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JP2006334255A - 身着具 - Google Patents

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JP2006334255A JP2005164987A JP2005164987A JP2006334255A JP 2006334255 A JP2006334255 A JP 2006334255A JP 2005164987 A JP2005164987 A JP 2005164987A JP 2005164987 A JP2005164987 A JP 2005164987A JP 2006334255 A JP2006334255 A JP 2006334255A
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Shunji Ninomiya
俊二 二宮
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Abstract

【課題】本発明は、伸縮可能な帯を胸側と背中側との両方で交差させて、胸の中心または背中の中心を十分に押圧できるようにした。
【解決手段】2つの交差布2の四辺には、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6のそれぞれの両端が繋がっている。この左肩掛帯3は、人間の左肩に掛けられ、また右肩掛帯4は、上記人間の右肩に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。上記左脇掛帯5は、上記人間の左脇に掛けられ、上記右脇掛帯6は、上記人間の右脇に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。2つの交差布2を、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6で弾性的に付勢して、胸の中心または背中の中心を十分に押圧することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、身着具に関し、特に胸または背中などを押圧する身着具に関する。
従来、このような身着具としては、例えば姿勢矯正具などがある。このような姿勢矯正具は、上半身に装着して、上半身の姿勢を直すというものである。この矯正具はゆがんだ姿勢や背骨を、矯正する方向に弾性的に付勢するものである。
また、このような矯正具に類似するものとして、骨折時に骨折した骨を矯正した状態で固定するギブスや、運動時に肘や膝頭などの関節の部分をきつく締めて保護するサポーターなどもある。
しかしながら、このような矯正具、ギブス、サポーターでは、胸や背中の中心など、例えば胸骨、肋骨や背骨を十分に押圧して固定するものはなかった。胸骨、肋骨や背骨の骨折やひびでは、胸の中心や背骨の中心を十分に押圧する必要がある。
特開昭50−48780号公報 特開昭53−59284号公報 特公昭55−47902号公報
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、胸や背中の中心など、例えば胸骨、肋骨や背骨を十分に押圧して固定できる身着具を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の身着具は、人間の胸側及び背中側に位置する可撓性を有する平板状の少なくとも2つの交差体と、この2つの交差体に両端が連結され、上記人間の左肩に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する左肩掛体と、上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の右肩に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する右肩掛体と、上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の左脇に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する左脇掛体と、上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の右脇に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する右脇掛体とを備えた。
これにより、2つの交差体を、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体、右脇掛体で弾性的に付勢して、胸の中心または背中の中心に十分に押圧させることができる。しかも、左右肩掛体及び左右脇掛体は、長手方向に弾性的に収縮可能であるため、押圧があっても、胸、背中、肩、脇、腕、首などの上半身を自由に動かすことができる。
また、左右の脇掛体が肋骨の下縁に沿って位置することができ、肋骨の下縁に左右の脇掛体が係止されて、左右の脇掛体が上方にずれることがない。なお、本件発明の身着具は、骨折や骨のひびの治療のほか、姿勢や背骨のゆがみの矯正や、上半身のサポーターとして使用することもできる。
(1)身着具1の構造
図1は身着具1を人間の上半身に装着して斜め前から見た状態を示し、図2は身着具1を人間の上半身に装着して斜め後から見た状態を示す。ほぼ正方形の平板上の可撓性を有する布製の交差布2(交差体)は、ほとんど弾性的に収縮せず、人間の胸のほぼ中央及び背中のほぼ中央に位置している。むろん縦方向、横方向または斜め方向に弾性的に収縮可能でもよい。
このほぼ正方形の2つの交差布2の四辺には、いずれも布製の帯状に長い左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6のそれぞれの両端が連結されて繋がっている。この左肩掛帯3は、上記人間の左肩に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。上記右肩掛帯4は、上記人間の右肩に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。
