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JP2006302985A - 不揮発性半導体装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP2006302985A JP2005119282A JP2005119282A JP2006302985A JP 2006302985 A JP2006302985 A JP 2006302985A JP 2005119282 A JP2005119282 A JP 2005119282A JP 2005119282 A JP2005119282 A JP 2005119282A JP 2006302985 A JP2006302985 A JP 2006302985A
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感 安井
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紳一郎 木村
Masaru Hisamoto
大 久本
Tetsuya Ishimaru
哲也 石丸
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Abstract

【課題】 サイドウォール構造で形成されるメモリトランジスタのゲート長のバラツキを抑制する。
【解決手段】 半導体基板の主面上に第1絶縁膜を形成した後、第1絶縁膜上に第1導電膜を形成し、CMP法によって第1導電膜の表面を平坦化する(工程S10〜S40)。続いて、第1導電膜および第1絶縁膜をエッチングし、第1ゲート電極および第1ゲート絶縁膜を有する選択ゲートを形成する(工程S50)。続いて、第1ゲート電極の側壁および主面上に第2絶縁膜を形成した後、第2絶縁膜上に第2導電膜を形成し、第2導電膜をエッチングし、第2ゲート電極および第2ゲート絶縁膜を有するメモリゲートを形成する(工程S60〜工程S80)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不揮発性半導体装置の製造技術に関し、特に、半導体不揮発性メモリセルの製造に適用して有効な技術に関するものである。
不揮発性半導体装置は、半導体不揮発性メモリセル(以後「メモリセル」と呼ぶ)を例えばMOSトランジスタなどの論理用半導体装置と共に同一の半導体基板上に混載し、高機能の半導体装置として実現することができる。この不揮発性半導体装置は、組み込み型マイクロコンピュータとして、産業用機械、家電品、自動車搭載装置などに広く用いられている。一般的に混載されたメモリセルには、そのマイクロコンピュータが必要とするプログラムを格納し、随時、読み出して使用する。このような論理用半導体装置との混載に適したメモリセルのセル構造として、選択用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと記憶用MOSトランジスタからなるスプリットゲート型メモリセルが挙げられる。
不揮発性半導体装置において、このスプリットゲート型メモリセルは、注入効率の良いソースサイドインジェクション(SSI:Source Side Injection)方式を採用できるため、書き込みの高速化と電源部面積の低減化が図れること、メモリセルの選択用MOSトランジスタおよびこれに接続するトランジスタを素子面積の小さい低圧系のトランジスタで構成できるため、周辺回路の面積の低減化が図れることから混載用途に適している。
このメモリセルの記憶用MOSトランジスタの電荷保持方式には、フローティングゲート方式とMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)方式が知られている。特許文献2および非特許文献1には、電気的に孤立した導電性のポリシリコン(多結晶シリコン)に電荷を蓄えるフローティングゲート方式が記載されている。また、特許文献1および非特許文献2には、窒化シリコン膜のような電荷を蓄積する性質をもつ絶縁膜に電荷を蓄えるMONOS方式が記載されている。
また、MOSトランジスタのゲート電極材料として、形成が容易であること、および不純物ドープの制御が容易であることからポリシリコンが適用されることが知られている。特許文献4には、フォトリソグラフィ法によるMOSトランジスタのゲート電極のパターニングを行うにあたって、ゲート電極材料となるポリシリコンの結晶粒による表面段差の影響を排除するために、ポリシリコンを研磨することが記載されている。
特開平5−48113号公報 特開平5−121700号公報 特開2004−193431号公報 米国特許5911111号 アイ・イー・イー・イー、1994シンポジウム・オン・ブイエルスアイ・テクノロジー(IEEE、 Symposium on VLSI Technology)、予稿集71ページ乃至72ページ アイ・イー・イー・イー、1997シンポジウム・オン・ブイエルスアイ・テクノロジー(IEEE、 Symposium on VLSI Technology)、予稿集63ページ乃至64ページ
上記フローティングゲート方式は携帯電話向けのプログラム格納用フラッシュメモリやデータ格納用大容量フラッシュメモリなどに広く用いられており、電荷保持特性が良いとされている。しかし、微細化に伴いフローティングゲートの電位制御に必要な容量結合比の確保が難しくなり、構造が複雑化している。また、保持電荷のリークを抑制するためにはフローティングゲートを取り囲む酸化膜の厚さは8nm程度以上必要とされており、高速化、高集積化を目的とした微細化の限界が近づいている。また、フローティングゲートの導電体に電荷を蓄えるため、フローティングゲート周囲の酸化膜に1箇所でもリークパスとなる欠陥があると極端に電荷保持寿命が低下する。
この点、上記MONOS方式は絶縁体に電荷を蓄える離散的記憶方式であるため幾つかのリークパスがあっても全保持電荷が失われることはなく、酸化膜欠陥に強い。したがって、8nm以下の薄い酸化膜も適用可能で微細化に向くこと、低確率で起こる欠陥による極端な保持寿命低下がないため信頼性予測が容易なこと、メモリセル構造が単純で論理回路部と混載しやすいこと、などから微細化の進展につれて優位であると考えられる。
このMONOS方式を採用するメモリセルには、特に微細化に適しているスプリットゲート構造として、自己整合を利用して記憶用MOSトランジスタ(以後「メモリトランジスタ」と呼ぶ)を選択用MOSトランジスタ(以下「選択トランジスタ」と呼ぶ)の側壁にサイドウォールで形成する構造がある(特許文献1、非特許文献2)。このサイドウォール構造の場合、フォトリソグラフィの位置合わせマージンが不要であること、自己整合で形成するトランジスタのゲート長はフォトリソグラフィの最小解像寸法以下とできることから、2種のトランジスタ各々をホトマスクで形成する従来の構造に比べより微細なメモリセルを実現できる。
