JP2006181088A - 医療用ワイヤー - Google Patents
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Abstract
【課題】体内留置具の直接加熱による生体組織への侵襲がなく、容易に体内留置具とガイドワイヤーとを分離することができる医療用ガイドワイヤーの提供。
【解決手段】導電性の線状部材1の先端部に電気絶縁部材4および接続部材3を介して体内留置具2が接続されてなり、接続部材が形状記憶合金からなり、線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成された医療用ワイヤー。
【選択図】図1
【解決手段】導電性の線状部材1の先端部に電気絶縁部材4および接続部材3を介して体内留置具2が接続されてなり、接続部材が形状記憶合金からなり、線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成された医療用ワイヤー。
【選択図】図1
Description
本発明は、生体内の所定の個所に体内留置具を留置させるための医療用ワイヤーに関する。
医療用ワイヤーは、通常、血管内治療(例えば動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻または腫瘍の治療)に用いられている。このような血管内治療は、医療用ワイヤーを用いて、生体内の所定の箇所に体内留置具を設置することにより実施される。
例えば医療用ワイヤーが動脈瘤の治療に適用される場合には、体内留置具として白金からなる二次コイルが用いられ、医療用ワイヤー先端の二次コイルを動脈瘤の瘤内に設置することにより動脈瘤の治療が行われる。設置作業は、通常、二次コイルと医療用ワイヤーの線状部材(ガイドワイヤー)とを分離することにより行われ、分離手段としては、電気分解法を利用する方法、接続部材としてポリビニルアルコール(PVA樹脂)などを用い、該PVA樹脂を溶断して分離する方法、二次コイルとガイドワイヤーとをネジ構造にて接合し、ネジを取り外して分離する方法が従来から用いられてきた。
しかしながら、これら従来の分離手段を用いた場合、二次コイルの設置が何度も繰り返し行われるため、二次コイルとガイドワイヤーとの分離作業に膨大な時間や手間を必要とし、また、ポリビニルアルコール樹脂を前もって生理食塩水になじませる手間を必要とし、手術時間の長期化、医者や患者への負担の増大といった問題が生じる。
例えば医療用ワイヤーが動脈瘤の治療に適用される場合には、体内留置具として白金からなる二次コイルが用いられ、医療用ワイヤー先端の二次コイルを動脈瘤の瘤内に設置することにより動脈瘤の治療が行われる。設置作業は、通常、二次コイルと医療用ワイヤーの線状部材(ガイドワイヤー)とを分離することにより行われ、分離手段としては、電気分解法を利用する方法、接続部材としてポリビニルアルコール(PVA樹脂)などを用い、該PVA樹脂を溶断して分離する方法、二次コイルとガイドワイヤーとをネジ構造にて接合し、ネジを取り外して分離する方法が従来から用いられてきた。
しかしながら、これら従来の分離手段を用いた場合、二次コイルの設置が何度も繰り返し行われるため、二次コイルとガイドワイヤーとの分離作業に膨大な時間や手間を必要とし、また、ポリビニルアルコール樹脂を前もって生理食塩水になじませる手間を必要とし、手術時間の長期化、医者や患者への負担の増大といった問題が生じる。
また、特許文献1には、上記した従来の分離手段の他に、医療用ワイヤーの接続部材に形状記憶合金を用いて、形状記憶合金を形状変化させて、体内留置具とガイドワイヤーとを分離する方法が記載されており、形状記憶合金を変化させる手段として、熱水を用いる方法および高周波電流を用いる方法が記載されている。
熱水を用いる方法は、例えば脳動脈瘤の治療に医療用ワイヤーが適用される場合、上記した問題に加えて、熱水の注入地点から接続部材に至るまでの距離が長くなり、接続部材に熱水が到達するまでに、熱水の熱が血液に吸収されたりして、熱が冷めるなどの問題があり、また、熱水の温度を上げると生体に影響を及ぼす恐れがあった。
高周波電流を用いる方法は、接続部分だけでなく、体内留置具まで熱されてしまうため、体内留置具周辺の生体組織への侵襲が生じるという問題があった。
また、特許文献1には、接続部材に形状記憶樹脂を用いてもよい旨記載されているが、形状記憶樹脂の形状記憶特性や変形精度が良好でなく、医療用として形状記憶樹脂を用いるにはまだまだ満足のいくものではなかった。
特開平7−265431号公報
熱水を用いる方法は、例えば脳動脈瘤の治療に医療用ワイヤーが適用される場合、上記した問題に加えて、熱水の注入地点から接続部材に至るまでの距離が長くなり、接続部材に熱水が到達するまでに、熱水の熱が血液に吸収されたりして、熱が冷めるなどの問題があり、また、熱水の温度を上げると生体に影響を及ぼす恐れがあった。
