JP2006226502A - シフトフォークと回転爪の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明はシフトフォークと回転爪の取付構造に関し、シフト機構をカバーASSYで構成している変速機に於ても、組付時の回転爪の脱落を防止し、併せて回転爪の所定角度以上の回転を規制して回転爪を正しく装着することのできる取付構造を提供する。
【解決手段】 請求項1に係る発明は、シフトフォークの先端部に設けた取付孔に、回転爪の軸部を当該取付孔の内側から回転自在に挿通させたシフトフォークと回転爪の取付構造に於て、シフトフォークの先端部に設けた取付孔の外側の上下方向に長穴を形成し、当該取付孔を挿通する回転爪の軸部の端部に、上記長穴の周壁に当接して回転爪の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段と、取付孔からの回転爪の脱落防止を図る脱落防止手段を設けたことを特徴とし、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の取付構造に於て、回転規制手段と脱落防止手段は、回転爪の軸部端部に固着され、シフトフォークの先端部に設けた長穴の周壁に当接可能なプレートであることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 請求項1に係る発明は、シフトフォークの先端部に設けた取付孔に、回転爪の軸部を当該取付孔の内側から回転自在に挿通させたシフトフォークと回転爪の取付構造に於て、シフトフォークの先端部に設けた取付孔の外側の上下方向に長穴を形成し、当該取付孔を挿通する回転爪の軸部の端部に、上記長穴の周壁に当接して回転爪の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段と、取付孔からの回転爪の脱落防止を図る脱落防止手段を設けたことを特徴とし、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の取付構造に於て、回転規制手段と脱落防止手段は、回転爪の軸部端部に固着され、シフトフォークの先端部に設けた長穴の周壁に当接可能なプレートであることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、変速機のギヤ選択を行うシフトフォークと回転爪の取付構造に関する。
従来周知のように、手動変速機に於てはシンクロスリーブ(以下、「スリーブ」という)の外周溝にシフトフォークを係合させ、シフトフォークを変速機軸方向に移動させることにより、スリーブを同方向に移動させて変速させるようになっている。
そして、従来、シフトフォークは、スリーブの外周溝に係合,当接する先端部(爪部)の摩耗を防止するため、高周波焼入れ処理を施したり、特許文献1に開示されるように耐摩耗性の焼結金属ピースを先端部に固着する等の方法が採られているが、大型車用手動変速機のシフトフォークでは、シンクロ性能の向上及び先端部の摩耗防止のため、銅合金製の回転爪が広く用いられている。
そして、従来、シフトフォークは、スリーブの外周溝に係合,当接する先端部(爪部)の摩耗を防止するため、高周波焼入れ処理を施したり、特許文献1に開示されるように耐摩耗性の焼結金属ピースを先端部に固着する等の方法が採られているが、大型車用手動変速機のシフトフォークでは、シンクロ性能の向上及び先端部の摩耗防止のため、銅合金製の回転爪が広く用いられている。
而して、この回転爪の採用により、シフト時の荷重でシフトフォークが撓んだ場合でも、スリーブへのシフト力をスリーブ中心よりスリーブに平行に入力することができるため、スリーブの傾きを防止することができる。これにより、円周上に3カ所あうるディテント力を均等に発生させることができると共に、シンクロリングを均等に押すことができるため、シンクロ性能が向上することとなる。
また、回転爪を採用することにより、回転爪に銅合金等の別材料を採用できることから、シフトフォークの先端部に一体で爪部を設けた場合と異なり、スリーブの摺動による摩耗の問題がなくなるため、価格が安い鋳鉄製のシフトフォークを採用することができる。
特開平9−196168号公報
ところが、従来、シフトフォークと回転爪は、単純にシフトフォークの先端部に設けた取付孔に回転爪の軸部を嵌め込む構造となっている。
このため、シフト機構をトランスミッションのカバーASSY(トランスミッションカバー)で構成している変速機では、回転爪が確実に組み込まれているか否かを目視し乍らの組み付けができず、回転爪の単純な嵌め込み方式では、組付時に回転爪が脱落したり、回転爪が回転して正しく装着することができないという問題があった。
