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JP2006293802A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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JP2006293802A JP2005115377A JP2005115377A JP2006293802A JP 2006293802 A JP2006293802 A JP 2006293802A JP 2005115377 A JP2005115377 A JP 2005115377A JP 2005115377 A JP2005115377 A JP 2005115377A JP 2006293802 A JP2006293802 A JP 2006293802A
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Abstract

【課題】 短期間での負荷電流の急激な変化に対しても安定した出力電圧を得ることができる安定化電源回路を備えた半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】 基準電圧と内部電圧を分圧した帰還電圧とを受ける差動増幅回路により両者が等しくなるよう出力信号を形成してMOSFETを制御して安定化電源回路を得る。この安定化電源回路により正規負荷回路の動作電圧である上記内部電圧を形成する。所定電流を流すダミー負荷回路を設け、制御回路より形成された第1信号により上記正規負荷回路の動作及び停止の制御を行い、上記制御回路より形成された第2信号により上記正規負荷回路が停止状態にされることに対応して上記ダミー負荷回路に上記所定電流を一定期間流すようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体集積回路装置に関し、例えばレギュレータや内部降圧回路などの安定化電源回路で形成された内部電圧で動作する中央処理装置(CPU)等を備えたものに適用して有効な技術に関するものである。
本願発明を成した後の公知例調査によって、電圧レギュレータの出力電圧の分圧比を切り換えて帰還信号を変更して、その出力電圧の変更を可能にした例として特開2003−005845公報、負荷のスリープ/ウェイクアップ等の動作モードに対応して出力電圧の分圧比を切り換えて帰還信号を変更して出力電圧を調整するようにした例として特開2004−145703公報がそれぞれ報告された。
特開2003−005845公報 特開2004−145703公報
微細化素子を用いた低電圧動作の中央処理装置(以下、CPUという)を含んだシステムLSI(半導体集積回路装置)におけるレギュレータや内部降圧回路などの安定化電源回路の開発設計において、信号処理等を行わないときには上記CPUに供給されるクロックを止める等によってCPUの消費電流を大幅に小さくしてしまうというスリープモードにしてシステムLSI全体としての低消費電力化を図ることを検討した。このスリープモードからの復帰は、半導体集積回路装置の外部から供給される割り込み信号等より行われることになる。したがって、上記スリープモードへの移行と復帰とが互いに関連なしに行われるために、スリープモードになった直後にスリープモードからの復帰が行われてしまうような場合に、安定化電源回路の出力電圧、すなわち、内部電圧が大幅に低下してしまうという問題の生じることを発見した。なお、前記特許文献1や2においては、レギュレータのスタンバイ復帰時の内部電圧の落ち込みを対策する技術としては有効であるが、後述するような理由によって上記問題解決にはならない。
この発明の目的は、短期間での負荷電流の急激な変化に対しても安定した出力電圧を得ることができる安定化電源回路を備えた半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、基準電圧と内部電圧に依存し、かつ、分圧等で計数合わせされた帰還電圧とを受ける差動増幅回路により両者(基準電圧と帰還電圧)が等しくなるような出力信号を形成してMOSFETを制御してレギュレータや内部降圧回路などの安定化電源回路を構成する。この安定化電源回路によりCPUなどの正規負荷回路(第1負荷回路)の動作電圧である上記内部電圧を形成する。所定電流を流すダミー負荷回路(第2負荷回路)を設け、制御回路より形成された第1信号により上記正規負荷回路の動作及び停止の制御を行い、上記制御回路より形成された第2信号により上記正規負荷回路が停止状態にされることに対応して上記ダミー負荷回路に上記所定電流を一定期間流すようにする。
上記一定期間のみ流れる電流によって低消費電力動作を維持しつつ、正規負荷回路の再動作による負荷電流の増大時での内部電圧の落ち込みを低減できる。
図1には、この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例の概略ブロック図が示されている。この実施例の半導体集積回路装置は、CPU等を中心とするようなシステムLSIに向けられている。レギュレータ、内部電源回路または降圧電源回路としての安定化電源回路は、外部端子から供給される第1電源電位としての電源電圧VCCと第2電源電位としての接地電位VSS(VCC>VSS)とを受けて、たとえば、降圧した内部電圧VDD(VDD<VCC)を形成する。上記内部電圧VDDと接地電位VSSとの間には、内部電圧VDDの安定化のための平滑容量Cddが設けられる。
