JP2006528013A - 治療用バース - Google Patents
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Abstract
患者を支えるための治療用バースは、患者用のバースボード1と、床6の上に位置している、バースボード1を支持するための土台4とを備えている。ここで、バースボード1は、患者の位置を調整するために土台に対して、その長手方向に平行なY方向に沿って、それに対して直角なX方向に沿っておよび鉛直方向であるZ方向に沿って調整可能である。本発明の治療用バースの特徴は、バースボード1が、上記の調整中に、Y方向に対して直角な回転軸13、19のまわりを回転して傾斜されることである。本発明の第二の態様によれば、患者を支えるための治療用バースは、患者の頭部を支えるための頭部支持部を備えている。ここで、頭部支持部の鉛直方向の調整のための駆動部は、頭部支持部が一つのモジュールとしてこの駆動部とともに取り外されうるように、頭部支持部に取り付けられている。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明は、治療中に患者の体を支持するための、ベッド、テーブルなどの如き任意の種類の治療支援設備である治療用バースに関するものである。
上記の治療用バースは、基本的に患者のためのバースボードと、治療室などの床の上でバースボードを支持するための土台とを備えている。もちろん、バースボードは、装飾されうるため、文字通りの剛性を有したボードである必要は必ずしもない。さらに、バースボードは、複数の部分を備えていてもよいし、もちろん、たとえばエレメントの如きさまざまなボードから構成されていてもよい。
上記の治療用バースは、ある場合には、患者の位置を適切に調整するために複数の方向に調整可能である。本発明は、少なくとも二つの実質的に直交する方向に調整可能である治療用バースに関するものである。
とくに、バースボードの長手方向に沿う調整方向、それを横切る水平方向に沿う調整方向、そして最後に、鉛直方向に沿った調整方向が考えられている。便宜上、これらの方向は、以下においてX、Y、Zと呼ぶことにする。ここで、Yが長手方向を表し、Xがそれを実質的に横切る水平方向を表し、Zが鉛直方向を表す。
本発明の目的は、有利な構成を有する治療用バースを提供することにある。
本発明は、患者のためのバースボードと、床の上でバースボードを支持するための土台とを備えた、患者を支えるための治療用バースを指向している。このバースボードは、患者の位置を調整するために少なくとも二つの実質的に直交する方向に沿って土台に対して調整可能となっている。また、このバースボードは、上記の調整の間、その長手方向に対して直角な回転軸のまわりを回転して傾斜可能となっている。
本発明によると、上述の調整方向のうちの少なくとも一つは回転軸を有する傾斜機構により実現される。回転軸は、長手方向に対して直角、すなわちY方向に対して直角になっており、これにより、Z軸と平行な軸のまわりを傾斜移動させることによりX方向の調整がなされ、X軸と平行な回転軸のまわりを回転して傾斜移動させることによりZ方向の調整がなされる。
従来の直線ガイド手段は、二つの調整軸の場合には技術的な出費が著しく大きくなる。とくに本発明において好まれるような三つの調整軸の場合にはその構築が比較的高価なものとなることが分かっている。通常、X方向の調整およびY方向の調整に対して複数の駆動部(ドライブ)が用いられる。これに対して、上述の軸のまわりの傾斜移動の場合は、X方向の調整およびY方向の調整が比較的容易に実現されうる。したがって、とくに複数のドライブ、すなわち手動調整の場合における複数の手動操作式ドライブまたは他の場合における複数のモータ式ドライブが不必要となる。また、必ずというわけではないが、回転軸のまわりを回転する傾斜移動に対して単一のドライブを用いることが可能となる。本発明では、モータ式ドライブがすべての回転軸に対して考えられているが、また、手動式の調整手段または一部がモータ式で一部が手動式の調整手段を備える治療用バースも含まれる。
本発明にかかる傾斜機構によりX方向の調整およびZ方向の調整が実現されることが好ましいが、両方の方向の調整のうちの一つのみが本発明に従って実現される場合であっても本発明の実質的な効果が達成される。
