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JP2006303259A - 窒化物半導体発光素子と窒化物半導体の成長方法 - Google Patents

窒化物半導体発光素子と窒化物半導体の成長方法 Download PDF

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JP2006303259A
JP2006303259A JP2005124377A JP2005124377A JP2006303259A JP 2006303259 A JP2006303259 A JP 2006303259A JP 2005124377 A JP2005124377 A JP 2005124377A JP 2005124377 A JP2005124377 A JP 2005124377A JP 2006303259 A JP2006303259 A JP 2006303259A
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Norihito Kawaguchi
紀仁 河口
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IHI Corp
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】 製造工程数を削減でき、窒化物半導体膜をInGaNが熱分解しない温度で成長させることによりInを含む活性層の劣化を抑制することができ、これにより、液晶用バックライトや表示関連機器用として性能的に十分な色再現性が良い白色光を発光することができ、さらに、一般照明用の白色光に要求されている自然光に近い演色性の良い白色光を発光することができる窒化物半導体発光素子と、この発光素子を形成するための窒化物半導体の成長方法を提供する。
【解決手段】 基板1上に、窒化物半導体からなるn型層、活性層、及びp型層が積層されてなる窒化物半導体発光素子において、互いにバンドギャップエネルギーの異なる複数の活性層5、7、9の間に、n型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層6、8を形成する。複数の活性層5、7、9は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層であり、そのバンドギャップエネルギーは基板1に近いものほど小さくなっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光ダイオードやレーザダイオードのような光デバイスに利用される窒化物半導体発光素子に関し、さらに詳しくは、同一の基板上に高輝度の白色発光が可能な窒化物半導体発光素子とこの発光素子を形成するための窒化物半導体の成長方法に関する。
窒化物半導体を用いて白色光を得る方法としては、窒化物半導体で形成された青色発光ダイオードと蛍光体を組み合わせる方法が知られており、液晶ディスプレイ用のバックライト光源として実用化されている。電気が直接光に変わる現象はエレクトロルミネッセンス(EL)というが、光が別の波長の光に変わる現象をフォトルミネッセンス(PL)という。このELとPLを組み合わせて、青色発光ダイオードとYAG系蛍光体などで白色LEDを実現することができる。より詳しく説明すると、青色発光ダイオードからの青色光が蛍光体に吸収されると、蛍光体は青色光の波長より短い黄色光を発し、この黄色光と吸収されなかった青色光が混色して白色光となるのである。同様に、紫外発光ダイオードと蛍光体の組み合わせで白色光を得る方法も知られている。
また、下記特許文献1では、GaNを用いたフルカラーLEDチップの構造が提案されている。このLEDチップは、図6に示すように、サファイア基板51上にn型の Al0.23In0.66Ga0.11Nからなるクラッド層52、n型あるいはp型の In0.89Ga0.11Nからなる活性層53、p型のAl0.23In0.66Ga0.11Nからなるクラッド層54、n型あるいはp型のIn0.63Ga0.37Nからなる活性層55、p型のAl0.23In0.66Ga0.11Nからなるクラッド層56、n型あるいはp型のAl0.13In0.63Ga0.24Nからなる活性層57、p型のAl0.23In0.66Ga0.11Nからなるクラッド層58を順次形成した発光素子である。この発光素子は各クラッド層に設けられた電極α、β、γ、δに選択的に通電することにより、各活性層53、55、57が発光し、これにより、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)、シアン(S)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ホワイト(W)を発光するようになっている。
特開平04−164895号公報