上記左脇掛帯5は、上記人間の左脇に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。上記右脇掛帯6は、上記人間の右脇に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。
2つの交差布2を、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6で弾性的に付勢して、胸の中心または背中の中心を十分に押圧することができる。この場合の左脇と右脇とは、わき腹付近を指し、左右の腰から左右の脇の下までを指す。
上記人間の腹を周回する部分には腹帯7(腹体)が設けられ、この腹帯7の脇腹部分の上縁は、上記左脇掛帯5及び右脇掛帯6の最下縁に連結され繋がっている。この腹帯7は、布製で帯状に長く、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。この腹帯7によって、左脇掛帯5または右脇掛帯6が上方にずれるのが防止される。
上記左脇掛帯5、右脇掛帯6及び腹帯7で囲まれた腹側の三角形状の部分には、三角形状の腹布8(被覆体)がこれらに連結され繋がっていて、腹が被覆される。また、同じく左脇掛帯5及び右脇掛帯6及び腹帯7で囲まれた背中下側の三角形状の部分には、三角形状の下背布9(被覆体)がこれらに連結され繋がっていて、背中下方が被覆される。上記左肩掛帯3及び右肩掛帯4に挟まれた背中上側の三角形状の部分には、三角形状の上背布10(被覆体)がこれらに連結され繋がっていて、背中上方が被覆される。
上記左肩掛帯3及び左脇掛帯5に挟まれた左胸側の三角形状の部分には、三角形状の左胸布11(被覆体)がこれらに連結され繋がっていて、左胸が被覆される。上記左肩掛帯3及び左脇掛帯5に挟まれた左背中側の三角形状の部分には、三角形状の左背中布12(被覆体)がこれらに連結され繋がっていて、背中左側が被覆される。
上記右肩掛帯4及び右脇掛帯6に挟まれた右胸側の三角形状の部分には、三角形状の右胸布13(被覆体)がこれらに連結され繋がっていて、右胸が被覆される。上記右肩掛帯4及び右脇掛帯6に挟まれた右背中側の三角形状の部分には、三角形状の右背中布14(被覆体)がこれらに連結され繋がっていて、背中右側が被覆される。
上記左胸布11及び左背中布12には、筒状の左スリーブ布16(被覆体)が連結され繋がっていて、左肩が被覆される。上記右胸布13及び右背中布14には、筒状の左スリーブ布15(被覆体)が連結され繋がっていて、右肩が被覆される。上記左肩掛帯3、右肩掛帯4及び上背布10の上縁にそってネック部18が連結され繋がっている。
このような腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16及びネック部18によって、上記交差布2、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6及び腹帯7に被われていない、上記人間の一部を被うことができ、人間の上半身を保温できる。
上記交差布2、腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16及びネック部18は、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6及び腹帯7より弱い伸縮性を有しているが、これらと同じ伸縮性があってもよいし、伸縮性がまったく無くてもよい。
これら交差布2、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6、腹帯7、腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16及びネック部18は、互いの連結縁/辺において、縫合などされて、一体化され、一枚の布状に連結されて、シャツ状になっている。これにより、身着具1を被服として着ることもできる。
また、これら交差布2、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6、腹帯7、腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16及びネック部18のうちすくなくとも2つは、一体で編み込まれ、それぞれの編み方が異なっていてもよい。これにより、身着具の厚さを薄くできるし、製造が容易になる。
このような一体編み込みでは、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6及び腹帯7が長手方向に弾性的に収縮可能なように編み込まれる。このような長手方向に弾性的に収縮可能な編み込みは、例えば運動用等のサポーターとして広く使用されている一方向によく収縮する編み物素材や、伸縮バンドとして広く使用されている一方向によく収縮する編み物素材等と同様の編み込みが行われる。
左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6及び腹帯7の各収縮方向はそれぞれ90度または45度ほど異なっているので、上述のようにそれぞれの編み方が異なることになる。このような場合の一体編み込みが難しい場合には、上記それぞれの収縮方向に沿った編み込みを行い、この後これらを互いに縫合することになる。
また、本件身着具を交差布2、2で、右半分と左半分とに分けて一体編み込みし、これらを縫合するとともに交差布2、2と縫合してもよい。この場合、左肩掛帯3と左脇掛帯5と、右肩掛帯4と右脇掛帯6とを一体編み込みし、この後これらを中央で切断して、この切断部分に交差布2、2を縫合することになる。
さらに、本件身着具を交差布2、2で、上半分と下半分に分けて一体編み込みし、これらを縫合するとともに交差布2、2と縫合してもよい。この場合、左肩掛帯3と右肩掛帯4と、左脇掛帯5と右脇掛帯6とを一体編み込みし、この後これらを中央で切断して、この切断部分に交差布2、2を縫合することになる。
交差布2、腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16及びネック部18は、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6、腹帯7とは異なり、弾性的に少々収縮する。しかし、弾性的に収縮不能または弾性的に完全に可能な素材としてもよい。
