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JP2006331134A - 再生装置 - Google Patents

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JP2006331134A JP2005154733A JP2005154733A JP2006331134A JP 2006331134 A JP2006331134 A JP 2006331134A JP 2005154733 A JP2005154733 A JP 2005154733A JP 2005154733 A JP2005154733 A JP 2005154733A JP 2006331134 A JP2006331134 A JP 2006331134A
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Megumi Nosumi
恵 野角
Tetsuya Suzuka
哲也 鈴鹿
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】メモリカードのデータ領域を有効活用し、著作権法上、ハードディスクから取り出し不可能な暗号化コンテンツを他の装置に移動させ、かつハードディスクがデータ破損を起こした場合にその破損データを修復することができる再生装置を提供する。
【解決手段】再生装置100は、暗号化コンテンツ211を記録してなるハードディスク200と、暗号化コンテンツ211に対応する暗号化鍵322を記録してなるメモリカード300と、暗号化コンテンツ211を暗号化鍵322を用いて復号し出力するデコーダ400とを備えている。また、メモリカード300は、着脱可能なものであり、暗号化コンテンツ再生時にハードディスク200に記録されている暗号化コンテンツ211の全部または一部を一時記憶する、先入れ先出し型のバッファ領域313と、バッファ領域313に一時記憶されるコンテンツをファイルとして管理する領域312とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、再生装置に係り、特に再生バッファの管理方法であり、且つ暗号化コンテンツの移動及び、暗号化コンテンツの修復に関するものである。
近年インターネット配信やリッピングなどにより画像や音楽のコンテンツをダウンロードして、ポータブル機器等で楽しむ機会が増えてきている。それらのコンテンツは複製などの不正コピー防止を目的とした著作権保護のために暗号化されているものが多く、暗号化されたコンテンツを記録するメディアとしては、著作権保護機能を持つメモリカードが用いられる。しかし、半導体メモリは容量が小さくコストが高いため、大容量の暗号化コンテンツを扱えないという問題があった。
そのため、大容量の記録媒体と著作権保護機能を持ったメモリカードを搭載し、著作権保護された暗号化コンテンツの大容量保存を可能にするシステムが開発されており(例えば、特許文献1参照)、このようなシステムを適用したポータブル再生装置の構成を図11に示す。
図11に示す従来のポータブル再生装置10は、暗号化コンテンツ22を記録するためのハードディスク20と、著作権保護機能を有するメモリカード30と、コンテンツの再生時にデータを一時記憶するバッファメモリ40と、コンテンツのデコードと出力を行なうデコーダ50とを備えている。
上記メモリカード30は、著作権保護機能として、ポータブル再生装置10とホスト装置との相互認証機能を備えており、メモリカード30の記録領域は、相互認証なしにアクセスが可能な非セキュア領域31と、相互認証に成功した場合にのみアクセスが可能となるセキュア領域32とに分けられる。非セキュア領域31は、データ領域33として用いられる。また、セキュア領域32は、暗号化鍵管理情報34と暗号化鍵35とを記録する領域として用いられる。
一方、上記ハードディスク20は、非セキュア領域21のみを備えており、常にデジタルデータの読み書きが可能である。なお、ハードディスク20としては、光ディスクやメモリカード等のような他の記録媒体であっても良い。
次に、ポータブル再生装置10の動作について説明する。
ポータブル再生装置10において、コンテンツは、メモリカード30の著作権保護機能を用いて暗号化され、ハードディスク20の非セキュア領域21に、暗号化コンテンツ22として記録される。また、メモリカード30のセキュア領域32に、暗号化に用いた暗号化鍵35が記録される。なお、セキュア領域32は、ハードディスク20に格納されている暗号化コンテンツ22に対応する暗号化鍵35を管理するための暗号化鍵管理情報34を有している。
暗号化コンテンツ22を再生する場合は、ハードディスク20に格納されているデータを、一時記憶チャネル11を介してバッファメモリ40に読み出し、一時記憶する。そして、該バッファメモリ40に記憶されているデータを、デコードチャネル12を介してデコーダ50に連続的に読み出し、デコーダ50により復号されたデータが、アナログ信号出力チャネル13を介して出力される。
特開2004−94778号公報
しかしながら、前記従来の構成では、頻繁なハードディスクアクセスにおける電力の消費を抑えるためのバッファメモリを備えている一方、メモリカード上には、未使用データ領域が残っており、コスト的、回路構成的に不利になっている。
また、前記従来の構成でハードディスクに、著作権上ムーブや、コピーが許可されていないコンテンツを記録してしまうと、メモリカードに記録した場合には、メモリカード自体を移動させることで、他の装置へコンテンツを移動できるのに対して、そのコンテンツは、記録した装置から取り出し不可能となってしまう、という問題がある。