上述した発光ダイオードと蛍光体の組み合わせによる白色光では、自然光に近い演色性の良い白色光を得ることができるが、色の再現性が悪いため、ディスプレイなどの画像表示機器用の白色光としては性能的に不十分であるという問題がある。また、コーティングなどによって発光素子の表面に蛍光体を設ける必要があり、製造工程が煩雑であり、単一の素子として白色発光を得ることは困難であるという問題がある。また、再現性を良くするために、様々な色の蛍光体を増やすという方法もあるが、増やしすぎると蛍光体に光の多くが吸収されてエネルギー効率が下がるという問題もある。
また、特許文献1に開示された従来技術では次のような問題がある。InGaN系LEDでは、InGa1−xN中のInのモル分率xを変えることにより、その発光波長が変化する。このため、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光することは理論的には可能であるが、このうち赤色(R)を発光するものでは、InGaN中のInのモル分率を約0.35以上に高める必要がある。ここで図7はInGaNのInのモル分率xと平行温度との関係図である。この図に示すように、650nm前後の赤色(R)を発光する赤色LEDを形成するために、InGa1−xN中のモル分率xを約0.35以上に高めると、その平行温度は常圧(1atm)で約650℃となる。そのため、InGaNの半導体被膜を成長させる過程で基板や形成されたInGaNを約650℃以上に加熱すると、InGaNが熱分解してしまう。
一方、上記特許文献1の発光素子の製造工程では、窒素の前駆体としてアンモニアを用いるが、アンモニアはN−Hの結合エネルギーが大きいため、基板上で反応させるためには、基板温度をできるだけ上げる必要がある(例えば1000℃程度)。ところが、赤色を発光するInGaNは、Inのモル分率が高く、上述したように、Inのモル分率が高くなると、InGaNが熱分解していまい、赤色発光のInGaNを成長させることができなかった。すなわち、高濃度のInを含む活性層は、活性層やクラッド層の成長時に熱分解してしまうため、形成することができなかった。このため、上述した特許文献1の発光素子では、赤色発光の活性層を形成することができず、色再現性のよい白色光を得ることができなかった。
また、上記特許文献1の発光素子は、複数の活性層53、55、57をそれぞれp型クラッド層と、n型クラッド層で挟む構造であるため、実際は、各活性層53、55、57の間に、p型クラッド層とn型クラッド層を挟む構造とする必要があり、製造工程数が多くなるという問題があった。
本発明は、上述した問題点に鑑み、製造工程数を削減でき、窒化物半導体膜をInGaNが熱分解しない温度で成長させることによりInを含む活性層の劣化を抑制することができ、これにより、液晶用バックライトや表示関連機器用として性能的に十分な色再現性が良い白色光を発光することができ、さらに、一般照明用の白色光に要求されている自然光に近い演色性の良い白色光を発光することができる窒化物半導体発光素子と、この発光素子を形成するための窒化物半導体の成長方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、基板上に、窒化物半導体からなるn型層、活性層、及びp型層が積層されてなる窒化物半導体発光素子において、互いにバンドギャップエネルギーの異なる複数の活性層の間に、n型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層が形成されている、ことを特徴とするものである。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記活性層は、InNからなる井戸層と、InGa1−xN(0≦x≦0.3)又は窒化アルミニウムガリウム(AlGa1−yN:0≦y≦0.3)からなる障壁層とが交互にそれぞれ積層して構成され、該井戸層と障壁層の膜厚はそれぞれ10nm以下であり、これにより超格子構造を形成している、ことを特徴とするものである。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記複数の活性層は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層である、ことを特徴とするものである。
第4の発明は、上記第1〜第3の発明において、前記複数の活性層は、そのバンドギャップエネルギーが前記基板に近いものほど小さい、ことを特徴とするものである。