また、自己整合を用いたスプリットゲート型メモリセルの中でも、自己整合ゲート側をMONOS構造で形成したメモリセル(特許文献3、非特許文献2)は、高速な論理回路部との混載に適する。
以下に、本発明者らが検討した選択トランジスタおよびメモリトランジスタを有するスプリットゲート型MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)メモリセルおよびその製造方法について説明する。
図17は本発明者らが検討したメモリセル50を模式的に示す断面図である。例えば、シリコンからなる半導体基板51上には、選択ゲート電極12の側壁に酸化シリコン(SiO)膜からなるボトム酸化膜13、窒化シリコン(SiN)膜からなるトラップ性絶縁膜14、酸化シリコン(SiO)膜からなるトップ酸化膜15からなるONO(Oxide Nitride Oxide)膜とサイドウォール構造のメモリゲート電極11が形成されている。この選択ゲート電極12のゲート電極材料(導電膜)はポリシリコンからなり、メモリゲート電極11のゲート電極材料(導電膜)はアモルファスシリコンからなる。なお、拡散層7、拡散層5と選択ゲート電極12、メモリゲート電極11の上部にはシリサイド層16が形成されており、選択ゲート電極12と半導体基板51との間には選択ゲート絶縁膜6が形成されている。
このメモリセル50は構造上、メモリゲート電極11より選択ゲート電極12を先に形成するため、半導体基板界面の品質が良い状態で、選択ゲートの選択ゲート絶縁膜6と同時に論理回路部のゲート絶縁膜を形成できる。界面品質に敏感な高速動作用の薄膜ゲートを有するトランジスタを先に形成できるため、混載する論理回路部と選択ゲートの性能が向上する。記憶された情報の読み出しは高性能な選択ゲートのトランジスタの動作だけで可能で、これに接続するトランジスタもすべて薄膜の低圧系で構成できるため、読み出しの高速化と回路面積の低減が図れる。
図18は上記スプリットゲート型MONOSメモリセルを用いたアレー構成の説明図である。各メモリセルはそれぞれのメモリゲート11aが隣接するメモリゲート11aと拡散層(以後「ソース」と呼ぶ)を共有し、このソースから構成されるソース線1(図18のSL1およびSL2)を有している。このソース線1は、2種類のワード線2(図18のMG1、MG2)、ワード線3(図18のCG1〜CG4)と平行に走っており、このワード線2はメモリゲートから構成されており、またワード線3は選択ゲートから構成されている。これらソース線1、ワード線2、3に垂直なビット線4(図18のBL1、BL2)は、メモリセルの選択ゲート12aに隣接する拡散層(以後「ドレイン」と呼ぶ)に接続されている。
図19は上記アレー構成の平面レイアウトの説明図である。それぞれの単位メモリセルは単位メモリセル領域31に形成されており、素子分離部33(図19のハッチング箇所)により隣接単位メモリセルと電気的に絶縁されている。なお、メモリセルのドレインとソース線4とは、コンタクト21により電気的に接続されている。
図20は上記スプリットゲート型MONOSメモリセルの動作時の電圧条件の説明図である。書込みはソースサイド注入(SSI(Source Side Injection))方式により、メモリゲートとソースに各々12V、5V程度を印加した状態で選択ゲートを弱反転させて、選択ゲートとメモリゲート間に生じる強い電界によりホットエレクトロンを発生させて、メモリゲートに注入する。消去はバンド間トンネルによるホットホール注入方式(BTBT(Band To Band Tunneling)方式)を用いる。メモリゲートに−5V、ソースに7V程度の逆バイアスとなる電圧を印加して拡散層端に生じる強い電界でバンド間トンネルによるホットホールを発生させて、メモリゲートに注入する。書き込まれた情報を読み出す際には、メモリゲートと選択ゲート共に1.5V、ドレインに1Vを印加して、ドレインに流れる電流の大小により判定する。
図21〜図28は、本発明者らが検討した不揮発性半導体装置の製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す断面図である。なお、図21〜図28には、メモリ領域54に形成されるメモリセルと混載される論理回路用のMOSトランジスタ(以後「ロジック部トランジスタ」と呼ぶ)がロジック領域55に形成される製造プロセスも併せて示している。
図21に示すように、例えばp型のウエル52が形成された例えばp型の単結晶シリコンからなる半導体基板51上に、絶縁膜53とポリシリコンからなる導電膜34を形成する。このウエル52は、例えばイオン注入法を用いてボロンなどのp型不純物を半導体基板51内に導入することにより形成される。また、絶縁膜53は、例えばシリコンからなる半導体基板51を熱酸化することによって、膜厚4nm程度の酸化シリコンから形成される。また、例えば、導電膜34は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて膜厚270nm程度で形成される。なお、図中では省略するがこの前段階として、周知の方法を用いて素子分離構造(素子分離部)が形成されている。
続いて、図22に示すように、導電膜34をドライエッチングによるパターニングで選択トランジスタおよびロジック部トランジスタのゲート電極を形成する。すなわち、メモリセルの選択トランジスタが選択ゲート電極12、選択ゲート絶縁膜6を有するとともにロジック部トランジスタがロジック部ゲート電極17、ロジック部ゲート絶縁膜56を有するように、この段階で同時にゲート加工が行われる。
続いて、図23に示すように、ボトム酸化膜13、トラップ性絶縁膜14、トップ酸化膜15の3層構造のONO膜18を形成する。ボトム酸化膜13は、例えばCVD法により膜厚5nm程度の酸化シリコン膜で形成される。また、トップ酸化膜15は、例えばCVD法により膜厚5nm程度の窒化シリコン膜で形成される。また、トップ酸化膜15は、例えばCVD法により膜厚5nm程度の酸化シリコン膜で形成される。
続いて、図24に示すように、メモリゲート電極材料として不純物をドープしたアモルファスシリコンを堆積し、ドライエッチングでエッチバックして選択ゲート電極12の側壁にサイドウォール電極として導電膜11、40およびロジック部ゲート電極17の側壁にサイドウォール電極として導電膜41を残す。
