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JP2006352189A - 無線通信システムおよび基地局装置 - Google Patents

無線通信システムおよび基地局装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて、コストや規模を低減させつつ、通信品質の低下を局限すること。
【解決手段】基地局10と移動局4,5とを具備する無線通信システムであって、基地局10は、通信エリア30が複数に分割された各セクタ向けの指向性ビームをセクタごとに照射可能な指向性アンテナ20−1〜20−3を有するセクタアンテナ20を備え、基地局10は、セクタアンテナ20に具備される指向性アンテナ20−1〜20−3を規則的またはランダム的に選択・切替する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信システムに関するものであり、特に、シャドーイング率を改善した無線通信システムおよびその基地局装置に関するものである。
近時、無線通信技術や、ネットワーク技術の発展を背景として、移動体無線通信システムにおいても、通信断を生じさせることなく、安定かつ通信品質の確保された無線通信が望まれている。その一方で、道路交通の安全性向上を目的として、無線を利用して必要な情報を提供する高度道路交通システムの技術開発が進められている。なお、高度道路交通システムとは、情報技術を用いて、人、車両および道路を結びつけ、交通事故や渋滞などの道路交通問題の解決を目的として整備される新しいタイプの交通システムであり、1995年頃から政府を中心に推進されているシステムである。
交通事故の多くが交差点で生じることに鑑みると、交差点周辺の車両や歩行者の情報を各交差点において配信することが重要な要素となる。一方、この種の情報は、交差点に進入する全ての車両に確実に配信される必要があり、通信品質劣化や、通信断を解決するための技術が必須となってくる。例えば、大型車両などによって通信路が遮られることによって発生するシャドーイングと呼ばれる現象などに起因して、通信断や通信品質劣化が発生し、必要な情報が伝達されない可能性が考えられる。したがって、上記のような交通システムを整備するに際し、シャドーイングに起因する通信品質劣化や、通信断を解決するための技術が必須となってくる。
従来から、移動体通信におけるシャドーイングに起因して生ずる通信品質劣化や、通信断を解決するための技術が、例えば、以下の特許文献1〜4に開示されている。
例えば、下記特許文献1では、複数の指向性アンテナからなるセクタアンテナを用いてアンテナダイバーシティ通信を行って通信品質を改善する無線通信方式を使用して通信品質を測定し、その測定結果をもとに新たな通信用指向性アンテナの選択を行う方法が開示されている。
また、下記特許文献2では、移動局にデータ信号の送出を許可する意味を持つ許可信号を基地局の複数の指向性アンテナから順次送信し、移動局ではこの許可信号の受信電界強度があらかじめ定められたスレッショルドを越えた場合にデータ送信を行い、基地局では各指向性アンテナからの許可信号に対する移動局の応答率等を常時モニタし、応答率の高いアンテナでは許可信号の送出頻度を上げ、逆に応答率の低いアンテナでは送出頻度を下げる方法が開示されている。
また、下記特許文献3では、通信領域に存在する移動局に搭載された通信装置と更新を行う移動局データ無線通信システムにおいて、通信領域に存在する移動局の大きさと、移動局の予測位置に基づいてシャドーイングを予測し、移動体のアンテナ高さを調整する方法が開示されている。
さらに、下記特許文献4では、複数の基地局を設置し、基地局が同じ周波数で送信する方法が開示されている。
