JP2006304542A - 電圧変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源投入時の異常電流を低減させることができる電圧変換装置を提供する。
【解決手段】 制御装置30は、電圧変換部20に対してIGBT素子Q1、IGBT素子Q2をスイッチングさせる動作モードを指示する動作指示信号PWU,PWDと動作指示信号PWU,PWDに拘わらずIGBT素子Q1、IGBT素子Q2の導通を禁止するゲート遮断信号CSDNとを出力する。制御装置30は、電圧変換部20に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、ゲート遮断信号CSDNの伝達が電圧変換部20に正常に行なわれるか否かを判断し、ゲート遮断信号CSDNの伝達が正常でないときにはIGBT素子Q1が導通状態でIGBT素子Q2が非導通状態となるように電圧変換部20を制御する。これにより過熱やリレー溶着を避けることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 制御装置30は、電圧変換部20に対してIGBT素子Q1、IGBT素子Q2をスイッチングさせる動作モードを指示する動作指示信号PWU,PWDと動作指示信号PWU,PWDに拘わらずIGBT素子Q1、IGBT素子Q2の導通を禁止するゲート遮断信号CSDNとを出力する。制御装置30は、電圧変換部20に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、ゲート遮断信号CSDNの伝達が電圧変換部20に正常に行なわれるか否かを判断し、ゲート遮断信号CSDNの伝達が正常でないときにはIGBT素子Q1が導通状態でIGBT素子Q2が非導通状態となるように電圧変換部20を制御する。これにより過熱やリレー溶着を避けることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電圧変換装置に関し、特に電圧変換装置に電源を投入した直後の制御に関する。
近年、環境に配慮した自動車として、車輪を駆動するためにモータを使用する電気自動車、ハイブリッド自動車および燃料電池自動車等の車両が注目を浴びている。
このようなハイブリッド自動車等の中には、直流電源からの直流電圧を昇圧コンバータによって昇圧し、その昇圧した直流電圧がモータを駆動するインバータに供給される構成を有するものがある。
特開2004−15895号公報(特許文献1)には、このような昇圧コンバータを備える電気負荷駆動装置が開示されている。
特開2004−15895号公報
昇圧コンバータの入力側および出力側には、平滑コンデンサが設けられている。降圧電源を昇圧コンバータに接続するシステムメインリレーがオンされると、まずこれらの平滑コンデンサに充電を行なうプリチャージ処理が行なわれる。このときには昇圧コンバータは昇圧動作を行なわないようにスイッチング素子のゲート遮断を行なっておく必要がある。
しかしながら、このゲート遮断制御がうまくいかないと、昇圧コンバータが動作してしまい、プリチャージ処理が所定時間内に終了しない場合が考えられる。
このような場合は、プリチャージ不良の診断が誤検出されたり、システムメインリレーの内部の抵抗が過熱したり、システムメインリレーが溶着してしまったりする現象が懸念される。
この発明の目的は、電源投入時の異常電流を低減させることができる電圧変換装置を提供することである。
この発明は、要約すると、電圧変換装置であって、直流電源と、直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備える。電圧変換部は、第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、第2のノードと直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルとを含む。電圧変換装置は、直流電源と電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、電圧変換部および接続部の制御を行なう制御部とをさらに備える。制御部は、電圧変換部に対して第1、第2のスイッチング素子をスイッチングさせる動作モードを指示する動作指示信号と動作指示信号に拘わらず第1および第2のスイッチング素子の導通を禁止する禁止信号とを出力する。制御部は、電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、禁止信号の伝達が電圧変換部に正常に行なわれるか否かを判断し、禁止信号の伝達が正常でないときには第1のスイッチング素子が導通状態で第2のスイッチング素子が非導通状態となるように電圧変換部を制御する。