第5の発明は、基板上に、窒化物半導体からなるn型層、活性層、及びp型層を結晶成長させる窒化物半導体の成長方法において、In、Ga、Nの前駆体を反応容器内に供給し、基板上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分に、InGaNからなり互いにバンドギャップエネルギーの異なる複数の活性層を650℃以下の温度で成長させる工程と、前記複数の活性層を成長させる各工程の間に、成長させるべき窒化物半導体膜の種類に応じた前駆体、n型ドーパント及びp型ドーパントを反応容器内に供給し、基板上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分にn型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層を650℃以下の温度で成長させる工程と、最上層の前記活性層を成長させた後に、成長させるべき窒化物半導体膜の種類に応じた前駆体と、n型ドーパント又はp型ドーパントを反応容器内に供給し、基板上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分にp型窒化物半導体膜又はn型窒化物半導体膜を650℃以下の温度で成長させる工程と、を含む、ことを特徴とするものである。
第6の発明は、上記第5の発明において、前記複数の活性層を形成する工程において、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層を形成し、前記複数の活性層を形成した後に、急速熱アニール(Rapid Thermal Anneal:RTA)を実施する工程を更に含む、ことを特徴とするものである。
上記第1の発明によれば、互いにバンドギャップエネルギーの異なる複数の活性層の間に、n型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層が形成されているので、このキャリア発生層1層で、その上下の活性層にキャリアである電子と正孔を注入することができる。このため、従来技術では、各活性層の間に、p型クラッド層とn型クラッド層をそれぞれ形成する必要があったが、本発明によれば、キャリア発生層により両者の機能を兼ね備えているため、p型又はn型のクラッド層1層分の形成工程を削減することができ、これにより、発光素子の製造時間を短縮しかつコストを削減することができる。
上記第2の発明によれば、井戸層と障壁層を交互にそれぞれ10nm以下の膜厚に成長させるので、原子レベルでも制御された歪みの少ない超格子構造を形成することができる。このため、Inの比率範囲が広く発光効率の高い活性層を得ることができ、高輝度で発光する窒化物半導体素子を得ることができる。
上記第3の発明によれば、活性層は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層であるので、これらの活性層からの発光の混色により得られる白色光は、色再現性が良く、液晶用バックライトや表示関連機器用として性能的に十分な色再現性をもつ窒化物半導体発光素子が得られる。
上記第4の発明によれば、複数の活性層は、そのバンドギャップエネルギーが基板に近いものほど小さいので、発光の際、短波長の光が長波長の光に吸収されて発光強度が低下するのを防止することができる。
上記第5の発明によれば、活性層、キャリア発生層及びp型層又はn型層(クラッド層及び低抵抗層)を形成する際に、基板上の成長対象表面にパルスレーザを照射することより、前駆体を照射部分で励起してその分子結合(N−H結合、C−アミン結合等)を切断することができるので、650℃以下の温度で窒化物半導体膜を成長させることができる。このため、活性層、キャリア発生層及びp型層又はn型層(クラッド層及び低抵抗層)を形成する過程で、InGaNの熱分解を防止することができ、これにより、高濃度のInを含む活性層を形成することができ、色再現性の良い白色光を発光することができる窒化物半導体発光素子が得られる。
上記第6の発明によれば、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層を形成し、かつ、急速熱アニール(Rapid Thermal Anneal:RTA)を実施するので、各活性層の発光プロファイルをブロード化することができ、これにより、一般照明用の白色光に要求されている自然光に近い演色性の良い白色光を発光することができる窒化物半導体発光素子が得られる。
すなわち、本発明によれば、製造工程数を削減でき、窒化物半導体膜をInGaNが熱分解しない温度で成長させることによりInを含む活性層の劣化を抑制することができ、これにより、液晶用バックライトや表示関連機器用として性能的に十分な色再現性が良い白色光を発光することができ、さらに、一般照明用の白色光に要求されている自然光に近い演色性の良い白色光を発光することができる、等の優れた効果が得られる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による窒化物半導体発光素子の構造を示す模式的断面図であり、基板1上に、バッファ層2、n−GaN層3、n−AlGaNクラッド層4、InGaN活性層5、キャリア発生層6、InGaN活性層7、キャリア発生層8、InGaN活性層9、p−AlGaNクラッド層10、p−GaN層11が順に積層されている。これらの層は、有機金属気相成長法(MOCVD)又は有機金属分子線エピタキシー法(MOMBE)により成長形成される。