上記安定化電源回路は、上記内部電圧VDDを形成し、正規負荷回路(第1負荷回路)及びその制御回路及びこの発明によって設けられたダミー負荷回路(第2負荷回路)に供給される。上記制御回路及び正規負荷回路には、第1負荷電流としての負荷電流IDDLが流れ、上記ダミー負荷回路には第2負荷電流としてのダミー電流IDDDが流れるようにされる。上記制御回路は、第1信号CN1により正規負荷回路の通常モードとスリープモードとの切り換えを行い、第2信号CN2により上記正規負荷回路がスリープモードとされるときに、上記ダミー負荷回路を制御して上記ダミー電流IDDDを一定期間流すようにする。
上記制御回路は、特に制限されないが、外部端子INTから供給される割り込み制御信号のような動作制御信号によって、上記スリープモードからの復帰指示のための第1信号CN1や上記ダミー負荷回路を制御するための第2信号CN2を生成する。なお、図1においては、上記制御回路は外部端子INTから供給される外部割り込み信号のような動作制御信号によって制御されるように記載されるが、それに限定されるものではなく、システムLSI内部に設けられたタイマー回路からの割り込み信号や内部電圧VDDの変動を検出しする内部電圧変動検出回路からの割り込み信号を利用することができる。
図2には、この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例のブロック図が示されている。同図では、主に、第1負荷回路とされる正規負荷回路の内部構成の一実施例が具体的に示されている。外部電源電圧VCCと接地電位VSSとにより、安定化電源回路(レギュレータ:REG)は、内部降圧電圧VDDを形成する。この内部電圧VDDは、正規負荷回路及び第2負荷回路とされるダミー負荷回路に供給される。正規負荷回路は、特に制限されないが、中央処理装置(以下、CPUという)を中心にして、コプロセッサCPR、デジタルシグナルプロセッサDSP、キャッシュメモリCacheRAM、不揮発性メモリEEPROM、フラッシュメモリFLASH、及びダイナミック型メモリDRAM及び入出力回路I/Oから構成される。特に制限されないが、制御回路SYS−CTLによりスリープモードのときには、上記入出力回路I/Oを除いた上記各回路に供給される内部クロックINTCLKの供給が停止させられる。これにより、内部クロックINTCLKに依存する同期回路のすべてが停止するので消費電流が大幅に減少させられる。
上記制御回路SYS−CTLにおいては、前記図1に対応した信号CN1により制御されるゲート等を内蔵しており、かかるゲートを制御することにより内部クロックINTCLKの選択的な供給/停止を行うものである。また、上記制御回路SYS−CTLは、上記信号CN2を発生して、上記スリープモードに移行したときにダミー負荷回路を制御して、上記所定電流を一定期間流すようにする。そして、かかるスリープモードの復帰は、外部端子INTから供給される割り込み等の制御信号により指示される。つまり、上記割り込み等の制御信号により、上記制御回路SYS−CTLにより内部クロックINTCLKの供給が再開されて通常動作モードに復帰する。
図3には、この発明に用いられる安定化電源回路の一実施例の回路図が示されている。この実施例の安定化電源回路は、特に制限されないが、シリーズレギュレータで構成される。シリーズレギュレータ(REG)は、外部電源電圧VCCからPチャネル出力MOSFETQ1を通して前記CPU等を含む正規負荷回路の動作電圧である内部電圧VDDを出力する回路である。上記内部電圧VDDは、例えば、抵抗R1と(R2+R3)で分圧されて帰還電圧NFBが形成される。この帰還電圧NFBと基準電圧VREFとが差動増幅回路AMPに入力される。上記差動増幅回路AMPは、上記両電圧VREFとNFBの差分を増幅して、誤差が無くなるように上記PチャネルMOSFETQ1のゲート電圧を制御するという誤差アンプとしての動作を行う。この実施例の安定化電源回路は、上記基準電圧VREFと上記帰還電圧NFBとが一致するように制御された内部電圧VDDを形成するというシリーズレギュレータである。
スイッチSW30は、CPU等を含む正規負荷回路の負荷電流IDDLが小さい場合にもある程度の負荷電流を抵抗R4に流すために設けられる。つまり、スイッチSW30をオンにすることにより、微小な電流が抵抗R4に流れるようにする。スイッチSW40は、正規負荷回路がスリープイン時に内部電圧VDDの跳ね上がり(オーバーシュート)を防止する抵抗R5〜R8の接続を切り替えて負荷電流IDDDを段階的に変化させるために設けられる。このスイッチSW40は、制御回路REGCにより形成される信号s1,s2,s3,s4で制御され、スリープイン時に全てのスイッチをオンにして抵抗R5により最大電流を流す。そして、安定化電源回路の応答安定時間に対応して順次にスイッチをオフにして抵抗をR5+R6、R5+R6+R7、R5+R6+R7+R8のように切り替えて段階的に電流を減少させ、最終的には全スイッチのオフにより電流を流さないようにする。これにより、スリープ時での消費電流の増加は過渡的なものになり、定常時の消費電流の増加を抑えることができる。
