JP2006154080A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】広視野角を有する液晶表示装置において、補助容量を形成しても、画素の開口率を低下させないようにする。
【解決手段】スリット7fを有する複数の画素電極7がマトリクス状に設けられたアクティブマトリクス基板と、対向基板と、両基板に挟持された垂直配向型の液晶層と、アクティブマトリクス基板に形成され、画素電極7の電位を保持するための補助容量と、各画素電極7毎に規定された画素と、その画素を構成すると共に、スリット7fに沿って分割された複数のドメインと、その各ドメイン毎に対向基板の液晶層側に突出して形成されたリベット13aとを備えた液晶表示装置であって、電極4cからなる補助容量は、スリット7fに重なるように形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】スリット7fを有する複数の画素電極7がマトリクス状に設けられたアクティブマトリクス基板と、対向基板と、両基板に挟持された垂直配向型の液晶層と、アクティブマトリクス基板に形成され、画素電極7の電位を保持するための補助容量と、各画素電極7毎に規定された画素と、その画素を構成すると共に、スリット7fに沿って分割された複数のドメインと、その各ドメイン毎に対向基板の液晶層側に突出して形成されたリベット13aとを備えた液晶表示装置であって、電極4cからなる補助容量は、スリット7fに重なるように形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、広視野角を有する垂直配向型の液晶表示装置に関するものである。
近年、ディスプレイとして注目されている液晶表示装置は、薄型で低消費電力であるという特徴を生かして、パーソナルコンピュータ等のOA機器、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)の携帯情報機器等に広く用いられている。
特に、アクティブマトリクス駆動型の液晶表示装置は、画像の最小単位である画素毎にTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子を備えているため、精細な画像表示が可能である。
このアクティブマトリクス型の液晶表示装置では、コントラストが高い、応答速度が比較的高い、駆動電圧が低い、階調表示が容易である等、ディスプレイとして基本的に必要とされる諸特性がバランスよく具備されているため、TN(Twisted Nematic)型の表示方式がよく用いられている。このTN型の液晶表示装置は、液晶分子により形成された液晶層に接する上下2枚の配向膜の配向方向を変え、液晶分子が電圧無印加であるときに、捻れた状態になるように構成されている。
しかしながら、上記TN型の液晶表示装置では、視角特性が見る方向によって異なり、視野角が狭いという問題を有している。この視野角の問題を解決するために、負の誘電異方率(Δε<0)を有する液晶分子を用いた垂直配向型の表示方式が提案されている(例えば、特許文献1、2及び3等参照)。
例えば、図12は、特許文献1及び2に開示された液晶表示装置に対応する液晶表示装置150aの平面模式図であり、図13は、その図12中のXIII-XIII線断面図であり、図14は、その図12中のXIV-XIV線断面図である。
この液晶表示装置150aは、アクティブマトリクス基板120aと、対向基板130aと、それら両基板120a及び130aの間に挟持された液晶層140とにより構成されている。
アクティブマトリクス基板120aは、1つの画素を構成する画素電極107がマトリクス状に配置されたものである。その画素電極107は、切欠部107d及び開口部107eからなるスリット107fを有しており、縦6列及び横2行の計12個のサブ電極107aと、各サブ電極107aの間を連結する連結部107bとにより構成されている。
また、アクティブマトリクス基板120aでは、互いに平行に延びる複数のゲート線101、及びゲート線101と直交する方向に延びる複数のソース線104が、画素電極107の周端に沿ってそれぞれ設けられている。そして、各ゲート線101の間には、ゲート線101と平行に延びる容量線101bが、ゲート線101及びソース線104の各交差部分には、TFT109がそれぞれ設けられている。
対向基板130aは、絶縁基板110上に、カラーフィルター層111、共通電極112及び配向膜108が順に積層された多層積層構造となっている。そして、共通電極112と配向膜108との層間には、アクティブマトリクス基板120a上の各サブ電極107aに対応して、島状に突出したリベット状の配向規制材(以下、「リベット」と称する)113aが設けられている。ここで、リベット113aは、各サブ電極107aにおいて配向中心を形成するためのものである。
