JP2006246205A - オーバレイネットワーク対応ルーチング方法およびオーバレイノード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オーバレイノードごとに、隣接する少なくとも一つのオーバレイノードとの間のリンクそれぞれについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定し、受信したパスメッセージに該当するリンクについて測定された特性を示すQoS情報を付加したパス情報を蓄積し、受信したパスメッセージで示される利用者端末を起点とするパスの中から、対応するパス情報に含まれるQoS情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択し、選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを隣接するオーバレイノードに中継する。
【選択図】 図1
Description
オーバレイネットワークは、IPレイヤの上位に位置する論理的なネットワークであり、このオーバレイネットワークの考え方は、例えば、複数のインターネットサービスプロバイダにまたがる情報流通経路(パス)を設定し、また、管理するための仕組みとして利用されている。
このため、オーバレイネットワークにおけるルーチングにおいても、QoSを考慮したパスの選択を実現する技術が求められている。
このOSPFルーチングでは、各ノードが、AS内に存在する全てのノードに自身の隣接ノードとこれらの隣接ノードに対応するコスト情報を伝えることにより、ASにおける全てのノードに関するリンクの状態を収集し、それぞれのノードにおいて、自身を基点とする経路のコストを計算している(非特許文献1、3参照)。
一方、自律的なネットワークシステムをまたがるパスのルーチングのためのゲートウェイ外プロトコルとしては、BGP(Border Gateway Protocol)が事実上の標準プロトコルとなっている(非特許文献2参照)。
なお、図6においては、BGPノードN1についてのみ詳細構成を示したが、全てのBGPノードN1〜Nnの構成は当然ながら同等である。
また、上述したパスメッセージの配布は、上述した集合Pに新たな利用者が追加された場合などにも行われる。
その一方、上述したように、BGPルーチングでは、パスメッセージを伝播させていく過程において、隣接するノードに渡すパス情報の取捨選択を行うことにより、経路計算を分散して処理しているので、大規模なネットワークにおいても十分に適用可能である。
「OSPF」、John T. Moy, Adduson-Wesley(1998年2月) 「BGP4」,John W. Stewart, Adduson-Wesley(1998年12月) 『コンピュータネットワーク第4版−5.6インターネットにおけるネットワーク層』、A.S.タネンバウム著、日経BP社、2003年12月15日初版発行 木村卓巳、内田真人、川原亮一、亀井聡、森達哉、能上慎也、阿部威郎、「オーバレイネットワークによるトラヒック制御の提案」、電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会(2004年7月) 木村卓巳、内田真人、川原亮一、亀井聡、森達哉、能上慎也、阿部威郎、「オーバレイネットワークによるトラヒック制御」、電子情報通信学会 ソサエティ大会(2004年9月) 木村卓巳、内田真人、川原亮一、亀井聡、森達哉、能上慎也、阿部威郎、「オーバレイネットワークにおけるQoSルーチング制御に関する考察」、電子情報通信学会 ソサエティ大会(2004年9月) 熊谷和則、住田修一、阿部威郎、「非構造化オーバレイネットワークのための分散トポロジ制御法の検討」、電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会(2004年2月)
このため、上述したようなAS間ルーチング技術では、ASをまたがるパスのエンドツーエンドでは、VoIPや映像のストリーミング配信などのサービスを提供するに足るQoSを保証すること事実上できなかった。
本発明にかかわる第1のオーバレイネットワーク対応ルーチング方法の原理は、以下の通りである。
図1に、本発明にかかわるオーバレイネットワーク対応ルーチング方法の原理説明図を示す。
例えば、図1(a)に示すオーバレイノードN1の起動に応じて、作成ステップにより、このオーバレイノードN1に収容される利用者端末P11、P12、P13それぞれについて、このオーバレイノードN1までの経路を示すノードリスト(P1i,N1)(i=1〜3)を含むパスメッセージが作成される。このようにして作成されたパスメッセージは、送信ステップにおいて、隣接する別のオーバレイノード(例えば、オーバレイノードN2)に送信され、このパスメッセージの受信を契機として、転送先のオーバレイノード(例えば、オーバレイノードN2)では、パス情報の収集およびパスメッセージの中継が行われる。
