JP2006259223A - 定着装置およびそれを用いる画像記録装置 - Google Patents
定着装置およびそれを用いる画像記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006259223A JP2006259223A JP2005076489A JP2005076489A JP2006259223A JP 2006259223 A JP2006259223 A JP 2006259223A JP 2005076489 A JP2005076489 A JP 2005076489A JP 2005076489 A JP2005076489 A JP 2005076489A JP 2006259223 A JP2006259223 A JP 2006259223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- roll
- recording medium
- pair
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】対となって配置された第1定着ロールと第2定着ロールからなり、少なくとも一方が加熱ロールであり、かつ、少なくとも一方の定着ロールの表層が交換可能である定着ロール対と、貼着部材を備える貼着手段と、記録媒体および前記貼着手段の少なくとも一方を帯電させる帯電手段と、記録媒体の搬送方向先端部を把持部によって貼着手段に物理的に固定する固定手段とを有し、帯電手段により、貼着部材と記録媒体とを静電吸着させ、かつ固定手段により、記録媒体を貼着手段に固定させた後に、定着ロール対によって、貼着手段とともに挟持して搬送することにより、画像を定着させることにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1
Description
また、上記問題は、定着ロール自体を交換すことで解決することができるが、定着ロールを交換すると、コストが高くなり、交換作業も容易ではないという問題がある。
特に、静電式のインクジェット記録装置では、画像記録に用いる色材粒子の平均粒子径が1μm前後と通常の電子写真方式に用いるトナー粒子径よりも小さく、仕上がり画像に表面光沢を持たせる場合は、特に定着ロール表面を画像に密着させて平滑化させるので、定着ロール表面と画像との密着性が上がり定着ロール表面への巻き付きが発生し易くなるという問題がある。また、特許文献3に開示の定着装置のようにオイルロールの表面を電気的に接地させた場合も同様に記録媒体の巻き付きが発生する可能性がある。
また、前記固定手段は、前記第2定着ロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第1スプロケット対と、前記第1ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第2スプロケット対と、前記第2ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第3スプロケット対と、前記第1スプロケット対、前記第2スプロケット対および第3スプロケット対に巻き掛けられたチェーンとを含み、前記把持部は、前記記録媒体の搬送方向に垂直に前記チェーンに取り付けられており、前記記録媒体の先端部分を複数箇所で把持することが好ましい。
また、前記固定手段は、前記第2定着ロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第1スプロケット対と、前記第1ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第2スプロケット対と、前記第2ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第3スプロケット対と、前記第1スプロケット対、前記第2スプロケット対および第3スプロケット対およびに巻き掛けられるチェーンとを含み、前記把持部は、前記記録媒体の搬送方向に垂直に前記チェーンに取り付けられており、前記記録媒体の先端部分を複数箇所で把持することが好ましい。
また、前記記録媒体の画像が描画された面と接触する前記定着ロールの表層が交換可能であることが好ましい。
また、前記定着ロールは、円筒形状の胴部と、前記胴部表面に止着される交換可能な定着シートとで構成されることが好ましい。
また、前記定着シートは、剛性を有する支持体上に少なくとも1層以上の弾性を有する層が形成された構造を有することが好ましい。
さらに、前記胴部は、前記定着シートを前記胴部に物理的に止着する止着部材を付装する凹部を有することが好ましい。
さらに、前記定着ロールの中心に前記定着ロールを加熱する加熱手段を有することが好ましい。
さらに、前記定着ロールの表面近傍に前記定着ロールを加熱する加熱手段を有することが好ましい。
さらに、前記第1定着ロールに離型剤を塗布する離型剤塗布手段を有することが好ましい。
さらに、前記第1定着ロールの表面の異物を除去するクリーニング手段を有することが好ましい。
また、前記粒子が少なくとも色材および樹脂を含有する色材粒子であることが好ましい。
また、前記粒子の平均粒子径が、0.5〜1.2μmの範囲内であることが好ましい。
さらに、定着ロールの表面を交換可能な構造とすることですることで、記録媒体との接触部分の劣化を防止でき、長時間使用した場合も定着ロールの表面を交換することで、表面に傷、へこみ、皺、ひび割れ等の障害のない定着ロールで画像を定着させることができ、さらに装置コストを低くすることができる。
これにより、画像光沢低下、画像傷、定着ムラのない画像を記録媒体に定着させることができ、かつ、記録媒体の種類に係わらず、ジャムを起こすことなく好適に画像定着を行うことができる。
図1は、本発明の第1の態様の定着装置10を用いる第2の態様の画像記録装置8の概略構成を示す模式図である。
画像記録装置8は、画像形成装置9と、定着装置10とから構成される。さらに、定着装置10は、記録媒体Pを挟持搬送する定着ロール対12と、記録媒体Pを貼着させる搬送ベルト17を有する貼着手段13と、記録媒体Pの先端部分を搬送ベルト17の所定位置に物理的に固定する固定手段14と、ガイド16と、搬送ベルト17を帯電させる帯電手段56と、搬送ベルト17および記録媒体Pを除電する除電手段58とから構成される。
ここで、ガイド16は、画像形成装置9と定着ロール対12との間に設けられ、画像形成装置9から排出された記録媒体Pを定着ロール対12に案内する。
ここで、加熱ロール20および加圧ロール22は、その表層が交換可能である。
図2は、定着胴28の形状を模式的に示した斜視図であり、図3(A)は、定着シート30の形状を模式的に示した斜視図であり、図3(B)は、定着シート30の層構成を模式的に示す断面図であり、図4は、加熱ロール20の概略構成を示した断面図であり、図5は、加熱ロール20の層構成を模式的に示した拡大図である。
凹部29には、所定間隔毎に複数の穴32が形成されている。
ここで、本実施形態の定着シート31は、支持体の表面に弾性層が設けられ、弾性層の表面にコート層が設けられた積層体である。
