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JP2006164395A - データ記録再生装置、データ記録再生方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ記録再生装置、データ記録再生方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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JP2006164395A
JP2006164395A JP2004354392A JP2004354392A JP2006164395A JP 2006164395 A JP2006164395 A JP 2006164395A JP 2004354392 A JP2004354392 A JP 2004354392A JP 2004354392 A JP2004354392 A JP 2004354392A JP 2006164395 A JP2006164395 A JP 2006164395A
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Ryoichi Suzuki
良一 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【目的】 記録媒体に記録するデータを再生するのに使用するインデックス情報の再生エラーを防止する。
【構成】 光ディスク装置1のCPU20は、データ記録工程で光ディスク4のデータ記録領域に映像データを記録し、インデックス情報記録工程でその映像データの後ろにインデックス情報を記録する毎に、インデックス情報繰返再生工程によってその記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、CD−ROMディスク、CD−Rディスク、CD−RWディスク、DVD−ROMディスク、DVD−Rディスク、DVD−RWディスク、DVD−RAMディスク、DVD+RWディスク、DVD+Rディスク、Blu−rayディスク、HDDVDディスク等の光ディスク、MO、MD等の光磁気ディスク、HD、FD等の磁気ディスク、不揮発性RAM、フラッシュ(Flash)ROM等のメモリカード等の記録媒体に対するデータの記録と再生を行う光ディスク装置等のデータ記録再生装置と、そのデータ記録再生装置におけるデータ記録再生方法と、コンピュータに実行させるためのプログラムと、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とに関する。
近年、各種TV放送の映像データやVHSなど古いメディアの映像データをデジタル圧縮してハードディスクや光ディスクの記録媒体に記録するデータ記録再生装置が普及しつつある。そのようなデータ記録再生装置によって記録媒体に映画、TVドラマ等の映像データを記録する場合、最終的にはファイルとして認識されるように記録するのが一般的であり、交換可能な記録媒体に対してファイルの管理、書き込み、読み込みの制御を行う部分のファイルシステムはユニバーサルディスクフォーマット(UDF)等の標準規格を用いることになる。
上記のようなデータ記録再生装置において、映像データ記録中に「録画中の停電(バッテリ消耗等も含む)」「誤ってACプラグを抜いてしまったことによる強制電源断の発生(電池抜き取りなども含む)」「記録中の記録エラー発生(振動・故障等も含む)」などの原因によって記録動作が中断したり、傷やゴミなどが付着して後天的に劣化した記録媒体を使用したり、先天的に劣悪な品質の記録媒体を使用したりすると、記録されたデータの再生時に再生エラーが頻発して再生し難くなったり、記録データが二度と再生できなくなったりすることがある。
従来、再生エラーが発生したときに記録されているデータを修復して再生するデータ記録再生装置(例えば、特許文献1〜4参照)があった。
特開2004−7075号公報 特開2004−7684号公報 特開2004−78490号公報 特開2004−241104号公報
しかしながら、従来のデータ記録再生装置では、映像データを参照する際に必要なインデックス情報を記録する時に記録動作の中断等の不具合が発生すると、インデックス情報が正常に再生できない状態で記録されてしまうことになり、そのインデックス情報に基づく映像データの再生ができなくなったり、記録媒体の再生自体ができなくなるという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、記録媒体に記録するデータを再生するのに使用するインデックス情報の再生エラーを防止することを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の(1)〜(8)のデータ記録再生装置を提供する。
(1)記録媒体の記録領域にデータを記録するデータ記録手段と、上記記録領域に上記データのインデックス情報を記録するインデックス情報記録手段と、そのインデックス情報記録手段によってインデックス情報を記録する毎にその記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するインデックス情報繰返再生手段を備えたデータ記録再生装置。
(2)上記(1)のデータ記録再生装置において、上記インデックス情報繰返再生手段に、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ再生速度を変更する手段を設けたデータ記録再生装置。
(3)上記(1)のデータ記録再生装置において、上記インデックス情報繰返再生手段に、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ上記記録媒体の回転方式の種類を変更する手段を設けたデータ記録再生装置。
(4)上記(1)のデータ記録再生装置において、上記インデックス情報繰返再生手段に、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ上記記録媒体上からの再生方向を変更する手段を設けたデータ記録再生装置。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかのデータ記録再生装置において、上記インデックス情報記録手段によって記録したインデックス情報を保持するインデックス情報保持手段と、上記インデックス情報繰返再生手段による再生で再生エラーが発生したとき、上記記録媒体の記録領域に対して最後に記録が成功したアドレスの次のアドレスから上記インデックス情報保持手段によって保持したインデックス情報を予め設定した回数繰り返し記録するインデックス情報繰返記録手段を設けたデータ記録再生装置。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかのデータ記録再生装置において、上記記録媒体の記録領域に記録されたインデックス情報を再生し、その再生されたインデックス情報に基づいて上記記録媒体の記録領域に記録されたデータを再生するデータ再生手段と、そのデータ再生手段によるデータの再生中にインデックス情報が再生できなかったとき、上記記録媒体の記録領域から再生可能な最も最新のインデックス情報を代替インデックス情報として再生する代替インデックス情報再生手段を設けたデータ記録再生装置。
(7)上記(6)のデータ記録再生装置において、上記記録媒体の記録領域にリザーブ領域を確保するリザーブ領域確保手段と、上記代替インデックス情報再生手段によって再生した代替インデックス情報を用いてメニュー情報を作成するメニュー情報作成手段と、そのメニュー情報作成手段によって作成したメニュー情報を上記リザーブ領域確保手段によって確保されたリザーブ領域に記録し、上記記録媒体の記録領域に対してセッションをクローズしてファイナライズを行うファイナライズ手段を設けたデータ記録再生装置。