高周波電流を用いる方法は、接続部分だけでなく、体内留置具まで熱されてしまうため、体内留置具周辺の生体組織への侵襲が生じるという問題があった。
また、特許文献1には、接続部材に形状記憶樹脂を用いてもよい旨記載されているが、形状記憶樹脂の形状記憶特性や変形精度が良好でなく、医療用として形状記憶樹脂を用いるにはまだまだ満足のいくものではなかった。
本発明は、体内留置具の直接加熱による生体組織への侵襲がなく、容易に体内留置具とガイドワイヤーとを分離することができる医療用ガイドワイヤーを提供することを主たる目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、体内留置具とガイドワイヤーとの接続部材を形状記憶合金とし、該接続部材の片端に電気絶縁部材を設けて高周波電流による加熱部位を局在化させることにより、体内留置具とガイドワイヤーとを分離する際、体内留置具の加熱による生体組織への侵襲を起こすことなく、容易に体内留置具とガイドワイヤーとを分離することができ、上記した従来の問題を一挙に解決できることを見出し、さらに検討を重ねて本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、
〔1〕 導電性の線状部材の先端部に電気絶縁部材および接続部材を介して体内留置具が接続されてなり、接続部材が形状記憶合金からなり、線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成されたことを特徴とする医療用ワイヤー、
〔2〕 導電性の線状部材の先端部に、順に接続部材、電気絶縁部材および体内留置具が接続されてなることを特徴とする前記〔1〕記載の医療用ワイヤー、
〔3〕 導電性の線状部材の先端部に、順に電気絶縁部材、接続部材および体内留置具が接続されてなることを特徴とする前記〔1〕記載の医療用ワイヤー、
〔4〕 電気絶縁部材が有機高分子樹脂またはセラミックスからなることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の医療用ワイヤー、
〔5〕 体内留置具が血管内留置具である前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の医療用ワイヤー、
〔6〕 血管内留置具が二次コイルである前記〔5〕記載の医療用ワイヤー、
〔7〕 動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻または腫瘍の治療用である前記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の医療用ワイヤー、
〔8〕 前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の医療用ワイヤーとカテーテルとのセット、および
〔9〕 前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の医療用ワイヤーを生体内に導入し、ついで高周波電流を医療用ワイヤーの導電性の線状部材に供給することにより、医療用ワイヤーの接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具を切り離すことを特徴とする体内留置具の切り離し方法、
に関する。
〔1〕 導電性の線状部材の先端部に電気絶縁部材および接続部材を介して体内留置具が接続されてなり、接続部材が形状記憶合金からなり、線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成されたことを特徴とする医療用ワイヤー、
〔2〕 導電性の線状部材の先端部に、順に接続部材、電気絶縁部材および体内留置具が接続されてなることを特徴とする前記〔1〕記載の医療用ワイヤー、
〔3〕 導電性の線状部材の先端部に、順に電気絶縁部材、接続部材および体内留置具が接続されてなることを特徴とする前記〔1〕記載の医療用ワイヤー、
〔4〕 電気絶縁部材が有機高分子樹脂またはセラミックスからなることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の医療用ワイヤー、
〔5〕 体内留置具が血管内留置具である前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の医療用ワイヤー、
〔6〕 血管内留置具が二次コイルである前記〔5〕記載の医療用ワイヤー、
〔7〕 動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻または腫瘍の治療用である前記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の医療用ワイヤー、
〔8〕 前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の医療用ワイヤーとカテーテルとのセット、および