一例として、本実施形態の定着シート31は、支持体が、厚さ0.1mmのステンレススチールで形成され、弾性層が、厚さ1mm、ゴム硬度JIS A 20のシリコンゴムで形成され、コート層が、厚さ50μm、表面粗さRa=0.2μmのPFA(パーフルオロアルコキシ樹脂)で形成される。
このようにして、加圧ロール22は、金属製の加圧胴40の表面に支持体、弾性層、コート層が積層された構成となる。
これにより、定着ロールを長期間使用し、定着ロールの表面に傷、へこみ、皺、ひび割れ等が発生した場合も、定着シートを交換することで、表面に傷、へこみ、皺、ひび割れのない定着ロールとすることができ、画像光沢低下、画像傷、定着ムラ等が発生することを防止し、安定して、高画質な画像を定着させることができる。
さらに、ボルトおよび座金により定着シートを定着胴に止着しているので、ボルトおよび座金の着脱により定着シートの交換を行うことができる。これにより、定着シートの交換を容易に行うことができる。
このように少なくとも画像定着時に記録媒体と接触する層を交換する構造であればよく、その層構成は特に限定されず、どのような層構成としてもよい。
このように定着胴(または加圧胴)は、円筒状の金属体に限定されず、表面に弾性層、中間層、後述するバックコート層等が積層されたものも好適に使用することができる。
さらに、バックコート層に加え、もしくは、バックコート層の代わりに高粘性シリコンオイルを定着シートまたは定着胴表面に塗布してもよい。
また、定着ロールの表面近傍に加熱手段を設ける場合は、支持体として、ポリイミド等の伝熱性の低い材料を用いることが好ましい。支持体に伝熱性の低い材料を用いることで、定着ロールの表面の熱が定着胴に伝わることを防ぎ、効率よく定着ロールの表面を所定温度に保持することができる。
また、加熱ロール20および加圧ロール22の表面つまり、定着シート30,31の表面は、表面粗さがRaで0.05〜1μmであるように形成されているのも好ましい。これにより、安定した定着性を確保することができ、記録媒体Pに良好な画質の画像を形成することができる。
また、定着シート30,31の形状は、定着胴28、加圧胴40の形状に応じて種々の形状にしてよいのはもちろんである。
さらに、図6に示すように、加熱ロール20内部に、図1と同様にヒータ24を配置することで、加熱ロール20をより好適に加熱することができる。
定着ロール対12は、図示しない駆動手段に接続されており、この駆動手段は、定着ロール対12を所定方向に回転させる。ここで、定着ロール対12は、一方の定着ロールが回転することで、他方の定着ロールも従動するので、駆動手段は、定着ロール対12の少なくとも一方の定着ロールに備えられていればよい。すなわち、加熱ロール20および加圧ロール22の少なくとも一方を駆動ロールとすればよい。但し、本実施形態のように、定着ロール対12が凹部を有する場合は、記録媒体を定着ロールの凹部が常に会合して回転させることが好ましい。そのため、定着ロールの軸端に、ギヤを設けて咬合させ、または、プーリー等を設け、定着ロール対を同期させて回転させることが好ましい。記録媒体を定着ロールの凹部が常に会合して回転させることで、定着ロールの凹部以外の部分を効率よく使用することができ、画像定着を効率よく行うことができる。
駆動手段による定着ロール対12の駆動方法は、特に限定されず、種々の駆動手段を用いることができ、例えば、加熱ロール20に接続されている回転駆動手段を、伝達手段を介して加圧ロール22にも接続させ、加熱ロール20と同期させて加圧ロール22を回転駆動させてもよい。
ここで、定着動作時における加熱ロール20と加圧ロール22とのそれぞれの表面温度、および加熱ロール20と加圧ロール22とのニップ力は、安定した定着性を確保するように適宜設定される。ここで、上記の表面温度は、搬送速度が速い場合は定着時間が短くなるため高くし、遅い場合は定着時間が長くなるため低くする。また、表面温度は、高すぎるとロール耐久性が低下する、低すぎると定着不足になる等の理由から、80〜200℃であるのが好ましい。また、上記押圧力は、低すぎると定着不足,定着ムラの原因に、高すぎるとロール耐久性の低下,インク粒子のロールへのオフセット等の理由から、0.1〜1.0MPaであるのが好ましい。
貼着手段13は、記録媒体Pを貼着させて搬送するものであり、搬送ベルト17と、第1ベルトロール18と、第2ベルトロール19とから構成される。
ここで、絶縁層の厚みは10μm〜500μm、平均表面粗さRaは、Ra≦20μm以下であることが好ましい。
このように、絶縁層と導電層とを積層した構造とし、導電層を接地させ、絶縁層側から後述する帯電手段56により、表面に電荷が蓄積させることで、絶縁層の表面に記録媒体Pを置くと紙中で誘電分極が起こり静電的に吸着する。つまり、記録媒体Pが搬送ベルト17の絶縁層に貼着される。
これにより、記録媒体Pは、搬送ベルト17に静電的に貼着された状態で、加熱ロール20と加圧ロール22とで挟持搬送され、画像が記録媒体上に加熱加圧定着される。このように搬送ベルト17に貼着させて記録媒体Pの画像定着を行うことで、画像定着の際に記録媒体が加熱ロールに巻き付くことを防止できる。
ここで、第1ベルトロール18は、加熱ロール20に対して、記録媒体Pの長さより離れた位置に配置されることが好ましい。これにより、記録媒体Pに形成された画像が定着ロール対12により完全に定着された後に、記録媒体Pを定着装置10の外部に排出させることができる。つまり、定着ロール対12による定着が完了した記録媒体Pを次の構成に受け渡すことができる。また、例えば第2ベルトロール19を、図1内で紙面の上下方向に移動可能に構成し、搬送ベルト17の張力調整を行えるようにしておくことが好ましい。
帯電手段56は、帯電手段56と対向する位置を通過する搬送ベルト17を所定電位に帯電させる。つまり、帯電手段56は、搬送ベルト17の加熱ロール20と加圧ロール22とのニップ部に搬送される前の部分を所定電位に帯電させる。これにより、上述したように、搬送ベルト17と記録媒体Pとは静電吸着される。
ここで、本実施形態では、帯電手段としてコロトロン帯電器を用いたが、本発明はこれに限定されず、スコロトロン帯電器、固体チャージャ、放電針などの種々の帯電手段を用いることができる。
除電手段58は、除電手段58と対向する位置を通過する搬送ベルト17と記録媒体Pとを除電し、搬送ベルト17と記録媒体Pとを分離可能な状態とする。
ここで、本実施形態では、除電手段として、コロトロン除電器を用いたが、本発明はこれに限定されず、スコロトロン除電器、固体チャージャ、放電針などの種々の除電手段を用いることができる。
図8は、図1の第1スプロケット51を紙面右方向から見た模式図である。図8では、記録媒体Pの搬送路を挟んで両側に配置され、1つの軸に固定された第1スプロケット51,51と、そのそれぞれに巻回されたチェーン48,48が示されている。
第1スプロケット51は、加圧ロール22と同軸、かつ実質同径で、加圧ロール22よりも外側の軸端に配置される。第2スプロケット52は、第1ベルトロール18と同軸、かつ実質同径で、第1ベルトロール18よりも外側の軸端に配置される。
また、第3スプロケット54は、第2ベルトロール19と同軸、かつ実質同径で、第2ベルトロール19よりも外側の軸端に配置されれ、また、第2スプロケットの下側に配置される。
