JP2007027395A - 電子機器の収容ケースおよび増幅器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 容易に開閉が行なえる電子機器の収容ケースを提供する。
【解決手段】 電子機器の収容ケースは、電子機器本体48を内部に配置するためのケース本体1と、開閉可能に形成された蓋部材2とを備える。蓋部材2を回動軸の側に向かって付勢するように形成された捻りばね3を備える。ケース本体1は、箱型に形成されている。蓋部材2は、ケース本体1の開口部を覆うように形成された主板部22と、ケース本体1の一方の側と反対側の端部を覆うように形成された覆い部23と、主板部22から延びるように形成され、蓋部材2の側壁である蓋側壁部21とを含む。覆い部23は、ケース本体1の端部に嵌合するように形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子機器の収容ケースは、電子機器本体48を内部に配置するためのケース本体1と、開閉可能に形成された蓋部材2とを備える。蓋部材2を回動軸の側に向かって付勢するように形成された捻りばね3を備える。ケース本体1は、箱型に形成されている。蓋部材2は、ケース本体1の開口部を覆うように形成された主板部22と、ケース本体1の一方の側と反対側の端部を覆うように形成された覆い部23と、主板部22から延びるように形成され、蓋部材2の側壁である蓋側壁部21とを含む。覆い部23は、ケース本体1の端部に嵌合するように形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子機器の収容ケースおよび増幅器に関する。
電子機器には、収容ケースに収容された状態で所定の場所に配置されるものがある。たとえば、テレビジョン受像機のアンテナ装置に取付けられる増幅器(ブースタ)は、テレビジョン放送信号を増幅するための増幅回路を含む電子機器本体が収容ケースの内部に配置され、電波を受信するためのアンテナ装置などに取付けられている。
図15に、屋根に取付けられるアンテナ装置の概略斜視図を示す。アンテナ装置は、屋根55の頂部に配置され、たとえば、図示しないワイヤなどにより屋根55に固定されている。アンテナ装置は、TV(television)受信用アンテナ53a,53bを備える。TV受信用アンテナ53a,53bは、たとえば、UHF(ultrahigh frequency)やVHF(very high frequency)などの電波を受信する八木形アンテナが用いられる。TV受信用アンテナ53a,53bは、支柱52に支持されている。
TV受信用アンテナ53aには、ケーブル54aの一端が接続されている。TV受信用アンテナ53bには、ケーブル54bの一端が接続されている。ケーブル54a,54bのそれぞれの他端は、TV受信用アンテナ53a,53bで受信したテレビジョン放送信号を増幅するための増幅器51に接続されている。増幅器51は、収容ケースを備え、収容ケースが支柱52に固定されている。増幅器51にて増幅された信号は、ケーブル54cに出力される。ケーブル54cは、室内に配置されたテレビジョン受像機などに接続される。
増幅器などの機器は、アンテナ装置などに設置した後に、収容ケースの内部の電子機器本体の調整が行なわれる。このため、増幅器には、収容ケースの一部が開閉可能に形成され、アンテナ装置などに取付けられた状態で内部の電子機器本体の調整ができるように形成されているものがある。
特開2000−31660号公報においては、本体部と蓋部とを備える電子機器の筐体が開示されている。この電子機器の筐体は、蓋部の側壁に形成された長孔状のスライド溝と、支点ねじと、蓋部に形成された回転リブ受部とを備える。この電子機器の筐体においては、蓋部を本体部に閉じたときに、蓋固定ねじを螺着することにより、蓋部を本体部に水密に固着できることが開示されている。
特開平6−310876号公報においては、本体と本体の開口部を閉ざすための蓋とを備え、本体に対する蓋の閉状態をロックするために、本体には掛止体が、蓋には係合体が備えられた屋外用電子機器ケースが開示されている。係合体の係合爪を掛止体における受止部から掛止部に案内する案内部は受止部側に傾斜している。この屋外用電子機器ケースにおいて、蓋を閉ざす場合、その閉鎖が完全でない場合には、蓋が本体に対して大きく浮き上がり、閉鎖が完全でないことを明瞭にできると開示されている。
また、実開平3−6874号公報においては、蓋体上端部に開閉自在に枢着した蓋体を備える電子機器の蓋体開閉装置が開示されている。この蓋体開閉装置は、蓋体の上端部に設けられた可撓性を有する筐体リブと、筐体リブの中央部裏面に形成され、爪部を突接した解除ノブと、蓋体に設けられ、爪部と係合する蓋爪部とを備えることが開示されている。蓋体の固定を解除するための解除ノブは、筐体の本体側に配置されている。
特開2000−31660号公報
特開平6−310876号公報
実開平3−6874号公報