特許第3235821号明細書 特開平7−131411号公報 特許第3589896号明細書 特開2001−69067号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に示される従来技術では、通信品質の判定機能が必要であり、上記特許文献3に示される従来技術では、シャドーイングを予測するための予測機能が必要であった。したがって、これらの従来技術では、基地局側の規模および機能が増大し、コスト増やサイズ増に直結するといった不利点が存在していた。特に、この種の交通システムは、設置数が膨大な数となるため、装置価格や装置規模を低減させることが重要な課題となる。
また、上記特許文献4に示される従来技術では、交差点における通信エリアのカバー率を上昇させることはできるが、複数の基地局からの送信により、異なるドップラーシフトの信号が移動局で受信されることになり、通信品質が低下するといった問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストや規模を低減させつつ、通信品質の低下を局限することができる無線通信システムおよび基地局装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる無線通信システムは、基地局装置と移動局装置とを具備する無線通信システムであって、前記基地局装置は、指向性ビームを形成可能なアンテナを備え、前記基地局装置は、前記指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を規則的またはランダム的に制御することを特徴とする。
本発明にかかる無線通信システムによれば、指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を規則的またはランダム的に制御するようにしているので、コストや規模を低減させつつ、通信品質の低下を局限することができる。
以下に、本発明にかかる無線通信システムおよび基地局装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
(システムの構成)
まず、本発明の実施の形態1にかかる無線通信システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる無線通信システムを示す概念図である。通信に障害を与えると推測される通信障害車両として、ここでは大型車両を例にとって説明する。同図において、紙面の上下方向および左右方向に延びる道路3が存在し、左右方向の道路3には、アンテナ(移動局用アンテナ)4を搭載した車両1およびアンテナ(移動局用アンテナ)5を搭載した大型車両2が存在している。一方、交差点8の近傍(同図では右上方部)には、3つの指向性アンテナ20−1〜20−3を有するセクタアンテナ(基地局用アンテナ)20を搭載した基地局10が存在している。ここでは、指向性ビームを形成可能なアンテナとして、複数の指向性アンテナを具備するセクタアンテナを用いて説明する。なお、車両1、大型車両2および基地局10を取り囲むように示した円の部分は、基地局10との間で通信することができる概略の通信エリア(セル)を示しており、この通信エリア30は、基地局10のセクタアンテナ20の覆域や基地局10の送信電力などによって決定される。
一般的な移動体通信システムでは、無線周波数の利用効率を向上させるための一手法として、例えば無線セルのセクタ化という手法がよく用いられる。ここで、無線セルとは、1つの基地局がカバーする(無線通信する)サービスエリアのことである。また、セクタとは、無線セルを複数のエリアに分割した場合の分割された各エリアを意味する。この概念を、本発明に照らして見れば、上記でいうところの通信エリア30は、この無線セルに相当する。一方、本発明では、具体的なセクタを通信エリア上に示すことはしていないが、例えば、図1において、基地局10のセクタアンテナ20に具備される指向性アンテナ20−1〜20−3の各覆域が通信エリア30に投影される領域をセクタとして取り扱うことができる。
