JP2007038412A - 熱転写印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数色のインク(Y,M,C,K,L)それぞれに対応するインク領域を備えたインクリボン(9)における各インク領域のインク(Y,M,C,K,L)を、被印刷部材(1)の所定面に順次熱転写して印刷を行う構成であって所定面は被印刷部材の一面(1a)及びその反対面(1b)であり、一面(1a)への印刷の後、反対面(1b)への印刷を行い、インク領域を加熱するサーマルヘッド(8d)と、このサーマルヘッド(8d)に印加する熱エネルギの量を制御する制御部(20)と、を備え、制御部(20)は、一面(1a)への印刷においてサーマルヘッド(8d)に印加した熱エネルギの量(Vcor)に基づいて、反対面への印刷においてサーマルヘッド(8d)に印加する熱エネルギを各複数色のインク(Y,M,C,K,L)の熱転写動作毎に制御する。
【選択図】 図1
Description
この被印刷物としては、樹脂製のカードや紙等がある。
熱転写方式は、例えば、帯状のシート上にイエロ(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)等の複数色のインク領域が順次連続的に形成されたインクリボンを用い、センサ8fにより、このインクリボンにおけるインク領域の色検出とその領域の頭出しとを行い、各インク色で印刷する画像の画像情報に対応してサーマルヘッドを加熱してインクリボンのインクを昇華または溶融させることにより、被印刷物上に熱転写して画像を印刷するものである。
このサーマルヘッドの蓄熱によりサーマルヘッドの温度が上昇すると、インクを昇華或いは溶融させるエネルギが増加することになるので、この増加に応じて印刷濃度が高くなってしまう。
すなわち、複数回の印刷を断続的に実施した場合、初期の印刷濃度に対して次第に印刷濃度が高くなっていくという問題が生じる。
従って、連続した印刷動作において、常に安定した印刷濃度を得るためには、サーマルヘッドの蓄熱を抑えるような補正を行なう必要がある。
この補正の方法として、サーマルヘッドに温度センサ(サーミスタ)を組み込み、このセンサでヘッドの温度を検出し、その温度が設定値より高くなった場合に、このサーマルヘッドに供給する熱エネルギを減ずることが行われてきた。
即ち、第1面(以下、便宜的に表面とも称する)への印刷動作においてサーマルヘッドから付与される熱により被印刷物の温度が上昇し、その第2面(以下、便宜的に裏面とも称する)への印刷時には、より高い表面温度の第2面に印刷することになるので、第1面(例えば表面)における印刷濃度に対して、第2面(例えば裏面)の印刷濃度が高くなり、表裏面での印刷濃度が異なるという不具合である。
また、両面印刷方法の第2の例として、被印刷物が樹脂製のカードであって、先ずこのカードをサーマルヘッドがある印刷部に搬送して表面側に印刷した後、このカードを印刷部より排出して反転機で裏返し、裏返したカードを再び印刷部に搬入して裏面側に熱転写印刷するという方法が知られている。
特許文献1には、第2の印刷部における第2のサーマルヘッドに印加する発熱エネルギを第1の印刷部における第1のサーマルヘッドに印加する発熱エネルギより小さくし、第1の印刷部における印刷動作で上昇した紙の温度を考慮して両面の印刷濃度が同じになるよう補正することが記載されている。
上述したようなサーマルヘッドに供給される発熱エネルギに起因する濃度変化は、印刷速度が高速の場合程顕著となり、より緻密な高精度の濃度補正が必要になる。
これは、各インク毎に昇華開始温度が異なることに起因する。
従って、従来の濃度補正では、印刷像全体の濃淡は程度補正できるものの、この色毎に異なる濃度特性まで補正することができず、その特性に基づく濃度むらの発生が避けられなかった。これは、例えば、イエロ(Y)色が濃く、マゼンタ(M)色が薄く、という色毎の濃度むらである。
カラー両面印刷は、被印刷物が樹脂製〔主にPVC(塩化ビニル)製〕のカードが多用されるものの、他の材料、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)製のカードや透明カードの場合にはPC(ポリカーボネート)製のカードも用いられる。
この場合、カードの材料違いで、印刷像における色毎の濃度が異なるという問題があり、汎用性を確保するために印刷装置として改善の余地がある。