Z方向の調整のための回転軸(すなわち、X方向に平行な軸)をバースボードの足側端部の近傍に配置し、さらにX方向の調整のための回転軸(すなわち、Z方向に平行な軸)をY方向である長手方向に沿って支持部の中央より足側端部の側に配置すると非常に好都合であることが明らかになっている。したがって、上記の調整を行うことにより、体の中央部、とくに頭側端部が実質的に持ち上げられる衝撃を受ける。すなわち、X方向に平行な傾斜軸は、バースボードの長手方向の延長部のうちの足側端部から約10%内に位置している。ここで、100%の基準は、以下でさらに詳細に説明する任意選択的(オプショナル)な頭部支持部を除いたバースボードの全長を意味するものとする。同様に、Z方向に平行な傾斜軸は、好ましくはバースボードの長手方向の延長部のうちの足側端部から約30%内に位置し、さらに好ましくは25%内に位置し、さらに好ましくは20%内に位置する。
好ましい実施形態では、Z方向の調整のためのモータドライブは、駆動軸上に設けられた連結輪と、この連結輪により駆動される連結ベルトとを備えるモータ、たとえば電気モータでありうる。連結輪および連結ベルトは、たとえば歯付車と歯付ベルトとを組み合わせたものであってもよいし、または歯付車とチェーンとを組み合わせたものであってもよい。この連結ベルトは、治療用バースのうちの調整可能部分を駆動するドライバかまたは治療用バースのうちのZ方向の調整時点において移動しない部分に結合するドライバを搬送する。前者の場合、モータは、治療用ボードのうちのZ方向の調整時点において固定されている部分に対して相対的に固定され、後者の場合には、モータは、治療用ボードのうちのZ方向の調整に加わっている部分に対して相対的に固定される。したがって、円弧形状の移動を伴うような調整は、単純な回転ドライブにより実現されうる。以下で、さらなる実施形態の例を提供する。
X方向の調整用ドライブの好ましい実施形態は、従来型の直線ドライブ、たとえば、両端において揺動自在に接続されている、すなわち一端が直線移動に対して固定され他端が直線運動によって移動されるスピンドル昇降ドライブまたはラックドライブでありうる。この揺動自在の接続により、軸を回って円弧形状に傾斜移動するための本発明にかかる基本的に直線ドライブが実現される。
本発明の他の態様によると、治療用ボードは、患者の身体を支持するためのバースボード以外に、このバースボードに取り付けられる頭部支持部を備えている。この頭部支持部は、バースボードに対して以下でZ方向と呼ぶ鉛直方向に調整可能となっているとともにバースボードから独立した部分を構成している。この調整は、手動によりなされてもよいしまたはモータを用いてなされてもよい。
上述の態様では、本発明は患者を支えるための治療用バースを指向している。先のクレームのうちの一つによると、この治療用バースは、患者用のバースボードと、このバースボードを支持するための土台と、患者の頭部を支持するためにバースボード上に位置する頭部支持部とを備えており、当該頭部支持部は、患者の頭部の位置調整を行うために、バースボードに対して少なくとも鉛直方向であるところのZ方向に調整可能となっている。本発明の特徴として、上記の頭部支持部をZ方向に調整するためのドライブが頭部支持部に取り付けられているとともに、この頭部支持部をドライブと一緒に治療用バースからモジュールとして取り外すことが可能となっている。
上述の態様では、本発明は、調整可能な頭部支持部が存在することに基づいている。クランクハンドルもしくは調整用ホイールまたはモータ、とくに電気モータでありうる当該頭部支持部のドライブは、頭部支持部の一つの部品である。すなわち、頭部支持部は、治療用バース上に取り付けうるし、また、当該頭部支持部からドライブを分離することなく単独の部品として治療用バースから取り外しうる。したがって、ドライブは、たとえば内部モータとともに通常供給されるためまたは共通の制御手段により制御されるために、治療用バースのうちの他の部分と信号回線によってまたは供給配線もしくは供給コンダクトによってのみ結合されうる。頭部支持部と治療用バースとの間の接続は、固定的なかつ解除可能なマウント、配線およびコンダクトにまで減縮される。
