JP2006260145A - ネットワーク複合機、端末装置及びネットワーク複合機システム - Google Patents
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Abstract
【課題】機器内部の記憶部容量を増やすことなく、ユーザが操作方法を容易にかつ短時間で調べることが可能なネットワーク複合機システムを提供する。
【解決手段】ユーザがWWWブラウザ画面において、保存文書の一覧表示を選択して指示すると、端末装置のモニタ画面に文書一覧リスト画面が表示される。そして、ユーザが操作方法が判らず、「操作案内」ボタンをクリックすると、ネットワーク複合機から現在開いているコンテンツの操作案内の表示指示が通知され、端末装置が文書一覧表示の操作案内を端末装置内のHDDにインストールされている電子文書から読み出して表示する。
【選択図】図5
【解決手段】ユーザがWWWブラウザ画面において、保存文書の一覧表示を選択して指示すると、端末装置のモニタ画面に文書一覧リスト画面が表示される。そして、ユーザが操作方法が判らず、「操作案内」ボタンをクリックすると、ネットワーク複合機から現在開いているコンテンツの操作案内の表示指示が通知され、端末装置が文書一覧表示の操作案内を端末装置内のHDDにインストールされている電子文書から読み出して表示する。
【選択図】図5
Description
本発明はパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)などの端末装置とネットワーク複合機が、LANなどの通信ネットワークを介して接続され、端末装置からウェブブラウザ機能を用いて各種の処理を実行することが可能なネットワーク複合機システムに関する。
近時、オフィスなどにおいて、ファクシミリスステムが普及してきており、データ通信上有益な役割を果たしている。このようなシステムは、例えば、LANなどの通信ネットワークにより、ネットワーク複合機や端末装置いわゆるクライアントパソコンなどを接続して構成されており、ネットワーク複合機は、ファクシミリ受信したデータをクライアントパソコンに転送したり、クライアントパソコンから転送先を指定したデータを受信すると、受信したデータを指定された転送先に送信するようになっている。
このようなネットワーク複合機はウェブサーバ機能を有するネットワークボードを備え、複合機本体からの操作によりスキャンした場合に、スキャン文書をネットワークボード内部に保存するとともに、指定された端末装置にスキャン文書の保存を通知したり、あるいは、ファクス/メールを受信した場合に、ネットワーク複合機がネットワークボードの所定の格納場所に画像データを一時的に記憶し、ユーザがネットワークボードの格納場所にアクセスして画像データを取り込むようにした機能もあり、このような場合には、ネットワーク複合機がUDP/IPパケットで端末装置に各事象が発生した旨を通知するようにしている。
なお、UDP/IPはIPの上位プロトコルで、トランスポート層に属し、TCPが持っているコネクション管理、応答確認、シーケンス、ウィンドウ制御、フロー制御といった機能を持っていないので、データが確実に相手に届くという保証がないが、負荷が少なく、動作が速い。
また、最近のネットワーク複合機は、受信したファクス文書やスキャンした紙文書などを回覧者指定で通知したり、このような文書をウェブブラウザからの操作で掲示板に掲載し、だれでも閲覧することができるような機能も備えており、このような回覧や掲示板への文書掲示が発生した場合にも、ネットワーク複合機はUDP/IPパケットで端末装置に通知するようにしている。
さらに、「見積もり依頼のファクス文書を担当者に処理してもらう。」といった業務をペーパレスで実現するため、通知事務担当者が受信したファクス文書を見積担当者のボックスに格納したことをネットワーク複合機が見積担当者の端末装置にUDP/IPパケットで通知することも可能になっている。なお、この処理依頼機能により転送されたデータは、見積担当者が処理を完了するまで依頼者が処理状況を確認できるようになっている。
そして、上記のようにしてネットワーク複合機本体に保存された文書の一覧リストをユーザが表示したい場合には、端末装置のウェブブラウザ画面から一覧リストの表示を指示することにより、文書一覧リストを端末装置のモニタ画面に表示できるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−108466号公報
上記のように、従来のネットワーク複合機は、スキャン画像の保存機能、受信通知機能、回覧・掲示板機能、処理依頼機能等、機能が多岐に渡るために操作方法が判らないユーザが増加してきている。
一方、操作方法を説明する手段としては、ユーザに紙ベースの取扱説明書または電子マニュアルをCD−ROMに格納して配布する方法が採られているが、操作方法が判らなくなった時に、従来の紙ベース、電子ベースの説明書では、一々該当ページを開いて操作方法を調べるという方法を取らざるを得ないので、判りづらく、また調べるのに時間がかかるという問題があった。
一方、操作方法を説明する手段としては、ユーザに紙ベースの取扱説明書または電子マニュアルをCD−ROMに格納して配布する方法が採られているが、操作方法が判らなくなった時に、従来の紙ベース、電子ベースの説明書では、一々該当ページを開いて操作方法を調べるという方法を取らざるを得ないので、判りづらく、また調べるのに時間がかかるという問題があった。