さらに、従来のポータブル再生装置では、ハードディスク内に記録されているコンテンツが破損してしまった場合、その破損データの修復は困難である。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、メモリカードの未使用データ領域を、有効に利用すると共に、装置内に格納されている暗号化コンテンツを、他の装置に移動でき、かつハードディスクの破損データの修復可能性を高めることができる再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる再生装置は、暗号化コンテンツを、記録してなる第1の記録媒体と、前記暗号化コンテンツに対応する暗号化鍵を記録してなる、著作権保護機能を有する第2の記録媒体と、前記暗号化コンテンツを、前記暗号化鍵を用いて復号し出力する復号処理部と、を備え、前記第1の記録媒体に記録された暗号化コンテンツを再生する再生装置において、前記第2の記録媒体は、前記暗号化コンテンツの復号再生時に、前記暗号化コンテンツの全部または一部を一時記憶する、先入れ先出し型の一時記憶領域を有し、かつ、前記一時記憶領域に一時記憶された暗号化コンテンツを、ファイルとして管理するファイル管理情報、および前記ファイル管理情報によって管理されるファイルと前記一時記憶領域に一時記憶されている暗号化コンテンツに対応する暗号化鍵との関連性を保持する暗号化鍵管理情報を、格納するものであり、上記復号処理部は、前記一時記憶領域に一時記憶されている暗号化コンテンツの全部または一部を、前記ファイル管理情報、および前記暗号化鍵管理情報を用いて復号するものであり、前記復号処理部より、前記第1の記録媒体に記録された暗号化コンテンツを復号再生し、出力することを特徴とする。
これにより、再生時に第1の記録媒体に記録されている暗号化コンテンツを、第2の記録媒体に一時記憶するため、従来のようなバッファメモリを搭載する必要がなく、システム構成をシンプルにすることができ、その結果、安価にシステム構築を実現することができる。また、第1の記録媒体に格納されている暗号化コンテンツを破損してしまった場合に、第2の記録媒体に一時記憶されている暗号化コンテンツを用いて破損データを修復することが可能となる。
また、本発明の請求項2に係る再生装置は、請求項1に記載の再生装置において、前記先入れ先出し型の一時記憶領域は、固定長のブロックで構成され、前記ブロック単位で暗号化コンテンツの入出力を行い、前記ファイル管理情報は、前記一時記憶領域に一時記憶された暗号化コンテンツを格納しているブロック群の位置を識別する格納ブロック位置識別情報と、前記一時記憶領域に一時記憶された暗号化コンテンツのファイル名を、該暗号化コンテンツの格納ブロック位置と関連させて保持するファイル名管理情報とを含むものである、ことを特徴とする。
これにより、第2の記録媒体に一時記憶された暗号化コンテンツがどのように管理されているかが分かりやすいファイル管理システムを構築することができる。
また、本発明の請求項3に係る再生装置は、請求項2に記載の再生装置において、前記格納ブロック位置識別情報は、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムにおけるFATであり、前記ファイル名管理情報は、ディレクトリである、ことを特徴とする。
これにより、管理機能に優れたファイルシステムを構築することができる。
また、本発明の請求項4に係る再生装置は、請求項1に記載の再生装置において、前記暗号化コンテンツは、固定長の復号単位で復号されるものであり、前記一時記憶領域は、前記復号単位の倍数のデータ長となるブロックで構成される、ことを特徴とする。
これにより、固定長の復号単位で復号される暗号化コンテンツを、スムーズに復号再生することができる。
また、本発明の請求項5に係る再生装置は、請求項1に記載の再生装置において、前記暗号化コンテンツは、再生時間と再生位置との関連性を保持する再生時間管理情報を有するものであり、前記第2の記録媒体は、前記一時記憶領域に一時記憶されているファイルごとに、そのファイルに対応する暗号化コンテンツが有する再生時間管理情報に基づいて再生時間がずれないよう調整する時間調整情報を有する、ことを特徴とする。
これにより、第2の記録媒体に一時記憶されている、暗号化コンテンツの一部から構成されているファイルを、再生時間がずれることなく、正確に復号再生することができる。
また、本発明の請求項6に係る再生装置は、請求項1に記載の再生装置において、前記暗号化コンテンツは、再生の際にコンテンツの先頭に記録されているヘッダ情報を参照するヘッダ参照型コンテンツであり、前記第2の記録媒体は、再生しようとする暗号化コンテンツのヘッダ情報を保持し、該暗号化コンテンツの再生が終了すると、該暗号化コンテンツのヘッダ情報を消去する、ことを特徴とする。
これにより、第2の記録媒体に一時記憶されているファイルが、ヘッダ参照型コンテンツの一部から構成されている場合でも、保持しているヘッダ情報に基づいて復号再生することができる。
また、本発明の請求項7に係る再生装置は、請求項1に記載の再生装置において、前記第2の記録媒体は、着脱可能とする、ことを特徴とする。
これにより、著作権法上、従来では再生装置から取り出し不可能であった暗号化コンテンツを、他の装置に移動させて、著作権法上の問題なく、該暗号化コンテンツを復号再生することができる。
