JP2006271955A - ガイドワイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ガイドワイヤ1は、軸線に対して同心円状に突出する少なくとも1つの突出部4を有する芯材2と、先端部と基端部と中間部を有し、芯材2の少なくとも先端側部分を被包するコイル3とを備える。コイル3は突出部4に固定されている。
【選択図】図1
Description
血管は、複雑に湾曲しており、バルーンカテーテルを血管に挿入する際に用いるガイドワイヤには、適度の曲げに対する柔軟性および復元性、基端部における操作を先端側に伝達するための押し込み性およびトルク伝達性(これらを総称して「操作性」という)、さらには耐キンク性(耐折れ曲がり性)等が要求される。
それらの特性の内、適度の柔軟性を得るための構造として、ガイドワイヤの細い先端芯材の回りに曲げに対する柔軟性を有する金属コイルを備えたものや、柔軟性および復元性を付与するためにNi−Ti等の超弾性線にプラスチックを被覆したものがある。前者のコイルを備えたガイドワイヤは、コイルをガイドワイヤの芯材の固定する際に、コイルの中心に固定するのは必ずしも容易とは言えなかった。
特許文献1には、2つの材質の異なるコイルを直列に配置して相互にねじ込まれて芯材に固定されたガイドワイヤが開示されている。特許文献2には、ガイドワイヤにおいて、2つのコイルを心出しモールド上にて結合した後、該モールドを取り除くことが開示されている。また、特許文献3には、接続コイルを介して2つのコイルを接続したガイドワイヤが開示されている。さらに、特許文献4には、2つのコイルのスぺーサーを介して結合したガイドワイヤとが開示されている。
しかし、上記特許文献はいずれも上記課題を解決したものとは云えなかった。
(2)前記突出部は、円柱状部分を有する(1)に記載のガイドワイヤ。
(3)前記突出部は、その先端側及び基端側の少なくとも一方に凹面部を有する(1)に記載のガイドワイヤ。
(4)前記突出部は、その先端側及び基端側にテーパ部分を有する(1)に記載のガイドワイヤ。
(5)前記突出部の突出部分の断面形状が台形状である(1)に記載のガイドワイヤ。
(6)前記突出部の突出部分の断面形状が山状である請求項(1)に記載のガイドワイヤ。
(7)前記突出部は、外径が前記コイルの内径とほぼ同じである請求項(1)に記載のガイドワイヤ。
(8)前記突出部は、前記コイルの前記先端部と前記基端部の間の一部分及び/又は前記基端部に設けられている(1)に記載のガイドワイヤ。
(9)前記コイルは、先端側コイルと基端側コイルとを備え、前記突出部は、前記先端側コイルの基端部および前記基端側コイルの先端部を前記芯材に固定するものである(1)に記載のガイドワイヤ。
(10)前記先端側コイルと前記基端側コイルとは、物性が異なっている(9)に記載のガイドワイヤ。
(11)前記先端側コイルの基端部と前記基端側コイルの先端部は絡み合っている(9)に記載のガイドワイヤ。
(12)前記先端側コイルおよび前記基端側コイルは、ほぼ同じ外径を有するとともに異なる内径を有し、前記突出部は、前記各コイルの内径の相違に対応する小径部分と大径部分を備えている(9)に記載のガイドワイヤ。
(13)前記突出部は、その先端側及び基端側の少なくとも一方に凹面部を有する(12)に記載のガイドワイヤ。
(14)前記突出部は、2つ以上設けられている(1)に記載のガイドワイヤ。
(15)前記突出部は、先端側突出部と基端側突出部を備えて、前記先端側コイルの基端部と前記基端側コイルの先端部は接合されており、前記先端側コイルと前記基端側コイルの接合部分は、前記先端側突出部と前記基端側突出部の間に位置している(14)に記載のガイドワイヤ。
(16)前記コイルは、接着用材料にて突出部に固定されている(1)に記載のガイドワイヤ。
(17)前記コイルは、溶接にて突出部に固定されている(1)に記載のガイドワイヤ。
(18)前記コイルは、先端が前記芯材の先端に固定されており、前記コイルの基端は、前記芯材の先端より所定距離基端側となる部分に固定されており、前記芯材は、前記コイルの基端部より延出しガイドワイヤの本体部分を構成している(1)に記載のガイドワイヤ。
図1は、本発明のガイドワイヤの一実施例の部分省略断面図である。図2から図11は、本発明のガイドワイヤの他の実施例の一部分を拡大した断面図である。
