JP2006352625A - 通信試験装置と通信試験システム,通信試験方法及び通信試験プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 3G移動機端末などの通信試験を、少ない設備で効率的に行うことができるようにする。
【解決手段】 一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末10の通信試験を行う通信試験システム1であって、複数の通信端末10と、複数の試験ユーザ端末20と、複数の通信端末10及び複数の試験ユーザ端末20と接続され、複数の試験ユーザ端末20からシナリオの登録要求を受け付けるとともに、登録された複数のシナリオを同時に制御する擬似サーバ(通信試験装置)30とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末10の通信試験を行う通信試験システム1であって、複数の通信端末10と、複数の試験ユーザ端末20と、複数の通信端末10及び複数の試験ユーザ端末20と接続され、複数の試験ユーザ端末20からシナリオの登録要求を受け付けるとともに、登録された複数のシナリオを同時に制御する擬似サーバ(通信試験装置)30とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験装置と通信試験システム,通信試験方法及び通信試験プログラムに関する。
通信端末の通信試験を行う通信試験装置が知られている。
例えば、第三世代携帯仕様(3GPP:Third Generation Partnership Project)に準拠した3G移動機端末などの通信試験では、擬似基地局(基地局シミュレータ)として動作する擬似サーバを使用し、呼接続試験、音声通話試験、パケット通信試験、TV電話試験、移動機対向試験などが行われている。
図8,図9に従来の移動機端末の試験を行う通信試験システムを示す。
図8は、従来例に係る通信試験システム(単独接続試験)を示すブロック図であり、図9は、従来例に係る通信試験システム(移動機対向試験)を示すブロック図である。
例えば、第三世代携帯仕様(3GPP:Third Generation Partnership Project)に準拠した3G移動機端末などの通信試験では、擬似基地局(基地局シミュレータ)として動作する擬似サーバを使用し、呼接続試験、音声通話試験、パケット通信試験、TV電話試験、移動機対向試験などが行われている。
図8,図9に従来の移動機端末の試験を行う通信試験システムを示す。
図8は、従来例に係る通信試験システム(単独接続試験)を示すブロック図であり、図9は、従来例に係る通信試験システム(移動機対向試験)を示すブロック図である。
図8に示すように、擬似サーバ100を用いて3G移動機端末101の通信試験を行う場合、従来では、一台の3G移動機端末101に対し、一台の擬似サーバ100を接続して試験を実施していた。
また、図9に示すように、3G移動機端末101同士の対向試験を行う場合、従来では、3G移動機端末101と同数の擬似サーバ100を接続する必要があった。
このように、従来の通信端末の試験システムにおいては、一台の通信端末に対して一台の試験装置(擬似サーバ)を備える必要があり、特に複数の通信端末について試験を行う場合に通信試験の効率が低下するという問題があった。
また、図9に示すように、3G移動機端末101同士の対向試験を行う場合、従来では、3G移動機端末101と同数の擬似サーバ100を接続する必要があった。
このように、従来の通信端末の試験システムにおいては、一台の通信端末に対して一台の試験装置(擬似サーバ)を備える必要があり、特に複数の通信端末について試験を行う場合に通信試験の効率が低下するという問題があった。
ここで、携帯電話等の移動機端末の通信試験を効率的に行うための従来技術として、例えば、特許文献1−4に開示された提案が知られている。
特許文献1に記載された「携帯電話システム」は、複数の無線基地局のうちの特定の無線基地局に試験装置を付設し、試験制御装置が、試験装置との間の試験用呼の前記無線伝送路と交換機間の中継を、特定の無線基地局以外の任意の1つの無線基地局に対して交換機を介して指示する。試験呼は、たとえば、試験制御装置から特定の1つの無線基地局に付設された試験装置へ発信したり、試験装置から試験制御装置に発信したりすることができるようになっている。
この特許文献1記載の試験システムによれば、複数の無線基地局の正常性等を、特定の無線基地局に付設した一つの試験装置によって効率よく行うことができ、また、チャネルを指定して試験呼の交換を行うことで、チャネル毎に試験を行うことが可能となっている。
特許文献1に記載された「携帯電話システム」は、複数の無線基地局のうちの特定の無線基地局に試験装置を付設し、試験制御装置が、試験装置との間の試験用呼の前記無線伝送路と交換機間の中継を、特定の無線基地局以外の任意の1つの無線基地局に対して交換機を介して指示する。試験呼は、たとえば、試験制御装置から特定の1つの無線基地局に付設された試験装置へ発信したり、試験装置から試験制御装置に発信したりすることができるようになっている。
この特許文献1記載の試験システムによれば、複数の無線基地局の正常性等を、特定の無線基地局に付設した一つの試験装置によって効率よく行うことができ、また、チャネルを指定して試験呼の交換を行うことで、チャネル毎に試験を行うことが可能となっている。
また、特許文献2に記載される「ユーザデータ負荷試験装置」では、無線アクセスネットワークにおいて、移動端末加入者サービスを実施する無線基地局装置に対する負荷動作評価を行うためのユーザデータを発生するユーザデータ負荷試験装置において、無線アクセスネットワークの各ベアラに応じた呼処理シーケンスを任意タイミングで実行する手段を備えるようになっている。
具体的には、(i)呼接続パターンのうち一つを実行(端末に着信)、(ii)接続時間でユーザデータ通信の負荷を調整、(iii)以上の(i)〜(ii)を繰り返すことにより呼処理シグナリングの負荷の調整を実行するようになっていた。