例えば、図1に示す基地局10のセクタアンテナ20では、円の中心点の周りに3個の指向性アンテナ20−1〜20−3を放射状に配置し(アンテナそのものは図示せず)、通信エリア30に3個のセクタを構成している。このように、本発明では、指向性を有する指向性アンテナを複数個配置したセクタアンテナを基地局に具備させることで、セルのセクタ化を実現している。なお、図1では、3個のセクタを構成する例について示したが、セクタ数は3に限定されるものではなく、2以上の任意の整数を選択することができる。また、後述するように、セクタアンテナに具備される指向性アンテナのいずれか一つを時分割的に選択するようなアンテナ制御であれば、セクタ数と指向性アンテナ数とは必ずしも同一である必要はない。例えば、セクタアンテナとして、3つの指向性アンテナを有する場合、3つの指向性アンテナのそれぞれがカバーする3つのセクタと、3つの指向性アンテナのうちの2つの指向性アンテナの合成覆域がカバーする3つの領域(セクタ)と併せて6個のセクタを構成することができる。同様に指向性ビームを形成可能なアンテナとして、アレイアンテナを用いた場合にも、照射ビームは任意のビーム幅とすることができる。
(システムの動作)
つぎに、実施の形態1にかかる無線通信システムの動作について説明する。図1において、車両1と大型車両2が道路3を走行中にそれぞれアンテナ4とアンテナ5を用いて基地局10との間で通信を行う。基地局10に接続されたセクタアンテナ20では、例えば指向性アンテナ20−1に割り当てられた時間だけ指向性アンテナ20−1から送信され、割り当て時間経過後は、他の指向性アンテナ(例えば指向性アンテナ20−2)からの送信が開始される。なお、指向性アンテナ20−1〜20−3の切り替えは、規則的な繰り返しをもって行われてもよいし、あるいはランダムな順序での切り替えが行われてもよい。また、指向性アンテナ20−1〜20−3のそれぞれに割り当てられる使用時間は、均等あるいは不均等のいずれであっても構わない。さらに、車両1では、指向性アンテナ20−1〜20−3からの受信を合成して受信品質を向上させることもできる。
上述のように、指向性アンテナを切り替えることで、通信エリア30において、遅延パスによる干渉を回避することができる。また、無指向性アンテナを使用して通信エリア30を形成する場合に比して、指向性のある方向に電力集中ができ、送信電力を増加させることなく通信エリアを拡大することができる。また、大型車両2の影響で、車両1と基地局10とがシャドーイング関係にある場合には、ビルやガードレールなどで反射する反射パスを利用することができるが、この場合にも、指向性アンテナにて電力集中がなされているので、無指向性アンテナを使用する場合に比して通信品質の改善が可能となる。さらに、上記の特許文献1、2に示されるような通信品質判定回路を必要としないため、システムの低廉化、簡素化が可能となる。
図2は、図1に示した基地局10の機能構成を示すブロック図である。同図において、基地局10は、アンテナ制御部101、通信処理部102および通信障害車両存在判定部200を備えている。アンテナ制御部101は、セクタアンテナ20の指向性アンテナ20−1〜20−3を選択切替するための制御信号をセクタアンテナ20に出力する。通信処理部102は、移動局との間で必要な情報を交換するため、移動局から送信された信号をセクタアンテナ20を介して受信するとともに、移動局に伝達すべき情報を所定の信号形式に変換してセクタアンテナ20を介して送信する。通信障害車両存在判定部200は、通信処理部102が受信した移動局の情報に基づいて通信障害車両の存在を判定し、必要な情報をアンテナ制御部101に出力する。
つぎに、通信に障害を与えると推測される通信障害車両によってシャドーイングが発生する場合の基地局の動作について、図1および図2を参照して説明する。例えば、図1に示すような、基地局10と車両1との間が、大型車両2によって直接波が遮られるような状態に位置する場合、シャドーイングによって車両1に必要な情報が伝達されない可能性が生ずる。このようなシャドーイングが生じている状況は、基地局10の通信障害車両存在判定部200にて判定される。このとき、通信障害車両存在判定部200は、必要な情報(例えば、通信に障害を与えると推測される通信障害車両が存在するセクタ情報、GPSなどによる絶対位置情報、検出時間など)をアンテナ制御部101に出力する。アンテナ制御部101は、シャドーイングが生じているセクタ向けの指向性アンテナの送信時間率(全ての指向性アンテナの送信時間に対する特定の指向性アンテナの送信時間の比率)を低下させ、代わりに他のセクタ向けの指向性アンテナの送信時間率を増加させる。あるいは、アンテナ制御部101は、指向性アンテナの送信時間率(全ての指向性アンテナの送信時間に対する特定の指向性アンテナの送信時間の比率)を増加させ、代わりに他のセクタ向けの指向性アンテナの送信時間率を低下させることもできる。