さらに、搬送ベルト17とグリッパ50も同期して駆動され、グリッパ50は、搬送ベルト17の所定位置に固定された状態となる。つまり、グリッパ50は、搬送ベルト17上の同一部分と接触した状態で駆動(移動)される。
オイルタンク42aは、加熱ロール20から所定距離離間して配置されており、所定量の離型剤が貯留されている。ここで、離型剤としては、シリコーンオイルが最適で、例えば、ジメチルシロキサン、アミノ基含有ジメチルシロキサン、オルガノポリシロキサン、ジメチルオルガノポリシロキサン等を単独でまたは適宜混合して動粘度を100〜1000cSt程度にしたものを用いることができる。
汲み上げロール42bは、少なくとも表面に離型剤を含浸する部材を備え、オイルタンク42aに貯留された離型剤に浸漬して配置されている。また、汲み上げロール42cは、回転可能なロールであり、汲み上げロール42bと当接して配置される。汲み上げロール42cは、汲み上げロール42bと当接して回転することで、その表面に離型剤が塗布される。
塗布ロール42dはスポンジゴムの表面にシリコンゴムが被覆された回転可能なロールであり、加熱ロール20および汲み上げロール42cと当接して配置される。塗布ロール42dは、加熱ロール20および汲み上げロール42cと当接して回転する。これにより、汲み上げロール42cの表面に塗布された離型剤Lは、塗布ロール42dの表面に塗布され、塗布ロール42dの表面に塗布された離型剤Lは、加熱ロール20の表面に塗布される。
ここで、離型剤塗布手段の形状、構成は上記に限定されず、例えば、さらに、塗布ロールからの離型剤塗布量を制御するブレードを設けてもよく、また、別の態様としては、離型剤を含浸したフェルト状の部材を定着ロールに接触させ、定着ロールをフェルト状部材に摺接して回転させることで、定着ロールに離型剤を塗布させてもよい。
また、クリーニング手段44を離型剤塗布手段42に対して加熱ロール20の回転方向上流側に設けることで、オフセットトナーが付着して塗布ロール42dが汚れることを防止することができる。
ここで、クリーニング手段44は、本実施形態に限定されず、種々のクリーニング手段を用いることができる。
まず、画像形成装置9によって表面に画像が形成(描画)された記録媒体Pは、ガイド16によって案内されながら、図示しない搬送手段によって、固定手段14の第1スプロケット51つまり定着ロール対12まで搬送される。
そして、加圧ロール22および第1スプロケット51の回転動力によって、加圧ロール22、搬送ベルト17およびチェーン48が移動し、チェーン48の移動に応じてグリッパ50も移動する。具体的にはグリッパ50が固定手段14による記録媒体Pの搬送経路の始点、すなわち、第1スプロケット51の最上点(最高点)に向かって移動する。このとき、搬送ベルト17とチェーン48とは同期して移動し、これにより、グリッパ50は搬送ベルト17の所定位置に固定された状態で移動する。また、第1スプロケット51と、加熱ロール20および加圧ロール22との回転も同期しており、グリッパ50は、加熱ロール20および加圧ロール22の凹部29,41に嵌合して、加熱ロール20および加圧ロール22と共に回転する。これにより、加熱ロール20および加圧ロール22の表面にグリッパ50が接触して、加熱ロール20が傷つくことを防止することができる。
ここで、搬送ベルト17の加熱ロール20と加圧ロール22とのニップ部に移動する部分は、帯電手段56により所定電位に帯電される。
このように、記録媒体Pは、先端をグリッパ50に把持され、かつ、搬送ベルト17に静電吸着され、第1スプロケット51の最高点を通過、つまり、記録媒体Pは、加熱ロール20および加圧ロール22との間を通過し、加熱ロール20および加圧ロール22とによって挟持される。
このように、記録媒体Pの先端部をグリッパ50により固定し、かつ、記録媒体Pを搬送ベルト17に静電吸着した状態で、加熱ロール20および加圧ロール22により記録媒体Pを搬送ベルト17とともに挟持搬送し、記録媒体Pに画像を加圧加熱定着する。これにより、画像定着時に、加熱ロール20に張り付くことを防止でき、さらに、記録媒体のカールや伸び、紙変形が無く、画像部光沢も十分な画像を得ることができる。
定着シートを交換することで、長期間使用しても、定着ロールの劣化による画像光沢低下、画像傷、定着むら等のない画像を定着させることができる。
なお、先行する記録媒体Pを挟持搬送するグリッパ50が定着ロール対12を通過した時点で、後続の記録媒体Pを定着ロール対12に挿入するサイクルをスタートさせることができる。
なお、本実施形態の定着装置70において、図1の定着装置10と同様の構成を有する部材には同じ符号を付し、説明は異なる部位を主に行う。
加圧ロール72は、搬送ベルト76を介して加熱ロール20と対向する位置に配置される。加圧ロール72は、加熱ロール20よりも直径が小さく、かつ表層が交換可能ではないロールである。
放熱遮蔽部材88を配置することで、加熱ロール20から発生する熱が周囲の機器に影響を与えることを防止し、また、加熱ロール20の保温性を高めることができる。
第1ベルトロール78は、加圧ロール72の記録媒体Pの搬送方向(図9中、左から右)の上流側に配置され、第2ベルトロール80は、記録媒体Pの搬送方向(図9中、左から右)の下流側に配置される。
搬送ベルト76は、第1ベルトロール78および第2ベルトロール80により張架されている。
ここで、第1ベルトロール78および第2ベルトロール80は、図9に示すように、加圧ロール72が、第1ベルトロール78および第2ベルトロール80の外周を結ぶ線より加熱ロール20側にやや張り出すように、つまり、搬送ベルト76の加熱ロール20側の面の加圧ロール72との接触部が凸となるように配置するのが好ましい。
このように配置することにより、搬送ベルト76に張力が付与され、搬送ベルト76のばたつきを抑えることができる。
また、第1ベルトロール78の内部にはヒータ82が配置されている。ヒータ82により第1ベルトロール78および搬送ベルト76を加熱し、搬送ベルト76を所定温度にする。
なお、図1に示した定着装置10と同様に、加圧ロール72、第1ベルトロール78、第2ベルトロール80の外側の軸端には、それぞれ第1スプロケット84、第2スプロケット85、第3スプロケット86が配置され、各スプロケット84,85および86にはチェーンが順次係合され、チェーン48上にグリッパ50が設けられている。
画像形成装置9によって表面に画像が形成(描画)された記録媒体Pが、図示しない搬送手段によって、搬送ベルト76まで搬送される。
搬送ベルト76まで搬送された記録媒体Pは、搬送ベルト76に載置され、先端部分がグリッパ50により固定される。その後、記録媒体Pは、搬送ベルト76により、帯電器84に対向する位置まで搬送される。
帯電手段56と対向する位置まで搬送された記録媒体Pは、高圧電源56bに接続されたコロトロン帯電器56aにより所定の負の高電位に均一に帯電される。これにより、記録媒体Pは、搬送ベルト76の表面上に静電吸着される。
記録媒体の画像面と接触する側の定着ロールの表層を交換可能とし、必要に応じて交換することで、長期間使用した場合でも、より好適に、画像光沢低下、画像傷、定着むらのない画像を記録媒体に定着することができる。
