JP2006215667A - 電子機器およびその制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】テキスト表示機能やテキスト読み上げ音声出力機能を備えた小型携帯電子辞書などの電子機器で、ユーザ指定の任意の見出語や説明情報中のテキスト部分を、実音声と合成音声とを使用して統一された操作形態で分かりやすく適切に音声出力する。
【解決手段】検索見出語および説明情報が表示される検索情報表示画面G1で、当該検索見出語が音声辞書データにおいてネイティブ発音を録音した実音声を有する場合、見出語表示位置の先頭に「スピーカ」アイコン22を反転表示Hさせると共に「トゥルーボイス」アイコン23を表示させ「訳/決定」キー14dの入力に応じ前記実音声による見出語読み上げ音声を出力させ、前記検索見出語が実音声を持たない見出語である場合、「スピーカ」アイコン22と「トゥルーボイス」アイコン23の表示は無く当該見出語自身を反転表示Hさせ「訳/決定」キー14dの入力に応じ合成音声による見出語読み上げ音声を出力させる。
【選択図】 図6
【解決手段】検索見出語および説明情報が表示される検索情報表示画面G1で、当該検索見出語が音声辞書データにおいてネイティブ発音を録音した実音声を有する場合、見出語表示位置の先頭に「スピーカ」アイコン22を反転表示Hさせると共に「トゥルーボイス」アイコン23を表示させ「訳/決定」キー14dの入力に応じ前記実音声による見出語読み上げ音声を出力させ、前記検索見出語が実音声を持たない見出語である場合、「スピーカ」アイコン22と「トゥルーボイス」アイコン23の表示は無く当該見出語自身を反転表示Hさせ「訳/決定」キー14dの入力に応じ合成音声による見出語読み上げ音声を出力させる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、テキストの表示機能や表示されたテキストの読み上げ音声を出力する機能を備えた小型携帯電子辞書などの電子機器およびその制御プログラムに関する。
従来の電子機器において、表示されたテキストの読み上げ音声を出力するものは種々提案されている。
例えばその一つには、電子辞書などの小型携帯の電子機器で、例えば辞書検索されて表示された単語の読み上げ音声を出力できるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、近年のパーソナルコンピュータなどのように、テキスト表示を順次進めながら当該表示テキストの読み上げ音声を出力するための処理プログラムを組み込んだテキスト読み上げ装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
例えば電子辞書では、辞書データとして格納される単語毎にネイティブにより録音された音声データ(実音声)を対応付けて記憶しており、辞書検索によって見出語(単語)の訳など(説明情報)を表示させた場合に、この表示された単語に対応付けられて記憶されている実音声データを読み出して出力するものが開発されている。
特開平11−202751号公報
特開平07−064583号公報
しかしながら、前記従来の電子辞書のように、辞書データとして格納される膨大な数の単語毎にネイティブの発声した音声データを録音し対応付けして記憶させたのでは、その作業は非常に繁雑なものとなり、しかも音声データを記憶するためのメモリ容量も非常に大きなものが必要になる。
このため特に、小型、携帯、安価が要求される現状の電子辞書の製品では、辞書データに格納された数万語以上という膨大な見出語(単語)の全てではなく、予め厳選された見出語についてのみ音声データを録音記憶させて、その読み上げ音声の出力を可能としている。従って、厳選された見出語(単語)以外の見出語は勿論、各見出語の説明情報中の例文などのテキストについては、全く音声出力することができない問題がある。
一方、パーソナルコンピュータ(PC)などにおいて、テキストデータの読み上げ音声出力処理ソフトを使用して、当該PCにて扱う英文などのテキストデータについて合成音声を生成して音声出力可能ではあるが、ネイティブ録音による実音声データほどクリアでなく実用に即していないため、正確な単語の音声を学習するには不十分な問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、ユーザ指定の任意の見出語や説明情報中のテキスト部分を、実音声と合成音声とを使用して統一された操作形態で分かりやすく適切に音声出力することが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1(請求項7)に記載の電子機器(電子機器の制御プログラム)では、入力された見出語に対応して辞書記憶手段により記憶された当該見出語とその説明情報が辞書検索表示制御手段によって検索表示され、この検索表示された見出語とその説明情報の表示画面にあって、ユーザ操作に応じて音声の出力が指示されると、指定表示制御手段によって、表示中の見出語に対応した実音声が音声記憶手段により記憶されている場合は特定のマークが指定表示され、記憶されてない場合は表示中の見出語が指定表示される。そして、この指定表示制御手段により特定のマークが指定表示された場合は実音声出力制御手段によって表示中の見出語に対応して音声記憶手段により記憶されている実音声が出力され、また、表示中の見出語が指定表示された場合は合成音声出力制御手段によって当該見出語に対応した合成音声が生成されて出力される。
これによれば、一連の辞書検索操作に従い検索表示された見出語について、実音声を有する見出語である場合は実音声で、実音声を持たない見出語である場合は合成音声で、その読み上げ音声を出力でき、しかも実音声による音声出力かまたは合成音声による音声出力かをユーザに明確に報知することができる。
本発明の請求項2に記載の電子機器では、前記請求項1に記載の電子機器にあって、さらに、辞書検索表示制御手段により表示された見出語とその説明情報の表示画面にあって、指定表示制御手段による特定のマークまたは見出語に対する指定表示の位置を、ユーザ操作に応じて説明情報に含まれる任意の1文に対して移動させる指定位置移動制御手段を備え、合成音声出力制御手段は、指定位置移動制御手段により表示中の説明情報の1文が指定表示された場合は、当該一文に対応した合成音声を生成して出力させる一文音声出力制御手段を有することを特徴とする。