また、ネットワーク複合機内に電子マニュアルを格納すると、ネットワーク複合機の記憶部容量を増やす必要があるとともに、マニュアルの変更があった場合には、ネットワーク複合機への書込み作業が必要となり、手間がかかるという問題が生じていた。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、機器内部の記憶部容量を増やすことなく、ユーザが操作方法を容易にかつ短時間で調べることが可能なネットワーク複合機、端末装置及びネットワーク複合機システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明のネットワーク複合機は、端末装置と通信ネットワークを介して接続され、上記端末装置からウェブブラウザ機能を用いて各種の処理を実行することが可能なネットワーク複合機であって、ウェブサーバ機能を制御する制御手段を備え、上記制御手段が操作案内ボタンを備えたウェブコンテンツを上記端末装置に送信し、上記端末装置に表示されたウェブコンテンツ内の操作案内ボタンにより操作案内の表示指示を受けたとき、上記制御手段が端末装置内の操作案内電子文書の表示箇所情報を上記端末装置に通知することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の端末装置は、ネットワーク複合機と通信ネットワークを介して接続され、ウェブブラウザ機能を用いて上記ネットワーク複合機に各種の処理を実行させることが可能な端末装置であって、モニタ画面の表示を制御する制御手段と、操作案内電子文書を記憶する記憶手段を備え、モニタ画面に表示されたウェブコンテンツ内の操作案内ボタンにより操作案内の表示指示がなされたとき、上記制御手段が上記ネットワーク複合機に操作案内表示指示を送信し、上記ネットワーク複合機から表示箇所情報を受信すると、上記制御手段が上記記憶手段に記憶された操作案内電子文書の該当箇所をモニタ画面に表示することを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明のネットワーク複合機システムは、請求項1に記載されたネットワーク複合機と、請求項2に記載された端末装置とが、通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とする。
本発明のネットワーク複合機システムによれば、ユーザが端末装置のウェブコンテンツ内に表示された操作案内ボタンをクリックすることにより操作案内の表示指示をネットワーク複合機に通知すると、ネットワーク複合機が、端末装置内にインストールされた操作案内電子文書の表示箇所情報を端末装置に通知し、端末装置がネットワーク複合機からの要求に従って操作案内をモニタ画面に表示するので、そのとき表示されているウェブコンテンツの操作案内をユーザが見ることでき、容易に操作方法を調べることができる。
また、操作案内の内容がネットワーク複合機に格納されるのではなく、端末装置に格納されるので、操作案内の内容が多い場合であっても、ネットワーク複合機の記憶部容量を増やす必要がない。
さらに、操作案内の内容が頻繁に更新される場合、ネットワーク複合機の記憶内容を変更する必要がなく、端末装置のソフトのバージョンアップで対応することができるので、操作案内の内容更新作業を容易に行うことができる。
さらに、操作案内の内容が頻繁に更新される場合、ネットワーク複合機の記憶内容を変更する必要がなく、端末装置のソフトのバージョンアップで対応することができるので、操作案内の内容更新作業を容易に行うことができる。
以下、本発明のネットワーク複合機システムの実施例について、図面を用いて説明する。図1はネットワーク複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はネットワーク複合機のハードウェア構成を示すブロック図、図3はネットワークボードの機能を示す機能ブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はネットワーク複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。ネットワーク複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、ネットワーク複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
図2はネットワーク複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、図に示すように、ネットワーク複合機1はCPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20、ネットワークボード21及びLANインターフェース(I/F)22から構成され、各部がバス23を介して接続されている。
CPU11はバス23を介してネットワーク複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、ROM12はネットワーク複合機の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