〔9〕 前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の医療用ワイヤーを生体内に導入し、ついで高周波電流を医療用ワイヤーの導電性の線状部材に供給することにより、医療用ワイヤーの接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具を切り離すことを特徴とする体内留置具の切り離し方法、
に関する。
本発明の医療用ガイドワイヤーは、体内留置具の直接加熱による生体組織への侵襲がなく、極めて容易にかつ短時間で体内留置具とガイドワイヤーとを分離することができるため、医者や患者に精神的、肉体的負担を少なくすることができる。
本発明の医療用ワイヤーは、導電性の線状部材の先端部に電気絶縁部材および接続部材を介して体内留置具が接続されてなり、接続部材が形状記憶合金からなり、線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成されたことを特徴とする。
(線状部材)
本発明で使用される線状部材は、導電性の線状部材であれば特に限定されず、公知のものであってよい。このような線状部材の例としては、例えば金属ワイヤー、金属で被覆された線状物などが挙げられ、これらのワイヤーや線状物を絶縁性の樹脂で被覆したものも線状部材として用いてよい。また、これらの線状部材に含まれる金属としては、例えばステンレス鋼、白金、銀、銅、金、マグネシウム、チタン、アルミニウム、ニッケル、これらの合金などが挙げられる。線状部材の外径は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されないが、例えば0.01〜2.0mmである。線状部材の長さは、目的に応じて種々の長さに設定されるので特に限定されないが、例えば0.1〜1.8mである。
本発明で使用される線状部材は、導電性の線状部材であれば特に限定されず、公知のものであってよい。このような線状部材の例としては、例えば金属ワイヤー、金属で被覆された線状物などが挙げられ、これらのワイヤーや線状物を絶縁性の樹脂で被覆したものも線状部材として用いてよい。また、これらの線状部材に含まれる金属としては、例えばステンレス鋼、白金、銀、銅、金、マグネシウム、チタン、アルミニウム、ニッケル、これらの合金などが挙げられる。線状部材の外径は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されないが、例えば0.01〜2.0mmである。線状部材の長さは、目的に応じて種々の長さに設定されるので特に限定されないが、例えば0.1〜1.8mである。
(電気絶縁部材)
本発明で使用される電気絶縁部材は、電気絶縁性を有していれば特に限定されず、生体に悪影響を与えないものが好ましい。電気絶縁部材の形状や寸法等は本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、接続部材やワイヤーの構成などによって適宜に選択される。電気絶縁部材としては、例えば有機材料、無機材料などが挙げられる。有機材料の種類としては、例えば有機高分子樹脂などが挙げられ、有機高分子樹脂としては、例えば熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などが挙げられる。無機材料の種類としては、ガラスやセラミックスなどが挙げられる。
本発明で使用される電気絶縁部材は、電気絶縁性を有していれば特に限定されず、生体に悪影響を与えないものが好ましい。電気絶縁部材の形状や寸法等は本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、接続部材やワイヤーの構成などによって適宜に選択される。電気絶縁部材としては、例えば有機材料、無機材料などが挙げられる。有機材料の種類としては、例えば有機高分子樹脂などが挙げられ、有機高分子樹脂としては、例えば熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などが挙げられる。無機材料の種類としては、ガラスやセラミックスなどが挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等のポリエステル系樹脂や、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂等のポリオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、ポリアミド(PA)系樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
熱硬化性樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などが挙げられる。
