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JP2007037725A - 多機能立方体展示ユニット - Google Patents

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JP2007037725A JP2005224578A JP2005224578A JP2007037725A JP 2007037725 A JP2007037725 A JP 2007037725A JP 2005224578 A JP2005224578 A JP 2005224578A JP 2005224578 A JP2005224578 A JP 2005224578A JP 2007037725 A JP2007037725 A JP 2007037725A
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雅裕 松原
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Abstract

【課題】 搬送および移動容易な立方体を1単位とし、かかる立方体を上下左右に連続または階段状に積み上げ、かつ適宜連結等することにより変化に富んだ展示台ないし展示パネル等が形成可能な多機能立方体展示ユニットを提供すること。
【解決手段】 一定長さに形成された筒状体と、前記筒状体開放端に挿通可能で互いに直交する3短片が一体化された三方向継ぎ手部材と、12本の前記筒状体を8個の前記三方向継ぎ手部材の各片に挿通することによって得られる立方体の各辺を適宜閉鎖する所要数の板状体とから構成される多機能立方体展示ユニットで、12本の筒状体の少なくとも一部を角柱状体2本が平行状態となるように一体化された二連筒状体であり、基本となる立方体を形成した際に開放されている側の角柱状体部に前記三方向継ぎ手部材を挿通して他の立方体の1辺として組立てることにより、複数の立方体を順次連結可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、厚紙、木材、プラスチック、金属等の板状体、筒状体、三方向継ぎ手部材を素材とする1辺が90〜120cm程度の立方体を1単位とし、かかる立方体を上下左右に連続または階段状に積み上げ、かつ適宜連結等することにより変化に富んだ展示台ないし展示パネル等を形成することが可能な多機能立方体展示ユニットに関する。
一般に、展示場、セミナー会場、説明会場、新製品発表会、見本市、その他各種ショー会場等においては、パネル・ポスター・電子式ディスプレイ類の貼付ないし取り付け用衝立、展示台、白板、黒板、投射用スクリーン等が多く用いられる。このような従来から用いられている展示手段の多くは、展示面の大きなものが必要な場合、大面積の板状体が多くなり、たとえ2分割、3分割に構成してもその保管、輸送、設営、撤去等の取り扱いに多大の困難が伴うことが多かった。
特許文献1は、所望位置に下枠を組立てて底面を構成し、その上部に立て掛け枠を立設し、これらにパネル材を取り付け、さらにこれらパネル材の位置ずれ阻止手段、ならびに傾倒阻止手段を設けた、展示用のパネル構造体を開示している。このパネル構造体は、組立ておよび組み替えが容易である構造体を指向しているが床に固定することを前提としている。特許文献2は、展示台や展示棚などを展示現場に組立てる際に使用されるアルミフレーム等の組立用連結具を開示している。この文献ではアルミサッシ様のフレームを用い、展示台や展示棚を少ない点数の部品かつ少ない労力で達成することを目的とするもので、具体的な棚や台を開示するものではない。
特許文献3は、構造が簡単で組み立てやすく、軽量で取り扱いおよび展示物の出し入れが容易で両面使用可能な額縁を開示している。ここでは、2本の支柱に支持されている長方形箱状体の下方に照明具を内蔵し、前後両面に展示物を挟持せしめるものである。特許文献4は、ネジを使用することなく組立て可能でその前後両面に展示物を堅牢に収納することができる枠体を開示している。いわば、組み立てや分解が容易な額縁様の展示用枠体に関するものである。
特許文献5は、展示に用いられる段ボールまたは厚紙製の展示箱を開示している。使用現場までは折り畳んだ状態で搬送し、現場において展開しかつ折り目線に沿って補強部を折り込む、板状体を差し込むなどの操作により展示用箱が得られることを指向しているが、予め所望形状に製造され折り畳んだ状態で届けられた部材によって段ボール箱組立ての要領で立体的に組立てるにすぎないものである。特許文献6は、扁平状態で搬送された段ボールその他を素材とする部材を、使用現場において迅速に組立てることができる、複数段の展示棚枠からなる商品展示具を開示するものである。