(8)上記(1)のデータ記録再生装置において、上記記録媒体の記録領域にインデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保する専用領域確保手段と、上記インデックス情報記録手段によって上記記録媒体の記録領域にデータのインデックス情報を記録した後、そのインデックス情報のコピーを上記専用領域確保手段によって確保された専用領域に記録するインデックス情報コピー記録手段を設けたデータ記録再生装置。
また、次の(9)〜(16)のデータ記録再生方法も提供する。
(9)記録媒体の記録領域にデータを記録するデータ記録工程と、上記記録領域に上記データのインデックス情報を記録するインデックス情報記録工程と、そのインデックス情報記録工程によってインデックス情報を記録する毎にその記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するインデックス情報繰返再生工程とからなるデータ記録再生方法。
(10)上記(9)のデータ記録再生方法において、上記インデックス情報繰返再生工程に、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ再生速度を変更する工程を設けたデータ記録再生方法。
(11)上記(9)のデータ記録再生方法において、上記インデックス情報繰返再生工程に、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ上記記録媒体の回転方式の種類を変更する工程を設けたデータ記録再生方法。
(12)上記(9)のデータ記録再生方法において、上記インデックス情報繰返再生工程に、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ上記記録媒体上からの再生方向を変更する工程を設けたデータ記録再生方法。
(13)上記(9)〜(12)のいずれかのデータ記録再生方法において、上記インデックス情報記録工程によって記録したインデックス情報を保持するインデックス情報保持工程と、上記インデックス情報繰返再生工程による再生で再生エラーが発生したとき、上記記録媒体の記録領域に対して最後に記録が成功したアドレスの次のアドレスから上記インデックス情報保持工程によって保持したインデックス情報を予め設定した回数繰り返し記録するインデックス情報繰返記録工程を設けたデータ記録再生方法。
(14)上記(9)〜(13)のいずれかのデータ記録再生方法において、上記記録媒体の記録領域に記録されたインデックス情報を再生し、その再生されたインデックス情報に基づいて上記記録媒体の記録領域に記録されたデータを再生するデータ再生工程と、そのデータ再生工程によるデータの再生中にインデックス情報が再生できなかったとき、上記記録媒体の記録領域から再生可能な最も最新のインデックス情報を代替インデックス情報として再生する代替インデックス情報再生工程を設けたデータ記録再生方法。
(15)上記(14)のデータ記録再生方法において、上記記録媒体の記録領域にリザーブ領域を確保するリザーブ領域確保工程と、上記代替インデックス情報再生工程によって再生した代替インデックス情報を用いてメニュー情報を作成するメニュー情報作成工程と、そのメニュー情報作成工程によって作成したメニュー情報を上記リザーブ領域確保工程によって確保されたリザーブ領域に記録し、上記記録媒体の記録領域に対してセッションをクローズしてファイナライズを行うファイナライズ工程を設けたデータ記録再生方法。
(16)上記(9)のデータ記録再生方法において、上記記録媒体の記録領域にインデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保する専用領域確保工程と、上記インデックス情報記録工程によって上記記録媒体の記録領域にデータのインデックス情報を記録した後、そのインデックス情報のコピーを上記専用領域確保工程によって確保された専用領域に記録するインデックス情報コピー記録工程を設けたデータ記録再生方法。
さらに、次の(17)〜(24)のプログラムと、(25)のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
(17)コンピュータに、記録媒体の記録領域にデータを記録するデータ記録手順と、上記記録領域に上記データのインデックス情報を記録するインデックス情報記録手順と、そのインデックス情報記録手順によってインデックス情報を記録する毎にその記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するインデックス情報繰返再生手順を実行させるためのプログラム。
(18)上記(17)のプログラムにおいて、コンピュータに、上記インデックス情報繰返再生手順で、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ再生速度を変更する手順を実行させるためのプログラム。
(19)上記(17)のプログラムにおいて、コンピュータに、上記インデックス情報繰返再生手順で、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ上記記録媒体の回転方式の種類を変更する手順を実行させるためのプログラム。
(20)上記(17)のプログラムにおいて、コンピュータに、上記インデックス情報繰返再生手順で、上記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ上記記録媒体上からの再生方向を変更する手順を実行させるためのプログラム。
(21)上記(17)〜(20)のいずれかのプログラムにおいて、コンピュータに、上記インデックス情報記録手順によって記録したインデックス情報を保持するインデックス情報保持手順と、上記インデックス情報繰返再生手順による再生で再生エラーが発生したとき、上記記録媒体の記録領域に対して最後に記録が成功したアドレスの次のアドレスから上記インデックス情報保持手順によって保持したインデックス情報を予め設定した回数繰り返し記録するインデックス情報繰返記録手順を実行させるためのプログラム。
(22)上記(17)〜(21)のいずれかのプログラムにおいて、コンピュータに、上記記録媒体の記録領域に記録されたインデックス情報を再生し、その再生されたインデックス情報に基づいて上記記録媒体の記録領域に記録されたデータを再生するデータ再生手順と、そのデータ再生手順によるデータの再生中にインデックス情報が再生できなかったとき、上記記録媒体の記録領域から再生可能な最も最新のインデックス情報を代替インデックス情報として再生する代替インデックス情報再生手順を実行させるためのプログラム。
(23)上記(22)のプログラムにおいて、コンピュータに、上記記録媒体の記録領域にリザーブ領域を確保するリザーブ領域確保手順と、上記代替インデックス情報再生手順によって再生した代替インデックス情報を用いてメニュー情報を作成するメニュー情報作成手順と、そのメニュー情報作成手順によって作成したメニュー情報を上記リザーブ領域確保手順によって確保されたリザーブ領域に記録し、上記記録媒体の記録領域に対してセッションをクローズしてファイナライズを行うファイナライズ手順を実行させるためのプログラム。
(24)上記(17)のプログラムにおいて、コンピュータに、上記記録媒体の記録領域にインデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保する専用領域確保手順と、上記インデックス情報記録手順によって上記記録媒体の記録領域にデータのインデックス情報を記録した後、そのインデックス情報のコピーを上記専用領域確保手順によって確保された専用領域に記録するインデックス情報コピー記録手順を実行させるためのプログラム。
(25)上記(17)〜(24)のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