この特許文献2記載の試験システムによれば、複数のシグナリング(呼処理シーケンス)を実行することで、複数のユーザ端末(通信端末)を接続して試験を行うことが可能であった。
具体的には、(i)呼接続パターンのうち一つを実行(端末に着信)、(ii)接続時間でユーザデータ通信の負荷を調整、(iii)以上の(i)〜(ii)を繰り返すことにより呼処理シグナリングの負荷の調整を実行するようになっていた。
この特許文献2記載の試験システムによれば、複数のシグナリング(呼処理シーケンス)を実行することで、複数のユーザ端末(通信端末)を接続して試験を行うことが可能であった。
また、特許文献3に記載される、「無線通信システム評価装置」は、制御装置と基地局装置と移動機からなる無線通信システムの評価を行う無線通信システム評価装置において、基地局装置と仮想の移動機の動作をシナリオとして設定するシナリオ制御部と、シナリオに基づいて制御装置と通信を行う回線プロトコル制御部を備えるようになっている。
この特許文献3記載の試験システムによれば、基地局装置と仮想の移動機の動作をシナリオとして予め設定し、このシナリオに基づいて制御装置と通信を行い評価を実行することができ、無線通信システムの設置時における制御装置の評価の煩雑さを解決し、また、無線通信システムの運用時における制御装置の監視を行うことが可能となった。
そして、この特許文献3記載の提案では、評価装置のシナリオを書き換えることにより、異なる無線通信システムの評価にも対応することが可能であった。
この特許文献3記載の試験システムによれば、基地局装置と仮想の移動機の動作をシナリオとして予め設定し、このシナリオに基づいて制御装置と通信を行い評価を実行することができ、無線通信システムの設置時における制御装置の評価の煩雑さを解決し、また、無線通信システムの運用時における制御装置の監視を行うことが可能となった。
そして、この特許文献3記載の提案では、評価装置のシナリオを書き換えることにより、異なる無線通信システムの評価にも対応することが可能であった。
さらに、特許文献4に記載された「移動体通信端末試験装置」は、移動体通信端末と通信接続可能な擬似基地局機能を用い、セル間を移動する移動体通信端末を想定して通信試験を行うようになっている。
この特許文献4記載の試験システムによれば、擬似基地局による多数回行う接続試験において、どの時間経過において接続状態がいずれかのセルへ遷移する時間の分布と、その遷移が成功か不成功かの分布を視覚的に把握できるようになる。
なお、この移動体通信端末試験装置では、セル間の移動を想定し、複数の基地局信号を擬似的に発生させるようになっているが、試験装置に接続される移動体通信端末は一台であり、試験のための手順(シナリオ)は一つのみである。
この特許文献4記載の試験システムによれば、擬似基地局による多数回行う接続試験において、どの時間経過において接続状態がいずれかのセルへ遷移する時間の分布と、その遷移が成功か不成功かの分布を視覚的に把握できるようになる。
なお、この移動体通信端末試験装置では、セル間の移動を想定し、複数の基地局信号を擬似的に発生させるようになっているが、試験装置に接続される移動体通信端末は一台であり、試験のための手順(シナリオ)は一つのみである。
しかしながら、特許文献1−4に記載される通信試験装置では、以下のような問題点があった。
まず、特許文献1記載の「携帯電話システム」は、個別チャネルを捕捉してチャネル毎に試験を行うことを実現しているが、複数の試験ユーザにより同時に試験を行うようなことは予定されておらず、3G移動機端末間の対向試験等に対応することはできなかった。
まず、特許文献1記載の「携帯電話システム」は、個別チャネルを捕捉してチャネル毎に試験を行うことを実現しているが、複数の試験ユーザにより同時に試験を行うようなことは予定されておらず、3G移動機端末間の対向試験等に対応することはできなかった。
また、特許文献2記載の「ユーザデータ負荷試験装置」は、負荷装置であるため、呼の接続パターンを用意し、呼接続パターンをシーケンス実行間隔で順次実行することで希望する負荷の度合いを調整するもので、呼処理シーケンスの実行部分は、ユーザ毎のシーケンス実行部が用意されているものの、ユーザデータ発生/検索部は単独であり、ユーザ分用意されていないことから、複数ユーザの同時試験等の3G移動機端末の試験に対応することはできなかった。
また、この負荷試験装置は、無線基地局(無線リンク用ノード)を評価対象とするものであり、そもそも複数ユーザの同時試験自体を予定していなかった。
また、この負荷試験装置は、無線基地局(無線リンク用ノード)を評価対象とするものであり、そもそも複数ユーザの同時試験自体を予定していなかった。
また、特許文献3記載の「無線通信システム評価装置」は、予め設定したシナリオに基づいて無線通信の評価を行うものであるが、シナリオは評価装置単位で備える必要があった。例えば、あるシステムとして評価装置を500台準備し、その500台分のシナリオを生成・書き換える必要があり、一台のサーバで複数のシナリオを実行・制御するようなことはできなかった。
このため、単一の試験装置によって複数ユーザの試験を同時実施することは不可能であった。
このため、単一の試験装置によって複数ユーザの試験を同時実施することは不可能であった。
さらに、特許文献4記載の「移動体通信端末試験装置」は、基地局を擬似することによりセル間を移動する移動体通信端末の無線区間の試験(セルの跨り→基地局の切り替え)を目的としており、3G移動機端末間の対向試験等のような複数の試験ユーザにより同時に試験を行うようなことは、もともと予定されていなかった。
このように、従来の通信端末の試験装置では、複数の試験ユーザによる同時使用を想定していないため、複数の試験ユーザが同一時間帯の通信試験を望む場合、いずれかの通信試験が後回しになり、全体として通信試験の効率が低下するという問題があった。