特開平8−10111号公報 特開平8−326722号公報 特開平6−209836号公報 特開2000−308554号公報 特開平11−292065号公報 特開2001−218658号公報
本発明は、搬送および移動が容易である立方体を1単位とし、かかる立方体を上下左右に連続または階段状に積み上げ、かつ適宜連結等することにより変化に富んだ展示台ないし展示パネル等を形成することが可能な多機能立方体展示ユニットを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、図1に示すように、一定長さに形成された筒状体14と、前記筒状体開放端に挿通可能で互いに直交する3短片が一体化された三方向継ぎ手部材12と、12本の前記筒状体を8個の前記三方向継ぎ手部材の各片に挿通することによって得られる立方体の各辺を適宜閉鎖する所要数の板状体16と、からなる多機能立方体展示ユニットであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記筒状体が円筒状体である多機能立方体展示ユニットであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記筒状体が角柱状体である多機能立方体展示ユニットであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、図4〜7に示すように、前記12本の筒状体の少なくとも一部が同一形状の角柱状体2本が平行状態となるように一体化された二連筒状体24であり、基本となる立方体を形成した際に開放されている側の角柱状体部に前記三方向継ぎ手部材12を挿通して他の立方体の1辺として組立てることにより、複数の立方体を順次連結可能とした多機能立方体展示ユニットであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、図8(A)に示すように、前記立方体の各辺を閉鎖するための板状体16の少なくとも一部が、透明体であることを特徴とする多機能立方体展示ユニットであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、図8に示すように、前記立方体の各辺を閉鎖するための板状体16に対して、立体サンプル等の収納(B)、バインダー金具(C)、各種表示手段(ディスプレイ、液晶モニター等)の嵌め込み(D)、展示物の貼付、展示カード類の吊り下げ等の展示補助手段を取り付け可能な構造を付加した、多機能立方体展示ユニットであることを特徴とする。
本発明に係る多機能立方体展示ユニットは、前述のような一定長さに形成された、例えば厚紙製の筒状体と、前記筒状体の開放端に挿通可能で互いに直交する3短片が一体化された三方向継ぎ手部材と、12本の前記筒状体を8個の前記三方向継ぎ手部材の各片に挿通することによって得られる立方体の各面を閉鎖する板状体とからなる立方体を基本ユニットとなる。そして、2本の筒状体を一体化した二連筒状体を所要辺に使用することにより、その二連筒状体を共通辺とする立方体が連結した状態で形成可能であり、上下左右任意方向に同一形状の立方体を順次形成するができる。このように形成された立方体は単独で、または上下左右に連結した状態で、床または展示台等に並べ、床または台等に直接接する底部を除く各面に貼り付けられた板状体面を利用して、文字、模様、立体、電子技術利用の表示部材その他の展示内容を貼付、載置、取り付け等を行い展示することができる。
本発明に係る立方体展示ユニットは、規格化された単一型の筒状体、三方向継ぎ手部材、および板状体を使用することにより、単位立方体ユニットが形成され、さらに規格化された二連筒状体を所要辺に適用することにより、連結された立方体が形成される。したがって、構成部材は4〜6種類でありこれら使用数を増大させることにより、単位立方体ユニットを相互連結することにより大形かつ種々の形態の展示台が形成可能である。したがって、取り扱い容易な寸法、例えば1辺が90〜120cm程度の厚紙により形成された筒状体、三方向継ぎ手部材、板状体等各部材には長尺物や重量の嵩むもの等の特殊部材は含まれていないため、製造、保管、輸送等の取り扱いが容易となる。
また、上述のように形成された単位立方体は床等に固定してもよいが、それ自体安定な立方体を単位ユニットとしているため、単に床または台上に載置するのみで展示台とすることも可能である。そのため、設営にかかる困難性はなく、単純作業であるため作業者にも格別の技能は要求されない。なお、さほど大規模でない場合には、立方体ユニットの状態で保管し、そのまま搬入して所要数を連結するように改変することも可能である。