この発明の他の局面に従うと、電圧変換装置であって、直流電源と、直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備える。電圧変換部は、第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、第2のノードと直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルとを含む。電圧変換装置は、直流電源と電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、電圧変換部および接続部の制御を行なう制御部とをさらに備える。制御部は、電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、第1のスイッチング素子が導通状態で第2のスイッチング素子が非導通状態となるように電圧変換部を制御する。
この発明のさらに他の局面に従うと、電圧変換装置であって、直流電源と、直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備える。電圧変換部は、第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、第2のノードと直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルと、第2のノードから第1のノードに向かう向きが順方向となるように接続された整流素子とを含む。電圧変換装置は、直流電源と電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、電圧変換部および接続部の制御を行なう制御部とをさらに備える。制御部は、電圧変換部に対して第1、第2のスイッチング素子をスイッチングさせる動作モードを指示する動作指示信号と動作指示信号に拘わらず第1および第2のスイッチング素子の導通を禁止する禁止信号とを出力する。制御部は、電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、禁止信号の伝達が電圧変換部に正常に行なわれるか否かを判断し、禁止信号の伝達が正常でないときには第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子が共に非導通状態となるように電圧変換部を制御する。
この発明のさらに他の局面に従うと、電圧変換装置であって、直流電源と、直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備える。電圧変換部は、第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、第2のノードと直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルと、第2のノードから第1のノードに向かう向きが順方向となるように接続された整流素子とを含む。電圧変換装置は、直流電源と電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、電圧変換部および接続部の制御を行なう制御部とをさらに備える。制御部は、電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子が共に非導通状態となるように電圧変換部を制御する。
好ましくは、電圧変換装置は、接続部を経由して直流電源から電圧変換部に流れる電源電流を検出する電流センサをさらに備える。制御部は、プリチャージ動作時に接続部を接続状態にしてから所定時間経過後に電源電流が所定値より大きい場合には異常が発生したと判定する。
好ましくは、接続部は、直流電源と電圧変換部とを第1の接続状態と第1の接続状態よりも電流が制限された第2の接続状態に接続することが可能に構成される。制御部は、プリチャージ動作時に接続部を第2の接続状態に制御し、プリチャージ動作が正常終了後には接続部を第1の接続状態に制御する。
好ましくは、電圧変換装置は、第1のノードと第3のノードとの間に接続された平滑用コンデンサをさらに備える。
本発明によれば、ゲート遮断制御の異常によりプリチャージ時の過電流による過熱やリレーの溶着の可能性を低減させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について詳しく説明する。なお、同一または相当の部品には同一の符号を付し、それらの説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両100の構成を示す回路図である。なお車両100は、モータで車輪を駆動する電気自動車、燃料電池自動車やモータとエンジンとを車両の駆動に併用するハイブリッド自動車のいずれであってもよい。
図1を参照して、車両100は、直流電源Bと、電圧センサ10と、電流センサ11と、接続部40と、コンデンサC1と、電圧変換器20と、インバータ14と、車輪を駆動するモータM1と、電流センサ24と、制御装置30とを備える。