上記左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6または/及び腹帯7は、長手方向に弾性的に収縮可能であるため、胸骨、肋骨または背骨を押圧できるとともに、胸、背中、肩、脇、腕、首などの上半身を自由に動かすこともでき、ギブスのような窮屈さはなく、上半身の動きの自由度が高まる。
また、左脇掛帯5または/及び右脇掛帯6が肋骨の下縁に沿って位置することができるので、肋骨の下縁に左脇掛帯5または/及び右脇掛帯6が係止されて、左脇掛帯5または/及び右脇掛帯6が上方にずれることがなく、腹帯7を省略することも可能である。むろん、腹帯7があれば、その分、左脇掛帯5または/及び右脇掛帯6が上方にずれることがより防止される。
(2)連結/分離機構
上記左脇掛帯5、右脇掛帯6、腹帯7の左右両側、左胸布11と左背中布12との境界、右胸布13と右背中布14との境界、右スリーブ布15及び左スリーブ布16の脇の下の長手方向に沿った箇所は、分離されており、この分離される両側縁には、連結面ファスナー17がそれぞれ取り付けられ、係合連結及び取り外し分離が可能となっている。
これにより、連結面ファスナー17の係合を取り外して身着具1の下側を胸腹側と背中との前後に分離し、人間の首を左肩掛帯3及び右肩掛帯4の間を通し、身着具1の胸腹側と背中側とを、連結面ファスナー17で係合連結できる。したがって、胸骨、肋骨または背骨などを骨折していて腕や肩などを十分に動かせないときでも身着具1を分離して拡げて着ることができる。
(3)他の実施の形態
本発明は、上記実施例に限定されず、種々変更可能である。例えば、上記連結面ファスナー17(連結手段)は、チャック、ファスナー、ボタン、ホック、フック、紐など連結できる他の手段で代用できる。この連結面ファスナー17(連結手段)は、左右いずれか一方のみを省略してもよい。
また、このような連結手段は、図1及び図2の鎖線Aに示すように、右スリーブ布15及び左スリーブ布16の肩上縁の左右一方または両方に設けられてもよい。さらに、このような連結手段は、図1及び図2の鎖線Bに示すように、胸の中央上下に形成されてもよいし、背中の中央上下に形成されてもよい。また、このような連結手段は、これ以外の任意の位置に形成されてもよい。
さらにまた、上記左肩掛帯3と右脇掛帯6、または/及び右肩掛帯4と左脇掛帯5は、一体に繋がったものでもよい。この場合、左肩掛帯3及び右脇掛帯6と右肩掛帯4及び左脇掛帯交差布2との交差部分は縫合され、この縫合部分が上記交差布2となる。いずれにせよ、左肩掛帯3、右脇掛帯6、右肩掛帯4及び左脇掛帯5は交差布2において繋がっていればよい。
またさらに、上記腹帯7は省略可能である。さらに、右スリーブ布15または左スリーブ布16の先端周縁部にも、腹帯7と同様の長手方向に弾性的に伸縮可能な帯が取り付けられてもよい。これにより、右スリーブ布15または左スリーブ布16が容易に移動できないようにできる。
さらにまた、交差布2、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6、腹帯7は、テーシャツなどのシャツの表面または内面に対して縫合され、腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16またはネック部18に対して一体化されていなくてもよい。
またさらに、腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16及びネック部18の一部または全部は省略可能である。連結面ファスナー(連結手段)17も省略可能である。
さらにまた、交差布2、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6、腹帯7、腹布8、下背布9、上背布10、左胸布11、左背中布12、右胸布13、右背中布14、右スリーブ布15、左スリーブ布16またはネック部18の素材は布のほか、軟質樹脂、硬質樹脂、金属板などからなっていてもよい。
左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5及び右脇掛帯6の各長さは同じであった。しかし、これを一部異なるようにしてもよい。これにより、胸の中心からややずれた位置または背中の中心からややずれた位置に交差布2を位置させて、これらの位置を押圧できる。
(4)他の発明の効果
[1]人間の胸側及び背中側に位置する可撓性を有する平板状の少なくとも2つの交差体と、 この2つの交差体に両端が連結され、上記人間の左肩に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する左肩掛体と、 上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の右肩に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する右肩掛体と、 上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の左脇に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する左脇掛体と、 上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の右脇に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する右脇掛体とを備えたことを特徴とする身着具。
これにより、2つの交差体を、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体、右脇掛体で弾性的に付勢して、胸の中心または背中の中心に十分に押圧させることができる。しかも、左右肩掛体及び左右脇掛体は、長手方向に弾性的に収縮可能であるため、押圧があっても、胸、背中、肩、脇、腕、首などの上半身を自由に動かすことができる。さらに、左右の脇掛体が肋骨の下縁に沿って位置することができ、肋骨の下縁に左右の脇掛体が係止されて、左右の脇掛体が上方にずれることがない。