基板1は、本実施形態ではサファイア基板であるが、他にシリコン、SiC等を用いることができる。また、バッファ層2は、本実施形態ではGaNであるが、他にGaAlN、AlN、AlInN等で構成することができる。
各InGaN活性層5、7、9は、InGaN中のInのモル分率が異なることにより、互いにバンドギャップエネルギーが異なっており、最下層のInGaN活性層5は赤色(R)を発光し、中間層のInGaN活性層7は緑色(G)を発光し、最上層のInGaN活性層9は(B)を発光するようになっている。このように、活性層5、7、9は、そのバンドギャップエネルギーが基板1に近いものほど小さいのが好ましい。言い換えれば、発光波長の短い活性層ほど、発光観測面側(反基板側)に形成されているのが好ましい。このように活性層を形成することで、発光の際、短波長の光が長波長の光に吸収されて発光強度が低下するのを防止することができる。
キャリア発生層6、8は、上記各活性層5、7、9の間に形成されている。また、キャリア発生層6、8は、n型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされた窒化物半導体層であり、この例では、AlGaN層である。n型ドーパントにはC、Si、Ge、Te、Seを用いることができ、p型ドーパントにはMg、Be、Zn、Ca、Sr、Cdを用いることができる。
また、p−GaN層11の上にはp−電極12が設けられ、n−GaN層3の上にはn−電極13が設けられている。p−電極12にはニッケル(Ni)や金(Au)等の金属を用いることができ、n−電極13にはアルミニウム(Al)やチタン(Ti)等の金属を用いることができる。
なお、本発明は、図1に示した窒化物半導体発光素子の構造に限られず、図2に示すように、GaNバッファ層2の上に、p−GaN層11、p−AlGaN層10を形成し、最上層の活性層9の上にn−AlGaN層4、n−GaN層3を形成した構造であってもよい。
このような構成の窒化物半導体発光素子によれば、互いにバンドギャップエネルギーの異なる複数の活性層5、7、9の間に、n型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層6、8が形成されているので、このキャリア発生層1層で、その上下の活性層にキャリアである電子と正孔を注入することができる。このため、従来技術では、各活性層の間に、p型クラッド層とn型クラッド層をそれぞれ形成する必要があったが、本発明によれば、キャリア発生層により両者の機能を兼ね備えているため、p型又はn型のクラッド層1層分の形成工程を削減することができ、これにより、発光素子の製造時間を短縮しかつコストを削減することができる。
また、この窒化物半導体発光素子によれば、活性層5、7、9は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層であるので、これらの活性層5、7、9からの発光の混色により得られる白色光は、色再現性が良く、液晶用バックライトや表示関連機器用として性能的に十分な色再現性をもつ窒化物半導体発光素子が得られる。
図3は、本発明の窒化物半導体発光素子の製造工程で使用する半導体結晶膜の成長装置の一例を概略的に示す図である。
図3に示すように、この成長装置は、少なくとも、結晶成長用の基板1を収容する反応容器20と、ガス導入手段32と、照射手段30とを備えて構成されている。
反応容器20は、内部に基板1を収容し、排気装置24(例えば真空ポンプ)及びガス導入手段32により内部を所定の圧力及びガス雰囲気に調整できる気密容器である。内部圧力は、成長させる半導体結晶膜に応じて加圧又は減圧するようになっている。
反応容器20の内部には、基板1を載置するステージ21が設けられている。このステージ21は反応容器20内の外部に設けられたステージコントローラ22によって二次元的に移動できるようになっている。基板1は、反応容器20内で図示しない温度調節手段(例えばヒータ)により所定温度(例えば600℃)に保持される。基板1は本実施形態ではサファイアであるが、他にSi、SiCであっても良い。
ガス導入手段32は、成長させるべき窒化物半導体膜の種類に応じた前駆体を供給する。InGaNを成長させる場合には、供給するガスは、In(インジウム),Ga(ガリウム),N(窒素)の前駆体である。GaNを成長させる場合には、供給するガスは、Ga、Nの前駆体である。AlGaNを成長させる場合には、供給するガスは、Al、Ga、Nの前駆体である。この場合、Inの前駆体としてはTMI(トリメチルインジウム)、Gaの前駆体としてはTMG(トリメチルガリウム)、Nの前駆体としてはアンモニア、N(ヒドラジン)又はTMNH(トリメチルアミン)を使用することができる。