また、通信試験の効率を高めるために、通信試験装置の台数を増やすことも考えられるが、同一時間帯に通信試験を行う可能性がある試験ユーザと同数の通信試験装置を導入することは、コスト的に難しいという問題が生じた。
また、通信試験の効率を高めるために、通信試験装置の台数を増やすことも考えられるが、同一時間帯に通信試験を行う可能性がある試験ユーザと同数の通信試験装置を導入することは、コスト的に難しいという問題が生じた。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、複数の試験ユーザが登録した複数のシナリオに沿って、複数の通信試験を同時に実施することを可能とし、少ない設備で効率的な通信試験を行うことができる通信試験装置と通信試験システム,通信試験方法及び通信試験プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の通信試験装置は、請求項1に記載するように、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験装置であって、複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続され、前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、前記シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセスと、を備える構成としてある。
また、本発明の通信試験装置は、請求項2に記載するように、前記シナリオ管理プロセスが、前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成し、前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録し、前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録し、前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる構成としてある。
また、本発明の通信試験装置は、請求項3に記載するように、前記複数の各通信端末に係る前記所定の通信端末情報が、当該通信端末の移動機識別番号である構成としてある。
また、本発明の通信試験装置は、請求項4に記載するように、前記複数の各通信端末に係る前記所定のネットワーク情報が、各通信端末に割り当てられた個別チャンネル情報及び/又は各通信端末に固有の無線ネットワーク識別子である構成としてある。
そして、本発明の通信試験装置は、請求項5に記載するように、前記通信端末が、3G移動機端末及び/又は3G移動機端末擬似からなる構成としてある。
また、本発明の通信試験装置は、請求項4に記載するように、前記複数の各通信端末に係る前記所定のネットワーク情報が、各通信端末に割り当てられた個別チャンネル情報及び/又は各通信端末に固有の無線ネットワーク識別子である構成としてある。
そして、本発明の通信試験装置は、請求項5に記載するように、前記通信端末が、3G移動機端末及び/又は3G移動機端末擬似からなる構成としてある。
また、本発明の通信試験システムは、請求項6に記載するように、一連の試験動作を定義したシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験システムであって、複数の通信端末と、複数の試験ユーザ端末と、複数の前記通信端末及び複数の前記試験ユーザ端末と接続された通信試験装置と、を備え、前記通信試験装置が、前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、前記シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセスと、を備える構成としてある。
また、本発明の通信試験システムは、請求項7に記載するように、前記シナリオ管理プロセスが、前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成し、前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録し、前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録し、前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる構成としてある。
また、本発明の通信試験方法は、請求項8に記載するように、複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続される通信試験装置において、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験方法であって、前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、前記シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセスと、を備える構成としてある。
また、本発明の通信試験方法は、請求項9に記載するように、前記シナリオ管理プロセスが、前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成し、前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録し、前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録し、前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる構成としてある。