これによれば、一連の辞書検索操作に従った見出語とその説明情報の表示に続いて、当該説明情報中の任意の例文などを1文単位で容易に指定表示させ、その読み上げ音声を合成音声として生成出力できることになる。
本発明の請求項3に記載の電子機器では、前記請求項1または請求項2に記載の電子機器にあって、さらに、指定位置移動制御手段により移動された説明情報中の任意の一文に対する指定表示の先頭位置を、ユーザ操作に応じて前後に変更させる指定先頭位置変更制御手段を備え、合成音声出力制御手段は、指定先頭位置変更制御手段により表示中の説明情報の1文に対する指定表示の先頭位置が変更された場合は、当該一文の指定表示の先頭位置以降の部分に対応した合成音声を生成して出力させる部分音声出力制御手段を有することを特徴とする。
これによれば、辞書検索表示された見出語とその説明情報における任意の例文などの1文単位での指定表示に続いて、当該指定表示の先頭位置を例えば単語単位で文中の前後方向に容易に変更させ、この先頭位置変更後の指定表示に対応した部分の読み上げ音声を合成音声として生成出力できることになる。
本発明の請求項4に記載の電子機器では、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器にあって、さらに、指定表示制御手段により特定のマークが指定表示されるのに伴い、実音声の出力可能を示す実音声マークを表示させる実音声マーク表示制御手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、特定のマークだけでなく実音声マークの表示によって、現在検索表示中の見出語が実音声により音声出力可能であることを明確に報知できることになる。
本発明の請求項5に記載の電子機器では、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電子機器にあって、合成音声出力制御手段は、指定表示された音声出力対象の文字列中に記号が含まれる場合は当該記号を削除した文字列に対応した合成音声を生成して出力させることを特徴とする。
これによれば、指定表示された音声出力対象の文字列中に記号が含まれる場合、例えば文字列の単語に含まれる中点「・」やアポストロフィー「‘」などの記号は削除された後に当該文字列に対応した合成音声が生成出力されるので、指定表示された見出し語や例文あるいは例文の一部を適切な読み上げ音声にして出力できることになる。
本発明の請求項6に記載の電子機器では、前記請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子機器にあって、合成音声出力制御手段は、指定表示された音声出力対象の文字列中に括弧記号が含まれる場合は当該括弧記号の範囲を削除した文字列に対応した合成音声を生成して出力させることを特徴とする。
これによれば、指定表示された音声出力対象の文字列中に括弧記号が含まれる場合、例えば文字列に含まれる「()」や「[]」などの括弧記号による追加あるいは入れ替えを示す文字列範囲は削除された後に当該文字列に対応した合成音声が生成出力されるので、指定表示された例文あるいは例文の一部を適切な読み上げ音声にして出力できることになる。
本発明の請求項1(請求項7)に記載の電子機器(電子機器の制御プログラム)によれば、一連の辞書検索操作に従い検索表示された見出語について、実音声を有する見出語である場合は実音声で、実音声を持たない見出語である場合は合成音声で、その読み上げ音声を出力でき、しかも実音声による音声出力かまたは合成音声による音声出力かをユーザに明確に報知することができる。
本発明の請求項2に記載の電子機器によれば、前記請求項1に記載の電子機器にあって、一連の辞書検索操作に従った見出語とその説明情報の表示に続いて、当該説明情報中の任意の例文などを1文単位で容易に指定表示させ、その読み上げ音声を合成音声として生成出力できるようになる。
本発明の請求項3に記載の電子機器によれば、前記請求項1または請求項2に記載の電子機器にあって、辞書検索表示された見出語とその説明情報における任意の例文などの1文単位での指定表示に続いて、当該指定表示の先頭位置を例えば単語単位で文中の前後方向に容易に変更させ、この先頭位置変更後の指定表示に対応した部分の読み上げ音声を合成音声として生成出力できるようになる。
本発明の請求項4に記載の電子機器によれば、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器にあって、特定のマークだけでなく実音声マークの表示によって、現在検索表示中の見出語が実音声により音声出力可能であることを明確に報知できるようになる。
本発明の請求項5に記載の電子機器によれば、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電子機器にあって、指定表示された音声出力対象の文字列中に記号が含まれる場合、例えば文字列の単語に含まれる中点「・」やアポストロフィー「‘」などの記号は削除された後に当該文字列に対応した合成音声が生成出力されるので、指定表示された見出し語や例文あるいは例文の一部を適切な読み上げ音声にして出力できるようになる。
本発明の請求項6に記載の電子機器によれば、前記請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子機器にあって、指定表示された音声出力対象の文字列中に括弧記号が含まれる場合、例えば文字列に含まれる「()」や「[]」などの括弧記号による追加あるいは入れ替えを示す文字列範囲は削除された後に当該文字列に対応した合成音声が生成出力されるので、指定表示された例文あるいは例文の一部を適切な読み上げ音声にして出力できるようになる。
よって、本発明によれば、ユーザ指定の任意の見出語や説明情報中のテキスト部分を、実音声と合成音声とを使用して統一された操作形態で分かりやすく適切に音声出力することが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この携帯機器(電子辞書)10は、以下に説明する電子辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブックとして構成されるか、電子辞書専用の携帯機器として構成される。この携帯機器(電子辞書)10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム、または伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