これに代えて、従来技術では、電気モータが接続棒をスピンドルギアにより駆動させ、この棒が調整動作を頭部支持部へ伝えるようにドライブを治療用バースに取り付けていた。このような場合には、生産中に頭部支持モジュールを固定ボルトなどのみにより治療用バースに接続して前もって別個に取り付けることが出来ないという問題がある。また、本発明の解決策によれば、修理の必要性からまたは更新もしくは修正の必要性から頭部支持部を一つの完全な機能ユニットとして取り外して他の頭部支持部と交換できるという、治療用バースの保全または更新における有利な利点がある。
好ましくは、頭部支持部の鉛直方向Zの調整は、一つのドライブのみが必要な傾斜移動により実現される。鉛直方向Zに対して実質的に直角であるとともに治療用バースの長手方向の延長部に対して実質的に直角である傾斜軸は、治療用バースを直面する側に位置してもよいし、または治療用バース上において揺動自在な接続手段の形態を有してもよい。
さらに、上述の傾斜移動に関していえば、ラックアンドピニオン式のドライブが好ましい。実施形態の一例が図示されている。通常、ラックアンドピニオン式のドライブは、たとえば被駆動スピンドルギアまたは直線モータよりも簡単でありかつ問題が少ない。ラックアンドピニオン式ドライブは、頭部支持部を傾ける間のラックの傾きを補償するために回転可能なラック用のガイドを備えていることが好ましい。さらに、ラックは、中空であって、頭部支持部と治療用バースとの間の配線またはコンダクトを収納する機能を有していることが好ましい。
基本的に、本発明では、頭部支持部のZ方向の調整のためにはモータ式ドライブが好ましい。とくに、電気モータ式ドライブが好ましい。さらに好ましい実施形態では、これらのモータ式ドライブは、治療用バースまたはそのバースボードを傾斜させる間、頭部支持部を自動的に傾斜補償することができるように、調整移動に応じて駆動されるようになっている。以上のようなバースボードの傾斜における補償は、当該バースボードを傾斜移動させることで鉛直Z方向の調節がなされかつそのための傾斜軸が頭部支持部から離れたところに位置しているので行われる。この自動傾斜補償により、頭部支持部の向きを一定の角度にすること、たとえば頭部支持部の向きを常に水平方向にすることが可能となる。このことは、患者の頭部を治療する際に非常に好都合である。
さらに好ましい実施形態では、頭部支持部は、好ましくはZ方向に対して平行な回転軸のまわりを回転して傾斜移動させることによりバースボードに対するX方向の調整を行う手段を備えている。また、この調整はモータによりなされることが好ましい。また、X方向の調整が、バースボードのX方向の傾斜調整中において対応する頭部支持部の角度補償を可能とするために、バースボードのX方向の調整に応じて(機械的にまたはモータを用いて)行なわれうることが好ましい。したがって、頭部支持部の上に横たわる患者の頭部領域において角度偏差を発生させることなく、患者の頭部をX方向に変位することが可能となる。しかしながら、上記の選択肢を採用しない場合に発生する角度偏差は、すべての用途において問題が必ず発生するというような大きなものではない。
傾斜移動による頭部支持部のX方向の調整を技術的に実現するにあたっては、Z方向の調整に関する説明が同様に適用される。
本発明に従って治療用バースにモジュール形式で取り付けられる頭部支持部が調整されると、締め付けの危険性が発生する恐れがある。このことは、とくに治療用バースに対して頭部支持部の先端部を引き上げる場合に適合する。この場合、頭部支持部の上側支持面が治療用バースの方向に移動する。本発明は、とくに治療を実行する人のために、締め付けの危険性を防止するために十分な空間を残しておくことを提案している。一方、患者のために少なくとも実質的に連続的なバース面が提供されているので、有利に利用可能な頭部支持部の上のクッションをその固定部分から突出させて上記の安全用の空間を覆うように延ばすことが好ましい。さらなる手段として、上記のクッションは、(係合部分を有する)面締結部材および中央ピンなどのような直接引っ張ることにより取り外しすることが可能な他の固定手段により頭部支持部上に簡単に固定されうる。クッションが締め付けられると、大きな締め付け力を防止するために、当該クッションは面締結部材および可能な他の固定手段から外れうる。