また、本発明の通信試験プログラムは、請求項10に記載するように、複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続され、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験装置を構成するコンピュータを、前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信する手段、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録する手段、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出する手段、とからなるシナリオ管理手段、前記シナリオ管理手段で抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行する手段、からなるシナリオ実行手段、として機能させるプログラムにより構成してある。
さらに、本発明の通信試験プログラムは、請求項11に記載するように、前記シナリオ管理プロセス手段を、前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成する手段、前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録する手段、前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録する手段、前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる手段、として機能させるプログラムにより構成してある。
以上のような構成からなる本発明の通信試験装置と通信試験システム,通信試験方法及び通信試験プログラムによれば、複数の試験ユーザが登録した複数のシナリオに沿って、複数の通信試験を同時に実施することが可能となり、同一時間帯に通信試験を行う可能性がある試験ユーザと同数の通信試験装置を導入することなく、最少限の設備で効率的な通信試験を行うことが可能になる。
すなわち、各シナリオに沿った一連の動作を、他の試験ユーザに係る通信端末の呼制御信号などに影響を受けることなく、独立的に実行することができる。
シナリオの実行結果は、通信試験装置からそのシナリオを登録した試験ユーザ端末に対して通知され、通信試験装置の設置場所まで行かなくても、各試験ユーザ端末でシナリオの実行結果を確認することができる。
すなわち、各シナリオに沿った一連の動作を、他の試験ユーザに係る通信端末の呼制御信号などに影響を受けることなく、独立的に実行することができる。
シナリオの実行結果は、通信試験装置からそのシナリオを登録した試験ユーザ端末に対して通知され、通信試験装置の設置場所まで行かなくても、各試験ユーザ端末でシナリオの実行結果を確認することができる。
具体的には、複数プロセス(スレッド)毎にシナリオを起動することにより、一台の擬似サーバ(通信試験装置)で複数の擬似サーバを使用しているのと同等の機能を実現することができる。
通信端末とシナリオは、MSIN(Mobile Station
Identification Number:移動機識別番号)によって正確に対応させて管理することができ、プロセスの振り分けは、ユーザ(通信端末)に割り振られた個別チャンネル又は端末毎に固有な識別子(rnti:Radio
Network Temporary ID)を付与することで、複数クライアント(3G移動機/擬似端末)の管理が可能となり、複数ユーザの同時試験を実現することができる。
そして、このような本発明の通信試験装置及び通信試験システムにより、第三世代携帯仕様に準拠した3G移動機端末の通信試験を実施できるだけでなく、3G移動機端末と3G移動機端末擬似による対向試験も可能になる。
通信端末とシナリオは、MSIN(Mobile Station
Identification Number:移動機識別番号)によって正確に対応させて管理することができ、プロセスの振り分けは、ユーザ(通信端末)に割り振られた個別チャンネル又は端末毎に固有な識別子(rnti:Radio
Network Temporary ID)を付与することで、複数クライアント(3G移動機/擬似端末)の管理が可能となり、複数ユーザの同時試験を実現することができる。
そして、このような本発明の通信試験装置及び通信試験システムにより、第三世代携帯仕様に準拠した3G移動機端末の通信試験を実施できるだけでなく、3G移動機端末と3G移動機端末擬似による対向試験も可能になる。
本発明によれば、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行うにあたり、通信試験装置は、複数の試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受け付け、登録された複数のシナリオを同時に制御するので、複数の試験ユーザが登録した複数のシナリオに沿って、複数の通信試験を同時に実施することが可能になる。
すなわち、本発明では、シナリオ単位にプロセスを生成し、独立した制御(発着信)が可能となり、複数同時接続に対応し、一台の試験装置(擬似サーバ)で複数端末について同時に別々の試験(マルチ的な動作)を実施することができ、3G端末の接続試験等に対応することができる。
これにより、同一時間帯に通信試験を行う可能性がある試験ユーザと同数の通信試験装置を導入しなくても、最少限の設備で効率的な通信試験を行うことが可能になる。
すなわち、本発明では、シナリオ単位にプロセスを生成し、独立した制御(発着信)が可能となり、複数同時接続に対応し、一台の試験装置(擬似サーバ)で複数端末について同時に別々の試験(マルチ的な動作)を実施することができ、3G端末の接続試験等に対応することができる。
これにより、同一時間帯に通信試験を行う可能性がある試験ユーザと同数の通信試験装置を導入しなくても、最少限の設備で効率的な通信試験を行うことが可能になる。
