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JP2006186639A - 電子機器 - Google Patents

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JP2006186639A
JP2006186639A JP2004377783A JP2004377783A JP2006186639A JP 2006186639 A JP2006186639 A JP 2006186639A JP 2004377783 A JP2004377783 A JP 2004377783A JP 2004377783 A JP2004377783 A JP 2004377783A JP 2006186639 A JP2006186639 A JP 2006186639A
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electronic device
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JP2004377783A
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Shiro Arita
史郎 有田
Takashi Moriguchi
隆 森口
Takeshi Tomatsu
健 戸松
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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Abstract

【課題】 電子部品の小型化や薄型化に頼ることなく、電子機器の薄型化を図ることができるようにする。
【解決手段】 2つのケース部材17,19を互いに厚さ方向に結合してなる筐体2と、前記2つのケース部材17,19の間に配される回路基板21と、該回路基板21と厚さ方向に重ならないように配され、前記回路基板21と電気的に接続される電子部品13と、一方のケース部材17に形成され、前記電子部品13を収容する保持部25と、前記回路基板21に対向する前記他方のケース部材19の内面19aから前記一方のケース部材17に向けて突出する突起部33とを備え、前記2つのケース部材17,19を結合した状態において、前記突起部33が他方のケース部材19側から前記一方のケース部材17側に向けて前記電子部品13を押さえつけるように構成した電子機器を提供する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、筐体内部に回路基板とこれに電気的に接続される電子部品とを収納した電子機器に関する。
従来、電子機器には、筐体内部に配された回路基板の表面にマイクロフォン等の電子部品を搭載したものがある(例えば、特許文献1参照。)。この種の電子機器、特に、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ等の携行可能な携帯電子機器では、その小型化や薄型化が求められている。
特開平4−61991号公報
しかしながら、上記従来の電子機器では、電子部品を回路基板の表面に配していたため、電子機器の薄型化を図る際には電子部品の小型化や薄型化が不可欠となり、その改善は困難であるという問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、電子部品の小型化や薄型化に頼ることなく、電子機器の薄型化を図ることができる電子機器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る電子機器は、2つのケース部材を互いに厚さ方向に結合してなる筐体と、前記2つのケース部材の間に配される回路基板と、該回路基板と厚さ方向に重ならないように配され、前記回路基板と電気的に接続される電子部品と、一方のケース部材に形成され、前記電子部品を収容する保持部と、前記回路基板に対向する前記他方のケース部材の内面から前記一方のケース部材に向けて突出する突起部とを備え、前記2つのケース部材を結合した状態において、前記突起部が他方のケース部材側から前記一方のケース部材側に向けて前記電子部品を押さえつけることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記突起部が、前記他方のケース部材に一体的に形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器は、前記電子部品と前記突起部との間に、前記回路基板と前記電子部品との電気接続用の配線を支持する接点ホルダーが配されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記配線が、前記他方のケース部材の内面に対向する前記回路基板の表面に電気接続されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器は、前記配線が、導電性を有する弾性変形可能な板状部材からなり、前記厚さ方向のうち、前記他方のケース部材側に湾曲する湾曲部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記突起部が、前記他方のケース部材の内面に貼り付けられた導電性を有する板金部材からなり、前記電子部品には導電シートが取り付けられ、前記突起部が前記導電シートに接触すると共に、前記板金部材が前記回路基板に形成されたグランドパターンに接触していることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器は、前記電子部品と前記保持部との間に、弾性変形可能な弾性体が配されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記保持部若しくは前記弾性体の少なくとも一方に、これらを相互に係合させる係止部が形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器は、前記電子部品と前記回路基板に対向する前記一方のケース部材の内面との間に、弾性変形可能な弾性体が配されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記回路基板には、その厚さ方向に貫通する貫通孔が形成され、該貫通孔に前記電子部品を挿通させることを特徴とする。
この発明によれば、電子部品を保持部に収容すると共に、他方のケース部材に設けられた突起部により他方のケース部材側から一方のケース部材側に押圧することで、電子部品の厚さ方向への移動を規制することができる。
また、厚さ方向に関する筐体内部の隙間が、筐体の外観意匠に伴って変化しても、電子部品が回路基板と厚さ方向に重ならない位置に配されるため、電子部品の小型化や薄型化に頼ることなく、電子機器の薄型化を容易に図ることができる。
図1から図5は本発明に係る第1の実施形態を示しており、ここで説明する実施の形態は、この発明を携帯電話機に適用した場合のものである。
図1に示すように、この実施の形態に係る携帯電話機(電子機器)1は、第1の筐体2と、この第1の筐体2の厚さ方向に重ね合わせ可能な第2の筐体3と、これら2つの筐体2,3を相互に折り畳み自在に連結するヒンジ部5とを備えている。なお、ヒンジ部5は、2つの筐体2,3の各端部2a,3a(以下、基端部2a,3aと呼ぶ。)同士を連結するように配されている。
第2の筐体3の内部には、LCD(Liquid Crystal Display)等、表面に各種情報を表示する表示面7aを有する表示部7及び通話用のスピーカ部9が設けられている。表示部7の表示面7aは、2つの筐体2,3を相互に重ね合わせた状態において第1の筐体2に対向する第2の筐体3の対向面3cから外方に露出している。スピーカ部9は、基端部3aとは反対側に位置する第2の筐体3の先端部3bに配されており、第2の筐体3の対向面3cから第2の筐体3の内部空間に貫通する開口部3dを介して外方に露出している。
第1の筐体2の内部には、通話キー、終話キー等の各種の押圧可能な操作キーからなる操作部11及び通話用のマイクロフォン部(電子部品)13が設けられている。操作部11は、2つの筐体2,3を相互に重ね合わせた状態において第2の筐体3に対向する第1の筐体2の対向面2cから外方に露出している。マイクロフォン部13は、基端部2aとは反対側に位置する第1の筐体2の先端部2bに配されており、第1の筐体2の対向面2cから第1の筐体2の内部空間に貫通する開口部2dを介して外方に露出している。なお、図中の符号16は、基地局と無線通信を行うためのアンテナである。
この第1の筐体2は、第1の筐体2の対向面2c側を構成するフロントケース(一方のケース部材)17、及び、第1の筐体2の外面2e側を構成するリアケース(他方のケース部材)19を備えている。これらフロントケース17及びリアケース19は、互いに第1の筐体2の厚さ方向に結合可能となっている。
これらフロントケース17及びリアケース19の間には、図2,3に示すように、前述した操作部11、マイクロフォン部13及びアンテナ16に電気接続される回路基板21が配されている。この回路基板21には、操作部11やマイクロフォン部13を制御するための電子部品等(不図示)が搭載されており、また、その厚さ方向に貫通する貫通孔21aが形成されている。