なお、上述の処理では、送信時間率の変更をアンテナ制御部101にて行うようにしているが、送信時間率の変更を通信障害車両存在判定部200で行ってもよい。この場合、アンテナ制御部101は、通信障害車両存在判定部200から通知された送信時間率に基づいてセクタアンテナ20の各指向性アンテナを切替制御すればよい。
また、上述の処理では、大型車両2と基地局10との相対関係に基づいてシャドーイングを判定し、シャドーイングを生じさせている大型車両の位置情報(セクタ情報)に基づいてセクタアンテナ20の各指向性アンテナを制御するようにしているが、単純に大型車両2からの信号を受信した指向性アンテナの方向の送信時間率を低下させるとともに他の指向性アンテナの送信時間率を増加させるようして、指向性アンテナ全体の送信時間率を制御するようにしてもよい。
以上説明したように、この実施の形態の無線通信システムおよびその基地局装置によれば、通信エリアが複数に分割された各セクタに向けて指向性ビームをセクタごとに照射可能な指向性アンテナを有するセクタアンテナが備えられ、このセクタアンテナにおける指向性アンテナを規則的またはランダム的に選択・切替するようにしているので、無指向性アンテナを使用する場合に比して通信品質の改善が可能となる。
また、この実施の形態の無線通信システムおよびその基地局装置によれば、大型車両が存在する場合に大型車両が存在するセクタにおける指向性ビームの送信時間率を低減させるとともに、他のセクタにおける指向性ビームの送信時間率を増加させるようにしているので、大型車両がシャドーイングや通信品質の劣化の原因になる場合のシャドーイング発生頻度を低下させ、通信品質を向上させることができる。
また、この実施の形態の無線通信システムおよびその基地局装置では、装置自身に、通信品質やシャドーイング発生予測をする機能を具備させる必要がないので、システムを低廉化、簡素化することができる。
実施の形態2.
(システムの構成)
つぎに、本発明の実施の形態2にかかる無線通信システムの構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態2にかかる無線通信システムを示す概念図である。同図に示す無線通信システムでは、実施の形態1の構成に加えて、電波を反射する構造物40を追加している。なお、その他の構成については、実施の形態1の構成と同一あるいは同等であり、それらの各構成部には、同一符号を付して示している。
(無線通信システムの動作)
つぎに、実施の形態2にかかる無線通信システムの動作について説明する。実施の形態1では、大型車両2の影響で、車両1と基地局10とがシャドーイング関係にある場合であっても、ビルやガードレールなどで反射する反射パスを利用することで通信品質の改善が可能となることについて説明した。一方、この実施の形態は、通信エリア30内に電波を反射するビルやガードレールが存在しない場合、あるいは少ない場合を想定している。このような環境下に本システムを設置する場合、反射波を意図的に発生させるための反射構造物を設置することで、大型車両2による車両1のシャドーイングを回避することができる。なお、同様な効果は、基地局装置の増設によって対処できるが、基地局装置を複数設置する場合に比べ、コストの低廉化を図ることができる。
以上説明したように、この実施の形態の無線通信システムおよびその基地局装置によれば、実施の形態1の構成において、基地局の通信エリア内にセクタアンテナからの指向性ビームを反射させる反射構造物を設置するようにしているので、基地局装置を複数設置する場合に比べ、コストの低廉化を図ることができる。
実施の形態3.