以下、本発明の通信試験システム及び通信試験装置の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信試験システムの構成を示すブロック図であり、図2は、同じく本発明の一実施形態に係る通信試験システムの概念的な構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信試験システムの構成を示すブロック図であり、図2は、同じく本発明の一実施形態に係る通信試験システムの概念的な構成を示すブロック図である。
図1に示すように、通信試験システム1は、通信試験の対象となる複数の通信端末10と、通信試験の実施を要求する複数の試験ユーザ端末(制御APクライアント)20と、試験ユーザ端末20からの要求に応じて、通信端末10の通信試験を行う擬似サーバ(通信試験装置)30とを備えて構成されている。
試験対象となる通信端末10は、本実施形態では、第三世代携帯仕様に準拠した3G移動機端末を構成している。
擬似サーバ30は、第三世代携帯仕様に準拠した基地局として擬似的に動作し、3G移動機端末11や3G移動機端末擬似(3G移動機端末シミュレータ)12について、各種の通信試験を行うが、3G以外の交換機、無線基地局、ネットワークなどの擬似として利用してもよく、この場合には、3G以外の各種通信端末について、通信試験を行うことが可能になる。
試験対象となる通信端末10は、本実施形態では、第三世代携帯仕様に準拠した3G移動機端末を構成している。
擬似サーバ30は、第三世代携帯仕様に準拠した基地局として擬似的に動作し、3G移動機端末11や3G移動機端末擬似(3G移動機端末シミュレータ)12について、各種の通信試験を行うが、3G以外の交換機、無線基地局、ネットワークなどの擬似として利用してもよく、この場合には、3G以外の各種通信端末について、通信試験を行うことが可能になる。
ここで、本実施形態の通信試験システム1では、擬似サーバ30と3G移動機端末11を接続するために、無線リンク用ノード40が設置される。擬似サーバ30と無線リンク用ノード40の間は、ATM(Asynchronous
Transfer Mode:非同期転送モード)で接続され、3G移動機端末11と無線リンク用ノード40の間は、RF(Radio Frequency:無線周波数)又はCOAX(Coaxial:同軸(ケーブル))で接続される。
試験ユーザ端末20は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置からなり、LAN経由で擬似サーバ30に接続され、擬似サーバ30に対するシナリオの登録、擬似サーバ30から通知されるシナリオ実行結果の表示、通信端末10の設定などを行う。
なお、3G移動機端末擬似12も、LAN経由で擬似サーバ30に接続され、3G移動機端末11との対向試験などに使用される。
Transfer Mode:非同期転送モード)で接続され、3G移動機端末11と無線リンク用ノード40の間は、RF(Radio Frequency:無線周波数)又はCOAX(Coaxial:同軸(ケーブル))で接続される。
試験ユーザ端末20は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置からなり、LAN経由で擬似サーバ30に接続され、擬似サーバ30に対するシナリオの登録、擬似サーバ30から通知されるシナリオ実行結果の表示、通信端末10の設定などを行う。
なお、3G移動機端末擬似12も、LAN経由で擬似サーバ30に接続され、3G移動機端末11との対向試験などに使用される。
擬似サーバ30は、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末10の通信試験を行うにあたり、複数の試験ユーザ端末20からシナリオの登録要求を受け付けるとともに、登録された複数のシナリオを同時に制御するように構成される。
具体的には、擬似サーバ30は、複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続され、複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセス(シナリオ制御プロセス)とを実行・制御する。
具体的には、擬似サーバ30は、複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続され、複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセス(シナリオ制御プロセス)とを実行・制御する。
これにより、複数のシナリオ毎にそれぞれプロセス(又はスレッド)を起動することによって、一台の擬似サーバ30で複数の擬似サーバ30を使用しているのと同等な機能を実現することができる。例えば、図2に示すように、3人の試験ユーザA〜Cがそれぞれ通信端末10A〜10Cの通信試験を行う場合、擬似サーバ30は、シナリオA〜C毎にシナリオ実行プロセスA〜Cを起動し、3台の仮想的な擬似サーバ30A〜30Cとして動作する。
また、シナリオ実行プロセスA〜Cの振り分けは、試験ユーザA〜Cに割り振られた個別チャネルや、通信端末10毎に割り振られた固有な識別子であるrnti(Radio
Network Temporary Id:無線ネットワーク一時識別子)にもとづいて行われる。これにより、複数の通信端末10A〜10Cをシナリオ別に管理し、複数の試験ユーザA〜Cによる同時試験を実現する。
また、シナリオ実行プロセスA〜Cの振り分けは、試験ユーザA〜Cに割り振られた個別チャネルや、通信端末10毎に割り振られた固有な識別子であるrnti(Radio
Network Temporary Id:無線ネットワーク一時識別子)にもとづいて行われる。これにより、複数の通信端末10A〜10Cをシナリオ別に管理し、複数の試験ユーザA〜Cによる同時試験を実現する。