フロントケース17の開口部2dの周囲に位置するフロントケース17の内面17aには、略円柱状のマイクロフォン部13を囲む略円筒状の突出壁部23が突出して形成されている。この突出壁部23の内周面23aは、フロントケース17の内面17aと共にマイクロフォン部13を収容する収容凹部(保持部)25を構成している。これらマイクロフォン部13及び突出壁部23は、回路基板21の貫通孔21aに挿通されているようになっている。
マイクロフォン部13と収容凹部25の内周面23a及び内面17aとの間には、弾性変形可能なゴム等からなる緩衝部材(弾性体)27が配されている。この緩衝部材27は、略有底筒状に形成されると共に、その底部に貫通孔27aを有してなるものである。マイクロフォン部13は、この緩衝部材27の内部に収容されており、この収容状態において緩衝部材27から抜け落ちないようになっている。
また、緩衝部材27の外周面27bには突起(係止部)29が形成され、突出壁部23の内周面23aには突起29に係合する凹部(係止部)31が形成されている。マイクロフォン部13を収容凹部25内に収容した状態においては、緩衝部材27の突起29と突出壁部23の凹部31とが相互に係合して、マイクロフォン部13が収容凹部25から抜け落ちることを防止している。すなわち、マイクロフォン部13を収容凹部25内に収容した状態においては、マイクロフォン部13の厚さ方向の一端面13aが、緩衝部材27の貫通孔27a及びフロントケース17の開口部2dを通じて筐体2の外方に露出すると共に、フロントケース17に対するマイクロフォン部13の移動が規制される。
回路基板21に対向するリアケース19の内面19aには、フロントケース17側に向けて突出するリブ(突起部)33が一体的に形成されており、フロントケース17及びリアケース19を結合した状態において、フロントケース17側に向けてマイクロフォン部13を押さえつける役割を果たしている。
このリブ33の先端と収容凹部25内に配されたマイクロフォン部13との間には、マイクロフォン部13と回路基板21とを電気的に接続するための接続ユニット35が配されている。この接続ユニット35は、図4,5に示すように、マイクロフォン部13と回路基板21とを電気的に接続させる一対の配線37,39と、これら一対の配線37,39を所定の位置に保持するように支持する接点ホルダー41とを備えている。
各配線37,39は、導電性を有すると共に弾性変形可能な板状部材から形成されている。各配線37,39の長手方向の両端部37a,37b,39a,39bは、略同一平面上に配されるようになっており、各配線37,39の中途部は、板状部材の厚さ方向に湾曲する略U字状の湾曲部37c,39cとなっている。また、各配線37,39の長手方向の一端部37a,39aは、前述した回路基板21のパターンに接続されるようになっている。さらに、各配線部37,39の他端部37b,39bは、接点ホルダー41に取り付けられる部分であり、前述したマイクロフォン部13と電気的に接続されるようになっている。
接点ホルダー41は、略円板状に形成され、その厚さ方向の一端面41aには溝41b,41cが形成されている。各溝41b,41cは、各配線37,39の他端部37b、39bを収容し、各配線37,39を接点ホルダー41に対して所定位置に保持する役割を果たすものである。なお、各配線37,39は、その湾曲部37c,39cが接点ホルダー41の一端面41aから他端面41dに向けて延びるように溝41b,41cに収容される。
このように構成された接続ユニット35は、図2に示すように、接点ホルダー41が回路基板21の貫通孔21aからマイクロフォン部13を臨むように配され、配線37,39の一端部37a,39aをリアケース19の内面19aに対向する回路基板21の表面21bのパターンに半田等により固定することにより、回路基板21に取り付けられる。
また、マイクロフォン部13及び突出壁部23を回路基板21の貫通孔21aに挿通させた状態においては、接点ホルダー41の一端面41a側に配された配線37,39の他端部37b,39bが、マイクロフォン部13の他端面13bに接触する。これにより、マイクロフォン部13と回路基板21とが電気的に接続されることになる。
さらに、フロントケース17及びリアケース19を結合した状態においては、リブ33の先端が接点ホルダー41の他端面41dに当接し、接点ホルダー41及びマイクロフォン部13をフロントケース17側に押さえつけることになる。また、この状態においては、各配線37,39の湾曲部37c,39cがリアケース19側に湾曲するように配され、この湾曲部37c,39cによって配線37,39が突出壁部23を迂回することができる。なお、この状態においては、リブ33が接点ホルダー41を押さえつけることで湾曲部37c,39cが弾性変形することになる。
以上のように構成された携帯電話機1において、マイクロフォン部13の取付作業について以下に説明する。