(システムの特徴)
実施の形態3にかかる無線通信システムは、セクタアンテナを搭載する基地局数を増加させる点に特徴がある。基地局数を増加することで、任意の地点に到達する通信パス数を増加させることができ、例えば大型車両に起因するシャドーイングの発生確率を図1に示した実施の形態1に比して減少させることが可能となる。
(システムの構成)
つぎに、本発明の実施の形態3にかかる無線通信システムの構成について説明する。図4は、本発明の実施の形態3にかかる無線通信システムを示す概念図である。同図において、交差点8の近傍4方向には、4つの基地局11a〜11dが配置されている。具体的に、基地局11aには、3つの指向性アンテナ20a−1〜20a−3を具備するセクタアンテナ20aが搭載されている。以下同様に、基地局11bには、3つの指向性アンテナ20b−1〜20b−3を具備するセクタアンテナ20bが搭載され、基地局11cには、3つの指向性アンテナ20c−1〜20c−3を具備するセクタアンテナ20cが搭載され、基地局11dには、3つの指向性アンテナ20d−1〜20d−3を具備するセクタアンテナ20dが搭載されている。なお、その他の構成については、実施の形態2の構成と同一あるいは同等であり、それらの各構成部には、同一符号を付して示している。
図5は、図4に示した基地局11の機能構成を示すブロック図である。同図に示す基地局11は、通信障害車両存在判定部200を有する図2に示した構成に代えて、後述する制御局130から送信された各基地局間の連携にかかる基地局間連携情報に基づいてセクタアンテナを切替制御するための制御信号を生成出力する基地局間同期部100を備えている。なお、その他の構成については、実施の形態1の構成と同一あるいは同等であり、それらの各構成部には、同一符号を付して示している。
図6は、図4に示した4つの基地局間の連携動作を制御するための無線通信システムの階層構成を示す図である。同図において、基地局11a〜11dの上位局である制御局130は、各基地局との間で、基地局間連携情報120を交換する。基地局間連携情報120には、各セクタアンテナを構成する指向性アンテナの切替タイミング情報や、どの指向性アンテナを使用するかの指向性アンテナ指示情報などが含まれる。なお、その他の情報として、例えば他の基地局のセクタアンテナ切替タイミング情報を含んでいてもよい。
(無線通信システムの動作)
つぎに、実施の形態3にかかる無線通信システムの動作について図4〜図6を参照して説明する。基地局11a〜11dは、制御局130から伝達された基地局間連携情報120を受信する。この基地局間連携情報120には、セクタアンテナ20a〜20dの切替タイミング情報が含まれている。例えば、基地局11aの基地局間同期部100は、自身(セクタアンテナ20a)にかかる切替タイミング情報を抽出してアンテナ制御部101に伝達する。基地局11aのアンテナ制御部101は、基地局間同期部100から伝達された切替タイミングにてセクタアンテナ20aを構成する指向性アンテナ20a−1〜20a−3を切替制御する。なお、セクタアンテナ20aが選択された際、通信処理部102にて予め準備されている送信データが移動局に対して送信される。また、一つの通信エリア30を構成(共有)する基地局11a〜11dは、同一の周波数を用いて同一のデータを同時に送信する。その際、各基地局のセクタアンテナを構成する指向性アンテナは、指向性アンテナごとに割り当てられた時間の間送信を行う。
なお、セクタアンテナ20a〜20dの制御では、基地局11a〜11dから送信される送信ビームのそれぞれが、他の基地局から送信される送信ビームと時間的に可能な限り重ならないように制御されることが好ましい(特に、マルチバス対策を施していない場合)。また、送信ビームが同時刻に重なる場合には、マルチパス対策(例えば直交周波数変調方式、直交符号分割方式など)を施しておくことが望ましい。
また、図4にも示しているように、通信エリア30内に電波を反射する構造物40を設置することで、シャドーイングの発生確率をさらに減少させることができる。
また、この実施の形態では、複数の基地局間の連携にかかる基地局間連携情報を各基地局の上位に位置する制御局から送信するようにしているが、この基地局間連携情報が必ずしも制御局から送信される必要はなく、例えば複数の基地局を統括する上位局として一の基地局を定め、この一の基地局から他の基地局に対して基地局間連携情報を送信するようにしてもよい。
以上説明したように、この実施の形態の無線通信システムおよびその基地局によれば、複数の基地局間で共有される同一通信エリアに対する通信が単一周波数で運用され、これらの複数の基地局を統括する上位局から伝達される基地局間連携情報に基づいて自身のセクタアンテナに具備される指向性アンテナを切り替えるための切替タイミング情報を生成出力し、この切替タイミング情報に基づいてセクタごとに選択された指向性ビームの照射/非照射を制御するようにしているので、実施の形態1にかかる無線通信システムに比して、さらに複数の通信パスを生成することができ、例えば大型車両に起因するシャドーイングの発生確率を減少させることができる。
なお、この実施の形態では、同一通信エリア内の基地局数を増加させる形態について説明したが、この構成を、大型車両の存在情報に基づいて指向性ビームの送信時間率を可変制御する実施の形態1の構成に適用することもでき、例えば大型車両に起因するシャドーイングの発生確率をさらに減少させることができる。
実施の形態4.