スイッチSW50は、スリープ期間と復帰後規定クロック数期間に内部電圧VDDのレベルを変更する。スイッチSW50がオンすると、抵抗R3の両端を短絡して分圧比を下げる。つまり、帰還電圧NFBのレベルを低下させて、内部電圧VDDを高くするようなオフセットを設定する。このようにスイッチSW50の制御により予め内部電圧VDDを目標値よりも高くしておいて、スリープ復帰での負荷電流の急激な増加による内部電圧VDDの落ち込みに備えるようにするものである。
この実施例のシリーズレギュレータは、正規負荷回路の動作状態に応じて、言い換えるならば、正規負荷回路のアクティブ時の高速応答とスタンバイ時の低消費電流を両立させるように差動増幅回路AMPの動作電流Iamp を形成する電流源を備えている。この電流源は、アクティブ時の高速応答とスタンバイ時の低消費電流を両立させるためにスイッチSW10で電流が切り換えられる。負荷電流IDDがスタンバイ定常付近になったところで、スイッチSW10より差動増幅回路AMPの動作電流Iamp を減少させる。このようにしてスイッチSW10は、スタンバイ(正規負荷回路のスリープ)時においては、シリーズレギュレータの応答速度の犠牲により自己消費電流を低減させる。スイッチSW20は、パワーオンリセット時での突入電流を制限するために設けられる。パワーオン時にスイッチSW20をオン状態にして、PチャネルMOSFETQ2を通してPチャネル出力MOSFETQ10のゲート電圧を外部電圧VCC側に引き上げることにより、かかるMOSFETQ1に発生する大きな突入電流を制限する。
シリーズレギュレータ制御回路REGCは、パワーオン信号POR、スタンバイ信号STBY及びクロックsysck,c−ckを受けて、上記スイッチSW10〜SW50に供給されるスイッチ制御信号を形成する。例えば、パワーオン時には上記スイッチSW20を制御するタイミング信号を形成し、スリープイン時には上記スイッチSW40の各スイッチを前記のように時系列的に制御するタイミング信号を形成する。この時系列的なタイミング信号の生成のためにクロックc−ckが用いられる。例えばスイッチSW40やSW50は、クロックc−ckを計数して、スリープ期間と復帰後規定クロック数期間に内部電圧VDDのレベルを目標値よりも高くする。このようなクロックc−ckを用いてデジタル的にタイミング信号を形成するるものの他、遅延回路を用いて上記のようなタイミング信号を形成するものであってもよい。
図4には、この発明に用いられる安定化電源回路の一実施例の回路図が示されている。図4において、点線で囲まれた部分AMPが、図3の差動増幅回路AMPに対応する。PチャネルMOSFETQ3のゲートには、基準電圧VREFが供給される。上記PチャネルMOSFETQ3と差動形態にされたPチャネルMOSFETQ4のゲートには、帰還信号NFBが供給される。上記差動MOSFETQ3とQ4の共通接続されたソースと電源電圧VCCの間には、動作電流Iamp を形成する電流源が設けられる。この電流源は、前記図3に示したようなスイッチSW10を備えている。
上記MOSFETQ3とQ4のドレインと接地電位VSSとの間には、負荷としてダイオード接続されたNチャネルMOSFETQ5とQ6が設けられる。上記NチャネルMOSFETQ5とQ6には、それぞれ電流ミラー形態にされたNチャネルMOSFETQ7とQ8が設けられる。そして、上記NチャネルMOSFETQ7のドレインと電源電圧VCCとの間には、電流ミラー回路を構成するPチャネルMOSFETQ9が設けられる。このPチャネルMOSFETQ9と電流ミラー接続されたPチャネルMOSFETQ10のドレインは上記NチャネルMOSFETQ8のドレインと接続される。
上記各電流ミラー回路のMOSFETQ3からQ10へのミラー比とMOSFETQ4からQ8へのミラー比は、例えば、1:1のように等しく設定設定されており、上記NチャネルMOSFETQ8とPチャネルMOSFETQ10の接続されたドレインから上記差動MOSFETQ3とQ4のドレイン電流の差分に対応した出力電流が形成されて、前記Pチャネル出力MOSFETQ1のゲート電圧を形成する。出力MOSFETQ1のソースは、電源電圧VCCが供給されており、ドレインから内部電圧VDDを出力する。上記出力MOSFETQ1のゲートとドレインの間には、抵抗RとキャパシタCからなる位相補償回路が設けられる。
上記出力MOSFETQ1のゲートと電源電圧VCCとの間には、直列接続されたPチャネルMOSFETQ2とQ03が設けられる。MOSFETQ03は、前記図3のスイッチSW20を構成し、パワーオン制御信号porによりスイッチ制御される。つまり、電源投入時に一時的に上記MOSFETQ03をオン状態にして、出力MOSFETQ1のゲートを電源電圧VCCの立ち上がりに対応して上昇させて、MOSFETQ1による突入電流を制限する。上記MOSFETQ1で形成された内部電圧VDDは、前記抵抗R1とR2(+R3)により分圧されて前記帰還信号NFBが形成され、上記差動MOSFETQ4のゲートに帰還される。なお、図3のようにスリープ復帰での負荷電流の急激な増加による内部電圧VDDの落ち込みに備えるようなスイッチSW50を設けて、前記のようにスリープ復帰直前には抵抗R2のみ有効とし、安定動作時は抵抗R2とR3が有効になるように選択的にR3を接続されるようにしてもよい。
