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JP2007011908A - ドライビングレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】
事故時の状況データのみならず、ヒヤリハットのような、事故になりかけた状況データの事後分析を容易化でき、事故予防に寄与し得る車両搭載型ドライビングレコーダを提供する。
【解決手段】
車両の挙動や周囲状況、操作状況等を示すデータである状況データを受信するデータ受信部と、受信した状況データの内容に基づいて、当該状況データを予め定めた複数の区分の1つに分類し、メモリの所定領域に設定した状況データ格納部に格納するデータ管理部と、を備えるようにした。
【選択図】
図5

Description

この発明は、事故発生あるいはヒヤリハットといった、事故発生に至らないまでも事故になり得た場合の、前後一定期間における車両の挙動や周囲状況等を記録して、そのような状況に至った原因解析等を事後に好適に行えるようにしたドライビングレコーダに関するものである。
近時、運転中の車両(自動車)の外部や内部の映像を自動的に記録して、事故やヒヤリハット等の際の客観的な状況を事後分析できるようにした車両搭載型のドライビングレコーダが開発されてきており、例えばタクシーなどでは、日常運転の事後分析による事故予防対策や、事故が起こったときにはその原因の客観的な証拠、究明等のために、この種のドライビングレコーダを搭載する動きも出てきている。
具体的に、このようなドライビングレコーダは、車両に搭載して走行中の外部画像データ、加速度データ、速度データ、位置データ等の状況データを、時系列的に順次メモリ内に格納しておき、そのメモリ内の状況データを参照することで事後分析ができるように構成されている。
ところで、従来は、かかる状況データの記録(メモリへの格納)にあたって、メモリが一杯になるまで走行中の全ての状況データを格納するようにしたもの、いわゆるリングバッファメモリ方式にして、メモリが一杯になると、古い状況データから順に新しいデータに書き換えていくようにしたもの、車両の加速度(減速度)が一定以上の数値を示したときに、ヒヤリハットや事故、異常等が発生したとして、その前後一定期間における状況データのみを、一時メモリから事後分析にもちいるための不揮発メモリ等に記録するようにしたもの(特許文献1参照)などが知られている。
特開平5−197858号公報
しかしながら、上述した従来のものは、事故やヒヤリハットでもない通常の運転での状況データをも記録してしまうために、事後の分析に難が生じる。すなわち前者2つに関して言えば、状況データを全て記録するのであるから、事故のように時間から特定できるものならともかく、ヒヤリハットのように事故になりかけたときの状況データを事後に抽出するのは極めて難しい。
また後者のものであれば、加速度によってある程度のフィルタリングは施されているものの、やはりドアの単なる開け閉めやドライバの運転嗜好による急加減速などで加速度センサが反応し、不要な状況データを多く取得してしまうため、そのような不要な状況データを事後に選別する手間が非常に大変なものになる。
そこで本発明は、事故時の状況データのみならず、ヒヤリハットのような、事故になりかけた状況データの事後分析を容易化でき、事故予防に寄与し得る車両搭載型ドライビングレコーダを提供することをその主たる所期課題としたものである。
すなわち本発明に係る車両搭載型ドライビングレコーダは、車両の挙動や周囲状況、操作状況等を示すデータである状況データを受信するデータ受信部と、受信した状況データの内容に基づいて、当該状況データを予め定めた複数の区分の1つに分類し、メモリの所定領域に設定した状況データ格納部に格納するデータ管理部と、を備えていることを特徴とする。
ここで区分は、例えば事故、ヒヤリハット等のように、生じたと推定される事象に応じたものにしてもよいし、記録重要度に応じたものにしてもよいし、それらの組み合わせや他の区分方式でも構わない。また分類するとは、状況データを状況データ格納部に設定したフォルダ(区分)に分けて格納する動作や、あるいは、各状況データに、区分に応じた識別子を付与する動作等のことである。