このため、シフト機構をトランスミッションのカバーASSY(トランスミッションカバー)で構成している変速機では、回転爪が確実に組み込まれているか否かを目視し乍らの組み付けができず、回転爪の単純な嵌め込み方式では、組付時に回転爪が脱落したり、回転爪が回転して正しく装着することができないという問題があった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、シフト機構をカバーASSYで構成している変速機に於ても、組付時の回転爪の脱落を防止し、併せて回転爪の所定角度以上の回転を規制して、回転爪を正しく装着することのできるシフトフォークと回転爪の取付構造を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、シフトフォークの先端部に設けた取付孔に、回転爪の軸部を当該取付孔の内側から回転自在に挿通させたシフトフォークと回転爪の取付構造に於て、シフトフォークの先端部に設けた取付孔の外側の上下方向に長穴を形成し、当該取付孔を挿通する回転爪の軸部の端部に、上記長穴の周壁に当接して回転爪の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段と、取付孔からの回転爪の脱落防止を図る脱落防止手段を設けたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシフトフォークと回転爪の取付構造に於て、回転規制手段と脱落防止手段は、回転爪の軸部端部に固着され、シフトフォークの先端部に設けた長穴の周壁に当接可能なプレートであることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1に記載のシフトフォークと回転爪の取付構造に於て、回転規制手段と脱落防止手段は、回転爪の軸部端部に穴加工を施し、当該軸部端部を内側から長穴に沿って上下方向にかしめた凸部からなることを特徴とする。
更に、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシフトフォークと回転爪の取付構造に於て、回転爪の先端部を、シンクロスリーブの外周溝に係合容易な先細形状としたことを特徴とする。
請求項1乃至請求項3に係る発明によれば、シフト機構をカバーASSYで構成している変速機に於ても、組付時の回転爪の脱落を防止し、併せて回転爪の所定角度以上の回転を規制して回転爪を正しく装着することができるため、斯様にシフト機構をカバーASSYで構成している変速機のシフトフォークに回転爪を採用することができる利点を有する。
そして、請求項4に係る発明によれば、組付けに当たり回転爪が回転しても、スリーブへの組付けが容易となる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図7は請求項1,請求項2及び請求項4に係る発明の一実施形態を示し、図1に於て、1は鋳鉄製のシフトフォークで、従来と同様、シフトフォーク1は、図示しないシフトフォークシャフトの嵌挿孔3が形成されたボス部5と、当該ボス5から二股状に分岐したフォーク部7とからなり、図1及び図3に示すように両フォーク部7の先端部9に、断面円形状の取付孔11が同軸上に設けられている。
図1乃至図7は請求項1,請求項2及び請求項4に係る発明の一実施形態を示し、図1に於て、1は鋳鉄製のシフトフォークで、従来と同様、シフトフォーク1は、図示しないシフトフォークシャフトの嵌挿孔3が形成されたボス部5と、当該ボス5から二股状に分岐したフォーク部7とからなり、図1及び図3に示すように両フォーク部7の先端部9に、断面円形状の取付孔11が同軸上に設けられている。
そして、図3に示すように両取付孔11の内側から断面円形状の軸部13を挿通させて、先端部9に回転爪15が回転自在に取り付けられている。
図2乃至図4に示すように取付孔11が開口する先端部9の外側には、当該取付孔11の上下方向にエンドミル加工を施して、ある深さを持った長円形状の長穴17が設けられており、当該長穴17は前記取付孔11に比し短径寸法mが幅狭な形状となっている。
図2乃至図4に示すように取付孔11が開口する先端部9の外側には、当該取付孔11の上下方向にエンドミル加工を施して、ある深さを持った長円形状の長穴17が設けられており、当該長穴17は前記取付孔11に比し短径寸法mが幅狭な形状となっている。
一方、図3及び図5に示すように回転爪15は、銅合金で形成されたブロック状の爪本体19と、その中央に一体に突設された断面円形状の軸部13とで側面視T字状に形成されており、スリーブへの組付性を向上するため、爪本体19の上下の先端部21,23は先細形状とされている。そして、図2,図3及び図5に示すように上記取付孔11から突出する軸部13の端部に、前記長穴17の短径寸法mと同一幅を持った連通溝25が爪本体19の上下方向に沿ってフライス加工されると共に、軸部13の軸心に沿ってネジ孔27が設けられており、図3に示すように連通溝25の底部29は長穴17内に配置されている。
そして、図2及び図3に示すように上記連通溝25内に、前記長穴17に比し若干小さな図6の如き長円形状のプレート31が配置されて、前記ネジ孔27に螺着されたネジ33で固定されており、当該プレート31によって取付孔11(シフトフォーク1の先端部9)からの回転爪15の脱落防止が図られている。
また、既述したようにプレート31は長穴17に比し若干小さな長円形状とされているため、図2に示すように長穴17の周壁とプレート31との間には僅かな隙間nが存在する。このため、図7に示すように回転爪15は、斯かる隙間n分だけ軸部11の回転方向へ揺動可能で、長穴17の周壁にプレート31が当接して、回転爪15の一定の角度以上の回転が規制されるようになっている。
