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JP2007019413A - 保護回路用半導体装置 - Google Patents

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JP2007019413A
JP2007019413A JP2005201858A JP2005201858A JP2007019413A JP 2007019413 A JP2007019413 A JP 2007019413A JP 2005201858 A JP2005201858 A JP 2005201858A JP 2005201858 A JP2005201858 A JP 2005201858A JP 2007019413 A JP2007019413 A JP 2007019413A
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mos transistors
gate
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JP2005201858A
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Koichiro Inoue
耕一郎 井上
Toshikazu Sei
俊和 清
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】 保護回路に設けた複数の素子の動作の効率を上げるために各ゲートに至るウエル抵抗の差を小さくする入出力回路のESD保護性能を向上させる保護回路用半導体装置を提供する。
【解決手段】 入出力回路が形成された半導体基板100に複数個平行に並べられ、ソース7、ドレイン8及びゲート12を有するMOSトランジスタ(NMOS及びPMOS)と複数個のMOSトランジスタが形成配置されたウエル領域1と、ウエル領域1の周辺に沿って形成され、複数個のMOSトランジスタを内部にもつウエルコンタクト領域5とを備え、ドレイン8が入力パッドと電気的に接続され、ゲート12がドレイン8とパッドを繋ぐ配線と平行に配置され、ゲート12とウエルコンタクト領域5との間の距離の複数個のMOSトランジスタ間での差を低減するようにウエルコンタクト領域5を配置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体集積回路の入出力回路に対して適用される保護回路用半導体装置に関するものである。
従来の半導体集積回路における入出力回路の構造を説明する。半導体集積回路が形成されたシリコンなどの半導体基板には、基板端部に形成された入出力パッド(PAD)(接続電極)が形成され、この入出力パッドを通して、半導体集積回路の外部から信号が入る。この信号を入出力回路中の信号処理回路部分で処理し、基板内部の半導体集積回路へ信号を伝達する。
入出力回路には、通常の信号の入出力以外にも、特に半導体集積回路の製造から各種基板などへの実装に至る過程で入出力ピン(端子)を通して静電放電(Electro Static Discharge)が起こることがあり、また、使用時においても入出力ピンピンを通して過電流や過電圧が印加されることがある。前者はESD破壊を引き起こし、後者はラッチアップに至る場合がある。このようなことを避けるために入出力回路においては、入出力パッドと入力信号処理部とを電気的に接続する配線に保護用半導体素子を接続して、ESDに対する保護を図ると共に、保護半導体素子の周辺部にこれが形成されているウエル領域と同じ導電型でありソース・ドレインとは反対導電型のガードリングを配置するなどしてラッチアップが起こり難いように構成している。
従来入出力用セルの保護回路としては、NチャネルMOSトランジスタ及びPチャネルMOSトランジスタを並べて使用することが多い。これらの保護回路においては、入力端子から入ってくる少なくとも瞬間的には数Aに至るサージ電流がドレイン電極用領域から、NチャネルMOSトランジスタであれば接地(Vss=GND)されたソース電極用領域とウエルコンタクト領域を通って、PチャネルMOSトランジスタであれば電源電圧(Vdd)に設定されたソース電極用領域とウエルコンタクト領域を通って、電源端子の方に流れる必要があるので、平行に並んだ複数のMOSトランジスタのゲートを持ち、その幅の総和が数百μmになるように構成されている。この複数のゲートの配置の仕方は、入出力回路の幅やレイアウトの都合上、入出力パッドから入出力回路内の回路に向かう方向と並行に配置され、ドレイン−ソース(不純物拡散領域)は、隣接するMOSトランジスタのゲート間で共有されている。また、ウエルコンタクト領域は、ガードリングをも兼ねており、素子分離領域STI(Shallow Trench Isolation)領域を隔ててソース・ドレイン(拡散領域)の周囲を囲むようにソース・ドレインとは異なる極性の導電性不純物領域として各々形成されている。
このNチャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトランジスタは、どちらも各々のゲート、ソースとウエルコンタクトが短絡された構造になっており、実際にはMOSトランジスタとして動作するのではなく、ソース−ドレイン間のチャネル領域をベースとするバイポーラトランジスタとして動作する。このバイポーラトランジスタが動作するためには、ウエル電位がNチャネルMOSトランジスタなら上昇、PチャネルMOSトランジスタなら下がり、ソース−ウエル間のPN接合がフォワードバイアス(Forward bias)される必要がある。そのため入力パッドからサージが入ってきたときに、ドレイン−ウエル間電位差が急上昇し、ドレイン−ウエル間のPN接合がなだれ降伏を起こして、ドレインからウエル領域を通してウエルコンタクトに電流が流れる必要がある。このため、チャネル領域近辺のウエル電位の上昇の仕方はウエル抵抗に強く依存している。また、レイアウト上、このウエル抵抗は、各ゲートとウエルコンタクト領域の間隔に強く依存している。
ここで、このウエルコンタクトの位置については、入出力(I/O)保護素子に特有の問題がある。通常MOSトランジスタでは、基板電位を安定化させるためのウエルコンタクトは出来るだけトランジスタの近くに配置し、トランジスタのチャネル付近のウエル電位がGNDまたはVddに安定化するようにするのが普通である。ところが、I/O保護素子の場合は、見かけのレイアウトはMOSトランジスタと同じであるが、デバイスとしては、バイポーラトランジスタとしての動作をするために、ベースにあたるソース−ドレイン間のウエル電位が、ラッチアップを起こさない範囲で、NチャネルMOSトランジスタなら上昇(PチャネルMOSトランジスタなら下降)し易い方が良い。そのため、レイアウト上可能な範囲でドレイン−ウエル間の抵抗が大きくなるようにするのだが、前述のように保護素子は複数のゲートから構成されるため、各々のゲートに対するゲート−ウエルコンタクト間距離には差が出てしまう。この距離の差は、保護素子の側面のウエルコンタクト領域(ガードリングの中のゲートに平行な部分)とゲート間の距離に関して顕著である。この距離の差は、各ゲートに至るまでのウエル抵抗の差となる。
この場合、ウエル抵抗の高いゲート、つまり、複数のゲートの中で、ソース・ドレインの真ん中付近に配置されたゲートにあたる部分が、先にバイポーラトランジスタとしての動作を開始する。一旦バイポーラトランジスタとして動作が始まれば、スナップバックを起こして、ドレインの電位は急に数V下がってしまう。そうなれば、まだバイポーラトランジスタとして動作していないゲートは、次にドレイン電圧がスナップバックする電位まで上昇しないと動作しない。こうして、ゲートに至るまでのウエル抵抗のバラツキが、各ゲートに対応するバイポーラトランジスタとしての動作のバラツキを発生させ、実際にサージが入ってきたときに一部のゲートのみがバイポーラトランジスタとして動作し、全てのゲートに対応したバイポーラトランジスタが動作する前に破壊に至ることが頻繁に起こる。このようなことが起こった場合、保護素子の性能は著しく低下する。
そのため、保護素子の動作の効率を上げるためには、各ゲートに至るウエル抵抗の差を小さくする必要がある。
従来技術を開示する特許文献1には、P型基板表面のN拡散層のソースドレイン間のP型基板の上方に設けたゲート及びソースドレインの縁部の直下に設けたPウエルを有し、Pウエルがソースドレインの縁部以外の部分の直下まで延出せず、Pエピタキシャル層表面に形成したPウエルに接続した複数個のP拡散層に配線を接続するESD保護素子が記載されている。
特開2004−200650号公報
本発明は、入出力回路のESD保護性能を向上させることが出来る保護回路用半導体装置を提供する。
本発明の保護回路用半導体装置の一態様は、入力パッド、信号処理部及び前記入力パッドと前記信号処理部とを電気的に接続する配線が形成された半導体基板と、前記半導体基板に複数個平行に並べられ、ソース、ドレイン及びゲートを有するMOS型半導体素子と、前記複数個のMOS型半導体素子が形成配置されたウエル領域と、前記ウエル領域の周辺に沿って形成され、前記複数個のMOS型半導体素子を内部に有するウエルコンタクト領域とを備え、前記ドレインが前記入力パッドと電気的に接続され、前記ゲートが前記ドレインと前記パッドを繋ぐ配線と平行に配置され、前記ゲートと前記ウエルコンタクト領域との間の距離の前記複数個のMOS型半導体素子間での差を低減するように前記ウエルコンタクト領域を配置することを特徴としている。