熱硬化性樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などが挙げられる。
セラミックスとしては、例えば、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化ケイ素 、窒化ケイ素、酸化ジルコン、窒化ボロンなどが挙げられる。ガラスとしては、石英ガラス、ソーダガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラスなどが挙げられる。
電気絶縁部材の形状の具体例としては、例えば図1〜5に示す電気絶縁部材4などが挙げられる。
電気絶縁部材の形状の具体例としては、例えば図1〜5に示す電気絶縁部材4などが挙げられる。
(接続部材)
本発明で使用される接続部材は、形状記憶合金からなり、導電性の線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成されていれば特に限定されない。また、接続部は、体内留置具とともに電気絶縁部材が切り離されるように構成されていてもよい。形状記憶合金としては、例えばNi−Ti系合金、Au−Cd系合金、Cu−Al−Ni系合金、Cu−Au−Zn系合金、Cu−Zn−X(XはSi、Sn、AlまたはGa)系合金、Ni−Al系合金、およびFe−Pt系合金などが挙げられる。これら形状記憶合金の変態点は特に限定されないが、生体内で用いることを考慮して40〜50℃程度が好ましい。接続部材の形状の具体例としては、例えば図1〜5に示す接続部材3などが挙げられる。
本発明で使用される接続部材は、形状記憶合金からなり、導電性の線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成されていれば特に限定されない。また、接続部は、体内留置具とともに電気絶縁部材が切り離されるように構成されていてもよい。形状記憶合金としては、例えばNi−Ti系合金、Au−Cd系合金、Cu−Al−Ni系合金、Cu−Au−Zn系合金、Cu−Zn−X(XはSi、Sn、AlまたはGa)系合金、Ni−Al系合金、およびFe−Pt系合金などが挙げられる。これら形状記憶合金の変態点は特に限定されないが、生体内で用いることを考慮して40〜50℃程度が好ましい。接続部材の形状の具体例としては、例えば図1〜5に示す接続部材3などが挙げられる。
(体内留置具)
体内留置具は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、公知のものであってよく、これらは用途等によって適宜に選択される。体内留置具としては、例えば血管内留置具などが挙げられ、より具体的には例えば血栓形成部材などが挙げられる。このような体内留置具の好ましい例としては、例えばコイル状物などが挙げられ、より好ましい例としては、二次コイルが挙げられる。金属細線を螺旋状に巻き回してなるのが一次コイルであり、これをさらに、所定の形に巻いたものが二次コイルである。体内留置具の材質としては、生体に害を与えることなく、また、X線不透過性を有することが好ましく、好適な例としては、金、白金、それらの合金等が挙げられる。
体内留置具は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、公知のものであってよく、これらは用途等によって適宜に選択される。体内留置具としては、例えば血管内留置具などが挙げられ、より具体的には例えば血栓形成部材などが挙げられる。このような体内留置具の好ましい例としては、例えばコイル状物などが挙げられ、より好ましい例としては、二次コイルが挙げられる。金属細線を螺旋状に巻き回してなるのが一次コイルであり、これをさらに、所定の形に巻いたものが二次コイルである。体内留置具の材質としては、生体に害を与えることなく、また、X線不透過性を有することが好ましく、好適な例としては、金、白金、それらの合金等が挙げられる。
(製造方法)
本発明の医療用ワイヤーは、導電性の線状部材の先端部に、電気絶縁部材、接続部材および体内留置具を、常法に従い接続することにより製造される。接続手段は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、公知の手段であってよい。接続手段の例としては、例えば、接着剤による接着方法、溶接による方法、物理的連結による方法などの公知の接続手段などが挙げられる。
