると、収納台紙が紙層内剥離又は紙層間剥離しやすくなる。これは、離解パルプの保水度が100%未満であると、繊維の柔軟性に欠け、紙基材の抄造時にプレス等で搾る際に繊維同士の結合面積が小さくなるためである。
また、離解パルプの保水度が135%を超えると、収納台紙が紙層内剥離又は紙層間剥離しやすくなる。これは、離解パルプの保水度が135%を超える紙基材を抄造すると、紙基材内で水分量過多の部分が発生し、その部分の水分をドライヤー等の乾燥ゾーンで蒸発させると、紙基材中に空隙が形成されて繊維間結合が阻害されるためである。
保水度は、パルプを選択使用することで調節される。例えば、古紙パルプ及び又は繊維長分布係数の低いパルプを使用することで保水度を低く設定できる。
離解パルプの重さ加重平均繊維長が1.30mm未満であると、繊維間結合面積が小さく、強度不足となるため、収納台紙が紙層内剥離又は紙層間剥離しやすくなる。
また、離解パルプの重さ加重平均繊維長が2.0mmを超えると長繊維が多くなり、地合いが悪くなるため、曲げストレスによって表層皺が発生しやすくなる。
また、離解パルプの繊維長分布係数が4.5を超えると、長繊維と微細繊維が多くなり、地合いが悪くなるため、曲げストレスによって表層皺が発生しやすくなる。
被覆材の被覆方法としては、例えば、液状の被覆材を塗布する方法等が挙げられる。その際に適用される塗布方法としては、例えば、バーコーター、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ロッドコーター、ゲートロールコーターやサイズプレスやキャレンダーコーター等のロールコーター、ビルブレードコーター、ベルバパコーター等が挙げられる。
本発明の収納台紙用紙基材(以下、紙基材と略す。)の製造方法は、パルプスラリーに第1のポリアクリルアミド及び第2のポリアクリルアミドを添加してパルプ組成物スラリーを調製する工程(以下、第1の工程という。)と、該パルプ組成物スラリーを抄造する工程(以下、第2の工程という。)とを有する方法である。
(a):重さ加重平均繊維長0.80〜1.40mm、かつ、繊維長分布係数2.0〜4.0のパルプ:35〜95質量%
(b):重さ加重平均繊維長1.80〜3.40mm、かつ、繊維長分布係数2.8〜7.0のパルプ:5〜50質量%
(c):(a)及び(b)以外の他のパルプ:0〜60質量%
繊維長分布係数=重さ加重平均繊維長(W)/数平均繊維長(M)
繊維長分布係数が大きい程、繊維長分布の幅が大きいことを示し、繊維長分布係数が小さい程、繊維長分布の幅が小さいことを示す。
重さ加重平均繊維長、数平均繊維長はJAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法で測定された値である。
(a)のパルプの繊維長分布係数が2.0未満であると、紙層内又は紙層間の結合が弱くなり、得られる紙基材および収納台紙にて紙層内剥離又は紙層間剥離の発生が多くなる。また、(a)のパルプの繊維長分布係数が4.0を超えると、不均一な紙層内又は紙層間結合が多くなり、得られる紙基材および収納台紙にて紙層内剥離又は紙層間剥離の発生が増え、表層皺の発生も増える。
また、(a)のパルプは、重さ加重平均繊維長が0.90〜1.40mm、かつ、繊維長分布係数が2.5〜4.0であることが好ましい。(a)のパルプが、前記好ましい範囲の重さ加重平均繊維長かつ繊維長分布係数であれば、繊維間結合がより強くなるため、得られる紙基材および収納台紙の厚さ方向の強度がより強くなる。
また、(a)のパルプは、配合量が35質量%未満であると、厚さ方向で不均一な結合が増えて、得られる紙基材および収納台紙にて紙層内剥離又は紙層間剥離が発生しやすくなる。また、(a)のパルプの配合量が95質量%を超えると、繊維長体積の大きなパルプが減るため、得られる紙基材および収納台紙の紙層内または紙層間の強度が低下する。
(b)のパルプの繊維長分布係数が2.8未満であると、紙層内又は紙層間の結合が弱くなり、得られる紙基材および収納台紙にて紙層内剥離又は紙層間剥離が発生しやすくなる。また、(b)のパルプの繊維長分布係数が7.0を超えると、不均一な紙層内又は紙層間結合が多くなり、得られる紙基材および収納台紙にて紙層内剥離又は紙層間剥離が発生しやすくなり、さらに表層皺も発生しやすくなる。
また、(b)のパルプは、重さ加重平均繊維長が2.5〜3.4mm、かつ、繊維長分布係数が4.0〜7.0であることが好ましい。(b)のパルプが、前記好ましい範囲の重さ加重平均繊維長かつ繊維長分布係数であれば、繊維間結合がより強くなるため、得られる紙基材および収納台紙の厚さ方向の強度がより強くなる。
また、(b)のパルプは、配合量が5質量%未満であると、繊維長体積の大きなパルプが減るため、得られる紙基材および収納台紙の紙層内または紙層間の強度が低下する。また、50質量%を超えると、不均一な紙層内又は紙層間結合が多くなり、得られる紙基材および収納台紙にて表層皺が発生しやすくなる。