図1に示す実施例のガイドワイヤ1は、軸線に対して同心円状に突出する少なくとも1つの突出部4を有する芯材2と、先端部と基端部を有し、芯材2の少なくとも先端側部分を被包するコイル3とを備える。ガイドワイヤ1のコイル3は突出部4に固定されている。突出部4は、先端側コイル31の基端部31bおよび基端側コイル32の先端部32aを芯材2に固定するためのものである。コイル3の先端、この実施例では、先端側コイル31の先端31aは、芯材2の先端部に固定されている。コイル3の基端、この実施例では、基端側コイル32の基端32bは、芯材2の先端より所定距離基端側となる部分に固定されている。つまり、この実施例のガイドワイヤ1では、コイル3は、先端部が芯材2の先端に固定されており、コイル3の基端部は、芯材2の先端より所定距離基端側となる部分に固定されており、芯材2は、コイル3の基端部より延出しガイドワイヤ1の本体部分を構成している。
芯材2は、基端側より、本体部22、テーパー部23および先端部21を有する。本体部22は、芯材2の基端より、先端側向かって延びるほぼ一定外径を有する長尺な部分であり、先端部21は、本体部22に比べて小径となっている。この実施例では、先端部21は、略同一径にて先端側に延びるものとなっている。そして、先端部21と本体部22間にテーパー部23が形成されている。
本体部22におけるガイドワイヤ1の外径は、0.2〜1.8mm、好ましくは0.3〜1.6mm程度が特に好ましい。また、先端部21の外径としては、0.05mm〜1.6mm、長さは10mm〜500mm、好ましくは20mm〜300mmである。先端部21は、先端側がより柔軟となるものであってもよく、例えば、熱処理により先端に向かって徐々に柔軟なものとしてもよい。
この実施例では、コイル3は、図1に示すように、先端側コイル31と基端側コイル32とにより構成されている。さらに、先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aは絡み合っている。このように両者が絡み合うことにより、両者が離間することを防止する。両者の絡み合う距離としては、0.1〜2mm程度が好適である。
また、先端側コイル31と基端側コイル32とは物性が異なることが好ましい。両者の物性は、ガイドワイヤの目的に応じて種々選択可能である。例えば、基端側コイルに比べて先端側コイルは柔軟なものとすること、また、基端側コイルに比べて先端側コイルは造影性が高いものとすることなどが挙げられる。コイルの柔軟性は、例えば、コイルの素線に一定の隙間を設けるか、素線を密着させて巻くかによって変えること、コイルの素線径を変えること、コイルの素材を変えることなどにより変化させることができる。この実施例では、先端側コイル31の素線径は、基端側コイルの素線径より太く、かつ、基端側コイル32に比べて先端側コイル31は造影性が高いものが用いられている。先端側コイル31および基端側コイル32は、ほぼ同じ外径となっている。先端側コイル31の内径は、基端側コイル32の内径より小さいものとなっている。
先端側コイルの長さとしては、3〜60mm程度が好適であり、基端側コイルの長さとしては、10〜40mm程度が好適である。
突出部4の長さとしては、0.1〜2.0mm程度が好適である。突出部4の全長は、突出部4の先端側又は基端側のいずれか太い方の芯材2の外径よりも長いと、当該部分に曲げ応力が加わっても応力が集中しにくいので好ましい。
コイル3における突出部4の位置は、本実施例では、コイル3の長手方向の中間部分よりも先端側に設けているが、コイル3の長手方向のほぼ中間部分や、コイル3の長手方向の中間部分よりも基端側に設けてもよい。コイル3における突出部4の位置は、コイル3の先端または基端より所定距離離間した位置となる。また、後述するように、突出部4は複数設けてもよい。例えば、先端側コイル31と基端側コイル32を接合した部分から所定距離離れた先端側と基端側に突出部4を配置して、先端側コイル31と先端側突出部、基端側コイル32と基端側突出部をそれぞれロウなどの接着用材料を介して固定してもよい。
この実施例のガイドワイヤ1では、突出部4は、図1に示すように、円柱状部分を有している。突出部4は、その先端側及び基端側にテーパ部分を有している。図1では、先端側テーパ部分と基端側テーパ部分は芯材の軸線に対してほぼ同じ角度で向きは反対である。先端側テーパ部分の角度が基端側テーパ部分の角度よりも緩やかであってもよい。また、基端側テーパ部分の角度が先端側テーパ部分の角度よりも緩やかであってもよい。突出部4は、先端側コイル3の基端部、図示する実施例では、先端側コイルと基端側コイルとの絡合部分に対応する小径部41と、基端側コイルに対応する大径部42とを備えている。このガイドワイヤ1では、突出部4は、先端側コイル31と基端側コイル32の絡合部分となる位置に設けられる。