JP2007015577A - 空気入りラジアルタイヤおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スリップアングル付加時の接地形状を矩形化し、最大コーナリングフォースの低下を抑え、コーナリング時の操縦安定性の大幅な向上を図った乗用車用空気入りラジアルタイヤおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 一対のビードコア5とビードコア5の径方向外側に配置されたビードフィラー6とを含むビード部と、ビード部の内側から外側に折り返されたカーカス1と、カーカス1の径方向外側に順次配置されたベルト層2、ベルト補強層3およびトレッド部4と、カーカス1の外側でビード部とトレッド部4との間に配置された一対のサイドウォールゴムとを備えた空気入りラジアルタイヤである。ベルト補強層3がベルト層2上にスパイラル状に巻回され、かつ、ベルト補強層3を構成するコードの張力が車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくなっている。
【選択図】 図1
【解決手段】 一対のビードコア5とビードコア5の径方向外側に配置されたビードフィラー6とを含むビード部と、ビード部の内側から外側に折り返されたカーカス1と、カーカス1の径方向外側に順次配置されたベルト層2、ベルト補強層3およびトレッド部4と、カーカス1の外側でビード部とトレッド部4との間に配置された一対のサイドウォールゴムとを備えた空気入りラジアルタイヤである。ベルト補強層3がベルト層2上にスパイラル状に巻回され、かつ、ベルト補強層3を構成するコードの張力が車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくなっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気入りラジアルタイヤおよびその製造方法に関し、詳しくは、コーナリング時の操縦安定性の大幅な向上を図った乗用車用空気入りラジアルタイヤおよびその製造方法に関する。
従来の典型的な空気入りラジアルタイヤは、ラジアルカーカスのクラウン部径方向外側に実質上トレッド全幅に沿ってベルトが配置されているが、高速耐久性等を増すためにベルト補強層が追加されたものが広く知られている。
例えば、特許文献1では、高速安定走行性等を高めるために、中央周線に対しほぼ平行に1本または2〜3本のコードをスパイラル状に巻付けることにより形成されるバンド部を所定の条件下で設けることが開示されている。また、特許文献2では、ブレーカ縁部をより良く拘束し、かつブレーカの中心部の特別の必要性に適合させた巻回保護帯を有する改良タイヤが提案されている。さらに、特許文献3では、ケーシングの径方向外側にコードをスパイラル状に巻回することによりタイヤの耐歪性等を改善することが提案されている。
特開昭63−315305号公報
特開平6−8707号公報
WO98/02320号公報
タイヤの高速耐久性等の性能を高めるためにベルト補強層を有するタイヤの従来製法では、ベルト層の成型時におけるリング径の拡張量が左右対称であることなどから、ベルト補強層のコードに加わる張力も左右対称となっていた。その結果、そのようなタイヤを車輌に装着し、キャンバー角・スリップアングルが付加された状態での接地形状は、平押し時と異なり、図4の(a)に示すように接地面積が小さくなる分、発生する最大コーナリングフォースの低下を避けることはできなかった。
そこで、本発明の目的は、スリップアングル付加時の接地形状を矩形化し、最大コーナリングフォースの低下を抑え、コーナリング時の操縦安定性の大幅な向上を図った乗用車用空気入りラジアルタイヤおよびその製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、車輌装着時の外側から内側に徐々にベルト補強層のコード張力を低下させ、無負荷時のベルト補強層のコード張力に分布を持たせることで、スリップアングル付加時の接地形状を矩形化し、最大コーナリングフォースの低下を抑えることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の空気入りラジアルタイヤは、一対のビードコアと該ビードコアの径方向外側に配置されたビードフィラーとを含むビード部と、該ビード部の内側から外側に折り返されたカーカスと、該カーカスの径方向外側に順次配置されたベルト層、ベルト補強層およびトレッド部と、前記カーカスの外側で前記ビード部と前記トレッド部との間に配置された一対のサイドウォールゴムとを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記ベルト補強層が前記ベルト層上にスパイラル状に巻回され、かつ、該ベルト補強層を構成するコードの張力が車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくなっていることを特徴とするものである。
