JP2006334226A - グリル - Google Patents
グリル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006334226A JP2006334226A JP2005164360A JP2005164360A JP2006334226A JP 2006334226 A JP2006334226 A JP 2006334226A JP 2005164360 A JP2005164360 A JP 2005164360A JP 2005164360 A JP2005164360 A JP 2005164360A JP 2006334226 A JP2006334226 A JP 2006334226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- hot plate
- grill
- plate
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 31
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
【解決手段】 熱板(3)は横方向の両端部(33)(33)から中央部(34)に向かって順次高くなる山形に形成されており、前記排気孔群(35)(35)(36)(36)による熱板の単位面積当たりの開口面積は前記両端部(33)(33)に比べて中央部(34)が大きくなっていること。
【選択図】 図3
Description
このものでは、直方体状のグリル庫(21)の後端には排気筒(22)が連設されていると共に、該排気筒(22)の下流端はガスコンロ(1)のコンロ天板(12)に開設された排気口(18)に連通している。又、グリル庫(21)の天井部には平面視が矩形状の熱板(3’)が配設されていると共に、熱板(3’)の横方向(図8の紙面に垂直な方向)の両端部の下方で燃焼するガスバーナ(4)が設けられている。又、グリル庫(21)の底部には焼網(24)を載置収納するグリルパン(25)が配設されており、焼網(24)に載置された食材は、前記ガスバーナ(4)で赤熱される熱板(3’)からの輻射熱で加熱調理される。
そして、従来のグリルでは、熱板(3’)の横方向に配列された各排気孔は夫々同一の大きさに設定されていると共に、配設ピッチも一定に設定されている。
このものでは、焼網(24)に食材を載置してガスバーナ(4)を燃焼させると、該ガスバーナ(4)で赤熱される熱板(3’)からの輻射熱で食材が加熱調理されると共に、ガスバーナ(4)からの燃焼排気は、熱板(3’)に開設された排気孔を通過し、その上方の排気通路(30)から後方の排気筒(22)を経て外部に排出される。
従って、熱板(3’)の横方向に於ける両端部の下方で燃焼するガスバーナ(4)からの燃焼排気は、熱板(3’)の前記両端部に開設された排気孔から集中排気され易い。このことから、熱板(3’)の中央部に燃焼排気が届きにくくなって該中央部が加熱不足になる結果、熱板(3’)表面の温度分布が前記横方向で不均一になり、食材の均一加熱が担保できないという問題があった。
『前記熱板は横方向の両端部から中央部に向かって順次高くなる山形に形成されており、
前記排気孔群による熱板の単位面積当たりの開口面積は前記両端部に比べて中央部が大きくなっている』ことである。
この解決手段によれば、熱板の横方向に於ける両端部の下方で燃焼するガスバーナの燃焼排気は、前記両端部から中央部に向かって順次高くなった山形の熱板の下面に沿って中央部へ流動しつつ、該熱板に開設された排気孔群から排気筒を経て外部に排出される。
この場合、上記解決手段によれば、熱板の横方向の両端部では排気孔群による単位面積当たりの開口面積が中央部に比べて小さいから、前記両端部に於ける排気抵抗は中央部に比べて高い。従って、燃焼排気は、前記両端部から排気抵抗の低い熱板中央部に円滑に流動して該中央部の排気孔群から排気筒側に排出される。これにより、排気孔群を通過する燃焼排気の量は、熱板の横方向の両端部から中央部に至る全域に亘って均一化される。従って、熱板が横方向の全域で均一に加熱され、該熱板表面の温度分布が均一化される。
請求項1に係る発明に於いて、『前記熱板の下方空間は前記排気筒に連通していると共に、前記熱板の後端には、前記下方空間から前記排気筒へ流れる燃焼排気の流量を制限する排気制限板が垂下している』ことである。このものでは、適宜大きさの排気制限板を設けることにより、熱板の下方空間に篭る熱気の量が設定できる。これにより、熱板の下方空間の温度、即ち、食材の加熱温度を適正に設定して品質良好な料理を造ることができる。
請求項1又は請求項2に係る発明に於いて、『前記排気孔は、前記熱板を下方に切り起こして形成した後方に開放するギャラリである』ことである。
