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JP2006268159A - 情報処理端末、データ表示方法、及びデータ表示プログラム - Google Patents

情報処理端末、データ表示方法、及びデータ表示プログラム Download PDF

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JP2006268159A JP2005082155A JP2005082155A JP2006268159A JP 2006268159 A JP2006268159 A JP 2006268159A JP 2005082155 A JP2005082155 A JP 2005082155A JP 2005082155 A JP2005082155 A JP 2005082155A JP 2006268159 A JP2006268159 A JP 2006268159A
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Abstract

【課題】 携帯電話端末や電子手帳などの情報処理端末に記録されたデータをシチュエーションにあわせて表示する情報処理端末、データ表示方法、及びデータ表示プログラムを提供する。
【解決手段】 無線携帯端末等のメモリ4に格納される各データ(10から19)を実データ(10−1から19−1)及びフラグ(10−2から19−2)により構成して管理すると同時に、各シチュエーションモード(A、B、C)に応じた各データの表示条件を予め設定しておくことにより、ユーザが置かれている状況に応じて詳細に各データ(10から19)の表示・非表示を決定し、その状況に応じたデータのみをユーザに提供することにより、データの検索を容易にし、かつ第三者に無線携帯端末が盗まれた場合でも、データの漏洩を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理端末、データ表示方法、及びデータ表示プログラムに関し、特に、携帯電話端末や電子手帳などの情報処理端末に記録されたデータをシチュエーションにあわせて表示する情報処理端末、データ表示方法、及びデータ表示プログラムに関する。
従来より、携帯電話端末に電話帳メモリを備え、相手の端末の電話番号、名称、住所等からなる端末データを登録(記憶)するとともに、登録した端末データを検索して表示部に一覧表示させるものがある。ユーザはこの一覧表示された端末データを選択することにより相手の端末にオートダイヤルしたり、必要な情報を確認することができる。
特許文献1では、登録した端末データを検索する際、設定している分類の端末データだけを記憶手段から読み出して表示させ、他の分類の端末データを表示させないことにより、異なる分類の端末データが混在して登録されている場合でも、目標とする端末データを迅速に検索することができる携帯通信装置が提案されている。
特許文献2では、表示モードをマスクモードに設定することにより、登録されているにもかかわらず、一定期間、使用されなかった電話番号を検索対象から除外することにより、多数の電話番号が登録されている電話帳を検索する場合でも、電話番号検索の効率を向上させることができる無線携帯端末及びその電話番号表示方法が提案されている。
特開平9−107396号公報 特開2002−77362号公報
しかし、上記の発明は以下の問題を有している。
特許文献1記載の携帯通信装置によれば、表示モードをマスクモードに設定することにより、登録されているにもかかわらず、一定期間、使用されなかった電話番号を検索対象から除外し、多数の電話番号が登録されている場合でも容易に所望の電話番号を検索することができる。つまり、登録されている各電話番号にフラグを付加しておき、選択されたフラグの種類に応じて該当するフラグが付加される電話番号群を表示する。よって、ユーザが置かれている状況に応じて表示される電話番号群を変更することはできない。
特許文献2記載の無線携帯端末及び電話番号表示方法によれば、登録されている電話番号が予め設定された条件に該当した場合は、それらの検索対象から除外することにより、電話番号の検索を容易にしている。つまり、予め設定した条件に基づいて各電話番号に表示又は非表示のフラグを付加して管理することにより、電話番号の検索を容易にしている。よって、ユーザが置かれている状況に応じて各電話番号を表示したり、非表示とすることはできない。
そこで、本発明は、無線携帯端末等の情報処理端末に格納される各データにフラグを付加して管理すると同時に、さまざまな状況下に応じた各データの表示条件を予め設定しておくことにより、ユーザが置かれている状況に応じて詳細に各データの表示・非表示を決定し、その状況に応じたデータのみをユーザに提供することにより、データの検索を容易にし、かつ第三者に無線携帯端末が盗まれた場合でも、データの漏洩を防止することができる情報処理端末、データ表示方法、及びデータ表示プログラムを提案することを目的としている。
請求項1記載の情報処理端末は、データにフラグを付加して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件を前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段と、前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された前記データを順次表示する表示手段とを有することを特徴とする。
