JP2006298532A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】記録紙検出用の反射型のホトセンサが外乱光によって誤動作しないように改良を図ったプリンタを提案すること。
【解決手段】ロール紙プリンタ1の開閉蓋4を開けると、ロール紙装填部6、記録紙搬送路7の上流側開口端7aが開放状態になる。記録紙搬送路7の開口端近傍には、記録紙ガイド9に設けた開口部11に、記録紙検出用の反射型のホトセンサ12が装着されている。開口部11の上流側開口縁部分には外光遮蔽用の庇部分11eが形成され、その下流側開口縁部分は傾斜面11fとなっている。外光Lが記録紙搬送路7に差し込んだとしても、庇部分11eによって遮られ、ホトセンサ12の受光面には入射しない。外光Lが下流側の開口縁部分の傾斜面11fに当たっても、その反射光は受光面とは異なる方向に向かう。よって、ホトセンサ12に外乱光が侵入して誤動作することを防止できる。
【選択図】図4
【解決手段】ロール紙プリンタ1の開閉蓋4を開けると、ロール紙装填部6、記録紙搬送路7の上流側開口端7aが開放状態になる。記録紙搬送路7の開口端近傍には、記録紙ガイド9に設けた開口部11に、記録紙検出用の反射型のホトセンサ12が装着されている。開口部11の上流側開口縁部分には外光遮蔽用の庇部分11eが形成され、その下流側開口縁部分は傾斜面11fとなっている。外光Lが記録紙搬送路7に差し込んだとしても、庇部分11eによって遮られ、ホトセンサ12の受光面には入射しない。外光Lが下流側の開口縁部分の傾斜面11fに当たっても、その反射光は受光面とは異なる方向に向かう。よって、ホトセンサ12に外乱光が侵入して誤動作することを防止できる。
【選択図】図4
Description
本発明は、記録紙搬送路に沿って搬送される記録紙を検出するための反射型のホトセンサを備えたプリンタに関し、特に、太陽光などの外乱光によってホトセンサが誤動作することの無い様に改良を図ったプリンタに関するものである。
テープ状の記録紙が巻き取られた構成のロール紙に印字を行うロール紙プリンタにおいては、プリンタケースに取り付けられている開閉蓋を開けるとロール紙装填部が開放状態になり、ロール紙を装填できるようになっている。ロール紙装填時には、ロール紙装填部にロール紙を装填した後に、そこから引き出される記録紙を、その近傍に配置されている記録紙搬送路の上流側開口端から差し込む必要がある。記録紙を差し込むと、記録紙搬送路の上流側開口端の近傍に配置されている記録紙検出器によって記録紙が検出され、その下流側に配置されている紙送りローラが回転して、記録紙が記録紙搬送路に沿って所定の位置まで送り出されて、印字が可能な状態になる。
記録紙検出器としては一般に反射型のホトセンサが用いられている。記録紙の無い状態では、ホトセンサの受光量が予め定められているしきい値以下の状態にある。記録紙が通されると、記録紙表面で反射した光によってホトセンサの受光量がしきい値を超えた状態に切り替わる。このように、受光量の変化に基づき記録紙の有無が検出される。
ロール紙プリンタなどにおいては上記にように、ロール紙の装填時あるいは交換時には、開閉蓋を開けて、ロール紙装填部および記録紙搬送路の上流側開口端が開放状態になる。この開放状態で、記録紙が記録紙搬送路に差し込まれ、これがホトセンサによって検出されると、記録紙を記録紙搬送路に沿って所定位置まで送り出されるローディング動作が行われる。
したがって、太陽光などの外光が記録紙搬送路の上流側開口端から当該記録紙搬送路内に侵入する場合がある。外光が侵入して、記録紙搬送路内に配置されているホトセンサの受光面を直接あるいは間接的に照射すると、ホトセンサの受光量がしきい値を超えてしまい、記録紙が挿入されていないにも拘わらず、記録紙が挿入された旨の誤検出を行うおそれがある。
本発明の課題は、記録紙検出用の反射型のホトセンサが外乱光によって誤動作しないように改良を図ったプリンタを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のプリンタは、
記録紙搬送路と、
前記記録紙搬送路を規定している一方の記録紙ガイドに形成した開口部と、
前記開口部内において前記記録紙搬送路に対して発光部および受光面が面している状態に配置されている記録紙検出用の反射型のホトセンサと、