(システムの特徴)
実施の形態4にかかる無線通信システムは、一の交差点と他の交差点との交差点間の連携制御にかかる連携要領について示すものである。交差点間の連携制御を行うことで、隣接する通信エリアにおいても同一の周波数を使用することができ、高い周波数利用効率で広域システムを構築することが可能となる。
(システムの構成)
つぎに、本発明の実施の形態4にかかる無線通信システムの構成について説明する。図7は、本発明の実施の形態4にかかる無線通信システムを示す概念図である。同図に示す無線通信システムでは、図4に示した実施の形態3の構成に加えて、交差点8に隣接する交差点9の近傍2方向に2つの基地局11e,11fが配置されている。具体的に、基地局11eには、3つの指向性アンテナ20e−1〜20e−3を具備するセクタアンテナ20aが搭載され、基地局11fには、3つの指向性アンテナ20f−1〜20f−3を具備するセクタアンテナ20fが搭載されている。なお、その他の構成については、実施の形態3の構成と同一あるいは同等であり、それらの各構成部には、同一符号を付して示している。
図8は、図7に示した2つの交差点間の連携動作を制御するための無線通信システムの階層構成を示す図である。同図において、制御局130a,130bの上位局である交差点間連携制御局150は、各制御局との間で後述する交差点間連携情報140を交換する。また、基地局11a〜11dの上位局である制御局130aは、各基地局との間で交差点間連携情報140に基づく基地局間連携情報120を交換する。同様に、基地局11e,11fの上位装置である制御局130bは、各基地局との間で交差点間連携情報140に基づく基地局間連携情報120を交換する。
(無線通信システムの動作)
つぎに、実施の形態4にかかる無線通信システムの動作について図7および図8を参照して説明する。制御局130a,130bは、交差点間連携制御局150から伝達された交差点間連携情報140を受信する。この交差点間連携情報140には、通信エリア30と、この通信エリア30に隣接する通信エリア31との間で重複する重複エリア135に対して同時刻に電波が発射されないように各基地局のセクタアンテナを制御する制御情報が含まれている。制御局130a,130bは、交差点間連携制御局150から伝達された交差点間連携情報140に基づいて、重複エリア135を照射する可能性のある基地局のセクタアンテナを制御するための切替タイミング情報を含む基地局間連携情報120を各基地局に送信する。なお、その後の動作については、実施の形態3と同様であり、その説明を省略する。
このように、交差点間連携情報に基づいて隣接通信エリアとの間の重複エリアに対する送信制御を行うようにすれば、隣接する通信エリアで同一の周波数を使うことができ、高い周波数利用効率で広域システムを構築することができる。
なお、この実施の形態では、重複エリアが1つの場合を例示しているが、1つの場合に限定されるものではなく、2以上の重複エリアが存在する場合であっても同様な処理を行えばよい。
また、図7にも示しているように、通信エリア30内に電波を反射する構造物40を設置することで、シャドーイングの発生確率をさらに減少させることができる。
また、この実施の形態では、複数の制御局間の連携にかかる交差点間連携情報を各制御局の上位に位置する交差点間連携局から送信するようにしているが、この交差点間連携情報が必ずしも交差点間連携局から送信される必要はなく、例えば複数の制御局を統括する上位局として一の制御局を定め、この一の制御局から他の制御局に対して交差点間連携情報を送信するようにしてもよい。
以上説明したように、この実施の形態の無線通信システムおよびその基地局によれば、一の基地局装置の通信エリアと一の基地局装置の通信エリアに隣接する1〜複数の隣接通信エリアとの間の重複エリアにおける通信が干渉しないように自身の指向性アンテナの照射を制御するようにしているので、隣接通信エリア間で同一の周波数を使うことができ、高い周波数利用効率の広域システムを構築することができる。
なお、この実施の形態では、一の交差点と他の交差点との交差点間の連携制御にかかる実施形態について説明したが、この実施形態を、大型車両の存在情報に基づいて指向性ビームの送信時間率を可変制御する実施の形態1に適用することもでき、例えば大型車両に起因するシャドーイングの発生確率をさらに減少させることができる。
以上のように、本発明にかかる無線通信システムは、高い周波数利用効率の広域無線通信システムとして有用であり、特に、無線を利用して必要な情報を車両等に提供する道路交通システムに好適である。