保持手段202は、記録前の記録媒体Pを保持する給紙トレイ124と、ピックアップロール126と、記録後の記録媒体Pを保持する排紙トレイ128とを備えている。
搬送手段204は、記録媒体Pを、給紙トレイ124から排紙トレイ128まで所定の経路に沿って搬送するものであり、搬送ロール対130と、搬送ベルト132と、ベルトロール134a,134bと、導電性プラテン136と、記録媒体Pの帯電器90および除電器91と、分離爪92と、出口ガイド94とを備えている。また、分離爪92から排出トレイ128までの区間においては、定着手段10の貼着手段13および固定手段14が搬送手段として機能する。なお、搬送手段204としては、図示されるもの以外にも適宜、搬送ロール対や搬送ベルト、搬送ガイド等の通常の搬送部材が、記録媒体Pを搬送するのに適当な間隔で配置されていてもよい。
固定手段14と搬送ベルト17の下流側には、記録媒体Pを排紙トレイ128へ案内する出口ガイド94が配置されている。
記録手段206は、帯電した色材粒子を含むインクを用い、画像データに応じてインクの吐出を静電力により制御して、記録媒体P上に、画像データに応じた画像を記録するものであり、静電式のインクジェットヘッド108と、ヘッドドライバ110と、インク循環機構111と、記録媒体Pの位置検出器114とを備えている。
溶媒回収手段212は、インクジェットヘッド108から記録媒体P上に吐出されたインクから蒸発する分散溶媒や、画像の定着時にインクから蒸発する分散溶媒等を回収するもので、活性炭フィルタ180と、排出ファン182とを備えている。活性炭フィルタ180は、筐体201の内側に取り付けられており、排出ファン182は、活性炭フィルタ180の上に取り付けられている。
なお、このようなキャリア液の固有電気抵抗の上限値は1016Ωcm程度であるのが望ましく、比誘電率の下限値は1.9程度であるのが望ましい。キャリア液の電気抵抗が上記範囲であるのが望ましい理由は、電気抵抗が低くなると、低電界下でのインクの吐出が悪くなるからであり、比誘電率が上記範囲であるのが望ましい理由は、誘電率が高くなると溶媒の分極により電界が緩和され、これにより形成されたドットの色が薄くなったり、滲みを生じたりするからである。
色材として用いる顔料としては、無機顔料、有機顔料を問わず、印刷の技術分野で一般に用いられているものを使用することができる。具体的には、例えば、カーボンブラック、カドミウムレッド、モリブデンレッド、クロムイエロー、カドミウムイエロー、チタンイエロー、酸化クロム、ビリジアン、コバルトグリーン、ウルトラマリンブルー、プルシアンブルー、コバルトブルー、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、ジオキサジン系顔料、スレン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、チオインジゴ系顔料、キノフタロン系顔料、金属錯体顔料、等の従来公知の顔料を特に限定なく用いることができる。
色材として用いる染料としては、アゾ染料、金属錯塩染料、ナフトール染料、アントラキノン染料、インジゴ染料、カーボニウム染料、キノンイミン染料、キサンテン染料、アニリン染料、キノリン染料、ニトロ染料、ニトロソ染料、ベンゾキノン染料、ナフトキノン染料、フタロシアニン染料、金属フタロシアニン染料、等の油溶性染料が好ましく例示される。
これらのうち、粒子形成の容易さの観点から、重量平均分子量が2,000〜1000,000の範囲内であり、かつ多分散度(重量平均分子量/数平均分子量)が、1.0〜5.0の範囲内であるポリマーが好ましい。さらに、前記定着の容易さの観点から、軟化点、ガラス転移点または、融点のいずれか1つが40〜120℃の範囲内にあるポリマーが好ましい。
荷電制御剤は、一例として、電子写真液体現像剤に用いられている各種のものが利用可能である。また、「最近の電子写真現像システムとトナー材料の開発・実用化」139〜148頁、電子写真学会編「電子写真技術の基礎と応用」497〜505頁(コロナ社、1988年刊)、原崎勇次「電子写真」16(No.2)44頁(1977年)等に記載の各種の荷電制御剤も利用可能である。
P=100×(σ1−σ2)/σ1
ここで、σ1は、インクQの電気伝導度、σ2は、インクQを遠心分離器にかけた上澄みの電気伝導度である。電気伝導度は、LCRメーター(安藤電気(株)社製AG−4311)および液体用電極(川口電機製作所(株)社製LP−05型)を使用し、印加電圧5V、周波数1kHzの条件で測定を行った値である。また遠心分離は、小型高速冷却遠心機(トミー精工(株)社製SRX−201)を使用し、回転速度14500rpm、温度23℃の条件で30分間行った。
以上のようなインクQを用いることによって、荷電粒子の泳動が起こりやすくなり、濃縮しやすくなる。
また、インクQの表面張力は、15〜50mN/mの範囲が好ましく、より好ましくは15.5〜45mN/mさらに好ましくは16〜40mN/mの範囲である。表面張力をこの範囲とすることによって、吐出電極に印加する電圧が極端に高くならず、ヘッド周りにインクが漏れ広がり汚染することがない。
さらに、インクQの粘度は0.5〜5mPa・secが好ましく、より好ましくは0.6〜3.0mPa・sec、さらに好ましくは0.7〜2.0mPa・secである。
(1)色材あるいはさらに分散樹脂粒子をあらかじめ混合(混練)した後、必要に応じて分散剤を用いてキャリア液に分散し、荷電調整剤を加える方法。
(2)色材、あるいはさらに分散樹脂粒子および分散剤を、キャリア液に同時に添加して、分散し、荷電調整剤を加える方法。
(3)色材および荷電調整剤、あるいはさらに分散樹脂粒子および分散剤を、同時にキャリア液に添加して、分散する方法。
例えば、実施形態では、粒子として、色材と樹脂を含有する色材粒子を用いたが、これに限定されず、色材を含有しない、無色の樹脂粒子を用いることもできる。すなわち、無色の樹脂粒子を用いて記録媒体上に画像が描画された記録媒体の画像定着にも用いることができる。
9 画像形成装置
10,70 定着装置
12、71 定着ロール対
13、74 貼着手段
14 固定手段
16 ガイド
17,76 搬送ベルト
18,19,78,80 ベルトロール
20 加熱ロール(定着ロール)
22 加圧ロール(定着ロール)
24,26,62a,64a,82 ヒータ
28 定着胴
29,41 凹部
30,31 定着シート
30a 支持体
30b 弾性層
30c 中間層
30d コート層
32,34 穴
36,37 ボルト
38,46 座金
40 加圧胴
42 離型剤塗布手段
44 クリーニング手段
48 チェーン
50 グリッパ
51,84 第1スプロケット
52,85 第2スプロケット
54,86 第3スプロケット
56 帯電手段
58 除電手段
62,64 加熱手段
62b,64b 反射板
88 放熱遮蔽部材
P 記録媒体
Claims (18)
- 少なくとも樹脂を含有する粒子を用いて記録媒体上に描画された画像を前記記録媒体上に定着する定着装置であって、