前記開口部の開口縁部分のうち、少なくとも前記記録紙搬送路の上流側の縁部分を突出させることにより形成した外乱光遮蔽用の庇部分とを有していることを特徴としている。
記録紙搬送路と、
前記記録紙搬送路を規定している一方の記録紙ガイドに形成した開口部と、
前記開口部内において前記記録紙搬送路に対して発光部および受光面が面している状態に配置されている記録紙検出用の反射型のホトセンサと、
前記開口部の開口縁部分のうち、少なくとも前記記録紙搬送路の上流側の縁部分を突出させることにより形成した外乱光遮蔽用の庇部分とを有していることを特徴としている。
庇部分の高さを適切に設定しておけば、記録紙搬送路の上流側開口端から太陽光などの外光が当該記録紙搬送路に差し込んでも、当該外光が庇部分によって遮られる。よって、外光がホトセンサの受光面を直接に照射することがないので、外光によるホトセンサの誤動作を防止できる。
また、本発明では、前記開口部の開口縁部分における前記庇部分を除く縁部分のうち、少なくとも、前記記録紙搬送路の下流側の縁部分は、当該縁部分に照射した光の反射光が前記ホトセンサの受光面以外の方向に向かうように加工された加工面とされていることを特徴としている。
記録紙搬送路の上流側開口端から太陽光などの外光が当該記録紙搬送路に差し込んだ場合、ホトセンサの受光面に直接に入射せずに、開口縁部分で反射した後に当該受光面に入射することがある。この場合においても、ホトセンサの受光量が増加して誤動作することがある。本発明では、外光が当たる搬送方向下流側の開口縁部分を、傾斜面などの加工面としてあるので、ここに照射した光が受光面とは異なる方向に反射して、受光面に入射することがない。よって、外光によるホトセンサの誤動作を防止できる。
ここで、本発明では、前記ホトセンサの前記受光面を、前記発光部に対して、前記記録紙搬送路の上流側に配置したことを特徴としている。このようにすると、受光面が、開口縁部分の上流側の部位に形成されている庇部分の近傍に位置することになる。よって、受光面に外光が直接に入射することが一層確実に防止されるので好ましい。
次に、本発明では、前記記録紙搬送路を規定している他方の記録紙ガイドを、前記ホトセンサに対向するガイド面部分が前記記録紙搬送路から後退していることを特徴としている。このようにすると、ホトセンサに対向している記録紙ガイドのガイド面部分から反射する光量を減らすことができるので、外光によるホトセンサの誤動作を防止できる。
次に、本発明では、前記記録紙搬送路の上流側開口端を覆っている開閉蓋を有し、当該開閉蓋の開き位置が、前記記録紙搬送路の上流側への延長線が当該開閉蓋に交差するように設定されていることを特徴としている。
この構成によれば、開閉蓋を開けた状態、すなわち、外光が記録紙搬送路に差し込むおそれがある状態において、記録紙搬送路に差し込み可能な方向からの太陽光などの外光が、開いた状態にある開閉蓋によって遮られる。よって、記録紙搬送路への外光の侵入を開閉蓋によって阻止できるので、ホトセンサの誤動作を防止する上で有効である。
本発明はロール紙プリンタに適用することができ、この場合には、本発明によるプリンタは、上記構成に加えて、テープ状の記録紙がロール状に巻かれた構成のロール紙を装填するためのロール紙装填部を有し、前記ロール紙装填部から繰り出される前記記録紙が前記記録紙搬送路に沿って搬送されるようになっており、前記ホトセンサは、前記記録紙搬送路における上流側開口端の近傍に配置されており、前記開閉蓋を開けると、前記ロール紙装填部および前記記録紙搬送路の上流側開口端が開放状態になることを特徴としている。
本発明のプリンタでは、反射型のホトセンサが配置されている記録紙搬送路の記録紙ガイドの開口縁部分の少なくとも上流側の縁部分に外光遮蔽用の庇部分が形成されている。したがって、外光がホトセンサの受光面に直接に入射することを防止できる。また、開口縁部分の少なくとも下流側の縁部分に加工面を形成した場合には、記録紙搬送路に差し込んだ外光が開口縁部分で反射してホトセンサの受光面に入射することも防止できる。
よって、本発明によれば、記録紙搬送路に差し込んだ外光がホトセンサの受光面に直接あるいは間接的に入射することを防止できるので、外光によるホトセンサの誤動作を確実に防止できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したロール紙プリンタの実施の形態を説明する。