本発明にかかわる第2のオーバレイネットワーク対応ルーチング方法は、作成ステップと、送信ステップと、測定ステップと、QoS算出ステップと、蓄積ステップと、検索ステップと、選択ステップと、中継ステップとから構成される。
IPレイヤの上位レイヤに位置するオーバレイネットワークを構成し、隣接するオーバレイノードとの間にピアセッションを設定するオーバレイノードで用いられるオーバレイネットワーク対応ルーチング方法において、作成ステップは、オーバレイネットワークを構成するオーバレイノードそれぞれの起動あるいはオーバレイノードに収容される利用者端末の起動あるいは追加に応じて、オーバレイノードに収容される利用者端末とオーバレイノードとをパスの経由点として示すノードリストを含むパスメッセージを作成する。送信ステップは、作成されたパスメッセージを隣接するオーバレイノードとの間に設定されたリンクを介して送信する。測定ステップは、オーバレイノードごとに、隣接する少なくとも一つのオーバレイノードとの間のリンクそれぞれについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定する。QoS算出ステップは、パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれる情報と、パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とに基づいて、パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するQoS情報を算出する。蓄積ステップは、パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれるノードリストに自身をパスの経由点として追加して得られるノードリストと、QoS算出ステップによって得られたQoS情報とからパス情報を形成し、このパス情報を蓄積する。検索ステップは、パスメッセージの受信に応じて、それまでに蓄積したパス情報の中から、受信したパスメッセージに含まれるノードリストで示される利用者端末を含むものを検索する。選択ステップは、検索されたパス情報それぞれに含まれるQoS情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択する。中継ステップは、選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを送信元のオーバレイノードを除く隣接するオーバレイノードに中継する。
このルーチング方法では、パス情報を選択する段階において各パス情報に含まれるQoS情報からそのパスにおいて期待できるQoSにかかわる特性を算出する代わりに、蓄積ステップでパス情報を形成するのに先立って、QoS算出ステップを実行し、それぞれのパスにおいて期待できる遅延時間やパケット損失率および可用帯域を求めている。
本発明にかかわる第1のオーバレイノードの原理は、以下の通りである。
IPレイヤの上位レイヤに位置するオーバレイネットワークを構成するオーバレイノードであって、隣接するオーバレイノードとの間に設定したピアセッションを介して情報のやり取りを行うピア間通信手段を有し、少なくとも一つの利用者端末を収容するオーバレイノードにおいて、作成手段は、オーバレイノードの起動あるいはオーバレイノードに収容される利用者端末の起動あるいは追加に応じて、利用者端末とオーバレイノードとをパスの経由点として示すノードリストを含むパスメッセージを作成し、ピア間通信手段を介して隣接するオーバレイノードに送出する。測定手段は、ピア間通信手段によって設定された各リンクについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定する。形成手段は、パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれるノードリストに自身をパスの経由点として追加して得られるノードリストと、パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とから、パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するパス情報を形成する。パス情報データベースは、形成されたパス情報を順次に蓄積する。検索手段は、パスメッセージの受信に応じて、それまでにパス情報データベースに蓄積されたパス情報の中から、受信したパスメッセージに含まれるノードリストで示される利用者端末を含むものを検索する。選択手段は、検索されたパス情報それぞれに含まれる情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択する。中継手段は、ピア間通信手段を介して、選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを送信元のオーバレイノードを除く隣接するオーバレイノードに中継する。また、上述した選択手段において、QoS算出手段は、検索されたパス情報それぞれに含まれる情報と、パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とに基づいて、パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するQoS情報を算出する。