以上においては、本発明によりZ方向の調整およびX方向の調整が傾斜移動により実現されることが説明されている。本発明では、直線ガイドと呼ばれる手段を用いてY方向の調整、すなわち長手方向の調整をさらに実現することが好ましい。Y方向の調整は、重力に対して平行ではないため、一つの直線ドライブ、たとえばスピンドルドライブを用いてバースボードをY方向に対して変位可能に支持することで十分となりうる。さらに、本発明では、Y方向の調整移動は、固定された土台に対するものであることが好ましい。また、X方向の調整は、Z方向の調整機構と「一緒に実行される」、すなわちX方向の調整は、いわゆるY方向の調整とZ方向の調整との間で相互に関連付けされていることが好ましい。したがって、X方向の調整は、重力の影響を受けず、Z方向の調整は、治療用バース全体の比較的小さな部分の動きに帰着されうる。
治療用バースは、X方向の調整の間に一緒に移動するようになっている支持用脚部を備えてもよい。この支持用脚部は、治療用バースのうちのX方向の調整のための回転軸から離れた部分、好ましくは患者の肩領域または頭部領域の近傍に取り付けられる。したがって、X方向の移動がない間はこの支持用脚部のおかげで全体の安定性が向上しうる。
本発明にかかる治療用バースの好ましい用途は、頭部およびとくに目の治療のための医療装置の部品分野である。さらに、本発明は、人体の治療のための装置に関するものであることが好ましいが、動物用の治療用バースのためにも用いられうる。さらに好ましい用途分野は、人間の目をレーザを用いて手術する分野であり、この分野では、レーザを用いて外科治療を行うために、治療を受ける目の位置調整を本発明にかかる治療用バースを用いて適切に行うことができる。
また、本発明は、上記の治療用バースを用いて患者を支えるための方法に関する。製品としての特徴を備えた治療用バースの前述のおよび後述の説明は、かかる方法の開示であると理解されるべきである。
以下で、本発明にかかる実施形態をさらに詳細に説明する。開示の特徴は、他の組み合わせを有する発明に対しても適用されうる。
図1は、ケースが閉じられているために外側からは見えない複数の関連した技術的特徴を開示している本発明にかかる治療用バースを示す側面図である。図1において、参照番号1はバースボードを表している。このバースボードはマットレス2を支持している。また、このバースボード1の右端における鉛直方向の端部には、頭部支持部3が取り付けられている。
上記のバースボードは、さらに詳細に説明する方法で土台4に取り付けられており、この土台は、調整可能な脚部5により床6の上で支持されている。
電気モータ7とそれにより駆動される昇降用スピンドル棒8とを備える直線ドライブは、土台4の中の適切な位置に固定されている。昇降用スピンドル棒8は、電気モータ7および昇降用スピンドル棒8による第一の中間ボード10の移動を可能とするためのコンソール9に取り付けられている。第一の中間ボード10は、図1の水平方向、すなわちバースボード1の長手方向に向かってレールの上を移動する直線ガイド12により変位可能に支持されている。この方向が上述のY方向に対応している。
第一の中間ボード10は、その細長い延長部の足側から約17%〜18%の位置において鉛直方向の回転軸を有した軸受け13を支持している(図面は一定の比率では縮尺されていない)。この軸受け13により、第二の中間ボード14が、上記の鉛直軸のまわりを第一の中間ボード10に対して回転可能に支持されている。第二の中間ボード14は、一方においては、参照番号15を付されたロールにより第一の中間ボード10の動作面16の上に支持され、他方においては、以下でさらに詳細に説明される歯付ベルトにより駆動される従動部(ドライバ)17に接続されている。この歯付ベルトは、図1において参照番号18を付されたケースの内において動作するようになっている。これにより、第二の中間ボード14は、軸受け13の鉛直軸を回って傾斜するようになっている。この傾斜動作が、軸受け13からY方向に向かって離れた領域、すなわち頭部支持部3の領域における紙面に対して垂直な方向、すなわちX方向の調整に対応している。
第二の中間ボード14のうちの足部領域(図面は一定の比率では縮尺されていないが、長手方向の延長部のうちの約7%〜8%の位置)の部分の上には回転軸受け19が設けられており、この回転軸受け19にバースボード1が揺動自在に接続されている。頭部領域では、昇降用スピンドル棒20がバースボード1に揺動自在に接続されている。この棒20は、電気モータ21により直線方向に駆動されるようになっている、電気モータ自体は、第二の中間ボード14の接続用プラットホームに揺動自在に接続されている。