図1はロール紙プリンタの外観斜視図であり、図2は蓋を開けた状態でのロール紙プリンタの斜視図である。また、図3は図2のIII−III線で切断した部分を示す部分拡大断面図である。
これらの図を参照して説明すると、本例のロール紙プリンタ1は、全体として縦長の矩形状のプリンタケース2を備えており、このプリンタケース2は、矩形枠状のケース本体3と、開閉蓋4とを備えている。開閉蓋4は、その後端部が、プリンタ幅方向に延びる旋回軸線を中心として旋回可能な状態でケース本体3に取り付けられており、図1に示す閉じ位置4Aから図2に示す全開位置4Bまでの間を旋回可能となっている。また、開閉蓋4の前後方向の中ほどの部位には記録紙排出口4aが形成されている。
プリンタケース2の内部には、その前半部分にプリンタ機構部5が装着されており、その後半部分にはロール紙装填部6が形成されている。開閉蓋4を開けると、ロール紙装填部6が露出し、その上側からロール紙(図示せず)を装填することができる。
プリンタ機構部5には記録紙搬送路7が形成されている。図3に示すように、記録紙搬送路7は、前方が下に位置するように傾斜配置された上下一対の記録紙ガイド8、9によってその上流側部分が規定されている。これら記録紙ガイド8、9の上流側の端は、ロール紙装填部6から繰り出される一点鎖線で示す記録紙10を受け入れる上流側開口端7aとなっている。下側の記録紙ガイド9における上流側開口端7aの近傍位置には開口部11が形成されており、ここに記録紙検出用の反射型のホトセンサ12が装着されている。
記録紙ガイド8、9の下流側の端部には、上側に紙送りローラ13が配置され、下側から紙押さえローラ14が当該紙送りローラ13に押し付けられている。紙送りローラ13からは上方に記録紙ガイド15が延びており、当該記録紙ガイド15における上下方向の中程の部位がプラテン16として機能し、ここには前方から印字ヘッド17のヘッド面が対峙している。記録紙ガイド15の上端の上方には記録紙排出口4aが位置している。
記録紙排出口4aの近傍位置には、マニュアルカッタ18が取り付けられている。記録紙排出口4aから排出された記録紙の先端部分を、マニュアルカッタ18のプリンタ幅方向に延びる刃先(切断位置)19に沿って切り取ることができる。
ロール紙装填部6に装填したロール紙から繰り出されるテープ状の記録紙10は、記録紙搬送路7の上流側の開口端7aから当該記録紙搬送路7に入り、当該記録紙搬送路7に沿って紙送りローラ13によって搬送されて、印字ヘッド17による印字位置を経由して開閉蓋4に形成されている記録紙排出口4aに導かれ、ここから上方に排出される。
なお、本例の印字ヘッド17はドットインパクトヘッドである。印字ヘッド17はヘッドキャリッジ21に搭載されており、ヘッドキャリッジ21はプリンタ幅方向に架け渡されたガイド軸22に沿って往復移動可能となっている。ヘッドキャリッジ21の前側にはリボンカセット装着部23が形成されている。開閉蓋4を開けると、このリボンカセット装着部23が露出し、上側から、着脱可能な状態でインクリボンカセット24を装着することができる。
図4(a)はホトセンサ12が取り付けられている記録紙搬送路7の開口部11の部位を示す部分拡大断面図であり、図4(b)は開口部11が形成されている記録紙ガイド9の部分平面図である。記録紙ガイド9の表面9aには幅方向に一定の間隔で搬送方向に平行に延びる縦リブ9bが形成されており、これらの縦リブ9bの表面によって下側の記録紙ガイド面が規定されている。
上側の記録紙ガイド8の表面は、下流側の部分を除き、全体として平坦な記録紙ガイド面とされている。この記録紙ガイド面8におけるホトセンサ12に対向しているガイド面部分8aは、他の記録紙ガイド面部分よりも記録紙搬送路7から後退した凹状に形成されている。本例では、ガイド面部分8aの後退量は、その外周の記録紙搬送路7を規定している隙間よりも大きな寸法とされている。また、当該凹状のガイド面部分8aから下流側に連続しているガイド面部分8bは、装填された記録紙8の先端が引っかからないようにするために、下流側に向けて、徐々に記録紙搬送路7の側に迫り出すように、換言すると、その凹み量が徐々に少なくなるように形成されている。
