JP2007047853A - サービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 コピー機などのサービス提供装置において、ICカードなどの非接触媒体に記録された価値情報から課金を好適に行なう。
【解決手段】 サービスを提供したときの料金を求め、非接触媒体にチャージされている金額とサービスを提供したときの料金を比較して、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動することにより、課金とジョブの動作、及び課金のタイミングを規定する。サービスの実行が終了した時点で非接触媒体から徴収する。あるいは、サービスの実行を一時停止して、非接触媒体から徴収し、徴収を終えると残りのサービスを再開する。
【選択図】 図2
【解決手段】 サービスを提供したときの料金を求め、非接触媒体にチャージされている金額とサービスを提供したときの料金を比較して、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動することにより、課金とジョブの動作、及び課金のタイミングを規定する。サービスの実行が終了した時点で非接触媒体から徴収する。あるいは、サービスの実行を一時停止して、非接触媒体から徴収し、徴収を終えると残りのサービスを再開する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、サービスを提供するとともにサービスの利用者に対しサービスの対価を課金するサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、コンビニエンスストア内に設置された複合機など、無人環境下でサービス提供装置を利用した利用者に対しサービスの対価を課金するサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
さらに詳しくは、本発明は、コピー機や複合機のように先に料金を徴収してからサービスに起動をかけるという動作手順が導入されているサービス提供装置において、ICカードなどの非接触媒体に記録された価値情報から課金を行なうサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、課金とジョブの動作、及び課金のタイミングを規定して、非接触媒体をかざして料金を徴収する課金方式を実現するサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
近年、街頭に設置された自動販売機や、駅などの券売機、コンビニエンスストア内に設置された複写機やファクシミリ送受信機、若しくは複合機といったように、無人環境下で物品の販売や印刷物の提供などのサービスを行ない、ユーザに対価を課金するというサービス提供装置が広範に普及している。この種の無人環境下においてユーザから料金を徴収する形態として、コインキットによる現金の徴収や、プリペイド・カードによる徴収、ICカードを利用したシステムが挙げられる。
自販機や券売機の場合、ユーザが商品や行く先(若しくは運賃)を選択した段階で料金が確定することから、いずれの料金徴収方法すなわち課金方法であっても、ユーザには馴染み易い。例えば、コインキットを用いた場合、投入金額に対して料金が減額課金されてつり銭が戻されるが、これは商取引の形態をコインキットで代替しているに過ぎず、ほとんどすべてのユーザに違和感はない。
これに対し、複写機やファクシミリ送受信機、若しくは複合機のように、例えばコピーなど画像形成処理を動作させて印刷物を提供するという画像形成サービスの場合、ユーザが料金を投入することにより先に料金を徴収してからサービスに起動をかけるという動作手順が導入されている。すなわち、先に料金を徴収しなければサービスに起動をかけることができず、またサービスの起動がかかる前に料金が確定しないため、自販機や券売機とは事情が異なる。例えば、コインキットを用いた場合、先に料金を徴収しなければサービスに起動をかけることができない。また、プリペイド・カードを用いるときは装置内にカードを取り込み、提供したサービスに見合った料金を徴収してからカードを戻すというような方式が知られている。
近年では、ICカードに代表される非接触媒体を使用した料金徴収システムが、非接触・近接通信において高い耐タンパ性を実現できる点や、操作上の手軽さから、急速に普及し始めている。
非接触媒体を使用したシステムを電車の料金徴収に適用する場合、乗客は電車に乗る時と降りる時にかならず改札口を通ることから、非接触型媒体を入り口と出口でかざすだけで、入る時は最低運賃を徴収し、出る時に正規運賃と最低運賃の差額を徴収することが可能である(例えば、特許文献1並びに特許文献2を参照のこと)。また、自動販売機に適用する場合、ユーザが所望の商品を選択してから非接触型媒体をかざすことにより、料金が確定した状態で非接触型媒体から料金を徴収することができる。
これに対し、画像形成サービスに非接触媒体を用いた料金徴収システムを適用する場合、ユーザが料金を投入することにより先に料金を徴収してからサービスに起動をかけるという動作手順が導入されている。このことから、サービスの起動がかかる前に料金が確定しないようなため、非接触型媒体のようにかざしただけで確定していない料金を徴収することができないという問題がある。
料金の徴収を確保するために、従来のプリペイド・カードのように、ICカードを画像形成装置内に取り込んでからサービスを起動するという方法も考えられる。しかしながら、ICカードをかざしただけで料金を徴収できるという操作上の手軽さを阻害するものであり、ユーザには受け入れ難い。言い換えれば、ユーザにとっての利便性を生かすためには、ICカードを装置内に取り込むというようなことをせずに料金を徴収する必要がある。
本発明の目的は、無人環境下でサービス提供装置を利用した利用者に対しサービスの対価を好適に課金することができる、優れたサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、コピー機や複合機のように先に料金を徴収してからサービスに起動をかけるという動作手順が導入されているサービス提供装置において、ICカードなどの非接触媒体に記録された価値情報から課金を好適に行なうことができる、優れたサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、課金とジョブの動作、及び課金のタイミングを規定して、非接触媒体をかざして料金を徴収する課金方式を好適に実現することができる、優れたサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、サービスを提供するとともにサービスの利用者に対しサービスの対価を課金するサービス提供装置であって、利用者に提供するサービスを提供するサービス実行手段と、サービスの利用者が所持する非接触媒体に対して読み書き動作を行なう非接触媒体読み書き手段と、利用者にサービスを提供したときの料金に関する情報を算出する料金算出手段と、非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出手段により算出された料金に関する情報を確認してから前記サービス実行手段によるサービスの起動を制御するサービス起動制御手段とを具備すること特徴とするサービス提供装置である。