液晶層140は、電気光学特性を有するネマチック液晶であり、Δε<0の液晶分子等により構成されている。
この液晶表示装置150aでは、液晶層140に電圧が印加されていないときには、各リベット113aの付近の液晶分子だけがリベット113aを中心として放射状に傾斜配向すると共に、それ以外の各リベット113aから離れた液晶分子がアクティブマトリクス基板120a(対向基板130a)の表面に対し実質的に垂直に配向し、液晶層140に電圧が印加されているときには、各リベット113aから離れた液晶分子も上記放射状傾斜配向に整合するように配向すると考えられている。また、画素がスリット107fに沿って複数のドメインに分割されているため、各ドメイン毎に液晶分子の配向が分割するようになっている。そのため、画像表示の際の視角特性が全方位に亘って均等になり、視野角が広くなる。
別の例として、図15は、特許文献3に開示された液晶表示装置に対応する液晶表示装置150bの平面模式図であり、図16は、その図15中のXVI-XVI線断面図である。
この液晶表示装置150bは、上記液晶表示装置150aと同様に、アクティブマトリクス基板120bと、対向基板130bと、それら両基板120b及び130bの間に挟持された液晶層140とにより構成されている。
アクティブマトリクス基板120bは、各TFT109に対応して設けられる画素電極107が、図15中の斜め方向(上側半分の領域では左上〜右下の方向、及び下側半分の領域では左下〜右上の方向)に延びるスリット107fを有している点が、上記アクティブマトリクス基板120aの構成とは異なっている。
対向基板130bは、上記対向基板130aと同様に多層積層構造になっており、共通電極112と配向膜108との層間には、アクティブマトリクス基板120b上の各スリット107fの間に延びるように配向規制材113bが設けられている。
ここで、配向規制材113bは、横断面が半月形の蒲鉾状に突出した突出部であり、スリット107fに沿って分割された各ドメインにおいて配向中心を形成するためのものである。
そして、この液晶表示装置150bでは、液晶層140に電圧が印加されていないときには、各配向規制材113bの付近の液晶分子だけが配向規制材113bの延びる方向に直交する面内で傾斜配向すると共に、それ以外の各配向規制材113bから離れた液晶分子がアクティブマトリクス基板120b(対向基板130b)の表面に対し実質的に垂直に配向し、液晶層140に電圧が印加されているときには、各配向規制材113bから離れた液晶分子も上記傾斜配向に整合するように配向すると考えられている。また、画素がスリット107fに沿って複数のドメインに分割されているため、各ドメイン毎に液晶分子の配向が分割するようになっている。そのため、画像表示の際には、スリット107fと直交する方向、即ち、図15中の斜め方向(左上、左下、右上及び右下)からの視角特性が改善され、視野角が広くなる。
特開2003−228073号公報
特開2003−167253号公報
特開平11−242225号公報
しかし、上記のような液晶表示装置では、視野角が広くなるものの、印加電圧を保持するための補助容量を画素内に形成すると、画素の開口率が低下してしまうという問題があった。
具体的に、液晶表示装置150aについては、補助容量114を構成する容量線101b(容量電極104c)と重なった2つのサブ電極107aが、画像表示の際の光透過に利用することができない。これは、容量線101b及び容量電極104cが、一般に金属薄膜等の遮光性材料により形成されるので、容量線101b及び容量電極104cが配設された領域は常に光を遮断してしまうためである。その結果、画素内に補助容量114を形成することにより、画素の開口率が低下することになる。
また、液晶表示装置150bについても同様に、遮光性の容量線101b(容量電極104c)と重なった領域の画素電極107が、画像表示の際の光透過に利用できないので、画素の開口率が低下することになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、広視野角を有する液晶表示装置において、補助容量を形成しても、画素の開口率を低下させないようにすることにある。
本発明は、画素電極のスリットと重なるように補助容量を形成するようにしたものである。