収容ケースに収容された電子機器本体の調整、メンテナンスまたは修理などを行なう場合には、収容ケースを開ける必要がある。従来の開閉可能な収容ケースにおいては、収容ケースの開閉に手間がかかるという問題があった。
たとえば、上記の特開2000−31660号公報に開示された電子機器の筐体においては、蓋部が蓋固定ねじによって本体部に固定されている。このため、蓋部材の開閉の際に蓋固定ねじを何回も回さなければならず、時間がかかるという問題があった。
また、電子機器が配置される位置よっては、作業を行ないにくい場合がある。たとえば、図15に示すように、屋根の上に配置された電子機器の調整などにおいては、屋根の上に立った状態で作業を行なわなければならない。屋根の上では足場の安定性が悪い。このような作業を行ないにくい場所で作業を行なう場合があるために、容易に開閉が可能な収容ケースが切望されていた。
実開平3−6874号公報に開示された筐体開閉装置においては、たとえば、支柱や壁面などに取付けられたときに、蓋部材を開閉するための操作部が、筐体の下側に配置される。このため、たとえば、図15に示すように、電子機器がアンテナ装置の支柱の下部に取付けられる場合などには、操作部を直接的に目視することができず、手探りで開操作を行なわなければならないという問題があった。また、筐体の下側に指を回り込ませて作業を行なうため、不自然な姿勢で蓋部材の開操作を行なわなければならないという問題があった。
また、この電子機器の収容ケースにおいては、蓋部材が閉まっているか否かを確認するためには、爪の部分の係合状態を目視しなければならず、蓋部材が確実に閉まっているか否かを容易に見分けることができないという問題があった。このため、蓋部材が閉じていることを確認するために手間がかかるという問題があった。
特開2000−31660号公報に開示された電子機器の筐体においては、完全に蓋部が閉止されているかを確認するためには、蓋固定ねじが完全に締め付けられているかを確認する必要があり、容易に蓋部の閉止状態を確認することができないという問題があった。
本発明は、容易に開閉が行なえる電子機器の収容ケースおよび増幅器を提供することを目的とする。
本発明に基づく電子機器の収容ケースは、開口部を有し、電子機器本体を内部に配置するためのケース本体と、上記開口部を塞ぐように形成され、一方の側に配置された回動軸で開閉可能に形成された蓋部材とを備える。上記蓋部材を上記一方の側に向かって付勢するように形成された付勢手段を備える。上記ケース本体は、箱型に形成されている。上記蓋部材は、上記開口部を覆うように形成された主板部と、上記ケース本体の上記一方の側と反対側の端部を覆うように形成された覆い部と、上記主板部から延びるように形成され、蓋部材の側壁である蓋側壁部とを含む。上記覆い部は、上記ケース本体の上記反対側の端部に嵌合するように形成されている。
上記発明において好ましくは、上記覆い部は、上記ケース本体の裏面に係止するように形成された係止部を有する。
上記発明において好ましくは、上記ケース本体は、上記反対側の端部に上記覆い部が当接するように形成された当接部を含む。上記当接部は、側方から見たときに上記一方の側に向かって高さが高くなるように傾斜している。
上記発明において好ましくは、上記付勢手段は、捻りばねを含む。上記蓋部材は、上記回動軸に沿う方向に延びる挿入穴を有する。上記捻りばねは、上記蓋部材の上記回動軸に沿った方向に直線状に延びる捻り部を有する。上記捻りばねは、上記ケース本体の裏面に固定されている。上記捻りばねは、上記ケース本体の裏面から上記ケース本体の側壁に沿って上記蓋部材に向かって延びるように形成された延在部を有する。上記捻りばねは、先端が上記挿入穴に挿入されている。
上記発明において好ましくは、上記付勢手段は、巻きばねを含む。上記蓋部材は、上記回動軸に沿う方向に延びる挿入穴を有する。上記巻きばねは、平面形状が円形になるように巻回されたコイル部と、上記コイル部から延在する直線状の延在部とを有する。上記巻きばねは、上記ケース本体の側壁に固定されている。上記巻きばねは、先端が上記挿入穴に挿入されている。
上記発明において好ましくは、上記蓋部材は、上記回動軸の周りに形成され、断面形状が円弧状の部分を有する支持部を含む。上記支持部は、上記蓋部材の開閉のときに上記円弧状の部分が上記ケース本体に接するように配置されている。上記挿入穴は、上記蓋部材を開くときに、上記蓋部材が開く向きに付勢されるように上記円弧状の中心からずれた位置に形成されている。
本発明に基づく電子機器の収容ケースは、開口部を有し、電子機器本体を内部に配置するためのケース本体と、上記開口部を塞ぐように形成され、水平方向にほぼ平行な軸を回動軸として開閉可能に形成された蓋部材とを備える。被取付け部材に取付けられたときに、上記回動軸が下部に位置するように形成されている。