請求項2記載の情報処理端末は、データにフラグを付加して管理し、関連するデータを階層化して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件と、該データに関連するデータが存在する場合にいずれのデータに付加されたフラグを優先するか示す優先順位とを前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段と、前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件及び優先順位に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された前記データを順次表示する表示手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の情報処理端末において、前記表示条件が特定のフラグが付加された前記データを表示又は非表示とすることを表すことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の情報処理端末において、前記各シチュエーションにおける表示条件を変更する変更手段を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の情報処理端末において、前記記憶手段に前記データを格納するとき、前記データに付加するフラグを入力する入力手段を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の情報処理端末において、前記入力手段によって前記データに付加するフラグが入力されなかったとき、自動的にフラグを前記データに付加する付加手段とを有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、データにフラグを付加して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件を前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示方法であって、前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択工程と、前記選択工程によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索工程と、前記検索工程によって検索された前記データを順次表示する表示工程とを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、データにフラグを付加して管理し、関連するデータを階層化して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件と、該データに関連するデータが存在する場合にいずれのデータに付加されたフラグを優先するか示す優先順位とを前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示方法であって、前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択工程と、前記選択工程によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件及び優先順位に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索工程と、前記検索工程によって検索された前記データを順次表示する表示工程とを有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、データにフラグを付加して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件を前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示プログラムであって、前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択処理と、前記選択処理によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索処理と、前記検索処理によって検索された前記データを順次表示する表示処理とを有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、データにフラグを付加して管理し、関連するデータを階層化して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件と、該データに関連するデータが存在する場合にいずれのデータに付加されたフラグを優先するか示す優先順位とを前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示プログラムであって、前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択処理と、前記選択処理によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件及び優先順位に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索処理と、前記検索処理によって検索された前記データを順次表示する表示処理とを有することを特徴とする。
本発明は、無線携帯端末等の情報処理端末に格納される各データにフラグを付加して管理すると同時に、さまざまな状況下に応じた各データの表示条件を予め設定しておくことにより、ユーザが置かれている状況に応じて詳細に各データの表示・非表示を決定し、その状況に応じたデータのみをユーザに提供することにより、データの検索を容易にし、かつ第三者に無線携帯端末が盗まれた場合でも、データの漏洩を防止することができる。
以下に本発明の一実施形態に係る無線携帯端末の構成及び動作について説明する。
本実施形態に係る無線携帯端末は、図1に示すように、スイッチ1、制御部2、中央処理装置(CPU)3、メモリ4、表示部5、アンテナ6、無線部7、マイク8、及びレシーバ9を有して構成される。スイッチ1は、無線携帯端末に対する外部操作を行うためのスイッチである。制御部2は、CPU3の指示に基づいて無線携帯端末の全体の動作を制御する。CPU3は、メモリ4に格納されているプログラムに基づいて、制御部2の動作を制御するとともに、必要な表示用データを出力する。表示部5は、CPU3から出力される表示用データを可視表示する。アンテナ6は、無線部7と図示されない基地局との間で、電波の送受信を行う。無線部7は、制御部2との間で送受する符号化された音声信号や制御用データと、アンテナ6との間で送受する変調波からなる無線信号との相互の変換を行う。マイク8は、ユーザの音声を電気信号に変換して制御部2へ入力する。レシーバ9は、制御部2からの電気信号を音声に変換してユーザへ出力する。