本発明は、無人環境下に設置され、利用者にサービスを提供し、その対価となる料金を徴収するサービス提供装置に関するものであり、特に、非接触媒体をかざして料金を徴収する課金方式を採用したサービス提供装置に関する。
ICカードに代表される非接触媒体を使用したシステムは、非接触・近接通信において高い耐タンパ性を実現できる点や、操作上の手軽さから、急速に普及し始めている。ICカードを用いた課金システムの場合、小銭を持ち歩く必要がない、お釣が発生しない、ICカードに記憶された利用者情報によりサービスに付加価値を付けることが可能であるなど、ユーザの利便性が高い。
しかしながら、画像形成サービスのように、サービスの起動がかかる前に料金が確定しないようなシステムの場合、非接触型媒体のようにかざしただけで確定していない料金を徴収することができないという問題がある。
これに対し、本発明に係るサービス提供装置の場合、サービス起動制御手段が非接触媒体にチャージされている金額を確認してからサービスの起動を制御するようになっているので、課金とジョブの動作、及び課金のタイミングを規定することができる。したがって、ICカードを装置内に取り込むというようなことをせずに料金を徴収することが可能であり、ユーザにとっての利便性を生かしながら、非接触媒体による課金方式を実現することができる。
本発明に係るサービス提供装置では、前記サービス起動制御手段は、非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出手段により算出された料金の比較結果に基づいてサービスを起動するようになっている。
例えば、サービスを提供したときの料金を求め、非接触媒体にチャージされている金額とサービスを提供したときの料金を比較して、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する。
あるいは、サービスを提供したときの料金に対し所定額を上乗せした金額を求め、非接触媒体にチャージされている金額と料金に対し所定額を上乗せした金額とを比較して、前記サービス起動制御手段は、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する。
サービスに対する料金を見積もる際に、多少精度が悪いロジックを採用してしまう可能性がある。このような場合、徴収料金よりも多目のサービス起動の判断料金を設定しておくことにより、料金を計算する際の多少の誤差が発生しても、確実にサービスを実行して料金を徴収することができる。
あるいは、前記サービス実行手段が実行するサービスの最低料金を求め、非接触媒体にチャージされている金額と該最低料金とを比較し、前記サービス起動制御手段は、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する。
また、サービスの利用者が所持する非接触媒体から読み出した情報を認証し、前記サービス起動制御手段は、該認証に成功したときにのみ、前記サービス実行手段によるサービスの起動を許可するようにしてもよい。
また、前記非接触媒体読み書き手段は、サービスの利用者が所持する非接触媒体から徴収する処理を行なうが、前記サービス実行手段によるサービスの実行が終了した時点で、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行なうようにしてもよい。あるいは、前記サービス実行手段によるサービスの実行を一時停止して、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行なうようにしてもよい。後者の場合、非接触媒体から徴収する処理が完了すると、前記サービス実行手段によるサービスの実行を再開して、残りのサービスを提供する。
また、サービスの実行を一時停止して非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収するという課金形態の変形例として、予定した処理量のサービスを実行する度に料金の徴収を行なうようにしてもよい。すなわち、前記サービス起動制御手段は、前記サービス実行手段により予定した処理量だけサービスを実行する度に一時停止して、前記非接触媒体読み書き手段は、該一時停止の期間中にサービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から該予定した処理量のサービスに対する料金を徴収する処理を行なう。そして、前記サービス起動制御手段は、非接触媒体から徴収する処理が完了すると、前記サービス実行手段による以降のサービスの実行を再開する。
前記サービス実行手段は、例えば、読み取った画像のコピー、画像情報のファクシミリ送受信、ネットワーク・プリント、若しくは用紙に印字して排出するその他の画像形成サービスを実行する。また、前記サービス実行手段から排出される用紙を格納する排出用紙格納手段をさらに備えていてもよい。このような場合、前記排出用紙格納手段は、サービスの利用者が所持する非接触媒体から徴収する処理が完了したときに、排出用紙を利用者に提供するようにしてもよい。
また、本発明に係るサービス提供装置は、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金の徴収を開始する時点からの経過時間を監視する時間監視手段と、所定時間以内に料金の徴収が行なわれなかったときに料金未払いと判定する未払い判定手段をさらに備えていてもよい。
そして、未払いと判定された非接触媒体に対して、料金の支払を求める幾つかのアクションをとることができる。例えば、料金未払いの非接触媒体を特定する情報をレポートとして印字するようにしてもよい。あるいは、料金未払いの非接触媒体を特定する情報を表示出力するようにしてもよい。あるいは、料金未払いの非接触媒体を特定する情報をネットワーク経由で外部端末に転送するようにしてもよい。
また、本発明の第2の側面は、サービスを提供するとともにサービスの利用者に対しサービスの対価を課金するための処理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータ・システムに対し、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額を読み取るチャージ金額読み取り手順と、利用者にサービスを提供したときの料金に関する情報を算出する料金算出手順と、非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出手順において算出された料金に関する情報を確認してからサービスの起動を制御するサービス起動制御手順と、サービスが起動した後に、利用者が要求するサービスを実行するサービス実行手順と、サービスの利用者が所持する非接触媒体から徴収する処理を行なう料金徴収手順とを実行させること特徴とするコンピュータ・プログラムである。