本発明に基づく増幅器は、上述の電子機器の収容ケースと、電子機器本体とを備える。上記電子機器本体は、テレビジョン放送信号を増幅するための増幅回路と、上記増幅回路と外部の機器とを接続するためのコネクタとを含む。上記ケース本体は、上記一方の側が下側になるように被取付け部材に取付け可能に形成された取付け手段を有する。上記ケース本体は、上記コネクタが下側に向かって露出するように形成されたコネクタ穴を有する。上記電子機器本体は、上記コネクタが上記コネクタ穴に挿通され、上記ケース本体に固定されている。
本発明によれば、容易に開閉が行なえる電子機器の収容ケースおよび増幅器を提供することができる。
図1から図13を参照して、本発明に基づく実施の形態における電子機器の収容ケースおよび増幅器について説明する。
図1は、本実施の形態における増幅器の分解斜視図である。本実施の形態における増幅器は、テレビジョン受像機等へ供給するテレビジョン放送信号を増幅するための電子機器である。増幅器は、屋根の上に配置されたアンテナ装置、家屋の壁面または屋根裏などに取付けられる。
本発明においては、蓋部材の回動軸が配置される側を一方の側という。本実施の形態においては、矢印77に示す側が一方の側である。本実施の形態においては、矢印77に示す側が下側になるように、被取付け部材に固定される。
本実施の形態における増幅器は、電子機器本体と収容ケースとを備える。収容ケースは、ケース本体1と蓋部材2とを含む。収容ケースは、付勢手段としての捻りばね3を備える。電子機器本体48は、内部にアンテナ等で受信したテレビジョン放送信号を増幅するための増幅回路を含む。電子機器本体48は、後述する入力側のF型コネクタに供給された入力信号を切り換えたり、利得を調整したりするための操作部48a,48bを表面に有する。
電子機器本体48は、内部の増幅回路と図示しないケーブルとを接続するためのコネクタとして、F型コネクタ48c〜48eを含む。F型コネクタ48c,48dは、たとえば、それぞれのアンテナで受信したテレビジョン放送信号が供給される入力部であり、F型コネクタ48eは、増幅回路で増幅されたテレビジョン放送信号をテレビジョン受像機等に供給する出力部である。
F型コネクタ48c〜48eは、一部が外部に露出するように配置されている。電子機器本体48は、ケース本体1の内部に収められている。電子機器本体48は、ケース本体1の端部と、ケース本体1に形成された保持爪12によって挟み込まれることにより、ケース本体1に固定されている。
図2(a)に、本実施の形態におけるケース本体を表側から見たときの斜視図を示す。図2(b)に、図2(a)におけるA部の拡大斜視図を示す。図3に、本実施の形態におけるケース本体を裏側から見たときの斜視図を示す。
図2(a)および図3を参照して、ケース本体1は、箱型に形成されている。ケース本体1は、一の面が開口するように開口部11を有する。ケース本体1は、一方の側の端面にコネクタ穴14,14aを有する。コネクタ穴14は、F型コネクタ48c〜48eを挿通できるようにケース本体1を貫通している。本実施の形態においては、F型コネクタ48c〜48eが下側に向かって露出するように、コネクタ穴14が形成されている。コネクタ穴14aは、本実施の形態においては未使用のために閉塞されている。
ケース本体1は、内側の底面と側面に電子機器本体48を載置するためのリブ13を有する。リブ13は、ケース本体1の底面および側面から飛び出すように形成されている。ケース本体1は、電子機器本体48を固定するための保持爪12を有する。保持爪12は、ケース本体1の底面から立設するように形成されている。保持爪12は、弾性を有し、電子機器本体48を挟み込むことによって、電子機器本体48をケース本体1に固定できるように形成されている。
ケース本体1は、ケース本体1を壁面などに固定するための固定脚17を有する。固定脚17は、ねじを挿通するためのねじ穴17aを有する。固定脚17は、ケース本体1の幅方向の両側の端部に配置されている。固定脚17は、ケース本体1の裏面から飛び出すように形成されている。
図2(a)および図2(b)を参照して、ケース本体1は、側壁15を有する。本実施の形態における側壁15は、内側突起部15aと外側突起部15bとを有する。外側突起部15bは、内側突起部15aよりも外側に配置されている。内側突起部15aと外側突起部15bとは、それぞれが平板状に形成され、主表面同士が略平行になるように配置されている。内側突起部15aと外側突起部15bとは、それぞれの主表面がケース本体1の底板に対してほぼ垂直になるように配置されている。側壁15は、側方から見たときに、外側突起部15bよりも内側突起部15aの方が高くなるように形成されている。
内側突起部15aは、一方の側の端部に切欠き部15cを有する。切欠き部15cは、後述する蓋部材の円柱状の支持部が接触する部分に形成されている。内側突起部15aは、ケース本体1の上記一方の側と反対側の端部に当接部15dを有する。外側突起部15bは、ケース本体1の上記一方の側と反対側の端部に当接部15eを有する。当接部15d,15eは、側方から見たときに、切欠き部15cが形成されている側の端部に向かって徐々に高さが高くなるように形成されている。当接部15d,15eは、側方から見たときに傾斜するように形成されている。