また、本発明の保護回路用半導体装置の一態様は、入力パッド、信号処理部及び前記入力パッドと前記信号処理部とを電気的に接続する配線が形成された半導体基板と、前記半導体基板に複数個平行に並べられ、ソース、ドレイン及びゲートを有する第1導電型MOSトランジスタと、前記半導体基板に複数個平行に並べられ、ソース、ドレイン及びゲートを有する第2導電型MOSトランジスタと、前記複数個の第1導電型MOSトランジスタが形成配置された第2導電型ウエル領域と、前記複数個の第2導電型MOSトランジスタが形成配置された第1導電型ウエル領域と、前記半導体基板内部に前記第1導電型ウエル領域の下に形成された第1導電型ディープウエル領域と、前記第1導電型ディープウエル領域を通して電気的に接続されている電源電位の第1導電型ウエル領域上に配置された第1導電型ウエルコンタクト領域と、接地電位の電源セルの第2導電型ウエル領域上に形成された第2導電型ウエルコンタクト領域とを備え、前記第1及び第2導電型MOSトランジスタが形成された前記第2導電型及び第1導電型ウエル領域の外周又は外周の一部にラッチアップ防止用の前記ソース及びドレインと同じ導電型の拡散領域からなり、常に前記第2及び第1導電型ウエル領域との間に逆バイアスが印加されるようにした少数キャリア型ガードリングが形成配置されていることを特徴としている。
本発明は、複数個のMOSトランジスタにおけるウエル抵抗の差を小さくすることにより、入出力回路のESD保護性能を向上させることの出来る保護回路用半導体装置が得られる。
以下、実施例を参照して発明の実施の形態を説明する。
まず、図1乃至図4を参照して実施例1を説明する。
図1は、半導体基板の入出力回路に組み込まれた保護回路が形成された半導体基板の概略平面図及び保護回路の回路図、図2は、図1に示された保護回路を構成するNチャネルMOSトランジスタ(NMOS)の平面図及びこの平面図のA−A′線に沿う部分の概略断面図、図3は、図1に示された保護回路を構成するPチャネルMOSトランジスタ(PMOS)の平面図及びこの平面図のA−A′線に沿う部分の概略断面図、図4は、半導体基板に形成された半導体集積回路装置の概略平面図及びこの半導体集積回路装置に用いられ、図1に示された保護回路の回路図である。
図1及び図4を参照してこの実施例における基板に形成された半導体集積回路及び入出力回路の構造を説明する。シリコンなどの半導体基板100には、半導体集積回路101が内部に形成され、半導体集積回路101に入力する信号を処理する入出力回路102が周辺部に形成されている。入出力回路のいくつかは電源セル(Vdd(電源)102a及びVss(接地(GND)))として用いられている。入出力回路102は、基板端部に形成された入力パッド103を有し、この入力パッド103を通して、半導体集積回路101へ外部から信号が入る。この信号を入出力回路102中の信号処理部105で処理し、基板内部の半導体集積回路へ信号を伝達する。入力パッド103及び信号処理部105は、配線106及びこの配線106と信号処理部105とを電気的に接続する配線107により電気的に接続されている。
入出力回路102には、通常の信号の入出力以外にも、特に半導体集積回路の製造から各種基板などへの実装に至る過程で入出力ピン(端子)を通してESDが起こることがあり、また、使用時においても入出力ピンを通して過電流や過電圧が印加されることがある。前者はESD破壊を引き起こし、後者はラッチアップに至る場合がある。このようなことを避けるために入出力回路102に保護用半導体装置を接続して、ESDに対する保護を図ると共に、保護用半導体装置の周辺部にガードリングを配置するなどしてラッチアップが起こり難いように構成している。
この実施例では、入出力用セル102の保護回路104としては、NMOS108及びPMOS109を使用する。保護回路104においては、入力端子から入ってくる少なくとも瞬間的には数Aに至るサージ電流がドレイン領域8、10から、NMOS108であれば接地(Vss=GND)されたソース領域7とウエルコンタクト領域5を通って、PMOS109であれば電源電圧(Vdd)に設定されたソース領域9とウエルコンタクト領域6を通って、電源端子の方に流れる必要があるので、平行に並んだ複数のMOSトランジスタのゲート12、14を持ち、そのゲート幅の総和が数百μmになるように構成されている。この複数のゲートの配置の仕方は、入出力回路の幅やレイアウトの都合上、入力パッド103から入出力回路102内の信号処理回路部105に向かう方向と並行に配置され、ドレイン、ソース(不純物拡散領域)7、8、9、10は、隣接するMOSトランジスタのゲート間で共有されている。また、ウエルコンタクト領域5、6は、ガードリングをも兼ねており、素子分離領域STI領域3、4を隔ててソース・ドレイン(拡散領域)7、8、9、10の周囲を囲むようにソース、ドレインとは異なる極性の導電性不純物領域として各々形成されている。
このNMOS108とPMOS109は、どちらも各々のゲート、ソースとウエルコンタクトが短絡された構造になっており、実際にはMOSトランジスタとして動作するのではなく、ソース−ドレイン間のチャネル領域をベースとするバイポーラトランジスタ15、16として動作する(図2(b)、図3(b)参照)。
このバイポーラトランジスタ15、16が動作するためには、ウエル電位がNMOS108なら上昇、PMOS109なら下がり、ソース−ウエル間のPN接合がフォワードバイアスされる必要がある。そのため入力パッドからサージが入ってきたときに、ドレイン−ウエル間電位差が急上昇し、ドレイン−ウエル間のPN接合がなだれ降伏を起こして、ドレインからウエル領域を通してウエルコンタクトに電流が流れる必要がある。