次に、図1を参照して、本実施形態に係る無線携帯端末における、表示用データを表示する際の一般的な制御を説明する。
スイッチ1における所定のスイッチを押下することによって、ユーザからの表示用データの表示要求が、制御部2を介してCPU3へ伝達される。CPU3は、メモリ4に格納されている表示用データを検索して、予め定められている順番に従って、表示部5において表示用データの表示を行う。この際、メニューキーの押下によって、表示部5において表示されるメニュー中の表示モードが指定され、さらにその表示モードがマスクモードに設定されている場合には、CPU3は、一定期間内に使用された表示用データ等だけを表示するように制御を行う。
以下、図1及び2を利用して、本実施形態に係る無線携帯端末における、表示用データの表示方法を詳細に説明する。
一般的な無線携帯端末の場合、スイッチ1には、図2に示すように、テンキー(0〜9)、*キー、#キー、スクロールキー(←、↑、↓、→)、開始キー、終了キー、メニューキー、クリアキー等が設けられている。ユーザが、スイッチ1中のメニューキーを押下すると、表示部5において、複数のメニューモードが表示されるので、その中の所望の表示用データを選択することによって、表示用データの表示要求が、制御部2を介してCPU3に伝達される。表示要求を受け取ったCPU3は、メモリ4の記憶内容から該当する表示用データを検索して、表示部5において表示用データを表示させる。この際、メモリ4に格納されている表示用データの数が、表示部5において表示可能な数を超えている場合には、規定ルールに従って、表示可能な数だけを表示させておき、残りの表示用データは、ユーザのスクロールキー(←キー、↑キー、↓キー、→キー)の押下によって、任意の方向に順次、スクロールして表示させる制御を行う。このような制御方法は、一般的な携帯電話等の場合において、周知である。
次に、メモリ4に格納されている表示用データの具体的な構成について図3から7を用いて説明する。
まず、メモリ4に格納される表示用データの構成について図3を用いて説明する。
図3に示すように表示用データは、実際に表示部5に表示されるデータからなる実データと、各実データに付加されるフラグとを有して構成される。具体的には、表示用データ(10から19)は、実データ(10−1から19−1)及びフラグ(10−2から19−2)が各表示用データについて対となって構成されている。
図3に示す表示用データが表示部5に表示された場合、図4に示すように表示用データの実データのみが表示部5に表示される。つまり、表示部5には、実データ(10−1から19−1)のみが表示され、フラグ(10−2から19−2)は表示されない。
なお、本実施形態に係る無線携帯端末においては、表示用データ(10から19)がメモリ4に格納される際に、フラグ(10−2から19−2)としてa、b、c、又は指定なし扱いのzが実データ(10−1から19−1)に付加されるものとする。本実施形態においては、各実データに対となって付加されるフラグとしてa、b、c、又はzが用いるが、これに限定されるものではなく、より多くの種類のフラグにより表示用データを分類する構成としてもよい。ここで、表示用データ(10から19)は同種類(電話帳、履歴、電子メール、静止画像、音楽など)のデータであるものとする。
次に、シチュエーションモードA、B、Cとして、各シチュエーションモードについて表示させたいフラグ、又は表示させたくないフラグなどを組み合わせて、メモリ4に格納する。なお、メモリ4には、各シチュエーションモードについて表示するフラグ、又は表示しないフラグを対応させた表1に示すテーブルが格納されるものとする。なお、本実施形態においては、シチュエーションをA、B、Cの3つに分類し、各シチュエーションに応じてユーザがスイッチ1から表示するフラグ、又は表示しないフラグを設定する構成としたが、より細かくシチュエーションを分類する構成としてもよい。
Figure 2006268159
また、履歴、電子メールなど、ユーザ本人がフラグを設定できないものには、特定のフラグが自動的に付加されるものとする(zは記録しない場合を含む)。
次に、本実施形態に係る無線携帯端末の具体的な動作について図8を用いて説明する。
まず、図2に示すように、同種類(電話帳、履歴、電子メール、静止画像、動画、音楽など)のデータからなる表示用データ(10から19)がメモリ4に格納される(ステップS801)。このとき、各実データ(10−1から19−1)に付加されるフラグ(10−2から19−2)には、a、b、c、又はzが記録される。次に、ユーザは、各シチュエーションモード(A、B、C)についての実データ(10−1から19−1)の表示条件として、表1に示すように、各シチュエーションにおいて表示するフラグが設定されたテーブルをメモリ4に格納する(ステップS802)。
そして、スイッチ1を通じてユーザが表示用データの表示が要求されると(ステップS803)、CPU3はシチュエーションの選択を待って待機する(ステップS804)。スイッチ1から所望のシチュエーションが選択されると(ステップS804/YES)、CPU3はメモリ1から表1を読み出し、表示するフラグを検出する。表示するフラグが検出されると、CPU3は表示用データから検出されたフラグが付加された実データを読み出し、該実データを表示部5に表示する(ステップS805)。