図3を参照して、ケース本体1の裏面には、被取付け部材に取付けるための取付け手段として、マスト取付座18が配置されている。マスト取付座18は、ケース本体1の裏面の略中央に形成されている。マスト取付座18は、ケース本体1の裏面から飛び出すように形成されている。マスト取付座18は、凹んだ部分を有し、蓋部材の回動軸が下部に配置される状態で、アンテナ装置の支柱に取付けることができるように形成されている。
本実施の形態においては、ケース本体1の裏面には、溝部19が形成されている。溝部19は、ケース本体1の幅方向に延びる部分と、マスト取付座18に形成された突出部18aに向かって延びる部分とを有する。突出部18aは、後述する捻りばねの固定部が、ケース本体1の底面と突出部18aとの間に配置され、固定部の動きを拘束できるように形成されている。
図4(a)に、本実施の形態における蓋部材を裏側から見たときの斜視図を示す。図4(b)に、図4(a)におけるB部の正面図を示す。図1および図4(a)を参照して、本実施の形態における蓋部材2は、ケース本体1の開口部を塞いで、ケース本体1の内部を閉じた空間にするように形成されている。
蓋部材2は、ケース本体1の開口部を覆うように形成された主板部22を有する。主板部22は、板状に形成されている。主板部22の一方の側には、蓋部材2を開くときに指を配置すべき領域を示す指掛け部26が形成されている。本実施の形態における指掛け部26としては、表面に凹む部分が形成されている。
本実施の形態における蓋部材2は、幅方向の両側に配置され、蓋部材2の側壁である蓋側壁部21を有する。蓋側壁部21は、主板部22から延びるように形成されている。蓋側壁部21は、外側壁部21aと内側壁部21bとを有する。外側壁部21aは、内側壁部21bよりも外側に配置されている。外側壁部21aと内側壁部21bとは、それぞれが板状に形成され、主表面同士が互いに略平行になるように形成されている。図4(a)および図4(b)を参照して、外側壁部21aと内側壁部21bとは、主表面が主板部22の主表面に対してほぼ垂直になるように配置されている。
蓋部材2は、覆い部23を含む。覆い部23は、ケース本体1の端部を覆うように形成されている。覆い部23は、主板部22から延びるように形成されている。覆い部23は、側方から見たときに湾曲するように形成されている。覆い部23は、ケース本体1の一方の側の端部と反対側の端部の形状に沿って形成されている。
覆い部23は、先端に収容ケースの内側に向かって飛び出すように形成された係止部23aを有する。係止部23aは、ケース本体1の裏面と係止するように形成されている。覆い部23は、ケース本体1の一方の側と反対側の端部に嵌合するように形成されている。蓋部材2は、覆い部23の湾曲する部分と係止部23aとで、ケース本体1の外側突起部15bを包みながら嵌め込まれる。
図4(a)および図4(b)を参照して、蓋部材2は、支持棒部28を有する。支持棒部28は、円柱状に形成されている。支持棒部28は、ケース本体1の幅方向に延びるように形成されている。支持棒部28は、幅方向の両側の端部に、支持部24,29を有する。支持部24は、内側壁部21bの内側の領域に配置されている。支持部29は、内側壁部21bと外側壁部21aとの挟まれる領域に配置されている。支持部24は、ケース本体1の内側突起部15aの切欠き部15cに当接する位置に形成されている。支持部29は、外側突起部15bの端部に当接する位置に形成されている。
蓋側壁部21は、後述する捻りばねの先端を挿入するための挿入穴25を有する。挿入穴25は、蓋部材の回動軸に沿う方向に延びるように形成されている。挿入穴25は、支持棒部28が配置されている領域に形成されている。蓋側壁部21は、指掛け部27を有する。指掛け部27は、蓋部材2の幅方向の両側の蓋側壁部21に形成されている。本実施の形態における指掛け部27は、蓋側壁部21の表面に凹凸が形成されている。
図5に、本実施の形態における捻りばねの斜視図を示す。捻りばね3は、直線状に形成された捻り部33を有する。捻り部33は、蓋部材の回動軸に沿った方向に延びるように配置される。捻り部33は、矢印73に示す向きに捻ったときに、元の位置に戻るように弾性を有する。捻りばね3は、長手方向のほぼ中央部分に、固定部34を有する。本実施の形態における固定部34は、平面形状がコの字形になるように形成されている。固定部34は、捻り部33に挟まれるように配置されている。
捻りばね3は、捻り部33の端部から延びるように形成された延在部32を有する。延在部32は、捻り部33の延びる方向に対して垂直な方向に延びるように形成されている。捻りばね3は、延在部32から延びるように先端部31を有する。先端部31は、蓋部材2の蓋側壁部21に形成された挿入穴25に挿入することができるように形成されている。
本実施の形態における捻りばね3は、固定部34を固定して、延在部32に力を加えて捻り部33を軸として延在部32を回動させたときに、捻り部33が捻じれることによって、元の位置に戻る向きに弾性を有するように形成されている。
