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JP2007038769A - 車両のアウタパネル上部構造 - Google Patents

車両のアウタパネル上部構造 Download PDF

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卓 角野
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Abstract

【課題】 本発明は、格別な加工工数及び加工コストを要することなく、電着塗料を含むパネル塗装用塗料のサイドボデーアウタパネルの意匠面側への流出及びこれによる意匠面の汚染を回避することが可能な車両のアウタパネル上部構造を提供することにある。
【解決手段】 車体100の側部パネルの意匠面5cを構成するサイドボデーアウタパネル5aの上部にルーフパネル3を含む他のパネルに接続される接続パネル7を溶接してなる車両のアウタパネル上部構造において、サイドボデーアウタパネル5aの上部外面と接続パネル7との溶接接合部の下方部位に、サイドボデーアウタパネル5aと接続パネル7との接合面よりも車体内側に入り込む凹部8を設けている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主として自動車の側部パネル部に適用され、車体の側部パネルのサイドボデーアウタパネルの上部にルーフパネル等の他のパネルに接続される接続パネルを溶接してなる車両のアウタパネル上部構造に関する。
図1はスライドドア式自動車の車体の側面図を示している。図1において、100は車体、1は前部ドア開口部、2はスライドドア開口部、3はルーフパネル、4は後部窓開口部である。
図5及び図6は上記自動車におけるアウタパネル上部構造の従来例を示し、図5は図1のZ部拡大図、図6は図5におけるC−C線断面図である。
図5及び図6において、車体100の側部パネルであるサイドボデーパネルは、車体外側に面した意匠面5cを構成するサイドボデーアウタパネル5aと内側のサイドボデーインナパネル5bとを、上部フランジ部5e及び下部フランジ部5dにて重ね合わせて、スポット溶接S3及びS1により接合されている。そして、サイドボデーアウタパネル5aとサイドボデーインナパネル5bとの間には、空所6が形成されている。
また、ドリップレール7は、内側をサイドボデーアウタパネル5aにこれの上部外面と重ね合わせてスポット溶接S10により接合され、外側をルーフパネル3の下端部と重ね合わせてスポット溶接S9により接合されている。
ところで、従来技術(例えば、特許文献1参照)においては、車体の側部パネルの意匠面を構成するサイドボデーアウタパネルの上部にルーフパネルを含む他のパネルに接続される接続パネルを溶接してなる車両のアウタパネル上部構造が提供されている。このアウタパネル上部構造では、サイドボデーアウタパネル上部側からの塗装液を内側フランジ方向に流すようにするため、内側フランジに向けて傾斜した切欠きが設けられており、該切欠きによって塗装液がサイドボデーアウタパネルの意匠面に流出するのを回避している。
実用新案登録第2587002号公報
しかしながら、図5及び図6に示される従来のアウタパネル上部構造にあっては、次のような解決すべき問題点がある。
すなわち、図5及び図6の従来技術にあっては、電着塗装時において、サイドボデーアウタパネル5aの上部外面とドリップレール内側面との合わせ部21に電着塗料20が毛細管現象により沁み込み、塗装後の乾燥工程で膨張した電着塗料20が、図6の矢印で示すように、サイドボデーアウタパネル5aの意匠面5c側に噴出して意匠面5cを汚染するという不具合が発生し易く、塗装面の品質低下を招いていた。
また、上記特許文献1の従来技術にあっては、塗装液がサイドボデーアウタパネルの意匠面に流出するのを回避することは可能であるが、サイドボデーアウタパネル上部側からの塗装液を内側フランジ方向に流すようにするため、内側フランジに向けて傾斜した切欠きを加工する必要があり、該切欠きを形成するための切断あるいは切削加工という格別な加工工程を要し、アウタパネル上部構造の加工工数が増大するとともにアウタパネル全体の加工コストが嵩むという問題点を有していた。