本発明の再生装置によれば、ハードディスクに記録されている暗号化コンテンツを再生する際に、該暗号化コンテンツをメモリカードのデータ領域に一時記憶させてから、デコード処理するようにしたので、従来では未使用領域となって無駄になっていたメモリカードのデータ領域を、有効に利用することができ、そのため、バッファメモリを必要とすることなく、システム構成をシンプルにすることができ、その結果、低コストで著作権保護機能を備えた再生装置を実現することができる。また、ハードディスクに格納されている暗号化コンテンツを、メモリカードに一時記憶させているため、ハードディスクに格納されている暗号化コンテンツが破損した場合に、メモリカードに一時記憶されているデータを用いて修復することができる。また、メモリカードを着脱可能なものとしているため、メモリカードを他の装置に移動させるだけで、他の装置でも著作権法上問題なく、暗号化コンテンツを再生することができる。
以下に、本発明の再生装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による再生装置の構成を示す図である。
本実施の形態1の再生装置100は、暗号化コンテンツ211を記録してなる第1の記録媒体であるハードディスク200と、前記暗号化コンテンツ211に対応する暗号化鍵322を記録してなる、著作権保護機能を有する第2の記録媒体であるメモリカード300と、前記暗号化コンテンツ211を前記暗号化鍵322を用いて復号し出力する復号処理部であるデコーダ400とを備え、前記ハードディスク200に記録された暗号化コンテンツ211を再生するものである。
前記ハードディスク200は、非セキュア領域210を有し、この非セキュア領域210に暗号化コンテンツ211を記録する。
前記メモリカード300は、着脱可能なものであり、非セキュア領域310とセキュア領域320とを有する。このメモリカード300の非セキュア領域310のデータ領域311には、前記暗号化コンテンツ211の復号再生時に、前記暗号化コンテンツの全部または一部を一時記憶する、先入れ先出し型の一時記憶領域であるバッファ領域313と、前記バッファ領域313に一時記憶された暗号化コンテンツを、ファイルとして管理するためのファイル管理情報を格納する領域312とが設けられ、また、セキュア領域320には、前記ファイル管理情報によって管理されるファイルと前記バッファ領域313に一時記憶されているコンテンツに対応する暗号化鍵322との関連性を保持する暗号化鍵管理情報を格納する領域321が設けられている。
本実施の形態1では、バッファ領域313は、固定長のブロック313aで構成され、該ブロック313aと同じデータ長になるよう暗号化コンテンツ211を分割して一時記憶する。ファイル管理情報としては、バッファ領域313に一時記憶されたコンテンツを格納しているブロック位置を識別する格納ブロック位置識別情報(ファイルチェーン情報312a)と、前記バッファ領域313に一時記憶されたコンテンツのファイル名を、該コンテンツの格納ブロック位置と関連させて保持するファイル名管理情報(ファイル先頭ブロック情報312b)とが含まれる。なお、格納ブロック位置識別情報は、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムにおけるFATであり、ファイル名管理情報は、ディレクトリである。
このような構成の再生装置100の動作について、図2、図3、及び図4を用いて説明する。
暗号化コンテンツ211を復号再生する場合は、一時記憶チャネル111を介してハードディスク200に格納されている暗号化コンテンツ211を読み出し、メモリカード300のバッファ領域313に、ブロック313a単位で一時記憶し、それを、デコードチャネル112を介してブロック313a単位でデコーダ400に転送する。このとき、バッファ領域313の使用状況に応じてファイル管理情報の更新を行う。そして、アナログ信号出力チャネル113を介してデコーダ400でデコードされたデータを出力する。
また、ハードディスク200がデータ破損を起こした場合は、データ修復チャネル114を介して、バッファ領域313に一時記憶されているデータを読み出して、ハードディスク200に書き込み、破損データの修復を行う。
図2は、本実施の形態1における、暗号化コンテンツ211の一時記憶処理を説明するための図である。
本実施の形態1では、暗号化コンテンツ211は、復号再生時に、バッファ領域313を構成するブロック313aと同じデータ長のブロック211aに分割され、バッファ領域313に一時記憶される。
例えば、暗号化コンテンツ♯1は、図2(a)に示すように、2個のデータブロック211aに分割され、それぞれがファイル♯1_1、ファイル♯1_2としてバッファ領域313に一時記憶される。バッファ領域313に一時記憶されたファイル♯1_1、ファイル♯1_2は、ファイル♯1というファイル名で、ファイル管理情報により管理される。
また、暗号化コンテンツ♯2は、図2(b)に示すように、3個のデータブロック211aに分割され、それぞれがファイル♯2_1、ファイル♯2_2、ファイル♯2_3としてバッファ領域313に一時記憶される。バッファ領域313に一時記憶されたファイル♯2_1、ファイル♯2_2、ファイル♯2_3は、ファイル♯2というファイル名で、ファイル管理情報により管理される。
また、暗号化コンテンツ♯3は、図2(c)に示すように、n(nは1以上の整数)個のデータブロック211aに分割され、それぞれがファイル♯3_1、ファイル♯3_2…ファイル♯3_nとしてバッファ領域313に一時記憶される。バッファ領域313に一時記憶されたファイル♯3_1、ファイル♯3_2…ファイル♯3_nは、ファイル♯3というファイル名で、ファイル管理情報により管理される。
図3は、図2のように分割された暗号化コンテンツを扱う場合のファイル管理方法を示す図である。ここでは、バッファ領域313は、5つのブロックに分割されているものとし、暗号化コンテンツ211は、暗号化コンテンツ♯1、♯2…の順にバッファ領域313に一時記憶されるものとする。