また、p型又はn型の窒化物半導体を成長させる場合には、ガス導入手段32は、上述した窒化物半導体の前駆体とともに、p型ドーパントとn型ドーパントの一方又は双方を反応容器内に供給する。上述したように、n型ドーパントにはC、Si、Ge、Te、Seを用いることができ、p型ドーパントにはMg、Be、Zn、Ca、Sr、Cdを用いることができる。
照射手段14は、光を出射する光源15を有している。本実施形態では、光源15はレーザである。レーザは、エキシマレーザやYAGレーザ等の高出力パルスレーザが好適であるが、前駆体を励起・分解して結晶膜を成長させることができるエネルギーに相当する波長のレーザ光を出射できるものであればこれに限定されない。
また、図3に示すように、照射手段30は、さらに光学系17と、ビームホモジナイザー18と、ミラー19とを備えており、光源15から出射されたレーザ光15aは光学系及びビームホモジナイザー18を通り、ミラー19で下向きに反射され、反応容器20に設けられた図示しないレーザ光透過窓を通して、基板1の上面に照射される。レーザ光15aはミラー19の揺動又は光学系の移動により基板1上を走査する。
この装置では、高出力パルスレーザにより前駆体を照射部分で励起してその分子結合(N−H結合、C−アミン結合等)を切断することができる。このため、650℃未満の温度でもその部分にGaN、InGaN、AlGaN等を成長させることができる。
上記半導体結晶膜の成長装置を用い、上記窒化物半導体発光素子を形成するための窒化物半導体を成長させる工程について、図1を参照して説明する。まず、反応容器20内に基板1を収容し、基板1を図示しない温度調節手段(例えばヒータ)により所定の温度に保持し、反応容器20内にGaとNの前駆体を供給して、基板1上にGaNバッファ層2を、MOCVD又はMOMBEにより結晶成長させる。なお、以降の工程の窒化物半導体の結晶成長についても、MOCVD又はMOMBEにより行う。
次に、反応容器20内にGaとNの前駆体と、n型ドーパントを供給して、バッファ層2の上に、低抵抗層としてn−GaN層3を成長させる。次に、反応容器20内にAl、Ga及びNの前駆体とともに、n型ドーパントを供給して、n−GaN層の上に、n−AlGaNクラッド層4を成長させる。
次に、In、Ga、Nの前駆体を反応容器20内に供給し、基板1上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分に、赤色(R)発光が可能なInGaN活性層5を650以下の温度で成長させる。このとき、基板1は、上述した温度調整手段によりInGaNが熱分解しない温度に保持されている。InGaNが熱分解しない温度は、650℃以下であるのがよい。また、500℃未満ではInGaNの結晶が成長しにくくなる。したがって、温度調整手段により基板の温度を500〜650℃に保持することが好ましい。なお、以降の工程においても、成長させたInGaN活性層の熱分解を防止するために、基板1は、上述した温度調整手段によりInGaNが熱分解しない温度に保持される。
次に、Al、Ga及びNの前駆体とともに、n型ドーパント及びp型ドーパントを反応容器20内に供給し、基板1上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分にn型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層6を650℃以下の温度で成長させる。
次に、緑色(G)発光が可能なInGaN活性層7、キャリア発生層8、青色(B)発光が可能なInGaN活性層9を、上述したのと同様の方法により順次、650℃以下の温度で成長させる。
次に、反応容器20内にAl、Ga及びNの前駆体とともに、p型ドーパントを供給して、基板1上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分(InGaN活性層9の上)に、p−AlGaNクラッド層10を650℃以下の温度で成長させる。次に、反応容器20内にGaとNの前駆体と、p型ドーパントを供給して、基板1上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分(p−AlGaNクラッド層の上)に、低抵抗層としてp−GaN層11を650℃以下の温度で成長させる。
このような窒化物半導体の成長方法によれば、活性層5、7、9、キャリア発生層6、8、p−AlGaN層10及びp−GaN層11を形成する際に、基板1上の成長対象表面にパルスレーザを照射することより、前駆体を照射部分で励起してその分子結合(N−H結合、C−アミン結合等)を切断することができるので、650℃以下の温度でも窒化物半導体結晶膜を成長させることができる。このため、InGaNのInのモル分率を0.35以上に高めてもInGaN活性層5が成長する過程でInGaNの熱分解を防止することができ、赤色(R)発光が可能なInGaN活性層5を形成することができる。