また、かかる技術の場合には、塗装液の一部は内側フランジ方向に流れずに切欠きの外側縁部を伝って意匠面側に流れる可能性も残っている。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、格別な加工工数及び加工コストを要することなく、電着塗料を含むパネル塗装用塗料のサイドボデーアウタパネルの意匠面側への流出及びこれによる意匠面の汚染を回避することが可能な車両のアウタパネル上部構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車体の側部パネルの意匠面を構成するサイドボデーアウタパネルの上部にルーフパネルを含む他のパネルに接続される接続パネルを溶接してなる車両のアウタパネル上部構造において、前記サイドボデーアウタパネルの上部外面と前記接続パネルとの溶接接合部の下方部位に、前記サイドボデーアウタパネルと前記接続パネルとの接合面よりも車体内側に入り込む凹部を設けている。
また、本発明において、前記凹部は、前記サイドボデーアウタパネルまたは前記接続パネルの曲げ加工により形成されている。
そして、本発明において、前記サイドボデーアウタパネルの上部外面と前記接続パネルとの溶接接合は、複数箇所のスポット溶接で構成されているとともに、前記凹部は、前記複数のスポット溶接部に沿った溝状に形成され、前記凹部から前記スポット溶接部の間には、車体高さ方向に延びる縦溝が形成され、さらに該縦溝の上部と前記サイドボデーアウタパネルの内側とを連通する孔が前記サイドボデーアウタパネルに設けられている。
さらに、本発明において、前記凹部は、該凹部に臨む前記サイドボデーアウタパネルの前記接合面を前記意匠面に対して車体内側に入り込ませることで形成されているとともに、前記凹部に臨む前記接続パネルの前記接合面を前記凹部内に突出させている。
また、本発明において、前記凹部のサイドボデーアウタパネルの外面側への開口部には、シーラーが装填されている。
上述の如く、本発明に係る車両のアウタパネル上部構造は、サイドボデーアウタパネルの上部外面と該サイドボデーアウタパネルの上部に接続される接続パネルとの溶接接合部の下方部位に、前記サイドボデーアウタパネルと前記接続パネルとの接合面よりも車体内側に入り込む凹部を設けたので、サイドボデーアウタパネルの上部外面と接続パネルの上部との溶接接合部から沁み出た塗料は凹部内に捕捉されて溜められることになり、塗料が塗装後の乾燥工程で膨張しても、サイドボデーアウタパネルの意匠面側に流出して意匠面を汚染するのを回避でき、これに伴い、意匠面に付着した塗料の除去作業が不要となって、かかる作業工数を節減できる。
しかも、本発明においては、前記凹部が前記サイドボデーアウタパネルまたは前記接続パネルの曲げ加工により形成されているので、サイドボデーアウタパネルあるいは接続パネルのプレスによる曲げ加工と同時に凹部を形成することができて格別な加工は不要であり、特許文献1の従来技術のような、切断あるいは切削加工という格別な加工工程で塗料偏向用の切欠きを形成する手段に比べて、かかる凹部を含むアウタパネル上部構造の加工工数及び加工コストを大幅に低減できる。
また、本発明において、前記サイドボデーアウタパネルの上部外面と前記接続パネルとの溶接接合は、複数箇所のスポット溶接で構成されているとともに、前記凹部は、前記複数のスポット溶接部に沿った溝状に形成されているので、該凹部が溝状に延在することとなって、凹部の塗料溜まり容積が大きく確保でき、塗料がサイドボデーアウタパネルの意匠面側へたれることを防止する効果を増大せしめることができる。
