JP2006519536A - 信号への拡散コードの適用 - Google Patents
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Abstract
CDMA通信方式において1つ又は複数のコード値を入力信号値へ適用して出力信号値を生成する方法を提供する。上記1つ又は複数のコード値は、2次元の信号空間を定義する一対の互いに直交する軸上か、又は上記一対の互いに直交する軸から等距離の位置かのいずれかにのみ存在する可能性があり、上記入力信号値及び出力信号値は各軸に沿った成分をそれぞれ有する。本方法は、論理関数を用いて1つ又は複数のコード値を処理して、2つの乗数値と1つのセレクタ値とを生成することと、上記乗数値に上記入力信号値の各成分を乗算することにより2つの積値を生成することと、上記積値の一方の否定の演算を実行して第3の積値を生成することと、セレクタ信号に基づいて、上記3つの積値から上記出力信号値の成分になる2つの積値を選択することとを含む。
Description
本発明は、通信信号を拡散する、及び/又は、逆拡散するための方法及び装置に関する。
周知のように、符号分割多元接続(CDMA)方式においては通信信号に対して拡散コード(拡散符号)が適用される。拡散コードは、信号送信処理におけるスペクトル拡散信号の生成に使用され、また信号受信処理におけるスペクトル拡散信号の逆拡散にも使用される。
少なくとも現在のユニバーサル移動電話システム(Universal Mobile Telephone System:UMTS)規格に関する限り、信号を拡散する処理は、スクランブルコード及びチャンネル化コードの少なくとも一方を信号に適用することとして定義されている。UMTS規格は、虚数部及び実数部をそれぞれ有する複素数値のシーケンスとしてスクランブルコードを定義し、完全な実数値のシーケンスとしてチャンネル化コードを定義している。スクランブルコード及びチャンネル化コードは、拡散又は逆拡散されるべき信号へ逐次に適用されることが可能である。それに代わって、スクランブルコード及びチャンネル化コードは互いに乗算され、次にその積が、拡散又は逆拡散されるべき信号へ適用される場合もある。
図8は、スクランブルコード(その値は複素数形式a−jbを有する)及びチャンネル化コード(その値は実数であってcで示される)の適用により入力信号(その値は複素数形式f+jgを有する)を拡散するか、もしくは逆拡散するための従来技術の回路を示す。図8に示すように、この回路はスクランブルコード発生器50と、チャンネル化コード発生器52と、NOTゲート56と、2つのXORゲート58及び59と、5つの乗算器60、62、64、68及び70と、2つの加算器72及び74とを備える。回路への入力はa、b、c、f及びgであり、加算器72及び74からは、複素数値の実数成分及び虚数成分がそれぞれ出力される。この回路が拡散のために使用されていれば、出力される複素数値は拡散信号を形成するのに対し、この回路が逆拡散のために使用されていれば、出力される複素数値はシンボル期間にわたって累積されることが可能である。
XORゲート58及び59はスクランブルコード及びチャンネル化コードの値の一部を合成し、乗算器60、62、64及び70は、入力信号値の成分とXORゲート58及び59の出力とに基づいて積を形成する。乗算器68は、乗算器70の出力に−1を乗算し、これにより否定演算を実行する。複数の乗算器によって形成された積は次に加算器72及び74において合成され、出力信号値の成分が形成される。
本発明の1つの目的は、信号に拡散コードを適用して拡散又は逆拡散を達成するための、代替の方式を提供することにある。
本発明はまた、1つの態様によれば、1つ又は複数のコード値を入力信号値へ適用して出力信号値を生成するCDMA通信装置を提供し、
上記1つ又は複数のコード値は、2次元の信号空間を定義する一対の互いに直交する軸上か、又は上記一対の互いに直交する軸から等距離の位置かのいずれかにのみ存在する可能性があり、上記入力信号値及び出力信号値は各軸に沿った成分をそれぞれ有し、
上記装置は、
1つ又は複数のコード値を合成して2つの乗数値と1つのセレクタ値とを生成する論理手段と、
上記乗数値に上記入力信号値の各成分を乗算することにより2つの積値を生成する乗算手段と、
上記積値の一方の否定の演算を実行して第3の積値を生成する否定演算手段と、
上記セレクタ値に基づいて、上記3つの積値から、上記出力信号値の成分になる2つの積値を選択する選択手段とを備える。
上記1つ又は複数のコード値は、2次元の信号空間を定義する一対の互いに直交する軸上か、又は上記一対の互いに直交する軸から等距離の位置かのいずれかにのみ存在する可能性があり、上記入力信号値及び出力信号値は各軸に沿った成分をそれぞれ有し、