さらに、ここで使用される各部材は極めて単純な構造を基本とし、これらを単に組立てるものであるため、汎用性に富んでおり、短期間の展示会、発表会、新製品発表会、見本市、その他各種ショー会場、ショールーム等における使用が終了した後は容易に撤収して繰り返し利用が可能であり、仮に筒状体などが破損してもその部分のみ補充すれば足りる。したがって、会場ごとに木製柱材、合板材、釘その他継ぎ手、針金等を使用する従来例に比して、使用資材を大幅に節減することが可能であり、反射的に展示期間終了後に会場から発生する廃棄物を大幅に低減することが期待できる。
以下に、添付図を参照しつつ本発明に係る多機能立方体展示ユニットの実施の形態を開示する。図1は本発明に係る多機能立方体展示ユニットの構成素材、基本構成を略示したものである。図1(A)は、立方体ユニット10(図(C))を構成するための基本部材を示すもので、上段は各々の短片が直交する三方向継ぎ手部材12、中段は角柱状に形成された単一型の筒状体14、そして下段は各面に取り付けて立方体の所望面を閉鎖するための板状体16である。
なお、筒状体14は本実施例では角柱として示されているが、これに限定されることなく例えば円柱状であってもよい。図1(B)は、これらの各部材を所要個数、ここでは三方向継ぎ手12を8個、筒状体14を12個、底面を除く各面を閉鎖するための板状体5枚を組合わせて図1(C)のような立方体ユニット10を形成する状態を示す展開図である。
立方体ユニットの組み立てに当たって、三方向継ぎ手部材12の各開放端12Eは、筒状体14の端部を若干の抵抗に抗して受容する形状ならびに寸法に形成されている。したがって、図1(B)において筒状体14の開放端と三方向継ぎ手部材12の互いに直交する各短片12Eとのそれぞれ対向する部位同士を挿入して結合することにより正六面体、すなわち各三方向継ぎ手部材12のそれぞれの角を8稜とし筒状体14を12辺とする立方体の枠組みが形成される。
このように形成された立方体の枠組みの各面に対して板状体16を、例えば、三方向継ぎ手部材12の本体に形成されたスナップ機構付きピン受け穴12Hに対して先端側に括れ部を有する係止ピン18を押入することにより取り付ける。その結果、底面以外の5面が板状体16によって閉鎖された立方体ユニット10が得られる。なお、ここで立方体ユニット10の底面に板状体16を取り付けないのは、床または展示台等に底面を直接置くことを想定したためであり、用途に応じて、底面にも板状体16を取り付けることは任意に選択できる。
立方体ユニットの解体に当たっては、係止ピン18を抜取って板状体16を取り外し、さらに三方向継ぎ手部材12と筒状体14とを順次分解すればよい。これら分解された各部品は、同一場所または異なる場所の如何を問わず繰り返し利用が可能である。図2は、図1(A)の上段に示した三方向継ぎ手部材12を拡大表示した斜視図である。それぞれ直交する3短片12Eが本体結合部で一体化されており、この本体結合部の外向きの各辺には、板状体16を固定する係止ピン受け穴12Hが形成されている。この係止ピン受け穴12Hの内部にはスナップ機構が含まれており、押入される係止ピン18を保持するように構成される。
図3は、単一型の筒状体14の構成例を示すもので、図3(A)は断面であって1辺の内法Wの角柱であり、図3(B)は長さLとなっている。なお、筒状体14の全幅は、筒状体14の肉厚をtと表わせば(W+2t)の方形となる。また、1辺の内法Wは図1に示した三方向継ぎ手部材12の各短片12Hの外寸法に相当するものである。この長さLは、三方向継ぎ手部材12の構造と相まって図1に示した立方体ユニット10の1辺の長さを決定するものである。
立方体ユニット10の1辺の長さは、展示対象の特徴、総展示量、展示会場の利用可能面積、取り扱いの便宜等を総体的に判断して決定することができるが、例えば、40〜80cm程度の範囲で適宜決定すればよい。また、長さLに対して半分となるL/2、反対に1.5倍となる(3L/2)等の寸法を組み合わせることも可能である。材質は厚紙、木質材、プラスチック材等が使用可能であるが、経済性、資源保護、軽量化、廃棄上の便宜等を考慮すると厚紙製のものが特に好ましい。
図4は、図3に示した筒状体14を2本平行に重ね合わせた二連筒状体24を示したもので、長さL、断面の内法W等の関係は図3の単一型の筒状体と同じである。図4(A)の断面図から明らかなように、内法W、肉厚tの角柱2本を一体化させたものであり、短辺の幅は図2と同様(W+2t)となり、長辺は短辺の2倍であるため(2W+4t)となる。