この発明によるデータ記録再生装置とデータ記録再生方法は、インデックス情報の記録後に再生可能か否かを確認するための再生動作を複数回行って正常に再生できることを確認するので、記録媒体に記録するデータを再生するのに使用するインデックス情報の再生エラーを防止することができる。
また、この発明によるプログラムは、コンピュータに記録媒体に記録するデータを再生するのに使用するインデックス情報の再生エラーを防止するための機能を実行させることができる。
さらに、この発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに記録媒体に記録するデータを再生するのに使用するインデックス情報の再生エラーを防止するための機能を容易にインストールすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1はこの発明の一実施形態である映像記録システムの構成を示すブロック図である。
この映像記録システムは、映像データの記録先である記録媒体として光ディスクを用いる光ディスク装置1とホストコンピュータ2とがATA/ATAPIインタフェース、SCSIインタフェース、USBインタフェース、IEEE802インタフェース、IEEE1284インタフェース、IEEE1394インタフェース、シリアル(Serial)ATAインタフェースなどのインタフェース3を介してデータのやり取りが可能に接続されている。
光ディスク4は、CD−Rディスク、DVD−Rディスク、DVD+Rディスク、CD−RWディスク、DVD−RWディスク、DVD−RAMディスク、DVD+RWディスク、Blu−rayディスク、HDDVDディスク等の光ディスクであり、追記型記録媒体(ライトワンス)のように扱うこともできる書き換え型記録媒体でもよい。
光ディスク装置1は、光ディスク4を回転させるスピンドルモータ(SPM)10と、光ディスク4に対してデータを記録又は再生するためのレーザ光Lを照射する光源を搭載し、光ディスク4に対して微小動作を行うことができる光ピックアップ(PU)11と、光ピックアップ11を光ディスク4の半径方向に移動させるトラッキングモータ12と、光ピックアップ11を傾斜させ、光ディスク4の反りや振れに対応させることができるチルトモータ14を備えている。
信号処理系部13は、光ディスク4に記録する映像データ及びインデックス情報等の各種のデータを光ピックアップ11へ出力し、光ピックアップ11から出力される映像データ及びインデックス情報等の各種のデータをバッファメモリ19へ記憶する処理などを行う。
チルト制御系部15は、チルトモータ14の駆動制御を司る。
回転制御系部16は、スピンドルモータ10の回転駆動制御を司る。
トラッキング制御系部17は、トラッキングモータ12の駆動制御を司る。
光ピックアップ(PU)制御系部18は、光ピックアップ11の駆動制御を司る。
バッファメモリ19は、光ディスク4に記録又は光ディスク4から再生された映像データ及びインデックス情報等の各種のデータを一時的に記憶して格納するメモリである。
インタフェースコントローラ(I/F・C)23は、インタフェース3を介してホストコンピュータ2とのデータのやり取りを制御する。
CPU20とROM21とRAM22は、マイクロコンピュータを構成し、ROM21に光ディスク装置1の全体の制御を司る制御プログラム及びこの発明に係る各種手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納し、CPU20がRAM22を作業領域としてその制御プログラムとプログラムを実行することにより、光ディスク装置1のデータ記録及び再生の全体の制御と、この発明に係る各種工程によるデータ記録再生方法を実行する。すなわち、CPU20が、この発明に係るデータ記録手段、インデックス情報記録手段、インデックス情報繰返再生手段、インデックス情報保持手段、インデックス情報繰返記録手段、データ再生手段、代替インデックス情報再生手段、リザーブ領域確保手段、メニュー情報作成手段、ファイナライズ手段、専用領域確保手段、インデックス情報コピー記録手段等の各機能を果たす。
一方、ホストコンピュータ2は、パーソナルコンピュータ等の端末装置であり、AV入出力系部30はCRT、LCD等の表示部や各種の映像・音声入力装置等の入出力装置を接続し、それらに対する映像データの入出力(AD/DA変換含む)制御を司る。
符号多重化系部31は、映像データの信号を圧縮・伸張したり多重化・分離化して予め決められたデジタルフォーマットにする。
インタフェースコントローラ(I/F・C)32は、インタフェース3を介して光ディスク装置1とのデータのやり取りを制御する。
操作系部/リアルタイムクロック(RTC)33は、操作表示部を接続し、ユーザからの操作情報を入力し、各種作業に対する操作情報等を表示パネルに表示する操作系処理と、映像データの記録時等における時間管理や時刻表示などで予約などの機能に使われる計時処理を行う。
バッファメモリ34は、光ディスク装置1へ送って光ディスク4に記録又は光ディスク装置1から受信した光ディスク4から再生された映像データ及びインデックス情報等の各種のデータを一時的に記憶して格納するメモリである。
CPU35とROM36とRAM37は、マイクロコンピュータを構成し、ROM36(又は図示を省略するがハードディスク装置等の各種プログラムを格納する記憶装置)にホストコンピュータ2の全体の制御を司る制御プログラムを格納し、CPU35がRAM37を作業領域としてその制御プログラムを実行することにより、ホストコンピュータ2のデータ記録及び再生の全体の制御処理を実行する。この発明に係るプログラムを光ディスク装置1にインストールするには、装置製造時にROM36に書き込んでおくようにしても良いし、装置出荷後に光ディスク等の各種のコンピュータ読み取り可能な記録媒体にプログラムを記録し、その記録媒体を介してROM36に記憶させる(この場合のROMは書き換え可能なメモリである)ことによって導入するようにしても良い。
この映像記録システムは、光ディスク4への映像データの記録は、ホストコンピュータ2が映像・音声入力装置から入力した映像データをインタフェース3を介して光ディスク装置1へ送り、光ディスク装置1は、ホストコンピュータ2から受信した映像データをバッファメモリ19に蓄積し、所定の信号処理を施して光ピックアップ11からレーザ光Lを照射して光ディスク4に映像データを記録する。その際、映像データの再生に必要なインデックス情報も記録する。
一方、光ディスク4からの映像データの再生は、光ディスク4から再生したインデックス情報に基づいて映像データを再生して一旦バッファメモリ19へ蓄積した後、インタフェース3を介してホストコンピュータ2へ送信する。ホストコンピュータ2は光ディスク装置1から受信した映像データをバッファメモリ34へ蓄積し、その映像データを表示部に表示する。
次に、光ディスク4に現れる障害について説明する。
光ディスク4は、センタホールの傾きによって中心軸が傾いてしまうと回転時に面振れが発生してデータを正常に記録再生できなくなる障害が生じる。
また、記録領域の記録面に爪や凹凸による引っ掻き傷ができたり、インクや印刷の飛沫が付着して染みになったり、使用者の指紋や肌の油脂が付着したり、ホコリやゴミが付着したりすると、その傷の部分に照射したレーザ光が散乱したり、記録面に十分な光が照射されなくなり、データの読み取りが難しくなる障害が生じる。
さらに、光ディスク4を製造するときの装置の癖によってディスク面に反りが生じてしまってもデータの読み取りが難しくなる障害が生じる。これは、単に外周側だけで発生するわけではなく、内周側や中央部でも発生して、波打つような面になってしまうこともある。レーベル面側でもシールやテープ等が貼り付けられ、ディスクの重心やバランスが崩れてしまうことがある。すると、予め想定している安定的な回転が得られず、酷いときは騒音まで発生するようになる。