直流電源Bは、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオンなどの二次電池を用いることができる。直流電源Bは、直流電力を電圧変換器20に供給するとともに、電圧変換器20からの直流電力によって充電される。また、直流電力を電圧変換器20に供給する直流電源として燃料電池を用いても良い。
電圧センサ10は、直流電源Bから出力される直流電圧値VBを検出し、検出した直流電圧値VBを制御装置30へ出力する。電流センサ11は、直流電源Bから接続部40を介して電気回路に流れる直流電流を検出し、その検出した電流を直流電流値IBとして制御装置30へ出力する。コンデンサC1は、接続部から電気回路に印加される電圧を平滑化する。
電圧変換器20は、電圧センサ21と、昇圧コンバータ12と、コンデンサC2と、電圧センサ13とを含む。
昇圧コンバータ12は、一方端が接続部40を介して直流電源Bの正極と接続されるリアクトルL1と、電圧VHを出力する昇圧コンバータ12の出力端子間に直列に接続されるIGBT素子Q1,Q2と、IGBT素子Q1,Q2にそれぞれ並列に接続されるダイオードD1,D2とを含む。
リアクトルL1の他方端はIGBT素子Q1のエミッタおよびIGBT素子Q2のコレクタに接続される。ダイオードD1のカソードはIGBT素子Q1のコレクタと接続され、ダイオードD1のアノードはIGBT素子Q1のエミッタと接続される。ダイオードD2のカソードはIGBT素子Q2のコレクタと接続され、ダイオードD2のアノードはIGBT素子Q2のエミッタと接続される。
電圧センサ21は昇圧コンバータ12の入力側の電圧を電圧値VLとして検知する。コンデンサC2は昇圧コンバータ12の出力側に接続され昇圧コンバータ12から送られたエネルギを蓄積するとともに、電圧の平滑化を行なう。電圧センサ13は、昇圧コンバータ12の出力側の電圧すなわちコンデンサC2の電極間の電圧を電圧値VHとして検知する。
インバータ14は、昇圧コンバータ12から昇圧電位を受けて交流モータM1を駆動する。また、インバータ14は、回生制動に伴い交流モータM1において発電された電力を昇圧コンバータ12に戻す。このとき昇圧コンバータ12は、降圧回路として動作するように制御装置30によって制御される。
交流モータM1は、ハイブリッド自動車等の駆動輪を駆動するためのトルクを発生するためのモータである。このモータは、たとえば、エンジンによって駆動される発電機の機能を持ち、かつ、エンジンに対して電動機として動作しエンジンの始動を行ない得るようなものとしてハイブリッド自動車に組込まれるものであってもよい。
インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とを含む。U相アーム15、V相アーム16、およびW相アーム17は、昇圧コンバータ12の出力ライン間に並列に接続される。
U相アーム15は、直列接続されたIGBT素子Q3,Q4と、IGBT素子Q3,Q4とそれぞれ並列に接続されるダイオードD3,D4とを含む。ダイオードD3のカソードはIGBT素子Q3のコレクタと接続され、ダイオードD3のアノードはIGBT素子Q3のエミッタと接続される。ダイオードD4のカソードはIGBT素子Q4のコレクタと接続され、ダイオードD4のアノードはIGBT素子Q4のエミッタと接続される。
V相アーム16は、直列接続されたIGBT素子Q5,Q6と、IGBT素子Q5,Q6とそれぞれ並列に接続されるダイオードD5,D6とを含む。ダイオードD5のカソードはIGBT素子Q5のコレクタと接続され、ダイオードD5のアノードはIGBT素子Q5のエミッタと接続される。ダイオードD6のカソードはIGBT素子Q6のコレクタと接続され、ダイオードD6のアノードはIGBT素子Q6のエミッタと接続される。
W相アーム17は、直列接続されたIGBT素子Q7,Q8と、IGBT素子Q7,Q8とそれぞれ並列に接続されるダイオードD7,D8とを含む。ダイオードD7のカソードはIGBT素子Q7のコレクタと接続され、ダイオードD7のアノードはIGBT素子Q7のエミッタと接続される。ダイオードD8のカソードはIGBT素子Q8のコレクタと接続され、ダイオードD8のアノードはIGBT素子Q8のエミッタと接続される。
各相アームの中間点は、交流モータM1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、交流モータM1は、三相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルは各々一方端が中点に共に接続されている。そして、U相コイルの他方端がIGBT素子Q3,Q4の接続ノードに接続される。またV相コイルの他方端がIGBT素子Q5,Q6の接続ノードに接続される。またW相コイルの他方端がIGBT素子Q7,Q8の接続ノードに接続される。
電流センサ24は、交流モータM1に流れる電流をモータ電流値MCRT1として検出し、モータ電流値MCRT1を制御装置30へ出力する。