本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムは、コンピュータ・システム上で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムを定義したものである。換言すれば、本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムをコンピュータ・システムにインストールすることによって、コンピュータ・システム上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側面に係るサービス提供装置と同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、コピー機や複合機のように先に料金を徴収してからサービスに起動をかけるという動作手順が導入されているサービス提供装置において、ICカードなどの非接触媒体に記録された価値情報から課金を好適に行なうことができる、優れたサービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、課金とジョブの動作、及び課金のタイミングを規定して、非接触媒体をかざして料金を徴収する課金方式を好適に実現することができる。
サービスに対する料金を見積もる際に、多少精度が悪いロジックを採用してしまう可能性がある。このような場合、徴収料金よりも多目のサービス起動の判断料金を設定しておくことにより、料金を計算する際の多少の誤差が発生しても、確実にサービスを実行して料金を徴収することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
本発明は、無人環境に設置されたサービス提供装置において、コインキットとともにICカード読取装置を併設しながら、ユーザの利便性よく課金を行なうものである。以下では、サービス提供装置として、コピー機能や、ファクシミリ送受信機能、ネットワーク・プリント機能などの複合的なサービスを行なう複合機を例にとって、本発明の実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る複合機100のハードウェア構成を模式的に示している。以下、当該装置100内の各部について説明する。
CPU(Central Processing Unit)101は、当該装置100内の動作を統括的に制御する中央コントローラであり、オペレーティング・システムが提供する実行環境下でプログラムを制御し、コピーやファクシミリ送受信、ネットワーク・プリントといった各種のサービス提供動作や、サービス提供に伴う対価の課金処理などに関して主たる制御を行なう。また、本実施形態では、課金処理には、サービスの利用者がかざすICカードにチャージされている金額を確認してサービスの起動を制御するという、課金とジョブの動作並びに課金のタイミングを制御するための処理も含むが、この点の詳細は後述に譲る。CPU101は、バス102を介して当該装置100内の各機器と相互接続されている。
ROM(Read Only Memory)103は、読み出し専用の半導体メモリ装置で構成され、ネットワーク・プリントといったサービス提供動作やサービス実行に伴う対価の課金処理などを実行するための各制御プログラムや固定データなどが恒久的に書き込まれている。勿論、フラッシュ・メモリなどのように格納データを電気的な書き換え可能なデバイスを用いてROM103を構成することもでき、必要に応じて適宜プログラムや固定データの更新を行なうようにしてもよい。
RAM(Random Access Memory)104は、書き換え可能な半導体メモリ装置で構成され、CPU101で実行する制御プログラムをROM102からロードしたり、プログラム実行中の作業データを一時格納したりするなど、プログラム動作のためのシステム・メモリとして使用される。また、画像処理のためのページ・メモリとして、RAM104を使用することができる。
NVRAM(Non−Volatile RAM)105は、フラッシュ・メモリのように無電源状態でも記憶内容を消失しない書き換え可能メモリで構成され、セキュリティ・データやその他の不揮発性データ、画質調整、各種設定パラメータ、サービス実行時の各種履歴、サービスの対価を課金した履歴などを格納するために使用される。
HDD106は、磁気記録式の固定ディスクからなる大容量外部記憶装置であり、原稿から読み取った画像データを蓄積したり、サービス実行時の各種履歴を保存したり、料金未払いとなっているICカードを特定するための情報を管理したり、さらにはCPU101において実行するプログラムをインストールするために使用される。
画像処理部107は、原稿から読み取った画像データ、あるいはネットワーク経由でダウンロードした画像データなどに対し、伸張圧縮処理や、画質調整などの各種画像処理を施す。
図示の複合機100は、ユーザ・インターフェース109として、液晶ディスプレイなどからなる表示部110と、スタート/ストップ/テンキーなどのハードウェア・キーを備えた(あるいは表示部110を兼ねたタッチパナルからなる)操作部111を備え、これらはUIインターフェース108を介してバス102に接続されている。但し、UIインターフェース108を介さず、CPU101がユーザ・インターフェース109を直接制御するように構成することも可能である。
通信インターフェース112を経由して、各種の外部装置やネットワーク・インターフェースなどがバス102に接続されている。
LANインターフェース113は、10/1000Base−Tなど、所定のプロトコルに従って複合機100をネットワーク接続する。無線LANを含めることもできる。
本実施形態に係る複合機100は、LAN越しにインターネットなどの外部ネットワークに接続し、所望の情報資源にアクセスすることができる。また、複合機100は、ユーザが使用するパーソナル・コンピュータ(PC)や携帯端末(いずれも図示しない)から、コピーやファクシミリ送受信、コンテンツ探索やその他のコンテンツ処理、ネットワーク・プリントといった、各種のサービスの内容を規定する指示書を受信し、指示に従ってサービスを実行することができる。また、料金未払いとなっている利用者のICカードを特定するための情報を、ネットワーク経由でサーバなどの外部端末に転送することができる。
本実施形態に係る複合機100には、ICカードに対して非接触・近距離通信を行なうために、ICカード読み書き装置が装備され、RS232Cあるいはその他のシリアル・インターフェース114経由でバス102に接続されている。
ICカードとICカード読み書き装置間では、電磁結合、電磁誘導、あるいは電波通信などの方式による伝送路上で、所定の相互認証処理を経て、高い耐タンパ性を保ちながら非接触・近距離通信を行なうことができる。但し、ICカードを利用した非接触通信の仕組み自体は本発明の要旨に直接関係しないので、ここではこれ以上説明しない。本実施形態では、複合機100は、サービスの対価をICカードから課金したり、ICカードのチャージを行なったりするが、この点については後に詳解する。