次に、本例の開口部11は矩形の貫通穴であり、ここに、下側からホトセンサ12の発光素子12aおよび受光素子12bが内蔵された検出部12cが装着されている。検出部12cの透明な前面部分12dが開口部11から記録紙搬送路7内に臨んでいる。本例では、受光素子12bの受光面が記録紙搬送方向の上流側に配置され、発光素子12aの発光部が下流側に配置されている。また、検出部12cの前面部分12dは、記録紙ガイド9の表面9aから僅かに後退した位置にある。
開口部11における上流側内周側面11a、下流側内周側面11bおよび左側内周側面11cおよび右側内周側面11dは、表面9aに直角な面とされている。また、上流側内周側面11aの開口縁部分には、その上流側の表面部分からテーパ状に隆起した外光遮蔽用の庇部分11eが形成されている。本例の庇部分11eは、図4(b)において斜線Aで示すように、開口部11が位置する縦リブ9bの間に横方向に架け渡された状態に形成されており、したがって、開口部11の全幅に亘って形成されている。
庇部分11eの高さは、図4(a)において一点鎖線で示すように、外光Lが記録紙搬送路7に差し込んだ場合に、それがホトセンサ12の受光素子12bの受光面を照射できないように設定されている。本例では、記録紙10の搬送の障害とならないように、縦リブ9bの高さと同一とされている。
次に、開口部11における下流側内周側面11bにおける開口縁部分は、その中ほどの高さ位置から上の部分に、ほぼ45度の角度で面取りが施された傾斜面11f(加工面)とされている。この傾斜面11fは、図4(b)において斜線Bで示すように、開口部11の全幅に亘って形成されている。記録紙搬送路7に差し込んだ外光が傾斜面11fに当たっても、そこからの反射光はホトセンサ12の受光面とは異なる方向に向かう。したがって、開口部11の縁部分で反射した外光がホトセンサ12の受光面に入射することが無い。
なお、外光遮蔽用の庇部分11eを、開口部11の左右の開口縁部分にも形成することもできる。また、開口部11の左右の開口縁部分を、面取り加工を施した加工面とすることもできる。外光の差し込み状態などに応じて、庇部分11eおよび傾斜面11fの形成領域を適切に定めることが望ましい。
このように構成した本例のロール紙プリンタ1において、ロール紙の装填時には開閉蓋4を開ける。開閉蓋4を開けると、図2に示すように、ロール紙装填部6および、その手前にある記録紙搬送路7の上流側開口端7aが開放状態になる。この状態において、まずロール紙をロール紙装填部6に装填する。次に、操作者が、ロール紙から記録紙10を引き出して、その先端部分を記録紙搬送路7の上流側開口端7aから記録紙搬送路7内に入れて、紙送りローラ13のニップ部まで差し込む。
操作者によって記録紙10の先端部分が紙送りローラ13に向けて差し込まれると、ホトセンサ12によって、差し込まれる記録紙10が検出される。すなわち、記録紙10が無い状態では、ホトセンサ12の発光素子12aからの射出光が受光素子12bによって受光されないので、受光量がしきい値以下のままである。記録紙10が差し込まれると、記録紙10の表面によって射出光が反射され、受光素子12aに入射する。この結果、受光量がしきい値を超え、これに基づき、記録紙10が差し込まれたことが検出される。
この後は、所定のタイミングで紙送りローラ13による紙送り動作が開始され、挿入された記録紙10が所定量だけ記録紙搬送路7に沿って搬送され、その先端がマニュアルカッタ18の切断位置19に位置決めされた状態が形成される。これにより、印字可能なレディ状態になる。
ここで、このようなロール紙の装填作業は開閉蓋4を開けたままの開放状態で行われる。したがって、太陽光などの外光が開放状態の記録紙搬送路7の上流側開口端7aから当該記録紙搬送路7内に差し込む場合がある。本例では、ホトセンサ12が装着されている記録紙ガイド9の開口部11における上流側開口縁部分に外光遮蔽用の庇部分11eが形成されている。したがって、ホトセンサ12の受光素子12bの受光面に向かう外光が庇部分11eによって遮られる。
また、開口部11の下流側開口縁部分で反射した外光は、そこに形成されている傾斜面11fによって受光素子12bの受光面とは異なる方向に反射される。したがって、記録紙搬送路7の内部に差し込んだ外光が間接的に受光面に入射することも防止される。
更には、記録紙10の装填時において、記録紙10先端部分がホトセンサ12の受光面を覆うまでは、傾斜面11fで反射された外光やあるいは装填した記録紙10によって反射した外光が、上側の記録紙ガイド8aで反射し受光面に入射するが、ホトセンサ12と対向しているガイド面部分8aは、他のガイド面部分よりも凹状に後退しているので、当該ガイド面部分8aからの反射光がホトセンサ12へ与える影響を小さくできる。特に、本例では凹み量(後退量)を記録紙搬送路7の隙間以上としてあるので、その影響を殆ど無視できる。