図2には、複数の調整位置への移動を示す図1と同様の側面図が示されている。図1と図2とを比較すると、昇降用スピンドル棒20を電気モータ21から伸長することにより、バースボード1が回転軸19のまわりを回転して傾斜され、それにより、その頭部領域が鉛直方向に上昇されることが分かる。
さらに、図1と図2とを比較すると、昇降用スピンドル棒8を移動させることにより、たとえばここでは電気モータ7の中へ引き込むことにより、第一の中間ボード10、第二の中間ボード14およびバースボード1をY方向に移動することができる。
図3は、図1および図2の治療用バースであって、駆動ドライバ17の機構がとくに詳細に示されている平面図である。Z軸の方向に回転軸を有する電気モータ22は、異なる位置に設けられたロール24のまわりを案内されるとともにドライバ17に取り付けられている歯付ベルトを駆動するようになっている。したがって、電気モータ22により上記の軸を回転駆動することにより、ドライバ17がX方向に移動され、これにより、第二の中間ボード14が第一の中間ボード10に対してX方向に移動される。このような移動が図4において示されている。この図では、頭部領域をX方向のうちの図4の下方向に調整する場合が実線により示され、X方向のうちの図4の上方向に調整する場合が一点鎖線により示されている。分かり易さのために、図4では参照番号が示されていない。ここでいう回転とは軸受13の軸のまわりを回る回転のことである。X方向の略中央に位置するとともに第二の中間ボード14の下方に位置するロール15は、移動レール16上に留まっているようになっている。この移動レール16は、第一の中間ボード10のX方向の幅の範囲うちの図4に示す調整範囲内において連続的に形成されている。
さらにこれらの図には、二つのレバー25により頭部支持部3がバースボード1へ接続されることが示されている。さらに図1および図3には、レバー25の下方に昇降用スピンドル棒26がZ方向に向けて電気モータ27とともに設けられることが示されている。電気モータ27は頭部支持部3に接続されている。さらに、昇降用スピンドル棒26はバースボード1に接続されている。図1および図2を比較すると、モータ27の内外に昇降用スピンドル棒26を出し入れさせることにより、バースボード1のレバー25の接続軸を回って頭部支持部3が傾斜移動することになる。このことを利用することによって、とくにバースボード1をZ方向に調整する間に自動に傾斜角の補正を行うことが可能となる。図2では、このような傾斜角の補正がはっきりと示されている。もちろん所望の場合には、頭部支持部3を他の方向に傾斜させてもよい。自動傾斜角補正は、モータ27およびモータ21の制御を相互に連携させることにより実現される。
図5には、とくにX方向から見たバースボードの頭部支持部の断面図が詳細に示されている。
頭部支持部3は、支持板28を備えている。この支持板28は、以下の図においてその詳細が記載されるが、固定ボルト29により治療用バースに対して固定されうる。支持板28は、図1〜図4にも記載されている。ただし、参照番号は付されていない。
上記の固定ボルト29は、合成樹脂からなる支持プレート28の負荷を軽減させるために、対応するネジ山を有する金属プレート30と係合するようになっている。さらに、上記の固定ボルト29は、支持板28の中の接続ボックス31を支持している。このボックスの中では、図1〜図4に関連してすでに記載され、ボックス内において示されているラック26が接続されている。
以下の図においては、頭部支持部3の頭部カップ32が、対応する傾斜レバーを含む紙面の上方および下方に位置する二つの接続ボックスを通じて、支持板28に接続されていることがさらに詳細に示される。この頭部カップ32は、解剖学に基づいて形成された上部33と、その下に取り付けられその中にラック26が突出しているケース部34とからなっている。紙面の下に配置されていることに加えて図1にも示されている電気モータ27は、図5に分かり易く示されている被駆動ピニオンとともにケース部34の中に取り付けられている。さらに、ラック26を保持するとともに案内するガイド35が設けられている。しかしながら、ラック26は変位可能である。ガイド35は、電気モータ27の軸を回って傾斜することが可能となっているので、頭部支持部3の移動中に接続ボックス31内の接続部を回って傾斜するラック26の動きに追従することが可能となっている。
頭部支持部3は、面締結部材37によりケース部34の上板に固定されている柔軟な発泡体クッション36から実質的になっている。このクッション36の取り付けを助けるために、図示されていない中央ピンがさらに設けられてもよい。