捻りばね3の長手方向の両側に形成された2つの先端部31は、互いに向かい合うように形成されている。また、先端部31同士が一の軸に並ぶように形成されている。先端部31同士を結ぶ線が蓋部材を開閉するときの回動軸になる。
図1から図3を参照して、本実施の形態における電子機器の組立においては、F型コネクタ48c〜48eをコネクタ穴14に挿通しながら、ケース本体1の内部に電子機器本体48を収納する。電子機器本体48を、ケース本体1の内部に向かって押し込むとともに、保持爪12を電子機器本体48に引っ掛ける。電子機器本体48は、ケース本体1の内部に配置されたリブ13に支持されるとともに、保持爪12によって挟まれることによりケース本体1に固定される。次に、捻りばね3を、矢印71に示すように、ケース本体1に配置する。
図6に、捻りばねをケース本体に固定したときの裏側の拡大斜視図を示す。捻りばね3の捻り部33を、溝部19のうち幅方向に延びる部分に挿入する。捻りばね3の固定部34をマスト取付座18に形成された突出部18aとケース本体1の底面との間に配置する。捻りばね3の延在部32をケース本体1の側方に配置する。
次に、図1から図5を参照して、蓋部材2をケース本体1に配置する。このときに、蓋部材2の外側壁部21aおよび内側壁部21bで、ケース本体1の外側突起部15bを挟むように配置する。蓋部材2の支持棒部28の支持部24が、ケース本体1の内側突起部15aの切欠き部15cに当接する。蓋部材2の支持棒部28の支持部29が、ケース本体1の外側突起部15bに当接する。
次に、捻りばね3の先端部31を蓋側壁部21に形成された挿入穴25に挿入する。ケース本体1と蓋部材2とが一体化される。捻りばね3は、ケース本体1の裏面からケース本体1の側壁に沿って、蓋部材に向かって延びるように形成されているため、蓋部材2をケース本体1に向かって押圧する。
図7に、本実施の形態における蓋部材の支持棒部の支持部と挿入穴との位置関係を示す拡大側面図を示す。支持部24は、中心点24aを中心として、断面形状が円弧状の部分を含む。蓋部材2の開閉の際には、円弧状の部分がケース本体に接する。
挿入穴25は、側方から見たときの形状が円になるように形成されている。挿入穴25は、中心点24aからずれた位置に中心を有するように形成されている。挿入穴25は、蓋部材2を開くときに、蓋部材2が開く向きに付勢されるように形成されている。本実施の形態においては、蓋部材2を閉じたときに、挿入穴25の中心点が、支持部24の中心点24aよりも外側に配置され、さらに、中心点24aよりも前側(ケース本体が配置されている側と反対側)に配置されるように形成されている。
本実施の形態においては、内側突起部15aに形成された切欠き部15cは、領域R1〜R3を有する。領域R1は、領域R1〜R3のうち、内側突起部15aが最も深く切り欠かれた部分である。蓋部材2から作業者の手を離した状態においては、蓋部材2が開いている時および閉じている時のいずれの時にも、支持部24が領域R1に配置される。
領域R2は、領域R1と領域R3とを連通させる領域である。領域R2は、側方から見た時に傾斜するように形成されている。領域R3は、蓋部材2を開くために、作業者が手で蓋部材2を移動させたときに、支持部24の移動が停止する領域である。領域R3は、側方から見たときに円弧状に形成されている。本実施の形態における領域R3は、支持部24の断面形状に沿うように形成されている。
図8に、本実施の形態における増幅器を被取付け部材に取付けたときの側面図を示す。本実施の形態における被取付け部材は、図15に示したアンテナ装置である。本実施の形態においては、増幅器がアンテナ装置の支柱52に取付けられる。本実施の形態においては、蓋部材の回動軸が、下部に位置するように増幅器を固定する。また、蓋部材の回動軸が水平方向に延びるように配置する。
本実施の形態においては、支柱52を囲むように形成された取付棒47を、マスト取付座18に挿通する。マスト取付座18を支柱52に当接させる。取付棒47に押え金具46を通して、ナット49を締め込む。押え金具46とマスト取付座18とで支柱52を挟持することができ、増幅器を支柱52に固定することができる。
本実施の形態における電子機器を、平面状の被取付け部材に取付けるときには、固定脚17をビスなどにより被取付け部材に固定する。たとえば、家屋の壁に本実施の形態における電子機器の収容ケースを固定するときには、2個の固定脚17のねじ穴17aに木ねじなどを通して締付けることにより固定する(図1参照)。
図9から図13に、本実施の形態における電子機器の収容ケースの開閉動作の説明図を示す。図9から図12は、増幅器の収容ケースの側面図である。
図9は、蓋部材を閉じたときの側面図である。蓋部材2は、主板部22がケース本体1の開口部を覆う。蓋部材2の覆い部23は、ケース本体1の端部を覆っている。覆い部23が、係止部23aを有することにより、覆い部23が、ケース本体1の端部に嵌合する。また、覆い部23がケース本体1の端部を覆うことにより、ケース本体1の内部に雨水や埃などが侵入することを防止できる。