[2]上記交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体または右脇掛体に連結され、これら交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体または右脇掛体に被われていない、上記人間の一部を被う被覆体をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の身着具。これにより、人間の上半身を保温できる。
[3]上記人間の腹を周回する腹体をさらに備え、この腹体には、上記左脇掛体または右脇掛体が連結されることを特徴とする請求項1または2記載の身着具。これにより、左脇掛体または右脇掛体が上方にずれるのが防止される。
[4]上記交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体、右脇掛体および被覆体のうち少なくとも2つは、一枚の布状に連結され、シャツ状になっていることを特徴とする請求項1、2または3記載の身着具。これにより、身着具を被服として着ることもできる。
[5]上記交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体、右脇掛体および被覆体のうちすくなくとも2つは、一体で編み込まれ、それぞれの編み方が異なっていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の身着具。これにより、身着具の厚さを薄くできるし、製造が容易になる。
[6]上記身着体の一部は分離され、この分離部分にはそれぞれ連結手段が設けられ、この連結手段を介して互いに連結及び分離可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の身着具。これにより、胸骨、肋骨または背骨などを骨折していて腕や肩などを十分に動かせないときでも身着具を分離して着ることができる。
本発明は、伸縮可能な帯を胸側と背中側との両方で交差させて、胸の中心または背中の中心を十分に押圧できるようにした。2つの交差布2の四辺には、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6のそれぞれの両端が繋がっている。
この左肩掛帯3は、人間の左肩に掛けられ、また右肩掛帯4は、上記人間の右肩に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。上記左脇掛帯5は、上記人間の左脇に掛けられ、上記右脇掛帯6は、上記人間の右脇に掛けられ、長手方向に弾性的に伸縮可能で、可撓性を有している。2つの交差布2を、左肩掛帯3、右肩掛帯4、左脇掛帯5、右脇掛帯6で弾性的に付勢して、胸の中心または背中の中心を十分に押圧することができる。
身着具1を人間の上半身に装着して斜め前から見た状態を示す。 身着具1を人間の上半身に装着して斜め後から見た状態を示す。
符号の説明
1…身着具、2…交差布(交差体)、
3…左肩掛帯(左肩掛体)、4…右肩掛帯(右肩掛体)、
5…左脇掛帯(左脇掛体)、6…右脇掛帯(右脇掛体)、
7…腹帯(腹体)、8…腹布(被覆体)、
9…下背布(被覆体)、10…上背布(被覆体)、
11…左胸布(被覆体)、12…左背中布(被覆体)、
13…右胸布(被覆体)、14…右背中布(被覆体)、
15…右スリーブ布(被覆体)、16…左スリーブ布(被覆体)、
17…連結面ファスナー(連結手段)、18…ネック部、
A、B…連結手段(鎖線)。

Claims (6)

  1. 人間の胸側及び背中側に位置する可撓性を有する平板状の少なくとも2つの交差体と、
    この2つの交差体に両端が連結され、上記人間の左肩に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する左肩掛体と、
    上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の右肩に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する右肩掛体と、
    上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の左脇に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する左脇掛体と、
    上記2つの交差体に両端が連結され、上記人間の右脇に掛けられる長手方向に弾性的に伸縮可能な可撓性を有する右脇掛体とを備えたことを特徴とする身着具。
  2. 上記交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体または右脇掛体に連結され、これら交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体または右脇掛体に被われていない、上記人間の一部を被う被覆体をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の身着具。
  3. 上記人間の腹を周回する腹体をさらに備え、この腹体には、上記左脇掛体または右脇掛体が連結されることを特徴とする請求項1または2記載の身着具。
  4. 上記交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体、右脇掛体および被覆体のうち少なくとも2つは、一枚の布状に連結され、シャツ状になっていることを特徴とする請求項1、2または3記載の身着具。
  5. 上記交差体、左肩掛体、右肩掛体、左脇掛体、右脇掛体および被覆体のうちすくなくとも2つは、一体で編み込まれ、それぞれの編み方が異なっていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の身着具。
  6. 上記身着体の一部は分離され、この分離部分にはそれぞれ連結手段が設けられ、この連結手段を介して互いに連結及び分離可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の身着具。
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