パルプは、例えば、ビーター、ジョルダン、デラックス・ファイナー、ダブル・ディスク・レファイナー(以下、DDRという。)等の叩解機により叩解されている。
叩解の程度は、抄紙適性の点から、カナディアン・スタンダード・フリーネス(以下、CSFという。)で250〜550ml程度が好ましい。
第1のポリアクリルアミドの質量平均分子量は100万〜400万である。第1のポリアクリルアミドの質量平均分子量が100万未満であると、紙基材の紙層内剥離又は紙層間剥離が発生しやすくなる。また、質量平均分子量が400万を超えると、繊維の分布が不均一になり、得られる紙基材および収納台紙にて表層皺が発生しやすくなる。
第1のポリアクリルアミドの全添加量は、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.1〜2.0質量%である。第1のポリアクリルアミドの全添加量が、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.1質量%未満であると、紙基材の紙層内剥離又は紙層間剥離を防止できないことがある。また、第1のポリアクリルアミドの全添加量が、全パルプの合計量を100質量%とした際の2.0質量%を超えると、繊維の分布が不均一になり、得られる紙基材および収納台紙にて表層皺が発生しやすくなる。
第2のポリアクリルアミドの質量平均分子量は500万〜1200万である。第2のポリアクリルアミドの質量平均分子量が500万未満であると、紙基材の紙層内剥離又は紙層間剥離を防止できないことがある。また、質量平均分子量が1200万を超えると、繊維の分布が不均一になり、得られる紙基材および収納台紙にて表層皺が発生しやすくなる。
また、第2のポリアクリルアミドの全添加量は、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.01〜0.1質量%である。第2のポリアクリルアミドの全添加量が、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.01質量%未満であると、紙基材の紙層内剥離又は紙層間剥離を防止できないことがある。また、第2のポリアクリルアミドの全添加量が、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.1質量%を超えると、繊維の分布が不均一になり、得られる紙基材および収納台紙にて表層皺が発生しやすくなる。
これは、第1のポリアクリルアミドを先に添加することで繊維を一定の大きさに凝集させることができ、その上で、第2のポリアクリルアミドを添加するにより、先に形成した一定大きさの繊維凝集体同士をさらに均一に凝集させることができるためである。
その際、紙基材の坪量が200〜1000g/m2となるように抄造することが好ましい。紙基材の坪量が200g/m2以上となるように抄造すれば、紙基材の充分な強度及び紙厚を確保でき、1000g/m2以下となるように抄造すれば、紙基材の生産性を高くできる。
多層抄造では、全てのパルプ組成物スラリーを同じ組成としてもよいし、一部の又は全部のパルプ組成物スラリーを異なる組成としてもよい。
パルプ組成物スラリーの吐出量は各層の所望の坪量に応じて適宜選択される。
第2のポリアクリルアミドの全添加量とは、各容器に充填されるパルプ組成物スラリーにおける第2のポリアクリルアミド添加量を、全ての容器中のパルプ組成物スラリーについて合計した量のことである。
全パルプの合計量とは、各容器に充填されるパルプ組成物スラリー中のパルプ量を、全ての容器中のパルプ組成物について合計した量のことである。
これらの結果、本発明の紙基材の製造方法では、紙層内剥離又は紙層間剥離が防止され、しかも曲げストレスが付与された際に表層皺が形成されにくい紙基材が得られるものと思われる。
表層用パルプとして、DDRで叩解し、CSF440mlに調整した広葉樹クラフトパルプK100質量%を用意した。
中層用パルプとして、DDRで叩解し、CSF400mlに調整した広葉樹クラフトパルプA82質量%と、DDRで叩解し、CSF480mlに調整した針葉樹クラフトパルプB18質量%とを含むものを用意した。
裏層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプK100質量%を用意した。