図5には、この発明に用いられる安定化電源回路であるシリーズレギュレータの一実施例の回路図が示されている。同図では、差動増幅回路AMPが回路記号で示され、その動作電圧Iamp を形成する電流源の具体的回路構成が主として示されている。前記説明したと同様にシリーズレギュレータは、差動増幅回路AMPの出力信号は、Pチャネル出力MOSFETQ1のゲートに供給される。このMOSFETQ1のソースは、電源電圧VCCが供給され、ドレインから内部電圧VDDが形成される。そして、内部電圧VDDは、抵抗R1と抵抗R2で分圧された帰還信号NFBが基準電圧VREFと上記差動増幅回路AMPで比較され、両者が一致するよう上記内部電圧VDDが形成される。また、例示的に示されたダミー負荷回路の一部を構成する抵抗R4には、前記図3のスイッチSW30に対応したNチャネルMOSFETQ18が設けられている。
上記電流源は、バイアス電圧pbias を受けて定電流を形成するPチャネルMOSFETQ13、Q14及びQ15と、上記MOSFETQ13、Q14の動作を有効にするためのスイッチとしてのPチャネルMOSFETQ16、Q17から構成される。スイッチMOSFETQ16とQ17は、図3のスイッチSW10を構成する。PチャネルMOSFETQ15は動作電流Iamp の最小電流に対応して常時流れるようにされる。上記スイッチMOSFETQ16は、信号actvtを受けるPチャネルMOSFETQ12とNチャネルMOSFETQ11からなるCMOSインバータ回路の出力信号actvbによりスイッチ制御される。上記電流源MOSFETQ13で形成された電流は、上記スイッチMOSFETQ16がオン状態にされたときに上記MOSFETQ15で形成された電流に加算される。上記スイッチMOSFETQ17は、信号stbytによりスイッチ制御される。上記電流源MOSFETQ14で形成された電流は、上記MOSFETQ17がオン状態にされたときに上記MOSFETQ15で形成された電流に加算される。
図6には、上記図5のシリーズレギュレータの動作制御に必要な制御信号を形成する制御回路の一実施例の回路図が示されている。スタイバイ信号stbyは、インバータ回路IN1、IN2,IN3及び遅延回路DLとゲート回路G1により、スタイバイ信号stbyの立ち上がりから遅延回路DLに対応して変化し、スタイバイ信号stbyの立ち下がりに対応して変化する信号を形成し、それとパワーオン信号porとをゲート回路G2、G3で組み合わせて信号stbyt,stbyb及びactvt,actvbを形成する。ここで、信号stbytとactvtは、ハイレベルをアクティブレベルとするトルー信号を表し、信号stbybとactvbは、ロウレベルをアクティブレベルとするバー信号を表している。
図7には、図5のシリーズレギュレータの動作を説明するための波形図が示されている。信号stbyt,stbyb及びactvt,actvbは、前記図6に示した制御回路によって、同図に示すようにスタイバイ信号stbyのハイレベルへの変化に対応して、遅延回路DLの遅延時間遅れてそれぞれ変化する。スタイバイ信号stbyにより、前記正規負荷回路のクロック等が停止させられて負荷電流IDD(Q1)が急激に低下する。このとき、信号stbybのハイレベルによりMOSFETQ18がオン状態となって、抵抗R1により約15μAのようなダミー負荷電流を流している。これにより、例えばアクティブ時の負荷電流IDDが約100mAから上記約15μAまで4桁急激に減少する。
このような負荷電流IDDの減少に対応して、MOSFETQ1のゲート電圧VG(Q1)は、上記負荷電流を絞るようにするためにゲート電圧が高く制御されるが、帰還信号の遅れによってオーバーシュートが発生する。このオーバーシュートは、上記帰還ループによって定常値に回復させられる。このような回復時間に対応して、前記制御回路の遅延回路DLの遅延時間が設定されており、信号stbyt,stbyb,及びactvbが変化し、オン状態のMOSFETQ17がオフに、オフ状態のMOSFETQ16がオン状態となり、定常値に回復後に差動増幅回路の動作電流Iamp は、MOSFETQ13で形成された電流のように小さくされる。そして、信号stbybのロウレベルによりMOSFETQ18がオフ状態となってダミー負荷電流が遮断されて、負荷電流はリーク電流のみとなる。上記のような差動増幅回路AMPの動作電流Iamp の低減によって、上記ダミー負荷電流が遮断時のオーバーシュートの回復は遅くなるものである。
前記割り込み等によるスリープ復帰時には、スタイバイ信号stbyがロウレベルにされて、特に制限されないが、負荷電流IDDは約2mAのような第1段階と、約60mAのような全動作状態の第2段階に分けて増加される。上記のような負荷電流IDDの増加の際に、出力MOSFETQ1のゲート電圧が、上記微小な負荷電流に絞り込むためにゲート電圧が高くされ、しかもオーバーシュート状態が回復していない場合には、その分ゲート電圧が高くされているために、上記負荷電流IDDが増加する際に発生する内部電圧のアンダーシュートが大きくなってしまう。
図8には、上記図3の制御回路REGCの一実施例の回路図が示されている。反転回路、遅延回路DL及びゲート回路G4を組み合わせた遅延パルス発生回路により、入力信号であるスタンバイ信号stbyとその遅延信号から遅延回路DLの遅延時間に対応したパルスstbydl1tが形成される。上記ゲート回路G4の出力信号stbydl1tは、同様な構成の反転回路、遅延回路DL及びゲート回路G5,G6およびG7を含む複数の遅延パルス発生回路により、遅延パルス信号stbydl2t、stbydl3t、stbydl4tが順次に形成される。これらのパルス信号をゲート回路G8に供給し、上記3つの遅延信号の遅延時間に対応した遅延信号stbydal1tが形成される。この信号stbydltとパワーオン信号porとがゲート回路G9,G10により組み合わされて、信号stbyt,stbybやactvb,actvtが形成される。そして、上記遅延信号stbydl1t、stbydl2t、stbydl3t、stbydl4tを論理回路に供給して、スイッチ信号s1,s2,s3及びs4が形成される。