表示・操作部14は、ネットワーク複合機の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、ネットワーク複合機を操作するための多数の操作キーとから構成されている。読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべきイメージデータまたは受信したイメージデータあるいは読取部15で読み取ったイメージデータを記憶し、記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコンから送信されたプリントデータをプリントアウトするものである。
コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
モデム19はバス23に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス23に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN5に接続する。
また、LANインターフェース22はLAN6に接続され、外部のパソコンからのデータあるいはインターネット網7からの信号をLAN6を介して受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
ネットワーク複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム19で復調され、画像メモリ16に蓄積された後、コーデック18で復号されて記録部17により印刷される。
一方、ネットワークボード21は図3の機能ブロック図に示すように、TCP/IPプロトコル制御部31、HTTPD制御部32、ホームページ管理部33、文書管理部34からなり、これらの各部は、CPU、ROM、RAM等のメモリ、磁気ディスク(ハードディスク)記憶装置等により構成されている。
TCP/IPプロトコル制御部31はTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)を制御し、HTTPD制御部32は、TCP/IPプロトコル制御部31によるデータストリーム転送機能を用いてHTTPD(Hyper Text Transfer Protocol Deamon)機能に対する処理を実行し、パソコン2、3、4等のWWW(World Wide Web)ブラウザからの要求を処理する。
なお、HTTPDはHTTPサーバの機能を提供するデーモンで、UNIX(登録商標)オペレーティング・システム上でウェブサーバを運用する際に使われるものである。
なお、HTTPDはHTTPサーバの機能を提供するデーモンで、UNIX(登録商標)オペレーティング・システム上でウェブサーバを運用する際に使われるものである。
また、ホームページ管理部33は、HTTPD制御部32からのホームページ要求に対応してホームページファイルをHTTPD制御部32に出力し、文書管理部34はネットワーク複合機1本体からの操作によるスキャン文書、ファクス/メール受信の配信文書等の文書を記憶・保存するととともに、HTTPD制御部32からの要求に応じて保存文書の一覧情報をHTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイルに変換してHTTPD制御部32に出力し、かつ、HTTPD制御部32から入力された情報を解析して、保存文書の転送、削除等の処理を行う。
一方、このネットワーク複合機1にLAN6を介して接続されるパソコン2、3、4等は、図4に示すように、CPU41、ROM42、RAM43、表示部44、入力部45、ハードディスクドライブ(HDD)46、LANインターフェース47から構成され、バス48を介して接続されている。
CPU41は、バス48を介してパソコン2のハードウェア各部を制御するとともに、ROM42に記憶されたソフトウェアプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、RAM43はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
CPU41は、バス48を介してパソコン2のハードウェア各部を制御するとともに、ROM42に記憶されたソフトウェアプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、RAM43はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
表示部44は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、入力部45はパソコン2を操作するためのキーボードである。HDD46は記憶媒体を内蔵する記憶装置で、各種の機能のプログラムを格納するとともに、様々なデータを記憶するものであり、ネットワーク複合機1からのUDP/IPパケットを監視し、文書の保存や受信の通知によりポップアップ画面を表示してユーザに知らせる監視プログラムソフトがインストールされ、パソコンの電源オン時にはこのプログラムが常駐している。また、このHDD46には、ネットワーク複合機1のウェブ機能の操作案内の内容を記載した電子文書もインストールされている。
LANインターフェース48はLAN6に接続され、上記のLANインターフェース22と同様な働きをする。
LANインターフェース48はLAN6に接続され、上記のLANインターフェース22と同様な働きをする。