また、本発明の医療用ワイヤーは、前記の導電性の線状部材の先端部に、前記電気絶縁部材および前記接続部材を介して前記体内留置具が接続されてなるものであるが、前記電気絶縁部材および前記接続部材の接続順序は本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、導電性の線状部材の先端部に、順に電気絶縁部材、接続部材および体内留置具が接続されていてもよいし、順に接続部材、電気絶縁部材および体内留置具が接続されていてもよい。前者の場合には、電気絶縁部材の存在によって、体内留置具ではなく、導電性の線状部材の先端部周囲の体液または組織にて高周波電流による熱が生じ、その熱が接続部材の形状記憶合金へと伝わり、形状記憶合金の変態点以上の温度になると、形状記憶合金の形状変化が起こり、体内留置具が切り離される。後者の場合には、電気絶縁部材の存在によって、体内留置具ではなく、接続部材周囲の体液または組織にて高周波電流による熱が生じ、その熱が接続部材の形状記憶合金の変態点以上になると形状記憶合金が変形し、体内留置具が切り離される。
本発明の医療用ワイヤーは、導電性の線状部材の先端部に、電気絶縁部材、接続部材および体内留置具を、常法に従い接続することにより製造される。接続手段は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、公知の手段であってよい。接続手段の例としては、例えば、接着剤による接着方法、溶接による方法、物理的連結による方法などの公知の接続手段などが挙げられる。
また、本発明の医療用ワイヤーは、前記の導電性の線状部材の先端部に、前記電気絶縁部材および前記接続部材を介して前記体内留置具が接続されてなるものであるが、前記電気絶縁部材および前記接続部材の接続順序は本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、導電性の線状部材の先端部に、順に電気絶縁部材、接続部材および体内留置具が接続されていてもよいし、順に接続部材、電気絶縁部材および体内留置具が接続されていてもよい。前者の場合には、電気絶縁部材の存在によって、体内留置具ではなく、導電性の線状部材の先端部周囲の体液または組織にて高周波電流による熱が生じ、その熱が接続部材の形状記憶合金へと伝わり、形状記憶合金の変態点以上の温度になると、形状記憶合金の形状変化が起こり、体内留置具が切り離される。後者の場合には、電気絶縁部材の存在によって、体内留置具ではなく、接続部材周囲の体液または組織にて高周波電流による熱が生じ、その熱が接続部材の形状記憶合金の変態点以上になると形状記憶合金が変形し、体内留置具が切り離される。
(用途)
本発明の医療用ワイヤーは、血管内治療に用いられ、特に動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻または腫瘍の治療に用いられる。例えば、本発明の医療用ワイヤーを生体内に導入し、ついで高周波電流を医療用ワイヤーの導電性の線状部材に供給することにより、医療用ワイヤーの接続部材を熱して変形させ、該変形によって体内留置具を切り離すことにより、前記治療が行われ得る。
本発明の医療用ワイヤーは、血管内治療に用いられ、特に動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻または腫瘍の治療に用いられる。例えば、本発明の医療用ワイヤーを生体内に導入し、ついで高周波電流を医療用ワイヤーの導電性の線状部材に供給することにより、医療用ワイヤーの接続部材を熱して変形させ、該変形によって体内留置具を切り離すことにより、前記治療が行われ得る。
より具体的に説明すると、本発明の医療用ワイヤーは、通常、カテーテルとともに用いられ、カテーテルを介して生体内に導入される。例えば、図6に示すように、カテーテル20を常法に従い生体内に挿入し、体内留置具2を留置すべき個所、この例では脳動脈瘤の個所Pに到達させる。図6中の符号21は、カテーテル20の手元操作部である。カテーテル20としては、例えばマイクロカテーテルなどの公知のカテーテルが挙げられる。
本発明の医療用ワイヤーを、体内留置具2を先頭として、手元操作部21からカテーテル20内に挿入するとき、体内留置具2が二次コイルである場合、該二次コイルは、カテーテル20に沿って略直線状に伸びた状態でカテーテル20内を移動する。そしてカテーテル20の先端開口から、医療用ワイヤーの体内留置具2を外部に突出させ、接続部材3がカテーテル20の先端開口部に位置された状態とする。これにより、体内留置具2は、その弾性による復元力で、元の二次コイル体となり、血栓形成部材として作用することができる。
そして、図6に示すように、生体22の適宜の皮膚面にアース電極(対極板)23を装着した上、導電性の線状部材1の末端部とアース電極23に高周波電源装置24を接続し、高周波電流を導電性の線状部材1に供給する。その結果、接続部材3の周囲が熱されるとともに、電気絶縁部材4によって体内留置具2への高周波電流の伝達が遮断されて体内留置具2からの熱発生が起きない。このことにより、体内留置具周辺の血液や生体組織に熱的侵襲を起こすことなく、接続部材3が変形し、体内留置具2が導電性の線状部材1から切り離され、体内留置具2の留置が達成される。