そして、突出部4の小径部41の外径は、先端側コイル31の内径とほぼ同じとなっている。同様に、突出部4の大径部42の外径は、基端側コイル32の内径とほぼ同じとなっている。大径部42と小径部41の外径の差は、先端側コイル31と基端側コイル32の内径の差にほぼ等しい。また、突出部4の大径部42の外径は、先端側コイル31の内径より若干大きいものであることが好ましい。このようにすることにより、図1に示すように、先端側コイル31の後端は、突出部4の大径部の端部に当接するため、先端側コイルの移動を防止できる。さらに、芯材へのコイルの固定作業も容易なものとなる。大径部42から小径部41にかけてはテーパ状に縮径している。大径部42の長さは、大径部42の外径よりも短いことが好ましい。小径部41の長さは、小径部41の外径よりも短いことが好ましい。
本実施例のように、突出部4は芯材2と同じ材料にて形成することが好ましい。本実施例における突出部4は、芯材2の一部として構成される。突出部4は、芯材2のテーパー部23および先端部21を形成する際に形成することができる。その方法は、機械研磨が好ましく、特にセンタレス研磨が好ましい。
コイル3は、溶接にて突出部4に固定されていてもよい。溶接は、レーザ溶接やTIG溶接を用いることができる。大径部42と小径部41の少なくとも一方の外表面を金属製環状部材にて覆ってもよい。
このような突出部4を設けることにより、芯材(突出部)とコイル間の空隙が減少するために、コイル3を芯材に対して、ほぼ同心状となるよう固定することができ、生体内挿入時に、ガイドワイヤの先端部は、偏りのない良好な変形を生じるとともにスムーズなトルク伝達性を実現できるものとなる。また、固定時にロウがガイドワイヤの軸線方向に過剰に流れることがなくなり、コイルと芯材との固定部の長さを短いものとできる。
図2の実施例は、突出部4を芯材2のテーパ部分に設けている。芯材2は、本体部、基端側テーパー部(以上図示せず)、外径一定部24、先端側テーパ部23bおよび先端部21を有する。突出部4は、その先端側及び基端側にテーパ部分を有している。図2では、先端側テーパ部分44aと基端側テーパ部分44bは芯材の軸線に対してほぼ同じ角度で向きは反対である。先端側テーパ部分の角度が基端側テーパ部分の角度よりも緩やかであってもよい。突出部4の先端側テーパ部分44aの角度は芯材2先端側テーパ部23bの角度よりも大きい。先端側テーパ部分44aから先端側テーパ部23Bにかけてなだらかに外径が変化してもよい。先端側コイル31の基端部と基端側コイル32の先端部は隣接した状態で固定されている。
図3の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状である。突出部4は、図3に示すように、円柱状部分43を有している。円柱状部分43は、芯材2の軸線に対して平行である。また、突出部4は、その先端側及び基端側にテーパ部分44a、44bを有している。先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aは絡み合っている。突出部4は、先端側コイル31と基端側コイル32の絡合部分となる位置に設けられる。そして、突出部4の円柱状部分43の外径は、先端側コイル31の内径とほぼ同じとなっている。また、円柱状部分43の外径は、基端側コイル32の内径よりも小さくなっている。先端側コイル31と基端側コイル32の外径はほぼ同じである。両コイルは内径の差を有するので円柱状部分43との外面にスパイラル状の空隙ができてロウ7が回り込みやすくなる。
図4の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が山型である。突出部4の縦断面は、図4に示すように、そろばんの玉状の形状を有している。突出部4は、円柱状部分43を有している。突出部4は、その先端側及び基端側にテーパ部分44a、44bを有している。突出部4の軸線方向の全長は、突出部4の先端側又は基端側のいずれか太い方の芯材2の外径よりも短いことが好ましい。先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aは絡み合っている。突出部4は、先端側コイル31と基端側コイル32の絡合部分となる位置に設けられる。そして、突出部4の円柱状部分43の外径は、基端側コイル32の内径とほぼ同じとなっている。また、円柱状部分43の外径は、基端側コイル32の内径よりも大きくなっている。先端側コイル31と基端側コイル32の外径はほぼ同じである。突出部4は円柱状部分43がなく、なだらかに外径が変化して、釣鐘状の断面形状であってもよい。突出部4の円柱状部分43の軸方向の長さは、基端側コイル32の素線径よりも小さい。しかし、円柱状部分43の軸方向の長さは、基端側コイル32の素線径とほぼ同じであってもよい。また、円柱状部分43の軸方向の長さは、基端側コイル32の素線径よりも大きく、かつ先端側コイル31の素線径よりも小さくてもよい。