本発明の実施の形態1にかかる無線通信システムを示す概念図である。 図1に示した基地局の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる無線通信システムを示す概念図である。 本発明の実施の形態3にかかる無線通信システムを示す概念図である。 図4に示した基地局の機能構成を示すブロック図である。 図4に示した4つの基地局間の連携動作を制御するための無線通信システムの階層構成を示す図である。 本発明の実施の形態4にかかる無線通信システムを示す概念図である。 図7に示した2つの交差点間の連携動作を制御するための無線通信システムの階層構成を示す図である。
符号の説明
1 車両
2 大型車両
3 道路
4,5 アンテナ
8,9 交差点
10,11a〜11f 基地局
20,20a〜20f セクタアンテナ
20,20a〜20f 指向性アンテナ
30,31 通信エリア
40 構造物
100 基地局間同期部
101 アンテナ制御部
102 通信処理部
120 基地局間連携情報
130,130a,130b 制御局
135 重複エリア
140 交差点間連携情報
150 交差点間連携制御局
200 通信障害車両存在判定部

Claims (12)

  1. 基地局装置と移動局装置とを具備する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、指向性ビームを形成可能なアンテナを備え、
    前記基地局装置は、前記指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を規則的またはランダム的に制御することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記基地局装置は、
    自身と通信する移動局装置との間に、自身の通信に障害を与えると推測される通信障害車両が存在するか否かを判定する通信障害車両存在判定部と、
    前記通信障害車両存在判定部の判定結果に基づいて前記指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を制御するアンテナ制御部と、
    を備え、
    前記アンテナ制御部は、通信障害車両が存在する場合に該通信障害車両が存在する指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向における指向性ビームの送信時間率を低減/増加させるとともに、他の指向性ビームを形成可能なアンテナにおける指向性ビームの送信時間率を増加/低減させることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記基地局装置の通信エリア内に前記指向性ビームを形成可能なアンテナからの指向性ビームを反射する構造物が設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 複数の基地局装置と移動局装置とを具備する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    指向性ビームを形成可能なアンテナと、
    前記複数の基地局装置間の送信タイミングを制御するための情報として該複数の基地局装置を統括する上位局から伝達される基地局装置間連携情報に基づいて自身の指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を切り替えるための切替タイミング情報を生成出力する基地局装置間同期部と、
    前記基地局装置間同期部が出力する切替タイミング情報に基づいて前記指向性ビームを形成可能なアンテナごとに選択された前記指向性ビームの照射方向を制御するアンテナ制御部と、
    を備え、
    前記複数の基地局装置間で共有される同一通信エリアに対する通信が単一周波数で運用されることを特徴とする無線通信システム。
  5. 複数の基地局装置と移動局装置とを具備する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    指向性ビームを形成可能なアンテナと、
    前記複数の基地局装置間の送信タイミングを制御するための制御情報として該複数の基地局装置を統括する上位局から伝達される基地局装置間連携情報に基づいて自身の指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性を切り替えるための切替タイミング情報を生成出力する基地局装置間同期部と、
    自身と通信する移動局装置との間に通信障害車両が存在するか否かを判定する通信障害車両存在判定部と、