ここで、このウエルコンタクトの位置については、入出力(I/O)保護素子に特有の問題がある。通常MOSトランジスタでは、基板電位を安定化させるためのウエルコンタクトは出来るだけトランジスタの近くに配置し、トランジスタのチャネル付近のウエル電位がGNDまたはVddに安定化するよう構成する。しかし、入出力回路102の保護回路104に用いるトランジスタは、見かけのレイアウトはMOSトランジスタと同じであるが、デバイスとしては、バイポーラトランジスタとしての動作をするために、ベースにあたるソース・ドレイン間のウエル電位が、ラッチアップを起こさない範囲で、NMOSなら上昇、PMOSなら下降し易い方が良い。そのため、レイアウト上可能な範囲でドレイン・ウエル間の抵抗が大きくなるようにするのだが、前述のように保護回路用トランジスタは、複数のゲートから構成されるため、各々のゲートに対するゲート−ウエルコンタクト間距離には差が出てしまう。この距離の差は、各ゲートに至るまでのウエル抵抗の差となる。ゲートに至るまでのウエル抵抗のバラツキが、各ゲートに対応するバイポーラトランジスタとしての動作のバラツキを発生させ、実際にサージが入ってきたときに一部のゲートのみがバイポーラトランジスタとして動作し、全てのゲートに対応したバイポーラトランジスタが動作する前に破壊に至ることが頻繁に起こり、保護回路の性能は著しく低下する。
この様に、保護回路を構成する全てのトランジスタのゲートが動作するためには、ゲート−ウエルコンタクト間のウエル抵抗のゲート間での差を出来るだけ小さくした方が良い。
この実施例では、ゲート−ウエルコンタクト領域間距離のゲート間での差/ゲート−ウエルコンタクト領域間距離を小さくするために、図2(a)及び図3(a)に示すように、NMOS、PMOSの双方において、ウエルコンタクト領域5、6として、ゲートの延びる方向と垂直方向(あるいは入力パッド103からドレインに伸びる配線106と垂直方向)の領域のみを残し、保護回路104のトランジスタ側面のゲートと平行な方向のウエルコンタクト領域は作らないようにする。このように構成することにより、各ゲートからウエルコンタクト領域までの距離の差が無くなり、全てのゲート間でのバイポーラトランジスタとしての動作バラツキが解消できる。即ち、例えば、図2において、左端とその隣のゲートのゲート−ウエルコンタクト領域間距離のゲート間での差をαとし、これらのゲートのゲート−ウエルコンタクト領域間距離をd1及びd2とした時にD(=α/d1又はd2)を出来るだけ小さくする。そのため上記のような構成により動作バラツキを解消出来る。
さらに、この実施例では、ウエルコンタクト領域5、6の無いトランジスタ側面方向のラッチアップ耐性が弱くなっているので、ラッチアップ耐性を強化するために、側面に少数キャリア型ガードリング5a、6aを配置する。このガードリング5a、6aは、ソース7、9及びドレイン8、10と同じ導電型の不純物領域で形成される。すなわち、図2のNMOSでは、NMOSが形成されているPウエル領域1の周辺部にNウエル領域1aを形成した上で、そのNウエル領域1a上にN+領域5aを形成し、図3のPMOSでは、PMOSが形成されているNウエル領域2の周辺部にPウエル領域2aを形成した上で、そのPウエル領域2a上にP領域6aを形成を形成する。半導体基板100上にはVss(接地)配線金属層110及びVdd(電源)配線金属層111が形成されている。
図2において、NMOSは、STI(素子分離領域)3に囲まれた領域に形成され、この領域には半導体基板100の表面領域にPウエル1が形成され、さらにPウエル1及びSTI3を囲むようにNウエル1aが形成されている。さらにSTI3内部には、ソース7及びドレイン8が形成され、ソース、ドレイン間の半導体基板100表面にはゲート絶縁膜11及びこのゲート絶縁膜11上にポリシリコンなどからなるゲート12が積層形成されている。各領域、ソース7及びドレイン8は交互に複数対形成され、この対に対応したゲート12が複数形成されている。ゲート12の配置方向は、図の上下の方向であり、上方には、入力パッドが配置されている。即ち、ゲート12の配置方向は、図1に示す入力パッド103と信号処理回路部105とを接続する配線106の方向と平行である。STI3の周辺において、ゲート12の延びる方向と垂直方向にウエルコンタクト領域5を形成する(図の横方向の2辺に沿って形成する)。トランジスタの側面に当たる、ゲート12の延びる方向とは平行な2辺には、少数キャリア型ガードリング5aが形成されている。