図9には、上記図8の制御回路REGCの動作を説明するための波形図が示されている。スタンバイ信号stbyがハイレベルに変化すると、それに対応してスイッチ信号s1,s2,s3及びs4が全てハイレベルにされ、遅延信号stbydl1t、stbydl2t、stbydl3t、stbydl4tに対応して順次にロウレベルに変化させられる。そして、全てのスイッチ信号s1,s2,s3及びs4がロウレベルに変化すると、信号stbytがハイレベルにされる。前記図3において、ダミー負荷回路でのダミー負荷電流IDDDが段階的に小さくなり最終的に遮断させられる。上記信号stbytのハイレベルにより差動増幅回路AMPでは図5のスイッチMOSFETQ17がオフ状態となって動作電流Iamp が減少させられる。上記信号stbytの反転信号stbybのロウレベルにより上記ダミー負荷抵抗R4のダミー電流も遮断される。
一般的にシリーズレギュレータの安定動作には位相余裕60度以上が望ましいが、プロセス電圧、負荷電流のばらつきによってこれを満たすことは難しく出力MOSFETのゲートに供給される制御信号VGがオーバーシュートする場合がある。正規負荷回路がアクティブ状態からスリープ状態へ移行する際の負荷電流変動が最も大きく、内部電圧VDDやVP(Q1)のオーバーシュートが大きくなる。
図10には、この発明に係る安定化電源回路でのスリープインとスリープ復帰の波形図が示され、図11には、比較のために前記ダミー負荷回路を設けない場合のスリープインとスリープ復帰の波形図が示されている。アクティブ状態からスリープ状態に切り替わると、CPU等を含む正規負荷回路の動作が停止し、前記ダミー負荷回路が無いと図11のように負荷電流IDDは10mAからほぼ0に急激に小さくなる。すなわち、スリープ直後の内部電圧VDDの放電経路は負荷電流IDD≒0となるので、内部電圧VDDのオーバーシュートの状態が長く続く。このためPチャネル出力MOSFETQ1のゲート電圧VG(Q1)も電源電圧VCC近くまで跳上がり、かかるPチャネルMOSFETQ1が完全にオフした状態が約20us近くと長く続く。このとき、差動増幅回路AMPでの帰還信号の遅れによって内部電圧VDD、及びゲート電圧VGに振動が発生する。
同図で点線で示したように内部電圧VDDが定常値に戻った後に、ゲート電圧VG(Q1)も定常値に戻る。この状態からスリープ復帰する場合には、負荷電流の変動に対して差動増幅回路での帰還信号の遅れによって内部電圧VDDの変動はΔVDD=V1≒0.15×VDD程度であり、かつ、落ち込む電圧レベルの最低値は0.85×VDD程度で収まるので、負荷回路であるCPU等のロジックがで誤動作することはない。つまり、たとえば、外部電源電圧VCCが3.3Vで、内部電圧(降圧電圧)VDDが1.5Vのときにおいても、上記VDDが1.3V程度までしか低下しないから問題ない。
しかし、図11に実線で示したように短いタイミングでスリープ復帰が指示されたときは、上記内部電圧VDDとゲート電圧VGが跳ね上がったタイミングでスリープ復帰を行うことになる。このため、負荷電流IDDは規定のタイミングで増加するが、PチャネルMOSFETQ1を通常のオン状態に戻すのに必要なゲート電圧VGの振幅が大きく、差動増幅回路AMPのスルーレートの制限により、PチャネルMOSFETQ1がオンになるのが遅れてしまう。この結果、内部電圧VDDの落ち込みΔVdd=V2≒0.4×VDDが、前記内部電圧VDDが定常値に戻った後でのスリープ復帰時に比べて大きくなり、落ち込む電圧レベルの最低値は0.6×VDD程度と低くなるので、[CPU等の]動作電圧が低下して、論理回路での信号遅延が大きくなるためタイミングマージンが不足して誤動作したり、メモリ回路での記憶情報が失われたりする可能性がある問題が見出された。
上記スリープ復帰は、前記のような半導体集積回路装置の割り込み信号等のようにスリープインとは全く異なる動作条件で発生されるものであり、スリープインからスリープ復帰までの時間を一定以上にすることはできないし、もしもそのような制限を付けると使い勝手が悪いものとなってしまい実用的ではない。そこで、この実施例では、前記説明したような前記実施例のようにダミー負荷回路が設けられる。
図10において、クロック停止のタイミングに入力されるSTBY信号にて、CPU等の正規負荷回路の負荷が停止するタイミングにあわせてスイッチSW40(s1〜s4)で制御されるダミー負荷回路により、最大負荷電流の10%程度を流する構成とする。負荷電流の変動比率を、一時に1000倍へ切り替えるのではなく、ダミー負荷を用いることで10倍と小さく抑え、内部電圧VDDの跳ね上がりからの復帰を早くすることで、PチャネルMOSFETQ1のゲート電圧VG(Q1)のオーバーシュートを抑えるようにするものである。更に、2回目以降のダミー負荷回路での電流値を小さく絞る比率を3倍等CPU等の正規負荷電流からダミー負荷回路への切り替えの比率より小さくとることで、オーバーシュートの量のワーストがスリープイン時の1点に限定することができるようになり、試験が容易になる。