図5は全長Lの単一型筒状体とし、部分的に長さl1の筒状体を付加して、単一型筒状体部分がl2(=L−l1)である二連筒状体とした変形例を示すものである。かかる構成の部分二連筒状体(変形筒状体)34は、他の立方体のみならず階段状展示台の構成や段違い展示パネル台の構成などに利用することができ、展示のバリエーションを大幅に広めることができる。
例えば、このような部分的に二連筒状体として形成された2本の筒状体34を背面側に配置し、前面側に長さl1の短い筒状体14を用いて、それぞれを標準的筒状体で連結することにより、背面部に衝立状の平面を備えた小形腰掛様の変形立体が形成される。このような変形立体の前方側の平台部分はサンプルや模型等を載置する展示台となり、背面の衝立状部分はカード、ポスター類の貼付板ないし説明文や各種ディスプレイ取り付け部として利用することができる。
図6は、図1に示した基本の立方体ユニットに対して、二連筒状体24を混在せしめることにより、単位立方体を連結した構成を得るための使用部材(A)を示す図、組み立て手順を示す分解斜視図(B)、そして図6(C)は2連立方体ユニット20の完成状態を示す斜視図である。図6(A)の使用部材は、図1(A)の3部材、三方向継ぎ手部材12を16個、単一型の筒状体14を16本、板状体16を8枚とし、これに加えて図4に示した二連筒状体24を4本使用している。
この二連筒状体24は、図6(B)の中間部において前後と上下に4本使用され、それぞれ2つの開放端に三方向継ぎ手部材12を背中合わせに押入しながら組立てることにより、左右の立方体ユニットを連結した図6(C)のような構成が得られる。このように、連結すべき箇所に二連筒状体24と各端部にそれぞれ2個の三方向継ぎ手部材12を組み合わせることにより、各立方体ユニットを連結した状態で組立てることができ、立方体ユニットを1単位とする階段状、衝立状または壁状、トンネル状、ジグザグ状、ピラミッド状等々の希望する任意形状が容易に形成できる。
因みに、図7(A)に示すように、三方向継ぎ手部材12を104個、単一型の筒状体14を48本、二連筒状体24を44本、板状体18を43枚使用した場合、図7(B)のような構成の展示ユニットを得ることができる。このような変形、さらなる発展的な構成は、このような3〜4種類程度の部品を所要数使用することにより種々組立てることができる。
図8は、本発明に係る立方体の各辺を閉鎖するための板状体16の構成例を示すものであり、図8(A)は透明の板状体(下段は底板を示す)を示し、図8(B)の上段はサンプル等の収納のための単一のボックスを形成した板状体を、下段は9個に区分された収納用ボックスを形成した板状体を示し、図8(C)はバインダー金具を取り付けた板状体を示し、図8(D)は表示手段としての液晶モニターを埋め込んだ板状体を示している。透明の板状体を使用した立方体では、その中に展示物を収容でき人の手に触れることを阻止した展示が可能となる。このような各種構成の板状体を使用することによって展示のバリエーションを大幅に広めることができる。
図9は、典型的な構成例として挙げた板状体を使用した展示ユニットの構成例を示すものである。図9(A)は、上段の3個の立方体は透明の板状体を使用し、下段の立方体表面にバインダー金具を取り付けた板状体、9個に区分された収納用ボックスを形成した板状体、液晶モニターを埋め込んだ板状体を使用した展示ユニットの構成例を示している。図9(B)は、図7(B)に示した構成の展示ユニットの一部にバインダー金具を取り付けた板状体、液晶モニターを埋め込んだ板状体を使用した展示ユニットの構成例を示している。なお、ここに示した展示ユニットの構成は一例にすぎず、展示物、展示会場等に応じて任意に構成することができる。
ここに示した実施例では、板状体16としてカード、資料写真、絵画、ポスター、グラフその他各種書類等を掲示・貼付・掛け止め等する程度の最も簡素な板材を使用している。しかし、さらに多くの付加機能、例えば液晶やプラズマ表示装置等の電子表示手段、顕微鏡写真等を拡大して見せるための覗き窓やレンズ付きパネル、一連の展示カードをまとめて掲示し、順次捲るためのバインダー機構、任意書き込みを可能にする黒板、ホワイトボード等を取り付け可能とし、または板状体に代えてこれら要素を直接取り付け可能に構成することができる。なお、各種バリエーションに備えて、2本の柱状体を直交させて連結するために三方向継ぎ手部材の一端を除去した二方向継ぎ手部材、さらには各柱状体の開放端部を閉塞するために三方向継ぎ手部材の一端のみとした閉塞栓をも用意しておくと都合がよい。