制御装置30は、トルク指令値TR1、モータ回転数MRN1、電圧値VB,VL,VH、電流値IBおよびモータ電流値MCRT1を受ける。そして制御装置30は、電圧変換器20に対して昇圧指示する制御信号PWU,降圧指示する制御信号PWDおよびゲート遮断信号CSDNを出力する。さらに、制御装置30は、インバータ14に対して、昇圧コンバータ12の出力である直流電圧をモータM1を駆動するための交流電圧に変換する駆動指示PWMI1とモータM1で発電された交流電圧を直流電圧に変換して昇圧コンバータ12側に戻す回生指示PWMC1とを出力する。
次に、電圧変換器20の動作について簡単に説明する。電圧変換器20中の昇圧コンバータ12は、力行運転時には直流電源Bからの電力をインバータ14に供給する順方向変換回路としての昇圧回路として動作する。逆に、回生運転時には、昇圧コンバータ12は、直流電源BにモータM1で発電された電力を回生する逆方向変換回路としての降圧回路としても動作する。
昇圧コンバータ12は、IGBT素子Q1を非導通にした状態で、IGBT素子Q2の導通と非導通とを繰返して行なうことにより、昇圧回路として動作する。すなわち、IGBT素子Q2が導通の状態においては、直流電源Bの正極からリアクトルL1、IGBT素子Q2を経由して直流電源Bの負極に電流が流れる経路が形成される。この電流が流れている間に、リアクトルL1にエネルギが蓄積される。
そして、IGBT素子Q2を非導通状態にすると、リアクトルL1に蓄積されたエネルギはダイオードD1を介してインバータ14側に流れる。これによりコンデンサC2の電極間の電圧が増大する。したがって、インバータ14に与えられる昇圧コンバータ12の出力電圧は昇圧される。
一方、昇圧コンバータ12は、IGBT素子Q2を非導通にした状態で、IGBT素子Q1の導通と非導通とを繰返して行なうことにより降圧回路として動作する。すなわち、IGBT素子Q1が導通の状態においては、インバータ14から回生される電流は、IGBT素子Q1、リアクトル、直流電源Bへと流れる。
また、IGBT素子Q1が非導通の状態においては、リアクトルL1、直流電源BおよびダイオードD2からなるループが形成され、リアクトルL1に蓄積されたエネルギが直流電源Bに回生される。この逆方向変換においては、インバータ14が電力を供給する時間よりも、直流電源Bが電力を受ける時間の方が長くなり、インバータ14における電圧は降圧されて直流電源Bに回生される。電圧変換器20の動作は、以上の力行動作と回生動作とを適切に制御することで行なわれる。
なお、回生制御には、ハイブリッド自動車または電気自動車を運転するドライバによるフットブレーキ操作があった場合の回生発電を伴う制動が含まれる。また、フットブレーキを操作しない場合であっても、走行中にアクセルペダルをオフすることで回生発電をさせながら車両を減速させたりまたは加速を中止させたりするときが含まれる。
次に接続部40の構成および制御について説明する。接続部40は、直流電源Bから電圧変換器20に電流供給を行なう経路の接続および遮断を行なう。
接続部40は、直流電源Bの正極とリアクトルL1の一方端との間に直列に接続されるシステムメインリレーSMR2と、直流電源Bの負極とIGBT素子Q2のエミッタとの間に接続されるシステムメインリレーSMR3とを含む。接続部40は、さらに、システムメインリレーSMR2と並列に接続される、直列接続されたシステムメインリレーSMR1および制限抵抗Rとを含む。
システムメインリレーSMR1,SMR2は、直流電源Bの正極側を電気回路に接続するリレーであり、システムメインリレーSMR3は、直流電源Bの負極側を電気回路に接続するリレーである。
システムメインリレーSMR1,SMR2,SMR3は、制御装置30からの信号SEにより所定のシーケンスで各々の導通/非導通状態が制御される。より具体的には、まず起動時にはシステムメインリレーSMR1,SMR3は導通状態に制御され、システムメインリレーSMR2は非導通状態に制御される。これにより、制限抵抗Rを介して電流が供給されるので、過大な突入電流が流れるのを避けることができる。この状態でコンデンサC2の充電動作を行なう。この動作をプリチャージ動作という。このとき昇圧コンバータ12は、ゲート遮断状態にある。
プリチャージ動作が終了すると、システムメインリレーSMR2,SMR3が導通状態に制御され、システムメインリレーSMR1は非導通状態に制御される。これにより、制限抵抗Rを介さずに直流電源Bから昇圧コンバータ12に電流供給することが可能となる。正常にプリチャージ動作が行なわれ、昇圧コンバータ12の動作準備が完了すると、表示装置35にあるReadyONのインジケータが点灯する。
この発明のある局面では、電圧変換器20は、第1のノードと第2のノードとの間に接続されたIGBT素子Q1と、第2のノードと第3のノードとの間に接続されたIGBT素子Q2と、第2のノードと直流電源Bを結ぶ経路上に設けられたリアクトルL1とを含む。電圧変換器20は、第1のノードと第3のノードとの間に接続された平滑用コンデンサC2を含む。