図5には、上記の板が、頭部支持部3の水平位置において支持板28からいくぶん離隔されていること、すなわちケース部34の台を越えて支持板28に向かう方向にはあまり突出していないことが示されている。したがって、ケース部34と支持板28との間の空間はクッション36により覆われていることになる。これに加えて、この空間が運転者の指を容易に詰めうるような大きさではないので、なにかを詰めてしまうような危険性はない。さらに、図5に示されているように、下方へ移動中に確実に支持板28の近傍に接近しうるクッション36は、上方に逃げることが可能である。このことは、一方においては変形性に起因するものであり、他方においては面締結部材37の効果によるものである。
図6には、図1〜図4の治療用バースに同様に取り付け可能な図5の他の実施形態が示されている。以下においては、図5からの変形のみを説明する。図6には、頭部カップ32のケース部34の上板の上にクッション36を保持するための中央ピン38が示されている。さらに、電気モータ27は、ウォーム歯車40、41を有するクランクハンドルドライブ39と交換されている。ウォーム歯車のウォームホイール41は、図5の被駆動ピニオン27に対応する駆動ラック26用ピニオンと同軸となっている。
クランクハンドル39は、参照番号42が付されている操作補助用の取出ピンを備えている。図5における電気モータ27とそれに伴う駆動部分の場合と同様、手動ドライブは頭部支持部3の一部分である。図5との基本的な差はこれ以上ない。
図7は、図6の頭部支持部3の分解図を示している。クッション36が略半円形状を有し、頭部カップ32のケース部34がこの半円形状に適合して外側からクッション36を支持していることが示されている。さらに、クッション36のうちのケース部34から突出している部分およびこの突出している部分の突出先である支持板28の半円形状のへこみが示されている。接続ボックス31以外にも、図7には、ボルト44に対して固定される二つの接続ボックス43がさらに示されている。これらの接続ボックス43は、接続ピンが頭部支持部32のケース部に対して取り付けられることを補助するのみでなく、接続ピンが支持板28の図示されている受け穴の中に挿入されボルト44により固定されることを補助する。さらに、固定ボルト29、44は、詳細には図示されていないような方法で支持板28を残りの治療用バースに固定させるように機能する。これらは、治療用バースのボードおよび支持板28を通って、接続ボックス31、43によりネジ止めされる。
さらに、図7には、図6のラック26およびウォーム歯車40、41のためのガイド35を示す斜視図が示されている。
最後に、ラック26が中空のチューブであることが示されている。したがって、クランクハンドル39〜42に代えて電気モータ27が用いられる場合、図示していない方法で、電気配線をラック26の中に配線することが可能となる。
図8には、図5の実施形態を記載する図7と類似の図が示されている。さらに、図8では、図7に示されたクッション36が便宜上取り除かれている。図5〜図7の説明を参照されたい。
図9および図10には、低位の調整位置および高位の調整位置を示す図6および図7の頭部支持部3の側面図と、図7をより分かり易くするための頭部支持部3の斜視図とが示されている。分かり易い図にするために、参照番号は図示されていない。
図9にはとくに、クランクハンドル39〜42の調整により頭部支持部3が支持板28に対して上方に変位させられ、ラック26と接続ボックス31とにより頭部支持部3が支持されていることが示されている。同様な方法で下方向の調整も行われる。これは、患者の頭部を一定に、たとえば確実に水平方向に支持するために、治療用バースのバースボード2をZ方向に調整するように構成されるモータを使用した実施形態において実現されうる。このことは、治療用バースの応用に非常に重要なことあり、以下にその説明をする。
ラック26が、つまりさらに一般的にいえば上記のドライブの長手方向の前記調整部材が、揺動軸を構成する接続部に下方に配置されていることが分かる。このことは、頭部支持部の調整に起因する長手方向の変位の短縮が患者の頭部の面(Y方向)に現れるという利点、および、上記のドライブが下方から操作または着脱の目的でさらに容易にアクセスされうるという利点がある。