続いて、図25に示すように、形成したサイドウォール電極のうち、不要な導電膜40、41をエッチングで除去して、さらに導電膜40、41の下層のONO膜18も同様に除去する。次いで、選択ゲート電極12、メモリゲート電極11およびロジック部ゲート電極17の側壁側の半導体基板52内に、n型不純物(例えばリンまたはヒ素)をイオン注入することによって、低濃度拡散層8を形成する。この低濃度拡散層8は、それぞれのトランジスタの短チャネル効果を抑制するためのエクステンション領域である。
続いて、図26に示すように、例えば酸化シリコン膜を半導体基板51上に形成した後、エッチバックすることによりサイドウォール58を形成する。次いで、半導体基板52内にn型不純物(例えばリンまたはヒ素)をイオン注入することにより、高濃度拡散層9を形成する。
続いて、図27に示すように、選択ゲート電極12、ロジック部ゲート電極17の低抵抗化のためにシリサイド化を行い、シリサイド層27を形成する。
続いて、図28に示すように、半導体基板51上に例えば酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜42を堆積し、平坦化とコンタクト部の形成を行う。この後に説明は省略するが標準的な3〜6層程度のメタル配線形成プロセスを経て、不揮発性半導体装置が略完成する。
なお、図22においてMONOSメモリ部の選択トランジスタとロジック部トランジスタのゲート電極を同時に加工する方法を示したが、別の方法として、先に選択トランジスタの加工のみを行い、図22から図26のプロセスを経た後に、改めてロジック部トランジスタのゲート電極を加工する方法もある。その場合にはゲート電極の加工に1枚マスクを余計に必要とするが、ロジック部トランジスタは後から形成するために特性の調整が容易となる。
このように図21〜図28に製造フローを示した自己整合スプリットゲート型MONOSメモリセルは、自己整合を使わない場合に比べてメモリトランジスタのゲート長のバラツキが小さい特徴がある。
しかしながら要求仕様に対してはまだ十分ではなく、メモリトランジスタのゲート長のバラツキをさらに抑制したい、という課題がある。以下に詳細に説明する。
自己整合ではないスプリットゲート構造の場合、選択ゲートに対して、メモリゲートはフォトリソグラフィの合わせ誤差だけ選択ゲートから位置がずれて形成される。この値は例えば130〜180nmノードで用いられるKrFスキャナーで60nm程度ある。これに対し、メモリトランジスタを自己整合のサイドウォールとして形成すると合わせずれはゼロであるため、プロセス起因のミクロなバラツキのみとなりサイドウォールゲート長、すなわちメモリトランジスタのゲート長のバラツキは±10nm程度となる。通常、±10nm程度のバラツキは許容範囲である。しかし、書き込み/消去特性を優先する場合、自己整合スプリットゲート型MONOSメモリセルは、メモリトランジスタの短チャネル特性が悪くなってしまう。短チャネル特性が悪くなると、ゲート長の僅かなバラツキで閾値電圧等の特性が変動しやすくなってしまう。したがって、書き込み/消去特性を優先した場合であっても、閾値電圧等の特性が変動しないように、メモリトランジスタのゲート長のバラツキをさらに抑制する必要が生じる。
ここで、メモリトランジスタのゲート長のバラツキの影響を、例えばデザインルール150nmで作成した自己整合スプリットゲート型MONOSメモリセルを用いて説明する。図29はメモリトランジスタのゲート長とIV特性の関係の説明図である。図30はメモリトランジスタのゲート長とメモリ消去速度の関係の説明図である。
メモリトランジスタのゲート絶縁膜は情報記憶のためSiO/SiN/SiOの3層構造で酸化膜換算膜厚(EOT(Equivalent Oxide Thickness))が15nmのONO膜であり、選択トランジスタやロジック部トランジスタのゲート絶縁膜4nmに比較して厚い。またメモリトランジスタのゲート長は65nmであり、選択トランジスタやロジック部トランジスタのゲート長150nmを大きく下回るほど微細である。MOSトランジスタの短チャネル特性はゲート絶縁膜が厚く、ゲート長が短いほど悪いため、メモリトランジスタの短チャネル特性は選択トランジスタやロジック部トランジスタに比べ著しく劣り、とりわけゲート長の変化に対して特性が変動しやすい。
図29に示すように、IV特性はゲート長(Lmg)65nmに対して短くなる方向(55nm、45nm)で変化が大きくなる。このデバイスでは10nmのゲート長短縮によって閾値電圧(Vth)が1.5Vシフトして、かつサブスレッショルド係数も変化する。また短チャネル特性以外にも、メモリゲート長は消去特性にも感度が高い。
図30に示すように、ゲート長(Lmg)が65nmから55nmへ10nm短くなると消去速度は半桁低下し、アレー内で無視できない差が生じる。現状でメモリトランジスタのゲート長のバラツキは±10nm程度あるためメモリアレー内で閾値電圧と消去速度が大きくばらつき、書換ストレスの増加に伴う書換耐性や電荷保持特性の悪化をもたらす。このため短チャネル特性を改善するためにはメモリトランジスタのゲート長の増加が効果的であるが、図30に示すように消去速度の低下を伴う。また同じ目的でメモリトランジスタのゲート絶縁膜を薄膜化すると、電荷保持特性が悪化してしまう。
そこで本発明者らは、メモリトランジスタのゲート長のバラツキが生じる過程について検討した。図31〜図35は本発明者らが検討した不揮発性半導体装置の製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図であり、メモリトランジスタのゲート長Lmgのバラツキが生じる過程を示している。
図31に示すように、半導体基板(図示せず)上に選択トランジスタの絶縁膜53を成膜した後、選択トランジスタのゲート電極材料として例えばポリシリコンからなる導電膜34を堆積する。なお、ポリシリコンの結晶粒は膜の堆積方向に柱状に成長する性質があり、堆積後の表面は結晶粒の成長バラツキに起因する10nm程度の表面凹凸がある。
続いて、図32に示すように、フォトリソグラフィ及びドライエッチングによって選択ゲート電極12および選択ゲート絶縁膜6を形成する。
続いて、図33に示すように、電荷を蓄積する、SiO膜/SiN膜/SiO膜の3層からなるONO膜18を堆積し、メモリトランジスタのゲート電極材料として例えばアモルファスシリコンからなる導電膜20を堆積する。アモルファスシリコンからなる導電膜20は均一に成膜されるため、導電膜20の上面は下地のポリシリコンからなる導電膜、すなわち選択ゲート電極12の凹凸を反映した段差が残留している。