事故かヒヤリハットかの判断や、記録重要度の判断には、状況データとして、車両に作用する加速度を示す加速度データ、車両の位置を示す位置データ、車両の速度を示す速度データ、車両のブレーキが作用しているか否かを示すブレーキデータ、ドアが開閉しているか否かを示すドア開閉データ、車両側電源から電力が供給されているか否かを示す主電源状態データ等を複合的に用いればよい。
つまり、複数の状況データの内容の組み合わせが、予め定めたいくつかの基準のどれに該当するかで、その状況データの内容から自動的に分類して記録することが可能である
具体的には、例えば、ブレーキなく車両が急停止した場合であれば、事故の蓋然性が極めて高いとして、その前後の状況データを例えば事故及び最重要という区分にすればよいし、あるいは、一定以上の加速度が一定期間以上続き、その後、ドア等の開閉無く運転が再開されれば、ヒヤリハットの蓋然性があるとして、その前後の状況データを例えばヒヤリハット及び重要という区分にして記録すればよい。
したがって、このような構成であれば、状況データが記録時に自動分類されるため、事後分析が非常に容易かつ的確にできるようになる。また、メモリが仮に一杯になったとしても、より重要度の低いデータを自動的に消去して書き換えるようにすれば、重要なデータを消してしまうことなく、メモリを有効に使用できる。
一方、従来、タクシーなどでは、そういった状況データを、着脱式の不揮発メモリ(CFメモリカード等)に格納しておき、例えば終業後、そのメモリをレコーダ本体から抜き取り、配車センタ−にあるセンタコンピュータに装着することにより、当該センタコンピュータ内のメモリに状況データを移すという作業を行っているが、その作業を忘れるという人為的なミスによって、CFメモリカード等の状況データが、次の乗車時に書き換えられてしまう場合もある。
かかる不具合を解決するには、車両とは別の場所に設けられたセンタコンピュータに対し、車両が無線通信可能な特定場所にある時に、前記状況データ格納部内の状況データを、無線送信する通信手段をさらに備えているものが好ましい。
なお、上述した記録判断の際のデータと重複するが、事故やヒヤリハットの内容を事後分析するために特に有効な状況データとしては、車両に作用する加速度を示す加速度データ、車両の位置を示す位置データ及び車両の外部映像を示す動画データを挙げることができる。
また、事故やヒヤリハットであるか否かをより的確な判断するためには、状況データとして、車両の速度を示す速度データ、車両のブレーキが作用しているか否かを示すブレーキデータ、ドアが開閉しているか否かを示すドア開閉データ、車両側電源から電力が供給されているか否かを示す主電源状態データの少なくとも1つ又は全部がさらに含まれていれば、好適である。
このように本発明によれば、状況データが記録時に自動分類されるため、事後分析が非常に容易かつ的確にできるようになる。また、メモリが仮に一杯になったとしても、より重要度の低いデータを自動的に消去して書き換えるようにすれば、重要なデータを消してしまうことなく、メモリを有効に使用できる。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るドライビングレコーダ1は、図1等に示すように、事故発生時あるいはヒヤリハット時等の前後一定期間における自動車車両Vの挙動や周囲状況等を記録するものであり、単一のケーシング2と、そのケーシング2に保持させた、検知手段3、報知手段4、入力手段5、通信手段6、着脱式記録手段7、情報処理手段8、補助電源9等とを備えている。そして、車両フロントガラスWにおける任意の場所に、所定の熱伝導性を有する粘着パッド21を介して貼り付けて使用する。
次に各部を説明する。
ケーシング2は、図2、図3に示すように、ほぼ全部が金属(マグネシウム合金)で形成された概略卵形をなすものであり、その一部に、卵形の一部を平面で切断することにより形成される概略楕円形の平面部2Aを設け、その平面部の外周縁部を、接着性および弾性を有した概略楕円帯状の粘着パッド21を介して車両フロントガラスWに貼り付ける。
検知手段3は、図4に示すように、車両の挙動や周囲状況、操作状況等をセンシングし、その内容を示す状況データを出力するものであり、ここでは、撮像手段であるCCDカメラ31、加速度センサ32、位置センサであるGPS受信機33の3種類を少なくとも用いている。
