JP2007039075A - 変形機能付段ボール箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】
輸送後の段ボール箱を、工作キットとして再利用することができる変形機能付段ボール箱を提供する。
【解決手段】
矩形状の底板の両側辺に、一対の側板、蓋板を夫々折目A、折目Bを介して順次連設し、両端辺に、一対の端板、内フラップを夫々折目C、折目Dを介して順次連設し、前記側板の両側辺に糊代片を夫々連設した形態からなる段ボール箱が、異なった形態の変形体に折り上がるようにしたものであって、前記折目Aを基端として蓋板側に向かってコ字状の切目を設け、その内側を腹部板とし、前記底板には、中央部よりコ字状に折り曲げる為の折目Eを、折目Aと並列状に設け、折目A、B、Eに沿って折り上げ、対向する腹部板を重ね合わせたとき、前記側板の一部が突出し、その部分を足部とした。
【選択図】図1
輸送後の段ボール箱を、工作キットとして再利用することができる変形機能付段ボール箱を提供する。
【解決手段】
矩形状の底板の両側辺に、一対の側板、蓋板を夫々折目A、折目Bを介して順次連設し、両端辺に、一対の端板、内フラップを夫々折目C、折目Dを介して順次連設し、前記側板の両側辺に糊代片を夫々連設した形態からなる段ボール箱が、異なった形態の変形体に折り上がるようにしたものであって、前記折目Aを基端として蓋板側に向かってコ字状の切目を設け、その内側を腹部板とし、前記底板には、中央部よりコ字状に折り曲げる為の折目Eを、折目Aと並列状に設け、折目A、B、Eに沿って折り上げ、対向する腹部板を重ね合わせたとき、前記側板の一部が突出し、その部分を足部とした。
【選択図】図1
Description
この発明は、輸送後の段ボール箱を、すぐに廃棄処分することなく工作キットとして再利用することができる変形機能付段ボール箱に関するものである。
従来より、輸送用などで使用される高さの低い段ボール箱200は、図8に示すように、矩形状の底板201の両側辺に一対の側板202、蓋板204を順次連設し、両端辺に一対の端板203、内フラップ205を順次連設し、前記側板202の両側辺に糊代片206を夫々連設した形態から成り、対向する蓋板204の突き合わせした部分に粘着テープを貼り付け閉止し、輸送している。このような段ボール箱を開封し、商品を取り出した後は折り畳み廃棄処分している。
また、使用後の段ボール箱を利用し、カッターなどを使用して工作することがあるが、カッターで手を切ることがあり危険であった。また、底板や蓋板に犬型や人型などを型取った切目を設けることができるが、輸送箱として使用する際、切目から破れたり、耐圧強度が低下したり、又、底板、蓋板が小さいときは、型取りしにくいのである。
また、段ボール箱の裏面に印刷を施し、反転させることで簡単に家型の立体物を形成できるようにしているものもある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−88822号公報
段ボール素材は、紙に比べ硬いのでカッターで切るにも困難である。また、段ボール箱の表面、裏面ともに印刷を施すと印刷工程において、コストアップの要因となる。
そこでこの発明は、製造コストを抑制し、使用後の段ボール箱を工作キットとして再利用する際に、段ボール箱の展開状態、折目をできるだけ利用し、輸送での強度を低下させることなく、さらに、梱包作業、封緘機は従来と同様の方法を用いることのできる変形機能付段ボール箱を提供する事を課題とする。
以上の課題を解決するために、この発明は、矩形状の底板1の両側辺に、一対の側板2、蓋板3を夫々折目A、折目Bを介して順次連設し、両端辺に、一対の端板4、5、内フラップ6、7を夫々折目C、折目Dを介して順次連設し、前記側板2の両側辺に糊代片8を夫々連設した形態からなる段ボール箱50が、異なった形態の変形体100に折り上がるようにしたものであって、前記折目Aを基端として蓋板3側に向かってコ字状の切目10を設け、その内側を腹部板11とし、前記底板1には、中央部よりコ字状に折り曲げる為の折目Eを、折目Aと並列状に設け、折目A、B、Eに沿って折り上げ、対向する腹部板11を重ね合わせたとき、前記側板2の一部が突出し、その部分を足部30としたのである。
そして、前記側板2、蓋板3に、足部30を二重に折り曲げる為の、折目F、Gを夫々折目Cと並列状に設けてもよい。
また、前記内フラップ6、7に、目部21、耳部22、尾部23などを形成する為の複数の切目15を設けてもよい。
また、前記切目10、15を、ミシン目状にしてもよい。
従来と同様に、段ボール箱の状態では、輸送用として使用することができ、使用後はカッターなどを使用することなく変形体を形成する楽しみができるのである。また、切目を最小限に抑え、折目は段ボール箱の高さ方向に対して縦方向に成るように設けているために輸送する際の、強度低下を抑えることができる。
そして、段ボール箱の展開状態は、従来と同様であるため、梱包作業、封緘機、製函機は従来と同様の方法を用いることができる。また、製造方法は、変形体にする為の切目や折目を抜き型にて追加するだけでよい。
先ず、本発明の実施形態について図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、段ボール箱50の展開図であり、矩形状の底板1の両側辺に、一対の側板2、蓋板3を夫々折目A、折目Bを介して順次連設し、両端辺に、一対の端板4、5、内フラップ6、7を夫々折目C、折目Dを介して順次連設し、前記側板2の両側辺に糊代片8を夫々連設している。側板2の中央部には折目Aを基端とし、蓋板3側に向かってコ字状の切目10を設け、切目10は、折目Bを隔て設けられている。さらに、底板1の中央部よりコ字状に折り曲げる為の、二本の折目Eは、折目Aから所定間隔に平行に設けられ、このとき折目Eは、対向する内フラップ6、7の端縁から端縁まで一直線状に繋がった状態で設けられている。
そして、端板5側の折目Cから底板1側に、所定間隔に折目Fが折目Cと平行に設けられ、折目Fは、対向する蓋板3の端縁から端縁まで一直線状に繋がっており、端板4側の折目Cから底板1側に、所定間隔に折目Gを折目Cと平行に設け、折目Gは、蓋板3の端縁から折目Aまで一直線状に繋がっている。また、折目Gと折目Aの交点から端板4側の折目A上に、切目12が設けられている。
さらに、内フラップ6には、目部21、耳部22、内フラップ7には、尾部23を形成するための切目15が設けられている。詳しくは、目部21は、折目Dと折目Eの交点付近に設けられ、耳部22は、折目Eを基端として外側に向かって設けられ、尾部23は折目Dを基端として中央部に設けられている。
また、切目10、12、15はミシン目状に設けることが好ましく、ミシン目であれば、カッターを使用することなく簡単に破ることができる。