また、図3において、PMOSは、STI(素子分離領域)4に囲まれた領域に形成され、この領域には半導体基板100の表面領域にNウエル2が形成され、さらにNウエル2及びSTI4を囲むようにPウエル2aが形成されている。さらにSTI4内部には、ソース9及びドレイン10が形成され、ソース、ドレイン間の半導体基板100表面にはゲート絶縁膜13及びこのゲート絶縁膜13上にポリシリコンなどからなるゲート14が積層形成されている。各領域、ソース9及びドレイン10は交互に複数対形成され、この対に対応したゲート14が複数形成されている。ゲート14の配置方向は、図の上下の方向であり、上方には、入力パッドが配置されている。即ち、ゲート14の配置方向は、図1に示す入力パッド103と信号処理回路部105とを接続する配線106の配線方向と平行である。STI4の周辺において、ゲート14の延びる方向と垂直方向にウエルコンタクト領域6を形成する(図の横方向の2辺に沿って形成する)。トランジスタの側面に当たる、ゲート14の延びる方向とは平行な2辺には、少数キャリア型ガードリング6aが形成されている。
また、図2(b)及び図3(b)に示すように、NMOSでは少数キャリア型ガードリング5aはVdd(電源電圧)に接続され、PMOSでは少数キャリア型ガードリング6aはVss(GND)に接続されている。そして、PN接合に逆バイアスが印加された状態になっており、Nウエル5a、Pウエル6aに少数キャリアが注入された場合のみ、コレクタとして働き、ウエルコンタクトとしての機能は持たない。したがって、保護回路用半導体装置を形成するためのプロセス上の限界までガードリングをソース・ドレイン領域に近づけても、保護回路用半導体装置の特性に影響が出ることは無いので導体装置の幅を狭くすることが出来る。
この実施例は以上の通り、保護回路に用いるトランジスタ性能を改善しながらラッチアップ耐性は維持され、且つ幅の狭い保護回路用トランジスタを実現することが出来る。
次に、図5乃至図7を参照して実施例2を説明する。
図5は、この実施例のトランジスタが組み込まれた保護回路が形成された半導体基板の概略平面図、図6及び図7は、図5に示され、保護回路を構成するNチャネルMOSトランジスタ(NMOS)及びPチャネルMOSトランジスタ(PMOS)の平面図である。この実施例では半導体基板に複数の保護回路が形成され、その中の任意の保護回路は、隣接する保護回路の少数キャリアガードリングは、共有することに特徴が有る。
図5を参照して、この実施例における基板に形成された半導体集積回路及び入出力回路の構造を説明する。シリコンなどの半導体基板200には、半導体集積回路201及び半導体集積回路201に入力する信号を処理する複数の入出力回路202が形成されている。図では半導体基板200に互いに隣接している入出力回路202、202′が搭載されている。入出力回路202、202′は、基板端部に形成された入力パッド203、203′を有し、この入力パッド203、203′を通して、半導体集積回路201へ外部から信号が入る。この信号を入出力回路202、202′中の信号処理部205、205′で処理し、基板内部の半導体集積回路201へ信号を伝達する。入力パッド203、203′及び信号処理部205、205′は、配線206、207、206′、207′により電気的に接続されている。半導体基板200上にはVss(接地)配線金属層210及びVdd(電源)配線金属層211が形成されている。
入出力回路202、202′には、通常の信号の入出力以外にも、特に半導体集積回路の製造から各種基板などへの実装に至る過程で入出力ピン(端子)を通してESDが起こることがあり、また、使用時においても入出力ピンを通して過電流や過電圧が印加されることがある。前者はESD破壊を引き起こし、後者はラッチアップに至る場合がある。このようなことを避けるために入出力回路202、202′に保護用半導体装置を接続して、ESDに対する保護を図ると共に、保護用半導体装置の周辺部にガードリングを配置するなどしてラッチアップが起こり難いように構成している。
この実施例では、入出力用セル202、202′の保護回路204、204′としては、NMOS208及びPMOS209、NMOS208′及びPMOS209′を使用する。
図6において、NMOS208、208′は、STI(素子分離領域)23、23′に囲まれた領域に形成され、この領域には半導体基板(図5の200)の表面領域にPウエル(図示しない)が形成され、さらにPウエル及びSTI23、23′を囲むようにNウエル(図示しない)が形成されている。さらにSTI23、23′内部には、ソース27、27′及びドレイン28、28′が形成され、ソース、ドレイン間の半導体基板表面にはゲート絶縁膜(図示しない)及びこのゲート絶縁膜上にポリシリコンなどからなるゲート22、22′が積層形成されている。各領域、ソース27、27′及びドレイン28、28′は交互に複数対形成され、この対に対応したゲート22、22′が複数形成されている。ゲート22、22′の配置方向は、図の上下の方向であり、上方には、入力パッドが配置されている。即ち、ゲート22、22′の配置方向は、図5に示す入力パッド203、203′と信号処理回路部205、205′とを接続する配線206、206′の方向と平行である。STI23、23′の周辺において、ゲート22、22′の延びる方向と垂直方向にウエルコンタクト領域25、25′を形成する(図の横方向の2辺に沿って形成する)。トランジスタの側面に当たり、ゲート22、22′の延びる方向とは平行な2辺には、少数キャリア型ガードリング25a、25′aが形成されている。また、トランジスタ(NMOS)208、208′間には少数キャリア型ガードリング25bが形成配置されている。