CCDカメラ31は、車外状況を撮像し、その画像を示す状況データ(ここでは動画データであるが、もちろん静止画データでもよい)を出力するもので、フロントガラスWに対向するケーシング平面部2Aに受像面31aが露出させてある。なお、この受像面31aは可動で、フロントガラスWへの取付位置に応じて所望の撮像方向に設定できるように構成している。
加速度センサ32は、例えばピエゾ抵抗効果を利用して構成したもので、車両Vに作用する1〜3次元(例えば3次元であれば、前後、左右、上下)の加速度をセンシングし、その加速度を示す状況データ(加速度データ)を出力するものである。ここで加速度とは絶対値の場合もあり、減速度も含む。
GPS受信機33は、例えば複数衛星からの電波をキャッチして自動車Vの位置をセンシングし、その位置を示す状況データ(位置データ)を出力するものであり、例えば前記ケーシング平面部2Aに一部露出させてある。
なお、状況データとしては、その他、自動車Vの車速センサ(図示しない)から送信されてくる車速データや、ドアの開閉を示すドア開閉データ、ブレーキのON/OFFを示すブレーキデータ等があって、これらは、コネクタCNを介して受信される。
さらに、本ドライビングレコーダ1は、通常、前記コネクタCNを介して車両バッテリ(車両側電源、図示しない)から電力供給されて動作するが、その車両バッテリからの電力供給が何らかの原因で途絶えた場合、補助電源9に自動的に切り替わり、その補助電源9が、最低でも、前記一定期間分動作できるだけの電力を供給する。しかして、車両バッテリから電力が供給されているか否かは、状況データの一つである主電源状態データとして、後述する情報処理手段8に入力される。
報知手段4は、図2に示すように、ケーシング平面部2Aの反対側に露出させた発光体であるLED41や、ケーシング2に内蔵したブザーやスピーカ等の音声出力体(図示しない)等からなる。
入力手段5とは、ここでは、ケーシング平面部2Aの反対側に露出させたボタンスイッチのことである。
通信手段6とは、ここではケーシング2に内蔵され、配送センタに設けられたセンタコンピュータ(図示しない)と電波によって各種データを送受信する無線LAN用のハードウェアのことである。
着脱式記録手段7とは、ここでは、ケーシング2の側方に開口するスロット2bに抜脱可能に取り付けたCFメモリカードのことである。
情報処理手段8は、構造的には、図4に示すように、CPU81、内部メモリ82(例えば不揮発性メモリ)、I/Oバッファ回路(ADコンバータ等が含まれる場合もある)83等を有したいわゆるコンピュータ回路であり、ケーシング2に内蔵されている。そして、図5に示すように、前記CPU81が、内部メモリ82の所定領域に格納したプログラムに従って動作することで前記各手段の制御や情報処理を行い、データ受信部801、テンポラリデータ格納部802、状況データ格納部803、データ管理部804、判定基準パラメータ格納部805等としての機能を発揮する。
データ受信部801は、車両Vの挙動や周囲状況等に関するデータである前記状況データを一定のサンプリングタイムで時系列的に次々と受信するものであり、その受信した状況データを、内部メモリ82内の所定領域に設定したテンポラリデータ格納部802に次々書き込んでいく。なお、このテンポラリデータ格納部802の容量が一杯になると、古いデータから順次消されて、そこに新しい状況データが書き込まれる。
データ管理部804は、前記テンポラリデータ格納部802に格納されている状況データの内容が所定条件を満たすかどうかを判断し、その所定条件を満たす場合にのみ、その前後一定期間に亘る車両状況データを、前記テンポラリデータ格納部802から、内部メモリ82又は/及び着脱式記録手段7の所定領域に設けられた状況データ格納部803に移送するものである。
ここで、所定条件を満たすかどうかの判断には、各状況データに対応して設けられた判断基準パラメータが用いられる。この判断基準パラメータは、内部メモリの所定領域に設けた判定基準パラメータ格納部805に予め格納されている。
そして、各状況データの値(内容)を、判断基準パラメータにしたがって、例えば2値化する。具体的には、加速度(減速度)が、所定の判断基準値を上回っているか否か、加速度が一定期間以上続いているか否か、ドアが開いているか否か、バッテリからの電力供給がなされているか否か、車速が所定上限速度以上か否か、車速が所定下限速度以下か否か、ブレーキの有無、などを全て2値化する。