捻りばね3は、蓋部材2の挿入穴25に先端部31を挿入する前には、開放位置61に位置する。捻りばね3は、捻り部が捻られて先端部が挿入穴25に挿入されている。捻りばね3は、開放位置61に戻る向きに弾性を有する。このため、蓋部材2は、矢印74に示す一方の側に向かって付勢されている。蓋部材2の覆い部23の係止部23aが、ケース本体1の裏面に引っ掛かり、蓋部材2が開くことを防止できる。蓋部材2の支持部24は、ケース本体1の内側突起部15aに形成された切欠き部15cの領域R1に当接している(図7参照)。
図10は、蓋部材を開けるときの側面図である。蓋部材2を開くときには、蓋部材2の指掛け部27を挟むように持つ。次に、矢印75に示すように、蓋部材2の回動軸が配置されている側と反対側に向かって蓋部材2を移動させる。または、蓋部材2の指掛け部26と、蓋部材2の覆い部23とを指で押えることにより、蓋部材2を移動させる(図1参照)。覆い部23とケース本体1の端部との嵌合が解除される。
このときに、図10および図7を参照して、ケース本体1の内側突起部15aの切欠き部15cにおいて、蓋部材2の支持部24が移動する。蓋部材2の支持部24は、蓋部材2を開くために移動することにより、領域R1から領域R2を通って領域R3に到達する。領域R3は、円弧状に形成されているため、支持部24の移動が拘束されて蓋部材2の移動が停止する。すなわち、蓋部材2は、支持部24が切欠き部15cの端部で止まることにより停止する。このように、支持部24が、切欠き部15cに当接することによって、蓋部材2を大きく移動させ過ぎて、捻りばね3が破損してしまうことを防止できる。
図11は、蓋部材を開く途中の状態を示す側面図である。矢印76に示すように、覆い部23を倒すことによって蓋部材2を開くことができる。このときに、覆い部23の係止部23aと、ケース本体1の内側突起部15aの当接部15dとが当接する場合がある。側方から見たときに、当接部15dが回動軸に向かって徐々に高さが高くなるように形成されていることによって、内側突起部15aの当接部15dが当接する場合にも、滑らかに蓋部材2を開くことができる。また、捻りばね3の弾性により、矢印79に示すように、蓋部材2は回動軸が配置されている側に向かって付勢されている。このため、容易に蓋部材2を開くことができる。蓋部材2の支持部24は、ケース本体1の内側突起部15aに形成された切欠き部15cの領域R3から領域R1に向かって移動する(図7参照)。
また、本実施の形態においては、覆い部23の係止部23aと、ケース本体1の外側突起部15bの当接部15eとが当接する場合がある。当接部15eは、側方から見たときに当接部15dよりも徐々に高さが低くなるため、蓋部材2を開くと共に、蓋部材2の係止部23aと当接部15eとが非接触となる。蓋部材の覆い部と当接するための当接部としては、この形態に限られず、たとえば、当接部15dの側面形状と当接部15eの側面形状とが、ほぼ同じになるように形成されていても構わない。また、本実施の形態においては、2個の当接部を有するが、この形態に限られず、1個の当接部や3個以上の当接部が形成されていても構わない。
図13に、蓋部材2の開動作を継続したときの回動軸の部分の拡大側面図を示す。本実施の形態においては、捻りばねの先端部同士を結ぶ直線が回動軸になる。挿入穴25は、蓋部材2の支持部24の中心点24aに対して、ずれた位置に中心が配置されている。捻りばね3は、矢印77に示すように、延在部32の延びる方向に垂直な向きに蓋部材2を付勢する。このときに、挿入穴25に対して蓋部材2が開く向きに力が加わって、容易に蓋部材を開くことができる。
図12に、蓋部材が完全に開いたときの側面図を示す。蓋部材2の支持部24は、ケース本体1の内側突起部15aに形成された切欠き部15cの領域R1に当接している(図7参照)。蓋部材2は、下側に向かって配置され、重力および付勢手段の弾性により完全に開いた状態が維持される。このために、収容ケースの内部に配置された電子機器本体の調整などを行なう際に、蓋部材を片手で押える必要がなく、電子機器本体の調整などの作業効率が向上する。
さらに、捻りばねの弾性を強くしたり、回動軸を蓋部材の支持部の中心からずらして配置したりすることにより、収容ケースが配置される向きに関わらず、蓋部材とケース本体との嵌合を解除するのみで、蓋部材を完全な開状態にすることができる。たとえば、電子機器の収容ケースが水平な固定面に固定されているときにも、捻りばねの弾性を強くすることにより、蓋部材の嵌合を解除するのみで、手を離すと蓋部材を完全に開いた状態にすることができる。
図11を参照して、蓋部材2を閉じるときには、矢印78に示すように、蓋部材2の回動軸と反対側の端部を、ケース本体1に向かって押し込む。ケース本体1の内側突起部15aの当接部15dと、蓋部材2の係止部23aの先端とが摺動することにより、滑らかに、蓋部材2を閉じることができる。図9を参照して、ケース本体1の端部と蓋部材2の覆い部23が嵌合することにより、蓋部材2がケース本体1に固定される。