このものでは、前方に開放するギャラリで排気孔を構成する場合に比べ、ガスバーナの燃焼排気が排気孔に流入するのが抑制される。即ち、熱板から下方への切起し壁が排気孔を前方からフード状に覆った状態になる。従って、熱板下面を後方(排気筒の連設方向)に向けて流動し易い燃焼排気が排気孔に流入する際には、前記フード状の切起し壁が燃焼排気に対する流入抵抗として機能し、これにより、燃焼排気が熱板上方の排気通路へ過剰流出するのが抑えられる。
請求項2に係る発明によれば、既述したように、排気制限板の大きさを適宜設定することにより、食材の加熱温度を適正に設定して品質良好な料理を造ることができる。
請求項3に係る発明では、既述したように、ギャラリを構成するフード状の切起し壁が、燃焼排気に対する流入抵抗として機能するから、燃焼排気が熱板上方の排気通路へ過剰流出するのが抑えられる。
図1は、本発明のグリル(2)が組み込まれたガスコンロ(1)の斜視図である。
コンロ天板(12)に形成されたバーナ用開口にはコンロバーナ(13)(13)が臨んでいると共に、正面操作部(10)(10)には、前記コンロバーナ(13)(13)や後述するグリル(2)用の点・消火ボタン(14)(14)(15)や火力調節レバー(16)(16)(17)が設けられている。
コンロ本体(11)の横方向の中央部に配設されたグリル(2)は、コンロ天板(12)の下方に組み込まれており、グリル庫(21)の前方に開放するグリル入口(20)はグリル扉(23)で開閉されるようになっている。又、グリル扉(23)の裏側には平面視が長方形の支持枠(23a)が連設されていると共に、該支持枠(23a)には焼網(24)を載置収納するグリルパン(25)が落とし込み状態に支持されている。
又、熱板(3)には、前後方向の後端から排気制限板(37)(37)を屈曲垂下させ、熱板(3)の下方空間の燃焼排気が排気筒(22)に流れるのを抑制している。これにより、熱板(3)の下方空間から排気筒(22)に流れる燃焼排気の流量と前記排気通路(30)から排気筒(22)に流れる燃焼排気の流量の比率が約3:7に設定され、熱板(3)の下方空間の温度低下を抑えつつ、該熱板(3)の下方空間からの円滑な排気が担保できるようにしている。これにより、熱板(3)の下方空間に篭る燃焼排気の量を設定し、熱板(3)の下方空間の温度、即ち、食材の加熱温度を適正に設定して品質良好な料理を造ることができる。
尚、本実施の形態では、図4の展開状態に於いて、熱板(3)の前後幅L1は230mm,横幅L2は177mmに設定されている。
図2に示すように、グリル庫(21)の下部に配設されたグリルパン(25)は上方開放の浅皿状に形成されており、その内部には焼網(24)が着脱自在に載置・収納されている。
次に、上記グリル(2)の使用の実際を説明する。
グリルパン(25)上の焼網(24)に食材を載置してグリル(2)用の点・消火ボタン(15)を操作すると、点火装置(49)からガスバーナ(4)の火移り筒部(43)の炎孔(44)(44)に点火される。すると、該炎孔(44)(44)に生成される炎がこれに対向する保炎板(45)に衝突し、これにより、炎が隣接する炎孔(44)(44)側に順次案内されて火移りして行く。そして、バーナボディ(40)の火移り筒部(43)の両端部の炎孔(44)(44)まで火移りすると、これに続く直線筒部(41)(42)の炎孔(44)(44)に順次火移りしてガスバーナ(4)が全体的に燃焼する。これにより、熱板(3)の横方向に於ける両端部(33)(33)の下方に位置する炎孔(44)(44)からの燃焼排気が上昇して熱板(3)の両端部(33)(33)に供給される。その後、前記燃焼排気は、熱板(3)の下面に沿って、両端部(33)(33)から順次高くなった中央部(34)へ向けて流動し、流動途中で、熱板(3)に開設された小排気孔(35)(35)や大排気孔(36)(36)から排気通路(30)を介して排気筒(22)側へ流れる。
尚、上記実施の形態では、大・小排気孔(36)(35)は切起し壁(39a)(39b)でフード状に覆われて後方に開放しているから、熱板(3)の下面を後方(排気筒(22)の連設方向)に向けて流れ易い燃焼排気に対して前記切起し壁(39a)(39b)が排気孔(36)(35)への流入抵抗として機能する。これにより、燃焼排気が熱板上方の排気通路へ過剰流出するのが抑えられる。
(4)・・・ガスバーナ
(21)・・・グリル庫
(22)・・・排気筒
(35)・・・小排気孔
(36)・・・大排気孔
(37)・・・排気制限板
Claims (3)
- グリル庫の後方に燃焼排気を排出する排気筒を設けると共に、前記グリル庫の天井部には排気孔群が開設された熱板を設け、更に、前記熱板の横方向の両端部下方で燃焼するガスバーナを備え、前記熱板からの輻射熱でその下方の食材を加熱調理するグリルに於いて、