このように、光ディスク4に発生する障害には様々なものがあり、データ記録中にそれらの障害に遭遇すると、記録に長い時間がかかってしまってバッファオーバフローを引き起こしたり、記録動作が停止してしまうこともあり、その際に未記録領域は当然、記録ブロックが完成しないため、完了した記録ブロックからあとは全て読めなくなる可能性が高くなる。とくに、映像データを再生するときに必要なインデックス情報の記録時に上記のような障害が発生すると、記録したインデックス情報が再生できなくなり、それによって既に記録した映像データも再生できなくなってしまう。
そこで、この光ディスク装置1は、光ディスク4にインデックス情報を記録する度に複数回再生を繰り返して再生可能か否かをチェックする。
図2は、光ディスク4に映像データとインデックス情報を記録するときのフォーマットを示す説明図である。
光ディスク4の記録領域はセンタホールのある内周側から外周側へ向かってリードイン(Lead In)領域40とデータ記録領域41を有し、ディスクのファイナライズ処理がされるとリードアウト(Lead Out)領域42が設けられる。リードイン領域40には目次データであるテーブルオブコンテンツ(TOC)44、リザーブ領域の範囲を示すアドレス等が記録される。
データ記録領域41には内周側の先頭にディスクマウント後に確保される所定範囲のリザーブ領域43があり、このリザーブ領域43にはデータ記録領域41に記録される映像データ45のインデックス情報46の開始アドレスと終了アドレス(又は開始アドレスと記録範囲を示すボリュームデータでもよい)が記録される。リザーブ領域43の後から映像データ45が記録されていき、一つのタイトルの映像データ45の記録が終わると、その後に記録後の映像データ45を再生するのに使用されるインデックス情報46を記録し、次の映像データ45はその後に付加されていく。
1番目の映像データ45のインデックス情報46は1番目の映像データ45の開始アドレスと終了アドレス(又は開始アドレスとボリュームのデータでもよい)で記録され、2番目の映像データ45のインデックス情報46は1番目と2番目の各映像データ45の開始アドレスと終了アドレス(又は開始アドレスとボリュームのデータでもよい)が記録され、その後、順々に映像データが記録されて最後の映像データのインデックス情報にはそれまでに記録された映像データの全開始アドレスと終了アドレス(又は開始アドレスとボリュームのデータでもよい)が記録される。
このようにして、データ記録領域41の最後、インデックス情報を差し引いた限界まで映像データを記録することができ、最後にインデックス情報を記録する。
次に、この光ディスク装置1における映像データ記録時の処理について説明する。
ホストコンピュータ2からデータ記録命令が送られると、光ディスク装置1は以下のようにして光ディスク4に映像データとその映像データを再生する際に使用するインデックス情報を記録し、この発明に係る記録後のインデックス情報を繰り返し再生して再生可能に記録されたかを確認する。
図3は、図1に示す光ディスク装置1における映像データ記録時の処理を示すフローチャート図である。
この処理は、CPU20が、ステップ(図中「S」で示す)1の初期設定で初期値(光ディスクに記録後のインデックス情報を繰り返し再生するときに計数する再生回数のカウント値:C1=1、光ディスクに記録後のインデックス情報を再生する予め設定した繰り返し回数の上限値:M、このMの値は任意に設定することができ、例えばM=5)を(例えばRAMに)設定し、ステップ2で光ディスク装置にデータが記録されていないブランクディスクの光ディスクが挿入されると、ステップ3で光ディスクのマウント処理(このマウント処理は公知技術なので詳細な説明は省略する。また、このステップではデータを記録する際の最適記録条件を決定するためのOPC処理等も含む)を実行し、ステップ4で光ディスクの記録領域のデータ記録領域の内周側先頭に所定範囲のリザーブ領域を確保する。その際、リードイン領域にリザーブ領域の範囲を示すアドレス情報を記録する。
ステップ5でホストコンピュータから映像データを受信したか否かを判断し、受信するまで待機し、受信したら、ステップ6で光ディスクのデータ記録領域に映像データを記録し(データ記録工程)、ステップ7で記録した映像データのインデックス情報を作成してRAMに記憶し、ステップ8でRAMからインデックス情報を読み出してバッファメモリに移し、ステップ9で光ディスクのデータ領域の上記記録した映像データの後にインデックス情報を記録し、そのインデックス記録位置を示すアドレス情報(開始アドレスと終了アドレス、あるいは開始アドレスとボリュームデータ)をリードイン領域に記録する(インデックス情報記録工程)。
ステップ10で光ディスクにインデックス情報が記録できなかった記録エラーが発生したか否かを判断する。その記録エラーの原因には、トラック外れ、フォーカス外れ、データ記録領域の記録先のアドレスが読み取れない等の事項がある。
ステップ10で記録エラーが発生したら、ステップ16でホストコンピュータへ記録エラーを通知する等の記録エラー処理を実行し、この処理を終了する。
ステップ10で記録エラーが発生しなければ、ステップ11でバッファメモリをクリアする。ここで、インデックス情報を再生するとき、インデックス情報の記録直後に何もせずに再生してしまうと、バッファメモリに残っているインデックス情報を高速に再生してしまうことがあり、実際には光ディスクから再生していない可能性があるので、バッファをクリアしてから実際に再生を行うのである。また、バッファクリアに代えて光ディスクの他の個所を一旦読むなどダミーリードを行うようにしてもよい。このようにすれば、記録が確実に行われているか確かめることができる。
ステップ12で光ディスクのデータ記録領域から上記記録したインデックス情報を再生し、ステップ13で光ディスクから再生できない再生エラーが発生したか否かを判断する。その再生エラーの原因には、トラック外れ、フォーカス外れ、データ記録領域の記録先のアドレスが読み取れない、エラー訂正できなかった等の事項がある。
ステップ13で再生エラーが発生したと判断すると、ステップ17でインデックス情報が正しく記録されなかった可能性が高いので、その旨をホストコンピュータへ通知する再生エラー処理を実行し、この処理を終了する。
ステップ13で再生エラーが発生しなければ、ステップ14で再生回数のカウント値C1<Mか否かを判断し、C1<Mなら、ステップ15でカウント値を1加算してC1=C1+1にし、ステップ11に戻ってバッファクリア処理と同じインデックス情報の再生処理と再生エラーの発生の有無を判断する処理を繰り返し、ステップ14でC1<Mでなければ(予め設定した再生回数の繰り返し再生が済んだら)この処理を終了する。
このようにして、インデックス情報記録工程によってインデックス情報を記録する毎にその記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するインデックス情報繰返再生工程を実施する。
なお、上述の処理で、ステップ14でC1<Mでなければ、そのまま何の処理もせずにホストコンピュータからの指示に基づく処理を継続するようにしても良いが、ホストコンピュータへインデックス情報が正しく記録されている旨を示す情報を通知するようにしても良い。
このようにして、インデックス情報の記録毎に複数回繰り返して再生して再生可能か否かを確認するので、光ディスクに対する記録と再生の信頼性を高めることができる。
次に、上述の処理において、インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ再生速度を変更するようにしてもよい。
その場合、最初の再生時には比較的遅い再生速度を設定して再生し、2回目以降の再生では段階的に再生速度を早めていって再生する。
例えば、1回目の再生では8倍速で再生し、2回目の再生ではステップ15の後に再生速度を12倍速に上げて再生し、3回目の再生では同じようにして24倍速に上げて再生する。
あるいは、インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ光ディスク4の回転方式の種類を変更するようにしてもよい。