具体的に、本発明に係る液晶表示装置は、開口部及び切欠部の少なくとも一方であるスリットを有する複数の画素電極がマトリクス状に設けられたアクティブマトリクス基板と、上記アクティブマトリクス基板に対向して配置された対向基板と、上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板の間に挟持された垂直配向型の液晶層と、上記アクティブマトリクス基板に形成され、上記画素電極の電位を保持するための補助容量と、上記各画素電極毎に規定された画素と、上記画素を構成すると共に、上記スリットに沿って分割された複数のドメインとを備えた液晶表示装置であって、上記補助容量は、上記スリットに対して、上記アクティブマトリクス基板の法線方向に重なるように形成されていることを特徴とする。
上記対向基板の上記液晶層側には、上記各ドメイン毎に突出して形成された突出部が設けられていてもよい。
上記アクティブマトリクス基板は、上記各画素電極の間に相互に平行に延びる複数のゲート線と、上記各画素電極の間で上記複数のゲート線に直交する複数のソース線と、該ソース線と上記画素電極との電気的接続をスイッチングするスイッチング素子とを備え、上記スリットは、上記ゲート線及び上記ソース線の双方に沿って形成され、上記補助容量は、上記スイッチング素子に接続された容量電極と、該容量電極に対向して配置された容量線とを有し、上記容量線は、上記ゲート線に沿って延びる容量幹線と、該容量幹線から延設され、上記ゲート線及び上記ソース線の双方に沿って延びる容量支線とにより構成されていてもよい。
上記アクティブマトリクス基板は、上記各画素電極の間に相互に平行に延びる複数のゲート線と、上記各画素電極の間に上記複数のゲート線に直交するように相互に平行に延びる複数のソース線と、該ソース線と上記画素電極との電気的接続をスイッチングするスイッチング素子とを備え、上記スリットは、上記ゲート線及び上記ソース線に対して斜め方向に延びるように形成され、上記補助容量は、上記スイッチング素子に接続された容量電極と、該容量電極に対向して配置された容量線とを有し、上記容量線は、上記ゲート線に沿って延びる容量幹線と、該容量幹線から延設され、上記スリットに沿って延びる容量支線とにより構成されていてもよい。
次に、本発明の作用について説明する。
本発明に係る液晶表示装置によると、液晶層が垂直配向型であるので、液晶層に電圧が印加されているときには、例えば、突出部を中心として液晶分子が放射状傾斜配向の状態をとる。そして、液晶層に印加された電圧の大きさに応じて、液晶層の配向状態が変わることにより、多階調の表示が可能になる。この放射状傾斜配向状態の各ドメインでは、液晶分子の配向方向は全方位角方向に分布しているので、広視野角特性が得られる。
また、液晶分子の配向力は、配向規制材として機能する突出部から離れると弱くなるので、配向力の弱い突出部から離れた領域では、応答速度の低下や光漏れ等が発生して、表示品位が低下する恐れがある。しかしながら、本発明では、各画素電極のスリット(開口部及び切欠部の少なくとも一方)によって1つの画素が複数のドメインに分割されているので、表示品位の低下が抑制される。
さらに、画素電極の電位を保持するための補助容量が、画素電極のスリットに重なるように形成されていると共に、そのスリットが形成された領域は、画像表示の際の光透過に利用されないので、補助容量を形成することにより、画素の開口率の低下を招くことがない。従って、広視野角を有する液晶表示装置において、補助容量を形成しても、画素の開口率が低下しない。
また、スリットがゲート線及びソース線の双方に沿って形成された場合には、そのスリットを介して1つの画素が分割されているので、複数のドメインを形成することにより、1つの画素内で液晶層の配向を複数に分割することが可能になる。そして、その各ドメインは、ゲート線及びソース線の双方に沿ってマトリクス状に形成されているので、視角特性が全方向に亘って均等になる。
さらに、スリットがゲート線及びソース線に対して斜め方向に延びるように形成された場合には、そのスリットを介して1つの画素が分割されているので、複数のドメインを形成することにより、1つの画素内で液晶層の配向を複数に分割することが可能になる。そして、その各ドメインは、ゲート線及びソース線に対して斜め方向に連続して形成されているので、ゲート線及びソース線に対して斜め方向から、具体的には、スリットの延びる方向に対して直交する斜め方向からの視角特性が改善される。
本発明によれば、画素電極のスリットと重なるように補助容量が形成されているので、補助容量を形成しても、画素の開口率を低下させないようにすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置50aの1つの画素を示す平面模式図であり、図3は、図1中のIII−III線断面図である。なお、図2は、図1中のII-II線断面図である。