図11は、頭部支持部3のX方向の調整の任意選択的特徴を示す他の実施形態の概略図である。上述の支持板28は、Z方向に対して平行な、X方向調整用の回転軸13を有したバースボード1に取り付けられている。この取り付けは、(X方向から見た場合)一方の外側に位置するモータ45により駆動されるモータ駆動式ラック26および他方の外側に位置する接続部47により行われるようになっている。したがって、支持板28は、バースボード1のX方向の調整が回転軸13のまわりを回転してなされる場合に発生する角度偏差の補償を可能とするため、バースボード1に対して回転軸47のまわりを回転することにより調整されうるようになっている。また、この例では回転軸47が中央に位置していないために発生してしまうY方向の偏差は、所望ならば先と同様に、バースボード1のY方向の調整における自動補償により補償されてもよい。さらに、頭部支持部3をX方向に調整できることは他の理由の点からも好都合である。
図12には、治療用バースのX方向の調整可能部材が調整支持用脚部48により床上で支持されるようになっている他の任意選択的な実施形態が示されている。支持用脚部48は、例示のみを目的として示されているに過ぎず、実際問題として、調整時点に床から上げそのあと床に着け安定化させるために動かされてもよい。他の方法としては、支持用脚部48の下端は、床上を転がって移動させるためのロールまたは摺動面を有していてもよい。支持用脚部48は、すでに記載した中間ボード14に接続されている正面板に取り付けられている。この中間ボード14は、土台4に対して軸13回りに変位可能である。
図示されている治療用バースは、人間の目の視覚障害を治療するためのレーザ外科手術用装置を構成する要素である。レーザ外科手術用装置は、さらに詳細には記載しないものの、公知の装置である。この装置の頭部は、頭部支持部3の上方に配置され、Z方向に向かって目の中へ進むレーザビームを逸らせるようになっている。目は治療用バースを用いて適切に位置付けされる。X方向の調整により、治療用バースは患者の両方の目と目との切り換えを行いうる。したがって、レーザ装置の光学的調整機能は、実質的な治療の間のレーザビームの微細な動きのみを対象とする。患者は、それとは関係なく治療用バースにより位置調整される。とりわけ、X方向の調節は、患者の乗り降りを容易にする目的で用いられる。
Claims (21)
- 患者を支えるための治療用バースであって、
前記患者のためのバースボード(1)と、
床(6)の上に位置している、前記バースボード(1)を支持するための土台(4)とを備え、
前記バースボード(1)が、前記患者の位置調整のために、前記土台(4)に対して調整可能であり、
前記バースボード(1)が、長手方向(Y)に直角な方向(X)に平行に配置される第一の回転軸(19)のまわりを回転して傾斜可能であり、該傾斜移動が鉛直方向の調整(Z)に対応し、
前記バースボード(1)が、長手方向(Y)に直角な方向(Z)に平行に配置される第二の回転軸(13)のまわりを回転して傾斜可能であり、該傾斜移動が、水平方向であるとともに前記長手方向(Y)に対して直角方向である調整(X)に対応するようになっている患者を支えるための治療用バースにおいて、
前記第二の回転軸(13)が、前記バースボード(1)の長手方向の延長部(Y)の中央より足側端部の側に、すなわち該長手方向の延長部(Y)の30%内に配置されてなることを特徴とする治療用バース。 - 前記バースボード(1)が、前記土台(4)に対して、前記長手方向に対して平行な方向(Y)にさらに調整可能であるように構成される、請求項1記載の治療用バース。
- 前記第一の回転軸(19)が、前記バースボード(1)の前記長手方向の延長部(Y)の前記足側端部にほとんど隣接して、すなわち前記長手方向の延長部(Y)の10%内に配置されてなる、請求項1または2記載の治療用バース。
- 少なくとも一つの調整移動がモータ(7、8、20、21、22)により駆動されるように構成される、請求項1乃至3のうちのいずれか一つに記載の治療用バース。
- 前記第一の回転軸(19)のまわりを回転させて調整移動するためのモータドライブが、両方の端部に揺動自在接続により取り付けられる直線ドライブを含んでなる、請求項4記載の治療用バース。
- 前記第二の回転軸(13)のまわりを回転させて調整移動するためのモータドライブが、モータ駆動式連結輪と、該連結輪により駆動される連結ベルト(23)と、該連結ベルトに取り付けられるドライバ(17)とを備えてなる、請求項5記載の治療用バース。