第1定着ロールおよび前記第1定着ロールと対になって配置された第2定着ロールからなり、少なくとも一方が加熱ロールであり、かつ、少なくとも一方の定着ロールの表層が交換可能である定着ロール対と、
前記記録媒体を貼着させる貼着部材を含む貼着手段と、
前記記録媒体および前記貼着手段の少なくとも一方を帯電させる帯電手段と、
前記記録媒体の搬送方向先端部を把持部によって前記貼着部材の所定位置に物理的に固定する固定手段とを有し、
前記帯電手段により、前記貼着部材と前記画像が描画された前記記録媒体とを静電吸着させ、かつ、前記固定手段により、前記画像が描画された前記記録媒体の先端部分を前記貼着部材の所定位置に固定させた後に、前記定着ロール対によって、前記記録媒体を前記貼着手段とともに挟持して搬送することにより、前記画像を前記記録媒体上に定着させる定着装置。 - 前記貼着手段は、第1ベルトロールと、第2ベルトロールと、前記第2定着ロール、前記第1ベルトロールおよび前記第2ベルトロールにより張架された無端ベルトとを含み、
前記無端ベルトが前記貼着部材である請求項1に記載の定着装置。 - 前記固定手段は、前記第2定着ロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第1スプロケット対と、前記第1ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第2スプロケット対と、前記第2ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第3スプロケット対と、前記第1スプロケット対、前記第2スプロケット対および第3スプロケット対に巻き掛けられたチェーンとを含み、
前記把持部は、前記記録媒体の搬送方向に垂直に前記チェーンに取り付けられており、前記記録媒体の先端部分を複数箇所で把持する請求項2に記載の定着装置。 - 前記貼着手段は、前記記録媒体の搬送方向において前記定着ロール対の上流側に設けられた第1ベルトロールと、前記記録媒体の搬送方向において前記定着ロール対の下流側に設けられた第2ベルトロールと、前記第1ベルトロールおよび前記第2ベルトロールにより張架され、前記定着ロール対の間に狭入された無端ベルトとを含み、
前記無端ベルトが前記貼着部材である請求項1に記載の定着装置。 - 前記固定手段は、前記第2定着ロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第1スプロケット対と、前記第1ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第2スプロケット対と、前記第2ベルトロールと同軸で、その両端よりも外側の位置に配置される1対の第3スプロケット対と、前記第1スプロケット対、前記第2スプロケット対および第3スプロケット対およびに巻き掛けられるチェーンとを含み、
前記把持部は、前記記録媒体の搬送方向に垂直に前記チェーンに取り付けられており、前記記録媒体の先端部分を複数箇所で把持する請求項4に記載の定着装置。 - 前記無端ベルトは、前記記録媒体との接触面を構成する絶縁層と、前記絶縁層の前記記録媒体との接触面と逆側の面に設けられた導電層とを有する請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置。
- 前記記録媒体の画像が描画された面と接触する前記定着ロールの表層が交換可能である請求項1〜6のいずれかに記載の定着装置。
- 前記定着ロールは、円筒形状の胴部と、前記胴部表面に止着される交換可能な定着シートとで構成される請求項1〜7のいずれかに記載の定着装置。
- 前記定着シートは、剛性を有する支持体上に少なくとも1層以上の弾性を有する層が形成された構造を有する請求項8に記載の定着装置。
- 前記胴部は、前記定着シートを前記胴部に物理的に止着する止着部材を付装する凹部を有する請求項8または9に記載の定着装置。
- さらに、前記定着ロールの中心に前記定着ロールを加熱する加熱手段を有する請求項1〜10のいずれかに記載の定着装置。
- さらに、前記定着ロールの表面近傍に前記定着ロールを加熱する加熱手段を有する請求項1〜11のいずれかに記載の定着装置。
- 前記定着ロール対の記録媒体の搬送方向下流側に配置され、前記記録媒体を除電する除電手段を有する請求項1〜12のいずれかに記載の定着装置。
- さらに、前記第1定着ロールに離型剤を塗布する離型剤塗布手段を有する請求項1〜13のいずれかに記載の定着装置。
- さらに、前記第1定着ロールの表面の異物を除去するクリーニング手段を有する請求項1〜14に記載の定着装置。
- 前記粒子が少なくとも色材および樹脂を含有する色材粒子である請求項1〜15のいずれかに記載の定着装置。
- 前記粒子の平均粒子径が、0.5〜1.2μmの範囲内である請求項1〜16のいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1〜17のいずれかに記載の定着装置と、
前記定着装置の前記記録媒体の搬送方向の上流側に設けられる、帯電した前記色材粒子を溶媒に分散させたインクを用いる静電式インクジェット描画手段とを有し、
前記静電式インクジェット描画手段によって前記記録媒体に記録された画像を前記定着装置により記録媒体上に定着する画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005076489A JP2006259223A (ja) | 2005-03-17 | 2005-03-17 | 定着装置およびそれを用いる画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005076489A JP2006259223A (ja) | 2005-03-17 | 2005-03-17 | 定着装置およびそれを用いる画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006259223A true JP2006259223A (ja) | 2006-09-28 |
JP2006259223A5 JP2006259223A5 (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=37098565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005076489A Pending JP2006259223A (ja) | 2005-03-17 | 2005-03-17 | 定着装置およびそれを用いる画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006259223A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008184288A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Hokuei Kako Kk | 樹脂製容器の製造装置および方法 |
JP2011224976A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-11-10 | Fujifilm Corp | インクジェット画像形成方法 |