バッファ領域313を構成するブロック1〜5にはそれぞれ、図3(a)に示すように、ファイル♯1_1、♯1_2、♯2_1、♯2_2、♯2_3が一時記憶される。このとき、ファイル先頭ブロック情報312bでは、ファイル#1の先頭ブロック番号として“1”を、ファイル♯2の先頭ブロック番号として“3”を格納し、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号1に、次ブロック番号“2”を、ブロック番号2に、対応するブロックが、1つのファイルを構成するデータブロックのうちの最後のデータを格納しているブロックであることを示す文字列“END”を、ブロック番号3に、次ブロック番号“4”を、ブロック番号4、次ブロック番号“5”を、ブロック番号5に、文字列“END”を格納する。つまり、ファイル管理情報では、ファイル♯1のデータがブロック1〜2に格納され、ブロック番号1、2の順にファイル♯1のデータを構成していることを管理し、また、ファイル♯2のデータがブロック3〜5に格納され、ブロック番号3、4、5の順にファイル♯2のデータを構成していることを管理している。なお、この文字列“END”は、システム依存の文字列であり、他の文字列また数値であっても良い。
コンテンツの再生が開始されると、図3(b)のように、バッファ領域313のブロック1に一時記憶されているファイル♯1_1が、デコーダ400に転送され、前回最後に一時記憶したファイル♯2_3の次のデータブロック211aであるファイル♯3_1が、バッファ領域313のブロック1に一時記憶される。このとき、ファイル先頭ブロック情報312bでは、ファイル#1のファイル先頭ブロック番号を“2”に更新し、ファイル♯3のファイル先頭ブロック情報として、ブロック番号“1”を登録し、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号1に、文字列“END”を格納する。つまり、ファイル管理情報では、ファイル♯1のデータはブロック2のみに、ファイル#2のデータはブロック3〜5に、ファイル♯3のデータはブロック1のみに格納されていることを管理している。
そして、図3(c)のように、バッファ領域313のブロック2に一時記憶されているファイル♯1_2が、デコーダ400に転送されると、前回最後に一時記憶したファイル♯3_1の次のデータブロック211aであるファイル♯3_2が、バッファ領域313のブロック2に一時記憶される。このとき、ファイル先頭ブロック情報312bでは、ファイル#1のファイル先頭ブロックに関する情報が削除され、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号1に次ブロック番号“2”を、ブロック番号2に、“END”を格納する。つまり、ファイル管理情報では、ファイル#2のデータはブロック3〜5に、ファイル♯3のデータはブロック1〜2に格納されていることを管理している。なお、ファイル管理情報からファイル♯1に関する情報が全て削除されているため、ファイル♯1の復号再生が終了したことが分かる。
さらに、図3(d)のように、バッファ領域313のブロック3に一時記憶されているファイル♯2_1が、デコーダ400に転送されると、前回最後に一時記憶したファイル♯3_2の次のデータブロック211aであるファイル♯3_3が、バッファ領域313のブロック3に一時記憶される。このとき、ファイル先頭ブロック情報312bでは、ファイル♯2の先頭ブロック番号を“4”に更新し、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号2に次ブロック番号“3”を、ブロック番号3に、“END”を格納する。つまり、ファイル管理情報では、ファイル#2のデータはブロック4〜5に、ファイル♯3のデータはブロック1〜3に格納されていることを管理している。
以上のようにしてバッファ領域313を構成するブロック313aの使用状況に合わせてファイル管理情報を更新することにより、バッファ領域313に一時記憶されたコンテンツを、ファイルとして管理できる。
図4は、本実施の形態1における、暗号化コンテンツの復号再生処理を、説明するための図である。
コンテンツの再生が開始されると(ステップS101)、まず初めに、ファイル管理情報の初期設定を行う。すなわち、対象ブロック番号bに、1を格納し(ステップS102)、前ブロック番号b_aに、前回最後に一時記憶を行なったブロックのブロック番号を、格納する(ステップS103)。
初期設定処理を終了すると、ブロックbに格納されているファイルを、デコード処理の対象ファイルF_dとし(ステップS104)、ブロックbのデコードを行なう(ステップS105)。そのとき、ファイルチェーン情報312aのブロック番号bの値を確認し(ステップS106)、その値が“END”の場合は、ファイル先頭ブロック情報312bから対象ファイルF_dを削除し(ステップS107)、それ以外の場合は、ファイル先頭ブロック情報312bのファイルF_dの値b_dhと、最大ブロック数Nを比較し(ステップS108)、値b_dhの方が小さければ、b_dhをインクリメント(ステップS109)し、最大ブロック数Nと等しければ、b_dhに1を格納する(ステップS110)。