つまり、図10(A)においては、スリープ復帰のタイミングでPチャネル出力MOSFETのゲート電圧VGが通常状態に戻った後に行う場合であり、復帰時には前記のように上記VDDが0.85×VDD程度までしか低下しないから問題ない。そして、図10(B)のように、外部からの割り込み等によってスリープインからスリープ復帰までの時間、つまりはスタイバイ時間が極端に短くなってダミー負荷回路によりダミー電流を流している場合においては、最大負荷電流の10%程度のダミー電流を流すことで、内部電圧VDDの跳ね上がりからの復帰を早くするようにされている。更に、ダミー電流を段階的に小さく流す構成として変動比率を最初は10倍,2回目以降は例えば3倍と最初よりも小さく抑える構成にすることでダミー電流の減少とともにVG(Q1)の定常値は上がるものの、内部電圧VDDの跳ね上がりのピークが、ダミー電流が完全にオフになった時の定常値よりも低くなるように抑えられる。
したがって、上記ダミー負荷電流が流れている状態でのスリープ復帰時のPチャネルMOSFETのゲート電圧VGは、点線で示したような前記図10(A)のゲート電圧VGの定常状態よりもΔVだけ小さくなる。図10(A)の波形図で説明すると、第3段階目のダミー電流でのゲート電圧は前記定常電圧よりもΔVだけ小さものとなる。この結果、スリープ復帰時での内部電圧VDDの落ち込みV2は、VG(Q1)の充電時間が短縮するので、上記図10(A)の内部電圧VDDの落ち込み電圧V1よりも必ず小さくなる。しがって、ワートスケースは、上記図10(A)のようにスリープ復帰のタイミングでPチャネル出力MOSFETのゲート電圧VGが通常状態に戻った後でのスリープ復帰であり、かかる十分なスリープ期間を設けた試験によって安定化電源の性能の良否を判定することができる。
また、上記スリープ復帰時の内部電圧VDDの落ち込みを実質的に小さくするために、スリープ復帰前に前記図3のスイッチSW50をオン状態にして内部電圧VDDを予め高くして置くことも有益である。内部電圧VDDの落ち込んだレベルが論理回路等の誤動作の問題を起こすので、負荷電流が流れ始める直前までに前記のように内部電圧VDDを高く保つことが有効である。この場合、レギュレータ内にCPU等のクロックを用いたディレイを設け、CPUの割込ベクタの読込やスタック操作等であらかじめ予測された最大動作電流に切り替えるタイミング直前まで内部電圧VDDを高く保つ構成とすることが有益である。
図12には、図3のダミー負荷回路の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、NチャネルMOSFETQ20を可変抵抗として用いる。つまり、上記MOSFETQ20のドレイン側に抵抗R20を介して内部電圧VDDノードに接続させる。MOSFETQ20のソース側は、PチャネルMOSFETQ27とNチャネルMOSFETQ26からなるCMOSインバータ回路の出力端子に接続される。上記MOSFETQ20のゲート電圧VGは、キャパシタCS1とMOSFETQ21からなる時定数回路により変化させられて、上記抵抗R20の抵抗値とMOSFETQ20の抵抗値との加算された抵抗値が可変とされる可変抵抗素子として動作して、ダミー負荷回路の負荷抵抗を指数的に大きくしてダミー電流をそれに対応して小さくさせる。
図12の回路を上記図13に示したタイミング図を参照して説明する。アクティブ状態では、信号slpin1b=VDD、電圧VG=VDDである。つまり、R20−Q20−Q26によるダミー負荷回路の電流経路は遮断されている。
(1)シリーズレギュレータの入力信号stbyがロウレベルからハイレベルに変化すると、チップ内部の遅延回路によりスリープ切り替えの初期を検出する信号slpin1tがハイレベルとなり、slpin1bをロウレベルにする。これによりダミー負荷回路の電流経路が形成されて、抵抗R0により設定される最大ダミー電流が流れ始める。
(2)信号stbydltがロウレベルからハイレベルに変化してキャパシタCS1を充電していたPチャネルMOSFETQ23がオフ状態にされる。これにより、キャパシタCS1はMOSFETQ21を通して放電を開始する。つまり、電圧VGはキャパシタCS1とMOSFETQ21からなる時定数に従って低下する。この電圧VGの低下によりMOSFETQ20のオン抵抗値が大きくなって上記ダミー電流を減少させる。
(3)stbyd2tがロウレベルからハイレベルに変化して、信号slpin1tをロウレベルにする。この結果、PチャネルMOSFETQ27がオン状態に、NチャネルMOSFETQ26がオフ状態となり、信号slpin1bがハイレベル(VDD)となってダミー負荷回路でのダミー電流を遮断する。
(4)stbyd4tがロウレベルからハイレベルに変化して、信号stbydalltをハイレベルにし、信号stbybをロウレベルにして図示しないダミー負荷回路での微小電流10μAを流しているMOSFETもオフ状態にさせる。そして、信号stbytをゆっくりと立ち上げて、図示しないレギュレータの差動増幅回路の動作電流をゆっくりと絞る。