前記熱板は横方向の両端部から中央部に向かって順次高くなる山形に形成されており、
前記排気孔群による熱板の単位面積当たりの開口面積は前記両端部に比べて中央部が大きくなっている、グリル。 - 請求項1に記載のグリルに於いて、
前記熱板の下方空間は前記排気筒に連通していると共に、前記熱板の後端には、前記下方空間から前記排気筒へ流れる燃焼排気の流量を制限する排気制限板が垂下している、グリル。 - 請求項1又は請求項2に記載のグリルに於いて、
前記排気孔は、前記熱板を下方に切り起こして形成した後方に開放するギャラリである、グリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005164360A JP2006334226A (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005164360A JP2006334226A (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | グリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006334226A true JP2006334226A (ja) | 2006-12-14 |
Family
ID=37555274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005164360A Pending JP2006334226A (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006334226A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112146129A (zh) * | 2020-08-06 | 2020-12-29 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种灶具 |
-
2005
- 2005-06-03 JP JP2005164360A patent/JP2006334226A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112146129A (zh) * | 2020-08-06 | 2020-12-29 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种灶具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7265937B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP4929258B2 (ja) | グリル | |
JP6709665B2 (ja) | グリル | |
JP2008301979A (ja) | グリル | |
JP2006334226A (ja) | グリル | |
JP2017077392A (ja) | グリル | |
JP4929259B2 (ja) | グリル | |
JP4203521B2 (ja) | グリル | |
JP4312756B2 (ja) | 無煙焼き物器 | |
JP2001324153A (ja) | トッププレート温度上昇防止構造 | |
JP5411207B2 (ja) | 両面焼きグリル | |
JP2003070656A (ja) | ビルトインこんろ | |
JP4262860B2 (ja) | グリル庫の排気構造 | |
JP2000245624A (ja) | ガスグリル | |
JP7438880B2 (ja) | グリル | |
JP3789359B2 (ja) | グリル | |
JP4677576B2 (ja) | ガスグリル | |
JP2015200460A (ja) | グリルプレート及びグリル装置 | |
JP2004065392A (ja) | グリル | |
JP4188928B2 (ja) | グリル | |
JP3143428B2 (ja) | 両面焼きグリル | |
JP2024022099A (ja) | グリル | |
JP6671969B2 (ja) | ガスグリル | |
KR100368464B1 (ko) | 오븐 기능을 갖는 가스조리기의 백가드 | |
JP3814402B2 (ja) | 両面焼グリル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081001 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081125 |