そして、ブロックbに次のデータブロック211aを、一時記憶し(ステップS111)、対象ブロックbに一時記憶したファイルを、一時記憶処理の対象ファイルF_tとし(ステップS112)、前回一時記憶したブロックb_aに格納されているファイルと、対象ファイルF_tを比較して(ステップS113)、等しい場合は、ファイルチェーン情報312aのブロック番号b_aに、前回最後に一時記憶を行ったブロックの番号であるbを格納し(ステップS114)、異なる場合には、ファイル先頭ブロック情報312bに、対象ファイルF_tの先頭ブロック番号として、ブロック番号bを追加する(ステップS115)。そして、ファイルチェーン情報312aのブロック番号bに、“END”を格納し(ステップS116)、前ブロック番号b_aを、ブロック番号bに変更して(ステップS117)、ブロック番号bと、最大ブロック番号Nの比較を行い(ステップS118)、異なる場合は、ブロック番号bをインクリメント(ステップS119)し、等しい場合は、ブロック番号bを1として(ステップS120)、ステップS104からの処理を繰り返す。
このような本実施の形態1では、コンテンツ再生時にバッファ領域313のブロック313aを、暗号化コンテンツの一時記憶場所として使用するようにしたので、メモリカードのデータ領域を有効に利用することができ、従来のようなバッファメモリを搭載することなく、システム構成をシンプルにすることができ、その結果、低コストで再生装置を実現可能である。また、ハードディスク200に保存されている著作権保護対象の暗号化コンテンツを、著作権保護機能を備えているメモリカード300に一時記憶させているため、該メモリカードを他の装置に移動させるだけで、他の装置でも著作権上の問題なく、暗号化コンテンツを再生することができるとともに、ハードディスクがデータ破損を起こした場合に、メモリカード上に一時記憶されているデータによって修復できる可能性が高くなる。
また、暗号化コンテンツ211を固定長のデータブロック211aに分割してバッファ領域313に一時記憶し、その一時記憶場所を、ファイルチェーン情報312aと、ファイル先頭ブロック情報312bとによって、管理するようにしたので、暗号化コンテンツ211をバッファ領域313内にどのように管理しているかが分かりやすいファイル管理システムを構築することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による再生装置は、固定長の復号単位で復号される暗号化コンテンツを扱うものである。
なお、本実施の形態2の再生装置は、上記実施の形態1の再生装置の構成(図1に示す)と同じ構成で、暗号化コンテンツの一時記憶処理、ファイル管理方法、暗号化コンテンツの復号再生処理についても、上記実施の形態1と同じ処理(図2〜図4に示す)を行うものであり、ここではその説明を省略する。上記実施の形態1と異なる点は、上記実施の形態1では、バッファ領域313を構成するブロックのデータ長を予め決めておき、このブロックのデータ長と同じになるよう暗号化コンテンツ211を分割して一時記憶するようにしていたが、本実施の形態2では、暗号化コンテンツ211の復号単位に基づいてバッファ領域313を構成するブロックのデータ長を決定しており、以下に図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態2における、暗号化コンテンツ211のバッファ領域313への一時記憶処理を説明するための図である。
本実施の形態2では、暗号化コンテンツ211は、復号再生時に固定長の復号単位である暗号化チェーン211bで分割され、バッファ領域313に一時記憶される。バッファ領域313は、暗号化チェーン211bの倍数(ここでは、3倍)のデータ長となるブロック313bで構成する。
このような実施の形態2では、固定長の復号単位で復号される暗号化コンテンツ211を復号再生する場合、バッファ領域313を、前記復号単位の倍数のデータ長となるブロック313bで構成するようにしたので、固定長の復号単位で復号される暗号化コンテンツを、スムーズに復号再生することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の再生装置は、再生時間管理情報を有する暗号化コンテンツ、例えば、Audioコンテンツを扱うものである。
この本実施の形態3の再生装置は、上記実施の形態1を示す図1とほぼ同じ構成であるが、メモリカード300の構成が異なるため、該メモリカードの構成について図6を用いて説明する。また、本実施の形態3における、暗号化コンテンツの一時記憶処理、ファイル管理方法は、上記実施の形態1における処理(図2、図3に示す)と同じである。
図6は、本実施の形態3の再生装置のメモリカード300の構成を示す。
本実施の形態3では、メモリカード300は、上記実施の形態1の構成に加え、非セキュア領域310内に、バッファ領域に一時記憶されているファイルごとに、該ファイルに対応する暗号化コンテンツが有する再生時間管理情報に基づいて再生時間がずれないように調整する時間調整情報を格納する領域314と、Audioコンテンツ管理情報を格納する領域315とを、さらに設けたものである。
上記Audioコンテンツ管理情報格納領域315に格納されるAudioコンテンツ管理情報の1つとして、各Audioコンテンツの再生時間と再生データ位置との関連性を保持するタイムサーチテーブル315aを有する場合がある。尚、Audioコンテンツ管理情報の格納位置は、システムに依存し、ハードディスク200内に格納しても良い。
上記時間調整情報格納領域314は、ファイルごとに、上記タイムサーチテーブル315aで管理されている再生時間がずれないように調整するための補正時間情報を、保持している。そのため、バッファ領域313に記録されているファイルが、コンテンツの一部から構成され、先頭部分のデータが欠けてしまうことにより、タイムサーチテーブル315aに保持されている再生時間と、ファイルの再生時間にずれが生じた場合、時間調整情報格納領域314に保持されている補正時間情報を用いて、上記タイムサーチテーブル315aに格納されている各再生データ位置における再生時間を、補正することができる。