前記ベルト補強層が前記ベルト層上にスパイラル状に巻回され、かつ、該ベルト補強層を構成するコードの張力が車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくなっていることを特徴とするものである。
また、本発明の空気入りラジアルタイヤの製造方法は、前記空気入りラジアルタイヤを製造するにあたり、
成型ドラムにてベルト層を成型する工程と、
成型ドラムに外嵌されたベルト層を、車輌装着外側よりも車輌装着内側の方がリング径の拡張量が大きくなるように拡張する工程と、
拡張されたベルト層に、ベルト補強層を該ベルト補強層のコード張力を一定にして巻回する工程と、
ベルト補強層が巻回されたベルト層を車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となるように拡張調整する工程と、
車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となったベルト層にベルト補強層を介してトレッドゴムを貼り合わせる工程と、
を含むことを特徴するものである。
成型ドラムにてベルト層を成型する工程と、
成型ドラムに外嵌されたベルト層を、車輌装着外側よりも車輌装着内側の方がリング径の拡張量が大きくなるように拡張する工程と、
拡張されたベルト層に、ベルト補強層を該ベルト補強層のコード張力を一定にして巻回する工程と、
ベルト補強層が巻回されたベルト層を車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となるように拡張調整する工程と、
車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となったベルト層にベルト補強層を介してトレッドゴムを貼り合わせる工程と、
を含むことを特徴するものである。
更に、本発明の他の空気入りラジアルタイヤの製造方法は、前記空気入りラジアルタイヤを製造するにあたり、
成型ドラムにてベルト層を成型する工程と、
成型ドラムに外嵌されたベルト層にベルト補強層を、車輌装着内側から車輌装着外側に移行するに従い該ベルト補強層のコード張力を高めながら巻回する工程と、
ベルト補強層が巻回されたベルト層に該ベルト補強層を介してトレッドゴムを貼り合わせる工程と、
を含むことを特徴するものである。
成型ドラムにてベルト層を成型する工程と、
成型ドラムに外嵌されたベルト層にベルト補強層を、車輌装着内側から車輌装着外側に移行するに従い該ベルト補強層のコード張力を高めながら巻回する工程と、
ベルト補強層が巻回されたベルト層に該ベルト補強層を介してトレッドゴムを貼り合わせる工程と、
を含むことを特徴するものである。
本発明の製造方法では、巻回する前記ベルト補助層としてリボン状のストリップを好適に用いることができる。
本発明の空気入りラジアルタイヤにおいては、スリップアングル付加時の接地形状が矩形となり、最大コーナリングフォースの低下が抑えられ、コーナリング時の操縦安定性の大幅な向上を図ることができる。また、本発明の製造方法においては、かかる空気入りラジアルタイヤを容易に製造することができる。
以下、本発明を図面を参照して具体的に説明する。
本発明の一好適例に係る空気入りラジアルタイヤにおいては、図1に示すように、ビードコア5とビードコア5の径方向外側に配置されたビードフィラー6とを含むビード部の内側から外側に折り返された2枚のカーカスプライ1a、1bからなるカーカス1のクラウン部径方向外側に、2枚のベルト層2a、2bからなるベルト層2と、ベルト補助層3と、トレッド4とが順次配置されている。
本発明の一好適例に係る空気入りラジアルタイヤにおいては、図1に示すように、ビードコア5とビードコア5の径方向外側に配置されたビードフィラー6とを含むビード部の内側から外側に折り返された2枚のカーカスプライ1a、1bからなるカーカス1のクラウン部径方向外側に、2枚のベルト層2a、2bからなるベルト層2と、ベルト補助層3と、トレッド4とが順次配置されている。
本発明においては、ベルト補強層3がベルト層2上にスパイラル状に巻回され、かつ、ベルト補強層3を構成するコードの張力が車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくなっていることが肝要である。このように無負荷時のベルト補強層3のコード張力に分布を持たせることで、スリップアングル付加時の接地形状を矩形化し、最大コーナリングフォースの低下を抑えることができる。即ち、従来のタイヤにおいては、図4(a)に示すようにスリップアングル付加時の接地面Saが内側程狭くなるが、本発明のタイヤでは図4(b)に示すようにスリップアングル付加時の接地面Sbが矩形をなす。
図1に示す好適例においてはベルト補助層3が1層であるが、2層としてもよく、その場合には、少なくとも1層のベルト補強層3を構成するコードの張力が車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくなるようにする。