その後、それらにAND/OR等の論理演算を施した結果から、所定条件を満たすか否かを判断するわけであるが、状況データの種類や内容によっては、他の状況データの内容を合わせて複合的に判断されるものと、単一の状況データの内容のみで所定条件かどうかを判断するものとがある。例えば、この実施形態では、バッテリからの電力供給がなされていなければ、その単一の事象をもって直ちに所定条件を満たしていると判断するし、ドアが開いていても、同様にその単一の事象をもって直ちに所定条件を満たしていると判断する。一方、加速度について言えば、所定の判断基準値を上回り、かつそれが一定期間以上続くという2つの事象が満たされて初めて所定条件を満たしていると判断する。
なお、この実施形態では、所定条件を満たしたと判断した場合(ヒヤリハットや事故等であったと判断した場合)に、その旨を報知手段4による光や音でドライバに報知し、その判断が正しいかどうかを、例えば前記ボタンスイッチ5のON/OFFによるドライバからの入力データ(これも状況データのひとつである)で確認するようにしている。ドライバは報知手段4による報知がないときでも、自主的にボタンスイッチ5を押してヒヤリハットや事故等であると入力することもできる。
そしてドライバがヒヤリハットや事故等であると判断して、ボタンスイッチ5を押し、その旨を示す入力データを受信した場合に初めて、テンポラリデータ格納部802から状況データ格納部803に一定期間の状況データを移送するようにしている。なお、テンポラリデータ格納部802と状況データ格納部803との違いを挙げておけば、前者が状況データの内容に拘わらず単にそれらを一時的に格納しているものであるのに対し、後者は状況データを基本的には書き換えず、登録的に格納しているものである点であり、書き換える場合は、他の記録手段(例えば着脱式記録手段7)に状況データを移した後ということになる。
また、この実施形態では、前記データ管理部804が、所定条件の内容を学習して更新する学習機能や、状況データ格納部803に格納されている状況データを、状況の種類や重要度に応じて分類する分類機能や、状況データを通信手段6を介してセンタコンピュータ(図示しない)に自動送信する自動送信機能を更に有している。
学習機能とは、前記所定条件が満たされたと判断した場合と、ドライバからの正否入力が食い違っていた場合に、これをフィードバックすることで、ドライバの運転傾向を把握し、所定条件を更新する機能のことであり、具体的には、判断基準パラメータの値やAND/OR等の論理演算式を更新する。例えば、急ブレーキがちなドライバであれば、この学習機能によって、加速度に係る判断基準パラメータの値が、デフォルト値よりも徐々に高くなり、通常ならヒヤリハットと判断される状況が、通常運転とみなされるようになって、無駄なデータの蓄積が排除される。
データ分類機能とは、記録されるべき一定期間に亘る状況データを、その記録時の内容から重み付けし、状況データ格納部803に設けた、例えば最重要、重要、普通といった記録重要度に応じたフォルダ(区分)に分類して整理格納する機能のことである。一例を挙げれば、ブレーキなく車両Vが急停止した場合であれば、事故の蓋然性が極めて高いとして、その前後一定期間の状況データを、例えば最重要というフォルダに記録する。またドライバが自主的にボタンスイッチ5による入力を行った場合も最重要というフォルダに記録する。その他、たとえば、一定以上の加速度が一定期間以上続き、その後、ドア等の開閉無く運転が再開されれば、ヒヤリハットの蓋然性があるとして、その前後の状況データを例えば重要フォルダに記録する。
なお、状況データ格納部803の容量が一杯になった場合などでは、新たな状況データよりも重要度の低いものを自動的に削除して、その代わりに当該新たな状況データを記録するように構成している。
自動送信機能は、例えばタクシーやバスなどで特に有効に用いられる。すなわち、配車センタなどの特定場所に車両Vがあるときに、その配車センタにあるセンタコンピュータに対して、無線回線が自動または手動で開き、状況データ格納部803にある状況データを、通信手段6を介して、車両V又はドライバの識別子と関連づけて送信する機能である。