そして、前記凹部から前記スポット溶接部の間には、車体高さ方向に延びる縦溝が形成され、さらに該縦溝の上部と前記サイドボデーアウタパネルの内側とを連通する孔が前記サイドボデーアウタパネルに設けられているので、塗料がしみ込む合わせ部の面積を減少させることができて、しみ込む塗料の量を結果的に減少させることができる。また、凹部及び縦溝内への塗料の流れや空気の流れが、孔を通して良好に行われ、塗装工程による不具合が防止でき、この面からも、乾燥工程において塗料がサイドボデーアウタパネルの意匠面側へたれることを防止する効果が大きくなる。
また、本発明において、前記凹部は、該凹部に臨む前記サイドボデーアウタパネルの接合面を意匠面に対して車体内側に入り込ませるとともに、前記凹部に臨む前記接続パネルの接合面を前記凹部内に突出させているので、凹部がサイドボデーアウタパネルの車体内側寄りに形成でき、凹部上方の合わせ部から出てくる塗料が、確実に凹部内に入ることになり、サイドボデーアウタパネルの外側にある意匠面の方向に流動するのを抑制できる。
さらに、本発明において、前記凹部のサイドボデーアウタパネルの外面側への開口部には、シーラーが装填されているので、車両完成後に凹部に埃等が堆積することを防止でき、車両の外観を向上することができる。さらに、前記凹部内に接続パネルが突出しているので、凹部と接続パネルとの隙間にシーラーを装填でき、該シーラーの塗布量を最小限にできるとともに、美観の向上も図ることができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るアウタパネル上部構造が適用されるスライドドア式自動車の車体の側面図である。
図1において、100は車体、1は前部ドア用開口部、2はスライドドア用開口部、3はルーフパネル、4は後部窓用開口部である。
本発明は、上記自動車における後部窓用開口部4上方のアウタパネル上部構造の改良に係るものである。
図2〜図4は本発明の実施形態のアウタパネル上部構造を示し、図2は図1のZ部に相当するサイドボデーアウタパネルの拡大図、図3は図2におけるA−A線位置に相当するアウタパネル上部構造の断面図、図4は図2におけるB−B線位置に相当するアウタパネル上部構造の断面図である。
図2〜図4において、車体100の上部側部パネルであるサイドボデーパネル5は、車体外側に面した意匠面5cを構成するサイドボデーアウタパネル5aと内側のサイドボデーインナパネル5bとを、上部フランジ部5e及び下部フランジ部5dにて重ね合わせて、スポット溶接S3及びS1により接合されている。そして、サイドボデーアウタパネル5aとサイドボデーインナパネル5bとの間には、閉断面形状の空所6が形成されている。
また、接続パネルを構成するドリップレール7は、車両における内側の上端部をサイドボデーアウタパネル5aにこれの上部外面と重ね合わせてスポット溶接S2により接合され、外側をルーフパネル3の下端部と重ね合わせてスポット溶接S4により接合されている。ドリップレール7は、ルーフパネル3から車両の側部へ流れてくる雨水を受止めて、車両前後方向に流す樋状の部材であり、本実施形態では、サイドボデーパネル5とルーフパネル3の接続パネルとして働き、車両の構成及び溶接作業を容易としている。
サイドボデーアウタパネル5aとドリップレール7とのスポット溶接S2の接合部の下方部位には、サイドボデーアウタパネル5aの上部外面とドリップレール7の内面とで囲まれた凹部8が区画形成されて設けられており、該凹部8は、サイドボデーアウタパネル5aの意匠面5cよりも車体内側に入り込む陥没した形態で形成されている。
サイドボデーアウタパネル5aとドリップレール7の上部とのスポット溶接S2は、凹部8の上方で、車両前後方向の複数箇所にてスポット溶接されており、それにより、凹部8は複数のスポット溶接部S2に沿って車両前後方向に延びる溝状に形成している。
しかも、スポット溶接部S2の間には、凹部8から車体高さ方向に延びる縦溝9が連設されている。
また、上記凹部8は、図3及び図4に示す如く、該凹部8に臨むサイドボデーアウタパネル5aの面を車体内側に入り込ませてほぼ水平な下壁12を形成するとともに、凹部8に臨むドリップレール7の面を凹部8内に突出するように屈曲させて(11は突出部)形成されている。