USB(Universal Serial Bus)インターフェース115は、例えばUSB1.1又はUSB2.0に準拠し、パーソナル・コンピュータなどにローカル接続する際に使用することができる。
モデム116は、コンピュータ上の信号と公衆回線上の信号の相互変換を行なう変復調装置からなり、ファクシミリなどの公衆回線への接続を行ない、通常のファクシミリ送受信や、時刻指定送信、その他の各種のファクシミリ機能を提供する。
コインキット117は、コインや紙幣などの現金を受け取る受け取り口と、受け取り口を介して投入された現金を蓄積する現金蓄積部と、投入金額を計数するとともに課金し徴収した額を減算して残額を算出する演算部と、残額を表示する表示部を備えている。但し、本発明の要旨は、現金による料金の徴収とは直接関連しないので、コインキット117に関してこれ以上説明しない。
デバイス・インターフェース118は、例えばRS422などで構成され、複合機100を構成する各種機器をバス102に接続するためのインターフェース・プロトコルを実現する。
複合機100を構成する機器として、例えば原稿から画像を読み取る読取装置部119と、画像を用紙上に印刷出力する印刷装置部120が挙げられる。
読取装置部119は、一般的には、原稿を載せるプラテンと画像読み取りを行なうスキャナの組み合わせで構成され、自動原稿読取装置であってもよい。読み取り画像は、適宜画像処理部107において画像処理が施され、印刷装置部120に画像出力され、あるいはHDD106に保存される。
印刷装置部120は、例えば電子写真方式のプリント・エンジン部を備えている。電子写真プロセスは、電子写真感光体に対する帯電、スキャンした原稿イメージの露光、現像すなわち感光体表面の静電潜像へのトナー重畳、用紙へのトナー転写及びトナー定着、感光体のクリーニングという複数のサブプロセスからなる。但し、プリント・エンジンの構成自体は本発明の要旨に直接関連しないので、ここではこれ以上説明しない。
印刷装置部120によって印字された用紙が排出されると、排出用紙格納部121に格納される。排出用紙格納部121は、一般的な排紙トレイを用いて構成することもできる。本実施形態では、画像形成サービスに対する料金を利用者が徴収することができたときに、排出用紙格納部121のロックを解除して、利用者に提供するようになっているが、この点の詳細については後述に譲る。
複合機100は、例えばコンビニエンスストアなどに設置され、無人環境下で不特定のユーザの利用に供される。無人環境下においてユーザから料金を徴収する手段として、例えばコインキット117とカード読み書き装置を併用することができる。但し、以下では、主に非接触媒体を用いた料金徴収システムを適用する場合に着眼して説明する。
複合機100は、従来の画像形成サービスと同様に、ユーザが料金を投入することにより先に料金を徴収してからサービスに起動をかけるという動作手順が導入されている。しかしながら、画像形成サービスのように、サービスの起動がかかる前に料金が確定しないようなシステムの場合、非接触型媒体のようにかざしただけで確定していない料金を徴収することができないという問題がある。
そこで、本実施形態では、サービスの利用者がかざすICカードにチャージされている金額を確認してからサービスの起動を制御することにより、課金とジョブの動作、及び課金のタイミングを規定するようにしている。この場合、ICカードを装置内に取り込むというようなことをせずに料金を徴収することが可能であり、ユーザにとっての利便性を生かしながら、非接触媒体による課金方式を実現することができる。
例えば、利用者がカード読み書き装置にICカードをかざし、カード読み書き装置を通じてこのICカードを発見したら、複合機100のユーザ・インターフェース109が活性化される。そして、利用者は、操作部111を介してサービスの内容を指定することができる。複合機100側では、個々のサービスについての単価などを記載した料金体系情報をROM103やNVRAM105、HDD106などの記憶装置に格納しており、ユーザが指定したサービスに関して料金を算出する。下表には、料金体系の一例を示している。
ユーザが指定したサービス、例えばプリント・サービスが指定され、プリント枚数やプリントする用紙サイズやカラーなのか白黒プリントなのかなど、実行した場合の料金を計算し、RAM104などの記憶部に記憶する。例えば、1枚プリントするとき、表1に示したような料金体系ならば、それを基に計算する。さらに算出した料金に基づいて、利用者に対して複合機100がサービスを起動すべきかどうかの基準となるサービス実行許可料金を算出する。
ここで言うサービス実行許可料金には、ユーザが指定したサービスから料金体系を基に算出した料金そのものの他に、算出した料金に所定額を上乗せした金額や、ユーザが指定可能なサービスの最低料金などが挙げられる。料金に所定額を上乗せした金額をサービス実行許可料金に設定する場合、料金を見積もるロジックの精度が多少悪くて料金を計算する際の多少の誤差が発生しても、確実にサービスを実行して料金を徴収することができる。また、最低料金をサービス実行許可料金に設定する場合には、ICカードにチャージした金額が小額であってもサービスの起動がかかり易くなり、ユーザの利便性が図られる。
そして、ICカードにチャージされている金額をカード読み書き装置から読み取って、これと算出したサービス実行許可料金とを比較して、チャージ金額の方が多いときにはサービスを起動する。
なお、料金に上乗せした金額をサービス実行許可料金に設定している場合には、表1に示した正規の料金体系に代えて、下表2に示すような上乗せした料金体系をROM103やNVRAM105、HDD106などの記憶装置に格納しておく。そして、ユーザが指定したサービス、例えばプリント・サービスが指定され、プリント枚数やプリントする用紙サイズやカラーなのか白黒プリントなのかなど、実行した場合の料金を計算し、RAM104などの記憶部に記憶する。
表2では、1枚に対する料金(表1を参照のこと)の2倍の料金を設定しているので、誤差が2枚分以内ならシステムとして問題なく動作できるということを示している。表2は2枚分を想定しているが、その枚数分に限定されるものではない。また、料金上乗せは加算に限定されるものでもなく、乗算など方式は問わない。
また、サービスの最低料金をサービス実行許可料金に設定している場合には、表1に示した正規の料金体系に代えて、下表3に示すような最低料金体系をROM103やNVRAM105、HDD106などの記憶装置に格納しておく。そして、ユーザが指定したサービス、例えばプリント・サービスが指定され、プリント枚数やプリントする用紙サイズやカラーなのか白黒プリントなのかなど、実行した場合の料金を計算し、RAM104などの記憶部に記憶する。