また、ここに示した実施例では、専ら軽量化や素材コストの抑制、廃棄物の低減等を重視しているため筒状体14、24、34をそれぞれ厚紙製とし、板状体16や三方向継ぎ手部材12もさほど強固な素材は想定していない。しかしながら、例えば保育園児や幼稚園児等の幼児の遊戯具を兼ねるような場合には、安全性の向上を考慮して木材、プラスチック材、軽金属等の素材で適宜補強し、さらには継ぎ手と筒状体との契合部分に適当な抜け防止手段等を採用することを考慮する。また、子供たちによる移動、立方体ユニット上の歩行や乗り降り等の動作を許容する場合には対象とする子供たちの体重を考慮してより安全な程度に強度を高めることは任意である。
本発明に係る多機能立方体展示ユニットは、単一型筒状体、二連筒状体、継ぎ手部材、板状体、さらには部分二連筒状体等の限られた種類の部品を組立てることにより、搬送および移動が容易な程度の立方体ユニットを1単位とし、かかる立方体ユニットを上下左右に連続または階段状に積み上げ、かつ適宜連結等することにより変化に富んだ展示台ないし展示パネル等を形成することが可能な多機能立方体展示ユニットを提供しようとするものである。展示場、見本市会場、各種ショー、博物館、官公庁広報室、発表会等におけるディスプレイを少ない部品点数で容易に設営可能であり、また繰り返し利用が可能である結果、使用材料の節減が可能となり、そして目的とする行事終了後における廃棄物量の大幅な低減が可能となり、地球環境保護に資することが期待できる。
本発明に係る多機能立方体展示ユニットの構成部材(A)、分解斜視図(B)、及び完成した基本立方体ユニットの斜視図(C)である。 本発明において使用される三方向継ぎ手部材を拡大表示した斜視図である。 本発明において使用される単一型筒状体の断面図(A)、正面図(B)及び全体を示す斜視図(C)である。 本発明において使用される二連筒状体の断面図(A)、正面図(B)及び全体を示す斜視図(C)である。 本発明において使用される部分二連筒状体の断面図(A)、正面図(B)及び全体を示す斜視図(C)である。 本発明に係る多機能立方体展示ユニットに二連筒状体を部分的に使用した実施例の構成部材(A)、分解斜視図(B)及び完成した二連立方体の斜視図(C)である。 本発明に係る多機能立方体展示ユニットに二連筒状体を所要数使用した実施例の構成部材(A)及び完成した13連立方体ユニットの斜視図(B)である。 本発明に係る多機能立方体展示ユニットの立方体の各辺を閉鎖するための板状体の各種構成例を示す斜視図である。 図8に示した構成の板状体を使用した展示ユニットの構成例を示す斜視図である。
符号の説明
10 基本立方体ユニット
12 三方向継ぎ手部材
12E 開放端(短片)
12H 係止ピン受け穴(スナップ機構付き)
14 単一型の筒状体
16 板状体
18 係止ピン(先端括れ部付き)
20 二連立方体ユニット
24 二連筒状体
34 部分二連筒状体(変形筒状体)
L 筒状体長さ
W 筒状体内法
t 筒状体肉厚

Claims (6)

  1. 一定長さに形成された筒状体と、前記筒状体開放端に挿通可能で互いに直交する3短片が一体化された三方向継ぎ手部材と、12本の前記筒状体を8個の前記三方向継ぎ手部材の各片に挿通することによって得られる立方体の各辺を適宜閉鎖する所要数の板状体とからなる、ことを特徴とする多機能立方体展示ユニット。
  2. 前記筒状体が円筒状体である、ことを特徴とする請求項1に記載の多機能立方体展示ユニット。
  3. 前記筒状体が角柱状体である、ことを特徴とする請求項1に記載の多機能立方体展示ユニット。
  4. 前記12本の筒状体の少なくとも一部が、同一形状の角柱状体2本が平行状態となるように一体化された二連筒状体であり、基本となる立方体を形成した際に開放されている側の角柱状体部に前記三方向継ぎ手部材を挿通して他の立方体の1辺として組立てることにより、複数の立方体を順次連結可能とした、ことを特徴とする請求項1または3のいずれかに記載の多機能立方体展示ユニット。
  5. 前記立方体の各辺を閉鎖するための板状体の少なくとも一部が透明体である、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の多機能立方体展示ユニット。
  6. 前記立方体の各辺を閉鎖するための板状体に対して、立体サンプル等の収納、バインダー金具、表示手段の嵌め込み、展示物の貼付、展示カード類の吊り下げ等の展示補助手段を取り付け可能な構造を付加した、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の多機能立方体展示ユニット。
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