JP2006166606A - 燃料電池を内蔵した充電器 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料の容量が確保できて、これらの補充が容易な携帯型の充電器を提案する。
【解決手段】着脱可能な燃料カートリッジ11を収納する棒状のカートリッジ収納部12と、扁平な燃料発電部14とを本体10に内蔵した充電器1であって、本体10は、扁平な形状を備えるととともに、カートリッジ収納部12を内蔵した厚みのある第1筐体10aと、燃料発電部14を内蔵し、第1筐体10aより薄い第2筐体10bとを備え、第1筐体10aと第2筐体10bは、一方の広い本体面を連続する平面部で形成し、この一方の広い本体面と対向する他方の広い本体面を段差部17を持って形成し、第2筐体10bは、段差部側の第1平面部18aに充電する機器を載置する載置部19を設け、第1平面部18aと対向する第2筐体10bの第2平面部18bに当該本体10を他に取り付けるための取付部20を備えるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】着脱可能な燃料カートリッジ11を収納する棒状のカートリッジ収納部12と、扁平な燃料発電部14とを本体10に内蔵した充電器1であって、本体10は、扁平な形状を備えるととともに、カートリッジ収納部12を内蔵した厚みのある第1筐体10aと、燃料発電部14を内蔵し、第1筐体10aより薄い第2筐体10bとを備え、第1筐体10aと第2筐体10bは、一方の広い本体面を連続する平面部で形成し、この一方の広い本体面と対向する他方の広い本体面を段差部17を持って形成し、第2筐体10bは、段差部側の第1平面部18aに充電する機器を載置する載置部19を設け、第1平面部18aと対向する第2筐体10bの第2平面部18bに当該本体10を他に取り付けるための取付部20を備えるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話機や携帯情報端末機、あるいは、シェーバーや音響機器などの充電可能な電源を備えた小型携帯装置に充電を可能とする携帯型の充電器に関する。
近年、使用者は携帯電話機などのモバイル機器を常時身につけて使用していることから、これらの機器への電源の補充が課題となっている。例えば、携帯電話機で使用される充電池の性能では4日程度しか持たないため、自宅のコンセントに接続した充電器を用いて充電池に充電する作業を定期的に行わなければならない。従って、充電池への充電を忘れると、使用中に電源が切れてしまうという失敗をしばしば経験する可能性がある。
このような充電忘れの課題を解決するために、急速充電が可能な使い捨て電源が市販されているが、使い捨てであるために、資源の無駄があり、高価でもある。また、ソーラパネルを使用した充電器も提案されているが、天気に左右される課題がある。
一方、メタノールなどの燃料を用いた小型の燃料電池を用いた発電器が注目を集めている。この燃料電池によれば、燃料を補充すれば何回でも繰り返し使用可能であり、天気にも左右されることがない。
近年、この燃料電池を携帯電話の充電器に用いたものが提案されているが、燃料の補充方法などの使い勝手については開示されていない。
近年、この燃料電池を携帯電話の充電器に用いたものが提案されているが、燃料の補充方法などの使い勝手については開示されていない。
前記燃料電池を用いた従来例は、扁平な燃料タンクと扁平な電源部を前後に配置し、この2つの前部に携帯電話を着脱可能に装着するものである。しかしながら、この従来例では、充分な燃料タンクの容量を確保しようとすると、全体の厚さが大きくなって小型化を実現することができなくなる。また、前記従来例では、使い勝手の点で重要な燃料の補給方法については開示がされていない。
そこで、この発明の目的とするころは、燃料の容量が確保できて、これらの補充が容易な携帯型の充電器を提案することにある。
そこで、この発明の目的とするころは、燃料の容量が確保できて、これらの補充が容易な携帯型の充電器を提案することにある。
前記目的を達成するために、本発明の燃料電池を内蔵した充電器は、着脱可能な燃料カートリッジを収納する筒状のカートリッジ収納部と、扁平な燃料発電部とを本体に内蔵した充電器であって、前記本体は、扁平な形状を備えるととともに、前記カートリッジ収納部を内蔵した厚みのある第1筐体と、前記燃料発電部を内蔵し、前記第1筐体より薄い第2筐体とを備え、前記第1筐体と第2筐体は、一方の広い本体面を連続する平面部で形成し、この一方の広い本体面と対向する他方の広い本体面を段差部を持って形成し、前記第2筐体は、段差部側の第1平面部に充電する機器を載置する載置部を設け、前記第1の平面部と対向する第2筐体の第2平面部に当該本体を他に取り付けるための取付部を備えるようにする。