次に、ユーザがパソコン2、3、4等からネットワーク複合機1の内部に格納された画像の送信・回覧等を実行する場合の作用について説明する。
ユーザがWWWブラウザを起動し、例えば、パソコン2の表示部44に表示されたWWWブラウザ画面において、ネットワーク複合機1のIPアドレスを指定してアクセスを行うと、ネットワークボード21のHTTPD制御部32がこれを検知し、ホームページ管理部33からHTMLで記述されたホームページファイルを読み出し、TCP/IPプロトコル制御部31、LANインターフェース22、LAN6を介してパソコン2に転送する。
ユーザがWWWブラウザを起動し、例えば、パソコン2の表示部44に表示されたWWWブラウザ画面において、ネットワーク複合機1のIPアドレスを指定してアクセスを行うと、ネットワークボード21のHTTPD制御部32がこれを検知し、ホームページ管理部33からHTMLで記述されたホームページファイルを読み出し、TCP/IPプロトコル制御部31、LANインターフェース22、LAN6を介してパソコン2に転送する。
そして、ユーザがこのホームページから文書の一覧表示を選択して指示すると、この一覧表示指示情報がLAN6を介してネットワーク複合機1に転送され、ネットワークボード21のHTTPD制御部32がこれを検知する。これにより、HTTPD制御部32が文書管理部34に文書一覧転送を指示し、文書管理部34が保存文書の一覧情報をHTML形式のファイルに変換してパソコン2に転送する。
これにより、パソコン2の表示部44に図5に示す文書一覧リスト画面が表示される。
これにより、パソコン2の表示部44に図5に示す文書一覧リスト画面が表示される。
図5に示すように、この文書一覧リスト画面の上部に、スキャン画像、送信文書、受信文書、共有受信文書、掲示板、回覧文書、処理依頼文書の切替タブと、「転送」、「送信」、「プリント」、「ダウンロード」、「削除」、「掲示板」、「回覧」、「処理依頼」「操作案内」等の機能選択ボタンが表示されている。また、文書一覧リスト画面の下部には、受信文書の場合、相手先名、文書分類、ページ数、受信日時等が表示される。
そして、文書を送信したい場合には、上記の文書一覧リスト画面において、送信したい文書をチェックして「送信」ボタンをクリックすることにより、送信ダイアログが開いて送信を実行できるようになっている。
そして、文書を送信したい場合には、上記の文書一覧リスト画面において、送信したい文書をチェックして「送信」ボタンをクリックすることにより、送信ダイアログが開いて送信を実行できるようになっている。
ここで、ユーザが操作方法が判らず、上記の「操作案内」ボタンをクリックした場合のネットワーク複合機1の作用について、図6のフローチャートにより説明する。
ネットワークボード21のHTTPD制御部32は、常時、図6のフローチャートに示すプログラムを実行し、TCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2、3、4等からパケットを受信したか否かを判定している(ステップ101)。そして、例えば、パソコン2からパケットを受信したと判定すると、HTTPD制御部32は送信元のIPアドレスとポート番号を記憶部(図示せず)に記憶した(ステップ102)後、受信したパケットがHTTPのパケットか否かを判定する(ステップ103)。
ネットワークボード21のHTTPD制御部32は、常時、図6のフローチャートに示すプログラムを実行し、TCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2、3、4等からパケットを受信したか否かを判定している(ステップ101)。そして、例えば、パソコン2からパケットを受信したと判定すると、HTTPD制御部32は送信元のIPアドレスとポート番号を記憶部(図示せず)に記憶した(ステップ102)後、受信したパケットがHTTPのパケットか否かを判定する(ステップ103)。
受信したパケットがHTTPのパケットでない場合、HTTPD制御部32はHTTP以外のネットワーク処理を実行し(ステップ104)、HTTPのパケットであると判定した場合は、HTTPD制御部32はHTTP POST Method&操作案内表示指示を受信したか否かを判定する(ステップ105)。
なお、HTTP POST MethodはHTMLのフォームに記述された内容をウェブサーバに送信する際のメソッドの一つで、<FORM>タグのMethod=“”属性に指定する。POSTを指定した場合、フォームに記述された内容はURLに直接現れないので、URL長の制限に収まらないような長いデータも送信でき、送信された内容がユーザの目に触れたり、履歴として残ったりすることがない。
ステップ105でHTTP POST Method&操作案内表示指示でないと判定した場合、HTTPD制御部32はHTTPのその他の処理を実行し(ステップ106)、HTTP
POST Method&操作案内表示指示であると判定した場合は、送信元IPアドレスに、現在開いているコンテンツの操作案内の表示指示のHTTP POST要求を実行することにより、文書一覧表示の操作案内の表示指示を通知した(ステップ107)後、ステップ101に戻り、次のパケットを受信したか否かを判定する。