〔1〕 複数色のインク(Y,M,C,K,L)それぞれに対応するインク領域を備えたインクリボン(9)における各前記インク領域のインク(Y,M,C,K,L)を、被印刷部材(1)の所定面に順次熱転写して印刷を行う熱転写印刷装置であって、
前記所定面は前記被印刷部材の一面(1a)及びその反対面(1b)であり、前記一面(1a)への印刷の後、前記反対面(1b)への印刷を行う構成とされる一方、 前記インク領域を加熱するサーマルヘッド(8d)と、前記サーマルヘッド(8d)に印加する熱エネルギの量を制御する制御部(20)と、を備え、該制御部(20)は、前記一面(1a)への印刷において前記サーマルヘッド(8d)に印加した熱エネルギの量(Vcor)に基づき、前記反対面への印刷において前記サーマルヘッド(8d)に印加する熱エネルギを各前記複数色のインク(Y,M,C,K,L)の熱転写動作毎に制御することを特徴とする熱転写印刷装置(50)である。
図1は、本発明の熱転写印刷装置の実施例を説明する構造図である。
図2は、本発明の熱転写印刷装置の実施例で用いるインクリボンを説明する図である。
図3は、本発明の熱転写印刷装置の実施例における濃度補正を説明する概略フロー図である。
図4は、本発明の熱転写印刷装置の実施例を説明するブロック図である。
図5は、本発明の熱転写印刷装置の実施例で用いるインクリボンのインクの昇華開始温度等を説明するグラフである。
この熱転写印刷装置50は、外観上、筐体51を有する本体部50Aと、この筐体51の外側面に取り付けられたカードスタッカ部50Bとを備える。
以下、筐体51の内部構成を説明する。
このカードカセット2は、カードの補充の際に取り出せるよう、着脱可能とされている。
カード1は、長方形形状のICカードまたは磁気記録カードであり、その短辺側が当図の手前側となるようにカードカセット2に収納されている。
このカード1は、カードカセット2の底面から供給ローラ3により1枚ずつ取り出され、一対のクリーニングローラ4の間を通り、反転機5に搬入される。
反転機5は、カード1を固定した状態で時計回りに90°回転してからエンコーダ部6に搬送する事が出来る。
また、当図においては、ICエンコーダ6bがカード1の右側に配置されていており、これはカード1がISO規格カードの場合の対応であるが、JIS規格カードの場合はカード1の左側に配置される。
エンコーダ部6により磁気記録あるいはIC記録されたカード1は、その記録が正しくなされた場合、搬送ローラ6cにより再び反転機5に搬送される。そして、反転機5はカード1を今度は反時計回りに90°回転して水平位置とする。
反転機5で水平位置にされた正常なカード1は、反転機5内の一対の搬送ローラ5aにより、印刷部8に搬送される。
この印刷部8は、2対の搬送ローラ8aと、搬送経路に沿ってその間に配置されたプラテンローラ8cと、このプラテンローラ8cと対向する位置に配置されたサーマルヘッド8dと、このサーマルヘッド8dを搬送経路に沿って挟むように配置され、インクリボンをガイドする一対のガイドポール8eとを備えている。
この一対のガイドポール8eを介して、インクリボン9はプラテンローラ8cとサーマルヘッド8dとの間を通るように懸架されており、このインクリボン9の両端側は、それぞれ供給リール10と巻き取りリール11とに巻回されている。
また、インクリボン9は、その一面をインク塗布面9aとされており、このインク塗布面がプラテンローラ8cと対向するように懸架されている。
インクリボン9は、帯状のベースフィルム9b上に、昇華性のイエロ(Y),マゼンタ(M)及びシアン(C)のインク、並びに、溶融性のブラック(K)のインクの計4色のインクと、印刷後の印刷面を保護するための溶融性の保護インク(L)との合計5色のインクを一印刷画面単位として、これを周期的に塗布したものである。
また、各インク塗布面の大きさは、カード1の印刷範囲よりも若干大きく設定されている。
その際、カード1の後端がセンサ8bによって検出されると、搬送ローラ8aが停止しカード1はその位置で保持される。この位置は、カード1の第1の印刷面1aへの印刷開始位置となる。
そして、インクリボン9のイエロ(Y)領域の先端位置9cが、サーマルヘッド8dと一致すると、サーマルヘッド8dは、プラテンローラ8cの方向に移動して、インクリボン9とカード1とをプラテンローラ8cに押圧する。
そして、上述したイエロ(Y)のインク転写と同様の行程で、マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の転写が繰り返し行われ、第1の印刷面1aへのカラー印刷が完了する。
さらに、必要な場合は、この印刷面を保護するための保護インク(L)が同様の工程により転写される。