例えば、図1(a)に示すオーバレイノードN1の起動に応じて、このオーバレイノードN1に備えられた作成手段により、このオーバレイノードN1に収容されている利用者端末P11、P12、P13それぞれについて、このオーバレイノードN1までの経路を示すノードリスト(P1i,N1)(i=1〜3)を含むパスメッセージが作成される。このようにして作成されたパスメッセージは、ピア間通信手段の機能を利用して、隣接する別のオーバレイノード(例えば、オーバレイノードN2)に送信され、このパスメッセージの受信を契機として、転送先のオーバレイノード(例えば、オーバレイノードN2)では、パス情報の収集およびパスメッセージの中継が行われる。
まず、形成手段は、受信したパスメッセージに含まれるノードリスト(例えば、P11、N1)に自身を示す情報(例えば、N2)を付加して得られたノードリストと、このパスメッセージの送信元のオーバレイノード(例えば、オーバレイノードN1)との間のリンクについて測定されたQoS情報QoS12とから、利用者端末P11からオーバレイノードN2までの経路に関するパス情報(例えば、P11、N1、N2、QoS12)を形成して、パス情報データベースに蓄積する。このようにしてパス情報が蓄積されたパス情報データベースから、検索手段により、受信したパスメッセージで示された利用者端末(例えば、利用者端末P11)を経路の基点とするノードリストを含むものが検索され、これらのパス情報が選択手段による処理に供される。この選択手段に備えられたQoS算出手段により、検索されたパス情報に含まれるQoS情報に基づいて、例えば、期待できる遅延時間、期待できるパケット損失率および期待できる可用帯域がそれぞれ算出され、これらの算出結果に基づいて、これらのパスの中から最も高いQoSの実現が期待できるパスが利用するパスとして選択される。このようにして選択されたパスのパス情報を含むパスメッセージが、中継手段により、この中継処理の契機となったパスメッセージの送信元(例えば、オーバレイノードN1)を除く隣接するオーバレイノードに中継される。
本発明にかかわる第2のオーバレイノードの原理は、以下の通りである。
上述した第1のオーバレイノードに備えられた測定手段において、QoS情報保持手段は、ピア間通信手段によって設定されるピアセッションのうち、IPレイヤにおいて確定されたQoS情報が得られたリンクに対応して、上述した確定したQoS情報を保持し、リンクに対応する測定によって得られたQoS情報として出力する。
例えば、図1(a)に示したオーバレイノードN2において、例えば、DiffServなどのIPレイヤで提供される技術によってオーバレイノードN1との間のリンクについて確定したQoS情報が得られている場合に、QoS情報保持手段は、IPレイヤにおいて得られた確定したQoS情報を受け取って保持する。そして、このQoS情報が、上述したリンクについての測定結果として、形成手段によるパス情報の形成処理に供される。
本発明にかかわる第3のオーバレイノードは、上述した第1のオーバレイノードに備えられた作成手段に、利用者情報保持手段と、結合手段とを備えて構成される。
上述した第1のオーバレイノードに備えられた作成手段において、利用者情報保持手段は、収容している利用者端末それぞれに対応するQoS情報を保持する。結合手段は、起点となる利用者端末と自身とを示す情報を含むノードリストと、利用者端末に対応して利用者情報保持手段に保持されたQoS情報とを結合してパスメッセージを作成する。
例えば、図1(a)に示したオーバレイノードN1に備えられた利用者情報保持手段には、利用者端末P11、P12、P13に対応して、これらの利用者端末までの経路について得られているQoS情報QoSp1i(i=1〜3)が保持されている。そして、例えば、利用者端末P13の起動を契機として、パスメッセージを作成する際に、結合手段により、この利用者端末P13とオーバレイノードN1とを示す情報を含んだノードリストと上述したQoS情報QoSp13とが結合されて、パスメッセージが形成される。
本発明にかかわる第4のオーバレイノードは、作成手段と、測定手段と、QoS算出手段と、形成手段と、パス情報データベースと、検索手段と、選択手段と、中継手段とから構成される。