接続部40は、直流電源Bと電圧変換器20との電気的接続および開放を行なう。制御装置30は、電圧変換器20および接続部40の制御を行なう。
制御装置30は、電圧変換器20に対してIGBT素子Q1,IGBT素子Q2をスイッチングさせる動作モードを指示する制御信号PWU,PWDと制御信号PWU,PWDに拘わらずIGBT素子Q1、IGBT素子Q2の導通を禁止するゲート遮断信号CSDNとを出力する。制御装置30は、電圧変換器20に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、ゲート遮断信号CSDNの伝達が電圧変換器20に正常に行なわれるか否かを判断し、ゲート遮断信号CSDNの伝達が正常でないときにはIGBT素子Q1が導通状態でIGBT素子Q2が非導通状態となるように電圧変換器20を制御する。
好ましくは、電圧変換装置は、接続部40を経由して直流電源Bから電圧変換器20に流れる電源電流を検出する電流センサ11をさらに備える。制御装置30は、プリチャージ動作時に接続部40を接続状態にしてから所定時間経過後に電源電流が所定値より大きい場合には異常が発生したと判定する。
接続部40は、直流電源Bと電圧変換器20とをシステムメインリレーSMR2で接続する第1の接続状態と、第1の接続状態よりも抵抗Rにより電流が制限されたシステムメインリレーSMR1で接続する第2の接続状態に接続することができる。制御装置30は、プリチャージ動作時に接続部40を第2の接続状態に制御し、プリチャージ動作が正常終了後には接続部40を第1の接続状態に制御する。
図2は、図1における制御装置30と昇圧コンバータ12との間の信号の伝達経路を示したブロック図である。
図2を参照して、制御装置30は、昇圧指示する制御信号PWUと降圧指示する制御信号PWDとゲート遮断信号CSDNとを昇圧コンバータ12に出力する。
制御装置30は、中央処理装置(CPU)52と、不揮発メモリ54と、出力バッファ56と、入力バッファ58と、抵抗R1,R2とを含む。CPUはゲート遮断信号CSDNを出力するが、出力バッファ56は、動作禁止状態においてはハイインピーダンス状態(Hi−z)となり、動作許可状態においてはロー(L)レベルを出力する。
一方、制御装置30のゲート遮断信号CSDNを出力する端子は、昇圧コンバータ12の内部においてプルアップ抵抗R3に接続されている。したがって動作禁止状態においてはゲート遮断信号CSDNのレベルはハイ(H)レベルであり、動作許可状態においてはLレベルである。
この信号CSDNのレベルは、直列に接地ノードとの間に接続された抵抗R1,R2によって分圧され、入力バッファ58を経由してCPU52にモニタされる。
信号CSDNを制御装置30から昇圧コンバータ12に伝達するための配線が断線した場合には、プルアップ抵抗R3が出力バッファ56の出力部分に接続されないので入力バッファ58の入力部は常にLレベルである。このためCPU52は、制御装置30から昇圧コンバータ12にゲート遮断信号CSDNを伝達する信号線の断線を検知することができる。
図3は、実施の形態のプリチャージ処理の制御構造を示したフローチャートである。なおこのフローチャートの処理は、制御装置30のメインルーチンから起動信号が運転者によって入力されたことに応じて呼出され実行される。
図3を参照して、まず処理が開始されると、ステップS1においてゲート遮断指令が制御装置30から出力される。具体的には図2の出力バッファ56がハイインピーダンス状態に制御されこれによってゲート遮断信号CSDNがHレベルになるはずである。
続いてステップS2において、制御装置30はゲート遮断信号CSDNをモニタする。そしてステップS3において、CPU52がゲート遮断信号CSDNの信号異常を判定する。具体的には、入力バッファ58の入力信号が抵抗R3+R2と抵抗R1によって抵抗分割された値となっていればゲート遮断信号CSDNは正常であり、入力バッファ58の入力が接地電位になってしまっているときは信号線が断線したものと考えられる。
ゲート遮断信号CSDNが異常である場合にはステップS4に処理が進み、ゲート遮断異常のエラーコードが不揮発メモリ54に記録される。そしてステップS5に処理が進み、制御装置30は制御信号PWU,PWDを制御することにより、昇圧コンバータ12の上アームであるIGBT素子Q1を導通状態に制御し、一方下アームであるIGBT素子Q2を非導通に制御する。そして処理はステップS6に移る。
一方、ステップS3においてゲート遮断信号CSDNに異常がない場合には、そのままステップS6に進む。
ステップS6ではシステムメインリレーSMR3がオフ状態からオン状態に制御され、続いてステップS7においてシステムメインリレーSMR1がオフ状態からオン状態に制御される。