このように構成することによって、凹部8がサイドボデーアウタパネル5aの車体内側寄りに形成されることになり、略水平な下壁12によって、凹部8上方のスポット溶接S2の接合部から凹部8内に侵入してきた塗料が、サイドボデーアウタパネル5aの外側にある意匠面5cの方向に流動するのを抑制することが可能となる。また、サイドボデーアウタパネル5aとドリップレール7の合わせ面の端部が、略水平な下壁12に対向することとなり、合わせ面から出る塗料が直接意匠面5cに到達することを防止でき、塗料を確実に受けることができる。つまり、仮に合わせ面から塗料が噴出したとしても、噴出方向に下壁12が存在することによって、直接意匠面5cに到達することを防止できる。さらに、サイドボデーアウタパネル5aの接合面に対して、凹部に臨むドリップレール7(接続パネル)の接合面を前記凹部内に突出させたので、突出部分が規制部材とり、合わせ面から噴出した塗料は、意匠面5c側に飛散せず、凹部8に留まることとなる。
さらに、上記凹部8は、図3及び図4に示す如く、サイドボデーアウタパネル5a及びドリップレール7の曲げ加工(絞り加工)により形成している。
したがって、サイドボデーアウタパネル5aあるいはドリップレール7のプレスによる曲げ加工と同時に凹部8を形成することが可能となるため、格別な加工は不要であり、従来技術のような、切断あるいは切削加工という格別な加工工程で塗料偏向用の切欠きを形成する手段に比べて、かかる凹部8を含むアウタパネル上部構造の加工工数及び加工コストを大幅に低減できる。
また、縦溝9の上部に位置するサイドボデーアウタパネル5aには、これを穿孔することにより形成した貫通孔10が設けられている。これら貫通孔10は、縦溝9の上部とサイドボデーアウタパネル5aの内側の空所6とを連通している。
このように構成することにより、電着塗装における塗料槽への車体の浸漬時に、エア抜き等の効果や、凹部8及び縦溝9内への塗料の流れ込みや排出が良好になり、電着塗装の後工程である乾燥工程にて、乾燥が進んだ意匠面5cへ凹部8及び縦溝9内に溜められた塗料の一部がサイドボデーアウタパネル5aの意匠面5c側へ流れ出ることを防止することが可能となる。また、貫通孔10によって、サイドボデーアウタパネル5aの内側の空所6への塗料の流れが良好となり、車体の錆等の不具合を防止できる。
一方、上記凹部8は、サイドボデーアウタパネル5aとドリップレール7の隙間によって、サイドボデーアウタパネル5aの外面側に開口部14が形成されている。この開口部14には、電着塗装後シーラー13が装填されており、該シーラー13によって開口部14が封鎖されている。詳細には、サイドボデーアウタパネル5aの略水平な下壁12とドリップレール7の下面との間にシーラー13が装填されており、該シーラー13によって開口部14が封鎖されている。該シーラー13の装填後、車両の仕上げ塗装が施される。
このように、開口部14にシーラー13を装填することにより、車両完成後に凹部8に埃等が堆積することを防止でき、車両の外観を向上することができる。また、洗車時の水等が凹部8や縦溝9に入ることを防止でき、サイドボデーアウタパネル5aの貫通孔10からサイドボデー内及び車室内へ水が侵入するおそれもなくなる。しかも、凹部8内にドリップレール7の突出部11が突出しているので、凹部8とドリップレール7との隙間にシーラー13を装填でき、シーラー13の塗布量を最小限にするとともに、美観も向上する。
以上のように、本発明の実施の形態に係るアウタパネル上部構造によれば、サイドボデーアウタパネル5aの上部外面とサイドボデーアウタパネル5aの上部に接続されるドリップレール7とのスポット溶接部S2の下方部位に、サイドボデーアウタパネル5aとドリップレール7とで囲まれて、サイドボデーアウタパネル5aの意匠面5cよりも車体内側に入り込む凹部8を形成したので、サイドボデーアウタパネル5aの上部外面とドリップレール7の上部とのスポット溶接部S2から沁み出た塗料は凹部8内に溜められて、塗料が塗装後の乾燥工程で膨張しても、サイドボデーアウタパネル5aの意匠面5c側に流出して意匠面5cを汚染するのを回避でき、これに伴い、意匠面5cに付着した塗料の除去作業が不要となって、かかる作業工数を節減できる。すなわち、本発明の実施の形態に係るアウタパネル上部構造によれば、電着塗料が乾燥工程において乾燥するため、時間差でサイドボデーアウタパネル5aの意匠面5c側に噴出することはなくなり、安定した生産が可能となる。