次いで、表層用パルプを含むパルプスラリー、中層用パルプを含むパルプスラリー、裏層用パルプの各々に、硫酸バンド、サイズパインN−771(荒川化学工業社製、ロジンエマルジョンサイズ剤)、第1のポリアクリルアミドであるポリストロンPS1260(荒川化学工業社製、両性ポリアクリルアミド系紙力剤、質量平均分子量350万、表2,3中では、「PS1260」と表記する。)を添加して3種のパルプ組成物スラリーを調製した。その際、硫酸バンドの全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.94質量%とし、サイズパインN−771の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.45質量%とし、ポリストロンPS1260の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の1.0質量%とした。
次いで、上記パルプ組成物スラリーを8つのインレットに各々充填し、各インレットからパルプ組成物スラリーを吐出して、円網式8層抄合わせ抄造機により多層抄造した。このとき、抄造機のインレット近傍の0.28質量%各パルプ組成物スラリーに、第2のポリアクリルアミドであるHH102(栗田工業社製、カチオン性ポリアクリルアミド系紙力剤、質量平均分子量800万)を添加した。HH102の全添加量は、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.02質量%とした。
また、上記多層抄造では、8層のうち、1層目を表層(坪量60g/m2)、2〜7層目を中層(坪量680g/m2)とし、8層目を裏層(坪量60g/m2)とした。
次いで、サイズプレス機により、ケン化度98モル%、重合度1000のポリビニルアルコールを乾燥塗布量として1.0g/m2塗布し、抄紙機に設置された平滑化処理機(マシンカレンダー)で平滑化処理して、坪量800g/m2、厚さ0.95mmの紙基材を得た。
中層用パルプとして、DDRで叩解し、CSF400mlに調整した広葉樹クラフトパルプN82質量%と、針葉樹クラフトパルプB18質量%とを含むものを用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA82質量%と、DDRで叩解し、CSF480mlに調整した針葉樹クラフトパルプO18質量%とを含むものを用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
表層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA100質量%を用い、中層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA18質量%と、DDRで叩解し、針葉樹クラフトパルプB18質量%と、DDRで叩解し、CSF400mlに調整した新聞古紙パルプM64質量%とを含むものを用い、裏層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA100質量%を用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA38質量%と、針葉樹クラフトパルプB62質量%とを含むものを用い、裏層用パルプとして、DDRで叩解し、広葉樹クラフトパルプA100質量%を用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、DDRで叩解し、CSF340mlに調整した古紙パルプL82質量%と、針葉樹クラフトパルプB18質量%とを含むものを用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
表層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプK40質量%と、広葉樹クラフトパルプA60質量%とを含むものを用い、中層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA100質量%を用い、裏層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA100質量%を用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、DDRで叩解し、CSF400mlに調整した広葉樹クラフトパルプC82質量%と、DDRで叩解し、CSF480mlに調整した針葉樹クラフトパルプD18質量%とを含むものを用いた。また、パルプスラリーに添加するポリストロン1260の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の1.70質量%とし、HH102の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.05質量%とした。これらのこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