その後時間T(ms)後に、ステップS8においてバッテリ電流IBが所定値I0より小さくなったか否かが判断される。IB<I0が成立した場合には、プリチャージは正常であるのでステップS9に処理が進み、システムメインリレーSMR2がオフ状態からオン状態に制御され、その後ステップS10においてシステムメインリレーSMR1がオン状態からオフ状態に制御され、接続部40は低抵抗状態で昇圧コンバータ12と直流電源Bとを結合する。
そしてステップS11において走行可能状態を示すインジケータReadyONを点灯させる。そして処理はステップS12に進み制御がメインルーチンに移される。
一方、ステップS8においてIB<I0が成立しない場合にはプリチャージ異常と考えられる。この場合はステップS13に進みシステムメインリレーSMR1がオフ状態に制御され、さらにステップS14においてシステムメインリレーSMR3がオフ状態に制御される。
その後ステップS15においてプリチャージ異常に対応する異常ランプが点灯され、そしてステップS16においてプリチャージ異常に対応するエラーコードが不揮発メモリ54に記憶される。その後ステップS17に進みプリチャージ異常として処理が停止される。
図4は、実施の形態の効果を説明するための動作波形図である。
図4を参照して、初期状態ではシステムメインリレーSMR1〜SMR3は、すべてオフ状態である。時刻t1において運転者がイグニッションスイッチをオンさせることにより図3で示したフローチャートの処理が実行され、時刻t1〜t1の間において図3のステップS1〜S5の処理が実行される。
そして時刻t2においてシステムメインリレーがオフ状態からオン状態に制御され(図3のステップS6)、続いて時刻t3においてシステムメインリレーSMR1がオフ状態からオン状態に制御される(図3のステップS7)。
ここで図2においてゲート遮断信号CSDNを伝達する配線が断線した場合昇圧コンバータ12は昇圧指示または降圧指示に基づいて動作を開始してしまう。この場合は破線で示されるように電流ICが流れてしまう。
そこで、ゲート遮断信号が正常に伝達されずゲート遮断ができないときには上アームのIGBT素子Q1のみを導通させIGBT素子Q2を非導通にすることにより電圧VLと電圧VHとをほぼ等しくすることとし昇圧制御を行なわないようにする。
つまり、本実施の形態においてはゲート遮断信号が異常な場合には、図3のステップS5で示したように、上アームに対応するIGBT素子Q1を導通させ下アームに対応するIGBT素子Q2を非導通にするように制御信号PWU,PWDを設定する。
これにより時刻t3においてピーク電流IPが流れてから所定時間経過後の時刻t4までには電流が0A近くに収束していく。そこで時刻t4において所定値I0と電流値IBとを比較することによりプリチャージ異常かプリチャージ正常かを判定する(図3のステップS8)。
このようにすることにより、たとえば平滑コンデンサのリーク故障などによりプリチャージができないという診断を誤って検出することを避けることができる。また、電流が流れ続けることによる抵抗Rの過熱を避けることができ、さらにこのタイミングでシステムメインリレーSMR2を接続したときに大電流が流れて火花が発生し、システムメインリレーSMR2を溶着させてしまうという故障も防止することができる。
[実施の形態の変形例1]
図5は、図3に示したフローチャートの第1の変形例を示した図である。
図5は、図3に示したフローチャートの第1の変形例を示した図である。
図5に示したフローチャートは、図3に示したフローチャートの制御においてステップS1〜S5に代えてステップS5Aを含む。ステップS6〜S17については図3の場合と同様であるので説明は繰返さない。
すなわち図5に示した処理においては、処理が開始されたらゲート遮断の信号チェックは行なわずに上アームのIGBT素子Q1を導通させ、かつ下アームのIGBT素子Q2を非導通状態にしてそしてステップS6,S7以降でプリチャージ処理を行なう。このようにすればゲート遮断信号CSDNの断線の有無にかかわらず図4の破線で示したような電流ICが流れることはなくなる。
[実施の形態の変形例2]
図6は、図3に示したフローチャートの第2の変形例を示した図である。
図6は、図3に示したフローチャートの第2の変形例を示した図である。
図6に示したフローチャートは、図3に示したフローチャートの構成において、ステップS5の処理に代えてステップS5Bの処理を含む。他の部分の処理ステップについては、図3で説明しているので説明は繰返さない。
ステップS5Bにおいては図1の昇圧コンバータ12中の上アームのIGBT素子Q1と下アームのIGBT素子Q2をともに非導通状態に制御する。これによりプリチャージ時のコンデンサC2への充電電流は、ダイオードD1を経由して流れることになる。この場合も、プリチャージ時において昇圧コンバータ12が動作してしまうことによる図4の破線で示した電流ICが流れることは、防止される。
[実施の形態の変形例3]
図7は、図3に示したフローチャートの第3の変形例を示した図である。