CPU11は、プログラムROM12a内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはメモリカード13などの外部記憶媒体からプログラムROM12aに読み込まれた装置制御プログラム、あるいは図示しないインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)から通信機器を経由してプログラムROM12aに読み込まれた装置制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記プログラムROM12aに記憶された装置制御プログラムは、キーボード14やタッチパネル15である入力部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは外部接続されるEEPROM,RAM,ROMなどのメモリカード(記憶媒体)13との接続通信信号に応じて起動される。
前記CPU11には、前記プログラムROM12aの他、データベースROM12b、RAM12cが接続され、また前記メモリカード13、キーボード14、タッチパネル15が接続される他に、LCDからなる表示部17、音声出力用のアンプ18aを介したスピーカ18などが接続される。
そして、この携帯機器(電子辞書)10の電子回路は、電池電源Bによる電源回路19からの電圧供給によって駆動される。
図2は、前記携帯機器(電子辞書)10のプログラムROM12a、データベースROM12b、RAM12cに記憶されるデータの内容を示す図である。
プログラムROM12aに記憶される装置制御プログラムとしては、当該携帯機器(電子辞書)10の全体の動作を司るメイン処理プログラム12a1が記憶される他に、辞書データ(12b1)に基づいて入力文字に応じた見出語の検索表示およびその説明情報の検索表示を行うための辞書検索処理プログラム12a2、表示上で指定されたテキストデータをネイティブによる発音を録音した実音声または合成音声による読み上げ音声として出力させるための合成音声出力処理プログラム12a3、音声出力の対象であるテキストデータの文字列組合せや発音記号に従って各音素の合成音声データ(12b3)を合成してその読み上げ音声を生成し出力させるための音声合成処理プログラム12a4などが記憶される。
データベースROM12bには、英和辞書、英英辞書、和英辞書、国語辞書、漢和辞書独和辞書、仏和辞書などの各種の辞書データ12b1、ネイティブの発音により音声出力可能とすべき辞書データの厳選された見出語(および説明情報)について録音したネイティブ発音による実音声データを対応付けた音声辞書データ12b2、音声出力の対象として指定されたテキストデータに基づいて音声合成処理にて使用される各音素に対応させた合成音声データ12b3などが記憶される。
なお、データベースROM12bに記憶された辞書データ12b1や音声辞書データ12b2と同様に、メモリカード13に記憶された他の辞書データや音声辞書データを外部から入力して利用可能である。
RAM12cには、入力部16(14,15)から入力された文字データを記憶するための入力文字メモリ12c1、辞書検索処理(12a2)に従い検索された見出語やその説明情報を記憶するための検索見出語メモリ12c2、検索表示された見出語及びその説明情報の中でユーザ入力に応じて指定された単語や例文などの位置データを記憶する見出語情報指定位置メモリ12c3などが備えられる。
図3は、前記携帯機器(電子辞書)10の外観構成を示す正面図である。
この携帯機器(電子辞書)10は、例えば折り畳み式の筐体を有し、上下方向に開放した状態で上部側には透明タッチパネル15を重ねた表示部17、下部側にはキーボード14およびスピーカ18が配置される。
キーボード14には、電源の投入/遮断を行うための「ON/OFF」キー14a、各種別のメイン辞書を指定して入力見出語に対応する単語や説明情報の検索を行うための各辞書キー14b1,14b2,14b3,…、ひらがな,カタカナ,漢字,英数字を任意入力するための一連の文字入力キー14cが配列されると共に、選択データの決定/確定や選択見出語に対応した説明情報の読出し表示さらにその読み上げ音声出力を指示するための「訳/決定」キー16d、表示画面上でのデータ選択操作やスクロール操作を行うための上下左右方向の各カーソルキー14e、各種ページ操作の他、検索表示中の隣接見出語や隣接例文への切り替え指定操作を行うためのアップ・ダウンキー14f、反転表示Hによって指定されているテキストデータについて音声出力モードに設定するための「音声」キー14g、検索表示中の見出語・説明情報についての用例または解説を表示させるための「用例・解説」キー14h、シフトモードに設定するための「シフト」キー14i、処理ステップの戻りを指示するための「戻る」キー14jなどが備えられる。
この携帯機器(電子辞書)10では、辞書検索により表示された見出語及びその説明情報において、ユーザ操作により読み上げ音声の出力対象である単語や例文などのテキストデータが指定されると、当該テキストデータを実音声または合成音声によって順次音声出力させるもので、その際、読み上げ音声の出力対象であるテキストデータのユーザによる指定操作は、何れの単語・例文などに対しても統一的な操作で容易に行える一方で、当該ユーザ操作により指定されたテキストデータの音声出力が実音声で行われるか合成音声で行われるかをユーザに分かりやすく報知することができる。
次に、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能および音声出力機能について説明する。
図4は、前記携帯機器(電子辞書)10による辞書検索音声出力処理(その1)を示すフローチャートである。
図5は、前記携帯機器(電子辞書)10による辞書検索音声出力処理(その2)を示すフローチャートである。
図6は、前記携帯機器(電子辞書)10の辞書検索音声出力処理に伴う実音声データを有する見出語「get」に対応した検索情報表示画面G1の表示動作および音声発声動作を示す図である。