蓋部材の閉動作が不完全な場合には、たとえば、図11に示すように、捻りばね3の弾性により、蓋部材が大きく開いた状態になる。ケース本体1の内側突起部15aの傾斜する当接部15dが形成されていることにより、蓋部材を大きく開いた状態にすることができる。
または、蓋部材の閉動作が不完全な場合に、捻りばねの弾性および重力のうち少なくとも一方の作用により、蓋部材が完全に開いた状態にすることが可能である。このため、蓋部材が完全に閉じていないときには、容易に視認することができる。
本実施の形態における電子機器の収容ケースは、一連の動作で蓋部材の開閉を行なうことができる。このため、たとえば屋根の上の足場が悪い場所や屋根裏などの狭い空間において、電子機器の調整や修理などを行なう際にも、容易に蓋部材の開閉を行なうことができる。
本実施の形態における電子機器の収容ケースは、被取付け部材に取付けられたときに蓋部材の回動軸が収容ケースの下部に配置されている。また、回動軸が水平方向とほぼ平行になるように形成されている。このため、蓋部材とケース本体との係合を解除すると、大きな力を加えなくても、重力の作用により容易に蓋部材を開けることができる。
また、収容ケースの上部に蓋部材の回動軸を配置した場合には、下部に係止爪などの蓋部材を固定する手段を形成する必要がある。このため、たとえばF型コネクタを有する電子機器においては、下側に向かって突出したF型コネクタの前側にこのような固定する手段を配置する必要があり、F型コネクタの前側の部分が隠れてしまう。本実施の形態においては、回動軸を下側に配置することにより、上側に蓋部材が固定される手段が配置される。このため、蓋部材を閉じたときに下側の端部が大きく開放されて作業性が向上する。
本実施の形態における電子機器の収容ケースは、被取付け部材に取付けられたときに下部に回動軸が配置されているが、この形態に限られず、任意の状態で、電子機器の収容ケースを被取付け部材に取付けることができる。たとえば、被取付け部材の水平な面に、本発明における電子機器の収容ケースが取付けられていても構わない。
本実施の形態における収容ケースのケース本体および蓋部材は、任意の材質で形成することができる。ケース本体および蓋部材の材質としては、たとえば、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂や、AES(アクリロニトリル・エチレンプロピレンゴム・スチレン)樹脂などが軽量で好ましい。また、屋外に配置される電子機器の収容ケースの場合には、これらの樹脂などに耐候材が含まれるものが好ましい。
図14に、本実施の形態における他の付勢手段を備える電子機器の収容ケースの側面図を示す。本実施の形態における他の付勢手段は、巻きばね4を含む。巻きばね4は、平面形状が円形になるように巻回されたコイル部42を有する。巻きばね4は、コイル部42から延びる留め部41を有する。留め部41は、平面形状がU字状に形成されている。留め部41は、ねじ45によってケース本体1の側壁に固定されている。
巻きばね4は、コイル部42から延びる直線状の延在部43を有する。巻きばね4は、延在部43から延びる先端部を有し、先端部が蓋部材2の挿入穴25に挿入されている。巻きばね4は、先端部を挿入穴25に配置しないときに、延在部43が開放位置62に位置するように形成されている。巻きばね4は、矢印74に示すように、回動軸が配置されている側に向かって蓋部材2を付勢するように形成されている。開閉動作は、捻りばねを備える電子機器の収容ケースと同様である。
付勢手段として巻きばねを含むことにより、容易に蓋部材に与える付勢力を調整することができる。たとえば、コイル部の巻き数を変更することにより、容易に付勢手段の弾性を変化させることができる。
本実施の形態における付勢手段は、捻りばねまたは巻きばねを含んでいたが、この形態に限られず、付勢手段は、蓋部材を回動軸の側に向かって付勢するように形成されていれば構わない。たとえば、本実施の形態における捻りばねの延在部が、湾曲することにより弾性を有するように形成されていても構わない。
本実施の形態における捻りばねおよび巻きばねは、金属線で形成されている。付勢手段の材質は、この形態に限られず、任意の部材を用いることができる。電子機器が屋外に配置される場合には、防塵性の高いものや耐候性の高いものが好ましい。
本実施の形態における増幅器は、上述の収容ケースを備える。ケース本体は、コネクタとしてのF型コネクタが下側に向かって露出するように形成され、下部に回動軸が配置されるように形成されている。本実施の形態における増幅器は、F型コネクタが配置される下側に蓋部材を固定する部分がないために、F型コネクタの前側を大きく開口させることができる。F型コネクタなどのコネクタは、蓋部材を閉じた状態で、ケーブルを接続することができる。したがって、蓋部材を閉じた状態でコネクタに容易にケーブルを接続することができ、作業効率が向上する。電子機器本体の調整などは、コネクタにケーブルを接続した後に蓋部材を開いて行なうことができる。