図2には、ICカードを用いて複合機100のサービスを起動するための処理手順をフローチャートの形式で示している。この処理動作は、実際には、複合機100内のCPU101がROM103に格納されている所定の制御プログラムをRAM104上にロードして実行するという形態で実現される。
まず、ICカード読み書き装置を介してユーザの非接触ICカードを発見したならば(ステップS1)、ICカードとのコネクションを確立する(ステップS2)。
なお、ICカードへのアクセスにはICカードとカード読み書き装置間での相互認証処理や、非接触通信におけるコネクションの確立などの手続きを要するが、これら非接触通信の仕組み自体は本発明の要旨に直接関連しないので、ここでは説明を省略する。
次いで、カード読み書き装置を通して、ICカードにチャージされている金額やその他の必要な情報をICカードから読み出す(ステップS3)。
この時点では複合機100のユーザ・インターフェース109が活性化されており、ユーザは、操作部111を通じてサービスの内容を指定することができる。そして、ユーザがサービスを指定すると(ステップS4)、利用者に対して複合機100がサービスを起動すべきかどうかの基準となるサービス実行許可料金を算出する(ステップS5)。サービス実行許可料金として、ユーザが指定したサービスから料金体系を基に算出した料金そのものの他に、算出した料金に所定額を上乗せした金額や、ユーザが指定可能なサービスの最低料金などが挙げられる(前述)。
そして、ICカードにチャージされている金額とサービス実行許可料金とを比較する(ステップS6)。サービス実行許可料金以上の金額がICカードにチャージされていたら、サービスの起動を許可する(ステップS7)。他方、ICカードにチャージされている金額がサービス実行許可料金に満たない場合は、サービスへの起動を受け付けない(ステップS8)。
また、ICカードを用いて複合機100のサービスを起動する処理手順の変形例として、ICカードから所定の認証情報を読み出して認証処理を行ない、この認証に成功したときのみ、サービスの起動を許可するようにしてもよい。
このような場合、複合機100は、自機上でサービスを利用することかできるICカードの識別情報をROM103やNVRAM105、HDD106などの記憶装置に格納しておく。そして、カード読み書き装置を通して認識されたICカードから識別情報を読み出し、複合機100内に登録されている識別情報と比較照合して、同一の情報が記憶されている場合のみ、以降のサービス起動処理を継続する。
図3には、ICカードを用い、認証処理を経て複合機100のサービスを起動するための処理手順をフローチャートの形式で示している。この処理動作は、実際には、複合機100内のCPU101がROM103に格納されている所定の制御プログラムをRAM104上にロードして実行するという形態で実現される。
まず、ICカード読み書き装置を介してユーザの非接触ICカードを発見したならば(ステップS11)、ICカードとのコネクションを確立する(ステップS12)。ICカードへのアクセスにはICカードとカード読み書き装置間での相互認証処理や、非接触通信におけるコネクションの確立などの手続きを要するが、ここでは説明を省略する。
次いで、カード読み書き装置を通して、ICカードに記憶されている識別情報をICカードから読み出す(ステップS13)。そして、複合機100内に登録されている識別情報と比較照合する(ステップS14)。
ここで、ICカードから読み出された識別情報が複合機100内に登録されているいずれの識別情報とも一致しない場合には、自機上でのサービスの利用が許可されていないICカードなので、当該利用者に対してサービスの起動を受け付けない(ステップS20)。
他方、ICカードから読み出された識別情報が複合機100内に登録されているいずれかの識別情報と一致する場合には、続いて、ICカードにチャージされている金額をICカードから読み出す(ステップS15)。
この時点では複合機100のユーザ・インターフェース109が活性化されており、ユーザは、操作部111を通じてサービスの内容を指定することができる。そして、ユーザがサービスを指定すると(ステップS16)、利用者に対して複合機100がサービスを起動すべきかどうかの基準となるサービス実行許可料金を算出する(ステップS17)。サービス実行許可料金として、ユーザが指定したサービスから料金体系を基に算出した料金そのものの他に、算出した料金に所定額を上乗せした金額や、ユーザが指定可能なサービスの最低料金などが挙げられる(前述)。
そして、ICカードにチャージされている金額とサービス実行許可料金とを比較する(ステップS18)。サービス実行許可料金以上の金額がICカードにチャージされていたら、サービスの起動を許可する(ステップS19)。他方、ICカードにチャージされている金額がサービス実行許可料金に満たない場合は、サービスへの起動を受け付けない(ステップS20)。
複合機100は、図2又は図3に示した処理手順に従ってサービスを起動し、ユーザが指定したサービスを実行する。そして、提供したサービスの対価となる料金をICカードから徴収する。
ICカードから料金を徴収する方法として、サービスの実行が終了した時点で徴収する方法が挙げられる。図4には、この場合の処理手順をフローチャートの形式で示している。
ユーザが選択したサービスを起動し、その実行を終了し終えると(ステップS31)、これまでに実行したサービスの料金を計算する(ステップS32)。
図2や図3に示した処理手順でも料金を計算しているが、サービス実行中にジャムなどで正しくプリントを終了していない可能性もある。そこで、本処理ルーチンでは、最終的な料金をサービス終了時に決定するようにしている。例えば、A4白黒プリントを3枚実行しているなら料金は30円であり、30円を徴収するようにカード読み書き装置に指示を送る。
そして、算出した料金を、ICカードにチャージされている金額から、カード読み書き装置を通して徴収し(ステップS33)、本処理ルーチンを終了する。
また、ICカードから料金を徴収する他の方法として、サービスの実行の途中で一時停止して、料金を徴収し、徴収が終了すると残りのサービスを実行する方法が挙げられる。図5には、この場合の処理手順をフローチャートの形式で示している。
ユーザが選択したサービスを起動した後、サービスを終了する前(例えば最終ページを印字する前など)に一時停止し(ステップS41)、提供するサービスの料金を計算する(ステップS42)。例えば、A4白黒プリントを3枚実行しているなら料金は30円である。
そして、算出した料金の徴収をカード読み書き装置に通知し、ICカードから料金の徴収を試みる(ステップS43)。
ここで、ICカードからの料金の徴収に成功した場合には(ステップS44)、例えば最終ページを印字するなど、残りのサービスを実行して(ステップS45)、本処理ルーチンを終了する。
他方、ICカードからの料金の徴収に失敗した場合には(ステップS44)、例えば、表示部110に追加料金を請求する旨の表示を行ない(ステップS46)、追加料金を利用者に提示する。そして、ステップS43に戻ってICカードからの料金徴収を再試行する。