例えば、シチュエーションモードAを選択された場合(ステップS804)、図5に示すように実データ(10−1から19−1)から全ての実データが読み出され、表示部5に表示される(ステップS805)。シチュエーションモードBが選択された場合(ステップS804)、図6に示すように実データ(10−1から19−1)からフラグaが付加された実データ(10−1、14−1、18−1)のみ読み出され、表示部5に表示される(ステップS805)。シチュエーションモードCが選択された場合(ステップS804)、フラグb以外が付加された実データ(10−1、12−1、13−1、14−1、16−1、17−1、18−1)が読み出され、表示部5に表示される(ステップS805)。
シチュエーションモードの変更は、起動時、特別なキー操作、又はパスワードで保護された領域において可能とする。フラグの変更は、起動時、特別なキー操作、又はパスワードで保護された領域において可能とする。
次に、表示用データが階層的に構成された表示用データがメモリ4に格納されている場合における本実施形態に係る無線携帯端末の動作について説明する。
まず、階層的に構成された表示用データの構成について図9を用いて説明する。
図9に示す表示用データは、親データ及び子データを有して構成される。親データ(20から29)は、実データ(20−1から29−1)及びフラグ(20−2から29−2)を有して構成される。子データ(10から19)は、実データ(10−1から19−1)及びフラグ(10−2から19−2)を有して構成される。これらの子データ(10から19)と親データ(20から29)は、メモリ4に格納される表示用データであり、図3と同様にそれぞれ実データとフラグの対で構成されている。つまり、データ10は、実データ10−1とフラグ10−2で構成され、データ11から29も同様に、実データ(11−1から19−1、20−1から29−1)とフラグ(11−2から19−2、20−2から29−2)の実データとフラグの対で構成される。
図9に示す子データ(10から19)は、同種類(履歴、電子メール、静止画像、動画、音楽など)のデータから構成される。また、親データ(20から29)も同様に、子データに関連する同種類のデータから構成される。ここで、親データは電話帳データ、子データは受信メールデータから構成されるものとする。なお、実際に表示部5に表示されるデータは実データであり、フラグは表示されない。
なお、本実施形態に係る無線携帯端末においては、子データ及び親データがメモリ4に格納される際に、フラグ(10−2から19−2、20−2から29−2)としてa、b、c、又は指定なし扱いのzが実データ(10−1から19−1、20−1から29−1)に付加されるものとする。本実施形態においては、各実データに対となって付加されるフラグとしてa、b、c、又はzが用いるが、これに限定されるものではなく、より多くの種類のフラグにより表示用データを分類する構成としてもよい。
次に、シチュエーションモードA、B、Cとして、各シチュエーションモードについて表示させたいフラグ、又は表示させたくないフラグなどを組み合わせて、メモリ4に格納する。さらに、表示用データが階層的に構成されている場合は、親子関係にあるフラグの優先順位を各シチュエーションモードに応じて設定する。メモリ4には、各シチュエーションモードについて表示するフラグ、又は表示しないフラグと、各シチュエーションモードにおいて親子関係にあるフラグの優先順位とを対応させた表2に示すテーブルが格納されるものとする。
表2において、シチュエーションモードAは、表示するフラグ:全てのフラグを表示する、親子関係の優先順位:子データにz以外のフラグが存在する場合には、子データを優先、シチュエーションモードBは、表示するフラグ:フラグaのみ表示、親子関係の優先順位:子データにz以外のフラグが存在する場合には、子データを優先、シチュエーションモードCは、表示するフラグ:フラグbのみを非表示、親子関係の優先順位:子データにz以外のフラグが存在する場合でも、親が存在する場合には、親データを優先とする。
Figure 2006268159
なお、本実施形態においては、シチュエーションをA、B、Cの3つに分類し、各シチュエーションに応じてユーザがスイッチ1から表示するフラグ、又は表示しないフラグを設定する構成としたが、より細かくシチュエーションを分類する構成としてもよい。
また、履歴、電子メールなど、ユーザ本人がフラグを設定できないものには、特定のフラグが自動的に付加されるものとする(zは記録しない場合を含む)。
次に、階層的に構成された表示用データを表示する際の具体的な動作について図9から13を用いて説明する。
なお、本実施形態においては、子データ(10から19)は受信メールデータとし、親データ(20から29)は電話帳データとする。親子関係は、子データである受信メールデータの送信者アドレスが、親データである電話帳データに記録されていることで関係づけられる。この場合、必ずしも親データが存在するわけではなく、親データが存在しない場合には、子データのフラグを有効とする。子データ(10から19)と親データ(20から29)とをつなぐ矢印は、該子データと親データとが親子関係にあることを表している。つまり、受信メールデータである子データが電話帳データである特定の親データとつながれている場合は、該子データは該親データにより特定される相手先から受信した受信メールデータであることを表している。図9において、子データ(10、11、16)は親データ20と矢印で結ばれているため、子データ(10、11、16)は親データ20に該当する相手先から受信した受信メールデータである。
まず、無線部7が図9に示す受信メールデータからなる子データ(10から19)を受信し(ステップS1301)、CPU3は子データ(10から19)をメモリ4に格納する(ステップS1302)。また、CPU3は、該子データに対応する電話帳データからなる親データ(20から29)をメモリ4に格納する(ステップS1303)。なお、子データの記録と、親データの記録はどちらが先でもかまわない。
なお、子データを構成するフラグ(10−2から19-2)にはメールデータ受信時にフラグzが自動的に付加される。ユーザは必要に応じて受信メールデータに対して任意のフラグを付加することもできる。親データを構成するフラグ(20−2から29−2)には、電話帳データが無線携帯端末に登録されるときに、a、b、c、又はzが記録される。