マイクロフォン部13を第1の筐体2の内部に取り付ける際には、はじめに、マイクロフォン部13を緩衝部材27内に収容すると共に、回路基板21の表面21bのうち、貫通孔21aの周縁に位置する回路基板21の表面21bに、各配線37,39の一端部37a,39aを半田等により接続して、接点ホルダー41を回路基板21の貫通孔21a上に配する。すなわち、接点ホルダー41は、回路基板21の厚さ方向に重ならない位置に配されることになる。次いで、図2,3に示すように、フロントケース17の内面17aの上方からマイクロフォン部13及び緩衝部材27を挿入する。この状態においては、緩衝部材27の突起29と突出壁部23の凹部31とが相互に係合する。
その後、フロントケース17の内面17aと回路基板21の表面21bとが同じ方向に面するように、回路基板21を内面17上に配する。この際には、マイクロフォン部13及び突出壁部23が回路基板21の貫通孔21aを挿通させて、マイクロフォン部13と接点ホルダー41とを相互に接触させる。最後に、リブ33により接点ホルダー41を押圧させるように、リアケース19をフロントケース17に結合して、マイクロフォン部13の取付作業が終了する。
上記のように、この携帯電話機1によれば、マイクロフォン部13を収容凹部25に収容すると共に、リアケース19に形成されたリブ33によりリアケース19側からフロントケース17側に押圧することで、マイクロフォン部13の厚さ方向への移動を規制することができる。
また、フロントケース17の内面17aとリアケース19の内面19aとの隙間が、第1の筐体2の外観意匠に伴って変化しても、マイクロフォン部13が回路基板21と厚さ方向に重ならない位置に配されるため、マイクロフォン部13の小型化や薄型化に頼ることなく、携帯電話機1の薄型化を容易に図ることができる。
さらに、フロントケース17の内面17aとリアケース19の内面19aとの隙間は、第1の筐体2の外観意匠等に伴って変化するため、リブ33の高さを調整する必要があるが、リブ33をリアケース19に一体的に形成しているため、リアケース19を成型する際に一括してリブ33も形成することができる。したがって、リブ33を別個の部材により構成する場合と比較して、リブ33の高さ調整を容易に行うことができると共に、この高さ調整に伴う携帯電話機1の製造コストの増加を抑えることができる。
また、リブ33との間に接点ホルダー41を配することにより、配線37,39をマイクロフォン部13に対して所定位置に固定することができるため、安定した状態でマイクロフォン部13と配線37,39とを電気的に接続することができる。
さらに、この接点ホルダー41は、マイクロフォン部13の形状のみに併せて設計することができるため、第1の筐体2の厚さ寸法等の形状が異っても汎用的に使用することができる。すなわち、前述のように、リアケース19に一体的に形成されたリブ33の高さを調整だけで、接点ホルダー41に配された配線37,39とマイクロフォン部13とを電気的に接続することができるため、接点ホルダー41の厚さ寸法を調整する必要がない。したがって、携帯電話機1の製造コスト削減を図ることができる。
また、接点ホルダー41を汎用的に使用でき、第1の筐体2の外観意匠を変更する度に、配線37,39を保持するための溝41b,41cを形成する必要もないため、リアケース19を安価に成型することもできる。
さらに、配線37,39を弾性変形可能な板状部材から構成することにより、リブ33の高さ調整の精度が低くても、配線37,39を弾性変形させることにより回路基板21と接点ホルダー41との相対位置を変化させることができるため、第1の筐体2内部における接点ホルダー41の位置決めを容易に行うことができる。
また、マイクロフォン部13と回路基板21との間にフロントケース17側に形成された突出壁部23が介在していても、配線37,39の湾曲部37c,39cにより突出壁部23を迂回させて、マイクロフォン部13と回路基板21との間に配線37,39を容易に配することができるため、突出壁部23の形状や大きさに合わせて配線37,39の形状や配線方法の変更が不要となる。したがって、汎用性の高い接続ユニット35を提供することが可能となる。
さらに、マイクロフォン部13とフロントケース17の内面17a及び突出壁部23との間に、緩衝部材27を挿入することにより、第1の筐体2が外方から衝撃を受けても、この衝撃がマイクロフォン部13に伝達することを防止して、マイクロフォン部13を保護することができる。
また、緩衝部材27の突起29と突出壁部23の凹部31とが相互に係合して、マイクロフォン部13が収容凹部25から抜け落ちることを防止しているため、携帯電話機1の組み立て途中において、マイクロフォン部13を取り付けたフロントケース17の内面17aを下方側に向けてもマイクロフォン部13が落下することを確実に防止でき、携帯電話機1の組み立て作業を容易に行うことができる。また、収容凹部25に対するマイクロフォン部13及び緩衝部材27の位置決めを容易に行うことができる。