本実施の形態においては、アンテナ装置に取付けられる増幅器を例に採り上げて説明したが、この形態に限られず、電子機器としては、任意の機器を採用することができる。たとえば、電子機器は、混合器、分配器、またはフィルタなどであってもよい。
上記の実施の形態に係るそれぞれの図面において、同一または相当する部分には、同一の符号を付している。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 ケース本体、2 蓋部材、3 捻りばね、4 巻きばね、11 開口部、12 保持爪、13 リブ、14,14a コネクタ穴、15 側壁、15a 内側突起部、15b 外側突起部、15c 切欠き部、15d,15e 当接部、17 固定脚、17a ねじ穴、18 マスト取付座、18a 突出部、19 溝部、21 蓋側壁部、21a 外側壁部,21b 内側壁部、22 主板部、23 覆い部、23a 係止部、24,29 支持部、24a 中心点、25 挿入穴、26,27 指掛け部、28 支持棒部、31 先端部、32 延在部、33 捻り部、34 固定部、41 留め部、42 コイル部、43 延在部、45 ねじ、46 押え金具、47 取付棒、48 電子機器本体、48a,48b 操作部、48c〜48e F型コネクタ、49 ナット、51 増幅器、52 支柱、53a,53b TV受信用アンテナ、54a〜54c ケーブル、55 屋根、61,62 開放位置、71〜78 矢印、R1〜R3 領域。
Claims (8)
- 開口部を有し、電子機器本体を内部に配置するためのケース本体と、
前記開口部を塞ぐように形成され、一方の側に配置された回動軸で開閉可能に形成された蓋部材と、
前記蓋部材を前記一方の側に向かって付勢するように形成された付勢手段と、
を備え、
前記ケース本体は、箱型に形成され、
前記蓋部材は、前記開口部を覆うように形成された主板部と、
前記ケース本体の前記一方の側と反対側の端部を覆うように形成された覆い部と、
前記主板部から延びるように形成され、蓋部材の側壁である蓋側壁部と
を含み、
前記覆い部は、前記ケース本体の前記反対側の端部に嵌合するように形成された、電子機器の収容ケース。 - 前記覆い部は、前記ケース本体の裏面に係止するように形成された係止部を有する、請求項1に記載の電子機器の収容ケース。
- 前記ケース本体は、前記反対側の端部に前記覆い部が当接するように形成された当接部を含み、
前記当接部は、側方から見たときに前記一方の側に向かって高さが高くなるように傾斜している、請求項1または2に記載の電子機器の収容ケース。 - 前記付勢手段は、捻りばねを含み、
前記蓋部材は、前記回動軸に沿う方向に延びる挿入穴を有し、
前記捻りばねは、前記蓋部材の前記回動軸に沿った方向に直線状に延びる捻り部を有し、
前記捻りばねは、前記ケース本体の裏面に固定され、
前記捻りばねは、前記ケース本体の裏面から前記ケース本体の側壁に沿って前記蓋部材に向かって延びるように形成された延在部を有し、
前記捻りばねは、先端が前記挿入穴に挿入された、請求項1から3のいずれかに記載の電子機器の収容ケース。 - 前記付勢手段は、巻きばねを含み、
前記蓋部材は、前記回動軸に沿う方向に延びる挿入穴を有し、
前記巻きばねは、平面形状が円形になるように巻回されたコイル部と、
前記コイル部から延在する直線状の延在部と
を有し、
前記巻きばねは、前記ケース本体の側壁に固定され、
前記巻きばねは、先端が前記挿入穴に挿入された、請求項1から3のいずれかに記載の電子機器の収容ケース。 - 前記蓋部材は、前記回動軸の周りに形成され、断面形状が円弧状の部分を有する支持部を含み、
前記支持部は、前記蓋部材の開閉のときに前記円弧状の部分が前記ケース本体に接するように配置され、
前記挿入穴は、前記蓋部材を開くときに、前記蓋部材が開く向きに付勢されるように前記円弧状の中心からずれた位置に形成された、請求項4または5に記載の電子機器の収容ケース。 - 開口部を有し、電子機器本体を内部に配置するためのケース本体と、
前記開口部を塞ぐように形成され、水平方向にほぼ平行な軸を回動軸として開閉可能に形成された蓋部材と
を備え、
被取付け部材に取付けられたときに、前記回動軸が下部に位置するように形成された、電子機器の収容ケース。 - 請求項1から7のいずれかに記載の電子機器の収容ケースと、
電子機器本体と
を備え、
前記電子機器本体は、テレビジョン放送信号を増幅するための増幅回路と、
前記増幅回路と外部の機器とを接続するためのコネクタと
を含み、
前記ケース本体は、前記一方の側が下側になるように被取付け部材に取付け可能に形成された取付け手段を有し、
前記ケース本体は、前記コネクタが下側に向かって露出するように形成されたコネクタ穴を有し、
前記電子機器本体は、前記コネクタが前記コネクタ穴に挿通され、前記ケース本体に固定された、増幅器。
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