- 前記長手方向(Y)の調整移動を直線運動専用ガイド(7〜12)により実現するように構成される、請求項1乃至6のうちのいずれか一つに記載の治療用バース。
- 前記第二の回転軸(13)のまわりに回転する調整移動と一緒に移動する支持用脚部が、長期の調整の場合に前記床の上で前記バースボードを支持するために設けられており、前記第一の回転軸(19)のまわりを回転させて調整移動する場合には該支持用脚部が一緒に移動しないように構成される、請求項1乃至7のうちのいずれか一つに記載の治療用バース。
- 患者のためのバースボード(1)と、
床(6)の上に位置している、前記バースボード(1)を支持するための土台(4)と、
前記患者の頭部を支えるために前記バースボード(1)の上に位置する頭部支持部(3)とを備え、
前記頭部支持部が、前記患者の頭部の位置調整をするために前記バースボード(1)に対して少なくとも鉛直Z方向に調整可能になっている治療用バースにおいて、
前記頭部支持部(3)を前記Z方向に調整するためのドライブ(25、26、27、31、35、39〜43)が、前記頭部支持部(3)に取り付けられ、該頭部支持部(3)が、モジュールとして前記ドライブ(25、26、27、31、35、39〜43)と一緒に前記治療用バースから取り外すことができるように構成されることを特徴とする、患者を支えるための治療用バースまたは請求項1乃至8のうちのいずれか一つに記載の治療用バース。 - 前記バースボード(1)の長手方向に対して直角な回転軸のまわりを回転させて調整する間、前記頭部支持部(3)が鉛直方向に傾斜するように構成される、請求項9記載の治療用バース。
- 前記頭部支持部(3)が、前記バースボード(1)の長手方向に対して直角な回転軸のまわりを回転して水平方向に傾斜されるため、前記バースボード(1)に対して、実質的に水平なX方向にさらに調整可能であり、前記頭部支持部(3)をX方向に調整するためのドライブ(45〜47)が、前記頭部支持部(3)に取り付けられ、該頭部支持部(3)が、一つのモジュールとして、前記ドライブ(45〜47)と一緒に前記治療用バースから取り外すことができるように構成される、請求項9または10記載の治療用バース。
- ラックギア(26、31、35)を有する前記頭部支持部(3)の調整のためのモータドライブ(25、26、27、31、35、43)を備えてなる、請求項1乃至11のうちのいずれか一つに記載の治療用バース。
- 前記ラックギア(26、31、35)が、前記頭部支持部(3)に対して回転可能に支持されている前記ラック(26)のためのブッシュ型ガイド(35)を備えてなる、請求項12記載の治療用バース。
- 前記ラック(26)が、中空形状になっており、前記モータドライブ(27)のための配線または導線を含んでなる、請求項12または13記載の治療用バース。
- 前記頭部支持部の自動傾斜補償が、前記バースボード(1)の長手方向(Y)に対して直角な方向の前記バースボード(1)の調整中に、前記頭部支持部のモータによる調整によって達成されるように構成される、請求項1乃至15のうちのいずれか一つに記載の治療用バース。
- 前記頭部支持部をZ方向に調整する間に締め付けが発生した場合に外れるように面締結部材を用いて保持されるクッションを備えてなる、請求項1乃至15のうちのいずれか一つに記載の治療用バース。
- 請求項1乃至16のうちのいずれか一つに記載の治療用バースを備えた、頭部領域を治療するための医療装置。
- 目を治療するための請求項17記載の装置。
- レーザ手術用機器を備えてなる、請求項17または18記載の装置。
- 請求項1乃至19のうちのいずれか一つに記載の治療用バースにより患者を支える方法であって、
前記患者の治療を受ける身体部分が、該患者を支えるバースボード(1)を該バースボード(1)の長手方向(Y)に対して直角な回転軸(13、19)まわりに回転して傾斜させることにより、適切な治療位置に合わされる、方法。 - 前記患者の頭部が、前記治療用バースの前記頭部支持部(3)のZ方向の調整により、適切な治療位置に合わされる、請求項9乃至19のうちのいずれか一つに記載の治療用バースにより患者を支えるための方法。
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