さらに、回路基板21に、マイクロフォン部13を挿通させる貫通孔21aを形成しておくことにより、マイクロフォン部13を回路基板21の表面21aの領域内に配しても、回路基板21と厚さ方向に重ならない位置に配することができるため、第1の筐体2の大きさを変えることなく、携帯電話機1の小型化を図ることができる。
なお、上記の実施形態において、緩衝部材27の外周面27b及び突出壁部23の内周面23aには、相互に係合する突起(係止部)29及び凹部(係止部)31がそれぞれ形成されるとしたが、これに限ることはなく、少なくともマイクロフォン部13及び緩衝部材27が、収容凹部25から抜け落ちない構成があればよい。すなわち、例えば、緩衝部材27の外周面27b若しくは突出壁部23の内周面23aのいずれか一方のみに、突出壁部23と緩衝部材27とを相互に係合させる突起(係止部)を形成するとしても構わない。
さらに、接続ホルダー41は、独立した部材から構成されるとしたが、リアケース19の成型コストを考慮しない場合には、接点ホルダー41をリブ33の先端に一体的に形成しても構わない。
次に、本発明による第2の実施形態について図6,7を参照して説明する。なお、この第2の実施形態に係る携帯電話機は、第1の実施形態とマイクロフォン部を押し付ける構成のみについて異なっている。ここでは、マイクロフォン部の周囲の構成のみ説明し、携帯電話機1の構成要素と同一の部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
図6,7に示すように、この携帯電話機51において、マイクロフォン部13は、回路基板21と重ならない位置に配されており、図示しない配線により回路基板21と電気的に接続されている。
マイクロフォン部13の一端面13a、他端面13b及びこれらに隣接する側面13cには、導電性を有する1枚の導電シート53が貼り付けられている。この導電シート53には、フロントケース17の開口部2dからマイクロフォン部13の一端面13aを外方に露出させるための孔53aが形成されている。
リアケース19の内面19aには、薄板状の金属板からなる弾性変形可能な板金部材55が貼り付けられている。この板金部材55には、マイクロフォン部13に対向する部分に配される突起部57と、回路基板21のグランドパターン(不図示)に電気的に接続される折り曲げ部59とが形成されている。
突起部57は、フロントケース17及びリアケース19を結合した状態において、マイクロフォン部13をフロントケース17側に押し付けると共に、マイクロフォン部13の他端面13bに配された導電シート53に接触するように構成されている。
上記のように、この携帯電話機51によれば、第1の実施形態の携帯電話機1と同様に、マイクロフォン部13が回路基板21と厚さ方向に重ならない位置に配されるため、マイクロフォン部13の小型化や薄型化に頼ることなく、携帯電話機1の薄型化を容易に図ることができる。
また、フロントケース17及びリアケース19を結合した状態においては、突起部57が導電シート53に当接することになるため、板金部材55を介して回路基板21のグランドパターンと導電シート53との電気接続が保持されることになる。したがって、マイクロフォン部13の近傍で発生した静電気を、導電シート53及び板金部材55を介して回路基板21のグランドパターンに確実に逃がすことができ、マイクロフォン部13が帯電することを防止して、マイクロフォン部13が誤動作することを未然に防止できる。
さらに、フロントケース17の内面17aとリアケース19の内面19aとの隙間が、第1の筐体2の外観意匠に伴って変化しても、静電気対策用の板金部材55の突起部57の高さを調整すればよいため、この高さ調整に伴う携帯電話機1の製造コストの増加を抑えることができる。
なお、上述した実施形態においては、第1の実施形態において述べた緩衝部材27に関する説明を省略したが、例えば、導電シート53を取り付けたマイクロフォン部13を同様の緩衝部材の内部に収容し、これを収容凹部25に収容するとしても構わない。また、第1の実施形態と同様に、回路基板21にその厚さ方向に貫通する貫通孔を形成し、マイクロフォン部13をこの貫通孔に挿通させるとしてもよい。
なお、第1、第2の実施形態においては、マイクロフォン部13について述べたが、これに限ることはなく、スピーカ部やバイブレータ用のモーター等、筐体2,3の内部に配される電子部品に適用しても構わない。
また、ヒンジ部5によって互いに連結された2つの筐体2,3を備える携帯電話機1,51について述べたが、これに限ることはなく、例えば、1つの筐体から構成される携帯電話機であっても構わない。