本発明によれば、筒状のカートリッジ収納部と扁平な燃料電池電源部とを並設することにより、薄い第2筐体とこの第2筐体の載置部に載置される充電させる機器との厚さに相当する容積の燃料カートリッジを確保することができるので、携帯性が良好と成るばかりか、着脱可能な燃料カートリッジとすることで取扱性を向上させることができる。
以下、図1から図7を参照して、この発明に係る燃料電池を採用した充電器を詳細に説明する。図1から図5が第1の実施の形態、図6と図7が第2の実施の形態に係る充電器である。なお、同一部位や矢印などは同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
(第1の実施の形態)
先ず、図1を参照して、第1の実施の形態に係る充電器の概略構造を説明する。図1は充電器の概略構造図であり、図1(a)が内部配置を示す概略斜視図、図1(b)が充電構造を示す概略右側面図である。
先ず、図1を参照して、第1の実施の形態に係る充電器の概略構造を説明する。図1は充電器の概略構造図であり、図1(a)が内部配置を示す概略斜視図、図1(b)が充電構造を示す概略右側面図である。
この実施に係る充電器1は、本体10の内部にメタノールなどの燃料を介して発電する燃料電池を内蔵したものである。本体10内には、円柱形状の着脱可能な燃料カートリッジ11と、この燃料カートリッジ11を収納するカートリッジ収納部12と、前記カートリッジ収納部12の端部に設けられ、前記燃料カートリッジ11から供給される燃料を制御するガバナ13と、このガバナ13から供給される燃料を介して発電する扁平な燃料発電部14と、この充電器1を総括的に制御する制御部15と、前記燃料発電部14で生成される電源を昇圧して適正な電源とする電源コンデンサ16とが内蔵される。
前記燃料カートリッジ11は、透明な樹脂材料で形成され、周囲から燃料の残量が確認できるようになっている。このカートリッジ11の先端部には、突出するガバナ取付部11aが形成されている。このガバナ取付部11aには図示しないストッパが設けてあり、このストッパが前記ガバナ13に取り付けられることで、内部に押し返されて燃料が前記ガバナ13に供給されるようになっている。
前記カートリッジ収納部12は、前記燃料カートリッジ11をガタツキなく収納する大きさを備えている。この実施の形態では、矢印A1の方向から、前記カートリッジ収納部12に挿入するようになっている。
前記ガバナ13は、前記燃料カートリッジ11から供給される燃料を前記燃料発電部14に適量供給する機能を備えている。このガバナ13には、前記ガバナ取付部11aと嵌合する取付口13aが設けられている。この実施の形態では、ガバナ取付部11aと取付口13aのどちらか一方にバネを備えて、常に嵌合を阻止しようとする力が働くようになっている。
前記ガバナ13は、前記燃料カートリッジ11から供給される燃料を前記燃料発電部14に適量供給する機能を備えている。このガバナ13には、前記ガバナ取付部11aと嵌合する取付口13aが設けられている。この実施の形態では、ガバナ取付部11aと取付口13aのどちらか一方にバネを備えて、常に嵌合を阻止しようとする力が働くようになっている。
また、ガバナ取付部11aと取付口13aには、互いに押し付けられて、ガバナ取付部11aが回転すると、その押し付けられた状態を保持する機構が設けられている。この構造によれば、燃料カートリッジ11をカートリッジ収納部12に挿入して、押し付けた状態で所定の方向に回転させれば、前記ガバナ取付部11aと取付口13aが接続した状態で固定される。一方、燃料カートリッジ11を取り外す場合は、燃料カートリッジ11の逆の方向に回転させることで、前記ガバナ取付部11aと取付口13aが外れて、燃料カートリッジ11がカートリッジ収納部12から押し出される。利用者は本体10から顔を出した燃料カートリッジ11を摘んで取り出すことができる。なお、前記燃料カートリッジ11の着脱構造は、前記構造に限定するものではない。
燃料発電部14は、薄い板状の外観を備えたものである。この実施の形態では、薄い板状のものを1つのユニットとし、このユニットを必要な電源に対応して複数個組み合わせて使用する。この実施例では2個を重ねて使用している。