例えば、最初の再生時にはCAV方式で再生し、2回目の再生ではステップ15の後に回転方式をCLV方式に変更して再生する。
あるいはまた、インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ光ディスク4上からの再生方向を変更するようにしてもよい。例えば、データ記録領域のアドレス10〜20のインデックス情報を再生する場合、最初はアドレス10から読み出し、次は逆に20から10へというように反対の方向に再生する。
あるいは、次のようにしても良い。
ホストコンピュータ2から光ディスク装置1に対してインデックス情報を記録する毎にそれぞれ異なる種類の再生指示コマンドを送信し、光ディスク装置1のCPU20が、その各再生指示コマンドを受信する毎に、光ディスク4に記録した同じインデックス情報を繰り返し再生する。
このようにして、インデックス情報の記録毎に複数回繰り返して再生するときにそれぞれの回で再生時の条件を異ならせて再生可能か否かを確認するので、光ディスクに対する記録と再生の信頼性をさらに高めることができる。
次に、上述したステップ17の再生エラー処理に代えて次のような再生エラー処理にしても良い。
この再生エラー処理では、インデックス情報の再生エラーが発生した場合、単純に再生エラーにせずに繰り返し記録を行う。もし、単純に再生エラーにしてしまうと、インデックス情報が記録されないままそこで終わってしまっている虞があり、そのような光ディスクはインデックス情報が見つからずに二度と再生できない媒体になってしまう可能性がある。そこで、インデックス情報の記録を何度かリトライすることにより、確実に記録するように試みる。その際、記録場所を変えたり、一旦光ディスクを排出して再び挿入してから記録するようにしてもよい。但し、あまり多くの回数を繰り返すと時間がかかることが予想されるので、記録の繰り返し回数は所定回数内に抑えると良い。
図4は、インデックス情報を繰り返し記録する場合の再生エラー処理を示すフローチャート図である。
この処理は、CPU20が、上記ステップ13で再生エラーが発生したと判断すると、まず、インデックス情報保持工程を実行して光ディスク4に記録して再生エラーが発生したインデックス情報をRAM22(又はバッファメモリ19)に記憶して保持する。
その後、ステップ(図中「S」で示す)21で訂正できないエラーの発生か否かを判断し、訂正できないエラーの発生ならリターンして、上述と同じ処理を行う。
ステップ21で訂正できないエラーの発生でなければ、ステップ22の初期設定で初期値(光ディスクにインデックス情報を繰り返し記録するときに計数する記録回数のカウント値:C2=1、光ディスクにインデックス情報を記録する予め設定した繰り返し回数の上限値:N、このNの値は任意に設定することができ、例えばN=3)を(例えばRAMに)設定する。
ステップ23でインデックス情報の最終記録アドレスA1(光ディスク上に最後に記録されたインデックス情報の終端アドレス)を確認し、ステップ24で最終記録アドレスA1の次の記録アドレスA2を先頭位置として記録アドレスA2からインデックス情報を記録し、ステップ25で記録回数のカウント値C2<Nか否かを判断し、C2<Nなら、ステップ27でカウント値を1加算してC2=C2+1にし、ステップ24に戻って同じインデックス情報の記録処理を繰り返し、ステップ25でC2<Nでなければ(予め設定した記録回数の繰り返し記録が済んだら)この処理を終了する。
このようにして、インデックス情報繰返再生工程による再生で再生エラーが発生したとき、光ディスク4の記録領域に対して最後に記録が成功したインデックス情報の最終アドレスの次のアドレスからインデックス情報保持工程によって保持したインデックス情報を予め設定した回数繰り返し記録するインデックス情報繰返記録工程を実行する。
なお、上述した繰り返し記録を実行する毎に記録したインデックス情報を再生して再生可能か否かをチェックするようにし、再生可能であることを確認したら繰り返し記録を終了し、予め設定した記録回数を繰り返し記録しても記録に成功しなかった場合はエラー処理を行ってインデックス情報が正しく記録できなかった旨をホストコンピュータ2へ伝達するようにするとなおよい。
このようにして、インデックス情報の記録毎に複数回の再生を行って再生エラーが発生したときは、そのインデックス情報を繰り返し記録することにより、光ディスクに記録した映像データの再生に重要な情報であるインデックス情報の記録に勤めるので、光ディスクに対する記録と再生の信頼性をより高めることができる。
なお、上述のインデックス情報の繰り返し記録の際、記録速度、記録方式、回転速度等の条件を代えるようにすればより記録し易くなる。例えば、記録速度、回転速度を遅くしたりするとよい。
次に、この光ディスク装置1における映像データが記録された光ディスクの再生の処理について説明する。
光ディスク装置1は、光ディスク4の再生時、CPU20がデータ再生工程を実行して光ディスク4のデータ記録領域に記録されたインデックス情報を再生し、その再生されたインデックス情報に基づいてデータ記録領域に記録された映像データを再生してホストコンピュータ2へ送信する。
その再生の際、あるインデックス情報が再生できないとき、またそのインデックス情報が決められた場所に見つからないときは、他の再生可能なインデックス情報を探索して参照して映像データを再生する。したがって、インデックス情報が読み出せない映像データ以外のコンテンツは再生することができる。
図5は、図1に示す光ディスク装置1における映像データが記録された光ディスクの再生時にあるインデックス情報が再生できなかったときの処理を示すフローチャート図である。
この処理は、CPU20が光ディスク4の再生時にあるインデックス情報が再生できなかったとき、ステップ(図中「S」で示す)31で光ディスクのデータ記録領域を探索し、ステップ32でデータ記録領域に最後に記録された映像データの後にインデックス情報が有るか否かを判断し、有ればステップ33でそのインデックス情報を再生し、ステップ34で再生可能か否かを判断し、再生可能ならステップ42でその最後の映像データの後のインデックス情報を再生し、ステップ40で代替インデックス情報としてホストコンピュータへ通知してこの処理を終了する。
ステップ32でデータ記録領域に最後に記録された映像データの後にインデックス情報が無いと判断したら、ステップ35で再び光ディスクを探索し、ステップ36でデータ記録領域に最後に記録された映像データの直前にインデックス情報が有るか否かを判断し、有ればステップ37でそのインデックス情報を再生し、ステップ38で再生可能か否かを判断し、再生可能ならステップ39でその最後の映像データの直前のインデックス情報を再生し、ステップ40で代替インデックス情報としてホストコンピュータへ通知してこの処理を終了する。
また、ステップ36の判断でデータ記録領域に最後に記録された映像データの直前にインデックス情報がなければ、ステップ41でホストコンピュータに再生エラーの情報を通知し、この処理を終了する。
このようにして、光ディスク4に記録されたインデックス情報を再生し、その再生されたインデックス情報に基づいて光ディスク4に記録された映像データを再生するデータ再生工程の実行時、そのデータ再生工程によるデータの再生中にインデックス情報が再生できなかったとき、光ディスク4のデータ記録領域から再生可能な最も最新のインデックス情報を代替インデックス情報として再生する代替インデックス情報再生工程を実行することにより、処理を中断せずにインデックス情報が読み出せない映像データ以外の再生を可能にすることができる。
なお、インデックス情報の記録の後、その記録が成功していれば、そのインデックス情報の記録位置のアドレスを記録しておくとよい。これは、一定の決められたアドレスに格納したり、または、特定のデータの一部に入れるようにしても良いのでそのタイミングのみで記録するとは限らなくてもよい。