プログラムROM12aに記憶された辞書検索処理プログラム12a2が起動された状態で、キーボード14に対するユーザ操作に応じて検索対象となる文字が入力されRAM12c内の入力文字メモリ12c1に記憶されると(ステップS1)、この入力文字に対応する見出語がデータベースROM12bに記憶されている辞書データ12b1に基づき検索され、見出語一覧画面(図示せず)として表示部17に表示される(ステップS2)。
この見出語一覧画面の表示状態において、キーボード14に対するユーザ操作に応じたカーソル移動および「訳/決定」キー14dの操作入力によりユーザ所望の見出語(例えば「get」が選択されると(ステップS3)、この選択された見出語「get」とその説明情報が前記辞書データ12b1から読み出され検索見出語メモリ12c2に記憶されると共に、例えば図6(A)に示すように、検索情報表示画面G1として表示部17に表示される(ステップS4)。
この検索見出語「get」の検索情報表示画面G1にあって、音声出力モードに設定するべくキーボード14の「音声」キー14gの操作に応じたキー操作信号が入力されると(ステップS5)、図6(B)に示すように、検索情報表示画面G1上の辞書名欄に「音声」アイコン21が表示され、音声出力モードの選択中であることが報知される(ステップS6)。
そして、この検索情報表示画面G1にて検索表示されている見出語「get」が実音声データを有する見出語であるか否かが、例えばデータベースROM12b内の音声辞書データ12b2として登録されている見出語であるか否かに従い判断される(ステップS7)。
この見出語「get」の場合に、実音声データを有する見出語であると判断されると、図6(B)に示すように、当該見出語「get」の表示行の先頭に表示されている「スピーカ」アイコン22が反転表示Hされると共に、前記辞書名欄の「音声」アイコン21に隣接して「トゥルーボイス」アイコン23が表示され、現在検索表示中の見出語「get」が実音声データを有する検索見出語であること、およびこの場での「訳/決定」キー14dの操作によって実音声による出力が可能であることがユーザに報知される(ステップS7→S8)。
このような検索情報表示画面G1上での「スピーカ」アイコン22の反転表示Hおよび「トゥルーボイス」アイコン23の表示が行われている状態で、検索見出語「get」の実音声による音声出力を行わせるべく「訳/決定」キー14dが操作されると(ステップS9)、当該検索見出語「get」に対応付けられて音声辞書データ12b2に記憶されているネイティブ録音された実音声による読み上げ音声がスピーカ18から出力される(ステップS10)。
一方、前記図6(B)で示したように、「スピーカ」アイコン22が反転表示Hされている状態で、「右カーソル」キー14eRが操作されると、図6(C)に示すように、前記「トゥルーボイス」アイコン23は表示されずに、当該反転表示Hによる指定桁がカーソル操作の方向に移動されてその指定桁を含む一文のテキストデータ(この場合は「get」)が反転表示Hされる(ステップS14〜S17)。
このように検索情報表示画面G1上での検索見出語「get」そのものが反転表示Hされると共に「トゥルーボイス」アイコン23が表示されていない状態で、検索見出語「get」の音声出力を行わせるべく「訳/決定」キー14dが操作されると(ステップS18)、当該反転表示されたテキストデータ「get」が音声出力対象として抽出され(ステップS19)、音声合成処理(12a4)により当該テキストデータを読み上げる合成音声信号が生成され、アンプ18aを介してスピーカ18からその合成音声による読み上げ音声が出力される(ステップS20〜S22)。
この際、前記反転表示Hされて音声出力対象として抽出されたテキストデータの中に()や[]などの括弧部分が含まれている場合には該括弧部分は削除され(ステップS20)、また同反転表示Hされて音声出力対象として抽出されたテキストデータの中に中点「・」が含まれている場合には該中点も削除され(ステップS21)、読み上げ音声に不要な部分が削除されて合成音出力処理(ステップS22)される。
図7は、前記携帯機器(電子辞書)10の辞書検索音声出力処理に伴う実音声データを持たない見出語「education」に対応した検索情報表示画面G1の表示動作および音声発声動作を示す図である。
ユーザ所望の入力文字に応じて検索された見出語一覧画面の表示状態において(ステップS1,S2)、キーボード14に対するユーザ操作に応じたカーソル移動および「訳/決定」キー14dの操作入力によりユーザ所望の見出語(例えば「education」が選択されると(ステップS3)、この選択された見出語「education」とその説明情報が前記辞書データ12b1から読み出され検索見出語メモリ12c2に記憶されると共に、例えば図7(A)に示すように、検索情報表示画面G1として表示部17に表示される(ステップS4)。
この検索見出語「education」の検索情報表示画面G1にあって、音声出力モードに設定するべくキーボード14の「音声」キー14gの操作に応じたキー操作信号が入力されると(ステップS5)、図7(B)に示すように、検索情報表示画面G1上の辞書名欄に「音声」アイコン21が表示され、音声出力モードの選択中であることが報知される(ステップS6)。
そして、この検索情報表示画面G1にて検索表示されている見出語「education」が実音声データを持たない見出語であることが、例えばデータベースROM12b内の音声辞書データ12b2として登録されていない見出語であることで判断され(ステップS7)、図7(B)に示すように、当該検索情報表示画面G1にて表示中の見出語「education」が反転表示Hされる。この際「トゥルーボイス」アイコン23は表示されない(ステップS11)。
この検索情報表示画面G1上での検索見出語「education」が反転表示Hされると共に「トゥルーボイス」アイコン23が表示されていない状態で、その音声出力を行わせるべく「訳/決定」キー14dが操作されると(ステップS18)、当該反転表示されたテキストデータ「education」が音声出力対象として抽出され(ステップS19)、音声合成処理(12a4)により当該テキストデータを読み上げる合成音声信号が生成され、アンプ18aを介してスピーカ18からその合成音声による読み上げ音声が出力される(ステップS20〜S22)。