また、図7において、PMOS209、209′は、STI(素子分離領域)24、24′に囲まれた領域に形成され、この領域には半導体基板(図5の200)の表面領域にNウエル(図示しない)が形成され、さらにNウエル及びSTI24、24′を囲むようにPウエル(図示しない)が形成されている。さらにSTI24、24′内部には、ソース29、29′及びドレイン20、20′が形成され、ソース、ドレイン間の半導体基板表面にはゲート絶縁膜(図示しない)及びこのゲート絶縁膜上にポリシリコンなどからなるゲート21、21′が積層形成されている。各領域、ソース29、29′及びドレイン20、20′は交互に複数対形成され、この対に対応したゲート21、21′が複数形成されている。ゲート21、21′の配置方向は、図の上下の方向であり、上方には、入力パッドが配置されている。即ち、ゲート21、21′の配置方向は、図5に示す入力パッド203、203′と信号処理回路部205、205′とを接続する配線206、206′の配線方向と平行である。STI24、24′の周辺において、ゲート21、21′の延びる方向と垂直方向にウエルコンタクト領域26を形成する(図の横方向の2辺に沿って形成する)。トランジスタ209、209′の側面に当たるゲート21、21′の延びる方向とは平行な2辺には、少数キャリア型ガードリング26a、26′aが形成されている。また、トランジスタ(PMOS)209、209′間には少数キャリア型ガードリング26bが形成配置されている。
また、NMOSでは少数キャリア型ガードリング25a、25′aは、Vdd(電源電圧)に接続され、PMOSでは少数キャリア型ガードリング26a、26aは、Vss(GND)に接続されている。そして、PN接合に逆バイアスが印加された状態になっており、Nウエル、Pウエルに少数キャリアが注入された場合のみ、コレクタとして働き、ウエルコンタクトとしての機能は持たない。従って、保護回路用半導体装置を形成するためのプロセス上の限界までガードリングをソース・ドレイン領域に近づけても、保護回路用半導体装置の特性に影響が出ることは無いので保護回路用半導体装置の幅を狭くすることが出来る。
この実施例は以上の通り、保護回路に用いるトランジスタ性能を改善しながらラッチアップ耐性は維持され、且つ幅の狭い保護回路用トランジスタを実現することが出来る。さらに、この実施例では、隙間無く配置され隣接している二つの入出力用セル202、202′において、トランジスタ側面の少数キャリアガードリング25b、26bがそれぞれNMOS208、208′及びPMOS209、209′で共用されている。このような構成によって保護回路一つ当たりの幅を更に狭くすることが可能である。
次に、図8及び図9を参照して実施例3を説明する。
図8は、保護回路を構成するNチャネルMOSトランジスタ(NMOS)の平面図及び図9は、PチャネルMOSトランジスタ(PMOS)の平面図である。この実施例の保護回路は、例えば、図1に示されるシリコンなどの半導体基板の入出力回路に作り込まれて使用される。この実施例では保護回路に実施例1、2に用いたガードリングを用いずに、少数キャリアガードリングをトランジスタの周囲に形成することに特徴が有る。
この実施例におけるシリコンなどの半導体基板には、半導体集積回路及びこの半導体集積回路に入力する信号を処理する入出力回路が形成されている。入出力回路は、基板端部に形成された入力パッドを有し、この入力パッドを通して、半導体集積回路へ外部から信号が入る。この信号を入出力回路中の信号処理部で処理し、基板内部の半導体集積回路へ信号を伝達する。入力パッド及び信号処理部は配線により電気的に接続されている。
入出力回路には、通常の信号の入出力以外にも、特に半導体集積回路の製造から各種基板などへの実装に至る過程で入出力ピン(端子)を通してESDが起こることがあり、また使用時においても入出力ピンを通して過電流や過電圧が印加されることがある。前者はESD破壊を引き起こし、後者はラッチアップに至る場合がある。このようなことを避けるために入出力回路に保護用半導体装置を接続して、ESDに対する保護を図ると共に、保護用半導体装置の周辺部にガードリングを配置するなどしてラッチアップが起こり難いように構成している。
この実施例では、入出力用セルの保護回路としては、NMOS(図8)及びPMOS(図9)を使用する。