このように、記録に成功したインデックス情報のアドレスが有れば、インデックス情報の記録が成功しなかった場合は、以前に記録された最新の再生可能なインデックス情報を探索することが容易にできる。
もし、記録に成功したインデックス情報のアドレスが無い場合は光ディスク上の全記録を可能な限り記録領域の後ろのブロックから順次調べていくしかない。
そのようにしてインデックス情報を発見した場合、それを代替インデックス情報として最新のものとして扱って映像データの再生に用いる。もし、発見できなかった場合、インデックス情報の発見が不可能だった旨をホストコンピュータへ伝達する。
また、最終記録アドレスからさかのぼって読み出すと探索時間がかかるので、最後に記録に成功したインデックス情報が存在するアドレスを適当な間隔で予め記録しておけば、そのアドレスを用いてインデックス情報を再生できる。
あるいは、光ディスク装置1に内部的に保持しておくなどの方法をとっておくとインデックス情報の再生をより高速に行える。
このようにして、追記に失敗した光ディスク、劣化した光ディスクなどのように再生時にインデックス情報が記録されていないときや見つからない時でも、他に記録されている最新のインデックス情報を探索して再生するので、映像データを続けて再生できる可能性が高くなり、再生限界を積極的に広げる光ディスク装置を提供することができる。
次に、光ディスクの再生時、あるインデックス情報が再生できないとき、単純に最後に記録に成功した個所までを一本の映像データ(コンテンツ)と見なして仮想的にインデックス情報を生成し、そのインデックス情報に基づいて映像データの再生を開始するようにしてもよい。
このようにすれば、インデックス情報と各コンテンツが一対一に対応しないが、とりあえず再生を開始することができる。
図6は、光ディスクの再生時にインデックス情報が見つからなかったときにインデックス情報を仮想的に生成して再生するときの処理を示すフローチャート図である。
この処理は、CPU20が、ステップ(図中「S」で示す)51で光ディスクのデータ領域から指定されたインデックス情報を探索し、ステップ52で探索が成功したか否かを判断し、成功したらこの処理を終了し、再生したインデックス情報に基づいて映像データを再生する。
ステップ52の判断で指定されたインデックス情報の探索が失敗した場合、ステップ53で記録開始アドレスを再生し、ステップ54で再生エラーか否かを判断する。再生エラーなら、もはや光ディスクをマウントできず、再生も期待できない媒体になってしまっている可能性が高いので、ステップ58でインデックス生成不能である旨をホストコンピュータへ伝達する再生エラー通知を実行し、この処理を終了する。
ステップ54で再生エラーでなければ、ステップ55で記録開始アドレスの再生から、通常プリセットされる録画のデフォルトパラメータを取得し、ステップ56で記録開始アドレスとデフォルトパラメータから録画時間を割り出し、インデックス情報を仮想的に作成する。そのインデックス情報は、録画日時、録画モード、録画ソース、録画タイトル、参照フレーム、コンテンツの概略などの情報からなる。
そして、ステップ57で上記作成したインデックス情報を代替インデックス情報として再生部分に与えることで映像データの再生を開始し、この処理を終了する。
なお、上述の処理で作成したインデックス情報が仮想的に作り出されたものであると分かるようにすると良い。
こうして、実際に全ての再生ができる訳では無いが、再生開始のきっかけを与えることができ、部分的に映像データを救うことが期待できる。
このようにして、追記に失敗した光ディスク、劣化した光ディスクなどのように再生時にインデックス情報が記録されていないときや見つからない時でも、仮想的に代替インデックス情報を作成して再生するので、映像データを続けて再生できる可能性が高くなり、再生限界を積極的に広げる光ディスク装置を提供することができる。
次に、この光ディスク装置1におけるファイナライズ処理について説明する。
光ディスク4に対して最後のインデックス情報又は生成したインデックス情報を用いてファイナライズ処理することにより、光ディスク4に対する追記を不可能にし、完成した再生専用媒体とすることができる。
図7は、図1に示す光ディスク装置1におけるファイナライズ処理の説明に供する説明図である。
CPU20は、光ディスク4に対するファイナライズ処理を開始すると、データ記録領域41の最後のインデックス情報が不正なインデックス情報47の場合、図中に49で波線矢示するように、メニュー情報作成工程で代替インデックス情報再生工程によって再生した代替インデックス情報(不正なインデックス情報47の前に記録された最新の再生可能なインデックス情報48)を用いてメニュー情報(映像データ)を作成すると、その作成したメニュー情報を光ディスク4のマウント時にリザーブ領域確保工程によってデータ記録領域に確保したリザーブ領域43に記録してデータ記録領域41を連続させ、リードイン領域40に対してTOC44などを完成させた記録を行い、リードアウト領域42を付加して不連続な未記録部が無いようにし、光ディスクの記録領域に対してセッションをクローズしてファイナライズを行うファイナライズ工程を実行する。この処理では、上記代替インデックス情報に代えて上記仮想的に作成したインデックス情報を用いても良い。
このようにして、ファイナライズ処理の時でも代替インデックス情報を積極的に利用し、光ディスクの再生可能性を高めることができる。
次に、この光ディスク装置1における映像データ記録時にインデックス情報を二重に記録するようにするとよい。
図8は、図1に示す光ディスク装置1におけるファイナライズ処理の説明に供する説明図である。
CPU20は、予め光ディスクのマウント時などに、専用領域確保工程により、光ディスクのデータ記録領域41にリザーブ領域43を含み、映像データとその映像データのインデックス情報とを記録する映像データ記録領域50と、インデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保するインデックス情報コピー記録領域51とに分割し、データ記録領域41内にインデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保する。
専用領域の確保には、公知技術のリザーブ機能を用いればよい。そのリザーブ機能では、記録可能アドレス(Next Writable Address:NWA)を複数ポイント設定することにより、最も外側にある領域以外は複数のリザーブ領域の大きさをそれぞれ決定することができ、例えば、追記型記録媒体において記録領域内にリザーブ領域を複数設定することができる。
そして、インデックス情報記録工程によって光ディスクの映像データ記録領域50に映像データ52とその映像データ52のインデックス情報53を記録した後、インデックス情報コピー記録工程により、図中に61で波線矢示するように、インデックス情報コピー記録領域51にインデックス情報53のコピー58を記録する。
同様にして、映像データ54のインデックス情報55のコピー59と、映像データ56のインデックス情報57のコピー60もインデックス情報コピー記録領域51にそれぞれ記録する。
このようにして、光ディスク4への映像データ記録時、映像データの後ろにインデックス情報を記録する毎に、そのコピーをインデックス情報コピー記録領域51に記録する。
したがって、映像データ記録領域50に記録された各インデックス情報をインデックス情報コピー記録領域51にバックアップすることができ、映像データ記録領域50とインデックス情報コピー記録領域51のどちらかのインデックス情報が壊れてももう一方に記録されたインデックス情報を用いて復旧することができる。また、インデックス情報コピー記録領域51が光ディスクの最外周へ設ければ、最外周にまとめてインデックス情報のコピーが存在するため、映像データ記録領域50のインデックス情報が再生できないときに素早く対応するコピーを探し出すことができる。