IPレイヤの上位レイヤに位置するオーバレイネットワークを構成するオーバレイノードであって、隣接するオーバレイノードとの間に設定したピアセッションを介して情報のやり取りを行うピア間通信手段を有し、少なくとも一つの利用者端末を収容するオーバレイノードにおいて、作成手段は、オーバレイノードの起動あるいはオーバレイノードに収容される利用者端末の起動あるいは追加に応じて、利用者端末とオーバレイノードとをパスの経由点として示すノードリストを含むパスメッセージを作成し、ピア間通信手段を介して隣接するオーバレイノードに送出する。測定手段は、ピア間通信手段によって設定された各リンクについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定する。QoS算出手段は、パスメッセージの受信に応じて、このパスメッセージに含まれる情報と、パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とに基づいて、パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するQoS情報を算出する。形成手段は、パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれるノードリストに自身をパスの経由点として追加して得られるノードリストと、QoS算出手段によって算出されたQoS情報とから、パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するパス情報を形成する。パス情報データベースは、形成されたパス情報を順次に蓄積する。検索手段は、パスメッセージの受信に応じて、それまでにパス情報データベースに蓄積されたパス情報の中から、受信したパスメッセージに含まれるノードリストで示される利用者端末を含むものを検索する。選択手段は、検索されたパス情報それぞれに含まれる情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択する。中継手段は、ピア間通信手段を介して、選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを送信元のオーバレイノードを除く隣接するオーバレイノードに中継する。
このルーチング方法では、パス情報を選択する段階において各パス情報に含まれるQoS情報からそのパスにおいて期待できるQoSにかかわる特性を算出する代わりに、形成手段でパス情報を形成するのに先立って、QoS算出手段により、受信したパスメッセージに示されたパスにおいて期待できる遅延時間やパケット損失率および可用帯域を求めている。
本発明にかかわる第5のオーバレイノードの原理は、以下の通りである。
上述した第4のオーバレイノードに備えられた測定手段において、QoS情報保持手段は、ピア間通信手段によって設定されるリンクのうち、IPレイヤにおいて確定したQoS情報が得られたリンクに対応して、上述した確定したQoS情報を保持し、リンクに対応する測定によって得られたQoS情報として出力する。
例えば、図1(a)に示したオーバレイノードN2に、例えば、DiffServなどのIPレイヤで提供される技術によってオーバレイノードN1との間のリンクについて確定したQoS情報が得られている場合に、QoS情報保持手段は、IPレイヤにおいて得られた確定したQoS情報を受け取って保持する。そして、このQoS情報が、上述したリンクについての測定結果として、形成手段によるパス情報の形成処理に供される。
本発明にかかわる第6のオーバレイノードは、上述した第4のオーバレイノードに備えられた作成手段に、利用者情報保持手段と、結合手段とを備えて構成される。
上述した第4のオーバレイノードに備えられた作成手段において、利用者情報保持手段は、収容している利用者端末それぞれに対応するQoS情報を保持する。結合手段は、起点となる利用者端末と自身とを示す情報を含むノードリストと、利用者端末に対応して利用者情報保持手段に保持されたQoS情報とを結合してパスメッセージを作成する。
例えば、図1(a)に示したオーバレイノードN1に備えられた利用者情報保持手段には、利用者端末P11、P12、P13に対応して、これらの利用者端末までの経路について得られているQoS情報QoSp1i(i=1〜3)が保持されている。そして、例えば、利用者端末P13の起動を契機として、パスメッセージを作成する際に、結合手段により、この利用者端末P13とオーバレイノードとを示す情報を含んだノードリストと上述したQoS情報QoSp13とが結合されて、パスメッセージが形成される。
また、本発明にかかわる第4のオーバレイノードからオーバレイネットワークを構成し、本発明にかかわる第2のオーバレイネットワーク対応ルーチング方法を適用することにより、各オーバレイノードにパス情報を集積するために伝播されるパスメッセージの情報量を大幅に低減することができるので、オーバレイネットワークの負荷を軽減し、サービス品質の向上を図ることができる。