前記制御部15は、この充電器1を制御する複数の回路を基板上に設けている。前記電源コンデンサ16は、前記燃料電池部14で発電された電源を、例えば、0.6Wを1Wに昇圧するなど適正な電源を出力させるものである。
さて、この実施の形態では、本体10を、扁平な外観形状とすることで、収納性や携帯性に優れたものとしている。この薄型構造を実現するために、この実施の形態では、カートリッジ収納部12と燃料発電部14とを並設させ、その外観を、前記カートリッジ収納部12を内蔵した第1筐体10aと、前記燃料発電部14を内蔵した第2筐体10bとで構成している。そして、前記第1筐体10aの厚さD1は、前記第2筐体10bの厚さD2より大きく設定している。これにより、本体10の厚さを、最も容積が大きい燃料カートリッジ11の大きさで設定することができる。
また、この実施の形態では第1筐体10aと第2筐体10bは、一方の広い本体面(背面)を連続する平面部で形成し、この一方の広い本体面と対向する他方の広い本体面(正面)を段差部17を持って形成している。そして、この段差部17、を利用して、前記第2筐体10bの段差部側の第1平面部18aに充電する他の機器21を載置する載置部19とし、前記第1平面部18aと対向する第2筐体10bの第2平面部18bに当該本体10を他に取り付けるための取付部20を備えるようにする。
このような構造を取ることにより、広い平面部を備えて、かつ、最も薄い燃料発電部14に充電する機器を載置することができるから、前記段差部17を利用して、機器を載置した状態での薄型化を実現できる。
このような構造を取ることにより、広い平面部を備えて、かつ、最も薄い燃料発電部14に充電する機器を載置することができるから、前記段差部17を利用して、機器を載置した状態での薄型化を実現できる。
また、この実施の形態では、前記第1筐体10aには、前記カートリッジ収納部12とガバナ13とを直列配置し、前記第2筐体10bには、ガバナ13と並設する位置に制御部15と電源コンデンサ16を設けている。これにより、実装効率が良好な配置構成を実現している。
また、この実施の形態では、前記載置部19に他の機器21を固定する固定手段22と、他の機器21に充電するための充電端子23を備えている。したがって、前記載置部19に他の機器21を固定手段22を介して固定することで、他の機器21の充電を行う位置が決められると共に充電端子23と接続され、この充電端子23により直接充電を行うことができる。
また、前記載置部19に他の機器21を固定手段22を介して固定して、あるいは単純に載置して、前記制御部15から引き出されるコードに取り付けられる接続コネクタ24を介して充電することも可能である。
更に、この実施の形態では、前記載置部19に他の機器21を固定するアダプタ25を固定手段22を介して取り付け、このアダプタ25に他の機器21を装着することで、充電を可能としても良い。この場合、前記アダプタ25は固定手段22を介して取り付けられることにより、前記充電端子23がアダプタ25の充電端子26と接続されるようにする。
更に、この実施の形態では、前記載置部19に他の機器21を固定するアダプタ25を固定手段22を介して取り付け、このアダプタ25に他の機器21を装着することで、充電を可能としても良い。この場合、前記アダプタ25は固定手段22を介して取り付けられることにより、前記充電端子23がアダプタ25の充電端子26と接続されるようにする。
このような、アダプタ25を採用することにより、このアダプタ25を他の機器21に合わせて多様に用意すれば、このアダプタ25を取り替えることにより充電器の汎用性を安価に高めることができる。したがって、現状の携帯電話機の充電器は機種ごとに全く異なっているが、この実施の形態を利用すれば、アダプタ25のみを変更するだけで各機種に対応可能な汎用性のある充電器を実現することができる。
以下、図2から図5を参照して、この実施の形態を更に詳細に説明する。
次に、図2、図3を参照して、第1の実施の形態に係る充電器の部品構成と内部実装品の配置構成を説明する。図2は、充電器1の外観構成図であり、図2(a)が充電器の部品展開図、図2(b)が充電器の外観斜視図を示している。図3は、充電器の断面図であり、図3(a)が平面断面図、図3(b)が正面断面図、図3(c)図が側面断面図である。
次に、図2、図3を参照して、第1の実施の形態に係る充電器の部品構成と内部実装品の配置構成を説明する。図2は、充電器1の外観構成図であり、図2(a)が充電器の部品展開図、図2(b)が充電器の外観斜視図を示している。図3は、充電器の断面図であり、図3(a)が平面断面図、図3(b)が正面断面図、図3(c)図が側面断面図である。