また、メモリカード300を他の再生装置に移動させて、ファイルの早送りや、巻き戻しを行なう場合に、タイムサーチテーブル315aに格納されている各再生データ位置における再生時間情報に、時間調整情報格納領域314に格納されている各ファイルの補正時間を加算することによって、暗号化コンテンツの復号再生を正確に行うことができる。
次に、本実施の形態3の動作について図7を用いて説明する。
図7は、本実施の形態3における、暗号化コンテンツの復号再生処理を、説明するための図である。
コンテンツの再生が開始されると(ステップS201)、まず初めに初期設定処理、つまり、図4のステップS102〜S103の処理を行なう(ステップS202)。
そして、ブロックbに格納されているファイルを、デコード処理の対象ファイルF_dとし(ステップS203)、ブロックbのデコードを行なう(ステップS204)。そのとき、ファイルチェーン情報312aのブロック番号bの値を確認し(ステップS205)、その値が“END”の場合は、ファイル先頭ブロック情報312bから、対象ファイルF_dを削除し(ステップS206)、時間調整情報格納領域314から、ファイルF_dの補正時間情報を削除する(ステップS207)。それ以外の場合は、ファイル先頭ブロック情報312bのファイルF_dの値b_dhと、最大ブロック数Nを比較し(ステップS208)、b_dhの方が小さければ、b_dhをインクリメント(ステップS209)し、最大ブロック数Nと等しければ、b_dhに1を格納して(ステップS210)、時間調整情報格納領域314に格納されているファイルF_dの補正時間に、ブロックbのデータの時間を加算する(ステップS211)。
そして、ブロックbに、次のデータブロック211aを一時記憶し(ステップS212)、ブロックbに一時記憶したファイルを、一時記憶処理の対象ファイルF_tとし(ステップS213)、前回一時記憶したブロックb_aに格納されているファイルと、対象ファイルF_tを比較して(ステップS214)、等しい場合は、ファイルチェーン情報312aのブロック番号b_aに、前回最後に一時記憶を行なったブロックの番号であるbを格納し(ステップS215)、異なる場合には、ファイル先頭ブロック情報312bに対象ファイルF_tのファイル名と、先頭ブロック番号としてブロック番号bを追加して(ステップS216)、時間調整情報格納領域314に、ファイルF_tの補正時間情報を追加して、補正時間に、0を格納する(ステップS217)。
その後、終了処理、つまり図4のステップS116〜S120の処理を行ない(ステップS218)、ステップS203からの処理を繰り返す。
このような実施の形態3では、時間管理情報を有しているコンテンツを再生する場合は、バッファ領域313に一時記憶されるファイルごとに、補正時間情報を管理しておき、この管理している情報に基づいて、暗号化コンテンツの再生時間を調整するようにしたので、暗号化コンテンツの一部よりなるファイルを再生する場合にも、再生時間がずれないように正確に復号再生することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4による再生装置は、再生時にヘッダ情報を参照するヘッダ参照型コンテンツを扱うもので、再生対象の暗号化コンテンツの復号再生が終了するまで、該暗号化コンテンツのヘッダ情報をバッファ領域313に保持しておくようにしたものである。
なお、本実施の形態4の再生装置は、上記実施の形態1の再生装置の構成(図1に示す)と同じ構成であり、ここではその説明を省略する。
以下に、本実施の形態4の再生装置の動作について、図8、図9、及び図10を用いて説明する。
図8は、本実施の形態4における、暗号化コンテンツ211の一時記憶処理を説明するための図である。
本実施の形態4では、暗号化コンテンツ♯1〜3は、ヘッダ、データ、フッダにより構成され、図8(a)〜(c)に示したように分割され、データブロック211aごとに復号再生処理が行われるが、ファイルの先頭ブロックにはヘッダ情報が含まれているため、同一ファイルのデータブロックのデコード処理が終了するまでは、バッファ領域313に保持しておく。なお、ヘッダ情報としては、例えば、コンテンツのサイズ、コンテンツのストリーム数、コンテンツのパケット数などが含まれている。
図9は、図8のように分割されたヘッダ参照型コンテンツを扱う場合の、ファイル管理方法を説明するための図である。ここでは、バッファ領域313は、5つのブロックに分割されているものとし、暗号化コンテンツ211は、暗号化コンテンツ♯1、♯2…の順にバッファ領域313に一時記憶されるものとする。
バッファ領域313を構成するブロック1〜5にはそれぞれ、図9(a)に示すように、図8に示すデータブロック211aのうち、ファイル♯1_1、#1_2、#2_1、#2_2、#2_3が一時記憶される。このとき、ファイル管理情報では、ファイル#1、及びファイル#2のデータ格納位置を、管理している(図3(a)と同様)。
コンテンツの再生が開始されると、ブロック1は、ファイル♯1のヘッダ情報を含む先頭ブロックであるため、図9(b)のように、ブロック1とブロック2に格納されているファイル♯1_1、#1_2が、続けてデコーダ400に転送され、前回最後に一時記憶したファイル♯2_3の次のデータブロック211aであるファイル#3_1が、ブロック2に一時記憶される。このとき、ファイル先頭ブロック情報312bでは、ファイル#3の先頭ブロック番号として、“2”を追加する。また、ファイル#1を構成するデータブロックのうち、先頭ブロック以外のデータブロックが全てデコードされたため、ファイル♯1の先頭ブロック情報は削除される。また、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号1に、対応するブロックが空であることを示す文字列“NIL”を格納する。つまり、ファイル管理情報では、ファイル♯2のデータはブロック3〜5に、ファイル♯3のデータはブロック2のみに格納されており、ブロック1は空きブロックであることを管理している。なお、文字列“NIL”は、システム依存の文字列であり、他の文字列または数値であっても良い。