さらに、赤色(R)発光が可能なInGaN活性層5を形成した後も、キャリア発生層6、8、他のInGaN活性層7、9及びp−AlGaN層10、p−GaN層11をパルスレーザを照射しながらその照射部分に650℃以下の温度で成長させるので、先に形成した赤色(R)発光が可能なInGaN活性層5の熱分解を防止することができる。これにより、緑色(G)及び青色(B)の発光が可能なInGaN活性層のみならず、高濃度のInを含む赤色(R)発光が可能なInGaN活性層を形成することができ、これらの発光の混色により色再現性の良い白色光の発光が可能な発光素子を得ることができる。
また、上述した窒化物半導体の成長方法において、活性層5、7、9を形成した後に、さらに、急速熱アニール(RTA:Rapid Thermal Anneal)を行っても良い。このように、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層を形成し、かつ、RTAを行うことにより、各活性層の発光プロファイルをブロード化することができ、これにより、一般照明用の白色光に要求されている自然光に近い演色性の良い白色光を発光することができる窒化物半導体発光素子が得られる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態による窒化物半導体発光素子の構造を示す模式的断面図である。
本実施形態により成長させる活性層3は、InNからなる井戸層5aと、井戸層5aの上下に位置しInGa1-xN(0≦x≦0.3)からなる障壁層5bとを有する。なおこの場合、InN及び0≦x≦0.3の範囲のInGa1-xN(GaNを含む)は、欠陥のない薄膜が本発明の方法で容易に形成できるので、同一組成の混晶半導体よりも容易に発光効率の高い活性層を得ることができる。
また、本発明において、井戸層5aと障壁層5bの膜厚はそれぞれ10nm以下に設定され、超格子構造を形成するようになっている。また活性層5は、単一の井戸層5aに限られず、複数の井戸層5aと複数の障壁層5bを交互に積層した量子井戸構造であってもよい。
また、活性層全体のIn比率を、井戸層と障壁層の膜厚比により制御して発光波長を制御する。例えば、InNからなる井戸層5aとGaNからなる障壁層5bを膜厚比1:1で積層した場合、活性層5全体のIn比率xは0.5となり、InGa1-xN(x=0.5)の活性層として、波長830nm付近の近赤外光を発光させることができる。同様に、例えばInNからなる井戸層5aとInGa1-xN(x=0.3)からなる障壁層5bを膜厚比2:1で積層した場合、InGa1-xN(x=0.77)の活性層を形成できる。
また、活性層5と同様に、活性層7は井戸層7aと障壁層7bから構成され、活性層9は井戸層9aと障壁層9bから構成されている。そして、上述したように、各活性層5、7、9の発光波長を制御することができるので、各活性層5、7、9を基板1側から順に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光するものとすれば、各活性層からの発光の混色により、白色発光可能な発光素子を得ることができる。
また、量子井戸間の相互作用のない超格子における弱励起でのフォトルミネッセンスは、量子井戸内の最低準位にある電子と重い正孔および軽い正孔との再結合によって起こることが知られている。このような再結合過程を仮定した場合、井戸層の幅と発光ピークの関係は図5に示すようになる。この図からわかるように、井戸層の膜厚を、発光波長を制御するように1nmを超えない所定の範囲に設定することによって、井戸幅(井戸層の膜厚)により発光波長を制御することができる。さらに、障壁層をAlGa1-yN(0≦y≦0.3)としても同様の効果を得ることができる。
なお、活性層5、7、9以外の構成は、上述した第1実施形態に係る窒化物半導体発光素子の構造と同様である。
本実施形態における窒化物半導体発光素子の活性層は、図3に示した半導体結晶膜の成長装置を用いて成長させることができる。より詳しく説明すると、反応容器20内にIn、Ga、Nの前駆体を順次又は同時に供給して、基板1上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分に、井戸層5aと障壁層5bを650℃以下の温度で交互に10nm以下の膜厚となるように成長させて、活性層5を形成する。活性層7、9についても同様に形成する。なお、活性層5、7、9以外のバッファ層2、n−GaN層3、n−AlGaNクラッド層4、p−AlGaNクラッド層10、p−GaN層11は、第1実施形態において説明した窒化物半導体の成長方法と同様の方法により成長させることができる。