また、既述したようにプレート31は長穴17に比し若干小さな長円形状とされているため、図2に示すように長穴17の周壁とプレート31との間には僅かな隙間nが存在する。このため、図7に示すように回転爪15は、斯かる隙間n分だけ軸部11の回転方向へ揺動可能で、長穴17の周壁にプレート31が当接して、回転爪15の一定の角度以上の回転が規制されるようになっている。
その他、図6中、35はプレート31に形成されたネジ挿通孔である。
本実施形態はこのように構成されているから、シフトフォーク1への回転爪15の取付けは、前記取付孔11の内側から回転爪15の軸部13を取付孔11に挿通させて、図2及び図3に示すように取付孔11から突出する軸部13の端部の連通溝25と長穴17の中にプレート31をネジ止めすればよい。
本実施形態はこのように構成されているから、シフトフォーク1への回転爪15の取付けは、前記取付孔11の内側から回転爪15の軸部13を取付孔11に挿通させて、図2及び図3に示すように取付孔11から突出する軸部13の端部の連通溝25と長穴17の中にプレート31をネジ止めすればよい。
而して、斯様に回転爪15がシフトフォーク1に取り付くことで、プレート31によって取付孔11からの回転爪15の脱落防止が図られ、また、図7に示すように回転爪15は、長穴17の周壁とプレート31との間の僅かな隙間n分だけ軸部11の回転方向へ揺動すると共に、長穴17の周壁にプレート31が当接して回転爪15の一定の角度以上の回転が規制されることとなる。
そして、爪本体19の先端部21,23を先細形状としたことで、回転爪15が上述の如く隙間n分だけ揺動,回転しても、スリーブの外周溝に容易に組み付けることができる。
このように本実施形態は、回転爪15の軸部13の端部にプレート31をネジ止めし、このプレート31によって取付孔11からの回転爪15の脱落防止を図ると共に、当該プレート31が長穴17の周壁に当接して回転爪15の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段として機能させたので、本実施形態によれば、シフト機構をカバーASSYで構成している変速機に於ても、組付時の回転爪15の脱落を防止し、併せて回転爪15の所定角度以上の回転を規制して回転爪15を正しく装着することができ、この結果、斯様にシフト機構をカバーASSYで構成している変速機のシフトフォーク1に回転爪15を採用することができることとなった。
このように本実施形態は、回転爪15の軸部13の端部にプレート31をネジ止めし、このプレート31によって取付孔11からの回転爪15の脱落防止を図ると共に、当該プレート31が長穴17の周壁に当接して回転爪15の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段として機能させたので、本実施形態によれば、シフト機構をカバーASSYで構成している変速機に於ても、組付時の回転爪15の脱落を防止し、併せて回転爪15の所定角度以上の回転を規制して回転爪15を正しく装着することができ、この結果、斯様にシフト機構をカバーASSYで構成している変速機のシフトフォーク1に回転爪15を採用することができることとなった。
また、既述したように爪本体19の先端部21,23を先細形状としたことで、組付けに当たり回転爪15が上述の如く隙間n分だけ回転しても、スリーブの外周溝への組付けが容易となる利点を有する。
尚、前記長穴17及びプレート31は必ずしもは長円形状に限定されるものでなく、所期の目的を達成し得る形状であれば、適宜選択可能である。
尚、前記長穴17及びプレート31は必ずしもは長円形状に限定されるものでなく、所期の目的を達成し得る形状であれば、適宜選択可能である。
図8乃至図10は請求項1,請求項3及び請求項4の一実施形態に係るシフトフォークと回転爪の取付構造を示し、既述したように図1の実施形態では、回転爪15の軸部13にネジ止めしたプレート31に回転爪15の脱落防止機能と回転規制機能を持たせたが、本実施形態は斯かるプレート31に代え、回転爪の軸部端部を内側から長穴に沿って上下方向にかしめることで、回転爪の脱落防止と一定の角度以上の回転を規制したものである。
以下、本実施形態を図8乃至図10に基づいて説明するが、図1の実施形態と同一のものは同一符号を付してそれらの構造説明は省略する。
図8に於て、37はシフトフォーク1の取付孔11に取り付く回転爪で、図9に示すように回転爪37は、銅合金で形成されたブロック状の爪本体39と、その中央に一体に突設された断面円形状の軸部41とで側面視T字状に形成されており、爪本体39は前記爪本体19と同一形状に形成されて、その上下の先端部43,45は先細形状とされている。
図8に於て、37はシフトフォーク1の取付孔11に取り付く回転爪で、図9に示すように回転爪37は、銅合金で形成されたブロック状の爪本体39と、その中央に一体に突設された断面円形状の軸部41とで側面視T字状に形成されており、爪本体39は前記爪本体19と同一形状に形成されて、その上下の先端部43,45は先細形状とされている。