続いて、図34に示すように、異方性ドライエッチングにより導電膜22をエッチバックしてメモリゲート電極11となるサイドウォールゲート電極のみを残し、露出したONO膜18をウェットエッチングで除去する。
この段階で図35に示すように選択ゲート電極12の上面段差を反映して、サイドウォール電極であるメモリゲート電極11のゲート長Lmgが変動する(Lmg1<Lmg2)。
理想的なサイドウォール電極はそれが形成される側壁の選択ゲート電極の高さの影響を受けないが、(1)選択ゲート電極の高さがサイドウォール電極となる膜の堆積厚さに比べて十分高くない場合、(2)選択ゲート電極の側壁にテーパーがついている場合にはメモリゲート電極の高さに比例して、メモリトランジスタのゲート長(サイドウォール長)も増加する。
微細化が進んだ先端プロセスほどゲート電極高さは低くなる傾向にあるが、メモリトランジスタのゲート長およびONO膜厚は、不揮発メモリとしての信頼性の要求から先端プロセスと同程度には微細化されずに選択ゲート電極とメモリゲート電極の高さの比は理想から外れて上記(1)の条件に近づいていく。また選択ゲート電極の側壁にテーパーを設けることでコーナー部の電界を緩和し信頼性を向上できるため、積極的に上記(2)の条件を導入する場合もある。このように現実のデバイスではサイドウォール構造であっても例えばポリシリコンからなる選択ゲート電極の高さに依存してメモリトランジスタのゲート長が変動する課題があることを本発明者らは見出した。
本発明の目的は、サイドウォール構造で形成されるメモリトランジスタのゲート長のバラツキを抑制する技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の不揮発性半導体装置の製造方法は、半導体基板上に選択トランジスタのゲート絶縁膜、ポリシリコンからなる選択ゲート電極材料を堆積した後、前記選択ゲート電極材料を研磨により平坦化、パターニングにより選択ゲート電極を形成する。次いで、平坦化された前記選択ゲート電極、および半導体基板上にメモリトランジスタのゲート絶縁膜、アモルファスシリコンからなるメモリゲート電極材料を堆積した後、前記メモリゲート電極材料をエッチバックして自己整合によるメモリゲート電極を形成する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
ポリシリコンからなる選択ゲート電極の表面を平坦化することで、サイドウォール構造で形成されるメモリゲトランジスタのゲート長のバラツキを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1で示すメモリセルの製造方法について、図1〜図6により説明する。図1は本発明の実施の形態1で示すメモリセルの製造フローチャート、図2〜図6は製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。なお、メモリセルは図17に示したスプリットゲート型MONOSメモリセルで、アレー構成は図18に、セルレイアウトは図19に示した通りである。また、図19中の符号31で囲む部分が1つのメモリセルに該当する。また、隣接するメモリセル同士では、選択ゲートとメモリゲートの配置が常に左右対称となる。また、読み出し、書き込み、消去の電圧は図20の条件を用いた。また、基本的な製造フローは上記発明が解決しようとする課題で説明した方法に準じる。また、製造には150nmノードのプロセスルールを用いた。
まず、例えばp型の単結晶シリコンからなる半導体基板(円形の薄い板状に加工した半導体ウエハ)を準備する(工程S10)。なお、この半導体基板には、周知の方法により素子分離部およびウエルが形成されている。
次いで、図2に示すように、半導体基板(図示せず)上に、選択トランジスタのゲート絶縁膜として800℃で厚さ4nmの絶縁膜53を成膜し、続いてポリシリコンからなる導電膜34を270nm堆積する(工程S20、S30)。このポリシリコンからなる導電膜34の成膜は、不純物ドープなし、成膜温度640℃で行い、結晶粒径を極小化する条件を選定している。なお、この場合であってもポリシリコン結晶粒の成長に起因した10nm程度の表面凹凸が生じてしまう。
次いで、図3に示すように、導電膜34の表面凹凸を取り除くために化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法により、導電膜34の表面を平坦化する(工程S40)。ここで、CMP法は、浅溝素子分離の形成工程や層間絶縁膜の平坦化工程で一般的に用いられ、研磨剤を分散させたスラリとポリウレタン等の研磨パッドによりSiO膜等の表面を研磨して平坦化するものである。なお、スラリと研磨パッドの組み合わせによって被加工材料はSiO膜以外にもタングステン膜、Cu膜、ポリシリコン膜等の各種材料に対応可能である。
本実施の形態では、CMP法によるポリシリコンからなる導電膜34の表面研磨前後での表面ラフネスの変化は、rms値で研磨前が60Åに対して研磨後は8Åと、約一桁低減された。このときの条件は、ポリウレタンパッドにシリカスラリを用いて、研磨圧力150g/cm、回転数20rpmとした。この目的のためにはCMPの研磨量は通常の層間絶縁膜の研磨等に比較して少なくてよく、平坦部で20nmを研磨する。研磨量が少ないためにCMPの研磨ばらつきも問題とならない。なお、本実施の形態では、導電膜34の表面を平坦化するにあたりCMP法を適用しているが、エッチバック、SOG法などの各種の平坦化方法であっても良い。しかしながら、CMP法は、エッチバック、SOG法など各種の平坦化方法の中で最も平坦化能力が高いため、CMP法を適用することで、後に形成されるメモリゲートのゲート長のバラツキをより低減することができる。
次いで、図4に示すように、フォトリソグラフィ及びドライエッチングによって選択ゲートを形成する(工程S50)。すなわち、導電膜34および絶縁膜53をパターニングし、選択ゲート電極12および選択ゲート絶縁膜6を形成する。
次いで、図5に示すように、電荷蓄積膜(絶縁膜)としてSiO膜/SiN膜/SiO膜の3層からなるONO膜18を形成し、メモリゲート電極となる不純物をドープしたアモルファスシリコンからなる導電膜20を形成する(工程S60、S70)。アモルファスシリコン膜には結晶粒がないため表面凹凸なく均一に成膜される長所がある。
次いで、図6に示すように、異方性ドライエッチングによりアモルファスシリコン膜からなる導電膜20をエッチバックして、メモリゲート電極11となるサイドウォールゲート電極のみを残し、余剰のONO膜18をドライエッチング及びウェットエッチングにより除去する(工程S80)。