次に、擬似サーバ30の動作手順について、図3〜図7を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る擬似サーバの動作手順(シナリオ登録要求受信〜呼制御信号受信待ち)を示すフローチャート、図4は、本実施形態に係る擬似サーバの動作内容(シナリオ登録要求受信時)を示す説明図、図5は、本実施形態に係る擬似サーバの動作内容(シナリオ実行プロセス起動時)を示す説明図、図6は、本実施形態に係る擬似サーバの動作内容(無線リンク確立時)を示す説明図、また、図7は、本実施形態に係る擬似サーバの動作手順(呼制御信号受信〜シナリオ実行結果通知)を示すフローチャートである。
図3は、本実施形態に係る擬似サーバの動作手順(シナリオ登録要求受信〜呼制御信号受信待ち)を示すフローチャート、図4は、本実施形態に係る擬似サーバの動作内容(シナリオ登録要求受信時)を示す説明図、図5は、本実施形態に係る擬似サーバの動作内容(シナリオ実行プロセス起動時)を示す説明図、図6は、本実施形態に係る擬似サーバの動作内容(無線リンク確立時)を示す説明図、また、図7は、本実施形態に係る擬似サーバの動作手順(呼制御信号受信〜シナリオ実行結果通知)を示すフローチャートである。
図3に示すように、擬似サーバ30は、一つの管理プロセスと、シナリオA〜C毎に起動される複数のシナリオ実行プロセスA〜Cを備える。管理プロセスは、試験ユーザA〜Cに割り振られた個別チャネル、又は、端末毎に割り振られたrntiにもとづいてシナリオA〜Cとの対応を管理しており、通信端末10A〜10Cからの呼制御信号を受信した場合、対応するシナリオ実行プロセスA〜Cに制御を移行させる。そして、管理プロセスと各シナリオ実行プロセスA〜Cは独立しているため、別の通信端末10からの呼制御信号受信に影響されない3Gネットワーク擬似を実現する。
以下、擬似サーバ30の具体的な動作手順について説明する。
以下、擬似サーバ30の具体的な動作手順について説明する。
[シナリオ登録/プロセス起動]
管理プロセスは、各試験ユーザ端末20A〜20Cからのシナリオ登録要求に応じて、シナリオ管理テーブルを生成するとともに、シナリオ登録要求に含まれるMSIN(Mobile
Station Identification Number:移動機識別番号)及びシナリオをシナリオ管理テーブルに設定する(図3のS11、図4)。
つぎに、管理プロセスは、登録されたMSIN毎にシナリオ実行プロセスA〜Cを起動し、対応するシナリオA〜Cの制御を開始する(図3のS12〜S14)。起動されたシナリオ実行プロセスA〜Cでは、管理プロセスからのメッセージ受信待ちとなる。このプロセス起動処理は、シナリオ登録要求に設定されたMSINの数だけ実行される。
管理プロセスは、シナリオ実行プロセスA〜Cの起動後、プロセス番号をシナリオ管理テーブルに登録し(図3のS15、図5)、通信端末10A〜10Cからの呼制御信号受信待ちとなる(図3のS16)。
管理プロセスは、各試験ユーザ端末20A〜20Cからのシナリオ登録要求に応じて、シナリオ管理テーブルを生成するとともに、シナリオ登録要求に含まれるMSIN(Mobile
Station Identification Number:移動機識別番号)及びシナリオをシナリオ管理テーブルに設定する(図3のS11、図4)。
つぎに、管理プロセスは、登録されたMSIN毎にシナリオ実行プロセスA〜Cを起動し、対応するシナリオA〜Cの制御を開始する(図3のS12〜S14)。起動されたシナリオ実行プロセスA〜Cでは、管理プロセスからのメッセージ受信待ちとなる。このプロセス起動処理は、シナリオ登録要求に設定されたMSINの数だけ実行される。
管理プロセスは、シナリオ実行プロセスA〜Cの起動後、プロセス番号をシナリオ管理テーブルに登録し(図3のS15、図5)、通信端末10A〜10Cからの呼制御信号受信待ちとなる(図3のS16)。
[個別チャネル番号/rnti登録]
3G移動機端末11が無線区間のリンクを確立する場合、MSINを設定した要求信号を無線リンク用ノード40経由で擬似サーバ30に送信する(図6)。擬似サーバ30は、無線リンク確立要求を受信すると(図6のS21)、rnti及び個別チャネル番号を捕捉し(図6のS22)、これらをシナリオ管理テーブルに登録するとともに(図6のS23)、3G移動機端末11に対する応答内に設定し(図6のS24)、その後に無線リンク確立応答を送信する(図6のS25)。
3G移動機端末11が無線区間のリンクを確立する場合、MSINを設定した要求信号を無線リンク用ノード40経由で擬似サーバ30に送信する(図6)。擬似サーバ30は、無線リンク確立要求を受信すると(図6のS21)、rnti及び個別チャネル番号を捕捉し(図6のS22)、これらをシナリオ管理テーブルに登録するとともに(図6のS23)、3G移動機端末11に対する応答内に設定し(図6のS24)、その後に無線リンク確立応答を送信する(図6のS25)。
[呼制御信号受信/シナリオ実行/実行結果通知]
通信端末10A〜10Cから呼制御信号を受信した場合、管理プロセスにて分析を開始する(図7のS31)。管理プロセスは、まず、個別チャネルからの信号受信か否かを判定し(図7のS32)、この判定結果がYESの場合は、個別チャンネルをキー情報としてシナリオ管理テーブルを参照して、使用するシナリオ(プロセス番号)を決定し(図7のS33)、対応するシナリオ実行プロセスA〜Cに実行指示を行う(図7のS34)。
また、個別チャネルからの受信ではない場合、受信信号内に設定されているrntiをキー情報としてシナリオ管理テーブルから対応するシナリオ(プロセス番号)を決定し(図7のS35)、対応するシナリオ実行プロセスA〜Cに実行指示を行う。シナリオ実行プロセスA〜Cに実行指示を行う場合は、受信した信号情報もシナリオ実行プロセスA〜Cに引き継ぐ。実行指示を受けたシナリオ実行プロセスA〜Cでは、シナリオに従い処理を実行する(図7のS36)。