図5の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部が、突出部4aと突出部4bの2つ設けられている。突出部4aと突出部4bの突出部分の断面形状が山型である。突出部4aと突出部4bの断面は、そろばんの玉状の形状を有している。突出部4aと突出部4bは、円柱状部分43a、円柱状部分43bを有している。図に示すように、突出部4aと突出部4bの突出部分の断面形状はほぼ同じであるが、先端側の突出部4aの円柱状部分43aを、基端側の突出部4bの円柱状部分43bよりも長くしてもよい。また、円柱状部分43bを円柱状部分43aよりも長くしてもよい。先端側コイル31の素線径は基端側コイル32の素線径よりも大きい。先端側の突出部4aの円柱状部分43aは、先端側コイル31の素線径とほぼ同じか、それよりも長い方が望ましい。
基端側の突出部4bの円柱状部分43bは、基端側コイル32の素線径とほぼ同じか、それよりも長い方が望ましい。先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aは絡み合っている。先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aは絡み合わずに、基端部31bと先端部32aが隣接した状態で固定されていてもよい。突出部4aと突出部4bは、先端側コイル31と基端側コイル32の絡合部分となる位置に設けられる。円柱状部分43aの外径は、先端側コイル31の内径とほぼ同じになっている。また、円柱状部分43bの外径は、基端側コイル32の内径とほぼ同じになっている。先端側コイル31と基端側コイル32の外径はほぼ同じである。突出部4aと突出部4bの間は、先端側コイル31の一巻から三巻きの範囲の距離である。突出部4aと突出部4bの間の谷部46は、芯材2の先端部21とほぼ同じ外径を有している。谷部46の外径は、芯材2の先端部21の外径よりも大きくてもよい。また、谷部46の外径は、柔軟性確保のために芯材2の先端部21の外径よりも小さくてもよい。谷部46には接着材料であるロウ7が充填されている。ロウ7は、先端側コイル31及び基端側コイル32との間に空間が構成させるように谷部46に充填されてもよい。
図6の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状である。突出部4の外表面のほぼ中央には凸部44を有している。凸部44の先端側と基端側には、各々、円柱状部分43aと円柱状部分43bを有している。突出部4の円柱状部分43aと円柱状部分43bの外径は、先端側コイル31と基端側コイル32の内径とほぼ同じとなっている。先端側コイル31と基端側コイル32の外径はほぼ同じである。先端側コイル31の基端部31bは凸部44の先端側面にて終端している。基端側コイル32の先端部32aは凸部44の基端側面にて終端している。凸部44を設けることにより、先端側コイル31と基端側コイル32を絡めずに芯材2と同心円状に配置することができ、また、先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aを正確かつ簡便に位置させることができる。凸部44の外径は、先端側コイル31及び基端側コイル32の外径とほぼ同じである。図6において凸部44の断面形状は矩形であるが、なだらかに外径が変化する形状、例えば山型や釣鐘型でもよい。凸部44は突出部4と同一材料で一体的に構成されている。凸部44は別部材であってもよい。例えば、円柱状部分43a又は43bの外径とほぼ同じ内径を有する環状体を円柱状部分に載置して適法な接合方法で固定したものであってもよい。
