JP2007044993A - 光回折シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光回折シート800Aを、全面にホログラム又は回折格子パターン(市松模様、円、放射状に設けられた複数の三角形)が施された光回折構造形成層20Aと、この裏面に設けられた正方形のパターン反射層20Bとから構成し、パターン反射層20B(正方形)の範囲にのみ、光回折構造形成層20Aの効果(市松模様等)を発現させ、パターン反射層20B(正方形)よりも外側の範囲において、光回折構造形成層20Aの効果(市松模様)を発現しないようにした。
【選択図】図12
Description
しかし、近年、光回折構造は、普及するに従って、その製造技術、製造設備面が一般化してきている。これにともない、光回折構造を有するクレジットカード等が偽造されるケースが生じてきており、偽造防止効果が徐々に失われ、新たな偽造防止手法が要求されている。
また、光回折構造は、普及するに従って、意匠の斬新さも失われてきているという問題が生じている。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の光回折シートにおいて、前記部分反射層は、平面形状が所定の絵柄から形成されたパターン反射層であること、を特徴とする光回折シートである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、前記光回折構造形成層の裏面に設けられ、前記光回折構造形成層と略同一の屈折率を有する屈折率同一層を備えること、を特徴とする光回折シートである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、前記光回折構造層よりも裏面側に積層されたシート状基材と、前記シート状基材の裏面側に積層され、被着体に対して貼付可能な接着層とを備えること、を特徴とする光回折シートである。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、前記光回折構造層よりも裏面側に積層され、被着体に対して貼付可能な接着層と、前記光回折構造層よりも表面側に積層され、剥離可能に設けられたシート状基材とを備え、前記被着体に対して、前記光回折構造層を転写することができること、を特徴とする光回折シートである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、インキを受像する受像層を備えること、を特徴とする光回折シートである。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、偽造防止の地紋が印刷された地紋印刷層を備えること、を特徴とする光回折シートである。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、磁気記録層及び/又はICチップからなる機械読み取り及び/又は書き込み可能な情報記録部を備えること、を特徴とする光回折シートである。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、加熱により発色する感熱記録層を備えること、を特徴とする光回折シートである。
(1)本発明は、光回折構造層が、ホログラム又は回折格子パターンが全面に設けられた光回折構造形成層と、この裏面に部分的に設けられた部分反射層を有する光回折構造層とを有している。
これにより、光回折構造形成層の全面にホログラム又は回折格子パターンが全面に設けられていても、部分反射層が形成された範囲のみ、ホログラム等の効果を発現することができるので、コピー機等による偽造を防止することができる。
光回折構造形成層2Aとしては、微細な凹凸を有する前者の方が、熱プレス等の方式で量産するのに適している。ホログラム及び回折格子パターンとしては、平面ホログラム、体積ホログラムのいずれも使用でき、レリーフホログラム、リップマンホログラム、フレネルホログラム、フラウンホウファーホログラム、レンズレスフーリエ変換ホログラム、レーザー再生ホログラム(イメージホログラム等)、白色光再生ホログラム(レインボーホログラム)、カラーホログラム、コンピュータホログラム、ホログラムディスプレイ、マルチプレックスホログラム、ホログラフィックステレオグラクム、ホログラフィック回折格子、電子線直接描画等の機械的に形成された回折格子が挙げられる。
反射層2Bを透明もしくは不透明のいずれとするかは、下層に設けられた画像等の視認性を確保すべきかどうかによって決める。すなわち、反射層2Bを、透明又は半透明することにより、反射層2Bよりも裏面側に配置された層に印刷された文字、模様等を視認することができる。
以上の構成により、光回折構造層2は、見る角度に応じて、パターンや色相が変化するので、感熱記録媒体1の真偽を識別することができ、また、コピー機等による偽造を防止することができる。