(第1の実施形態)
図2に、本発明にかかわるオーバレイノードの第1の実施形態を示す。
なお、図2に示す構成要素のうち、図6に示した各部と同等のものについては、図6に示した符号を付して示し、その説明を省略する。
図2に示したオーバレイノードにおいて、ピアセッション管理部212は、ピア間通信処理部211によって隣接するオーバレイノードとの間に設定されるリンクに関する情報を管理する。図2に示したセッション情報保持部213には、予め、オーバレイネットワークにおいて、オーバレイノードに隣接する別のオーバレイノードに関する情報が保持されており、この情報が、ピアセッション管理部212を介してピア間通信処理部211に渡され、リンクの設定処理に用いられる。
ここで、図2に示したオーバレイノードが、隣接するオーバレイノードのいずれかとの間のリンクについてIPレイヤの機能(例えば、DiffServなど)によって確定したQoS情報の報告を受けることができる場合は、このIPレイヤから受け取ったQoS情報をセッション情報保持部213に該当する隣接ノードに対応して保持しておくことができる。また、このようにしてセッション情報保持部213に保持されたQoS情報は、ピアセッション管理部212を介してQoS情報保持部215に渡され、該当するリンクに対応して格納される。また、ピアセッション管理部212により、これらのリンク以外のリンクを選択的にQoSの測定対象として指定することにより、IPレイヤから受け取ったQoS情報をQoS情報保持部215に保持させたリンクについての測定処理を省略することができる。
次に、図1(a)に示したように、オーバレイノードN1〜N5から構成されるオーバレイネットワークを例にとって、本発明にかかわるルーチング方法によるルーチング動作を説明する。
このとき、中継制御部222により、上述したパスメッセージの送信元であるオーバレイノードN1との間のリンクS12に対応するQoS情報QoS12がQoS情報保持部215から読み出され、上述したパス情報とともにパス情報編集部223に渡される。
ここで、図1に示したオーバレイネットワークでは、オーバレイノードN2を経由してオーバレイノードN1に収容された利用者端末T1jに到達するパスは上述したパスメッセージに対応して生成されたパス情報で示されるもののみである。したがって、中継制御部222からの指示に応じて、パス選択部217により、パス情報データベース417に蓄積されたパス情報の中から、ノードリスト(P1j、N1、N2)(j=1〜3)とQoS情報QoS12とからなるパス情報が選択され、このパス情報に利用しているパスである旨を示すマークが付される。そして、このパス情報を含むパスメッセージが、中継制御部222によって生成され、ピア間通信処理部211により、隣接するオーバレイノードN4宛てに中継される。
また、図2に示したQoS測定処理部214により、各オーバレイノードにおいて、隣接する全てのオーバレイノードとの間のリンクに関するQoSを示す各特性値を測定すれば、IPレイヤの機能に全く依存することなく、上述したパス情報の作成に必要なQoS情報を取得することができる。
一方、上述したように、オーバレイネットワークを構成する一部のリンクについてIPレイヤの機能によって確定したQoS情報が得られ、この確定したQoS情報をオーバレイノードに備えられたQoS情報保持部215に反映させることができれば、IPレイヤで得られた確定したQoS情報を利用して、該当するリンクに関するQoS測定処理部214の処理を省略することができる。
なお、IPレイヤの機能によって得られるQoS情報をQoS測定処理部214の測定結果の代わりに利用する構成であるので、一部のリンクについてのみIPレイヤからQoS情報が取得できる場合や、IPレイヤからQoS情報を取得できるオーバレイノードと取得できないオーバレイノードとが混在している場合にも全く問題なくルーチング処理を実現することができる。
(第2の実施形態)
更に、各オーバレイノードに収容される利用者端末とその収容先のオーバレイノードとの間のリンクに関するQoSを考慮したルーチングを実現することもできる。
ここで、例えば、利用者端末においてサービスを提供するアプリケーションによって指定される制限条件(例えば、遅延時間100ms、パケット損失率10%)がある場合などには、選択制御部224は、この制限条件を考慮してQoS算出部225によって得られた算出結果を評価する必要がある。そして、一般に、個々の利用者端末とこれを収容するオーバレイノードまでのリンクは、オーバレイネットワーク内のリンクに比べて、期待できるQoSが低い場合が少なくない。つまり、利用者端末とオーバレイノード間のリンクに関するQoS情報によっては、オーバレイネットワーク内のエンドツーエンドのパスに関するQoSの評価が覆る可能性がある。