JP2012135984A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Fujifilm Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
CN103064271A (zh) * | 2011-10-20 | 2013-04-24 | 株式会社宫腰 | 单张纸电子照相印刷机的定影装置 |
JP2018072438A (ja) * | 2016-10-25 | 2018-05-10 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置、画像形成装置及び定着回転部材 |
WO2020183756A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、定着装置、及び画像形成装置 |
WO2020261614A1 (ja) * | 2019-06-28 | 2020-12-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、定着装置及び画像形成装置 |
EP3964365A1 (en) | 2020-09-08 | 2022-03-09 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transportation device, fixing device, and image forming apparatus |
US11550244B1 (en) | 2021-08-25 | 2023-01-10 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Recording-medium transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US20230035857A1 (en) * | 2019-03-12 | 2023-02-02 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Fixing device and image forming apparatus |
EP4140926A1 (en) | 2021-08-25 | 2023-03-01 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US11693345B2 (en) | 2021-08-25 | 2023-07-04 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US11835893B2 (en) | 2021-08-25 | 2023-12-05 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Recording-medium transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US11934135B2 (en) | 2021-08-25 | 2024-03-19 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Recording medium transport device and image forming apparatus |
US11945216B2 (en) | 2021-08-25 | 2024-04-02 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5368243A (en) * | 1976-11-30 | 1978-06-17 | Canon Inc | Thermal fixing device |
JPS59168471A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | Canon Inc | 定着装置用ロ−ラ |
JPH01267677A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-25 | Canon Inc | 転写装置 |
JPH0623748U (ja) * | 1992-07-02 | 1994-03-29 | シナノケンシ株式会社 | オフセット印刷機の給紙機構 |
JPH10149044A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-06-02 | Canon Inc | 画像加熱定着装置及び画像形成装置 |
JP2003307952A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-31 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2004009589A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット式印刷方法及び印刷装置 |
JP2004133377A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-04-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置・定着方法・画像形成装置 |
JP2004230709A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット式記録装置 |
-
2005
- 2005-03-17 JP JP2005076489A patent/JP2006259223A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5368243A (en) * | 1976-11-30 | 1978-06-17 | Canon Inc | Thermal fixing device |
JPS59168471A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | Canon Inc | 定着装置用ロ−ラ |
JPH01267677A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-25 | Canon Inc | 転写装置 |
JPH0623748U (ja) * | 1992-07-02 | 1994-03-29 | シナノケンシ株式会社 | オフセット印刷機の給紙機構 |
JPH10149044A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-06-02 | Canon Inc | 画像加熱定着装置及び画像形成装置 |