また、サービスの実行を一時停止してICカードにチャージされている金額から料金を徴収するという課金形態の変形例として、予定した処理量のサービスを実行する度に料金の徴収を行なうという課金方法が考えられる。図6には、この場合の処理手順をフローチャートの形式で示している。
まず、予定ページ数分の印字サービスが終了したかどうかをチェックする(ステップS71)。また、予定ページ数分の印字サービスが終了していない場合には、最終ページまで印字サービスが終了したかどうかをさらにチェックする(ステップS77)。
ここで、予定ページ数分の印字サービスが終了した、あるいは最終ページまで印字サービスが終了した場合には、これまでに提供したサービスの料金を計算する(ステップS72)。例えば、A4白黒プリントを3枚実行しているなら料金は30円である。そして、算出した料金の徴収をカード読み書き装置に通知し、ICカードから料金の徴収を試みる(ステップS73)。
ここで、ICカードからの料金の徴収に成功した場合には(ステップS74)、最終ページまで印字サービスが終了したかどうかをさらにチェックする(ステップS76)。そして、最終ページまで印字サービスを実行しているときには、本処理ルーチンを終了する。
他方、ICカードからの料金の徴収に失敗した場合には(ステップS74)、例えば、表示部110に追加料金を請求する旨の表示を行ない(ステップS75)、追加料金を利用者に提示する。そして、ステップS73に戻ってICカードからの料金徴収を再試行する。
また、サービスの実行が終了した時点で徴収する方法の変形例として、料金徴収を追えると印字した用紙を利用者に提供する方法が挙げられる。図7には、この場合の処理手順をフローチャートの形式で示している。
ユーザが選択したサービスを起動し、その実行を終了し終えると(ステップS51)、これまでに実行したサービスの料金を計算する(ステップS52)。例えば、A4白黒プリントを3枚実行しているなら料金は30円である。
そして、算出した料金の徴収をカード読み書き装置に通知し、ICカードから料金の徴収を試みる(ステップS53)。
ここで、ICカードからの料金の徴収に成功した場合には(ステップS54)、例えばフィニッシャの蓋に掛けられているロックを解除するなどして、印字した用紙を利用者に提供して(ステップS55)、本処理ルーチンを終了する。
他方、ICカードからの料金の徴収に失敗した場合には(ステップS54)、例えば、表示部110に追加料金を請求する旨の表示を行ない(ステップS56)、追加料金を利用者に提示する。そして、ステップS43に戻ってICカードからの料金徴収を再試行する。
図5〜図7に例示した処理手順では、ICカードから料金を徴収できない場合には、追加料金の請求を画面表示して、利用者に不足額の支払いを促すようにしている。しかしながら、ICカードにチャージされている金額が料金の支払いに不足している、あるいはICカードが引き離されてカード読み書き装置から料金を徴収できないにも拘らず、利用者が迅速に対応しない場合もある。
このような場合の対策として、サービスの利用者が所持する非接触媒体から料金の徴収を開始する時点からの経過時間を監視し、所定時間以内に料金の徴収が行なわれなかったときに料金の未払いを判定し、料金未払いの利用者に対して特定の処理を起動するようにしてもよい。
図8には、ICカードから料金の徴収を行なう際に、料金の未払いに対応した処理手順をフローチャートの形式で示している。
ユーザが選択したサービスを起動し、その実行を終了し終えると(ステップS61)、これまでに実行したサービスの料金を計算するとともに、監視タイマをスタートさせる(ステップS62)。例えば、A4白黒プリントを3枚実行しているなら料金は30円である。
そして、算出した料金の徴収をカード読み書き装置に通知し、ICカードから料金の徴収を試みる(ステップS63)。ICカードからの料金の徴収に成功した場合には(ステップS64)、本処理ルーチンを終了する。
他方、ICカードからの料金の徴収に失敗した場合には(ステップS64)、監視タイマーがタイムアウトするまでの間は(ステップS65)、カード読み書き装置を通してICカードからの料金徴収を繰り返し試みる。
そして、ICカードからの料金を徴収することができずに、監視タイマーがタイムアウトすると(ステップS65)、料金の未払いを判定し、その利用者のICカードに対し所定の処理を起動する。
所定の処理の一例は、料金未払いとなっているICカードを特定する情報をレポートとして印字することである(ステップS66−1)。また、他の例は、料金未払いとなっているICカードを特定する情報を表示部110から表示出力することである(ステップS66−2)。また、さらに他の例は、料金未払いとなっているICカードを特定する情報をネットワーク経由でサーバなどの外部端末に転送することである(ステップS66−3)。
ここでは、料金未払いに対する3通りの対処方法を示したが、いずれを採用してもよいし2以上の対処方法を組み合わせて実行するようにしてもよい。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、ICカードに対する課金処理を複合機などの画像形成装置に適用した実施形態を中心に説明してきたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではない。先に料金を徴収しなければサービスに起動をかけることができず、またサービスの起動がかかる前に料金が確定しないような他のサービス提供装置や、ユーザの選択操作によって容易に料金が確定する自動販売機や券売機といったサービス提供装置においても、本発明によれば、コインキットとICカード読取装置を併設して双方の支払いシステムを融合し、ユーザの利便性を図ることができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
100…複合機
101…CPU
102…バス
103…ROM
104…RAM
105…NVRAM
106…HDD
107…画像処理部
108…UIインターフェース
109…ユーザ・インターフェース
110…表示部
111…操作部
112…通信インターフェース
113…LANインターフェース
114…シリアル・インターフェース
115…USBインターフェース
116…モデム
117…コインキット
118…デバイス・インターフェース
119…読取装置部
120…印刷装置部
121…排出用紙格納部
101…CPU
102…バス
103…ROM
104…RAM
105…NVRAM
106…HDD
107…画像処理部
108…UIインターフェース
109…ユーザ・インターフェース
110…表示部
111…操作部
112…通信インターフェース
113…LANインターフェース
114…シリアル・インターフェース
115…USBインターフェース
116…モデム
117…コインキット
118…デバイス・インターフェース
119…読取装置部
120…印刷装置部
121…排出用紙格納部
Claims (35)