(第3の実施形態)
図4に、本発明にかかわるオーバレイノードの第3の実施形態を示す。
図4に示したパス構成部216は、図2に示した各部に加えてQoS算出部225を備え、パス情報編集部223によってパス情報を編集する過程において、該当するパス全体のQoSをQoS算出部225の機能を利用して求め、このパス全体のQoSを含むパス情報を、パス情報管理部416を介してパス情報データベース417に蓄積する。
ここで、QoS情報QoSに含まれる遅延時間τ、パケット損失率φおよび可用帯域cは、QoS情報QoS0に含まれる遅延時間τ0、パケット損失率φ0および可用帯域c0と、QoS情報QoSaに含まれる遅延時間τa、パケット損失率φaおよび可用帯域caとを用いて、式(4)〜式(6)のように表される。
φ=1−(1−φ0)×(1−φa) ・・・(5)
c=min(c0、ca) ・・・(6)
パス情報編集部223は、QoS算出部225によって上述した式(4)〜式(6)に基づいて算出されたQoS情報QoSを受け取り、このQoS情報QoSによって中継制御部222から受け取ったパス情報のQoS情報QoSbaseを置き換えることにより、自身までの経路を示すノードリストとこのパス全体に関するQoSを示すQoS情報QoSとから構成されるパス情報を、パス情報管理部416による登録処理に供することができる。
なお、図5(a)において、ノードリスト(N1、N2、N4)で示されるパスに対応するQoS情報を符号QoS1-2-4で示し、また、ノードリスト(N1、N3、N4)で示されるパスに対応するQoS情報を符号QoS1-3-4で示した。
また、このようにして、各オーバレイノードにおいて、パス情報を蓄積する段階でそのパス全体に関するQoS情報を求めておくことにより、パスメッセージのデータ長を大幅に低減することができる。なぜなら、図4に示したオーバレイノードによって伝播されるパスメッセージに含まれるQoS情報は、その伝播経路におけるホップ数にかかわらず、1つのリンクのQoS情報と同等の情報量に集約されているからである。
また、図4に示したオーバレイノードに、上述した第2の実施形態の項において説明した技術を適用することも可能である。
これにより、自律システムの壁にかかわらず、利用者にVoIPや映像のストリーミング配信などの高度なサービスを提供する際のサービス品質を向上することができるので、このようなリアルタイム性の高いサービスを自律システムの障壁を超えて実現するための技術分野において極めて有用である。
212 ピアセッション管理部
213 セッション情報保持部
214 QoS測定処理部
215 QoS情報保持部
216、414 パス構成部
217、226、415 パス選択部
218 ユーザ情報保持部
221 メッセージ作成部
222 中継制御部
223 パス情報編集部
224 選択制御部
225 QoS算出部
411 ユーザ管理部
412 TCPセッション管理部
413 TCP通信処理部
416 パス情報管理部
417 パス情報データベース
Claims (8)
- IPレイヤの上位レイヤに位置するオーバレイネットワークを構成し、隣接するオーバレイノードとの間にピアセッションを設定するオーバレイノードで用いられるオーバレイネットワーク対応ルーチング方法において、
前記オーバレイネットワークを構成するオーバレイノードそれぞれの起動あるいは前記オーバレイノードに収容される利用者端末の起動あるいは追加に応じて、前記オーバレイノードに収容される利用者端末と前記オーバレイノードとをパスの経由点として示すノードリストを含むパスメッセージを作成する作成ステップと、
前記作成されたパスメッセージを隣接するオーバレイノードとの間に設定されたリンクを介して送信する送信ステップと、
前記オーバレイノードごとに、隣接する少なくとも一つのオーバレイノードとの間のリンクそれぞれについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定する測定ステップと、
前記パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれるノードリストに自身をパスの経由点として追加するとともに、前記パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報を付加することにより、前記パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するパス情報を形成し、このパス情報を蓄積する蓄積ステップと、
前記パスメッセージの受信に応じて、それまでに蓄積したパス情報の中から、前記受信したパスメッセージに含まれるノードリストで示される利用者端末を含むものを検索する検索ステップと、