JP2003307952A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-31 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2004133377A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-04-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置・定着方法・画像形成装置 |
JP2004009589A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット式印刷方法及び印刷装置 |
JP2004230709A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット式記録装置 |
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008184288A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Hokuei Kako Kk | 樹脂製容器の製造装置および方法 |
JP2011224976A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-11-10 | Fujifilm Corp | インクジェット画像形成方法 |
US8622505B2 (en) | 2010-12-27 | 2014-01-07 | Fujifilm Corporation | Image forming apparatus including cooling device that cools a recording medium and image forming method including cooling a recording medium |
JP2012135984A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Fujifilm Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
CN103064271A (zh) * | 2011-10-20 | 2013-04-24 | 株式会社宫腰 | 单张纸电子照相印刷机的定影装置 |
EP2613204A1 (en) * | 2011-10-20 | 2013-07-10 | Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. | Fixing apparatus for a sheet-fed electrophotographic printer |
US20130101325A1 (en) * | 2011-10-20 | 2013-04-25 | Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. | Fixing apparatus for a sheet-fed electrophotographic printer |
US8886104B2 (en) | 2011-10-20 | 2014-11-11 | Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. | Fixing apparatus for a sheet-fed electrophotographic printer |
CN103064271B (zh) * | 2011-10-20 | 2016-08-31 | 株式会社宫腰 | 单张纸电子照相印刷机的定影装置 |
JP2018072438A (ja) * | 2016-10-25 | 2018-05-10 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置、画像形成装置及び定着回転部材 |
US12313989B2 (en) | 2019-03-12 | 2025-05-27 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Fixing device and image forming apparatus |
AU2023202384B2 (en) * | 2019-03-12 | 2024-09-19 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Fixing device and image forming apparatus |
US11940745B2 (en) * | 2019-03-12 | 2024-03-26 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Fixing device and image forming apparatus |
US20230035857A1 (en) * | 2019-03-12 | 2023-02-02 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Fixing device and image forming apparatus |
US11385577B2 (en) | 2019-03-14 | 2022-07-12 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
WO2020183756A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、定着装置、及び画像形成装置 |
JP2020148962A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、定着装置、及び画像形成装置 |
JP7268416B2 (ja) | 2019-03-14 | 2023-05-08 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 搬送装置、定着装置、及び画像形成装置 |
AU2019454416B2 (en) * | 2019-06-28 | 2024-01-18 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Conveying device, fixing device, and image forming apparatus |
CN113993800A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-01-28 | 富士胶片商业创新有限公司 | 输送装置、定影装置以及图像形成装置 |
JP2021009206A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、定着装置及び画像形成装置 |
CN113993800B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-04-09 | 富士胶片商业创新有限公司 | 输送装置、定影装置以及图像形成装置 |
JP7318369B2 (ja) | 2019-06-28 | 2023-08-01 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