上記装置は、
1つ又は複数のコード値を合成して2つの乗数値と1つのセレクタ値とを生成する論理手段と、
上記乗数値に上記入力信号値の各成分を乗算することにより2つの積値を生成する乗算手段と、
上記積値の一方の否定の演算を実行して第3の積値を生成する否定演算手段と、
上記セレクタ値に基づいて、上記3つの積値から、上記出力信号値の成分になる2つの積値を選択する選択手段とを備える。
本発明はまた、CDMA通信方式において1つ又は複数のコード値を入力信号値へ適用して出力信号値を生成する方法を提供し、
上記1つ又は複数のコード値は、2次元の信号空間を定義する一対の互いに直交する軸上か、又は上記一対の互いに直交する軸から等距離の位置かのいずれかにのみ存在する可能性があり、上記入力信号値及び出力信号値は各軸に沿った成分をそれぞれ有し、
上記方法は、
論理関数を用いて1つ又は複数のコード値を処理して、2つの乗数値と1つのセレクタ値とを生成することと、
上記乗数値に上記入力信号値の各成分を乗算することにより2つの積値を生成することと、
上記積値の一方の否定の演算を実行して第3の積値を生成することと、
セレクタ信号に基づいて、上記3つの積値から、上記出力信号値の成分になる2つの積値を選択することとを含む。
上記1つ又は複数のコード値は、2次元の信号空間を定義する一対の互いに直交する軸上か、又は上記一対の互いに直交する軸から等距離の位置かのいずれかにのみ存在する可能性があり、上記入力信号値及び出力信号値は各軸に沿った成分をそれぞれ有し、
上記方法は、
論理関数を用いて1つ又は複数のコード値を処理して、2つの乗数値と1つのセレクタ値とを生成することと、
上記乗数値に上記入力信号値の各成分を乗算することにより2つの積値を生成することと、
上記積値の一方の否定の演算を実行して第3の積値を生成することと、
セレクタ信号に基づいて、上記3つの積値から、上記出力信号値の成分になる2つの積値を選択することとを含む。
従って本発明は、逆拡散又は拡散を目的として拡散コードを信号に適用するための方式を提供する。
有利なことには、より少ないシリコン面積を使用するように、本発明をハードウェアで実装することが可能である。特に、このような節約は、先に論じた既知の技術の場合よりも少ない数の加算器及び乗算器を使用することによって達成可能である。また、本発明の所定の実施形態に関連して、先に論じた既知の技術の場合よりも少ない数のビットを使用して出力信号値の複素成分の各々を表現することが可能であり、これにより出力信号の値を操作する構成要素がより少ないシリコン面積を占有するように設計されることを可能にする。
ある実施形態では、入力信号値へ適用されるべき単一のコード値が存在する。このコード値は、上述した一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有する。論理手段は、コード値の成分の1つを乗数値として通過させ、またそのコード値の各成分に対してXOR演算を実行してセレクタ信号を生成するように構成される。
もう1つの実施形態では、入力信号への適用のために第1及び第2のコード値が存在する。第1のコード値は、上述した一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、第2のコード値はこれらの軸の一方の上に存在する。論理手段は、第1のコード値の1つの成分と第2のコード値とに対してXOR演算を実行して両方の乗数値として使用するための1つの値を生成し、また第1のコード値の各成分に対してXOR演算を実行してセレクタ信号を生成するように構成される。
もう1つの実施形態では、入力信号への適用のために第1、第2及び第3のコード値が存在する。第1のコード値は、上述した一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有する。第2及び第3のコード値はそれぞれ、これらの軸の一方(必ずしも同じものではない)の上に存在する。論理手段は、第1のコード値の成分の1つと第2及び第3のコード値の一方とに対してXOR演算を実行し、かつ第1のコード値の成分の他のものと第2及び第3のコード値のもう一方とに対してXOR演算を実行して、乗数値を生成するように構成される。論理手段はまた、第1のコード値の各成分に対してXOR演算を実行してセレクタ値を生成するように構成される。