図7は、図3に示したフローチャートの第3の変形例を示した図である。
図7のフローチャートは、図3のフローチャートの構成においてステップS1〜S5に代えてステップS5Cの処理を含む。ステップS6以降の処理については図3で説明したので説明は繰返さない。
すなわちステップS5Cにおいてはゲート遮断信号の正常/異常にかかわらず昇圧コンバータ12の上アームのIGBT素子Q1および下アームのIGBT素子Q2をともに非導通状態にしてプリチャージ処理を行なわせる。
これにより常にプリチャージ処理は昇圧コンバータ12が停止した状態のままダイオードD1を経由してコンデンサC2に充電が行なわれることになり図4の破線で示した電流ICが流れてしまうのを防止することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によればゲート遮断信号CSDNの異常によるプリチャージ時のレジスタの過熱やシステムメインリレーの溶着の可能性を低減させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,13,21 電圧センサ、11,24 電流センサ、12 昇圧コンバータ、14 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、20 電圧変換器、30 制御装置、35 表示装置、40 接続部、54 不揮発メモリ、56 出力バッファ、58 入力バッファ、100 車両、B 直流電源、C1,C2 コンデンサ、D1〜D8 ダイオード、L1 リアクトル、M1 モータ、Q1〜Q8 IGBT素子、R,R1〜R3 抵抗、SMR1〜SMR3 システムメインリレー。
Claims (7)
- 電圧変換装置であって、
直流電源と、
直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備え、前記電圧変換部は、
第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、
前記第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、
前記第2のノードと前記直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルとを含み、
前記電圧変換装置は、
前記直流電源と前記電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、
前記電圧変換部および前記接続部の制御を行なう制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記電圧変換部に対して前記第1、第2のスイッチング素子をスイッチングさせる動作モードを指示する動作指示信号と前記動作指示信号に拘わらず前記第1および第2のスイッチング素子の導通を禁止する禁止信号とを出力し、
前記制御部は、前記電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、前記禁止信号の伝達が前記電圧変換部に正常に行なわれるか否かを判断し、前記禁止信号の伝達が正常でないときには前記第1のスイッチング素子が導通状態で前記第2のスイッチング素子が非導通状態となるように前記電圧変換部を制御する、電圧変換装置。 - 電圧変換装置であって、
直流電源と、
直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備え、前記電圧変換部は、
第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、
前記第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、
前記第2のノードと前記直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルとを含み、
前記電圧変換装置は、
前記直流電源と前記電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、
前記電圧変換部および前記接続部の制御を行なう制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、前記第1のスイッチング素子が導通状態で前記第2のスイッチング素子が非導通状態となるように前記電圧変換部を制御する、電圧変換装置。 - 電圧変換装置であって、
直流電源と、
直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備え、前記電圧変換部は、
第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、
前記第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、