高周波電流は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、常法により導電性の線状部材に供給される。このような高周波電流としては、例えば、3500Hz以上の高周波電流が挙げられ、とりわけ100kHz〜1MHzの高周波電流が好ましい。また、高周波電流の供給量は、形状記憶合金の変態点以上の温度を生ぜしめるに充分な量であれば特に限定されない。例えば、高周波電源装置から線状部材に供給される電力は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されないが、好ましくは、0.1〜20Wである。
高周波電流は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、常法により導電性の線状部材に供給される。このような高周波電流としては、例えば、3500Hz以上の高周波電流が挙げられ、とりわけ100kHz〜1MHzの高周波電流が好ましい。また、高周波電流の供給量は、形状記憶合金の変態点以上の温度を生ぜしめるに充分な量であれば特に限定されない。例えば、高周波電源装置から線状部材に供給される電力は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されないが、好ましくは、0.1〜20Wである。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
図1を用いて実施例1を説明する。図1(a)に示される本発明の医療用ワイヤーは、常法に従い、導電性の線状部材1、接続部材3、電気絶縁部材4および体内留置具2を接続することにより製造される。体内留置具2は二次コイルであり、接続部材3は形状記憶合金からなる押しバネである。また、電気絶縁部材4は接続部材3の金属製筐体に嵌合されていて、この嵌合によって接続部材3と電気絶縁部材4とが接続されている。
導電性の線状部材1に高周波電流を供給することにより、導電性の線状部材1と接続している筐体周囲の体液または組織が熱される。接続部材3は形状記憶合金からなるので、高周波電流によって熱せられた周囲からの熱により接続部材3の形状記憶合金は形状変化を引き起こす。この形状変化によって、図1(b)に示されるように、接続部材3の押しバネが伸び、接続部材3の筐体に嵌合されている電気絶縁部材4が、接続部材の筐体外部へ完全に押し出され、電気絶縁部材4および体内留置具2は、導電性の線状部材1および接続部材3と切り離される。このようにすることにより、体内留置具2へ高周波電流が流れないため、体内留置具周囲の組織は加熱されず、体内留置具周辺の生体組織に熱的侵襲を与えることなく、切り離し作業は容易に行われ、短時間で作業を終了させることができる。
図2を用いて実施例2を説明する。図2(a)に示される本発明の医療用ワイヤーは、常法に従い、導電性の線状部材1、接続部材3、電気絶縁部材4および体内留置具2を接続することにより製造される。体内留置具2は二次コイルであり、接続部材3は形状記憶合金からなる引きバネである。また、接続部材3の先端部は、電気絶縁部材4に嵌合されていて、この嵌合によって接続部材3と電気絶縁部材4とが接続されている。
導電性の線状部材1に高周波電流を供給することにより、導電性の線状部材1に接続している接続部材3の周囲の体液または組織が熱される。接続部材3は形状記憶合金からなるので、高周波電流によって熱せられた周囲からの熱による接続部材3の形状記憶合金は形状変化を引き起こす。この形状変化によって、図2(b)に示されるように、接続部材3の引きバネが縮み、電気絶縁部材4に嵌合されている接続部材3が、接続部材の筐体内部へ完全に収納され、電気絶縁部材4および体内留置具2は、導電性の線状部材1および接続部材3と切り離される。このようにすることにより、体内留置具2へ高周波電流が流れないため体内留置具周囲の組織は加熱されず、体内留置具周辺の生体組織に熱的侵襲を与えることなく、切り離し作業は容易に行われ、短時間で作業を終了させることができる。
図3を用いて実施例3を説明する。図3(a)に示される本発明の医療用ワイヤーは、常法に従い、導電性の線状部材1、接続部材3、電気絶縁部材4および体内留置具2を接続することにより製造される。体内留置具2は二次コイルであり、接続部材3は形状記憶合金からなり、電気絶縁部材4の球状の先端部が接続部材3に抱持されている。
導電性の線状部材1に高周波電流を供給することにより、導電性の線状部材1と接続している接続部材3の周囲の体液または組織が熱される。接続部材3は形状記憶合金からなるので、高周波電流によって熱せられた周囲からの熱により接続部材3の形状記憶合金は形状変化を引き起こす。この形状変化によって、図3(b)に示されるように、接続部材3が電気絶縁部材4を抱持できなくなり、電気絶縁部材4および体内留置具2は、導電性の線状部材1および接続部材3と切り離される。このようにすることにより、体内留置具2へ高周波電流が流れないため体内留置具周囲の組織は加熱されず、体内留置具周辺の生体組織に熱的侵襲を与えることなく、切り離し作業は容易に行われ、短時間で作業を終了させることができる。