この際、前記反転表示Hされて音声出力対象として抽出されたテキストデータの中に()や[]などの括弧部分が含まれている場合には該括弧部分は削除され(ステップS20)、また同反転表示Hされて音声出力対象として抽出されたテキストデータの中に中点「・」が含まれている場合には該中点も削除され(ステップS21)、読み上げ音声に不要な部分が削除されて合成音出力処理(ステップS22)される。
一方、前記検索見出語「education」が反転表示Hされている状態で、「下カーソル」キー14eDが操作されると、図7(C)(D)に示すように、「トゥルーボイス」アイコン23は表示されず、当該反転表示Hによる指定行がカーソル操作の方向にその操作回数に応じた分だけ移動されてそれぞれその指定行を含む一文のテキストデータ(1回操作の場合には「the process … college」)(3回操作の場合には「Jody’s grandmother … school).」)が反転表示Hされる(ステップS12→S13)。
ここで、例えば図7(D)で示したように、検索情報表示画面G1上での検索見出語「education」の3つ目の例文「Jody’s grandmother … school).」が反転表示Hされると共に、「トゥルーボイス」アイコン23が表示されていない状態で、その音声出力を行わせるべく「訳/決定」キー14dが操作されると(ステップS18)、当該反転表示されたテキストデータ「Jody’s grandmother … school).」が音声出力対象として抽出され(ステップS19)、音声合成処理(12a4)により当該テキストデータを読み上げる合成音声信号が生成され、アンプ18aを介してスピーカ18からその合成音声による読み上げ音声が出力される(ステップS20〜S22)。
この際、前記反転表示Hされて音声出力対象として抽出されたテキストデータの中に()や[]などの括弧部分が含まれている場合には該括弧部分(この場合には「(=education in a school)」)は削除され(ステップS20)、また同反転表示Hされて音声出力対象として抽出されたテキストデータの中に中点「・」が含まれている場合には該中点も削除され(ステップS21)、読み上げ音声に不要な部分が削除されて合成音出力処理(ステップS22)される。
また、例えば図7(C)で示したように、検索情報表示画面G1上での検索見出語「education」の1つ目の例文「the process … college」が反転表示Hされている状態で、「右カーソル」キー14eRが操作されると、「トゥルーボイス」アイコン23は表示せずに、当該反転表示Hによる現在の指定桁「the」が当該カーソル操作の都度カーソル操作の右方向に移動され、例えば1回の右カーソル操作の場合には、図7(E)に示すように、1桁右の指定桁「process」を先頭に含む以降の一文のテキストデータ「process … college」が反転表示Hされる(ステップS14〜S17)。
ここで、前記「右カーソル」キー14eRにより指定の例文の先頭位置を任意に移動変更したテキストデータ「process … college」について、音声出力を行わせるべく「訳/決定」キー14dが操作されると(ステップS18)、当該反転表示されたテキストデータ「process … college」が音声出力対象として抽出され(ステップS19)、音声合成処理(12a4)により当該テキストデータを読み上げる合成音声信号が生成され、スピーカ18からその合成音声による読み上げ音声が出力される(ステップS20〜S22)。
このように、特に例文などを指定してその読み上げ音声を出力させたい場合には、「右カーソル」キー14eRの操作によってその読み上げ音声の出力開始桁(先頭単語)を所望の位置に容易に変更して音声出力させることができる。
なお、前記検索情報表示画面G1上での反転表示Hによる読み上げ音声出力対象の指定位置を「右カーソル」キー14eRの操作によって移動変更させている状態で、当該反転表示Hによる指定位置が表示中の検索見出語情報の末尾を超えて先頭に戻った際に、その指定位置が、例えば図6(A)(B)で示したように、実音声データを有する見出語に応じた検索情報表示画面G1上の「スピーカ」アイコン22の位置であると判断された場合には(ステップS14〜S16)、前記ステップS8〜S10の処理に移行され、当該「スピーカ」アイコン22の反転表示Hおよび「トゥルーボイス」アイコン23の表示処理と共に「訳/決定」キー14dの操作に応じた現在検索見出語の実音声による読み上げ音声出力処理が実行される。
一方、例えば前記図7(A)で示した、見出語「education」の検索情報表示画面G1にあって(ステップS1〜S4)、「シフト」キー14i+「音声」キー14gの操作入力によって検索見出語情報における説明情報1単語毎の音声出力[単語音声]が指示されたと判断されると(ステップS5→S23)、図7(F)に示すように、検索情報表示画面G1上の辞書名欄に「音声」アイコン21が表示され、音声出力モードの選択中であることが報知される(ステップS24)。
そして、この検索情報表示画面G1での検索見出語「education」が実音声データを有する見出語であるか否かが判断され(ステップS25)、当該検索見出語「education」が実音声データを持たない見出語であると判断されると、図7(F)に示すように、当該検索情報表示画面G1にて表示中にある説明情報の先頭単語「the」が反転表示Hされる。この際「トゥルーボイス」アイコン23は表示されない(ステップS26)。
このような[単語音声]指定時の検索情報表示画面G1における説明情報先頭単語「the」が反転表示Hされた状態で、「下カーソル」キー14eDが操作されると、「トゥルーボイス」アイコン23は表示されず、当該反転表示Hのある指定行がカーソル操作の方向にその操作回数に応じた分だけ移動されてその移動先の行の先頭に位置する単語が反転表示Hされる(ステップS27→S28)。
一方、「右カーソル」キー14eRが操作されると、「トゥルーボイス」アイコン23は表示されず、当該反転表示Hによる現在の単語の指定桁が当該カーソル操作の都度カーソル操作の右方向の単語に移動され、例えば1回の右カーソル操作の場合には、1つ右隣の単語が反転表示Hされる(ステップS29〜S32)。