前記検索されたパスメッセージそれぞれに含まれる情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択する選択ステップと、
前記選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを前記送信元のオーバレイノードを除く隣接するオーバレイノードに中継する中継ステップとを備え、
前記選択ステップは、
前記検索されたパス情報それぞれに含まれる情報と、前記パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とに基づいて、前記パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するQoS情報を算出するQoS算出ステップを備えた
ことを特徴とするオーバレイネットワーク対応ルーチング方法。 - IPレイヤの上位レイヤに位置するオーバレイネットワークを構成し、隣接するオーバレイノードとの間にピアセッションを設定するオーバレイノードで用いられるオーバレイネットワーク対応ルーチング方法において、
前記オーバレイネットワークを構成するオーバレイノードそれぞれの起動あるいは前記オーバレイノードに収容される利用者端末の起動あるいは追加に応じて、前記オーバレイノードに収容される利用者端末と前記オーバレイノードとをパスの経由点として示すノードリストを含むパスメッセージを作成する作成ステップと、
前記作成されたパスメッセージを隣接するオーバレイノードとの間に設定されたリンクを介して送信する送信ステップと、
前記オーバレイノードごとに、隣接する少なくとも一つのオーバレイノードとの間のリンクそれぞれについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定する測定ステップと、
前記パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれる情報と、前記パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とに基づいて、前記パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するQoS情報を算出するQoS算出ステップと、
前記パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれるノードリストに自身をパスの経由点として追加して得られるノードリストと、前記QoS算出ステップによって得られたQoS情報とからパス情報を形成し、このパス情報を蓄積する蓄積ステップと、
前記パスメッセージの受信に応じて、それまでに蓄積したパス情報の中から、前記受信したパスメッセージに含まれるノードリストで示される利用者端末を含むものを検索する検索ステップと、
前記検索されたパス情報それぞれに含まれるQoS情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択する選択ステップと、
前記選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを前記送信元のオーバレイノードを除く隣接するオーバレイノードに中継する中継ステップと
を備えたことを特徴とするオーバレイネットワーク対応ルーチング方法。 - IPレイヤの上位レイヤに位置するオーバレイネットワークを構成するオーバレイノードであって、隣接するオーバレイノードとの間に設定したピアセッションを介して情報のやり取りを行うピア間通信手段を有し、少なくとも一つの利用者端末を収容するオーバレイノードにおいて、
前記オーバレイノードの起動あるいは前記オーバレイノードに収容される利用者端末の起動あるいは追加に応じて、前記利用者端末と前記オーバレイノードとをパスの経由点として示すノードリストを含むパスメッセージを作成し、前記ピア間通信手段を介して隣接するオーバレイノードに送出する作成手段と、
前記ピア間通信手段によって設定された各リンクについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定する測定手段と、
前記パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれるノードリストに自身をパスの経由点として追加して得られるノードリストと、前記パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とから、前記パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するパス情報を形成する形成手段と、
形成されたパス情報を順次に蓄積するパス情報データベースと、
前記パスメッセージの受信に応じて、それまでに前記パス情報データベースに蓄積されたパス情報の中から、前記受信したパスメッセージに含まれるノードリストで示される利用者端末を含むものを検索する検索手段と、