感熱記録媒体ラベル4は、図2(a)に示すように、シート状基材5の表面に、光回折構造層2及び感熱記録層3(すなわち、感熱記録媒体1)、保護層7が順に積層され、また、シート状基材5の裏面に、接着剤層6が積層されている。すなわち、感熱記録媒体ラベル4は、感熱記録層3及び光回折構造層2よりも裏面側に積層されたシート状基材5と、シート状基材5の裏面側に積層され、対象物品(被着体)に対して貼付可能な接着剤層6(接着層)とを備えているので、ラベルとして使用することができる感熱記録媒体である。
シート状基材5は、光回折構造層2や感熱記録層3を形成する際の形成対象として、また、感熱記録媒体ラベル4に機械的強度を付与する意味で存在する方が好ましいが、省略することもできる。また、保護層7は感熱記録媒体ラベル4が接着剤層6を利用して対象物品に適用された後の耐久性を増加させるためのものであるが、やはり省略することもできる。
さらに、図2(b)に示すように、感熱記録媒体ラベル4における光回折構造層2と感熱記録層3とは、図2(a)を引用して説明した場合とは逆に、シート状基材5側から感熱記録層3、光回折構造層2の順に積層されたものであってもよい。
また、シート状基材5が透明な場合には、シート状基材5を最上層として、上側からシート状基材5、感熱記録層3、光回折構造層2、及び接着剤層6の順に積層してもよく、その場合、シート状基材5の上側に保護層7が積層されていてもよい。勿論、シート状基材5を最上層として、上側からシート状基材5、光回折構造層2、感熱記録層3、及び接着剤層6の順に積層してもよく、その場合、シート状基材5の上側に保護層7が積層されていてもよい。
37
図2(c)においては、シート状基材5の裏面に剥離可能に保護層7が積層され、さらに、感熱記録層3及び光回折構造層2(すなわち、感熱記録媒体1)、接着剤層6が順に積層されている。すなわち、感熱記録媒体転写シート8は、感熱記録層3及び光回折構造層2よりも裏面側に積層され、対象物品(被着体)に対して貼付可能な接着剤層6(接着層)と、感熱記録層3及び光回折構造層2よりも表面側に積層され、剥離可能に設けられたシート状基材5とを備えとを備えているので、転写シートとして使用することができる感熱記録媒体である。
接着剤層6は、転写の際に対象物品の表面に接着剤層を形成するのであれば、感熱記録媒体転写シート8に設けないことも可能である。また、保護層7は、接着剤層6を利用して対象物品に転写を行った後の表面の耐久性を増加させるためのものであるが、やはり省略することもできる。
さらに、図2(d)に示すように、感熱記録媒体転写シート8における光回折構造層2と感熱記録層3とは、シート状基材5側から光回折構造層2、感熱記録層3の順に積層されたものであってもよい。この場合にも接着剤層6、保護層7は、省くことができる。
感熱記録媒体9は、下面側から磁気記録層11、基材10、中間層12A、感熱記録層A(符号3A)、中間層12B、感熱記録層B(符号3B)、光回折構造層2、及び保護層7が積層されたものである。中間層B(符号12B)の役割は既に説明した通りであるが、中間層Aの役割は、基材10と感熱記録層Aとの積層の際に、感熱記録層Aが発色しないよう、基材10と感熱記録層Aとの間を熱的に遮断することである。
図5は、光回折構造層20が積層された感熱記録媒体100(光回折シート)を示す断面図である。
感熱記録媒体100は、図5に示すように、保護層7、感熱記録層3、基材10、磁気記録層11(以上は前述した)と、光回折構造形成層20Aとパターン反射層20Bとから構成される光回折構造層20と、接着層30とを備えている。
感熱記録媒体100は、パターン反射層20Bが存在する範囲にのみ、積極的にホログラム等の効果が発現するように形成されている。また、感熱記録媒体100は、後述するように、接着層30として、光回折構造形成層20Aと同等の屈折率を有する材料を用いることにより、接着層30と光回折構造形成層20Aとが、直接接触する範囲(すなわち、パターン反射層20Bの存在しない範囲)において、ホログラム等の効果をほぼなくすことができる。以下、感熱記録媒体100の各層について、詳しく説明する。
光回折構造形成層20Aは、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、電離放射線硬化樹脂等の各種樹脂材料が選択可能である。例えば、熱硬化性樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ変性アクリル樹脂、エポキシ変性不飽和ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。熱可塑性樹脂としてはアクリル酸エステル樹脂、アクリルアミド樹脂、ニトロセルロース樹脂、ポリスチレン樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は単独、若しくは2種以上の共重合体として使用される。