上記CMP法を選択ゲート電極材料のポリシリコンからなる導電膜34を堆積した後、表面段差の10nm程度を平坦化するために用いているので、CMP後の平坦な表面をもとに選択ゲート電極12と続くサイドウォールゲート電極を形成すれば、サイドウォールゲートのゲート長のバラツキを抑制できる。すなわち、選択ゲート電極12の上面段差がCMPにより一桁低減された結果、これを基準としたサイドウォール電極であるメモリゲート電極11のゲート長バラツキも±10nmから±数nmへ一桁近く低減される効果を得ることができる。
次いで、メモリゲート保護用の酸化膜形成とアモルファスシリコンの結晶化を兼ねて、800℃の酸化雰囲気中で熱処理を行う(工程S90)。
上述の製造プロセスで形成された本実施の形態で示すスプリットゲート型MONOSメモリセルは、そのサイドウォール構造のゲート長のバラツキを±10nmから±数nmへ一桁近く抑制できる。
このメモリトランジスタのゲート長のバラツキを抑制することで、メモリトランジスタの特性を向上することができる。なぜならメモリトランジスタのゲート長は短チャネル特性の支配要因で、リーク電流値と閾値電圧に影響し、またメモリトランジスタのゲート長は不揮発メモリの消去速度にも影響を与えてしまうからである。したがって、メモリアレー内のゲート長バラツキを抑制することで、リーク電流値と閾値電圧、消去速度のバラツキを抑制できる。また、リーク電流バラツキの抑制は消費電流を低減し、閾値電圧バラツキの抑制は、ワーストビットの特性を保証する書き込み条件を緩和して書換え耐性を向上させることができる。また、消去速度バラツキの抑制は、同様にワーストビットの特性で決まる消去条件の実質的な緩和に相当し、書換え耐性を向上させることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2は、前記実施の形態1で示したメモリセルの製造工程のポリシリコンからなるゲート電極材料の導電膜を形成した後において、例えばSiOからなるキャップ層を重ねて形成し、SiOからなるキャップ層をCMP法により平坦化する場合について説明する。
本発明の実施の形態2で示すメモリセルの製造方法について、図7〜図13により説明する。図7は本発明の実施の形態2で示すメモリセルの製造フローチャート、図8〜図13は製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。なお、メモリセルの基本構造、レイアウト、プロセスルール等は前記実施の形態1に等しい。
まず、半導体基板を準備した後、図8に示すように、半導体基板(図示せず)上に絶縁膜および導電膜を形成する(工程S110〜S130)。すなわち、シリコンからなる半導体基板上に選択トランジスタのゲート絶縁膜となる絶縁膜53として800℃で厚さ3nmの熱酸化膜を成膜し、続いてゲート電極となる導電膜34を250nm程度堆積する。なお、この半導体基板には、周知の方法により素子分離部およびウエルが形成されている。
続いて、図9に示すように、例えば、CVD法により酸化シリコン膜からなるキャップ層26を70nm程度堆積する(工程S140)。ポリシリコンの成膜は、不純物ドープなし、成膜温度640℃で行い、結晶粒径を極小化する条件を選定しているが、その場合でもポリシリコン結晶粒の成長に起因した10nm程度の表面凹凸が生じる。このため、その上に堆積したSiO膜からなるキャップ層26の表面にも段差が生じている。
続いて、図10に示すように、このSiO膜からなるキャップ層26の表面段差を取り除くためにCMP法を行い、キャップ層26の表面を平坦化する(工程S150)。このときの条件は、ポリウレタンパッドにシリカスラリを用いて、研磨圧力200g/cm、回転数20rpmとした。この目的のためにはCMPの研磨量は通常の層間絶縁膜の研磨等に比較して少なくてよく、平坦部で20nmを研磨する。研磨量が少ないためにCMPの研磨ばらつきも問題とならない。
続いて、図11に示すように、フォトリソグラフィ及びドライエッチングによって選択ゲートを形成する(工程S160)。すなわち、キャップ層26、導電膜34および絶縁膜53をパターニングし、選択ゲート電極12および選択ゲート絶縁膜6を形成する。
続いて、図12に示すように、電荷蓄積膜(絶縁膜)としてSiO膜/SiN膜/SiO膜の3層からなるONO膜18を形成し、メモリゲート電極となる不純物をドープしたアモルファスシリコンからなる導電膜20を形成する(工程S170、S180)。アモルファスシリコン膜には結晶粒がないため表面凹凸なく均一に成膜される長所がある。
次いで、図13に示すように、異方性ドライエッチングによりアモルファスシリコン膜からなる導電膜20をエッチバックして、メモリゲート電極11となるサイドウォールゲート電極のみを残し、余剰のONO膜18をドライエッチング及びウェットエッチングにより除去する(工程S190)。なお、ここまでの過程で各工程間の洗浄により、SiO膜からなるキャップ層26はエッチングされて減少し、図13の段階では僅かに残るか、あるいは選択ゲート電極のポリシリコン表面が露出するが、ゲート長の均一形成の観点では図12のメモリゲート電極を堆積した段階で表面が平坦であれば良いために不都合はない。
上記CMP法を選択ゲート電極12となる導電膜34上にSiO膜からなるキャップ層26を堆積した後、表面段差の10nm程度を平坦化するために用いているので、CMP後の平坦な表面を選択ゲート電極12と続くサイドウォールゲート電極を形成すれば、サイドウォールゲートのゲート長のバラツキを抑制できる。すなわち、選択ゲート電極12の上面段差がCMPにより一桁低減された結果、これを基準としたサイドウォール電極であるメモリゲート電極11のゲート長バラツキも±10nmから±数nmへ一桁近く低減される効果を得ることができる。
続いて、メモリゲート保護用の酸化膜形成とアモルファスシリコンの結晶化を兼ねて、800℃の酸化雰囲気中で熱処理を行う(工程S200)。
上述の製造プロセスで形成された本実施の形態で示すスプリットゲート型MONOSメモリセルは、そのサイドウォール構造のゲート長のバラツキを±10nmから±数nmへ一桁近く抑制できる。
本実施の形態では前記実施の形態1と異なりポリシリコンからなる導電膜34上にSiO膜からなるキャップ層26を積層し、このキャップ層26を平坦化する。すなわち、本実施の形態では、CMP法により研磨する対象がSiOからなる絶縁膜となる。ここで、SiOのCMP法は浅溝素子分離工程や層間絶縁膜の平坦化に広く使われている。したがって、研磨対象をポリシリコンではなく、SiOとすることで研磨装置や研磨資材、研磨後の洗浄方法を共通化できる効果が得られる。なお、CMP法による研磨対象がポリシリコンまたはSiOのどちらであってもメモリゲートのゲート長のばらつきを抑制することができるので、製造ラインの構成や製造プロセスに応じて適切な選択肢を取ればよい。