パルプスラリーに添加するポリストロン1260の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.08質量%としたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
パルプスラリーに添加するポリストロン1260の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の2.2質量%としたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
パルプスラリーに添加するHH102の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.008質量%としたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
パルプスラリーに、ポリストロン1260の代わりにポリストロン117(荒川化学工業社製、アニオン性ポリアクリルアミド系紙力剤、質量平均分子量40万)を添加し、かつ、HH102を添加しなかったこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
パルプスラリーに添加するHH102の全添加量を、全パルプ合計量を100質量%とした際の0.2質量%としたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、DDRで叩解し、CSF400mlに調整した広葉樹クラフトパルプG82質量%と、針葉樹クラフトパルプB18質量%とを含むものを用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、DDRで叩解し、CSF400mlに調整した広葉樹クラフトパルプH82質量%と、針葉樹クラフトパルプB18質量%とを含むものを用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA82質量%と、DDRで叩解し、CSF480mlに調整した針葉樹クラフトパルプI18質量%とを含むものを用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
中層用パルプとして、広葉樹クラフトパルプA82質量%と、DDRで叩解し、CSF480mlに調整した針葉樹クラフトパルプJ18質量%とを含むものを用いたこと以外は実施例1と同様にして紙基材を得た。
以下に、実施例1を例に挙げて説明する。
表層 パルプK 60[g/m2]×100[質量%]=60[g/m2]
中層 パルプA 680[g/m2]×82[質量%]=578[g/m2]
パルプB 680[g/m2]×18[質量%]=122[g/m2]
裏層 パルプK 60[g/m2]×100[質量%]=60[g/m2]
(パルプAの質量割合[質量%])=(578[g/m2])/(60[g/m2]+680[g/m2]+60[g/m2])×100=70[質量%]
(パルプBの質量割合[質量%])=(60[g/m2])/(60[g/m2]+680[g/m2]+60[g/m2])×100=15[質量%]
(パルプKの質量割合[質量%])=(60[g/m2])/(60[g/m2]+680[g/m2]+60[g/m2])×100=15[質量%]
紙基材を、JIS P 8220に記載のパルプ離解方法により離解し、これにより得られた離解パルプをJIS P 8121に準拠し、測定して求めた。
紙基材を、JIS P8220に記載のパルプ離解方法により離解し、これにより得られた離解パルプをJAPAN TAPPI No.26に準拠し、測定して求めた。
紙基材を、JIS P8220に記載のパルプ離解方法により離解し、得られた離解パルプの繊維長を、Fiber Lab(Kajaani社製)により測定し、重さ加重平均繊維長(W)と数平均繊維長(M)を求めた。そして、重さ加重平均繊維長(W)と数平均繊維長(M)とを、重さ加重平均繊維長(W)/数平均繊維長(M)の式に代入して繊維長分布係数を算出した。
紙基材の剥離性について、図1に示すようなしごき試験装置10を用いて評価した。ここで、しごき試験装置10は、駆動ロールである直径76mmの第1の金属ロール11と、直径116mmの第2の金属ロール12と、直径60mmのゴムロール13とを具備し、これらが、ゴムロール13の周面と第1の金属ロール11の周面および第2の金属ロール12の周面とが対向するように配置されたものである。各ロールの幅は13.5cmである。