また、これらの樹脂は単独、若しくは2種以上を各種イソシアネート樹脂や、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛等の金属石鹸ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド等の過酸化物、ベンゾフェノン、アセトフェノン、アントラキノン、ナフトキノン、アゾビスイソブチロニトリル、ジフェニルスルフィド等の熱あるいは紫外線硬化剤を配合してもよい。また、電離放射線硬化型樹脂としては、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、アクリル変性ポリエステル等が挙げられる。このような電離放射線硬化型樹脂に架橋構造、粘度の調整等を目的として、他の単官能又は多官能モノマー、オリゴマー等を抱合させることができる。
パターン反射層20Bに透明な物質を用いる場合は、光回折構造形成層20Aとは屈折率が異なる透明樹脂材料等を用いて、印刷等によって形成する。透明樹脂材料の屈折率は、光回折構造形成層20Aの樹脂の屈折率よりも大きくても、小さくてもよいが、屈折率の差は、0.1以上が好ましく、0.5以上がより好ましく、1.0以上が最適である。
パターン反射層20Bに、透明樹脂以外の金属性反射膜を用いる場合は、光透過性を持たせるために20nm以下に薄く形成するのが好適である。好適に使用される透明タイプ反射層としては、酸化チタン(TiO2)、硫化亜鉛(ZnS)、Cu・Al複合金属酸化物等が挙げられる。
水洗い方式は、光回折構造形成層20Aの裏面に、水溶性インキをパターン状に設け、さらに、例えば、蒸着等の手法を用いて金属層を設ける。すなわち、水溶性インキを用いて、光回折構造形成層20Aの裏面をマスキングして、金属層を設ける。これを、水洗いすることにより、水溶性インキとこの上に設けられた金属層のみが洗浄除去され、水溶性インキの存在しなかった部分の金属層を残存させることにより、パターン反射層20Bを形成することができる。
エッチング方式は、光回折構造形成層20Aの裏面の全面に金属層を設けた後、耐酸性、耐アルカリ性の樹脂によりパターン層(レジスト層)を設け、エッチングする。この場合、レジスト層が存在する部分にパターン状に金属層を残存させることにより、パターン反射層20Bを形成することができる。
感熱記録媒体100Aは、その基材10が、例えば、白色である。感熱記録層3は、透明又は半透明な材質であり、円環がサーマルプリンタ等によって印刷され、この円環の範囲が、例えば、赤色に発色している。光回折構造層20は、光回折構造形成層20Aに「DNP」という文字がパターニングされており、また、パターン反射層20Bは、平面形状(表面側から見た形状)が星印(所定の絵柄)になるようにパターニングされている。
感熱記録媒体転写シート200は、感熱記録媒体100を被着体に接着できるようにした転写シートである。
感熱記録媒体転写シート200は、感熱記録媒体100に対して、保護層7の表面(すなわち、感熱記録層3及び光回折構造層20よりも表面側)に、剥離層とシート状基材5を積層させ、そして、基材10の裏面(すなわち、感熱記録層3及び光回折構造層20よりも裏面側)に、接着層30を積層したものである。これにより、感熱記録媒体転写シート200は、被着体に感熱記録媒体100を転写することができる。
なお、基材10は、例えば、感熱記録媒体転写シート200の機械的強度が充分である等の理由によって、不要であれば用いなくてもよい。
また、図7に示すように、光回折構造層20と、これに接触する層(図7の場合は、基材10)との間には、これらが直接接合可能である場合、接着層を設けなくてもよい。この場合、光回折構造層20に接触する層(基材10)を、透明又は半透明な材料から形成して屈折率同一層とすることにより、前述した効果と同様な効果を得ることができる。
また、磁気記録層11についても、必要がなければ、設けなくてもよい。
図8に示す感熱記録媒体300は、感熱記録媒体100に対して、2色の感熱記録層3A、3Bと中間層12A,12Bとを設け、例えば、黒色、赤色の発色をすることができるようにしたものである。
感熱記録媒体400は、光回折構造層20と感熱記録層3Bとの間に、各層間の接着のためにアンカー層41を設けている。この場合、アンカー層41と光回折構造形成層20Aとの屈折率を略同一とすることにより、アンカー層41は、屈折率同一層として機能して、これら2つの層が直接接触する範囲におけるホログラム等の効果をほぼなくすことができる。
また、アンカー層41は、光回折構造層20と感熱記録層3Bとが、直接接合可能な場合は、削除してもよい。この場合にも、光回折構造形成層20Aと感熱記録層3Bとの屈折率を同等として、感熱記録層3Bを屈折率同一層として機能させることにより、前述した効果と同様な効果が得られる。
なお、感熱記録媒体400は、保護層(感熱記録媒体300等の保護層7参照)を設けていない。これは、感熱記録媒体400は、表面の損傷、汚れ付着等に問題がないためである。