そして、図8及び図9に示すように本実施形態は、取付孔11から突出する軸部41の端部に穴加工を施して穴47を設けると共に、当該軸部41端部を内側から長穴17に沿って上下方向にかしめることで、長穴17の周壁に当接可能な2つの凸部49,51を突設している。そして、両凸部49,51によって、取付孔11(シフトフォーク1の先端部9)からの回転爪37の脱落防止が図られているが、図8の如く両凸部49,51と長穴17の周壁との間には僅かな隙間pが設けられており、図10に示すように回転爪37は斯かる隙間p分だけ軸部11の回転方向へ揺動可能で、長穴17の周壁に両凸部49,51が当接して、回転爪37の一定の角度以上の回転が規制されるようになっている。
本実施形態はこのように構成されているから、シフトフォーク1への回転爪37の取付けは、予め軸部41の端部に穴加工を施して穴47を設けておく。
そして、取付孔11の内側から回転爪37の軸部41を取付孔11に挿通させた後、図8及び図9に示すように取付孔11から突出する軸部41端部を内側から長穴17に沿って上下方向にかしめて、前記凸部49,51を突設すればよい。
そして、取付孔11の内側から回転爪37の軸部41を取付孔11に挿通させた後、図8及び図9に示すように取付孔11から突出する軸部41端部を内側から長穴17に沿って上下方向にかしめて、前記凸部49,51を突設すればよい。
而して、斯様に凸部49,51を突設することで、取付孔11からの回転爪37の脱落防止が図られ、また、図10に示すように回転爪37は、両凸部49,51と長穴17の周壁との間の僅かな隙間p分だけ軸部41の回転方向へ揺動すると共に、長穴17の周壁に凸部49,51が当接して回転爪37の一定の角度以上の回転が規制されることとなる。
そして、爪本体39の先端部43,45を先細形状としたことで、回転爪37が上述の如く隙間p分だけ揺動,回転しても、スリーブの外周溝に容易に組み付けることができる。
このように本実施形態は、回転爪37の軸部41の端部に突設した凸部49,51によって取付孔11からの回転爪37の脱落防止を図ると共に、当該凸部49,51が長穴17の周壁に当接して回転爪37の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段として機能するので、図1の実施形態と同様、本実施形態によっても、シフト機構をカバーASSYで構成している変速機のシフトフォーク1に回転爪37を採用することができることとなった。
このように本実施形態は、回転爪37の軸部41の端部に突設した凸部49,51によって取付孔11からの回転爪37の脱落防止を図ると共に、当該凸部49,51が長穴17の周壁に当接して回転爪37の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段として機能するので、図1の実施形態と同様、本実施形態によっても、シフト機構をカバーASSYで構成している変速機のシフトフォーク1に回転爪37を採用することができることとなった。
また、既述したように本実施形態も、爪本体39の先端部43,45を先細形状としたことで、組付けに当たり回転爪37が上述の如く隙間p分だけ回転しても、スリーブの外周溝への組付けが容易となる利点を有する。
1 シフトフォーク
3 嵌挿孔
5 ボス部
7 フォーク部
9 先端部
11 取付孔
13,41 軸部
15,37 回転爪
17 長穴
19,39 爪本体
25 連通溝
27 ネジ孔
31 プレート
47 穴
49,51 凸部
3 嵌挿孔
5 ボス部
7 フォーク部
9 先端部
11 取付孔
13,41 軸部
15,37 回転爪
17 長穴
19,39 爪本体
25 連通溝
27 ネジ孔
31 プレート
47 穴
49,51 凸部
Claims (4)
- シフトフォークの先端部に設けた取付孔に、回転爪の軸部を当該取付孔の内側から回転自在に挿通させたシフトフォークと回転爪の取付構造に於て、
シフトフォークの先端部に設けた取付孔の外側の上下方向に長穴を形成し、
当該取付孔を挿通する回転爪の軸部の端部に、上記長穴の周壁に当接して回転爪の一定の角度以上の回転を規制する回転規制手段と、取付孔からの回転爪の脱落防止を図る脱落防止手段を設けたことを特徴とするシフトフォークと回転爪の取付構造。 - 回転規制手段と脱落防止手段は、回転爪の軸部端部に固着され、シフトフォークの先端部に設けた長穴の周壁に当接可能なプレートであることを特徴とする請求項1に記載のシフトフォークと回転爪の取付構造。
- 回転規制手段と脱落防止手段は、回転爪の軸部端部に穴加工を施し、当該軸部端部を内側から長穴に沿って上下方向にかしめた凸部からなることを特徴とする請求項1に記載のシフトフォークと回転爪の取付構造。
- 回転爪の先端部を、シンクロスリーブの外周溝に係合容易な先細形状としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシフトフォークと回転爪の取付構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2005
- 2005-02-21 JP JP2005044199A patent/JP2006226502A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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