図7の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状である。突出部4の外表面のほぼ中央には凸部44を有している。凸部44の先端側と基端側には、各々、円柱状部分43aと円柱状部分43bを有している。突出部4の円柱状部分43aの外径は、先端側コイル31の内径とほぼ同じとなっている。円柱状部分43bの外径は、基端側コイル32の内径とほぼ同じとなっている。先端側コイル31と基端側コイル32の外径はほぼ同じである。先端側コイル31の基端部31bは凸部44の先端側面にて終端している。基端側コイル32の先端部32aは凸部44の基端側面にて終端している。凸部44を設けることにより、先端側コイル31と基端側コイル32を絡めずに芯材2と同心円状に配置することができ、また、先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aを正確に位置させることができる。凸部44の外径は、先端側コイル31及び基端側コイル32の外径とほぼ同じである。図7において凸部44の断面形状は矩形であるが、なだらかに外径が変化する形状、例えば山型や釣鐘型でもよい。凸部44は、突出部4の外表面のほぼ中央に設けられているが、先端側又は基端側にずれた位置でもよい。凸部44は突出部4と同一材料で一体的に構成されている。凸部44は別部材であってもよい。例えば、円柱状部分43a又は円柱状部分43bの外径とほぼ同じ内径を有する環状体を円柱状部分43a又は円柱状部分43bに載置して適法な接合方法で固定したものでもよい。
図8の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4が、コイル3の基端部3bに設けられている。芯材2の外径一定部分に突出部4が設けられている。突出部4はテーパ部分に設けられていてもよい。突出部4の突出部分の断面形状は台形状である。突出部4は、円柱状部分43を有している。また、突出部4は、その先端側及び基端側にテーパ部分44a、44bを有している。突出部4の円柱状部分43の外径は、コイル3の内径とほぼ同じとなっている。接着材料6は、コイル3の基端部3bにおける素線の隙間や突出部4の円柱状部分43とコイル3の隙間に充填されてコイル3の基端部3bと芯材2を固定している。接着材料6は、突出部4のテーパ部分44a及び44bを被覆している。突出部4の基端側の芯材2の外径は、突出部4の先端側の芯材2の外径と同じであるが、突出部4の基端側の芯材2の外径は、突出部4の先端側の芯材2の外径よりも大きくてもよい。突出部4の円柱状部分43の軸方向の長さは、テーパ部分44aや44bの軸方向の長さよりも長い。テーパ部分44a及びテーパ部分44bの少なくとも一方の軸方向の長さの方が、円柱状部分43の軸方向の長さよりも長くてもよい。
図9の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4が、コイル3の基端部3bに設けられている。突出部4の突出部分の断面形状が山型である。突出部4の断面は、そろばんの玉状の形状を有している。突出部4は、円柱状部分43を有している。突出部4の円柱状部分43の外径は、コイル3の基端部3b内径とほぼ同じとなっている。突出部4の円柱状部分43の軸方向の長さは、コイル3の素線径よりも小さい。しかし、円柱状部分43の軸方向の長さは、コイル3の素線径とほぼ同じであってもよい。また、円柱状部分43の軸方向の長さは、芯材2の外径よりも小さいのが好ましい。
図10の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4が、コイル3の基端部3bに設けられている。軸線に対して同心円状に突出する突出部が、突出部4aと突出部4bの2つ設けられている。突出部4aと突出部4bの突出部分の断面形状が山型である。突出部4aと突出部4bの断面は、そろばんの玉の形状を有している。突出部4aと突出部4bは、円柱状部分43a、円柱状部分43bを有している。図に示すように、突出部4aと突出部4bの突出部分の断面形状はほぼ同じであるが、先端側の突出部4aの円柱状部分43aを、基端側の突出部4bの円柱状部分43bよりも長くしてもよい。また、円柱状部分43bを円柱状部分43aよりも長くしてもよい。突出部4の円柱状部分43の外径は、コイル3の基端部3b内径とほぼ同じとなっている。突出部4aと突出部4bの間は、先端側コイル31の一巻から三巻きの範囲の距離である。
図11の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4が、コイル3の基端部3bに設けられている。軸線に対して同心円状に突出する突出部として、突出部4aが設けられている。更に、突出部4aの基端部には凸部4bが設けられている。突出部4aと4bには、円柱状部分43a、円柱状部分43bを有している。突出部4の円柱状部分43aの外径は、コイル3の基端部3bの内径とほぼ同じになっている。凸部4bの外径は、コイル3の基端部3bの内径よりも大きい。このように構成することによって、コイル3の軸方向の位置決めが容易になる。凸部4bの外径は、コイル3の基端部3bの外径とほぼ同じか小さいことが好ましい。凸部4bは、その断面が台形状であるが、円柱状部分43bがない、例えば釣鐘状であってもよい。