もう1つの実施形態では、入力信号への適用のために第1、第2及び第3のコード値が存在する。先行する段落で述べた実施形態とは異なり、第1及び第2のコードはそれぞれ、上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有する。第3のコード値は、上記一対の軸のうちの一方に存在する。論理手段は、第1のコードの各成分に対してXOR演算を実行し、第2のコードの各成分に対してXOR演算を実行し、これらのXOR演算の結果に対してXOR演算を実行し、かつその結果をNOT関数で調整してセレクタ値を生成するように構成される。論理手段はまた、第1及び第2のコードの成分を複数のANDゲートにてなるグループへ供給するように構成される。ここで、上記ANDゲートの入力のいくつかは反転されている。ANDゲートの出力はORゲートに接続され、その出力は次に第3のコード値とXOR演算されて両方の乗数値が生成される。
実施形態によっては、本発明がコードを入力信号値に適用する方法と、入力信号値に1つ又は複数のコード値を乗算する所望の処理との間に不一致の存在するものがある。このような実施形態では、位相空間軸の原点を中心に出力信号値を45°だけ回転させる手段を使用することが望ましい場合がある。この回転は、不一致の位相要素を考慮する。不一致が存在する実施形態によっては、例えばパイロットチャンネルとデータチャンネルとの間の不一致が相殺されることを理由として、必ずしも補正を試みなくてもよい場合もある。
ある好適な実施形態では、本発明は、CDMA通信方式を使用する無線通信ネットワークの参加者において配備されて実施される。
次に、添付の図面を参照して、本発明の所定の実施形態を単に例示を目的として説明する。
図1に示す移動電話機は、CDMA方式を使用して通信する能力を有する。図1は、電話機の最も基本的な構成要素のみ、すなわちアンテナ10と、無線周波(RF)セクション12と、チップレートプロセッサ(CRP)14と、ビットレートプロセッサ(BRP)16とを示している。次に、信号の送信及び受信の観点からこれらの構成要素の機能を簡単に説明する。
信号送信のコンテキストにおいて、BRPは、例えばデジタル化された音声を表す情報信号を生成する。この情報信号は、エラーによる影響を受けにくくするように符号化される。この情報信号はCRP14へ供給され、CRP14は、1つ又は複数の拡散コードを当該情報信号に適用する。CRPは、情報信号のスペクトル拡散されたバージョンを生成し、そのスペクトル拡散信号はRFセクションへ供給されて変調によりRF搬送波上に重畳される。変調されたRF搬送波は次に電力増幅され、アンテナ10から送信される。
信号受信のコンテキストにおいては、変調された搬送波はアンテナ10へ到来し、RFセクション12により復調されてベースバンドのスペクトル拡散信号が復元される。スペクトル拡散信号は次にCRP14へ送られ、CRP14は例えばレイク(rake)受信機アルゴリズムを使用して逆拡散演算を実行する。CRP14の出力は逆拡散された情報信号であり、これはBRP16によって処理され、例えば電話機のユーザに提供するためのデジタル化された音声を復元することが可能である。
CRP14は、送信される情報信号を拡散することと、受信されたベースバンドのスペクトル拡散信号を逆拡散することとを担当する。これらの役割はどちらも、1つ又は複数の拡散コード又は拡散信号をCRP入力に適用することを伴う。RFセクション12とCRP14との間で伝送されるベースバンドのスペクトル拡散信号は、チップと呼ばれるデータエレメントの系列を含み、これらの信号は所定の「チップレート」にあるといわれる。BRP16とCRP14との間で伝送される情報信号は、シンボルと呼ばれるデータエレメントのシーケンスを含み、これらの信号は所定の「シンボルレート」にあるといわれる。いくつかの場合では、BRPはシンボルレートプロセッサとして知られている。
チップとシンボルとの関係は、下記のように概略説明することができる。値のシーケンスを含む単一の拡散コードが使用される場合について考察する。送信目的で情報信号を拡散させるコンテキストにおいては、例示的コードの値をシンボルに適用するレートは、典型的には、コードのいくつかの値が各シンボルに適用されかつ各値の適用がチップを生成するようになっている。例示的コードを使用して生成されたスペクトル拡散信号を受信目的で逆拡散するコンテキストにおいては、例示的な拡散コードの各値は、ベースバンドのスペクトル拡散信号の各チップに適用される(チップをすべて処理するためにコードは必要に応じて再循環される)。この処理の結果は各シンボル期間の継続時間にわたって累積され、情報信号を構成するシンボルのストリームが復元される。
次に図2を参照して、CRP14がチップ又はシンボルレート信号へ拡散コードを適用する際に用いる処理について論じる。