また、サイドボデーアウタパネル5aの上部外面とドリップレール7の上部とを複数箇所のスポット溶接S2にて接合するとともに、凹部8を複数のスポット溶接部S2に沿った溝状に形成したので、凹部8が溝状に延在することとなって凹部8の塗料溜まり容積が大きく確保でき、塗料のサイドボデーアウタパネル意匠面5c側へのたれ流しの防止効果を高めることができる。さらに、スポット溶接部S2の間には、縦溝9が設けられており、電着塗料が毛細管現象によりしみ込むサイドボデーアウタパネル5aとドリップレール7の合わせ部の面積を少なくしているので、しみ込む塗料の量を少なくすることが可能となり、乾燥工程にて流れ出す塗料を少なくし、サイドボデーアウタパネル5aの意匠面5cへの不具合を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
本発明の実施の形態に係るアウタパネル上部構造が適用されるスライドドア式自動車の車体を示す側面図である。 図1のZ部に相当するサイドボデーアウタパネルの拡大図である。 図2におけるA−A線位置に相当するアウタパネル上部構造の断面図である。 図2におけるB−B線位置に相当するアウタパネル上部構造の断面図である。 従来のアウタパネル上部構造を示す図である。 図5のC−C線断面図である。
符号の説明
1 前部ドア開口部
2 スライドドア開口部
3 ルーフパネル
5 サイドボデーパネル
5a サイドボデーアウタパネル
5b サイドボデーインナパネル
5c 意匠面
6 空所
7 ドリップレール(接続パネル)
8 凹部
9 縦溝
10 孔
11 突出部
13 シーラー
14 開口部
100 車体

Claims (5)

  1. 車体の側部パネルの意匠面を構成するサイドボデーアウタパネルの上部にルーフパネルを含む他のパネルに接続される接続パネルを溶接してなる車両のアウタパネル上部構造において、前記サイドボデーアウタパネルの上部外面と前記接続パネルとの溶接接合部の下方部位に、前記サイドボデーアウタパネルと前記接続パネルとの接合面よりも車体内側に入り込む凹部を設けたことを特徴とする車両のアウタパネル上部構造。
  2. 前記凹部は、前記サイドボデーアウタパネルまたは前記接続パネルの曲げ加工により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のアウタパネル上部構造。
  3. 前記サイドボデーアウタパネルの上部外面と前記接続パネルとの溶接接合は、複数箇所のスポット溶接で構成されているとともに、前記凹部は、前記複数のスポット溶接部に沿った溝状に形成され、前記凹部から前記スポット溶接部の間には、車体高さ方向に延びる縦溝が形成され、さらに該縦溝の上部と前記サイドボデーアウタパネルの内側とを連通する孔が前記サイドボデーアウタパネルに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のアウタパネル上部構造。
  4. 前記凹部は、該凹部に臨む前記サイドボデーアウタパネルの前記接合面を前記意匠面に対して車体内側に入り込ませることで形成されているとともに、前記凹部に臨む前記接続パネルの前記接合面を前記凹部内に突出させていることを特徴とする請求項1に記載の車両のアウタパネル上部構造。
  5. 前記凹部のサイドボデーアウタパネルの外面側への開口部には、シーラーが装填されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のアウタパネル上部構造。
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