(実施の形態3)
本実施の形態3は、前記実施の形態1で示したメモリセルの製造工程において、選択トランジスタのゲート長を120nm以上とする場合について説明する。
本発明の実施の形態3で示すメモリセルの製造方法について、図14〜図16により説明する。図14は本発明の実施の形態3で示すメモリセルの製造フローチャート、図15、図16は製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。なお、メモリセルの基本構造、レイアウト、プロセスルール等は前記実施の形態1に等しい。
まず、半導体基板を準備した後、半導体基板上に絶縁膜および導電膜を形成する(工程S210〜S230)。すなわち、シリコンからなる半導体基板上に選択トランジスタのゲート絶縁膜となる絶縁膜として800℃で厚さ3nmの熱酸化膜を成膜し、続いてゲート電極となる導電膜を250nm程度堆積する。なお、この半導体基板には、周知の方法により素子分離部およびウエルが形成されている。
続いて、図15に示すように、導電膜34の表面凹凸を取り除くためにCMP法により、導電膜34の表面を平坦化する(工程S240)。
次いで、図16に示すように、フォトリソグラフィ及びドライエッチングによって選択ゲートを形成する(工程S250)。すなわち、導電膜34および絶縁膜53をパターニングし、選択ゲート電極12および選択ゲート絶縁膜6を形成する。このとき、選択ゲート電極12のゲート長Lcgは120nm以上であり、一般的なKrFエキシマレーザーやi線、あるいは一部のArFエキシマレーザーなどを光源として、十分に厚いフォトレジストを使用可能なリソグラフィ装置で露光できる寸法となっている。
ポリシリコンを堆積したゲート電極の上面をCMPにより平坦化する方法は特許文献4により開示されたもの等が存在するが、これらは例えば光源がArFエキシマレーザーで例えば200nm以下と薄いフォトレジストを必要としてより微細なパターンを形成可能なリソグラフィ技術を用いた場合に焦点深度マージン、フォトレジスト高さばらつきマージンが減少し、適切なパターン露光のためにポリシリコンの上面の表面凹凸の平坦化を必要とする場合に有効な技術であって、十分なマージンが確保可能なKrF光源など十分に厚いフォトレジストを用いるフォトリソグラフィでは通常追加する必要のない手段である。
しかしながら、本実施の形態では前記実施の形態1と同様に、電荷蓄積膜(絶縁膜)となるSiO膜/SiN膜/SiO膜の3層からなるONO膜を堆積し、メモリゲート電極となる導電膜を堆積し、異方性ドライエッチングにより導電膜をエッチバックして、サイドウォール形状のメモリゲート電極を形成している。すなわち、メモリゲート電極のゲート長は、上述したように基準となる選択ゲート電極の上面の高さのバラツキを反映してばらつくために、これを抑制する目的で選択ゲートとなるポリシリコン膜の表面凹凸をCMPにより平坦化する工程を追加している。これによって、サイドウォールであるメモリゲート電極のゲート長が均一に形成される。
このようにサイドウォールゲートを用いたメモリにおいては、ArFリソグラフィ装置や薄膜のフォトレジストを必要としない、例えばKrFリソグラフィ装置を用いる相対的に大きな寸法のデバイスであっても、サイドウォールをゲート電極とする関係で選択ゲート電極の上面を平坦化してバラツキを抑制する効果が得られる。また、もう一つ重要な効果として選択ゲート電極のゲート長が120nm以上と大きい条件下では、十分に厚いフォトレジストを使えることでゲート加工時のドライエッチング耐性が増し、ゲート電極のポリシリコン高さ250nm以上と十分に確保できる点がある。ポリシリコン高さが250nm以上あれば、これに対して低く形成されるサイドウォールゲート電極も含めて、ゲート電極をマスクとしてソース・ドレインの高濃度拡散層を形成するイオン注入の際に、注入するイオンがゲート電極を突き抜けてチャネル部に注入される不具合を防止することができる。このことは、原理的に必ず一方のゲートよりも高さが低く形成されるサイドウォール構造のゲートを用いるデバイスでは重要な特性となる。
続いて、メモリゲート保護用の酸化膜形成とアモルファスシリコンの結晶化を兼ねて、800℃の酸化雰囲気中で熱処理を行う(工程S290)。
上述の製造プロセスで形成された本実施の形態で示すスプリットゲート型MONOSメモリセルは、そのサイドウォール構造のゲート長のバラツキを±10nmから±数nmへ一桁近く抑制できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、選択トランジスタのゲート電極材料としてポリシリコンからなる導電膜を適用した場合について説明したが、アモルファスシリコンからなる導電膜を適用することもできる。
また、前記実施の形態1から3においては、選択ゲート電極を先に形成し、メモリゲート電極をサイドウォールとして形成する構造のメモリセルを記述したが、両者の順序が逆に形成される構造も可能である。この構造を用いると、メモリゲートと選択ゲートの区別なく自己整合スプリットゲート構造のサイドウォールとして形成される側のゲート電極寸法のバラツキを抑制できる。この観点から、前記実施の形態1から3とは逆にメモリゲート電極をマスクを用いて先に形成し、これに対するサイドウォールとして選択ゲートを形成する、という順序へプロセスを変更することができる。具体的には、図22の第1の絶縁膜6を、トラップ膜を含む第1のゲート絶縁膜と読み替えて形成し、第1のゲート電極12を形成する。この後、第1のゲート電極表面の凹凸を研磨により平坦化し、続いて図23に示す第2のゲート絶縁膜18をシリコン酸化膜と読み替えて形成し、図24に示す第2のゲート電極11をサイドウォールとして形成する。完成断面は図17を、前記同様に第1のゲート絶縁膜6をトラップ膜を含む膜に読み替え、第2のゲート絶縁膜13、14、15を単層のシリコン酸化膜と読み替えたものに等しい。従って図17の符号12がメモリゲート電極に相当し、符号11が選択ゲート電極に相当する。このプロセス変更により得た構造では、選択ゲート電極の特性バラツキを抑制できるため、読み出し動作時の電流バラツキや、書込み動作時の書込み速度のバラツキを抑制する効果が得られる。
本発明は、半導体装置を製造する製造業に幅広く利用されるものである。