図2において、この実施の形態では、本体10を、この本体10の前部を構成する樹脂材料で形成される上カバー30と、この本体10の後部を構成する樹脂材料で形成される下カバー31とで構成し、この2つのカバーを図示しないネジを介して固定することで、本体10の基本的な外観が構成される。この2つのカバーで構成される本体10の内部は、図面上、左上にカートリッジ収納部12が前記2つのカバーと一体成型されて形成される。更に、前記カートリッジ収納部12の片側には、燃料発電部ホルダ32が取り付けられる。
図3に示すように、前記燃料発電部ホルダ32は、前記燃料電源部14を他の内部実装品と分離するために設けられる。これは、前記燃料電源部14が発電時に水分を発生させるため、この水分が他の内部実装品に障害を与えないようにするためである。この燃料発電部ホルダ32は、ロ字状の枠体で形成され、前後を覆う2つのカバーとで燃料電源部14を囲うことで、他の本体10の内部と分離するようにする。
一方、図2、図3において、前記燃料発電部ホルダ32とともに独立する空間を構成する2つのカバーはそれぞれ排気口33a、33bが設けられる。前記上カバー30の正面上部には、開口部34aが形成され、この開口部34aを覆うように樹脂製のパンチングネット35aが取り付けられて排気口33aが構成される。また、前記下カバー31の背面上部には、同様な開口部34bが形成され、この開口部34bを覆うように樹脂製のパンチングネット35bが取り付けられて排気口33bが構成される。この実施の形態によれば、発電時に発生した燃料電源部14の水分は、図3に示す矢印に沿って前記2つの排気口33a、33bから排出される。
図3において、この実施の形態では、前記燃料発電部ホルダ32を上方に片寄って配置することにより、本体10の下部に前記燃料電源部14と隔離された装置配置空間36を確保している。そして、この装置配置空間36に前後に積層される制御部15と電源コンデンサ16を配置している。更に、この実施の形態では、制御部15に近接した載置部19に充電端子23を設けている。これにより、水分の影響を軽減しながら効率的な配線を実現している。
一方、この装置配置空間36は、カートリッジ収納部12の下方まで延長して形成され、この拡張された空間に前記ガバナ13が配置されている。
前記ガバナ13と前記燃料発電部14とは配管41を介して接続される。これによって、燃料電源部14で発生した電源は、燃料電源部14の上方の位置から配線42を介して引き出されて制御部15に接続される。
前記ガバナ13と前記燃料発電部14とは配管41を介して接続される。これによって、燃料電源部14で発生した電源は、燃料電源部14の上方の位置から配線42を介して引き出されて制御部15に接続される。
また、この実施の形態では、上カバー30の片側に形成される第1筐体10aの前面に化粧パネル板37を設けている。この化粧パネル板37の上部には、開口部38が形成され、この開口部38を透明部材39で覆うことにより、燃料カートリッジ11の燃料残量を確認するための覗き窓40が構成される。この覗き窓40は、前記カートリッジ収納部12の上部に設けられている。
一方、上カバー30の第2筐体10bの下方には上部のパンチングネット35aの配置面より一段立ち上がった前記載置部19が形成される。この実施の形態では、前記載置部19を一段立ち上げることにより、この立ち上がり部に設けた固定手段22の固定スペースを確保している。更には、この載置部19を一段立ち上げることにより、この載置部19に取り付け、あるいは載置される他の機器21との隙間を確保して排気口33aから排気される水分が他の機器21に与える障害を軽減することができる。
また、下カバー31の背面側には、この充電器1をベルトなどに取り付けるための取付部20がネジなどで取り付けられる。この取付部20は、下カバー31の上部に一端を取り付けられる板状部材で形成される。
次に、図4を参照して、この充電器1の外観形状を説明する。図4は、充電器1の外観図であり、(a)図が平面図、(b)図が底面図、(c)図が正面図、(d)図が右側面図、(e)図が背面図、(f)図が左側面図である。
この実施の形態に係る充電器1は、基本形状を扁平な本体10を備えた薄型の形状としている。そして、本体10の背面上部に取り付けた取付部20を介して、使用者の腰ベルトに取り付けて携帯することができる。このため、本体10の形状も、正面から見て、下方の2隅に大きな丸みを持った形状とすることで、下方の2隅が他の障害物と当たっても痛くない、あるいは衝撃が吸収される形状としている。