次に、ユーザは、各シチュエーションモード(A、B、C)についての実データ(10−1から19−1)の表示条件として、表2に示すように、各シチュエーションモードにおいて表示するフラグ、及び親子関係の優先順位が設定されたテーブルをメモリ4に格納する(ステップS1304)。
そして、スイッチ1を通じてユーザが表示用データの表示が要求されると(ステップS1305)、CPU3はシチュエーションの選択を待って待機する(ステップS1306)。スイッチ1から所望のシチュエーションが選択されると(ステップS1306/YES)、CPU3はメモリ1から表2を読み出し、表示するフラグを検出する。表示するフラグが検出されると、CPU3は表示用データから検出されたフラグが付加された実データを読み出し、該実データを表示部5に表示する(ステップS1307)。
例えば、シチュエーションモードAを選択された場合(ステップS1306)、表2に示すように、表示するフラグ:全てのフラグを表示する、親子関係の優先順位:子データにz以外のフラグが存在する場合には、子データを優先である。よって、親データを有するか否か、親データに付加されたフラグに関らず、図10に示すように子データの実データ(10−1から19−1)全てが読み出され、表示部5に表示される(ステップS1307)。
シチュエーションモードBが選択された場合は(ステップS1306)、表2に示すように、表示するフラグ:フラグaのみ表示、親子関係の優先順位:子データにz以外のフラグが存在する場合には、子データを優先である。例えば、親データ20にはフラグaが付加され、子データ(10、11、16)と親子関係にある。ここで、シチュエーションモードBの親子関係の優先順位は、子データにz以外のフラグが存在する場合には、子データを優先である。
よって、子データ10には、フラグzが付加されているため、親データに付加されているフラグを優先するため、子データ10の付加されているフラグに関らず、親データ20のフラグaにより、子データ10の実データ10−1は表示部5に表示される。子データ11の実データ11−1についても、子データ10と同様の条件により表示部5に表示される。
子データ16には、フラグbが付加されているため、親データ20に付加されているフラグaに関らず、子データ16に付加されているフラグbにより実データ16−1の表示・非表示が決定される。よって、フラグbが付加されている子データ16の実データ16−1は表示部5には表示されない。以下同様に、表2に示されたシチュエーションモードBの表示するフラグ及び親子関係の優先順位に基づいて、各子データの表示・非表示が判断される。
シチュエーションモードCが選択された場合は(ステップS1306)、表2に示すように、表示するフラグ:フラグbのみを非表示、親子関係の優先順位:子データにz以外のフラグが存在する場合でも、親が存在する場合には、親データを優先である。例えば、親データ20にはフラグaが付加され、子データ(10、11、16)と親子関係にある。ここで、シチュエーションモードCの親子関係の優先順位は、親が存在する場合には、親データを優先である。
よって、子データ10には、親データ20が存在し、親データ20に付加されているフラグがaであるから、子データ10に付加されているフラグzに関らず、子データ10の実データ10−1は表示部5に表示される。子データ11の実データ11−1についても、子データ10と同様の条件により表示部5に表示される。
子データ16には、フラグbが付加されている。しかし、子データ16は、親データ20を有し、子データ16に付加されているフラグbに関らず、親データ20に付加されているフラグaにより実データ16−1の表示・非表示が決定される。よって、フラグaが付加されている子データ16の実データ16−1は表示部5には表示される。以下同様に、表2に示されたシチュエーションモードCの表示するフラグ及び親子関係の優先順位に基づいて、各子データの表示・非表示が判断される。
シチュエーションモードの変更は、起動時、特別なキー操作、又はパスワードで保護された領域において可能とする。フラグの変更は、起動時、特別なキー操作、又はパスワードで保護された領域において可能とする。
また、子データ(10から19)に対する親データが親データ(20から29)に存在しない場合、フラグ(10−2から19−2)には指定なしのフラグzを付加することもできる。
また、親データ(20から29)と子データ(10から19)のフラグ優先順位も選択できる。
また、子データのフラグ(10−2から19−2)は存在させず、親データの(フラグ20−2から29−2)のみを参照し、親データが存在しない場合には指定なしのフラグzを付加することもできる。
また、制限をかけて表示されていない記録データに対する、着信やメール受信時の動作を指定できる。
さらに、受信メールや着信履歴などの自らが記録するものでないデータに対しては、自動的に指定のフラグを付加することができる。また、それぞれのシチュエーションで付加するフラグを指定できる。本実施形態は、データのみではなくフォルダにも適用できる。
本実施形態に係る無線携帯端末の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る無線携帯端末のスイッチの構成を示す概略図である。 メモリに格納される表示用データの構成を示すブロック図である。 メモリに格納される表示用データの表示例である。 シチュエーションモードAに基づいた表示部の表示例である。 シチュエーションモードBに基づいた表示部の表示例である。 シチュエーションモードCに基づいて表示部の表示例である。 本実施形態に係る無線携帯端末の表示動作を示すフローチャートである。 メモリに格納される親子関係を有する表示用データの表示例である。 シチュエーションモードAに基づいた親子関係にある表示用データを表示した例である。 シチュエーションモードBに基づいて親子関係にある表示用データを表示した例である。 シチュエーションモードCに基づいて親子関係にある表示用データを表示した例である。 本実施形態に係る無線携帯端末の表示動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 スイッチ