保護層7Bの表面側には、プライマー42Bと、印刷強度等を向上するための受像層44とが順に設けられ、その表面に、例えば、コピー機等を用いた複写による偽造を防止するために、細かい模様である地紋が印刷された地紋印刷層45がシルク印刷、オフセット印刷等により設けられている。地紋印刷層45の表面には、潤滑層46が積層され、印字層47を形成するためのインクジェットプリンタ、熱転写プリンタ等の送り機構と感熱記録媒体500との摩擦、インクジェットヘッドと感熱記録媒体500との摩擦等を低減している。印字層47は、感熱記録媒体500の表面に設けられた印字層であり、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ等を用いて、有効期限を過ぎた定期券に「無効」と印刷される。
また、感熱記録媒体100等は、光回折構造形成層20Aの裏面に設けられ、光回折構造形成層20Aと略同一の屈折率を有する屈折率同一層を備えるので、光回折構造形成層20Aと屈折率同一層とが直接接触する範囲において、ホログラム等の効果をほぼなくすことができる。
さらに、感熱記録媒体300等は、加熱発色前の状態が透明又は半透明であり、また、感熱記録層3A,3Bが発色の異なる層である。このため、感熱記録層3A,3Bよりも裏面側に形成された層のホログラム、印刷等を視認することができる。また、文字、記号等の記録を2色以上にして、複雑な視覚効果を得ることができるので、感熱記録媒体の偽造防止の効果を、より向上することができる。
(ホログラム層形成用組成物)
・アクリル樹脂………………………………………………………………40質量部
・メラミン樹脂………………………………………………………………10質量部
・シクロヘキサノン…………………………………………………………50質量部
・メチルエチルケトン………………………………………………………50質量部
続いて反射層上に、下記組成のヒートシール層形成用組成物をグラビアコート法により塗布し、厚み2μmのヒートシール層を形成し、PETフィルム/ホログラム層/反射層/ヒートシール層の構成からなる転写シートを得た。
(ヒートシール層形成用組成物)
・塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂…………………………………20質量部
・アクリル樹脂………………………………………………………………10質量部
・酢酸エチル…………………………………………………………………20質量部
・トルエン……………………………………………………………………50質量部
(ホログラム層形成用組成物)
・アクリル樹脂………………………………………………………………40質量部
・メラミン樹脂………………………………………………………………10質量部
・シクロヘキサノン…………………………………………………………50質量部
・メチルエチルケトン………………………………………………………50質量部
(ヒートシール層形成用組成物)
・塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂…………………………………20質量部
・アクリル樹脂………………………………………………………………10質量部
・酢酸エチル…………………………………………………………………20質量部
・トルエン……………………………………………………………………50質量部
実施例3の感熱記録媒体Aは、パターン反射層を有する記録媒体であり、保護層/感熱記録層/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/接着層/基材/磁気記録層から構成される。
(基材フィルムの作製)
PETフィルム(基材)に磁性材料(バリウムフェライト:ウレタン樹脂:カーボン=36:12:2)を塗布乾燥し、80℃でエージングして基材/磁気記録層から構成される基材フィルムを作製した。
別のPETフィルムから形成されるシート状基材に剥離層/OP層/光回折構造形成層をコーティングし、ホログラム加工を行った。この光回折構造形成層の裏面に水性インキで絵柄(パターン)を印刷することによりマスキングした後、蒸着を行った。これを、水洗いし、水性インキを落とすことにより、水洗インキが印刷されていない部分にパターン反射層を形成した。これにより、シート状基材/剥離層/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)から構成される転写フィルムAを作製した。
以上により作製した基材フィルムの基材表面と、転写フィルムAの光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)の裏面との間に、接着層を設けて接着して、さらに、シート状基材を剥離することにより、OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/接着層/基材/磁気記録層から構成される積層シートAを作製した。