この実施の形態に係る充電器1は、基本形状を扁平な本体10を備えた薄型の形状としている。そして、本体10の背面上部に取り付けた取付部20を介して、使用者の腰ベルトに取り付けて携帯することができる。このため、本体10の形状も、正面から見て、下方の2隅に大きな丸みを持った形状とすることで、下方の2隅が他の障害物と当たっても痛くない、あるいは衝撃が吸収される形状としている。
また、前記ベルト取り付けを意識して、燃料カートリッジ11は上面から挿入する構造としている。更には、ベルトに取り付けられた状態でも発電が可能なように、排気口33a、33bは本体10の上方に設けている。加えて、通常の携帯電話機の充電端子が下方に取り付けられていることを考慮して、充電端子23を下方に設けている。
また、この実施の形態では、テーブル面に本充電器1を置いて使うことができる。この場合、前記取付部20が脚部となって作用し、本体10の載置部19を適度に傾斜した面とすることができる。これにより、取扱性を向上することができる。
また、この実施の形態では、テーブル面に本充電器1を置いて使うことができる。この場合、前記取付部20が脚部となって作用し、本体10の載置部19を適度に傾斜した面とすることができる。これにより、取扱性を向上することができる。
次に、図5を参照して、この実施の形態に係る充電器1の使用状態を説明する。図5は、充電状態の正面図を示している。
先ず、図5(a)は、前記載置部19に他の機器21を固定手段22を介して固定することで、他の機器21の充電を行う位置が決められると共に充電端子23と接続され、この充電端子23により直接充電を行うようにしたものである。この実施の形態によれば、極めて容易に携帯電話機に充電を行うことができる。
先ず、図5(a)は、前記載置部19に他の機器21を固定手段22を介して固定することで、他の機器21の充電を行う位置が決められると共に充電端子23と接続され、この充電端子23により直接充電を行うようにしたものである。この実施の形態によれば、極めて容易に携帯電話機に充電を行うことができる。
図5(b)は、前記載置部19に他の機器21を固定手段22を介して固定して、あるいは単純に載置して、前記制御部15から引き出されるコードに取り付けられる接続コネクタ24を介して充電する状態を示したものである。この充電状態によれば、接続コネクタ24を介して簡便に充電することができる。
更に、図5(c)は、前記載置部19に他の機器21を固定するアダプタ25を固定手段22を介して取り付け、このアダプタ25に他の機器21を装着することで、充電を可能とした事例を示している。
更に、図5(d)は、図5(c)のアダプタ25を電気かみそり用のアダプタに取り替えたものである。このように、アダプタ25を多様に組み合わせることにより、充電器の汎用性を安価に高めることができる。ここで、今までの説明では、充電開始及び終了の電源スイッチ43については、説明をしていない。これは、前記燃料カートリッジ11を取り外すことによって、電源OFFにすることができるからである。この図5(d)に示す実施の形態では、電源スイッチ43をガバナ13近傍に設けて、ガバナ13から燃料発電部14に供給する燃料をON、OFFする機能を設けるようにしても良い。
(第2の実施の形態)
次に、図6、図7を参照して、第2の実施の形態に係る充電器を詳細に説明する。図6は、充電器2の外観図であり、図6(a)が平面図、図6(b)が左側面図、図6(c)が正面図、図6(d)が右側面図を示している。また、図7は、充電器2に他の機器21を取り付けた状態の外観図であり、図7(a)が正面図、図7(b)が右側面図である。
次に、図6、図7を参照して、第2の実施の形態に係る充電器を詳細に説明する。図6は、充電器2の外観図であり、図6(a)が平面図、図6(b)が左側面図、図6(c)が正面図、図6(d)が右側面図を示している。また、図7は、充電器2に他の機器21を取り付けた状態の外観図であり、図7(a)が正面図、図7(b)が右側面図である。
この実施の形態は、前記第1の実施の形態と同様に、図6(c)で示す正面図の左上にカートリッジ収納部12、左下にガバナ13、右上に燃料発電部14、右下に制御部15と電源コンデンサ16を配置した構造を備えている。そして、この充電器2の大きな特徴は、本体10の上部を構成する上カバーに前記アダプタ25(図5参照)を一体成型した点にある。