図14には、上記図12のダミー負荷回路を用いた場合の安定化電源回路でのスリープインとスリープ復帰の波形図が示されている。図14(A)では、前記図10(A)の場合と同様に出力MOSFETQ1のゲート電圧VG(Q1)が定常状態に戻った後にスリープ復帰が行われる。また、図14(B)では、前記図10(B)の場合と同様にダミー負荷回路よりダミー負荷電流を流している状態のように短い期間にスリープ復帰が行われる場合が示されている。図12のダミー負荷回路では、ダミー負荷電流をMOSFETQ20の指数関数的な抵抗値変化に対応して負荷電流も減少するものであるので、差動増幅回路での位相遅れによる前記振動も無くゲート電圧VGはリニアに変化して通常状態となる。これにより、前記実施例と同様に図14(A)のようにゲート電圧VGが最も高くなった定常状態でのスリープ復帰が、内部電圧VDDの落ち込みのワーストケースとなり、前記実施例と同様にオーバーシュートの量のワーストがスリープ時間の1点に限定することができるようになって試験が容易になる。
図15には、この発明に係る安定化電源回路の更に他の一実施例のブロック図が示されている。安定化電源回路は、前記実施例と同様に差動増幅回路AMP、Pチャネル出力MOSFETQ1、及び帰還信号NFBを形成する分圧回路及びダミー負荷回路を備えている。そして、前記CPU等を含む正規負荷回路は等価的に抵抗素子として表されている。この正規負荷回路に含まれるフラッシュメモリやEEPROM等においては、データの書き込み動作や消去動作のために上記内部電圧VPPを昇圧して必要な昇圧電圧VPPを必要とする。特に、この実施例のチャージポンプ回路は、内部電圧VDDを受けて、それとは逆極性の内部電圧VPPを形成する。
上記フラッシュメモリ等においては、システムLSIの低消費電力化のために上記負電圧VPPを必要とする動作モードのときにのみ上記チャージポンプ回路が動作を行うよう制御する。したがって、システムとしてはアクティブ時においても、上記フラッシュメモリ等の書き込み又は消去動作のために動作中であったチャージポンプ回路が、かかる動作終了に伴い動作停止させられることになる。このとき、図16の波形図に示すように、例えばVPPは−12Vから0Vに変化する。このVPP電圧変化は、図15の寄生容量CSTによって内部電圧VDDを変化させるように作用する。特に、前記のような安定化電源回路では、それ自身が低消費電力化のために電流吸い込み能力を実質的に持たないので点線で示したように大きな跳ね上がりが生じる可能性がある。
この実施例では、上記ダミー負荷回路が上記VPP電圧変化による内部電圧VDD跳ね上がりを防止するためにも利用される。つまり、前記スリープイン時に一時的にダミー負荷電流を流すことの他、アクティブ時においても上記VPPが変化するタイミングで同図に太い線で示したようにVPPの変化に先行してダミー負荷電流を流すようにするものである。このようなアクティブ時での負荷変動時にもダミー負荷回路を利用することにより、内部電圧VDDの安定化を実現することができる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく種々の実施形態を採ることができる。例えば、シリーズレギュレータにおいて、PチャネルMOSFETに替えてNチャネルMOSFETを用いるものであってもよい。Nチャネル出力MOSFETを用いた場合には、出力MOSFETはソースフォワ出力動作を行うので、差動増幅回路の反転入力には基準電圧が印加され、反転入力に帰還信号が印加される。
シリーズレギュレータの帰還信号NFBの生成は、図3または図5に示されるような抵抗R1と抵抗R2との接続ノードから差動増幅回路AMPの反転入力へ供給されるもののほか、図17に示されるように、出力MOSFETQ1のドレイン電圧、すなわち、内部電圧VDDが差動増幅回路AMPの反転入力へ供給される様にしてもよい。この場合、基準電位VREFとほぼ同一の電位を内部電位VDDの電位とすることができ、CPUなどの正規負荷回路の低電圧化を計ることができる。
内部電位VDDの電位を基準電位VREFの電位以下とさせる場合、図18に示されるように、基準電位VREFを抵抗R100と抵抗R110とを用いて分圧し、抵抗R100と抵抗R110との接続ノードの電位を基準電位VREF0として差動増幅回路AMPの非反転入力へ供給する様に基準電位の供給部分を構成することができる。ダミー負荷回路や差動増幅回路及びその動作を制御する時系列的なタイミング信号を形成する回路の具体的構成は、クロックを形成するカウンタのカウンタ出力をデコードするデコーダ回路やシフトレジスタを用いた回路等種々の実施例形態を採ることができる。この発明は、安定化電源回路を備えた半導体集積回路装置に広く利用できる。
この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示す概略ブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示すブロック図である。 この発明に用いられる安定化電源回路の一実施例を示す回路図である。 この発明に用いられる安定化電源回路の一実施例を示す回路図である。 この発明に用いられるシリーズレギュレータの一実施例を示す回路図である。 図5のシリーズレギュレータの動作制御に必要な制御信号を形成する制御回路の一実施例を示す回路図である。 図5のシリーズレギュレータの動作を説明するための波形図である。 図3の制御回路REGCの一実施例を示す回路図である。 図8の制御回路REGCの動作を説明するための波形図である。 この発明に係る安定化電源回路でのスリープインとスリープ復帰動作を説明するための波形図である。 この発明を説明するための波形図である。 この発明に用いられるダミー負荷回路の他の一実施例を示す回路図である。 図12のダミー負荷回路の動作説明するためのタイミング図である。 図12のダミー負荷回路を用いた場合の安定化電源回路でのスリープインとスリープ復帰動作を説明するための波形図である。 この発明に係る安定化電源回路の更に他の一実施例を示すブロック図である。 図15の実施例の動作を説明するための波形図である。 この発明に用いられるシリーズレギュレータの他の一実施例を示す回路図である。 この発明に用いられるシリーズレギュレータの更に他の一実施例を示す回路図である。