    前記基地局装置間同期部が出力する切替タイミング情報および前記通信障害車両存在判定部の判定結果に基づいて前記指向性ビームを形成可能なアンテナごとに選択された前記指向性ビームの照射方向を制御するアンテナ制御部と、
    を備え、
    前記複数の基地局装置間で共有される同一通信エリアに対する通信が単一周波数で運用されることを特徴とする無線通信システム。
  6. 前記基地局装置の通信エリア内に前記指向性ビームを形成可能なアンテナからの指向性ビームを反射する構造物が設置されていることを特徴とする請求項4または5に記載の無線通信システム。
  7. 一の基地局装置のアンテナ制御部は、該一の基地局装置に設定される通信エリアと該通信エリアに隣接する1〜複数の隣接通信エリアとの間の重複エリアにおける通信が干渉しないように自身の指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性の照射を制御することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の無線通信システム。
  8. 複数の移動局装置との間で通信を行う基地局装置であって、
    指向性ビームを形成可能なアンテナを備え、
    前記指向性ビームを形成可能なアンテナが規則的またはランダム的に指向性ビーム照射方向を制御されることを特徴とする基地局装置。
  9. 自身と通信する移動局装置との間に、自身の通信に障害を与えると推測される通信障害車両が存在するか否かを判定する通信障害車両存在判定部と、
    前記通信障害車両存在判定部の判定結果に基づいて前記指向性ビームを形成可能なアンテナごとに前記指向性ビームの指向性ビーム照射方向を制御するアンテナ制御部と、
    をさらに備え、
    前記アンテナ制御部は、通信障害車両が存在する場合に該通信障害車両が存在する指向性ビームを形成可能なアンテナにおける指向性ビームの送信時間率を低減/増加させるとともに、他の指向性ビームを形成可能なアンテナにおける指向性ビームの送信時間率を増加/低減させることを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
  10. 複数の移動局装置との間で通信を行う基地局装置であって、
    指向性ビームを形成可能なアンテナと、
    複数の基地局装置間の送信タイミングを制御するための情報として該複数の基地局装置を統括する上位局から伝達される基地局装置間連携情報に基づいて自身の指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を切り替えるための切替タイミング情報を生成出力する基地局装置間同期部と、
    前記基地局装置間同期部が出力する切替タイミング情報に基づいて前記指向性ビーム照射方向を制御するアンテナ制御部と、
    を備え、
    前記複数の基地局装置間で共有される同一通信エリアに対する通信が単一周波数で運用されることを特徴とする基地局装置。
  11. 複数の移動局装置との間で通信を行う基地局装置であって、
    指向性ビームを形成可能なアンテナと、
    前記複数の基地局装置間の送信タイミングを制御するための制御情報として該複数の基地局装置を統括する上位局から伝達される基地局装置間連携情報に基づいて自身の指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を切り替えるための切替タイミング情報を生成出力する基地局装置間同期部と、
    自身と通信する移動局装置との間に、自身の通信に障害を与えると推測される通信障害車両が存在するか否かを判定する通信障害車両存在判定部と、
    前記基地局装置間同期部が出力する切替タイミング情報および前記通信障害車両存在判定部の判定結果に基づいて前記指向性ビームを形成可能なアンテナの指向性ビーム照射方向を制御するアンテナ制御部と、
    を備え、
    前記複数の基地局装置間で共有される同一通信エリアに対する通信が単一周波数で運用されることを特徴とする基地局装置。
  12. 一の基地局装置のアンテナ制御部は、該一の基地局装置に設定される通信エリアと該通信エリアに隣接する1〜複数の隣接通信エリアとの間の重複エリアにおける通信が干渉しないように自身の指向性ビームを形成可能なアンテナの照射を制御することを特徴とする請求項10または11に記載の基地局装置。

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