また、ファイナライズ処理においては、どの時点のインデックス情報でも利用することができる。
このようにして、リザーブ機能を積極的に利用し、インデックスの二重化、集中化を行う。その結果高速な探索と信頼性を高めた装置とすることができる。
映像記録を行う領域とは異なる領域にインデックスやそのバックアップを記録しておくことができる。
これを利用して、正規のインデックスが記録・再生できないとき、そこへ記録、そこから再生を行う。
なお、上述の光ディスク装置1の構成要素から、記録に不必要な機能を取り除き、例えば、記録には高いレーザパワーは不必要であるし、圧縮機能を取り除いた符号処理系などにすれば、あるいは精度・性能を要求しなければ、上述した機能を持った再生専用装置にすることができる。
このような再生専用装置では、インデックス情報が無い光ディスク、最後のインデックス情報が壊れたような光ディスク、正常なファイナライズ処理が行えなかった光ディスク、通常とは異なるリザーブ領域にインデックス情報がある光ディスクなどを再生することができる。
この実施形態の映像記録システムによれば、映像データに関するインデックス情報の確実な記録、光ディスク上のインデックス情報の再生エラーを可能な限り防止することにより、劣化した光ディスクに対する記録データ、劣悪な条件の元で記録されたデータ再生の信頼性を高めることができる。
この発明によるデータ記録再生装置は、MO、MD等の光磁気ディスクに対してデータを記録又は再生する装置、HD、FD等の磁気ディスクに対してデータを記録又は再生する装置、不揮発性RAM、フラッシュ(Flash)ROM等のメモリカード等の記録媒体に対してデータを記録又は再生する装置においても適用することができる。
この発明の一実施形態である映像記録システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す光ディスク4に映像データとインデックス情報を記録するときのフォーマットを示す説明図である。 図1に示す光ディスク装置1における映像データ記録時の処理を示すフローチャート図である。 図1に示す光ディスク装置1におけるインデックス情報を繰り返し記録する場合の再生エラー処理を示すフローチャート図である。
図1に示す光ディスク装置1における映像データが記録された光ディスクの再生時にあるインデックス情報が再生できなかったときの処理を示すフローチャート図である。 図1に示す光ディスク装置1における光ディスクの再生時にインデックス情報が見つからなかったときにインデックス情報を仮想的に生成して再生するときの処理を示すフローチャート図である。 図1に示す光ディスク装置1におけるファイナライズ処理の説明に供する説明図である。 図1に示す光ディスク装置1におけるファイナライズ処理の説明に供する説明図である。
符号の説明
1:光ディスク装置 2:ホストコンピュータ 3:インタフェース 10:スピンドルモータ 11:光ピックアップ 12:トラッキングモータ 13:信号処理系部 14:チルトモータ 15:チルト制御系部 16:回転制御系部 17:トラッキング制御系部 18:光ピックアップ制御系部 19,34:バッファメモリ 20,35:CPU 21,36:ROM 22,37:RAM 23,32:インタフェースコントローラ 30:AV入出力系部 31:符号多重化系部 33:操作系部/RTC 40:リードイン領域 41:データ記録領域 42:リードアウト領域 43:リザーブ領域 44:TOC 45,52,54,56:映像データ 46,48,53,55,57:インデックス情報 47:不正なインデックス情報 50:映像データ記録領域 51:インデックス情報コピー記録領域 58〜60:インデックス情報のコピー

Claims (25)

  1. 記録媒体の記録領域にデータを記録するデータ記録手段と、前記記録領域に前記データのインデックス情報を記録するインデックス情報記録手段と、該インデックス情報記録手段によってインデックス情報を記録する毎に該記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するインデックス情報繰返再生手段とを備えたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 請求項1記載のデータ記録再生装置において、前記インデックス情報繰返再生手段に、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ再生速度を変更する手段を設けたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  3. 請求項1記載のデータ記録再生装置において、前記インデックス情報繰返再生手段に、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ前記記録媒体の回転方式の種類を変更する手段を設けたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  4. 請求項1記載のデータ記録再生装置において、前記インデックス情報繰返再生手段に、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ前記記録媒体上からの再生方向を変更する手段を設けたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデータ記録再生装置において、前記インデックス情報記録手段によって記録したインデックス情報を保持するインデックス情報保持手段と、前記インデックス情報繰返再生手段による再生で再生エラーが発生したとき、前記記録媒体の記録領域に対して最後に記録が成功したアドレスの次のアドレスから前記インデックス情報保持手段によって保持したインデックス情報を予め設定した回数繰り返し記録するインデックス情報繰返記録手段とを設けたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデータ記録再生装置において、前記記録媒体の記録領域に記録されたインデックス情報を再生し、該再生されたインデックス情報に基づいて前記記録媒体の記録領域に記録されたデータを再生するデータ再生手段と、該データ再生手段によるデータの再生中にインデックス情報が再生できなかったとき、前記記録媒体の記録領域から再生可能な最も最新のインデックス情報を代替インデックス情報として再生する代替インデックス情報再生手段とを設けたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  7. 請求項6記載のデータ記録再生装置において、前記記録媒体の記録領域にリザーブ領域を確保するリザーブ領域確保手段と、前記代替インデックス情報再生手段によって再生した代替インデックス情報を用いてメニュー情報を作成するメニュー情報作成手段と、該メニュー情報作成手段によって作成したメニュー情報を前記リザーブ領域確保手段によって確保されたリザーブ領域に記録し、前記記録媒体の記録領域に対してセッションをクローズしてファイナライズを行うファイナライズ手段とを設けたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  8. 請求項1記載のデータ記録再生装置において、前記記録媒体の記録領域にインデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保する専用領域確保手段と、前記インデックス情報記録手段によって前記記録媒体の記録領域にデータのインデックス情報を記録した後、該インデックス情報のコピーを前記専用領域確保手段によって確保された専用領域に記録するインデックス情報コピー記録手段とを設けたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  9. 記録媒体の記録領域にデータを記録するデータ記録工程と、前記記録領域に前記データのインデックス情報を記録するインデックス情報記録工程と、該インデックス情報記録工程によってインデックス情報を記録する毎に該記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するインデックス情報繰返再生工程とからなることを特徴とするデータ記録再生方法。