第1の印刷面1aへのカラー印刷が完了したカード1は、再び反転機5に戻されて保持される。そして、反転機5は、この状態で180°回転してカード1を表裏反転し、再度印刷部8内に供給する。
そして、カード1の第2の印刷面1b(裏面)にカラーの熱転写印刷がなされる。
その際の、カード1,インクリボン9,プラテンローラ8c等の印刷動作は上述した第1の印刷面1a(表面)への印刷の場合と同様である。
但し、この第2の印刷面1bへの印刷時には、第1の印刷面1aへの熱転写印刷における印刷動作によってカード1の温度が高くなっており、各色のインクの印刷濃度が濃くならないようにサーマルヘッド8dに通電供給するエネルギを抑制するように補正する。
また、外部との通信を可能とする通信手段を備えてもよく、この場合、上述した制御等を外部の制御装置等から行う構成にしてもよいのは言うまでもない。
図4(a)において、この熱転写印刷装置50は、上述したように、一連の動作を制御する制御部20を備えている。
この制御部20には、カード1の位置を検出するセンサ8bやインクリボンの位置出しをするためのセンサ8f等のセンサ群8gからの信号が入力される。
また、この制御部20は、センサ群8gからの入力信号に基づき、供給ローラ3,プラテンローラ8cあるいはクリーニングローラ4等にそれぞれ連結された複数のモータ(図示せず)の駆動源群Mを駆動制御する。
また、この制御部20は、サーマルヘッド8dに所定の熱エネルギが供給されるようサーマルヘッド駆動部8hに対してサーマルヘッド8dへの通電量を制御する。
補正量設定部23は、制御部20と協働して、サーマルヘッド6dに供給する熱エネルギの補正量及び補正後の熱エネルギを設定する。
制御部20は、サーマルヘッド6dに対して、この補正量に応じて補正された熱エネルギを供給するよう、その通電を制御する。
この補正量設定部23については、以下の補正処理フローの説明において詳述する。
このフローにおいて、各処理の制御等は、この熱転写印刷装置50に備えた、搬送等の駆動制御も行う制御部(CPU)20,記憶部(メモリ)21及び補正量設定部23により実行されるが、上述したように、通信手段を備えて外部の制御部等により制御される構成としてもよい。
具体的には、カード1の第1の印刷面1aに、カラーインク(Y),(M),(C)及びブラックインク(K)並びに保護インク(L)をそれぞれ印刷したか否かを検出する。
この要因別余熱量は、第1の印刷面1aに対する印刷時の各色毎の予熱量を示している。
具体的には、Y印刷を例にとると、Y色の印刷をした場合は、その印刷に伴う余熱量Vyを設定し、印刷がなかった場合は、予熱量を0とする。
実施例の熱転写印刷装置50は、例えばY色のインクの転写(印刷)を行う際に、カード1をサーマルヘッド8d及びプラテンローラ8c間に通過させる動作を行う。
従って、この動作に伴いカード1に対してサーマルヘッド8dから付与される熱量を考慮するために、この余熱量Vyを設定する。
他の色についても、同様に余熱量Vm,Vc,Vb及びVLを設定する。
この補正基準熱量は、カード1の第1の印刷面1aに対する印刷動作を実行した際の、サーマルヘッド8dへの通電に基づく総熱量Vcorとして求める。
この総熱量Vcorは、図3の注記に示すように、各色の印刷の有無に応じて選択される余熱量〔Vy,…,VL又は0(ゼロ)〕の総和である。
上述したように、インクの昇華開始温度は各色で異なる。また、所定の階調を維持して印刷を実行する際に印可する電流の通電率も各色で異なる。
従って、各色のインクにおいて、付与される余熱量と実際に得られる濃度との関係を関数(FY,FM,…,FL)として予め求めておき、この関数により<処理3>で得られた補正基準熱量から補正量を求める。この補正量は、例えば、比率(%)として与えられる。
関数(FY,FM,…,FL)は、予め記憶手段21に記憶させておき、印刷の都度、これを用いて補正量を演算して求めてもよく、また、予め求めた演算結果のテーブルを記憶手段21に記憶させておいてもよい。
上述したように、インクの色により昇華開始温度が異なるが、これについて、理解容易のためにイエロ(Y)とマゼンタ(M)の2色を代表として、サーマルヘッドの温度制御グラフを用いて説明する。
実線がイエロ(Y)に対応し、破線がマゼンタ(M)に対応する。
この図からわかるように、イエロ(Y)インクの昇華開始温度Ty0は、マゼンタ(M)インクの昇華開始温度Tm0よりも低い。即ち、異なった昇華開始温度となっている。