(感熱記録層の形成)
積層シートAの表面、すなわちOP層の表面に、感熱記録層(黒染料3−(N−エチル−Nアシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン)、顕色剤(ビスフェノールA、溶剤(ポリビニルアルコール10%水溶液)、保護層(ウレタンアクリレート)を形成した。
実施例4の感熱記録媒体Bは、実施例3で作製した感熱記録媒体Aの表面、裏面にさらに層を追加したものであり、受像層/保護層/感熱記録層/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/接着層/基材/磁気記録層/説明文印刷層/保護層から構成される。
(受像層、説明文印刷層の形成)
受像層は、実施例3で作製した感熱記録媒体Aの表面、すなわち、保護層(RLプライマー:XEL(D)硬化剤:AF−WAX307=400:20:9)の表面に塗布することにより形成した。
説明文印刷層は、感熱記録媒体Aの裏面、すなわち、磁気記録層の裏面に、説明文を印刷することにより形成した。保護層は、説明文印刷層の裏面に、ウレタンアクリレートを塗布することにより形成した。
実施例5の感熱記録媒体Cは、受像層/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/感熱記録層(赤)/中間層/感熱記録層(黒)/保護層/接着層/基材/磁気記録層/説明文印刷層/保護層から形成される。
以下、感熱記録媒体A,Bに対する相違点について、主に説明する。
実施例3と同様であるため、省略する。
(転写フィルムCの作製)
最初に、実施例3と同様に、シート状基材/剥離層/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)から構成されるフィルムC(実施例3における転写フィルムA)を作製した。
次に、フィルムCの裏面、すなわち、光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)の裏面に、感熱記録層(赤)を形成するために、感熱記録層(赤染料3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン)、顕色剤(3,3−ジクロロフェニチオ尿素)、溶剤(ポリビニルアルコール10%水溶液)を積層した。さらに、実施例3と同様な工程を経て感熱記録層(黒)を形成し、シート状基材/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/感熱記録層(赤)/中間層/感熱記録層(黒)/保護層から構成される転写フィルムCを作製した。なお、この場合において、光回折構造形成層と感熱記録層(赤)とは、これらが直接接触する範囲におけるホログラムの効果をほぼなくすために、屈折率が同等のものを選択した。
基材フィルムの基材表面と、転写フィルムCの保護層の裏面とを、接着層を設けて接着して、シート状基材を剥離することにより、OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/感熱記録層(赤)/中間層/感熱記録層(黒)/保護層/接着層/基材/磁気記録層から構成される積層シートCを作製した。
(受像層、説明文印刷層の形成)
実施例4と同様な工程により、受像層、説明文印刷層、保護層を形成した。
実施例6の感熱記録媒体Dは、OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/アンカー層/感熱記録層(赤)/感熱記録層(黒)/保護層/接着層/基材/磁気記録層から構成される。
感熱記録媒体Dは、主に、光回折構造層の製造工程が、感熱記録媒体A等と異なる。
実施例3と同様であるため、省略する。
(転写フィルムDの作製)
最初に、PETフィルムから形成されるシート状基材に剥離層、OP層、光回折構造形成層を設け、光回折構造形成層にホログラムのエンボス加工を施した。光回折構造形成層の裏面をコロナ処理し、水性インキで絵柄を印刷した後、コロナ処理、蒸着、水洗いを行い、パターン反射層を形成した。これにより、シート状基材/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)から構成されるデメタライズホログラム原反Dを作製した。
次に、デメタライズホログラム原反Dの裏面に、アンカー層を塗布し、感熱記録層(赤染料3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン)、顕色剤(3,3−ジクロロフェニチオ尿素)、溶剤(ポリビニルアルコール10%水溶液)、感熱記録層(黒染料3−(N−エチル−Nアシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン)、顕色剤(ビスフェノ−ルA、溶剤(ポリビニルアルコール10%水溶液)、保護層(ウレタンアクリレート)を形成した。これにより、シート状基材/OP層/光回折構造層(光回折構造形成層/パターン反射層)/アンカー層/感熱記録層(赤)/感熱記録層(黒)/保護層から構成される転写フィルムDを作製した。