図2では、拡散/逆拡散される信号に対して2つの拡散コードが適用される。2つの拡散コードは、スクランブルコード及びチャンネル化コードである。スクランブルコードはスクランブルコード信号源18によって供給され、チャンネル化コードはチャンネル化コード信号源20によって供給される。拡散又は逆拡散される信号は端子f及びgへ印加され(適用され)、本処理の出力は端子n及びpから取り出される。
スクランブルコードは複素数値を有し、その値の各シーケンスは次のような複素数:1+j、1−j、−1+j及び−1−jのうちの1つの形式をとる。2進数形式では、これらの複素数は2ビットワードによって表現され、そのワードの第1及び第2のビットは各々複素数の実数部及び虚数部を表す。2進数値0は10進数値+1を表すために使用され、2進数値1は10進数値−1を表すために使用される。従って、先に述べた複素数は、2進形式では各々00、01、10及び11に変換される。これに対してチャンネル化コードは完全な実数値であり、10進数値+1及び−1をとることができる。これらの値は各々、2進形式では0及び1とされる。
図2では、スクランブルコードの各値の2進実数部及び虚数部が、端子a及びbへそれぞれ印加される。チャンネル化コードの2進数値は、端子cへ印加される。拡散又は逆拡散されている信号は、複素数値のシーケンスを含む。この信号の各値の2進実数部及び虚数部は、端子f及びgへそれぞれ印加される。出力信号は端子n及びpから取り出され、端子f及びgへ印加される信号と同じ2進複素数形式を有する。端子f、g、n及びpの各々へ適用される数値は、複数ビットの幅を有する可能性がある。
信号a、b及びcは、XORゲート22及び24の入力へ印加される。XORゲート22の出力dは、複素数値のチャンネル化コード値の2進数部分に対してXOR演算を実行した結果である。XORゲート22の出力eは、チャンネル化コード値cとスクランブルコード値の実数部とに対してXOR演算を実行した結果である。図3nに、XORゲート22及び24の真理値表を示す。
図2の回路における信号d及びeを処理する部分は、3つの乗算器26、28及び30と、2つのマルチプレクサ32及び34とを備える。乗算器26及び30は各々、信号eに信号g及びfを各々乗算した結果である2つの積信号k及びhを生成する。積信号hは、マルチプレクサ32及び34の両方における入力へ供給される。積信号kは、マルチプレクサ34の入力へ供給される。さらに、積信号kは乗算器28へ供給され、そこで10進数値−1と乗算されて積信号mが生成される。言い替えれば、乗算器28は、積信号kの符号を変更するインバータ(位相反転器)として動作する。積信号mは、マルチプレクサ32の入力へ供給される。信号dは、マルチプレクサ32及び34の両方における制御入力へ印加され、よって、各マルチプレクサの2つの入力のどちらがマルチプレクサの出力へ送られるかを制御する。信号dが2進数値1を有していれば、積信号mが端子nへ送られ、積信号hが端子pへ送られる。信号dが2進数値0を有していれば、積信号hが端子nへ送られ、積信号kが端子pへ送られる。先に述べたように、端子n及びpにおける信号は、複素数値を有する出力信号の実数成分及び虚数成分を形成する。図4は、n及びpにおける出力を、先に述べた端子に印加される入力の関数として与える真理値表を提示している。
図2に示す回路は、逆拡散及び拡散の両方を実行する能力を有する。チップレート信号が端子f及びgへ印加されれば、端子n及びpから出力される結果がシンボル期間にわたって累積されて、それによりシンボルレート信号が復元されることが可能である。逆に、端子f及びgへ印加される信号がシンボルレートにあれば、端子n及びpからはチップレート信号が取り出されることが可能である。端子f及びgへ印加されまた端子n及びpから供給される複素数値は、典型的には複数ビットの長さを有する。端子a、b、c、f及びgへ印加される値が保持される継続時間は、当業者には明らかであるように、拡散が実行されるかそれとも逆拡散が実行されるかを決定する。また、拡散演算が複素データ値vと複素拡散コードuとの乗算として定義されていれば、受信された複素信号値vに対して実行される対応する逆拡散処理はv・u*として定義されることも留意されるべきである。
図2の回路によって実行される計算は、次式で表される。
よって、本回路が、コードa−bjを用いてスクランブルを実行して結果s+tjを生成するために使用されていれば、s+tjに関する本回路の出力は、次式で表される。
これに対して、本回路が、コードa+bjを用いてスクランブル効果を相殺する逆拡散を実行して逆拡散された結果w+zjを生成するために使用されていれば、w+zjに関する本回路の出力は、次式で表される。
いずれの場合も、所望される結果は、量