このような展開図から成る段ボール箱50は、図2に示すように、側板2、端板4、5を折目A、Cに沿って起立させ、糊代片8を端板4、5の内側に重ね合わせ接着糊で貼着させる。この状態にて、品物を挿入し、次いで、内フラップ6を折目Dに沿って内側に折り曲げ、蓋板3を折目Bに沿って内側に折り曲げ、内フラップ6と重ね合わせ、対向する蓋板3の突き合わせした部分に粘着テープ60を貼着することで蓋面を閉止し、輸送することができる。
次いで、段ボール箱50を変形体100に変形させる方法について説明する。先ず、端板4、5に貼着した糊代片8を剥がし、元の展開状態にする。そして、図3に示すように、各切目10、12、15をミシン目に沿って切り取る。
次いで、図4に示すように、糊代片8を側板2と重ね合わせ、折目F、Gに沿って内側に折り曲げ、端板4、5を折目Cに沿って逆折りさせる。そして、図5に示すように、折目Eに沿ってコ字状に折り曲げながら、折目A、Bに沿って内側に折り曲げ対向する蓋板3がV字状になるように形成し、図6に示すように、対向する腹部板11を重ね合わせ、粘着テープ60にて固定することで、腹部板11の両側に側板2の一部が突出したような形状となり、この部分を足部30とする。
上記のように組み上げることで、図7に示すように、段ボール箱50から簡単に、犬型の変形体100を形成することができるのである。
なお、本発明の前記実施形態での腹部板11を固定する為に、粘着テープ60を使用しているが、糊やホッチキスなどを使用しても同様の効果を得ることができる。
1 底板
2 側板
3 蓋板
4、5 端板
6、7 内フラップ
8 糊代片
11 腹部板
10、12、15 切目
21 目部
22 耳部
23 尾部
50 段ボール箱
100 変形体
2 側板
3 蓋板
4、5 端板
6、7 内フラップ
8 糊代片
11 腹部板
10、12、15 切目
21 目部
22 耳部
23 尾部
50 段ボール箱
100 変形体
Claims (4)
- 矩形状の底板1の両側辺に、一対の側板2、蓋板3を夫々折目A、折目Bを介して順次連設し、両端辺に、一対の端板4、5、内フラップ6、7を夫々折目C、折目Dを介して順次連設し、前記側板2の両側辺に糊代片8を夫々連設した形態からなる段ボール箱50が、異なった形態の変形体100に折り上がるようにしたものであって、前記折目Aを基端として蓋板3側に向かってコ字状の切目10を設け、その内側を腹部板11とし、前記底板1には、中央部よりコ字状に折り曲げる為の折目Eを、折目Aと並列状に設け、折目A、B、Eに沿って折り上げ、対向する腹部板11を重ね合わせたとき、前記側板2の一部が突出し、その部分を足部30としたことを特徴とする変形機能付段ボール箱。
- 前記側板2、蓋板3に、足部30を二重に折り曲げる為の、折目F、Gを夫々折目Cと並列状に設けたことを特徴とする請求項1に記載の変形機能付段ボール箱。
- 前記内フラップ6、7に、目部21、耳部22、尾部23などを形成する為の複数の切目15を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変形機能付段ボール箱。
- 前記切目10、15を、ミシン目状にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の変形機能付段ボール箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005225051A JP2007039075A (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 変形機能付段ボール箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005225051A JP2007039075A (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 変形機能付段ボール箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007039075A true JP2007039075A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37797421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005225051A Ceased JP2007039075A (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 変形機能付段ボール箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007039075A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019064638A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社横浜リテラ | 包装容器 |
CN110342047A (zh) * | 2019-08-21 | 2019-10-18 | 丹东市红升包装材料有限公司 | 一种去粘合防震包装箱 |
JP7011873B1 (ja) | 2021-08-30 | 2022-01-27 | 株式会社プラネット | 接触面積低減ティッシュボックス |
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JPS5833467U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-04 | 大日本印刷株式会社 | 容器 |
JPS63199580U (ja) * | 1986-12-24 | 1988-12-22 | ||
JPH01126983U (ja) * | 1988-02-13 | 1989-08-30 |
-
2005
- 2005-08-03 JP JP2005225051A patent/JP2007039075A/ja not_active Ceased
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CN110342047B (zh) * | 2019-08-21 | 2024-02-27 | 丹东市红升包装材料有限公司 | 一种去粘合防震包装箱 |
JP7011873B1 (ja) | 2021-08-30 | 2022-01-27 | 株式会社プラネット | 接触面積低減ティッシュボックス |
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