そのため、同じタイミングで昇華を開始させるように、発熱体温度THの温度基点TH0からの昇温勾配が各色で異なって設定されている。
YΔt=Ty1−Ty0
MΔt=Tm1−Tm0
も、各色で異なる。
これは、各色で異なるγ特性を有しており、それに合わせ込むことに起因する。
また、この温度差(YΔt,MΔt)を階調通電期間内で維持する通電率(Yduty,Mduty)も異なる値となる。
Ey=YΔt×Yduty×Y階調数
Em=MΔt×Mduty×M階調数
と表される。
一方、昇華開始温度Ty0,Tm0や維持温度Ty1,Tm1は変わらないので、この第2の印刷面の温度上昇により考慮すべき余剰エネルギΔEy,ΔEmは、第2の印刷面の温度上昇をΔTcとすると、
ΔEy=ΔTc×Yduty×Y階調数
ΔEm=ΔTc×Mduty×M階調数
である。
Y_cor=−ΔEy=−ΔTc×Yduty
M_cor=−ΔEm=−ΔTc×Mduty
とすることで、余剰エネルギ分を相殺して印刷を行うことができる。
記憶部21には、この温度特性等の値を予め記憶させておくが、被印刷物の材質や形状等を変更した場合には、入力部22(図4参照)からユーザが入力した値を置き換えで、または、併せて記憶部21に記憶させる構成としてもよい。
この装置は、使用するインクの濃度特性等から以下の補正量を設定している。
印刷動作に加えて転写を行う場合、イエロ(Y),マゼンタ(M),シアン(C)については共通の補正値−0.28%を適用し、ブラック(K)については、−0.08%を適用し、保護インク(L)については、−0.41%を適用している。
従って、第2の印刷面1bに対する転写印刷実行時の補正量Eは、
E=−0.28×3−0.08−0.41=−1.33(%)である。
これにより、カードの第1の印刷面への印刷により昇温した第2の印刷面への印刷時に、その面の温度上昇や印刷する画像内容に加えて、その上昇した温度に対して得られる色毎の印刷濃度違いをも考慮してサーマルヘッドに供給するエネルギの補正を行うので、複数枚印刷しても枚数によらず色濃度むらがないことはもとより、第1の印刷面と第2の印刷面との間での色濃度むらがなくなり、極めて高品位な両面印刷カードを得ることができる。
例えば、インクリボンのインクは昇華型の例を説明したが、溶融型であってもよいことは言うまでもない。
1a 第1の印刷面(表面)
1a1 印刷領域
1b 第2の印刷面(裏面)
2 カードカセット
3 供給ローラ
4 クリーニングローラ
5 反転機
6 エンコーダ部
6a 磁気エンコーダ
6b ICエンコーダ
6c 搬送ローラ
8 印刷部
8b センサ
8c プラテンローラ
8d サーマルヘッド
8e ガイドポール
8f センサ
8h サーマルヘッド駆動部
9 インクリボン
9a インク塗布面
9b ベースフィルム
14 カードスタッカ
20 制御部(CPU)
21 記憶部(メモリ)
22 入力部
23 補正量設定部
23a 印刷情報取得部
23b 余熱量設定部
23c 補正基準量設定部
23d 補正量決定部
50 熱転写印刷装置
50A 本体部
50B カードスタッカ部
51 筐体
Claims (2)
- 複数色のインクそれぞれに対応するインク領域を備えたインクリボンにおける各前記インク領域のインクを、被印刷部材の所定面に順次熱転写して印刷を行う熱転写印刷装置であって、
前記所定面は前記被印刷部材の一面及びその反対面であり、前記一面への印刷の後、前記反対面への印刷を行う構成とされる一方、
前記インク領域を加熱するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドに印加する熱エネルギの量を制御する制御部と、を備え、
該制御部は、
前記一面への印刷において前記サーマルヘッドに印加した熱エネルギの量に基づき、前記反対面への印刷において前記サーマルヘッドに印加する熱エネルギを各前記複数色のインクの熱転写動作毎に制御することを特徴とする熱転写印刷装置。 - 前記一面への印刷により上昇する前記反対面の温度上昇値を求め、該温度上昇値に基づいて各前記複数色のインク毎に前記サーマルヘッドへ印加すべき色別熱エネルギ量を設定する熱エネルギ設定手段を備え、
前記制御部は、前記熱エネルギ設定手段により設定された前記色別熱エネルギ量に基づき、前記反対面への印刷において前記サーマルヘッドに印加する熱エネルギを各前記複数色のインクの熱転写動作毎に制御することを特徴とする請求項1記載の熱転写印刷装置。
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