(基材フィルムと転写フィルムDとの接着)
基材フィルムの基材表面と、転写フィルムDの保護層の裏面とを、接着層を設けて接着して、シート状基材を剥離した。
また、パターン反射層の絵柄と、パターン反射層が形成された範囲のみ、ホログラムの効果が積極的に発現することを、目視にて確認することができた。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)実施例1,2において、エンボス加工をするために金属版を用いた例を示したが、これに限定されない。エンボス加工ができる版であればよいので、例えば、樹脂版を用いてもよい。
例えば、図12(b)に示す光回折シート800Aは、全面にホログラム又は回折格子パターン(市松模様、円、放射状に設けられた複数の三角形)が施された光回折構造形成層20Aと、この裏面の中央に正方形に形成された部分反射層20Bとを有している。この場合、正方形の範囲にのみ、市松模様等の模様を発現することができる。また、正方形よりも外側の市松模様(図12(b)に破線で示す。)は、光回折構造形成層20Aと接着層30との屈折率を略同一にすることにより、表面から入射した光線のうち反射する光線を少なくして、目視によってほとんど確認できなくすることができる(確認できたとしても、無視できる程度である。)。
また、図12(c)に示す光回折シート800Bは、全面に不規則な多角形の模様が設けられた光回折構造形成層20Aと、この裏面にうねるような帯状(所定の絵柄)の平面形状のパターン反射層20Bを有している。光回折シート800Bは、前述した光回折シート800Aよりも、光回折構造形成層20A、パターン反射層20Bの模様が複雑であるので、偽造防止の効果をより向上することができる。
2 光回折構造層
2A 光回折構造形成層
2B 反射層
3 感熱記録層
4 感熱記録媒体ラベル
5 シート状基材
7 保護層
8 感熱記録媒体転写シート
10 基材
11 磁気記録層
20 光回折構造層
20A 光回折構造形成層
20B パターン反射層(部分反射層)
30 接着層
43 説明文印刷層
45 地紋印刷層
47 印字層
48 OP層
100,100A,300〜600 感熱記録媒体
200 感熱記録媒体転写シート
800,800A,800B 光回折シート
Claims (10)
- ホログラム又は回折格子パターンが全面に設けられた光回折構造形成層、及び前記光回折構造形成層の裏面に部分的に設けられた部分反射層を有する光回折構造層と、
を備えた光回折シート。 - 請求項1に記載の光回折シートにおいて、
前記反射層は、透明又は半透明であること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1又は請求項2に記載の光回折シートにおいて、
前記部分反射層は、平面形状が所定の絵柄から形成されたパターン反射層であること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、
前記光回折構造形成層の裏面に設けられ、前記光回折構造形成層と略同一の屈折率を有する屈折率同一層を備えること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、
前記光回折構造層よりも裏面側に積層されたシート状基材と、
前記シート状基材の裏面側に積層され、被着体に対して貼付可能な接着層とを備えること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、
前記光回折構造層よりも裏面側に積層され、被着体に対して貼付可能な接着層と、
前記光回折構造層よりも表面側に積層され、剥離可能に設けられたシート状基材とを備え、
前記被着体に対して、前記光回折構造層を転写することができること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、
インキを受像する受像層を備えること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、
偽造防止の地紋が印刷された地紋印刷層を備えること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、
磁気記録層及び/又はICチップからなる機械読み取り及び/又は書き込み可能な情報記録部を備えること、
を特徴とする光回折シート。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の光回折シートにおいて、
加熱により発色する感熱記録層を備えること、
を特徴とする光回折シート。
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