つまり、この実施の形態でも、前記燃料カートリッジ11と燃料発電部14の厚さの違いを利用して、前記燃料発電部14の前面を覆う上カバー30に他の機器21の背面の造形に合わせた機器収納部50を形成している。この機器収納部50は、上部が凹状に形成され、その下部は逆に前方に張り出して充電端子26が設けられ、この機器収納部50に収納される他の機器21を嵌合するように確り保持する構造を備えている。
そして、この充電器2によれば、本体10の背面に形成される取付部20を介して、使用者が腰ベルトに装着して充電することができる。このため、この充電器2は携帯電話の携帯型収納ケースの役割も果たすことができる。
ここで、51はゴム材料で形成されるグリップ部、52は前記機器収納部50から他の機器を外すための手掛け凹部である。
ここで、51はゴム材料で形成されるグリップ部、52は前記機器収納部50から他の機器を外すための手掛け凹部である。
また、この実施の形態では、第1筐体10aの前面側に排気口33aを集中して設け、前記燃料発電部ホルダ32には排気口33aに水分を案内する通路とガイド手段を設けるようにする。これにより、この水分が、他の機器や使用者に接触するのを軽減することができる。このような構造は、前記第1の実施の形態でも採用することができる。
1、2…充電器、10…本体、10a…第1筐体、10b…第2筐体、11…燃料カートリッジ、11a…ガバナ取付部、12…カートリッジ収納部、13…ガバナ、13a…取付口、14…燃料発電部、15…制御部、16…電源コンデンサ、17…段差部、18a…第1平面部、18b…第2平面部、19…載置部、20…取付部、21…他の機器、22…固定手段、23…充電端子、24…接続コネクタ、25…アダプタ、26…充電端子、30…上カバー、31…下カバー、32…燃料発電部ホルダ、33a、33b…排気口、34a、34b…開口部、35a、35b…パンチングネット、36…装置配置空間、37…化粧パネル板、38…開口部、39…透明窓材、40…覗き窓、41…配管、42…配線、43…電源スイッチ、50…機器収納部、51…グリップ部、52…手掛け凹部、A1…矢印。
Claims (3)
- 着脱可能な燃料カートリッジを収納する棒状のカートリッジ収納部と、扁平な燃料電池発電部とを本体に内蔵した充電器であって、
前記本体は、扁平な形状を備えるととともに、前記カートリッジ収納部を内蔵した厚みのある第1筐体と、前記燃料電池発電部を内蔵し、前記第1筐体より薄い第2筐体とを備え、
前記第1筐体と第2筐体は、一方の広い本体面を連続する平面部で形成し、この一方の広い本体面と対向する他方の広い本体面を段差部を持って形成し、
前記第2筐体は、段差部側の第1平面部に充電する機器を載置する載置部を設け、前記第1の平面部と対向する第2筐体の第2平面部に当該本体を他に取り付けるための取付部を備えていることを特徴とする燃料電池を内蔵した充電器。 - 前記請求項1記載の燃料電池を内蔵した充電器において、
前記燃料カートリッジから供給される燃料を制御して前記燃料発電部に供給するガバナを、前記前記カートリッジ収納部の長手方向の延長線上に配置し、このガバナと前記燃料発電部に隣接して制御部と電源を調整する電源コンデンサを配置したことを特徴とする燃料電池を内蔵した充電器。 - 前記請求項1または2記載の燃料電池を内蔵した充電器において、
前記第1筐体は、段差部側の平面部に水分を排出する排出口を設けたことを特徴とする燃料電池を内蔵した充電器。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008027703A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Tokai Corp | 燃料電池用カートリッジのコネクタ |
WO2009054089A1 (ja) * | 2007-10-23 | 2009-04-30 | Panasonic Corporation | 燃料供給装置 |
EP2061117A1 (en) | 2007-11-15 | 2009-05-20 | Nikon Corporation | Power supply apparatus using fuel cell |
-
2004
- 2004-12-08 JP JP2004354842A patent/JP2006166606A/ja active Pending
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