よって、ロール紙装填時などにおいて外光が開放状態の記録紙搬送路部分を照射しても、その中に配置されているホトセンサ12の受光面に侵入することがない。したがって、記録紙搬送路7に記録紙10が差し込まれた否かを正確に検出できる。
また、本例では、受光素子12bを庇部分11eに近い上流側に配置してあるので、庇部分11eを高くしなくとも、外光が受光素子12bの受光面に入射することをより確実に防止できる。
次に、開閉蓋4を開けた状態において、記録紙搬送路7に照射する外光を遮るために開閉蓋4を利用することが考えられる。図5には、開けた状態の開閉蓋4を利用して、記録紙搬送路7に差し込み可能な方向から照射する外光を遮るようにしたロール紙プリンタの例を示してある。本例のロール紙プリンタ1Aの基本構成は上記のロール紙プリンタ1と同一であるので、その説明は省略する。
本例のプリンタ1Aでは、開き位置4Bにある開閉蓋4の上端部分に、記録紙搬送路7を上流側に延長した延長線7Aが交差するように設定されている。換言すると、記録紙搬送路7内に差し込み可能な方向からの外光が、開閉蓋4の上端部分によって遮られるようになっている。このようにすれば、ホトセンサ12の受光面に外乱光が侵入することを一層確実に防止することができ、ホトセンサの外乱光による誤動作をより確実に防止できる。
1,1A ロール紙プリンタ、2 ケース、4 開閉蓋、4A 閉じ位置、4B 開き位置、4a 記録紙排出口、5 プリンタ機構部、6 ロール紙装填部、7 記録紙搬送路、7a 上流側開口端、7A 延長線、8,9 記録紙ガイド、9a 表面、9b 縦リブ、10 記録紙、11 開口部、11a 上流側内周側面、11b 下流側内周側面、11e 庇部分、11f 傾斜面、13 紙送りローラ、16 プラテン、17 印字ヘッド
Claims (6)
- 記録紙搬送路と、
前記記録紙搬送路を規定している一方の記録紙ガイドに形成した開口部と、
当該開口部内において、前記記録紙搬送路に対して発光部および受光面が面する状態に配置されている記録紙検出用の反射型のホトセンサと、
前記開口部の開口縁部分のうち、少なくとも前記記録紙搬送路の上流側の開口縁部分を突出させることにより形成した外乱光遮蔽用の庇部分とを有していることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1において、
前記開口部の開口縁部分における前記庇部分を除く部分のうち、少なくとも、前記記録紙搬送路の下流側の開口縁部分は、当該開口縁部分に照射した光の反射光が前記ホトセンサの受光面以外の方向に向かうように加工された加工面であることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1または2において、
前記ホトセンサの前記受光面は、前記発光部に対して、前記記録紙搬送路の上流側に配置されていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
前記記録紙搬送路を規定している他方の記録紙ガイドは、前記ホトセンサに対向するガイド面部分が前記記録紙搬送路から後退していることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
前記記録紙搬送路の上流側開口端を覆っている開閉蓋を有し、
当該開閉蓋の開き位置は、前記記録紙搬送路の上流側への延長線が当該開閉蓋に交差するように設定されていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項5において、
テープ状の記録紙がロール状に巻かれた構成のロール紙を装填するためのロール紙装填部を有し、
前記ロール紙装填部から繰り出される前記記録紙が前記記録紙搬送路に沿って搬送されるようになっており、
前記ホトセンサは、前記記録紙搬送路の前記上流側開口端の近傍に配置されており、
前記開閉蓋を開けると、前記ロール紙装填部および前記記録紙搬送路の前記上流側開口端が開放状態になることを特徴とするプリンタ。
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