さらに、携帯電話機に限ることはなく、少なくとも2つのケース部材を厚さ方向に結合してなる筐体と、筐体の内部に回路基板と、回路基板に電気接続されるモーター等の各種電子部品とを備える電子機器に適用することができ、例えば、PDAやデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノート型パーソナルコンピュータであってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の第1、第2の筐体を相互に開いた状態を示す概略斜視図である。 図1の携帯電話機において、第1の筐体の内部に配されたマイクロフォン部及びその周囲の構成を示す拡大断面図である。 図1の携帯電話機において、第1の筐体のフロントケース、マイクロフォン部及び接続ユニットを取り付けた回路基板を示す分解斜視図である。 図1の携帯電話機において、接続ユニットを示す拡大斜視図である。 図1の携帯電話機において、接続ユニットを示す拡大断面図である。 この発明の第2の実施形態に係る携帯電話機を構成する第1の筐体の内部を示す拡大断面図である。 この発明の第2の実施形態に係る携帯電話機を構成する第1の筐体の内部を示す拡大断面図である。
符号の説明
1,51 携帯電話機(電子機器)
2 第1の筐体
13 マイクロフォン部(電子部品)
17 フロントケース(一方のケース部材)
17a 内面
19 リアケース(他方のケース部材)
19a 内面
21 回路基板
21a 貫通孔
21b 表面
25 収容凹部(保持部)
27 緩衝部材(弾性体)
29 突起(係止部)
31 凹部(係止部)
33 リブ(突起部)
37,39 配線
37c,39c 湾曲部
41 接点ホルダー
53 導電シート
55 板金部材
57 突起部

Claims (10)

  1. 2つのケース部材を互いに厚さ方向に結合してなる筐体と、
    前記2つのケース部材の間に配される回路基板と、
    該回路基板と厚さ方向に重ならないように配され、前記回路基板と電気的に接続される電子部品と、
    一方のケース部材に形成され、前記電子部品を収容する保持部と、
    前記回路基板に対向する前記他方のケース部材の内面から前記一方のケース部材に向けて突出する突起部とを備え、
    前記2つのケース部材を結合した状態において、前記突起部が他方のケース部材側から前記一方のケース部材側に向けて前記電子部品を押さえつけることを特徴とする電子機器。
  2. 前記突起部が、前記他方のケース部材に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電子部品と前記突起部との間には、前記回路基板と前記電子部品との電気接続用の配線を支持する接点ホルダーが配されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記配線が、前記他方のケース部材の内面に対向する前記回路基板の表面に電気接続されていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記配線は、導電性を有する弾性変形可能な板状部材からなり、前記厚さ方向のうち、前記他方のケース部材側に湾曲する湾曲部を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記突起部が、前記他方のケース部材の内面に貼り付けられた導電性を有する板金部材からなり、
    前記電子部品には導電シートが取り付けられ、前記突起部が前記導電シートに接触すると共に、前記板金部材が前記回路基板に形成されたグランドパターンに接触していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記電子部品と前記保持部との間に、弾性変形可能な弾性体が配されていることを特徴とする請求項1から請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記保持部若しくは前記弾性体の少なくとも一方に、これらを相互に係合させる係止部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記電子部品と前記回路基板に対向する前記一方のケース部材の内面との間に、弾性変形可能な弾性体が配されていることを特徴とする請求項1から請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記回路基板には、その厚さ方向に貫通する貫通孔が形成され、
    該貫通孔に前記電子部品を挿通させることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。
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