  10. 請求項9記載のデータ記録再生方法において、前記インデックス情報繰返再生工程に、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ再生速度を変更する工程を設けたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  11. 請求項9記載のデータ記録再生方法において、前記インデックス情報繰返再生工程に、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ前記記録媒体の回転方式の種類を変更する工程を設けたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  12. 請求項9記載のデータ記録再生方法において、前記インデックス情報繰返再生工程に、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ前記記録媒体上からの再生方向を変更する工程を設けたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  13. 請求項9乃至12のいずれか一項に記載のデータ記録再生方法において、前記インデックス情報記録工程によって記録したインデックス情報を保持するインデックス情報保持工程と、前記インデックス情報繰返再生工程による再生で再生エラーが発生したとき、前記記録媒体の記録領域に対して最後に記録が成功したアドレスの次のアドレスから前記インデックス情報保持工程によって保持したインデックス情報を予め設定した回数繰り返し記録するインデックス情報繰返記録工程とを設けたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  14. 請求項9乃至13のいずれか一項に記載のデータ記録再生方法において、前記記録媒体の記録領域に記録されたインデックス情報を再生し、該再生されたインデックス情報に基づいて前記記録媒体の記録領域に記録されたデータを再生するデータ再生工程と、該データ再生工程によるデータの再生中にインデックス情報が再生できなかったとき、前記記録媒体の記録領域から再生可能な最も最新のインデックス情報を代替インデックス情報として再生する代替インデックス情報再生工程とを設けたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  15. 請求項14記載のデータ記録再生方法において、前記記録媒体の記録領域にリザーブ領域を確保するリザーブ領域確保工程と、前記代替インデックス情報再生工程によって再生した代替インデックス情報を用いてメニュー情報を作成するメニュー情報作成工程と、該メニュー情報作成工程によって作成したメニュー情報を前記リザーブ領域確保工程によって確保されたリザーブ領域に記録し、前記記録媒体の記録領域に対してセッションをクローズしてファイナライズを行うファイナライズ工程とを設けたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  16. 請求項9記載のデータ記録再生方法において、前記記録媒体の記録領域にインデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保する専用領域確保工程と、前記インデックス情報記録工程によって前記記録媒体の記録領域にデータのインデックス情報を記録した後、該インデックス情報のコピーを前記専用領域確保工程によって確保された専用領域に記録するインデックス情報コピー記録工程とを設けたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  17. コンピュータに、記録媒体の記録領域にデータを記録するデータ記録手順と、前記記録領域に前記データのインデックス情報を記録するインデックス情報記録手順と、該インデックス情報記録手順によってインデックス情報を記録する毎に該記録したインデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するインデックス情報繰返再生手順とを実行させるためのプログラム。
  18. 請求項17記載のプログラムにおいて、コンピュータに、前記インデックス情報繰返再生手順で、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ再生速度を変更する手順を実行させるためのプログラム。
  19. 請求項17記載のプログラムにおいて、コンピュータに、前記インデックス情報繰返再生手順で、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ前記記録媒体の回転方式の種類を変更する手順を実行させるためのプログラム。
  20. 請求項17記載のプログラムにおいて、コンピュータに、前記インデックス情報繰返再生手順で、前記インデックス情報を予め設定された回数繰り返し再生するときの各回毎にそれぞれ前記記録媒体上からの再生方向を変更する手順を実行させるためのプログラム。
  21. 請求項17乃至20のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、コンピュータに、前記インデックス情報記録手順によって記録したインデックス情報を保持するインデックス情報保持手順と、前記インデックス情報繰返再生手順による再生で再生エラーが発生したとき、前記記録媒体の記録領域に対して最後に記録が成功したアドレスの次のアドレスから前記インデックス情報保持手順によって保持したインデックス情報を予め設定した回数繰り返し記録するインデックス情報繰返記録手順とを実行させるためのプログラム。
  22. 請求項17乃至21のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、コンピュータに、前記記録媒体の記録領域に記録されたインデックス情報を再生し、該再生されたインデックス情報に基づいて前記記録媒体の記録領域に記録されたデータを再生するデータ再生手順と、該データ再生手順によるデータの再生中にインデックス情報が再生できなかったとき、前記記録媒体の記録領域から再生可能な最も最新のインデックス情報を代替インデックス情報として再生する代替インデックス情報再生手順とを実行させるためのプログラム。
  23. 請求項22記載のプログラムにおいて、コンピュータに、前記記録媒体の記録領域にリザーブ領域を確保するリザーブ領域確保手順と、前記代替インデックス情報再生手順によって再生した代替インデックス情報を用いてメニュー情報を作成するメニュー情報作成手順と、該メニュー情報作成手順によって作成したメニュー情報を前記リザーブ領域確保手順によって確保されたリザーブ領域に記録し、前記記録媒体の記録領域に対してセッションをクローズしてファイナライズを行うファイナライズ手順とを実行させるためのプログラム。
  24. 請求項17記載のプログラムにおいて、コンピュータに、前記記録媒体の記録領域にインデックス情報のコピーを記録する専用領域を確保する専用領域確保手順と、前記インデックス情報記録手順によって前記記録媒体の記録領域にデータのインデックス情報を記録した後、該インデックス情報のコピーを前記専用領域確保手順によって確保された専用領域に記録するインデックス情報コピー記録手順とを実行させるためのプログラム。
  25. 請求項17乃至24のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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