だけ歪められることは明らかであろう。次式
が成り立つので、この歪みは、n+pjに1−jを乗算するスケーリング装置35によって補正されることが可能である。実施形態によっては、以下に説明するように上記スケーリングを実行することは不要であるものがある。
UMTSシステムにおいては、多くの場合、参照データを含むパイロット信号が1つ又は複数のデータ信号とともに送信される。パイロット信号に含まれる参照データは、パイロット信号を捕捉する受信機によって認識され、受信されたパイロット信号は、チャンネル測定を実行するために、すなわちパイロット信号を伝搬させる環境の特性の測定を実行するために使用可能である。データ信号は、パイロット信号と同じ環境を介して伝搬しているので、チャンネル測定は、受信されたデータ信号を補正するために使用可能である。データ信号及びパイロット信号がともに図2に示した類の回路を用いて拡散されるように構成されていれば、データ信号及びパイロット信号の両方が、
のファクタだけ歪みの影響を受けることになる。しかしながら、受信機によりパイロット信号に対して行われるチャンネル測定は
のファクタを検出し、チャンネル推定値をデータチャンネルの補正に適用すると、
のファクタについてデータチャンネルが補正されるであろう。従って、送信機内にスケーリング回路は不要である。同様に、受信機が図2に示したタイプの回路を使用してパイロット信号及びデータ信号を逆拡散しようとしていれば、受信機におけるパイロット信号の
による歪みは、データ信号内の等しい歪みを相殺するであろう。
出力n+pjが、その絶対値の平方を必要とする電力計算等に使用される場合、(すべてが同じ方法で発生されかつすべてが1/2のファクタを特徴的に有する複数の信号の絶対値を比較しているのでない限り)2乗された絶対値を半分にするスプリアスをなお考慮しなければならないにしても、歪みファクタ
の位相部分を無視することができる。このような計算は、受信機(すなわち図2に示す回路が逆拡散に使用されているところ)において信号電力を測定するために使用可能であり、信号電力は次に着信信号の存在及びそのタイミングの検出に使用される。
図2における出力d及びeは、チャンネル化コードを複素数1+jで概念的にスケーリングする(すなわち、その大きさを変更する)場合にはさらなる重要性を有する。これは、チャンネル化コードを複素平面において反時計回りに45°だけ回転させる。すると、チャンネル化コードは、値1+j及び−1−jしかとらない。チャンネル化コードがこの複素数形式を有するようにされた場合には、複素スクランブルコードと複素チャンネル化コードの内容との積がとりうる可能性のある値は、完全な実数又は完全な虚数(純虚数)である値であって、かつ実数軸もしくは虚数軸上で正又は負のいずれかである値のみである。このシナリオでは、出力dにおける2進数0及び2進数1という値は各々、この積が実数であること及び虚数であることを示し、出力eにおける2進数0及び2進数1という値は各々、この積が実数軸もしくは虚数軸上で正であること及び負であることを示す。
図2と図8の回路を比較すれば、図2の回路の方が図8の加算器と乗算器のうちの2つとを省いているので、占有するシリコン面積が少ないことは明らかであろう。代わりに図2はマルチプレクサを2つ使用していると認められるが、それでもなお、シリコン面積は最終的に節約されている。
図5は、スクランブルコードのみが使用される状況を考慮した、図2の回路の代替構成を示す。図5の回路は、図2においてcの値を2進数0に固定した場合に相当する。図5において、信号dのフロー及び作用は図2の場合と同じであるが、信号eはここでは単に信号aと同じものである。端子f及びgにおける入力信号からの、値d及びeを用いた、端子n及びpにおける出力信号の生成は変化せず、図4に示した真理値表の通りである。
3GPP規格は、いくつかのデータチャンネルがチャンネル内の予め決められた位置において予め決められたシンボルを含むことを必要とする。これらのシンボルは、(先に言及したパイロット信号とは区別される)パイロットシーケンスを形成する。受信機は、このようなチャンネルを介して受信される信号に対して既知のパイロットシーケンスを相関させ、着信信号のタイミングを追跡することができる。パイロットシーケンス内のシンボルは複素数であり、シンボルの複素成分はすべて同じ大きさを共有する。しかしながら、複素成分の符号はシンボル内及びシンボル間で変わる可能性がある。このようなパイロットシーケンスと受信されたシンボル列との相関は、パイロットシーケンスを用いたシンボル列の逆拡散と見なすことができる。あるいは別の言い方をすれば、パイロットシーケンスは拡散コードとして扱われることが可能である。図7は、このようなアプローチを実装した実施形態を示す。