本発明の実施の形態1で示すメモリセルの製造フローチャートである。 実施の形態1で示す製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図2に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図3に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図4に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図5に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態2で示すメモリセルの製造フローチャートである。 実施の形態2で示す製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図8に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図9に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図10に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図11に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図12に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 発明の実施の形態3で示すメモリセルの製造フローチャートである。 実施の形態3で示す製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図15に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 本発明者らが検討したメモリセルを模式的に示す断面図である。 図17のメモリセルを用いたアレー構成の説明図である。 図18のアレー構成の平面レイアウトの説明図である。 図17のメモリセルの動作時の電圧条件の説明図である。 本発明者らが検討した不揮発性半導体装置の製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 図21に続く製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 図22に続く製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 図23に続く製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 図24に続く製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 図25に続く製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 図26に続く製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 図26に続く製造工程中のメモリセルおよび論理回路用トランジスタを模式的に示す説明図である。 メモリトランジスタのゲート長とIV特性の関係の説明図である。 メモリトランジスタのゲート長とメモリ消去速度の関係の説明図である。 本発明者らが検討した不揮発性半導体装置の製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図31に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図32に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図33に続く製造工程中のメモリセルを模式的に示す説明図である。 図34のメモリセルを模式的に示す説明図である。
符号の説明
1 ソース線
2 ワード線(メモリゲート線)
3 ワード線(選択ゲート線)
4 ビット線
5 拡散層(ドレイン拡散層)
6 選択ゲート絶縁膜
7 拡散層(ソース拡散層)
8 低濃度拡散層
9 高濃度拡散層
11 メモリゲート電極(導電膜)
11a メモリゲート
12 選択ゲート電極
12a 選択ゲート
13 ボトム酸化膜
14 トラップ性絶縁膜
15 トップ酸化膜
16 シリサイド層
17 ロジック部ゲート電極
18 ONO膜
19 酸化膜サイドウォール
20 導電膜
21 コンタクト
26 キャップ層
27 シリサイド層
31 単位メモリセル領域
33 素子分離部
34 導電膜
40 導電膜
41 導電膜
42 層間絶縁膜
50 メモリセル
51 半導体基板
52 ウエル
53 絶縁膜
54 メモリ領域
55 ロジック領域
56 ロジック部ゲート絶縁膜
58 サイドウォール
Lcg ゲート長
Lmg ゲート長

Claims (17)

  1. 半導体基板の主面上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に形成された第1導電膜からなる第1ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に形成された第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜上に形成された第2導電膜からなる第2ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の下部の前記半導体基板に形成されたソースおよびドレインとなる拡散層とを有する不揮発性半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記主面上に前記第1絶縁膜を形成した後、前記第1絶縁膜上に前記第1導電膜を形成する工程、
    (b)CMP法によって前記第1導電膜の表面を平坦化する工程、
    (c)前記第1導電膜をパターニングすることによって前記第1ゲート電極を形成する工程、
    (d)前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に前記第2絶縁膜を形成し、前記第2絶縁膜上に前記第2導電膜を形成する工程、
    (e)前記第2導電膜をエッチバックし、前記第2ゲート電極を形成する工程、