図4を用いて実施例4を説明する。図4(a)に示される本発明の医療用ワイヤーは、常法に従い、導電性の線状部材1、接続部材3、電気絶縁部材4および体内留置具2を接続することにより製造される。体内留置具2は二次コイルであり、接続部材3は形状記憶合金からなり、電気絶縁部材4はネジ構造体である。また、接続部材3は、電気絶縁部材4に巻回されていて、係止されている。なお、このときの接続部材3の形状は螺旋状である。
導電性の線状部材1に高周波電流を供給することにより、導電性の線状部材1と接続している接続部材3の周囲の体液または組織が熱される。接続部材3は形状記憶合金からなるので、高周波電流によって熱せられた周囲からの熱により接続部材3の形状記憶合金は形状変化を引き起こす。この形状変化によって、接続部材3の形状が螺旋状から直線状または略直線状となり、図4(b)に示されるように、接続部材3は電気絶縁部材4を巻回できなくなり、電気絶縁部材4および体内留置具2は、導電性の線状部材1および接続部材3と切り離される。このようにすることにより、体内留置具2へ高周波電流が流れないため体内留置具周囲の組織は加熱されず、体内留置具周辺の生体組織に熱的侵襲を与えることなく、切り離し作業は容易に行われ、短時間で作業を終了させることができる。
図5を用いて実施例5を説明する。図5(a)に示される本発明の医療用ワイヤーは、常法に従い、導電性の線状部材1、電気絶縁部材4、接続部材3および体内留置具2を接続することにより製造される。体内留置具2は二次コイルであり、接続部材3は形状記憶合金からなり、体内留置具2の端部が、接続部材3によって挟持されている。
導電性の線状部材1に高周波電流を供給することにより、導電性の線状部材1と接続している接続部材3の周囲の体液または組織が熱される。接続部材3は形状記憶合金からなるので、高周波電流によって熱せられた周囲からの熱により接続部材3の形状記憶合金は形状変化を引き起こす。この形状変化によって、図5(b)に示されるように、接続部材3は電気絶縁部材4を挟持できなくなり、体内留置具2は、導電性の線状部材1、電気絶縁部材4および接続部材3と切り離される。このようにすることにより、体内留置具2へ高周波電流が流れないため体内留置具周囲の組織は加熱されず、体内留置具周辺の生体組織に熱的侵襲を与えることなく、切り離し作業は容易に行われ、短時間で作業を終了させることができる。
本発明の医療用ワイヤーは、血管内治療に有用であり、特に動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻または腫瘍の治療に有用である。
1 導電性の線状部材
2 体内留置具(二次コイル)
2a 一次コイル
3 接続部材
4 電気絶縁部材
20 カテーテル
21 手元操作部
22 生体
23 アース電極
24 高周波電源装置
2 体内留置具(二次コイル)
2a 一次コイル
3 接続部材
4 電気絶縁部材
20 カテーテル
21 手元操作部
22 生体
23 アース電極
24 高周波電源装置
Claims (9)
- 導電性の線状部材の先端部に電気絶縁部材および接続部材を介して体内留置具が接続されてなり、接続部材が形状記憶合金からなり、線状部材に高周波電流が供給されると接続部材が熱されて変形し、該変形によって体内留置具が切り離されるように構成されたことを特徴とする医療用ワイヤー。
- 導電性の線状部材の先端部に、順に接続部材、電気絶縁部材および体内留置具が接続されてなることを特徴とする請求項1記載の医療用ワイヤー。
- 導電性の線状部材の先端部に、順に電気絶縁部材、接続部材および体内留置具が接続されてなることを特徴とする請求項1記載の医療用ワイヤー。
- 電気絶縁部材が有機高分子樹脂またはセラミックスからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療用ワイヤー。
- 体内留置具が血管内留置具である請求項1〜4のいずれかに記載の医療用ワイヤー。
- 血管内留置具が二次コイルである請求項5記載の医療用ワイヤー。
- 動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻または腫瘍の治療用である請求項1〜6のいずれかに記載の医療用ワイヤー。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の医療用ワイヤーとカテーテルとのセット。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の医療用ワイヤーを生体内に導入し、ついで高周波電流を医療用ワイヤーの導電性の線状部材に供給することにより、医療用ワイヤーの接続部材を熱して変形させ、該変形によって体内留置具を切り離すことを特徴とする体内留置具の切り離し方法。
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