図8において、NMOSは、STI33に囲まれた領域に形成され、この領域には半導体基板300の表面領域にPウエル31が形成され、さらにPウエル31及びSTI33を囲むようにNウエル41が形成されている。さらにSTI33内部には、ソース37及びドレイン38が形成され、ソース、ドレイン間の半導体基板300表面にはゲート絶縁膜45及びこのゲート絶縁膜45上にポリシリコンなどからなるゲート42が積層形成されている。各領域、ソース37及びドレイン38は交互に複数対形成され、この対に対応したゲート42が複数形成されている。ゲート42の配置方向は、図の上下の方向であり、上方には、入力パッドが配置されている。即ち、ゲート42の配置方向は、入力パッドと信号処理回路部とを接続する配線の方向と平行である(図1参照)。また、STI33の周辺において、各辺に沿って、Nウエル41表面にN少数キャリア型ガードリング35が形成されている。
また、図9において、PMOSは、STI(素子分離領域)34に囲まれた領域に形成され、この領域には半導体基板300の表面領域にNウエル32が形成され、さらにNウエル32及びSTI34を囲むようにPウエル43が形成されている。さらにSTI34内部には、ソース39及びドレイン40が形成され、これらソース、ドレイン間の半導体基板300表面にはゲート絶縁膜46及びこのゲート絶縁膜46上にポリシリコンなどからなるゲート44が積層形成されている。各領域、ソース39及びドレイン40は交互に複数対形成され、この対に対応したゲート44が複数形成されている。ゲート44の配置方向は、図の上下の方向であり、上方には、入力パッドが配置されている。即ち、ゲート44の配置方向は、入力パッドと信号処理回路部とを接続する配線の配線方向と平行である(図1参照)。STI34の周辺において、四辺に沿って、P少数キャリア型ガードリング36が形成されている。
この実施例では、図2において説明したD(ゲート−ウエルコンタクト領域間距離のゲート間での差(α)/ゲート−ウエルコンタクト領域間距離(d1もしくはd2)を小さくするために、P型半導体基板300中に保護回路を作成する際に保護回路の中のNMOSの方は、Vss用電源セル(図4(a)参照)の中でPウエル上にコンタクト領域を形成し、これをNMOSのPウエル31と電気的に接続させるようにする(図8)。また、PMOSの方は、Nウエル32の下部にNウエル32よりも更に深いN拡散領域(Deep Nwell)30を形成する。これを図19(a)のPMOSの上方に形成された入力パッド(PAD)(図1参照)からドレイン40に向かう配線と垂直な方向(即ちゲート44に垂直な方向)に配置し、Vdd用電源セル(図4(a)参照)内においてそのNウエル上にコンタクト領域を形成してVddに接続する。このようにして、PMOSのNウエル30とVdd電極が電気的に接続される。この配置では、多くの入出力回路で、ゲート−ウエルコンタクト距離の多くの部分が、該当する入出力回路と電源セル間の距離と同程度になるので、実施例1で示したゲート−ウエルコンタクト領域間距離のゲート間での差/ゲート−ウエルコンタクト領域間距離(D=α/d1又はd2)を小さくすることが出来る。これによって、実施例1で述べたのと同じ理由により全てのゲート間でのバイポーラトランジスタとしての動作バラツキを小さくすることができる。
さらに、実施例1で述べたのと同様の少数キャリア型ガードリング35、36をNMOS、PMOSの周囲に形成し、ラッチアップ耐性を強化する。これによって、保護回路の保護素子性能を改善しながら、ラッチアップ耐性は維持され、かつ幅の狭い保護回路用半導体装置を実現することが出来る。
次に、実施例4を説明する。
実施例3において説明した保護回路用半導体装置(図8及び図9参照)を隣接した2つの入出力用セルに用いる場合において、実施例2において説明した少数キャリアガードリングを隣接する入出力回路内に形成された保護回路用NMOS、PMOSにおいてそれぞれ共有するように構成する。これにより、保護回路一つ当たりの幅を更に狭くすることが可能である。
本発明の一実施例である実施例1の半導体基板の入出力回路に組み込まれた保護回路を有する半導体基板の概略平面図及び保護回路の回路図。 図1に示された保護回路を構成するNチャネルMOSトランジスタ(NMOS)の平面図及びこの平面図のA−A′線に沿う部分の概略断面図。 図1に示された保護回路を構成するPチャネルMOSトランジスタ(PMOS)の平面図及びこの平面図のA−A′線に沿う部分の概略断面図。 半導体基板に形成された半導体集積回路装置の概略平面図及びこの半導体集積回路装置に用いられ、図1に示された保護回路の回路図である。 本発明の一実施例である実施例2に係るトランジスタが組み込まれた保護回路が形成された半導体基板の概略平面図。 本発明の一実施例である実施例2の保護回路を構成するNチャネルMOSトランジスタ(NMOS)の平面図。 本発明の一実施例である実施例2の保護回路を構成するPチャネルMOSトランジスタ(PMOS)の平面図。 本発明の一実施例である実施例3の保護回路を構成するNチャネルMOSトランジスタ(NMOS)の平面図。 本発明の一実施例である実施例3のPチャネルMOSトランジスタ(PMOS)の平面図。
符号の説明
1、2a、31、43・・・Pウエル
2、1a、32、41・・・Nウエル
3、4、23、23′、24、24′、33、34・・・STI(素子分離領域)
5、6、25、26・・・ウエルコンタクト領域
5a、6a、25a、25b、26a、26b、35、36・・・少数キャリア型ガードリング