    を含むことを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(d)工程では、アモルファスシリコンから前記第2導電膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(d)工程では、不純物をドープしたアモルファスシリコンから前記第2導電膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(a)工程では、不純物をドープしないポリシリコンから前記第1導電膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記第2絶縁膜は、前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に形成された第1酸化膜、トラップ性絶縁膜および第2酸化膜からなり、
    前記(d)工程は、
    (d1)前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に前記第1酸化膜を形成する工程、
    (d2)前記第1酸化膜上に前記トラップ性絶縁膜を形成する工程、
    (d3)前記トラップ性絶縁膜上に前記第2酸化膜を形成する工程、
    を含むことを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(c)工程では、前記第1ゲート電極のゲート長を120nm以上として、前記第1ゲート電極を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(c)工程では、KrF光源を用いたフォトリソグラフィ法によってパターニングすることを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    (f)前記第2ゲート電極をマスクにしたイオン注入法によって、前記拡散層を形成する工程を更に含むことを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  9. 半導体基板の主面上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に形成された第1導電膜からなる第1ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極上に形成されたキャップ絶縁膜と、
    前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に形成された第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜上に形成された第2導電膜からなる第2ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の下部の前記半導体基板に形成されたソースおよびドレインとなる拡散層とを有する不揮発性半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記主面上に前記第1絶縁膜を形成した後、前記第1絶縁膜上に前記第1導電膜を形成する工程、
    (b)前記第1導電膜上に前記キャップ絶縁膜を形成する工程、
    (c)CMP法によって前記キャップ絶縁膜の表面を平坦化する工程、
    (d)前記キャップ絶縁膜および第1導電膜をパターニングすることによって前記第1ゲート電極を形成する工程、
    (e)前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に前記第2絶縁膜を形成し、前記第2絶縁膜上に前記第2導電膜を形成する工程、
    (f)前記第2導電膜をエッチバックし、前記第2ゲート電極を形成する工程、
    を含むことを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(e)工程では、アモルファスシリコンから前記第2導電膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  11. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(e)工程では、不純物をドープしたアモルファスシリコンから前記第2導電膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  12. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(a)工程では、不純物をドープしないポリシリコンから前記第1導電膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  13. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記第2絶縁膜は、前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に形成された第1酸化膜、トラップ性絶縁膜および第2酸化膜からなり、
    前記(e)工程は、
    (e1)前記第1ゲート電極の側壁および前記主面上に前記第1酸化膜を形成する工程、
    (e2)前記第1酸化膜上に前記トラップ性絶縁膜を形成する工程、
    (e3)前記トラップ性絶縁膜上に前記第2酸化膜を形成する工程、
    を含むことを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  14. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(d)工程では、前記第1ゲート電極のゲート長を120nm以上として、前記第1ゲート電極を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  15. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(d)工程では、KrF光源を用いたフォトリソグラフィ法によってパターニングすることを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  16. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    前記(b)工程では、酸化シリコンから前記キャップ絶縁膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
  17. 請求項9記載の不揮発性半導体装置の製造方法において、
    (g)前記第2ゲート電極をマスクにしたイオン注入法によって、前記拡散層を形成する工程を更に含むことを特徴とする不揮発性半導体装置の製造方法。
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