次に、バッファ領域313のブロック3は、ファイル♯2のヘッダ情報を含む先頭ブロックであるため、図9(c)のように、ブロック3とブロック4に格納されているファイル#2_1、#2_2が、続けてデコーダ400に転送され、前回最後に一時記憶したファイル♯3_1の次のデータブロック211aである#3_2が、ブロック4に一時記憶される。このとき、ファイル先頭ブロック情報312bは、変更しない。また、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号3の値を“5”を更新し、ブロック番号2に次ブロック番号“4”を、ブロック番号4に、“END”を格納する。つまり、ファイル管理情報では、ファイル♯2のデータがブロック3、5に、ファイル♯3のデータがブロック2、4に格納されており、ブロック1は空きブロックであることを管理している。
そして、図9(d)のように、バッファ領域313のブロック5に格納されているファイル#2_3が、デコーダ400に転送されると、前回最後に一時記憶したファイル♯3_2の次のデータブロック211aであるファイル#3_3が、バッファ領域313のブロック5に一時記憶される。このとき、ファイル先頭ブロック情報312bでは、ファイル#2の先頭ブロック情報を削除し、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号3に、文字列“NIL”を格納し、ブロック番号4に、“5”を追加する。つまり、ファイル管理情報では、ファイル♯3のデータがブロック2、4、5に格納され、その他のブロックは空きブロックであることを管理している。
次の復号再生処理では、前回の復号再生処理(図9(d)に示す)で、バッファ領域313の最後のブロックであるブロック5まで使用したため、次のデータブロック211aの一時記憶は、先頭のブロック1から使用する。従って、図9(e)に示すように、前回最後に一時記憶したファイル♯3_3の次のデータブロック211aであるファイル#3_4が、空きブロックであるブロック1に一時記憶される。このとき、ファイルチェーン情報312aでは、ブロック番号5に次ブロック番号“1”を、ブロック番号1に、“END”を格納する。従って、ファイル管理情報では、ファイル♯3のデータがブロック1、2、4、5に格納されており、ブロック番号2、4、5、1の順にファイル♯3のデータを構成していることを管理している。
以上のようにして、ファイルの先頭ブロックを保持した状態で、バッファ領域313を使用し、その使用状況に合わせて、ファイル管理情報312を更新する。
図10は、本実施の形態4における、暗号化コンテンツの復号再生処理を説明するための図である。
コンテンツの再生が開始されると(ステップS301)、まず初めに初期設定処理、つまり、図4のステップS102〜S103の処理を行なう(ステップS302)。
そして、ファイルチェーン情報312aのブロック番号bの値を確認し(ステップS303)、その値が“NIL”の場合は、一時記憶処理S312からの処理を行ない、それ以外の場合は、ブロックbに格納されているファイルを、デコード処理の対象ファイルF_dとし(ステップS304)、ブロックbのデコードを行なう(ステップS305)。
そして、ファイルチェーン情報312aのブロック番号bの値を確認し(ステップS306)、その値が“END”の場合は、ファイルチェーン情報312aのファイルF_dの先頭ブロックに“NIL”を格納して(ステップS307)、ファイル先頭ブロック情報312bから、対象ファイルF_dを削除(“NIL”を格納)し(ステップS308)、それ以外の場合は、ブロックbが、ファイルF_dの先頭ブロックかを確認する(ステップS309)。確認の結果、ブロックbが、先頭ブロックの場合は、ブロック番号bをインクリメントして(ステップS303)からの処理を繰り返し(ステップS310)、
ブロックbが、先頭ブロックでない場合は、一時記憶処理、つまり、図4のステップS111〜S115まで処理(ステップS311)と、終了処理、つまり、図4のステップS116〜S120までの処理(ステップS312)を行ない、ステップS303からの処理を繰り返す。
このような実施の形態4では、暗号化コンテンツがヘッダ参照型コンテンツの場合、再生しようとする暗号化コンテンツの復号再生が終了するまで、該暗号化コンテンツのヘッダ情報をメモリカード300に保持しておくようにしたので、再生時にヘッダ情報を参照するコンテンツの一部から構成されているファイルを復号再生する場合でも、バッファ領域に保持されているヘッダ情報を参照して復号再生することができる。
本発明にかかる再生装置は、著作権保護機能を備えたリムーバブルメモリカードを有し、著作権保護されたコンテンツを、他の装置に移動させて再生可能とすることができる、ポータブル再生装置として利用可能である。