ベルト補助層3は、好ましくは有機繊維コードを並置してゴムで被覆してなるリボン状のストリップとする。具体的には1本あたりのリボンの幅を、5〜15mmとし、かつ、厚さは0.8〜1.0mmの範囲内とすることが好ましい。ベルト補助層3を構成するコードの材質としては、例えば、6,6−ナイロンの如きポリアミド繊維を好適に使用することができ、他にもポリエステル、芳香族ポリアミド、ポリケトン等の有機繊維材を好適に使用することができる。
本発明の空気入りラジアルタイヤは、上述のベルト補強層3以外のベルト層2、カーカス1などの構造や材質は慣用に従い適宜選定することができ、特に制限されるべきものではない。例えば、図1に示すベルト層2は、タイヤ周方向に対して15〜30°の角度で互いに略平行に延びるスチールコードを被覆ゴム中に埋設した2枚のベルト2a、2bから好適に構成することができ、その際、各層のコードが互いに交差するように配置される。また、図1に示すカーカス1は2枚のカーカスプライ1a、1bからなるが、2枚に限定されるものではない。
次に、本発明の空気入りラジアルタイヤの製造方法の一好適例を図2に基づき説明する。先ず、常法に従い、ベルト層12をベルト成型ドラム10にて成型する。次いで、成型ドラムに外嵌されたベルト層12を、車輌装着外側よりも車輌装着内側の方がリング径の拡張量が大きくなるように拡張した後、拡張されたベルト層に、ベルト補強層13を巻回する(図2(a)参照)。なお、図2に示すベルト補強層13はリボン状のストリップである。
ベルト補強層13がベルト層12の幅方向全体に巻回された後、ベルト層を車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となるように拡張調整する(図2(b)参照)。図2(b)に示すように、車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となったら、図示はしないが、ベルト層12にベルト補強層13を介してトレッドゴムを張り合わせる。かかる製法により、ベルト補強層13を構成するコードの張力を車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくすることができる。
本発明の空気入りラジアルタイヤの製造方法の他の好適例を図3に基づき説明する。先ず、常法に従い、ベルト層12をベルト成型ドラム10にて成型する。次いで、成型ドラムに外嵌されたベルト層12に、車輌装着内側から車輌装着外側に移行するに従いベルト補強層13のコード張力を高めながら該ベルト補強層13を巻回する(図3参照)。なお、図3に示すベルト補強層13もリボン状のストリップである。
ベルト補強層13がベルト層12の幅方向全体に巻回された後は、前記好適製造例と同様に、図示はしないが、ベルト層12にベルト補強層13を介してトレッドゴムを張り合わせる。かかる製法によっても、ベルト補強層13を構成するコードの張力を車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくすることができる。
以下、本発明を実施例に基づき説明する。
以下の実施例1、実施例2および比較例の3種類の供試空気入りラジアルタイヤ(サイズ:205/55R16)を準備した。
以下の実施例1、実施例2および比較例の3種類の供試空気入りラジアルタイヤ(サイズ:205/55R16)を準備した。
実施例1
スチールベルト層成型時の成型ドラムの拡張量を、車輌装着内側からベルト層幅1/2までの内側領域と車輌装着外側からベルト層幅1/2までの外側領域とのリング径の拡張量が2:1となるように拡張した(図5の(b)参照)。次いで、拡張されたベルト層に、ベルト補強層として6本のナイロン繊維を束ねてゴム被覆したリボン状のストリップ(幅:6mm、厚さ:0.8mm)をコード打込数50本/5cmで一定コード強力にて巻回した後、成型ドラムの内側領域と外側領域の拡張量が略同等のリング径となるように拡張調整した。尚、図5の(a)は拡張前の成型ドラムを示す。
スチールベルト層成型時の成型ドラムの拡張量を、車輌装着内側からベルト層幅1/2までの内側領域と車輌装着外側からベルト層幅1/2までの外側領域とのリング径の拡張量が2:1となるように拡張した(図5の(b)参照)。次いで、拡張されたベルト層に、ベルト補強層として6本のナイロン繊維を束ねてゴム被覆したリボン状のストリップ(幅:6mm、厚さ:0.8mm)をコード打込数50本/5cmで一定コード強力にて巻回した後、成型ドラムの内側領域と外側領域の拡張量が略同等のリング径となるように拡張調整した。尚、図5の(a)は拡張前の成型ドラムを示す。
実施例2
スチールベルト層成型時の成型ドラムの拡張量を、車輌装着内側からベルト層幅1/3までの内側領域とベルト層幅1/3の中心領域と車輌装着外側からベルト層幅1/3までの外側領域とのリング径の拡張量が2:1.5:1となるように拡張した(図5の(c)参照)。次いで、拡張されたベルト層に、実施例1と同様のリボン状のストリップを同じ打込数で一定コード張力にて巻回した後、成型ドラムの内側領域、中心領域および外側領域の拡張量が略同等のリング径となるように拡張調整した。