このように、本発明の第2実施形態による窒化物半導体発光素子によれば、井戸層と障壁層を交互にそれぞれ10nm以下の膜厚に成長させるので、原子レベルでも制御された歪みの少ない超格子構造を形成することができる。このため、Inの比率範囲が広く発光効率の高い活性層を得ることができ、高輝度で発光する窒化物半導体発光素子を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、窒化物半導体発光素子の製造工程数を削減でき、窒化物半導体膜をInGaNが熱分解しない温度で成長させることによりInを含む活性層の劣化を抑制することができ、これにより、液晶用バックライトや表示関連機器用として性能的に十分な色再現性が良い白色光を発光することができ、さらに、一般照明用の白色光に要求されている自然光に近い演色性の良い白色光を発光することができる、等の優れた効果が得られる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更の加え得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態による窒化物半導体発光素子の模式的断面図である。 本発明の他の実施形態による窒化物半導体発光素子の模式的断面図である。 本発明の窒化物半導体の成長方法に用いる半導体結晶膜の成長装置の構成図である。 本発明の第2実施形態による窒化物半導体発光素子の模式的断面図である。 井戸層の幅と発光ピークの関係図である。 特許文献1の「窒化ガリウム系半導体発光素子」の構成図である。 窒化インジウムガリウム中のInのモル分率と平衡温度との関係図である。
符号の説明
1 基板
2 GaNバッファ層
3 n−GaN層
4 n−AlGaNクラッド層
5 活性層
6 キャリア発生層
7 活性層
8 キャリア発生層
9 活性層
10 p−AlGaNクラッド層
11 p−GaN層
12 p−電極
13 n−電極
15 光源
17 ビームホモジナイザー
18 光学系
19 ミラー
20 反応容器
21 ステージ
22 ステージコントローラ
24 排気装置
30 照射手段
32 ガス導入装置

Claims (6)

  1. 基板上に、窒化物半導体からなるn型層、活性層、及びp型層が積層されてなる窒化物半導体発光素子において、
    互いにバンドギャップエネルギーの異なる複数の活性層の間に、n型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層が形成されている、
    ことを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  2. 前記活性層は、InNからなる井戸層と、InGa1−xN(0≦x≦0.3)又は窒化アルミニウムガリウム(AlGa1−yN:0≦y≦0.3)からなる障壁層とが交互にそれぞれ積層して構成され、該井戸層と障壁層の膜厚はそれぞれ10nm以下であり、これにより超格子構造を形成している、ことを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記複数の活性層は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の窒化物半導体素子。
  4. 前記複数の活性層は、そのバンドギャップエネルギーが前記基板に近いものほど小さい、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子。
  5. 基板上に、窒化物半導体からなるn型層、活性層、及びp型層を結晶成長させる窒化物半導体の成長方法において、
    In、Ga、Nの前駆体を反応容器内に供給し、基板上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分に、InGaNからなり互いにバンドギャップエネルギーの異なる複数の活性層を650℃以下の温度で成長させる工程と、
    前記複数の活性層を成長させる各工程の間に、成長させるべき窒化物半導体膜の種類に応じた前駆体、n型ドーパント及びp型ドーパントを反応容器内に供給し、基板上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分にn型ドーパントとp型ドーパントが共にドープされたキャリア発生層を650℃以下の温度で成長させる工程と、
    最上層の前記活性層を成長させた後に、成長させるべき窒化物半導体膜の種類に応じた前駆体と、n型ドーパント又はp型ドーパントを反応容器内に供給し、基板上の成長対象表面にパルスレーザを照射しながら、その照射部分にp型窒化物半導体膜又はn型窒化物半導体膜を650℃以下の温度で成長させる工程と、を含む、
    ことを特徴とする窒化物半導体の成長方法。
  6. 前記複数の活性層を形成する工程において、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を発光する3つの活性層を形成し、
    前記複数の活性層を形成した後に、急速熱アニールを実施する工程を更に含む、ことを特徴とする請求項5に記載の窒化物半導体の成長方法。
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