- サービスを提供するとともにサービスの利用者に対しサービスの対価を課金するサービス提供装置であって、
利用者に提供するサービスを提供するサービス実行手段と、
サービスの利用者が所持する非接触媒体に対して読み書き動作を行なう非接触媒体読み書き手段と、
利用者にサービスを提供したときの料金に関する情報を算出する料金算出手段と、
非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出手段により算出された料金に関する情報を確認してから前記サービス実行手段によるサービスの起動を制御するサービス起動制御手段と、
を具備すること特徴とするサービス提供装置。 - 前記サービス起動制御手段は、非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出手段により算出された料金の比較結果に基づいてサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供装置。 - 前記料金算出手段は、サービスを提供したときの料金を求め、
前記サービス起動制御手段は、非接触媒体にチャージされている金額とサービスを提供したときの料金を比較して、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項2に記載のサービス提供装置。 - 前記料金算出手段は、サービスを提供したときの料金に対し所定額を上乗せした金額を求め、
前記サービス起動制御手段は、非接触媒体にチャージされている金額と料金に対し所定額を上乗せした金額とを比較して、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項2に記載のサービス提供装置。 - 前記料金算出手段は、前記サービス実行手段が実行するサービスの最低料金を求め、
前記サービス起動制御手段は、非接触媒体にチャージされている金額と該最低料金とを比較し、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項2に記載のサービス提供装置。 - 前記非接触媒体読み書き手段は、サービスの利用者が所持する非接触媒体から読み出した情報を認証し、
前記サービス起動制御手段は、該認証に成功したときに、前記サービス実行手段によるサービスの起動を許可する、
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供装置。 - 前記非接触媒体読み書き手段は、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行なう、
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供装置。 - 前記非接触媒体読み書き手段は、前記サービス実行手段によるサービスの実行が終了した時点で、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行なう、
ことを特徴とする請求項7に記載のサービス提供装置。 - 前記サービス起動制御手段は、前記サービス実行手段によるサービスの実行を一時停止し、
前記非接触媒体読み書き手段は、該一時停止の期間中にサービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行ない、
前記サービス起動制御手段は、非接触媒体から徴収する処理が完了すると、前記サービス実行手段によるサービスの実行を再開する、
ことを特徴とする請求項7に記載のサービス提供装置。 - 前記サービス起動制御手段は、前記サービス実行手段により予定した処理量だけサービスを実行する度に一時停止し、
前記非接触媒体読み書き手段は、該一時停止の期間中にサービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から該予定した処理量のサービスに対する料金を徴収する処理を行ない、
前記サービス起動制御手段は、非接触媒体から徴収する処理が完了すると、前記サービス実行手段によるサービスの実行を再開する、
ことを特徴とする請求項7に記載のサービス提供装置。 - 前記サービス実行手段は、読み取った画像のコピー、画像情報のファクシミリ送受信、ネットワーク・プリント、若しくは用紙に印字して排出するその他の画像形成サービスを実行する、
ことを特徴とする請求項7に記載のサービス提供装置。 - 前記サービス実行手段から排出される用紙を格納する排出用紙格納手段をさらに備え、
前記排出用紙格納手段は、サービスの利用者が所持する非接触媒体にちー地されている金額から料金を徴収する処理が完了したときに、排出用紙を利用者に提供する、
ことを特徴とする請求項11に記載のサービス提供装置。 - サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金の徴収を開始する時点からの経過時間を監視する時間監視手段と、
所定時間以内に料金の徴収が行なわれなかったときに料金未払いと判定する未払い判定手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のサービス提供装置。 - 前記未払い判定手段は、料金未払いの非接触媒体を特定する情報を記憶し、該特定した情報を表示し、料金未払いの非接触媒体を提示する、
ことを特徴とする請求項13に記載のサービス提供装置。 - 前記未払い判定手段は、料金未払いの非接触媒体を特定する情報をレポートとして印字する、
ことを特徴とする請求項13に記載のサービス提供装置。 - 前記未払い判定手段は、料金未払いの非接触媒体を特定する情報を表示出力する、
ことを特徴とする請求項13に記載のサービス提供装置。 - 前記未払い判定手段は、料金未払いの非接触媒体を特定する情報をネットワーク経由で外部端末に転送する、
ことを特徴とする請求項13に記載のサービス提供装置。 - サービスを提供するとともにサービスの利用者に対しサービスの対価を課金するサービス提供方法であって、
サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額を読み取るチャージ金額読み取りステップと、
利用者にサービスを提供したときの料金に関する情報を算出する料金算出ステップと、
非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出ステップにおいて算出された料金に関する情報を確認してからサービスの起動を制御するサービス起動制御ステップと、
サービスが起動した後に、利用者が要求するサービスを実行するサービス実行ステップと、
を具備すること特徴とするサービス提供方法。 - 前記サービス起動制御ステップでは、非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出ステップにおいて算出された料金の比較結果に基づいてサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項18に記載のサービス提供方法。 - 前記料金算出ステップでは、サービスを提供したときの料金を求め、