前記第2のノードと前記直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルと、
前記第2のノードから前記第1のノードに向かう向きが順方向となるように接続された整流素子とを含み、
前記電圧変換装置は、
前記直流電源と前記電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、
前記電圧変換部および前記接続部の制御を行なう制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記電圧変換部に対して前記第1、第2のスイッチング素子をスイッチングさせる動作モードを指示する動作指示信号と前記動作指示信号に拘わらず前記第1および第2のスイッチング素子の導通を禁止する禁止信号とを出力し、
前記制御部は、前記電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、前記禁止信号の伝達が前記電圧変換部に正常に行なわれるか否かを判断し、前記禁止信号の伝達が正常でないときには前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子が共に非導通状態となるように前記電圧変換部を制御する、電圧変換装置。 - 電圧変換装置であって、
直流電源と、
直流電源の電圧を変換する電圧変換部を備え、前記電圧変換部は、
第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、
前記第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、
前記第2のノードと前記直流電源を結ぶ経路上に設けられたリアクトルと、
前記第2のノードから前記第1のノードに向かう向きが順方向となるように接続された整流素子とを含み、
前記電圧変換装置は、
前記直流電源と前記電圧変換部との電気的接続および開放を行なう接続部と、
前記電圧変換部および前記接続部の制御を行なう制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記電圧変換部に昇圧または降圧動作を行なわせる前のプリチャージ動作時に、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子が共に非導通状態となるように前記電圧変換部を制御する、電圧変換装置。 - 前記電圧変換装置は、
前記接続部を経由して前記直流電源から前記電圧変換部に流れる電源電流を検出する電流センサをさらに備え、
前記制御部は、前記プリチャージ動作時に前記接続部を接続状態にしてから所定時間経過後に前記電源電流が所定値より大きい場合には異常が発生したと判定する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電圧変換装置。 - 前記接続部は、前記直流電源と前記電圧変換部とを第1の接続状態と前記第1の接続状態よりも電流が制限された第2の接続状態に接続することが可能に構成され、
前記制御部は、前記プリチャージ動作時に前記接続部を前記第2の接続状態に制御し、前記プリチャージ動作が正常終了後には前記接続部を前記第1の接続状態に制御する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電圧変換装置。 - 前記第1のノードと前記第3のノードとの間に接続された平滑用コンデンサをさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電圧変換装置。
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JP2005125106A JP2006304542A (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | 電圧変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005125106A JP2006304542A (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | 電圧変換装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017163776A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 制御装置及び複数の演算処理装置における異常通知方法 |
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-
2005
- 2005-04-22 JP JP2005125106A patent/JP2006304542A/ja not_active Withdrawn
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