上記しごき試験装置10を用いた剥離性評価方法では、得られた紙基材を幅8mm、長さ54.5cmに切り取り、長さ方向の縁同士を接合して環状紙片S1とした。次いで、環状紙片S1を、その内面が第1の金属ロール11の周面および第2の金属ロール12の周面に接触し、かつ、外面がゴムロール13の周面に接触するように、しごき試験装置10に取り付けた。次いで、環状紙片S1が第1の金属ロール11及び第2の金属ロール12とゴムロール13とによってしごかれるように、荷重1.8kgを、ゴムロール13を介して環状紙片S1に加えた。その状態で、第1のロール11を駆動させて、環状紙片S1を1.6秒/1周の速度で周回させた。このとき、環状紙片S1の一方の面側と他方の面側とで、付与される力の方向が異なるため、紙層内剥離又は紙層間剥離が起こりやすい状態となる。
そして、環状紙片S1が、紙層内剥離又は紙層間剥離が起こらずに周回した回数を測定した。この回数が多い程、紙層内剥離又は紙層間剥離が防止されていることを示す。
図2に示すように、紙基材から幅8mm、長さ20cmに切り取った紙片S2を、直径90mmのガラス製500mlビーカー21に巻き付けた。その際、紙片S2の表層がビーカー21に接するようにした。そして、ビーカー21の内側から、紙片S2の表層面に発生した4mm以上の皺の数を数えた。なお、皺の数が20本を超えるものは実用上問題がある。具体的には、トップカバーテープとの接着不良が発生する。
これに対し、第1のポリアクリルアミドとして分子量が100万以下のものを用い、第2のポリアクリルアミドを添加しなかった比較例1の製造方法では、紙基材の紙層内剥離又は紙層間剥離が防止されていなかった。
第2のポリアクリルアミドの全添加量が0.1質量%を超えていた比較例2の製造方法では、紙基材に曲げストレスをかけた際に表層皺を多数生じた。
(a)のパルプを含まなかった比較例3,4の製造方法では、紙基材の紙層内剥離又は紙層間剥離が防止されていなかった。
(b)のパルプを含まず、(b)のパルプの代わりに使用したパルプの重さ加重平均繊維長が1.80mm未満であった比較例5の製造方法では、紙基材の紙層内剥離又は紙層間剥離が防止されていなかった。
(b)のパルプを含まず、(b)のパルプの代わりに使用したパルプの重さ加重平均繊維長が3.40mmを超えていた比較例6の製造方法では、紙基材に曲げストレスをかけた際に表層皺を多数生じた。
なお、上記の評価は紙基材でのものであるが、収納台紙は紙基材に凹部又は穿孔部を設けたものであるため、紙基材の評価と同様の結果となる。
Claims (5)
- 紙基材に、チップ型電子部品を収納する凹部又は穿孔部が設けられたチップ型電子部品収納台紙であって、
JIS P 8220に記載のパルプ離解方法により離解して得られる離解パルプの、JIS P 8121に準拠して測定されたろ水度が300〜570mlであり、JAPAN TAPPI No.26に準拠して測定された保水度が100〜135%であり、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法でのパルプ繊維長試験方法により測定された重さ加重平均繊維長が1.30〜2.0mmであり、繊維長分布係数が2.50〜4.50であることを特徴とする、チップ型電子部品収納台紙。 - パルプスラリーに第1のポリアクリルアミド及び第2のポリアクリルアミドを添加して、パルプ組成物スラリーを調製する工程と、該パルプ組成物スラリーを抄造する工程とを有するチップ型電子部品収納台紙用紙基材の製造方法であって、
パルプスラリーとして、下記(a)〜(c)のパルプを配合したものを用い、
第1のポリアクリルアミドとして、両性で、かつ、質量平均分子量100万〜400万のものを用い、該第1のポリアクリルアミドの全添加量を、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.1〜2.0質量%とし、
第2のポリアクリルアミドとして、質量平均分子量500万〜1200万のものを用い、該第2のポリアクリルアミドの全添加量を、全パルプの合計量を100質量%とした際の0.01〜0.1質量%とすることを特徴とする、チップ型電子部品収納台紙用紙基材の製造方法。
(a):重さ加重平均繊維長0.80〜1.40mm、かつ、繊維長分布係数2.0〜4.0のパルプ:35〜95質量%
(b):重さ加重平均繊維長1.80〜3.40mm、かつ、繊維長分布係数2.8〜7.0のパルプ:5〜50質量%
(c):(a)及び(b)以外の他のパルプ:0〜60質量% - パルプ組成物スラリーを抄造する工程では、パルプ組成物スラリーを複数の容器に充填し、各容器よりパルプ組成物スラリーを吐出して多層抄造する請求項2に記載のチップ型電子部品収納台紙用紙基材の製造方法。
- 請求項2又は3に記載のチップ型電子部品収納台紙用紙基材の製造方法により製造されたことを特徴とする紙基材。
- 請求項4に記載の紙基材に、チップ型電子部品を収納するための凹部又は穿孔部が設けられたことを特徴とするチップ型電子部品収納台紙。
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