前記サービス起動制御ステップでは、非接触媒体にチャージされている金額とサービスを提供したときの料金を比較して、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項19に記載のサービス提供方法。 - 前記料金算出ステップでは、サービスを提供したときの料金に対し所定額を上乗せした金額を求め、
前記サービス起動制御ステップでは、非接触媒体にチャージされている金額と料金に対し所定額を上乗せした金額とを比較して、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項19に記載のサービス提供方法。 - 前記料金算出ステップでは、前記サービス実行ステップにより実行するサービスの最低料金を求め、
前記サービス起動制御ステップでは、非接触媒体にチャージされている金額と該最低料金とを比較し、非接触媒体にチャージされている金額の方が多い場合にサービスを起動する、
ことを特徴とする請求項19に記載のサービス提供方法。 - サービスの利用者が所持する非接触媒体から読み出した情報を認証する認証ステップをさらに備え、
前記サービス起動制御ステップでは、該認証に成功したときに、サービスの起動を許可する、
ことを特徴とする請求項18に記載のサービス提供方法。 - サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行なう料金徴収ステップをさらに備える、
ことを特徴とする請求項18に記載のサービス提供方法。 - 前記料金徴収ステップでは、前記サービス実行ステップにおけるサービスの実行が終了した時点で、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行なう、
ことを特徴とする請求項24に記載のサービス提供方法。 - 前記料金徴収ステップでは、サービスの実行を一時停止してからサービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行ない、非接触媒体から徴収する処理が完了すると、サービスの実行を再開する、
ことを特徴とする請求項24に記載のサービス提供方法。 - 前記料金徴収ステップでは、予定した処理量だけサービスを実行する度にサービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理を行なう、
ことを特徴とする請求項24に記載のサービス提供方法。 - 前記サービス実行ステップでは、読み取った画像のコピー、画像情報のファクシミリ送受信、ネットワーク・プリント、若しくは用紙に印字して排出するその他の画像形成サービスを実行する、
ことを特徴とする請求項24に記載のサービス提供方法。 - サービスの実行により排出される用紙を格納し、サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金を徴収する処理が完了したときに、排出用紙を利用者に提供する排出用紙格納ステップをさらに備える、
ことを特徴とする請求項28に記載のサービス提供方法。 - サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額から料金の徴収を開始する時点からの経過時間を監視する時間監視ステップと、
所定時間以内に料金の徴収が行なわれなかったときに料金未払いと判定する未払い判定ステップと、
ことを特徴とする請求項24に記載のサービス提供方法。 - 料金未払いの非接触媒体を特定する情報を記憶し、該特定した情報を表示し、料金未払いの非接触媒体を提示するステップをさらに備える、
ことを特徴とする請求項30に記載のサービス提供方法。 - 料金未払いの非接触媒体を特定する情報をレポートとして印字するステップをさらに備える、
ことを特徴とする請求項30に記載のサービス提供方法。 - 料金未払いの非接触媒体を特定する情報を表示出力するステップをさらに備える、
ことを特徴とする請求項30に記載のサービス提供方法。 - 料金未払いの非接触媒体を特定する情報をネットワーク経由で外部端末に転送するステップをさらに備える、
ことを特徴とする請求項30に記載のサービス提供方法。 - サービスを提供するとともにサービスの利用者に対しサービスの対価を課金するための処理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータ・システムに対し、
サービスの利用者が所持する非接触媒体にチャージされている金額を読み取るチャージ金額読み取り手順と、
利用者にサービスを提供したときの料金に関する情報を算出する料金算出手順と、
非接触媒体にチャージされている金額と前記料金算出手順において算出された料金に関する情報を確認してからサービスの起動を制御するサービス起動制御手順と、
サービスが起動した後に、利用者が要求するサービスを実行するサービス実行手順と、
サービスの利用者が所持する非接触媒体から徴収する処理を行なう料金徴収手順と、
を実行させること特徴とするコンピュータ・プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005228388A JP2007047853A (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | サービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005228388A JP2007047853A (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | サービス提供装置及びサービス提供方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009070385A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 装置使用データを管理する手法 |
JP2011018992A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Ntt Docomo Inc | 通信端末および通信制御方法 |
AU2009100939C4 (en) * | 2009-08-21 | 2014-12-11 | Bermel Business Systems | Bermel Secure Self Serve Public Access Solution |
JP2018018438A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
2005
- 2005-08-05 JP JP2005228388A patent/JP2007047853A/ja active Pending
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