スチールベルト層成型時の成型ドラムの拡張量を、車輌装着内側からベルト層幅1/3までの内側領域とベルト層幅1/3の中心領域と車輌装着外側からベルト層幅1/3までの外側領域とのリング径の拡張量が2:1.5:1となるように拡張した(図5の(c)参照)。次いで、拡張されたベルト層に、実施例1と同様のリボン状のストリップを同じ打込数で一定コード張力にて巻回した後、成型ドラムの内側領域、中心領域および外側領域の拡張量が略同等のリング径となるように拡張調整した。
従来例
スチールベルト層成型時の成型ドラムの拡張量を、車輌装着内側からベルト層幅1/2までの内側領域と車輌装着外側からベルト層幅1/2までの外側領域とのリング径の拡張量が1:1となるように、即ち、車輌装着内側から車輌装着外側からまで一定の拡張量で拡張した(図5の(d)参照)。次いで、拡張されたベルト層に、実施例1と同様のリボン状のストリップを同じ打込数で一定コード張力にて巻回した後、成型ドラムの内側領域、中心領域および外側領域の拡張量が略同等のリング径となるように拡張調整した。
スチールベルト層成型時の成型ドラムの拡張量を、車輌装着内側からベルト層幅1/2までの内側領域と車輌装着外側からベルト層幅1/2までの外側領域とのリング径の拡張量が1:1となるように、即ち、車輌装着内側から車輌装着外側からまで一定の拡張量で拡張した(図5の(d)参照)。次いで、拡張されたベルト層に、実施例1と同様のリボン状のストリップを同じ打込数で一定コード張力にて巻回した後、成型ドラムの内側領域、中心領域および外側領域の拡張量が略同等のリング径となるように拡張調整した。
供試タイヤに対し、フラットベルト試験機を用いて下記の条件にてコーナリングフォースの測定を行った。
得られた結果を下記の表1に示す。
試験荷重:4.2kN
試験内圧:230kPa
リム:16×6.5JJ
速度:30km/h
得られた結果を下記の表1に示す。
試験荷重:4.2kN
試験内圧:230kPa
リム:16×6.5JJ
速度:30km/h
上記表1より、実施例1および実施例2のタイヤは、は従来例のタイヤに比べコーナリングフォースが有意に高くなっていることが分かる。
1 カーカス
2 ベルト層
3 ベルト補強層
4 トレッド部
5 ビードコア
6 ビードフィラー
2 ベルト層
3 ベルト補強層
4 トレッド部
5 ビードコア
6 ビードフィラー
Claims (4)
- 一対のビードコアと該ビードコアの径方向外側に配置されたビードフィラーとを含むビード部と、該ビード部の内側から外側に折り返されたカーカスと、該カーカスの径方向外側に順次配置されたベルト層、ベルト補強層およびトレッド部と、前記カーカスの外側で前記ビード部と前記トレッド部との間に配置された一対のサイドウォールゴムとを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記ベルト補強層が前記ベルト層上にスパイラル状に巻回され、かつ、該ベルト補強層を構成するコードの張力が車輌装着外側から車輌装着内側に移行するに従い漸次小さくなっていることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。 - 請求項1記載の空気入りラジアルタイヤを製造するにあたり、
成型ドラムにてベルト層を成型する工程と、
成型ドラムに外嵌されたベルト層を、車輌装着外側よりも車輌装着内側の方がリング径の拡張量が大きくなるように拡張する工程と、
拡張されたベルト層に、ベルト補強層を該ベルト補強層のコード張力を一定にして巻回する工程と、
ベルト補強層が巻回されたベルト層を車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となるように拡張調整する工程と、
車輌装着外側と車輌装着内側で略同等のリング径となったベルト層にベルト補強層を介してトレッドゴムを貼り合わせる工程と、
を含むことを特徴する空気入りラジアルタイヤの製造方法。 - 請求項1記載の空気入りラジアルタイヤを製造するにあたり、
成型ドラムにてベルト層を成型する工程と、
成型ドラムに外嵌されたベルト層にベルト補強層を、車輌装着内側から車輌装着外側に移行するに従い該ベルト補強層のコード張力を高めながら巻回する工程と、
ベルト補強層が巻回されたベルト層に該ベルト補強層を介してトレッドゴムを貼り合わせる工程と、
を含むことを特徴する空気入りラジアルタイヤの製造方法。 - 巻回する前記ベルト補助層がリボン状のストリップである請求項2または3記載の空気入りラジアルタイヤの製造方法。
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JP2007168709A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
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2005
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