符号の説明
CN1,CN2…制御信号、Cdd…平滑容量、REG…安定化電源回路、CPU…中途ヴ処理装置、CPR…コプロセッサ、DSP…デジタルシグナルプロセッサ、CacheRAM…キャッシュメモリ、EEPROM…不揮発性メモリ、FLASH…フラッシュメモリ、DRAM…ダイナミック型メモリ、I/O…入出力回路、SYS−CTL…制御回路、SW10〜SW50…スイッチ、REGC…スイッチレギュレータ制御回路、AMP…差動増幅回路、
Q1〜Q28…MOSFET、R1〜R8…抵抗、DL…遅延回路、G1〜G10…ゲート回路、LOG…論理回路、CS1…キャパシタ、CST…寄生容量。

Claims (11)

  1. 外部電源電圧を受けて内部電圧を形成する安定化電源回路と、
    上記内部電圧を受けて動作する第1負荷回路と、
    上記内部電圧に対して所定電流を流す第2負荷回路と、
    上記第1負荷回路及び第2負荷回路の動作制御を行う制御回路とを備え、
    上記安定化電源回路は、基準電圧と上記内部電圧に基く帰還電圧を受けて両者を等しくするような出力信号を形成する差動増幅回路と、上記出力信号をゲートに受け、ソース−ドレイン経路が上記外部電源電圧ノードと内部電圧ノードに接続されたMOSFETからなり、
    上記制御回路は、上記第1負荷回路の動作状態及び停止状態の制御を行う第1信号と、上記第1負荷回路が停止状態にされることに対応して上記第2負荷回路が上記所定電流を一定期間流すようにする第2信号を形成することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    上記第1負荷回路は、中央処理装置を含むデジタルデータ処理回路からなり、
    上記停止状態は上記中央処理装置のスリープ状態であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2において、
    上記スリープ状態は、外部から供給される制御信号に基づいて解除されるものであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1において、
    上記第2負荷回路に流れる所定電流は、時間の経過とともに電流が減少するように設定されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項4において、
    上記第2負荷回路は、第1抵抗素子と、上記第1抵抗素子と、直列接続された複数の抵抗素子との並列回路と、上記第1抵抗素子と接地電位ノードとの間に設けられた第1スイッチと、上記直列接続された複数の抵抗素子の相互接続点と上記接地電位ノードとの間に設けられた複数のスイッチ素子からなり、段階的に電流が減少するように上記各スイッチ素子が制御されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 請求項4において、
    上記第2負荷回路は、固定抵抗素子とMOSFETの直列回路からなり、上記MOSFETのゲート電圧を時定数回路により減少させて時間の経過とともに所定電流が減少するように制御されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項1において、さらに、
    上記内部電圧を形成する分圧回路を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 請求項7において、
    上記分圧回路は、上記第1負荷回路が停止状態にされるときに上記内部電圧を高くするような帰還電圧を形成する分圧比切り換え回路を持つことを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 請求項1において、
    上記差動増幅回路は、上記第1負荷回路が動作状態にされるときに相対的に大きな電流で動作し、上記第1負荷回路が停止状態にされるときに相対的に小さな動作電流で動作するような電流切り換え回路が設けられてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 請求項9において、
    上記電流切り換え回路は、上記相対的に大きな電流を流す第1電流源MOSFETと、上記相対的に小さな動作電流を流す第2電流源MOSFETと、第1及び第2電流源MOSFETの電流を上記差動増幅回路の差動MOSFETに供給するスイッチMOSFETとを含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 請求項1において、
    上記内部電圧を受け、それとは逆極性の内部電圧を形成するチャージポンプ回路を更に備え、
    上記チャージポンプ回路が動作を停止したときに、上記制御回路により上記第2負荷回路が一定期間電流を流すように制御することを特徴とする半導体集積回路装置。
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