7、9、27、27′、29、29′、37、39・・・ソース
8、10、20、20′、28、28′、38、40・・・ドレイン
11、13、45、46・・・ゲート絶縁膜
12、14、21、21′、22、22′、42、44・・・ゲート
15、16・・・バイポーラトランジスタ
100、200、300・・・半導体基板
101、201・・・半導体集積回路
102、202、202′・・・入出力回路
102a・・・Vdd用電源セル
102b・・・Vss用電源セル
103、203、203′・・・入力パッド
104、204、204′・・・保護回路
105、205、205′・・・信号処理回路部
106、107、206、206′、207′・・・配線
108、208、208′・・・NMOS
109、209、209′・・・PMOS
110、210・・・接地(Vss)配線金属層
111、211・・・電源(Vdd)配線金属層

Claims (5)

  1. 入力パッド、信号処理部及び前記入力パッドと前記信号処理部とを電気的に接続する配線が形成された半導体基板と、
    前記半導体基板に複数個平行に並べられ、ソース、ドレイン及びゲートを有する第1導電型MOSトランジスタと、
    前記半導体基板に複数個平行に並べられ、ソース、ドレイン及びゲートを有する第2導電型MOSトランジスタと、
    前記複数個の第1導電型MOSトランジスタが形成配置された第2導電型ウエル領域と、
    前記複数個の第2導電型MOSトランジスタが形成配置された第1導電型ウエル領域と、
    前記第2導電型ウエル領域の周辺に沿って形成され、前記複数個の第1導電型MOSトランジスタを囲む第1導電型ウエルコンタクト領域と、
    前記第1導電型ウエル領域の周辺に沿って形成され、前記複数個の第2導電型MOSトランジスタを囲む第2導電型ウエルコンタクト領域とを備え、
    前記ドレインが前記入力パッドと電気的に接続され、前記ゲートが前記ドレインと前記パッドとを電気的に接続する配線と平行に配置され、前記ゲートと前記ウエルコンタクト領域との間の距離の前記複数個の第1及び第2導電型MOSトランジスタ間での差を低減するように、前記ウエルコンタクト領域を配置することを特徴とする保護回路用半導体装置。
  2. 前記ウエルコンタクト領域は、前記ウエル領域の外周に沿って形成され、平行配置された前記複数のゲートに垂直であり、前記入力パッド側及び前記入力パッドとは反対側の外周に形成されており、前記ゲートに平行な外周には、ラッチアップ防止用の前記ソース及びドレインと同じ導電型の拡散領域からなり、常に前記ウエル領域との間に逆バイアスが印加されるように構成された少数キャリア型ガードリングが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の保護回路用半導体装置。
  3. 前記半導体基板には、前記複数個のMOS型半導体素子が形成されたウエル領域が複数形成され、前記複数のウエル領域の1つに形成された少数キャリア型ガードリングは、隣接するウエル領域の少数キャリア型ガードリングと共有することを特徴とする請求項2に記載の保護回路用半導体装置。
  4. 入力パッド、信号処理部及び前記入力パッドと前記信号処理部とを電気的に接続する配線が形成された半導体基板と、
    前記半導体基板に複数個平行に並べられ、ソース、ドレイン及びゲートを有する第1導電型MOSトランジスタと、
    前記半導体基板に複数個平行に並べられ、ソース、ドレイン及びゲートを有する第2導電型MOSトランジスタと、
    前記複数個の第1導電型MOSトランジスタが形成配置された第2導電型ウエル領域と、
    前記複数個の第2導電型MOSトランジスタが形成配置された第1導電型ウエル領域と、
    前記半導体基板内部に前記第1導電型ウエル領域の下に形成された第1導電型ディープウエル領域と、
    前記第1導電型ディープウエル領域を通して電気的に接続されている電源電位の第1導電型ウエル領域上に配置された第1導電型ウエルコンタクト領域と、
    前記半導体基板に形成された接地電位の電源セルの第2導電型ウエル領域上に形成された第2導電型ウエルコンタクト領域とを備え、
    前記第1及び第2導電型MOSトランジスタが形成された前記第2導電型及び第1導電型ウエル領域の外周又は外周の一部にラッチアップ防止用の前記ソース及びドレインと同じ導電型の拡散領域からなり、常に前記第2及び第1導電型ウエル領域との間に逆バイアスが印加されるようにした少数キャリア型ガードリングが形成配置されていることを特徴とする保護回路用半導体装置。
  5. 前記第1及び第2導電型MOSトランジスタの前記ドレインは、前記入力パッドと前記信号処理部とを電気的に接続する前記配線に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の保護回路用半導体装置。

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