通信端末10A〜10Cから呼制御信号を受信した場合、管理プロセスにて分析を開始する(図7のS31)。管理プロセスは、まず、個別チャネルからの信号受信か否かを判定し(図7のS32)、この判定結果がYESの場合は、個別チャンネルをキー情報としてシナリオ管理テーブルを参照して、使用するシナリオ(プロセス番号)を決定し(図7のS33)、対応するシナリオ実行プロセスA〜Cに実行指示を行う(図7のS34)。
また、個別チャネルからの受信ではない場合、受信信号内に設定されているrntiをキー情報としてシナリオ管理テーブルから対応するシナリオ(プロセス番号)を決定し(図7のS35)、対応するシナリオ実行プロセスA〜Cに実行指示を行う。シナリオ実行プロセスA〜Cに実行指示を行う場合は、受信した信号情報もシナリオ実行プロセスA〜Cに引き継ぐ。実行指示を受けたシナリオ実行プロセスA〜Cでは、シナリオに従い処理を実行する(図7のS36)。
管理プロセスは、シナリオ実行プロセスA〜Cに実行指示を行うと、通信端末10A〜10Cからの呼制御信号受信待ちとなるため、他のシナリオ実行プロセスA〜Cがシナリオにもとづく処理を実行している最中でも、別の通信端末10A〜10Cからの呼制御信号受信が可能となり、複数のシナリオを同時に実行することができる。
また、シナリオ実行プロセスA〜Cは、シナリオの実行結果を、そのシナリオを登録した試験ユーザ端末20A〜20Cに送信する(図7の37)。これにより、各試験ユーザ端末20A〜20Cで通信試験の経過を監視したり、試験結果を確認することが可能になる。
また、シナリオ実行プロセスA〜Cは、シナリオの実行結果を、そのシナリオを登録した試験ユーザ端末20A〜20Cに送信する(図7の37)。これにより、各試験ユーザ端末20A〜20Cで通信試験の経過を監視したり、試験結果を確認することが可能になる。
以上のように構成された本実施形態の擬似サーバ30によれば、シナリオに沿って通信端末10の通信試験を行うにあたり、複数の試験ユーザ端末20からシナリオの登録要求を受け付けるとともに、登録された複数のシナリオを同時に制御するので、複数の試験ユーザによる複数の通信試験を同時に実施することができる。これにより、同一時間帯に通信試験を行う可能性がある試験ユーザと同数の擬似サーバを導入することなく、最少限の設備で効率的な通信試験を行うことが可能になる。
また、擬似サーバ30は、複数の試験ユーザ端末20からシナリオの登録要求を受け付ける管理プロセスと、登録されたシナリオ毎に起動される複数のシナリオ実行プロセスとを備えるので、各シナリオに沿った一連の動作を、他の試験ユーザに係る通信端末10の呼制御信号などに影響を受けることなく、独立的に実行することができる。
また、擬似サーバ30は、登録されたシナリオを、MSIN、個別チャンネル、rntiなどに対応付けて管理するシナリオ管理テーブルを備えるので、通信端末10とシナリオを正確に対応させ、通信試験の信頼性を向上させることができる。
さらに、擬似サーバ30は、シナリオの実行結果を、そのシナリオを登録した試験ユーザ端末20に対して通知するので、擬似サーバ30の設置場所まで行かなくても、各試験ユーザ端末20でシナリオの実行結果を確認することができる。
さらに、擬似サーバ30は、シナリオの実行結果を、そのシナリオを登録した試験ユーザ端末20に対して通知するので、擬似サーバ30の設置場所まで行かなくても、各試験ユーザ端末20でシナリオの実行結果を確認することができる。
以上、本発明の通信試験システム及び通信試験装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明にかかる通信試験システム及び通信試験装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明の通信試験システムで試験される通信端末としては、上述した実施形態に示した第三世代携帯仕様に準拠した3G移動機端末だけに限られず、他の通信方式や仕様,形態の通信端末を試験対象とすることも可能である。
例えば、本発明の通信試験システムで試験される通信端末としては、上述した実施形態に示した第三世代携帯仕様に準拠した3G移動機端末だけに限られず、他の通信方式や仕様,形態の通信端末を試験対象とすることも可能である。
本発明は、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験システム、通信試験装置及び通信試験プログラムに適用される。特に、少ない設備で効率的な通信試験を行うことが要求される場合に有用である。
1 通信試験システム
10 通信端末
11 3G移動機端末
12 3G移動機端末擬似
20 試験ユーザ端末
30 擬似サーバ
40 無線リンク用ノード
10 通信端末
11 3G移動機端末
12 3G移動機端末擬似
20 試験ユーザ端末
30 擬似サーバ
40 無線リンク用ノード
Claims (11)
- 一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験装置であって、
複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続され、
前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、
前記シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセスと、
を備えることを特徴とする通信試験装置。 - 前記シナリオ管理プロセスが、
前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成し、
前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録し、
前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録し、
前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる請求項1記載の通信試験装置。 - 前記複数の各通信端末に係る前記所定の通信端末情報が、当該通信端末の移動機識別番号である請求項2記載の通信試験装置。