POST Method&操作案内表示指示であると判定した場合は、送信元IPアドレスに、現在開いているコンテンツの操作案内の表示指示のHTTP POST要求を実行することにより、文書一覧表示の操作案内の表示指示を通知した(ステップ107)後、ステップ101に戻り、次のパケットを受信したか否かを判定する。
一方、パソコン2にはネットワーク複合機1からの要求を監視するソフトが常駐しており、図7のフローチャートに示すように、CPU41が、常時、ネットワーク複合機1からパケットを受信したか否かを判定している(ステップ201)。ネットワーク複合機1からパケットを受信したと判定すると、CPU41は受信したパケットがHTTP POST Method&操作案内表示指示か否かを判定し(ステップ202)、HTTP POST Method&操作案内表示指示でない場合、HTTPのその他の処理を実行する(ステップ203)。
また、受信したパケットがHTTP POST Method&操作案内表示指示であったと判定した場合は、CPU41は指示された操作案内、この場合、文書一覧表示の操作案内をHDD46にインストールされている電子文書から読み出し、表示部44に表示する。
一方、ユーザが図5の文書一覧リスト画面で送信したい文書をチェックして「送信」ボタンをクリックすると、図8に示す送信ダイアログ画面が表示される。この送信ダイアログ画面にも「操作案内」のボタンが表示されており、この「操作案内」ボタンをクリックすることにより、送信ダイアログの操作案内を表示させることができるが、その場合の作用は、上記と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、本発明のネットワーク複合機システムによれば、ユーザがパソコンのウェブコンテンツ、例えば、文書一覧リスト画面や送信ダイアログ画面に表示された操作案内ボタンをクリックすることにより操作案内の表示指示をネットワーク複合機に通知すると、ネットワーク複合機が、パソコン内にインストールされた操作案内電子文書の表示箇所情報をパソコンに通知し、パソコンがその画面での操作案内を表示するので、ユーザはそのとき表示させているウェブコンテンツの操作方法を容易に調べることが可能になる。
なお、上記の実施例では、文書一覧リスト画面や送信ダイアログ画面に操作案内ボタンを表示する例を説明したが、回覧ダイアログや掲示板ダイアログ等、様々なウェブコンテンツに操作案内ボタンを表示することができ、また、パケットとしてUDP/IPパケットやHTTP POST Methodを使用したが、その他の同等の機能を有するパケット信号を採用することも可能である。
1 ネットワーク複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11、41 CPU
12、42 ROM
13、43 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 ネットワークボード
22、47 LAN I/F
23、48 バス
31 TCP/IPプロトコル制御部
32 HTTPD制御部
33 ホームページ管理部
34 文書管理部
44 表示部
45 入力部
46 HDD
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11、41 CPU
12、42 ROM
13、43 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 ネットワークボード
22、47 LAN I/F
23、48 バス
31 TCP/IPプロトコル制御部
32 HTTPD制御部
33 ホームページ管理部
34 文書管理部
44 表示部
45 入力部
46 HDD
Claims (3)
- 端末装置と通信ネットワークを介して接続され、上記端末装置からウェブブラウザ機能を用いて各種の処理を実行することが可能なネットワーク複合機であって、
ウェブサーバ機能を制御する制御手段を備え、上記制御手段が操作案内ボタンを備えたウェブコンテンツを上記端末装置に送信し、上記端末装置に表示されたウェブコンテンツ内の操作案内ボタンにより操作案内の表示指示を受けたとき、上記制御手段が端末装置内の操作案内電子文書の表示箇所情報を上記端末装置に通知することを特徴とするネットワーク複合機。 - ネットワーク複合機と通信ネットワークを介して接続され、ウェブブラウザ機能を用いて上記ネットワーク複合機に各種の処理を実行させることが可能な端末装置であって、
モニタ画面の表示を制御する制御手段と、操作案内電子文書を記憶する記憶手段を備え、モニタ画面に表示されたウェブコンテンツ内の操作案内ボタンにより操作案内の表示指示がなされたとき、上記制御手段が上記ネットワーク複合機に操作案内表示指示を送信し、上記ネットワーク複合機から表示箇所情報を受信すると、上記制御手段が上記記憶手段に記憶された操作案内電子文書の該当箇所をモニタ画面に表示することを特徴とする端末装置。 - 請求項1に記載されたネットワーク複合機と、請求項2に記載された端末装置とが、通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とするネットワーク複合機システム。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071217 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091027 |