図12の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状であり、かつ、突出部が螺旋状に設けられている。突出部4は、図12に示すように、円柱状部分43を有している。円柱状部分43は、芯材2の軸線に対して平行である。先端側コイル31の内径は、先端側突出部4aの円柱状部分43aの外径とほぼ同じであり、基端側コイル32の内径は、基端側突出部4bの円柱状部分43bの外径とほぼ同じである。突出部が螺旋状に設けられていると、スパイラル状の空隙ができてロウ7が回り込みやすくなる。螺旋状の突出部4aには、螺旋状の谷部46が形成される。谷部46は、芯材2の先端部21とほぼ同じ外径を有している。谷部46の外径は、芯材2の先端部21の外径よりも大きくてもよい。また、谷部46の外径は、柔軟性確保のために芯材2の先端部21の外径よりも小さくてもよい。谷部46には接着材料であるロウ7が充填されている。ロウ7は、先端側コイル31及び基端側コイル32との間に空間が構成させるように谷部46に充填されてもよい。
図13の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状である。突出部4は、図13に示すように、円柱状部分43を有している。円柱状部分43は、芯材2の軸線に対して平行である。ガイドワイヤ10Lには、突出部4の円柱状部分43の表面に金属層62が設けられている。金属層62の構成材料は、芯材2とロウ7の接着性よりも、金属層62とロウ7の接着性の方が高いものが選択できる。金属層62はメッキや蒸着で形成することができる。コイル3は、溶接にて突出部4に固定されていてもよい。溶接は、レーザ溶接やTIG溶接を用いることができる。コイル3と突出部4の間に、金属製環状部材を介在させてもよい。コイル3の一部と金属製環状部材の表面が溶融して固化して一体化し、コイル3が突出部4に固定される。
図14の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部が、先端側突出部4aと基端側突出部4bの2つ設けられている。突出部4aと突出部4bの突出部分の断面形状は山型である。図に示すように、突出部4aと突出部4bの突出部分の断面形状はほぼ同じである。先端側コイル31の基端部31bと基端側コイル32の先端部32aは接合されている。先端側コイル31と基端側コイル32の接合部分(図示せず)は、突出部4aと突出部4bの間に位置している。突出部4aと突出部4bの間の谷部46は、芯材2の先端部21とほぼ同じ外径を有している。谷部46の外径は、芯材2の先端部21の外径よりも大きくてもよい。また、谷部46の外径は、柔軟性確保のために芯材2の先端部21の外径よりも小さくてもよい。谷部46には接着材料であるロウ7が実質的に充填されていない。先端側コイル31、基端側コイル32及び谷部46との間には空間が構成されている。
図15の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状である。突出部4は、図15に示すように、円柱状部分43を有している。円柱状部分43は、芯材2の軸線に対して平行である。円柱状部分43の先端側及び基端側は、凹面部44c、44dを有する。円柱状部分43の先端側のみに凹面部44cを有してもよい。また、円柱状部分43の基端側のみに凹面部44dを有してもよい。凹面部44cの先端側や凹面部44dの基端側は、なだらかに芯材2の表面と連続している。先端側コイル31と基端側コイル32は、固定部34で突出部4に固定されている。固定部34は、先端側コイル31、基端側コイル32及び突出部4の材料が混合した塊であるのが好ましい。固定部34は、先端側コイル31と基端側コイル32の境にレーザを照射することによって先端側コイル31、基端側コイル32及び突出部4の材料が溶融して形成することができる。先端側コイル31と基端側コイル32は、溶接にて突出部4に固定されている。固定部34は、複数設けてもよい。固定部34を複数設ける場合は、芯材2の軸線に周方向に対して対称又は等間隔に設けるのが好ましい。ガイドワイヤ10Nにおいては、別部材のコイル31と32について説明したが、一部材のコイルとして固定部34にて突出部4に固定されていてもよい。固定部34は、先端側コイル31、基端側コイル32及び突出部4の間に充填されたロウ材であってもよい。