2 制御部
3 CPU
4 メモリ
5 表示部
6 アンテナ
7 無線部
8 マイク
9 レシーバ

Claims (10)

  1. データにフラグを付加して記憶する記憶手段と、
    様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件を前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段と、
    前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された前記データを順次表示する表示手段とを有することを特徴とする情報処理端末。
  2. データにフラグを付加して管理し、関連するデータを階層化して記憶する記憶手段と、
    様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件と、該データに関連するデータが存在する場合にいずれのデータに付加されたフラグを優先するか示す優先順位とを前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段と、
    前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件及び優先順位に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された前記データを順次表示する表示手段とを有することを特徴とする情報処理端末。
  3. 前記表示条件が特定のフラグが付加された前記データを表示又は非表示とすることを表すことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理端末。
  4. 前記各シチュエーションにおける表示条件を変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の情報処理端末。
  5. 前記記憶手段に前記データを格納するとき、前記データに付加するフラグを入力する入力手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の情報処理端末。
  6. 前記入力手段によって前記データに付加するフラグが入力されなかったとき、自動的にフラグを前記データに付加する付加手段とを有することを特徴とする請求項5記載の情報処理端末。
  7. データにフラグを付加して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件を前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示方法であって、
    前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択工程と、
    前記選択工程によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索工程と、
    前記検索工程によって検索された前記データを順次表示する表示工程とを有することを特徴とするデータ表示方法。
  8. データにフラグを付加して管理し、関連するデータを階層化して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件と、該データに関連するデータが存在する場合にいずれのデータに付加されたフラグを優先するか示す優先順位とを前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示方法であって、
    前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択工程と、
    前記選択工程によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件及び優先順位に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索工程と、
    前記検索工程によって検索された前記データを順次表示する表示工程とを有することを特徴とするデータ表示方法。
  9. データにフラグを付加して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件を前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示プログラムであって、
    前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択処理と、
    前記選択処理によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索処理と、
    前記検索処理によって検索された前記データを順次表示する表示処理とを有することを特徴とするデータ表示プログラム。
  10. データにフラグを付加して管理し、関連するデータを階層化して記憶する記憶手段と、様々なシチュエーションにおける前記データの表示条件と、該データに関連するデータが存在する場合にいずれのデータに付加されたフラグを優先するか示す優先順位とを前記シチュエーションごとに管理するテーブルを記憶するテーブル記憶手段とを有する情報処理端末のデータ表示プログラムであって、
    前記テーブルにおいて管理される前記シチュエーションから1つのシチュエーションを選択する選択処理と、
    前記選択処理によって選択された前記シチュエーションに応じた表示条件及び優先順位に対応するフラグが付加された前記データを前記記憶手段から検索する検索処理と、
    前記検索処理によって検索された前記データを順次表示する表示処理とを有することを特徴とするデータ表示プログラム。
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