ここで、例えば図7(F)で示したように、検索情報表示画面G1上での検索見出語「education」の1つ目の例文における先頭単語「the」が反転表示Hされると共に「トゥルーボイス」アイコン23が表示されていない状態で、その音声出力を行わせるべく「訳/決定」キー14dが操作されると(ステップS33)、当該反転表示された単語のテキストデータ「the」が音声出力対象として抽出され(ステップS34)、音声合成処理(12a4)により当該テキストデータを読み上げる合成音声信号が生成され、スピーカ18からその合成音声による単語読み上げ音声が出力される(ステップS35,S36)。
この際、前記反転表示Hされて音声出力対象として抽出された単語のテキストデータの中に中点「・」が含まれている場合には該中点のデータは削除され(ステップS35)、読み上げ音声に不要な部分が削除されて合成音出力処理(ステップS36)される。
このように、検索表示された説明情報中にある任意の単語を指定してその読み上げ音声を出力させたい場合には、「下カーソルキー」14eDの操作によって反転表示Hによる単語の指定行を移動させると共に、「右カーソル」キー14eRの操作によって該指定行中にある任意の単語まで反転表示Hの桁位置を容易に移動させ、この反転表示Hによる指定単語の読み上げ音声を合成音声として出力させることができる。
一方、任意の見出語の検索情報表示画面G1にあって(ステップS1〜S4)、「シフト」キー14i+「音声」キー14gの操作入力によって検索見出語情報における説明情報1単語毎の音声出力[単語音声]が指示されたと判断された場合であっても(ステップS5→S23)、当該検索見出語が音声辞書データ12b2にて実音声データを有する見出語であると判断された場合には(ステップS25(Yes))、当該検索見出語の表示行の先頭に表示されている「スピーカ」アイコン22が反転表示Hされると共に、ステップS24にて表示された「音声」アイコン21に隣接して「トゥルーボイス」アイコン23が表示され、現在検索表示中の見出語が実音声データを有する検索見出語であること、およびこの場での「訳/決定」キー14dの操作によって実音声による出力が可能であることがユーザに報知される(ステップS25→S37)。
そして、「訳/決定」キー14dが操作されると(ステップS38)、当該検索見出語に対応付けられて音声辞書データ12b2に記憶されているネイティブ録音された実音声による読み上げ音声がスピーカ18から出力される(ステップS39)。
ここで、「下カーソルキー」14eDや「右カーソルキー」14eRが操作されると、前記ステップS27〜S32の処理に移行され、現在の検索情報表示画面G1での説明情報中における反転表示Hの行桁位置が任意に移動されてユーザ所望の単語が読み上げ音声出力対象の単語として指定表示される。この際「トゥルーボイス」アイコン23は表示されない。
そして、「訳/決定」キー14dが操作されることで(ステップS33)、当該反転表示Hにより指定された説明情報中にある単語の読み上げ合成音声が生成されスピーカ18から出力される(ステップS34〜S36)。
なお、前記検索情報表示画面G1上での反転表示Hによる読み上げ音声出力対象の単語指定位置を「右カーソル」キー14eRの操作によって移動変更させている状態で、当該反転表示Hによる単語指定位置が表示中の検索見出語情報の末尾を超えて先頭に戻った際に、その指定位置が、例えば図6(A)(B)で示したように、実音声データを有する見出語に応じた検索情報表示画面G1上の「スピーカ」アイコン22の位置であると判断された場合には(ステップS29〜S31)、前記ステップS37〜S39の処理に移行され、当該「スピーカ」アイコン22の反転表示Hおよび「トゥルーボイス」アイコン23の表示処理と共に「訳/決定」キー14dの操作に応じた現在検索見出語の実音声による読み上げ音声出力処理が実行される。
図8は、前記携帯機器(電子辞書)10の辞書検索音声出力処理に伴う見出語「get」に対応した検索用例表示画面G2の表示動作を示す図である。
このような検索用例表示画面G2にあって、読み上げ音声出力対象の用例を指定表示するための反転表示Hの位置は、「下カーソルキー」14eDの操作に応じて、図8(A)(B)に示すように、行方向にある次の用例へと順次移動表示されるが、この際、例文中の単語間スペース、括弧「()」「[]」、中点「・」、アポストロフィー「‘」は無視され、その1文のテキストデータが反転表示Hにより指定される(ステップS12→S13)。
図9は、前記携帯機器(電子辞書)10の辞書検索音声出力処理に伴う検索情報表示画面G1や検索用例表示画面G2での音声出力対象テキストの反転表示Hによる指定状態とその合成音声出力との関係を示す図である。
すなわち、図9(A)に示すように、検索用例表示画面G2において、「トゥルーボイス」アイコン23は表示されず、反転表示Hされた音声出力対象である1文のテキストデータ「He took … shelf.」は、その「He」から「shelf」まで読み上げ合成音声が生成されて出力される(ステップS18〜S22)。
そして、図9(B)に示すように、検索情報表示画面G1において、「トゥルーボイス」アイコン23は表示されず、反転表示Hされた音声出力対象である見出語のテキストデータ「get・at・a-ble」は、その「・」と「−」が削除された読み上げ合成音声が生成されて出力される(ステップS18〜S22)。
また、図9(C)に示すように、検索用例表示画面G2において、「トゥルーボイス」アイコン23は表示されず、反転表示Hされた音声出力対象である1文のテキストデータ「take notes … lecture.」は、その「[]」の部分である「[at]」が削除された読み上げ合成音声が生成されて出力される(ステップS18〜S22)。