前記検索されたパス情報それぞれに含まれる情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択する選択手段と、
前記ピア間通信手段を介して、前記選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを前記送信元のオーバレイノードを除く隣接するオーバレイノードに中継する中継手段とを備え、
前記選択手段は、
前記検索されたパス情報それぞれに含まれる情報と、前記パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とに基づいて、前記パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するQoS情報を算出するQoS算出手段を備えた
ことを特徴とするオーバレイノード。 - 請求項3に記載のオーバレイノードにおいて、
前記測定手段は、
前記ピア間通信手段によって設定されるピアセッションのうち、IPレイヤにおいて確定したQoS情報が得られたリンクに対応して、前記確定したQoS情報を保持し、前記リンクに対応する測定によって得られたQoS情報として出力するQoS情報保持手段を備えた
ことを特徴とするオーバレイノード。 - 請求項3に記載のオーバレイノードにおいて、
前記作成手段は、
前記収容している利用者端末それぞれに対応するQoS情報を保持する利用者情報保持手段と、
前記起点となる利用者端末と自身とを示す情報を含むノードリストと、前記利用者端末に対応して前記利用者情報保持手段に保持されたQoS情報とを結合してパスメッセージを作成する結合手段とを備えた
ことを特徴とするオーバレイノード。 - IPレイヤの上位レイヤに位置するオーバレイネットワークを構成するオーバレイノードであって、隣接するオーバレイノードとの間に設定したピアセッションを介して情報のやり取りを行うピア間通信手段を有し、少なくとも一つの利用者端末を収容するオーバレイノードにおいて、
前記オーバレイノードの起動あるいは前記オーバレイノードに収容される利用者端末の起動あるいは追加に応じて、前記利用者端末と前記オーバレイノードとをパスの経由点として示すノードリストを含むパスメッセージを作成し、前記ピア間通信手段を介して隣接するオーバレイノードに送出する作成手段と、
前記ピア間通信手段によって設定された各リンクについて、遅延時間、パケット損失率および可用帯域を含むQoSにかかわる特性を測定する測定手段と、
前記パスメッセージの受信に応じて、このパスメッセージに含まれる情報と、前記パスメッセージの送信元に対応するリンクについて測定された特性を示すQoS情報とに基づいて、前記パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するQoS情報を算出するQoS算出手段と、
前記パスメッセージの受信に応じて、受信したパスメッセージに含まれるノードリストに自身をパスの経由点として追加して得られるノードリストと、前記QoS算出手段によって算出されたQoS情報とから、前記パスメッセージで示された利用者端末から自身までの経路に関するパス情報を形成する形成手段と、
形成されたパス情報を順次に蓄積するパス情報データベースと、
前記パスメッセージの受信に応じて、それまでに前記パス情報データベースに蓄積されたパス情報の中から、前記受信したパスメッセージに含まれるノードリストで示される利用者端末を含むものを検索する検索手段と、
前記検索されたパス情報それぞれに含まれる情報に基づいて、最も高いQoSの実現が期待できるパスを利用するパスとして選択する選択手段と、
前記ピア間通信手段を介して、前記選択されたパスのパス情報を含む新たなパスメッセージを前記送信元のオーバレイノードを除く隣接するオーバレイノードに中継する中継手段と
を備えたことを特徴とするオーバレイノード。 - 請求項6に記載のオーバレイノードにおいて、
前記測定手段は、
前記ピア間通信手段によって設定されるリンクのうち、IPレイヤにおいて確定したQoS情報が得られたリンクに対応して、前記確定したQoS情報を保持し、前記リンクに対応する測定によって得られたQoS情報として出力するQoS情報保持手段を備えた
ことを特徴とするオーバレイノード。 - 請求項6に記載のオーバレイノードにおいて、
前記作成手段は、
前記収容している利用者端末それぞれに対応するQoS情報を保持する利用者情報保持手段と、
前記起点となる利用者端末と自身とを示す情報を含むノードリストと、前記利用者端末に対応して前記利用者情報保持手段に保持されたQoS情報とを結合してパスメッセージを作成する結合手段とを備えた
ことを特徴とするオーバレイノード。
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