このように構成した本実施形態に係るドライビングレコーダ1によれば、状況データが、データ分類機能によって、重要度に応じて自動的に分類され、状況データ格納部803に格納されるので、その分類された状態で状況データを例えばセンタコンピュータに送信して解析することにより、事後分析を極めて円滑に行うことができる。さらに、仮に状況データ格納部803の容量が一杯になった場合でも、重要度の高い状況データから残るので、メモリを有効に使用できる。
また、事故やヒヤリハットと思われる場合を、各状況データが示す複数の内容から複合的に判断するようにして、そのときのみ、その前後一定期間に亘る一連の状況データを正式に格納(記録とも言う)するようにしているので、全ての状況データを格納するものや、状況データのうちの単一の内容のみから判断するものに比べ、無駄な状況データを的確に省くことができ、メモリの効率的な利用が可能になる。また、無駄なデータが省かれているので、この点でも事後分析が容易になるという効果を得られる。
さらに、事故やヒヤリハット時の運転傾向を、ドライバの特性に応じて個別に学習し、それに応じて判断の基準となる所定条件データを更新していくため、この所定条件データを一律に設定したものと比べ、無駄な状況データを排除し、かつ事故やヒヤリハット時の状況データを取りこぼし無く、取得することができる。
加えて、自動送信機能によって、特定場所に車両Vがあるときに状況データ格納部803内の状況データが、自動的に別のセンタコンピュータに送信され、保存されるので、着脱式記録手段7の抜き忘れによる状況データの逸失を防止できるし、場合によっては着脱式記録手段7そのものを不要にすることも可能になる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。例えば、ドライビングレコーダが取得する状況データには、ブレーキを踏んだ時間、長さ、回数等のブレーキ情報や、ウィンカーの作動情報等が含まれていてもよい。
また、状況データ格納部は、状況データを重要度に従い分類せずに、単純に時系列に従い状況データを格納するものでもよい。
その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るドライビングレコーダを自動車に取り付けた場合を示す模式的正面図。 同実施形態におけるドライビングレコーダの車内側から見た場合の斜視図。 同実施形態におけるドライビングレコーダの車外側から見た場合の斜視図。 同実施形態におけるドライビングレコーダの模式的構成図。 同実施形態における情報処理手段の機能ブロック図。
符号の説明
1・・・ドライビングレコーダ
801・・・データ受信部
802・・・テンポラリデータ格納部
803・・・状況データ格納部
804・・・データ管理部

Claims (5)

  1. 車両の挙動や周囲状況、操作状況等を示すデータである状況データを受信するデータ受信部と、
    受信した状況データの内容に基づいて、当該状況データを予め定めた複数の区分の1つに分類し、メモリの所定領域に設定した状況データ格納部に格納するデータ管理部と、を備えている車両搭載型ドライビングレコーダ。
  2. 前記区分が、記録重要度に応じて設定されている請求項1記載の車両搭載型ドライビングレコーダ。
  3. 車両とは別の場所に設けられたセンタコンピュータに対し、車両が無線通信可能な特定場所にある時に、前記状況データ格納部内の状況データを、無線送信する通信手段をさらに備えている請求項1又は2記載の車両搭載型ドライビングレコーダ。
  4. 状況データとして、車両に作用する加速度を示す加速度データ、車両の位置を示す位置データ及び車両の外部映像を示す動画データを少なくとも含む請求項1、2又は3記載の車両搭載型ドライビングレコーダ。
  5. 状況データとして、車両の速度を示す速度データ、車両のブレーキが作用しているか否かを示すブレーキデータ、ドアが開閉しているか否かを示すドア開閉データ、車両側電源から電力が供給されているか否かを示す主電源状態データの少なくとも1つ又は全部をさらに含む請求項4記載の車両搭載型ドライビングレコーダ。

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