したがって、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能および音声出力機能によれば、任意の見出語をキー入力して辞書データ12b1に基づき検索させ、その検索された見出語および説明情報が表示される検索情報表示画面G1にあって、当該検索見出語が音声辞書データ12b2においてネイティブ発音を録音した実音声データを有する見出語である場合には、見出語表示位置の先頭に「スピーカ」アイコン22を反転表示Hさせると共に「トゥルーボイス」アイコン23を表示させ、「訳/決定」キー14dの操作入力に応じて前記実音声データによる見出語読み上げ音声を出力させ、一方、前記検索見出語が音声辞書データ12b2において実音声データを持たない見出語である場合には、「スピーカ」アイコン22と「トゥルーボイス」アイコン23の表示は無く当該見出語そのものを反転表示Hさせ、「訳/決定」キー14dの操作入力に応じて合成音声による見出語読み上げ音声を出力させるので、実音声を有する見出語と有さない見出語とで異なる手順による検索操作や音声出力操作を要することなく、実音声による読み上げ音声出力であるか、または合成音声による読み上げ音声出力であるかをユーザに明確に報知できるようになる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能および音声出力機能によれば、検索された見出語の読み上げ音声出力の後、上下左右の「カーソル」キー14eの操作入力に応じて検索情報表示画面G1上での反転表示Hによる音声出力対象のテキスト指定位置を説明情報中の各文単位で行桁方向に任意に移動させ、「訳/決定」キー14dの操作入力に応じて合成音声による読み上げ音声を出力させるので、「スピーカ」アイコン22ではない任意のテキストの1文が反転表示Hされ、しかも「トゥルーボイス」アイコン23が表示されないことで、合成音声による読み上げ音声であることをユーザに明確に報知しつつ当該反転表示Hで指定された1文のテキストを音声合成出力できるようになる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能および音声出力機能によれば、「トゥルーボイス」アイコン23は、実音声データを有する検索見出語であることを報知する「スピーカ」アイコン22を反転表示Hさせて指定するのに伴い表示されるので、その状態で検索見出語の実音声による読み上げ音声出力可能であることを明確に報知することができる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能および音声出力機能によれば、検索見出語の説明情報を文単位で反転表示Hさせて音声出力対象として指定した状態では、「左右カーソル」キー14eL,14eRの操作入力に応じて当該反転表示Hの先頭位置が桁方向に単語単位で移動変更表示されるので、当該指定の1文における読み上げ音声の出力開始位置を任意に変更操作してその一部のみ音声出力させることができる。
さらに、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能および音声出力機能によれば、例えば検索情報表示画面G1上にて反転表示Hにより指定された音声出力対象である単語や例文などのテキストデータについて、単語中に含まれる中点「・」などの記号や例文中に含まれる「()」「[]」などの囲み記号の部分は削除されて合成音声が生成出力されるので、指定されたテキストデータの読み上げに不要な部分を除外した正しい合成音声を出力することができる。
なお、前記実施形態の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能および音声出力機能では、主に英語に関する辞書データ12b1や音声辞書データ12b2に従った見出語検索とその表示動作や指定のテキストデータについて実音声がある場合ない場合それぞれの読み上げ音声の出力動作について説明したが、次の図10に示すように、独語に関する見出語検索に伴い読み上げ音声を出力させる場合には、例えば独語検索用例表示画面G3にあって、「音声」アイコン21の表示および「スピーカ」アイコン22の反転表示Hとこれに伴う「トゥルーボイス」アイコン23の表示を固定のものとして設定し、独語辞書データの場合には検索見出語の単語のみを実音声のみにより読み上げ音声出力可能な構成とする。
図10は、前記携帯機器(電子辞書)10の独語に関する辞書検索音声出力処理に伴う見出語「gut」に対応した独語検索用例表示画面G3の表示動作を示す図である。
すなわち、この独語検索用例表示画面G3では、「音声」アイコン21の表示および「スピーカ」アイコン22の反転表示Hとこれに伴う「トゥルーボイス」アイコン23の表示を固定のものとし、検索見出語の単語のみを実音声のみにより読み上げ音声出力可能な構成とすることで、独語の単語そのものや例文を任意に指定してそのアルファベットの綴りに応じた英語読みでの合成音声出力が成されてしまうのを防止する。
なお、前記各実施形態において記載した携帯機器(電子辞書)10による各処理の手法、すなわち、図4のフローチャートに示す辞書検索音声出力処理(その1)、図5のフローチャートに示す辞書検索音声出力処理(その2)等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)13、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体に格納して配布することができる。そして、辞書のデータベース(12b)を有する種々のコンピュータ端末は、この外部記憶媒体に記憶されたプログラムをプログラムROM12aに読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した辞書検索・音声出力機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ)から前記のプログラムデータを取り込み、前述した辞書検索・音声出力機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …携帯機器(電子辞書)
11 …CPU
12a…プログラムROM
12a1…メイン処理プログラム
12a2…辞書検索処理プログラム
12a3…合成音声出力処理プログラム
12a4…音声合成処理プログラム
12b…データベースROM
12b1…辞書データ
12b2…音声辞書データ
12b3…合成音声データ
12c…RAM
12c1…入力文字メモリ
12c2…検索見出語メモリ
12c3…見出語情報指定位置メモリ
13 …メモリカード
14 …キーボード(Key)
14a…「ON/OFF」キー
14bn…各辞書キー
14c…文字入力キー
14d…「訳/決定」キー
14e…各カーソルキー
14f…アップ・ダウンキー
14g…「音声」キー
14h…「用例・解説」キー
14i…「シフト」キー
14j…「戻る」キー
15 …タッチパネル
16 …入力部
17 …表示部(LCD)
18 …スピーカ
18a…アンプ(Amp)
19 …電源回路
21 …「音声」アイコン
22 …「スピーカ」アイコン
23 …「トゥルーボイス」アイコン
B …電池電源
G1…検索情報表示画面