本発明の再生装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における、暗号化コンテンツの一時記憶処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態1における、ファイル管理方法の例を示す図である。 本発明の実施の形態1における、暗号化コンテンツの復号再生処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態2における、暗号化コンテンツの一時記憶処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態3における、メモリカードの構成を示す図である。 本発明の実施の形態3における、暗号化コンテンツの復号再生処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態4における、暗号化コンテンツの一時記憶処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態4における、ファイル管理方法の例を示す図である。 本発明の実施の形態4における、暗号化コンテンツの復号再生処理を説明するための図である。 従来の再生装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 ポータブル再生装置
11 一時記憶チャネル
12 デコードチャネル
13 アナログ信号出力チャネル
20 ハードディスク
21 ハードディスクの非セキュア領域
22 暗号化コンテンツ
30 メモリカード
31 メモリカードの非セキュア領域
32 メモリカードのセキュア領域
33 データ領域
34 暗号化鍵管理情報
35 暗号化鍵
40 バッファメモリ
50 デコーダ
100 ポータブル再生装置
111 一時記憶チャネル
112 デコードチャネル
113 アナログ信号出力チャネル
114 データ修復チャネル
200 ハードディスク
210 ハードディスクの非セキュア領域
211 暗号化コンテンツ
211a データブロック
211b 暗号化チェーン
300 メモリカード
310 メモリカードの非セキュア領域
311 データ領域
312 ファイル管理情報格納領域
312a ファイルチェーン情報
312b ファイル先頭ブロック情報
313 バッファ領域
313a、313b ブロック
314 時間調整情報格納領域
315 Audioコンテンツ管理情報
315a タイムサーチテーブル
320 メモリカードのセキュア領域
321 暗号化鍵管理情報
322 暗号化鍵
400 デコーダ

Claims (7)

  1. 暗号化コンテンツを、記録してなる第1の記録媒体と、
    前記暗号化コンテンツに対応する暗号化鍵を記録してなる、著作権保護機能を有する第2の記録媒体と、
    前記暗号化コンテンツを、前記暗号化鍵を用いて復号し出力する復号処理部と、を備え、
    前記第1の記録媒体に記録された暗号化コンテンツを再生する再生装置において、
    前記第2の記録媒体は、前記暗号化コンテンツの復号再生時に、前記暗号化コンテンツの全部または一部を一時記憶する、先入れ先出し型の一時記憶領域を有し、かつ、
    前記一時記憶領域に一時記憶された暗号化コンテンツを、ファイルとして管理するファイル管理情報、および前記ファイル管理情報によって管理されるファイルと前記一時記憶領域に一時記憶されている暗号化コンテンツに対応する暗号化鍵との関連性を保持する暗号化鍵管理情報を、格納するものであり、
    上記復号処理部は、前記一時記憶領域に一時記憶されている暗号化コンテンツの全部または一部を、前記ファイル管理情報、および前記暗号化鍵管理情報を用いて復号するものであり、
    前記復号処理部より、前記第1の記録媒体に記録された暗号化コンテンツを復号再生し、出力する、
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 請求項1に記載の再生装置において、
    前記先入れ先出し型の一時記憶領域は、固定長のブロックで構成され、前記ブロック単位で暗号化コンテンツの入出力を行い、
    前記ファイル管理情報は、前記一時記憶領域に一時記憶された暗号化コンテンツを格納しているブロック群の位置を識別する格納ブロック位置識別情報と、前記一時記憶領域に一時記憶された暗号化コンテンツのファイル名を、該暗号化コンテンツの格納ブロック位置と関連させて保持するファイル名管理情報とを含むものである、
    ことを特徴とする再生装置。
  3. 請求項2に記載の再生装置において、
    前記格納ブロック位置識別情報は、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムにおけるFATであり、
    前記ファイル名管理情報は、ディレクトリである、
    ことを特徴とする再生装置。
  4. 請求項1に記載の再生装置において、
    前記暗号化コンテンツは、固定長の復号単位で復号されるものであり、
    前記一時記憶領域は、前記復号単位の倍数のデータ長となるブロックで構成される、
    ことを特徴とする再生装置。
  5. 請求項1に記載の再生装置において、
    前記暗号化コンテンツは、再生時間と再生位置との関連性を保持する再生時間管理情報を有するものであり、
    前記第2の記録媒体は、前記一時記憶領域に一時記憶されているファイルごとに、そのファイルに対応する暗号化コンテンツが有する再生時間管理情報に基づいて再生時間がずれないよう調整する時間調整情報を有する、
    ことを特徴とする再生装置。
  6. 請求項1に記載の再生装置において、
    前記暗号化コンテンツは、再生の際にコンテンツの先頭に記録されているヘッダ情報を参照するヘッダ参照型コンテンツであり、
    前記第2の記録媒体は、再生しようとする暗号化コンテンツのヘッダ情報を保持し、該暗号化コンテンツの再生が終了すると、該暗号化コンテンツのヘッダ情報を消去する、
    ことを特徴とする再生装置。
  7. 請求項1に記載の再生装置において、
    前記第2の記録媒体は、着脱可能とする、
    ことを特徴とする再生装置。
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