図16の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状である。ガイドワイヤ10Pは、突出部4に軸線方向に延びる孔47aを有している。孔47aは、図16に示すように、突出部4を貫通することが好ましい。孔47aは、軸線方向と平行に設けられていることが好ましい。図16のA-A断面図である図17に示されるように、孔47aには、シェイピング部材8が挿通されている。シェイピング部材8は、ガイドワイヤの先端部をリシェイプする機能を有している。シェイピング部材8の先端部はガイドワイヤの最先端(図示せず)まで延びてコイル3の最先端とロウで固定されている。シェイピング部材8の基端部は、係止部82を有しており、シェイピング部材8が突出部4から脱落するのを防止している。係止部82は、孔47aの内径よりも大きい外径を有している。係止部82の他の態様としては、孔47aの内径よりも幅広い平板部である。
図17においては、突出部4に軸線方向に延びる孔47aを有しているが、孔47aの変形例として図18には、突出部4に軸線方向に延びる溝47bを有している。溝47bは、突出部4全長に設けられるが、突出部4の先端側の一部であってもよい。溝47bは、軸線方向と平行に設けられていることが好ましい。溝47bには、シェイピング部材8の基端部が位置している。溝47bには、シェイピング部材8を固定するためにロウ7が充填されている。
図19の実施例は、軸線に対して同心円状に突出する突出部4の突出部分の断面形状が台形状である。ガイドワイヤ10Qは、突出部4とコイル3の間にシェイピング部材8が設けられている。シェイピング部材8は、ガイドワイヤ先端部をリシェイプする機能を有している。シェイピング部材8の断面形状は平板状である。シェイピング部材8の先端部(図示せず)はガイドワイヤの最先端まで延びてコイル3の最先端とロウで固定されている。図19のB-B断面図である図20に示されるように、突出部4にシェイピング部材載置部48を設けて、シェイピング部材8が載置されている。シェイピング部材8の基端部は、突出部4の円筒状部分と平行に設けられている。シェイピング部材載置部48は、突出部4の円筒部分に軸方向に設けられる平面を有する。また、上記平面の替わりに、シェイピング部材8突出部4の円筒部分に軸方向に設けられる凹部であってもよい。シェイピング部材8及びコイル3は、固定部34aにて突出部4に固定されている。固定部34aは、コイル3、シェイピング部材8及び突出部4の材料が混合した塊であるのが好ましい。固定部34aは、コイル3にレーザを照射することによってコイル3、シェイピング部材8及び突出部4を溶融させて形成することができる。コイル3とシェイピング部材8は、溶接にて突出部4に固定されている。固定部34aの他に、コイル3と突出部4が固定されている固定部34bが設けられている。固定部34bは、コイル3及び突出部4の材料が混合した塊であるのが好ましい。固定部34bは、コイル3にレーザを照射することによってコイル3及び突出部4を溶融させて形成することができる。固定部34bは複数設けてもよい。固定部34a及び固定部34bを複数設ける場合は、芯材2の軸線に周方向に対して対称又は等間隔に設けるのが好ましい。
2 芯材
3 コイル
4 突出部
Claims (8)
- 軸線に対して同心円状に突出する少なくとも1つの突出部を有する芯材と、先端部と基端部を有し、該芯材の少なくとも先端側部分を被包するコイルとを備えるガイドワイヤであって、前記コイルは前記突出部に固定されていることを特徴とするガイドワイヤ。
- 前記突出部は、円柱状部分を有する請求項1に記載のガイドワイヤ。
- 前記突出部は、その先端側及び基端側の少なくとも一方に凹面部を有する請求項1に記載のガイドワイヤ。
- 前記突出部は、その先端側及び基端側にテーパ部分を有する請求項1に記載のガイドワイヤ。
- 前記突出部の突出部分の断面形状が台形状である請求項1に記載のガイドワイヤ。
- 前記突出部の突出部分の断面形状が山型である請求項1に記載のガイドワイヤ。
- 前記突出部は、外径が前記コイルの内径とほぼ同じである請求項1に記載のガイドワイヤ。
- 前記突出部は、前記コイルの前記先端部と前記基端部の間の一部分及び/又は前記基端部に設けられている請求項1ないし7のいずれかに記載のガイドワイヤ。
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