G2…検索用例表示画面
G3…独語検索用例表示画面
H …反転指示表示
11 …CPU
12a…プログラムROM
12a1…メイン処理プログラム
12a2…辞書検索処理プログラム
12a3…合成音声出力処理プログラム
12a4…音声合成処理プログラム
12b…データベースROM
12b1…辞書データ
12b2…音声辞書データ
12b3…合成音声データ
12c…RAM
12c1…入力文字メモリ
12c2…検索見出語メモリ
12c3…見出語情報指定位置メモリ
13 …メモリカード
14 …キーボード(Key)
14a…「ON/OFF」キー
14bn…各辞書キー
14c…文字入力キー
14d…「訳/決定」キー
14e…各カーソルキー
14f…アップ・ダウンキー
14g…「音声」キー
14h…「用例・解説」キー
14i…「シフト」キー
14j…「戻る」キー
15 …タッチパネル
16 …入力部
17 …表示部(LCD)
18 …スピーカ
18a…アンプ(Amp)
19 …電源回路
21 …「音声」アイコン
22 …「スピーカ」アイコン
23 …「トゥルーボイス」アイコン
B …電池電源
G1…検索情報表示画面
G2…検索用例表示画面
G3…独語検索用例表示画面
H …反転指示表示
Claims (7)
- 見出語とその説明情報とを対応付けて記憶する辞書記憶手段と、
この辞書記憶手段により記憶された見出語のうち予め定められた見出語に対応した実音声を記憶する音声記憶手段と、
入力された見出語に対応して前記辞書記憶手段により記憶された当該見出語とその説明情報を検索して表示させる辞書検索表示制御手段と、
ユーザ操作に応じて音声の出力を指示する音声出力指示手段と、
前記辞書検索表示制御手段により表示された見出語とその説明情報の表示画面にあって、前記音声出力指示手段により音声の出力が指示された際に、表示中の見出語に対応した実音声が前記音声記憶手段により記憶されている場合には特定のマークを指定表示させ、記憶されてない場合には表示中の見出語を指定表示させる指定表示制御手段と、
この指定表示制御手段により特定のマークが指定表示された場合は表示中の見出語に対応して前記音声記憶手段により記憶されている実音声を出力させる実音声出力制御手段と、
前記指定表示制御手段により表示中の見出語が指定表示された場合は当該見出語に対応した合成音声を生成して出力させる合成音声出力制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - さらに、
前記辞書検索表示制御手段により表示された見出語とその説明情報の表示画面にあって、前記指定表示制御手段による特定のマークまたは見出語に対する指定表示の位置を、ユーザ操作に応じて説明情報に含まれる任意の1文に対して移動させる指定位置移動制御手段を備え、
前記合成音声出力制御手段は、前記指定位置移動制御手段により表示中の説明情報の1文が指定表示された場合は、当該一文に対応した合成音声を生成して出力させる一文音声出力制御手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - さらに、
前記指定位置移動制御手段により移動された説明情報中の任意の一文に対する指定表示の先頭位置を、ユーザ操作に応じて前後に変更させる指定先頭位置変更制御手段を備え、
前記合成音声出力制御手段は、前記指定先頭位置変更制御手段により表示中の説明情報の1文に対する指定表示の先頭位置が変更された場合は、当該一文の指定表示の先頭位置以降の部分に対応した合成音声を生成して出力させる部分音声出力制御手段を有する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。 - さらに、
前記指定表示制御手段により特定のマークが指定表示されるのに伴い、実音声の出力可能を示す実音声マークを表示させる実音声マーク表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器。 - 前記合成音声出力制御手段は、指定表示された音声出力対象の文字列中に記号が含まれる場合は当該記号を削除した文字列に対応した合成音声を生成して出力させることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電子機器。
- 前記合成音声出力制御手段は、指定表示された音声出力対象の文字列中に括弧記号が含まれる場合は当該括弧記号の範囲を削除した文字列に対応した合成音声を生成して出力させることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子機器。
- 見出語とその説明情報とを対応付けて記憶する辞書記憶手段と、この辞書記憶手段により記憶された見出語のうち予め定められた見出語に対応した実音声を記憶する音声記憶手段とを備えた電子機器のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
前記コンピュータを、
入力された見出語に対応して前記辞書記憶手段により記憶された当該見出語とその説明情報を検索して表示させる辞書検索表示制御手段、
この辞書検索表示制御手段により表示された見出語とその説明情報の表示画面にあって、ユーザ操作に応じて音声の出力が指示された際に、表示中の見出語に対応した実音声が前記音声記憶手段により記憶されている場合には特定のマークを指定表示させ、記憶されてない場合には表示中の見出語を指定表示させる指定表示制御手段、
この指定表示制御手段により特定のマークが指定表示された場合は表示中の見出語に対応して前記音声記憶手段により記憶されている実音声を出力させる実音声出力制御手段、
前記指定表示制御手段により表示中の見出語が指定表示された場合は当該見出語に対応した合成音声を生成して出力させる合成音声出力制御手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能な電子機器の制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005025652A JP2006215667A (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 電子機器およびその制御プログラム |
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