図7の回路において、信号d及びeを使用する部分は、先の実施形態において説明したものと同じ方法で動作する。図7の回路もまた、スクランブルコード信号源18と、チャンネル化コード信号源20とを保持する。ただし、ここでは、これらの構成要素(エンティティ)は、x−yjの形式の共役パイロットシーケンスシンボルを供給する別のスクランブルコード信号源76を補足的に備えている。図7の回路は、量a−bj、x−yj、c及びf+gjを互いに乗算することを目的としている。ただし、本回路により実際に実行される計算は、所望される結果より1/2のファクタだけ小さい次式で表される。
図2の回路とは対照的に、実際の結果と所望される結果との差を表すファクタが複素数の量でないことは留意されるべきである。従って、図7の回路にとともにスケーリング装置が使用されれば、スケーリング装置は出力n+pjの位相を回転させる必要がない。
次に、3つのコード信号源から信号d及びeを生成する回路部分について説明する。
信号a及びbはXORゲート78へ入力され、信号x及びyは別のXORゲート80へ入力される。これらの2つのXORゲートの出力は、次にさらなるXORゲート82への入力になる。XORゲート82の出力は、信号dを生成するために(XORゲートに続く円が示すように)NOT関数により変更される。
信号a、b、x及びyはまた、4つ並んだ3入力ANDゲート84乃至90の様々な入力に供給される。ANDゲート84及び88は各々、信号a、b及びyを受信し、ANDゲート86及び90は各々、信号a、b及びxを受信する。ANDゲート84への入力はすべてNOT関数によって変更され、またANDゲート86への入力a及びANDゲート90への入力b及びxも同様である。
ANDゲート84乃至90の出力は、4入力ORゲート92へ供給される。ORゲート92の出力とチャンネル化コード値cとは次にXORゲート94の入力として供給され、XORゲート94の出力は信号eとなる。
スクランブルコードa+bj及びチャンネル化コードcにより拡散されてきたデータ信号に対してスクランブル信号源76からのパイロットシーケンスを相関させるために、出力シンボルn+pjは適切な期間にわたって累積されることが可能である。
さらに図7の回路は、送信予定の信号へパイロットシーケンスを導入するためにも使用される可能性のあることは明らかであろう。図示したように、図7は、コードa−bjによりスクランブルされている信号に対してパイロットシーケンスx−yjを適用することを示すものである。
以上、1つ又は2つのスクランブルコードをゼロ又は1つのチャンネル化コードと共に使用する回路について説明してきた。これらの回路に関する以上の説明に基づくと、本発明の分野の当業者には理解されるであろうが、1つ又は複数のスクランブルコードともしあればチャンネル化コードとから信号d及びeを生成する論理回路を設計し直すだけで、様々な個数のスクランブルコード及びチャンネル化コードを信号に対して適用する異なる回路を敷衍して生成することが可能である。
本発明が如何にして他の様々な拡散コードの組み合わせへと拡張されることが可能であるかということについての理解を助けるためには、拡散コードを下記のコードタイプによって特徴付けることが有益である(簡単化のために、実数及び虚数の大きさに1を用いる。)。
タイプ1:1又は−1(すなわち完全な実数)。
タイプ2:j又は−j(すなわち完全な虚数)。
タイプ3:1+j、1−j、−1+j又は−1−j(すなわち複素数)。
タイプ1:1又は−1(すなわち完全な実数)。
タイプ2:j又は−j(すなわち完全な虚数)。
タイプ3:1+j、1−j、−1+j又は−1−j(すなわち複素数)。
これらのタイプの少なくとも2つのコードの積を形成すると、タイプ1乃至3のうちのもう1つのコード、又は次式の第4のタイプのコードが生成される。
タイプ4:1、−1、j又は−j(すなわち完全な実数又は完全な虚数のいずれか)。
タイプ4:1、−1、j又は−j(すなわち完全な実数又は完全な虚数のいずれか)。
実際には、タイプ1及び2のコードはタイプ4の部分集合でしかないことが分かり、よって以後、明確さ及び簡潔さのためにタイプ3及び4のみについて検討する。
タイプ3及び/又は4から引き出したいくつかのコードで積を形成すれば、結果的に生じるコードは下記のタイプに属することになる。
−上記積が奇数個のタイプ3のコードを含んでいればタイプ3。
−上記積が偶数個のタイプ3のコードを含んでいればタイプ4。
−上記積が奇数個のタイプ3のコードを含んでいればタイプ3。
−上記積が偶数個のタイプ3のコードを含んでいればタイプ4。