- 前記複数の各通信端末に係る前記所定のネットワーク情報が、各通信端末に割り当てられた個別チャンネル情報及び/又は各通信端末に固有の無線ネットワーク識別子である請求項2又は3記載の通信試験装置。
- 前記通信端末が、
3G移動機端末及び/又は3G移動機端末擬似からなる請求項1乃至4のいずれかに記載の通信試験装置。 - 一連の試験動作を定義したシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験システムであって、
複数の通信端末と、
複数の試験ユーザ端末と、
複数の前記通信端末及び複数の前記試験ユーザ端末と接続された通信試験装置と、を備え、
前記通信試験装置が、
前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、
前記シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセスと、
を備えることを特徴とする通信試験システム。 - 前記シナリオ管理プロセスが、
前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成し、
前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録し、
前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録し、
前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる請求項6記載の通信試験システム。 - 複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続される通信試験装置において、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験方法であって、
前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信し、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録するとともに、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出するシナリオ管理プロセスと、
前記シナリオ管理プロセスで抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行するシナリオ実行プロセスと、
を備えることを特徴とする通信試験方法。 - 前記シナリオ管理プロセスが、
前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成し、
前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録し、
前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録し、
前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる請求項8記載の通信試験方法。 - 複数の通信端末及び複数の試験ユーザ端末と接続され、一連の動作を定義するシナリオに沿って、通信端末の通信試験を行う通信試験装置を構成するコンピュータを、
前記複数の各試験ユーザ端末からのシナリオ登録要求を受信する手段、受信した登録要求に係る各シナリオを前記複数の各通信端末と対応付けて登録する手段、前記複数の各通信端末から信号を受信することにより、登録された複数のシナリオ中から受信信号に係る通信端末に対応するシナリオを抽出する手段、とからなるシナリオ管理手段、
前記シナリオ管理手段で抽出されたシナリオに沿って、対応する通信端末の試験処理を実行する手段、からなるシナリオ実行手段、
として機能させることを特徴とする通信試験プログラム。 - 前記シナリオ管理プロセス手段を、
前記複数の各試験ユーザ端末からシナリオの登録要求を受信すると、登録要求に係るシナリオを、当該シナリオに対応する通信端末の所定の通信端末情報毎に登録するシナリオ管理テーブルを生成する手段、
前記シナリオ管理テーブルに登録された各シナリオを起動してプロセスを生成して、当該プロセス番号を対応する前記シナリオ管理テーブルに登録する手段、
前記複数の各通信端末からリンク要求信号を受信すると、当該通信端末に係る所定のネットワーク情報を、前記所定の通信端末情報と対応させて前記シナリオ管理テーブルに登録する手段、
前記複数の各通信端末から呼制御信号を受信すると、当該呼制御信号に基づいて前記シナリオ管理テーブルに登録された当該通信端末に係るプロセス番号を抽出し、当該プロセス番号に係るシナリオに沿って前記シナリオ実行プロセスに処理を実行させる手段、として機能させる請求項10記載の通信試験プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005177576A JP2006352625A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 通信試験装置と通信試験システム,通信試験方法及び通信試験プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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-
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- 2005-06-17 JP JP2005177576A patent/JP2006352625A/ja active Pending
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