US11754950B2 (en) | 2019-06-28 | 2023-09-12 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Conveying device, fixing device, and image forming apparatus |
WO2020261614A1 (ja) * | 2019-06-28 | 2020-12-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、定着装置及び画像形成装置 |
US11934119B2 (en) | 2020-09-08 | 2024-03-19 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transportation device, fixing device, and image forming apparatus |
EP3964365A1 (en) | 2020-09-08 | 2022-03-09 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transportation device, fixing device, and image forming apparatus |
US11921445B2 (en) | 2021-08-25 | 2024-03-05 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US11934135B2 (en) | 2021-08-25 | 2024-03-19 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Recording medium transport device and image forming apparatus |
US11835893B2 (en) | 2021-08-25 | 2023-12-05 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Recording-medium transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US11945216B2 (en) | 2021-08-25 | 2024-04-02 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US11693345B2 (en) | 2021-08-25 | 2023-07-04 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
EP4140926A1 (en) | 2021-08-25 | 2023-03-01 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Transport device, fixing device, and image forming apparatus |
US11550244B1 (en) | 2021-08-25 | 2023-01-10 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Recording-medium transport device, fixing device, and image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1642739B1 (en) | Image fixing device, image recording apparatus equipped with the same, and image fixing method | |
JP4752600B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2004230709A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP2006259223A (ja) | 定着装置およびそれを用いる画像記録装置 | |
JP2004082689A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2005271290A (ja) | インクジェット画像形成装置および方法 | |
JP2006184403A (ja) | 定着装置 | |
JP2006091224A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006175645A (ja) | インクジェット画像形成装置 | |
US20060062611A1 (en) | Fixing method and fixing device | |
JP2005255355A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006084677A (ja) | 画像定着装置及びそれを備える画像記録装置並びに画像定着方法 | |
JP4516773B2 (ja) | 画像定着装置およびインクジェット記録装置 | |
JP2006091043A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006119588A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006021382A (ja) | 画像形成装置および方法 | |
JP2005274879A (ja) | 定着装置および定着方法 | |
JP2006213415A (ja) | インクジェット画像形成装置および方法 | |
JP2006088430A (ja) | 定着装置および定着方法 | |
JP2006212804A (ja) | インクジェット画像形成装置および方法 | |
JP2006072202A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006195048A (ja) | 画像定着装置、画像記録装置および画像定着方法 | |
JP2004291578A (ja) | 静電式インクジェットヘッド、それを用いた記録装置および記録方法 | |
JP2004284306A (ja) | 画像定着方法および装置 | |
JP2006021385A (ja) | 画像形成装置および方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070312 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070312 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100209 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100608 |