先に説明した回路が次のようなコードタイプの組み合わせを使用していることは明らかであろう。
[表1]
―――――――――――――――
図 タイプ3 タイプ4
―――――――――――――――
2 1 1
5 1 0
7 2 1
―――――――――――――――
―――――――――――――――
図 タイプ3 タイプ4
―――――――――――――――
2 1 1
5 1 0
7 2 1
―――――――――――――――
従って、信号d及びeを生成する論理回路を調整することによって考案されることが可能な変形物を分類するためのもう1つの方法は、論理回路に入力されるタイプ3及び4の拡散コードの数を参照することである。全拡散コードの積をPrとするとき回路全体が概して結果Pr・(f+gj)の計算を目的とするように、信号d及びeを生成するためにN1個のタイプ3コード及びN2個のタイプ4拡散コードを受け入れるべく論理回路が再設計されれば、回路全体が実際に生成するものは下記の通りである。
従って、N1が偶数のとき、所望される(Pr・(f+gj))と実際の結果との間に位相回転は存在しない。
図6が示す実施形態のように、実施形態によっては、今述べたタイプ3及び4による一般化に適合しないものがある。時には、別々のチャンネル化コードを入力信号値の実数及び虚数成分へ適用することが望ましい。図6は、これを達成するための構成を示す。おおまかに言えば、図6の回路は図2の回路と同様の構成を有する。図6における構成要素であって図2にも存在しているものは同じ参照番号を有し、その機能の説明を省く。図6の場合、XORゲート24の出力は乗算器30にのみ供給され、提示された入力信号値の成分fに作用する。図6では、チャンネル化コード値qを生成するチャンネル化コード発生器21が追加されて存在している。チャンネル化コード値qは、さらなるXORゲート25の入力へ供給される。XORゲート25の他の入力は、スクランブルコード発生器18からの信号aである。XORゲート25の出力rは乗算器26へ供給され、ここで提示された入力信号値の成分gに作用する。他の態様においては、図6の回路の動作は図2のそれと同様である。
Claims (17)
- 1つ又は複数のコード値を入力信号値へ適用して出力信号値を生成するCDMA通信装置であって、
上記1つ又は複数のコード値は、2次元の信号空間を定義する一対の互いに直交する軸上か、又は上記一対の互いに直交する軸から等距離の位置かのいずれかにのみ存在し、上記入力信号値及び出力信号値は各軸に沿った成分をそれぞれ有し、
上記装置は、
1つ又は複数のコード値を処理して2つの乗数値と1つのセレクタ値とを生成する論理手段と、
上記乗数値に上記入力信号値の各成分を乗算することにより2つの積値を生成する乗算手段と、
上記積値の一方の否定の演算を実行して第3の積値を生成する否定演算手段と、
上記セレクタ値に基づいて、上記3つの積値から上記出力信号値の成分になる2つの積値を選択する選択手段とを備えた装置。 - 上記入力信号値へ適用される単一のコード値が存在し、上記コード値は上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、
上記論理手段は、上記コード値の成分の1つを上記乗数値として通過させ、上記コード値の各成分に対してXOR演算を実行して上記セレクタ信号を生成するように構成される請求項1記載の装置。 - 上記入力信号値へ適用される第1及び第2のコード値が存在し、上記第1のコード値は上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、上記第2のコード値は上記一対の軸の一方の上に存在し、
上記論理手段は、第1のコード値の1つの成分と上記第2のコード値とに対してXOR演算を実行して両方の乗数値として使用するための1つの値を生成し、上記第1のコード値の各成分に対してXOR演算を実行して上記セレクタ信号を生成するように構成される請求項1記載の装置。 - 上記入力信号値へ適用される第1、第2及び第3のコード値が存在し、上記第1のコード値は上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、上記第2及び第3のコード値は各々上記一対の軸の一方の上に存在し、
上記論理手段は、上記第1のコード値の成分と上記第2及び第3のコード値の各々とに対してXOR演算を実行して上記乗数値を生成し、上記第1のコード値の各成分に対してXOR演算を実行して上記セレクタ値を生成するように構成される請求項1記載の装置。 - 上記入力信号値へ適用される第1、第2及び第3のコード値が存在し、上記第1及び第2のコード値は各々上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、上記第3のコード値は上記一対の軸の一方の上に存在し、
上記論理手段は、上記第1及び第2のコード値の成分を合成して上記セレクタ値を生成し、上記第1及び第2のコード値の成分と上記第3のコード値とを合成して両方の乗数値として使用される1つの値を生成するように構成される請求項1記載の装置。 - 上記出力信号値を位相空間軸の原点を中心に45°だけ回転させる回転手段をさらに備えた請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載の装置。
- CDMA通信方式において1つ又は複数のコード値を入力信号値へ適用して出力信号値を生成する方法であって、
上記1つ又は複数のコード値は、2次元の信号空間を定義する一対の互いに直交する軸上か、又は上記一対の互いに直交する軸から等距離の位置かのいずれかにのみ存在し、上記入力信号値及び出力信号値は各軸に沿った成分をそれぞれ有し、
上記方法は、
論理関数を用いて1つ又は複数のコード値を処理して、2つの乗数値と1つのセレクタ値とを生成することと、
上記乗数値に上記入力信号値の各成分を乗算することにより2つの積値を生成することと、
上記積値の一方の否定の演算を実行して第3の積値を生成することと、
セレクタ信号に基づいて、上記3つの積値から上記出力信号値の成分になる2つの積値を選択することとを含む方法。 - 上記入力信号値へ適用される単一のコード値が存在し、上記コード値は上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、
上記処理するステップは、上記コード値の成分の1つを上記乗数値として通過させることと、上記コード値の各成分に対してXOR演算を実行して上記セレクタ信号を生成することとを含む請求項7記載の方法。 - 上記入力信号値へ適用される第1及び第2のコード値が存在し、上記第1のコード値は上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、上記第2のコード値は上記一対の軸の一方の上に存在し、
上記処理するステップは、第1のコード値の1つの成分と上記第2のコード値とに対してXOR演算を実行して両方の乗数値として使用するための1つの値を生成することと、上記第1のコード値の各成分に対してXOR演算を実行して上記セレクタ信号を生成することとを含む請求項7記載の方法。 - 上記入力信号値へ適用される第1、第2及び第3のコード値が存在し、上記第1のコード値は上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、上記第2及び第3のコード値は各々上記一対の軸の一方の上に存在し、
上記処理するステップは、上記第1のコード値の成分と上記第2及び第3のコード値の各々とに対してXOR演算を実行して上記乗数値を生成することと、上記第1のコード値の各成分に対してXOR演算を実行して上記セレクタ値を生成することとを含む請求項7記載の方法。 - 上記入力信号値へ適用される第1、第2及び第3のコード値が存在し、上記第1及び第2のコード値は各々上記一対の軸から等距離に存在し、かつ各軸に沿った成分を有し、上記第3のコード値は上記一対の軸の一方の上に存在し、
上記処理するステップは、上記第1及び第2のコード値の成分を合成して上記セレクタ値を生成することと、上記第1及び第2のコード値の成分と上記第3のコード値とを合成して両方の乗数値として使用される1つの値を生成することとを含む請求項7記載の方法。 - 上記出力信号を位相空間軸の原点を中心に45°だけ回転させることをさらに含む請求項7乃至11のうちのいずれか1つに記載の方法。
- 請求項7乃至12のうちのいずれか1つに記載の方法をデータ処理装置に実行させるプログラム。
- CDMA通信を実行する能力を有しかつ請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の装置を備えた無線装置。
- CDMA通信方式を使用する無線通信ネットワークの参加者であって、請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の装置を備えた参加者。
- 図2、図5、図6又は図7のうちのいずれか1つに関連して本願明細書に実質的に記載されているCDMA通信装置。
- 信号に対して1つ又は複数の拡散コードを適用する方法であって、図2、図5、図6又は図7のうちのいずれか1つに関連して本願明細書に実質的に記載されている方法。
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