図1は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置50aの1つの画素を示す平面模式図であり、図3は、図1中のIII−III線断面図である。なお、図2は、図1中のII-II線断面図である。
液晶表示装置50aは、図2及び図3に示すように、アクティブマトリクス基板20aと、そのアクティブマトリクス基板20aに対向して配置された対向基板30aと、それら両基板20a及び30aの間に挟持された液晶層40とを有している。
アクティブマトリクス基板20aは、1つの画素を構成する画素電極7がマトリクス状に設けられたものである。ここで、画素電極7は、図1中の縦方向及び横方向に延びる切欠部7d及び開口部7eからなるスリット7fを有しており、縦6列及び横2行の計12個のサブ電極7aと、各サブ電極7aの間を連結する連結部7bとにより構成されている。
以下に、アクティブマトリクス基板20aの構成を詳しく説明する。
アクティブマトリクス基板20aは、絶縁基板10上に、ゲート絶縁膜2、第1層間絶縁膜5、第2層間絶縁膜6及び配向膜8が順に積層された多層積層構造になっている。
絶縁基板10とゲート絶縁膜2との層間には、複数のゲート線1と、ゲート電極1aと、容量幹線1b及び容量支線1cにより構成された容量線1dとを有している。
ゲート線1は、画素電極7の周端に沿って図1中の横方向に互いに平行に延びるように設けられ、側方に突き出た突出部がゲート電極1aとなっている。容量幹線1bは、各ゲート線1の間で、図1中の横方向に延びるスリット7fに重なるように設けられている。容量支線1cは、容量幹線1bから延設されたものであり、図1中の縦方向及び横方向に延びるスリット7fに重なるように設けられている。
ゲート絶縁膜2と第1層間絶縁膜5との層間には、ゲート電極1aに対応する位置に島状に形成された半導体層3と、複数のソース線4と、その半導体層3上に形成されると共に、互いに対峙するように設けられたソース電極4a及びドレイン電極4bと、ドレイン電極4bが延設された容量電極4cとを有している。そして、上記ゲート電極1a、ゲート絶縁膜2、半導体層3、ソース電極4a及びドレイン電極4bによってスイッチング素子であるTFT9が構成されている。
ソース線4は、画素電極7の周端に沿って図1中の縦方向に互いに平行に延びるように設けられ、側方に突き出た突出部がソース電極4aとなっている。容量電極4cは、容量線1d(容量幹線1b及び容量支線1c)と対向して配置するように設けられている。
第2層間絶縁膜6と配向膜8との間には、ドレイン電極4bにコンタクトホール7cを介して接続された画素電極7が設けられている。
次に、対向基板30a及び液晶層40について説明する。
対向基板30aは、図2及び図3に示すように、絶縁基板10上に、カラーフィルター層11、共通電極12及び配向膜8が順に積層された積層構造になっている。
カラーフィルター層11には、各画素に対応して赤、緑及び青のうちの1色の着色層11aが設けられ、各着色層11aの間にはブラックマトリクス11bが設けられている。このブラックマトリクス11bは、アクティブマトリクス基板20a上のTFT9を覆うように設けられている。
共通電極12と配向膜8との層間には、アクティブマトリクス基板20a上の各サブ電極7aに対応して、島状に突出したリベット13aが設けられている。ここで、リベット13aは、各サブ電極7aにおいて配向中心を形成するためのものである。
液晶層40は、負の誘電率異方性(Δε<0)を有し、垂直配向型のネマチック液晶である。
この垂直配向型の液晶層40では、液晶層40に電圧が印加されていないときには、各リベット13aの付近の液晶分子だけがリベット13aを中心として放射状に傾斜配向すると共に、それ以外の各リベット13aから離れた液晶分子がアクティブマトリクス基板20a(対向基板30a)の表面に対し実質的に垂直に配向し、液晶層40に電圧が印加されているときには、各リベット13aから離れた液晶分子も上記放射状傾斜配向に整合するように配向すると考えられている。
このような構成の液晶表示装置50aでは、ゲート線1にはゲート信号(アドレス信号)が供給され、ソース線4にはソース信号(表示信号)が供給されることになる。この表示信号は、アドレス信号でオンオフ制御されるTFT9を介して、各画素電極7に書き込まれる。これによって、画素電極7と共通電極12との間で電位差が生じることになり、液晶層40により構成された液晶容量と、容量線1d(容量幹線1b及び容量支線1c)、容量電極4c及びそれらに挟持されたゲート絶縁膜2により構成された補助容量14とに所定の電圧が印加される。そして、液晶表示装置50aでは、その印加電圧の大きさに応じて液晶分子の配向状態が変わることを利用して、外部から入射する光の透過率を調整することにより、画像が表示される。
次に、液晶表示装置50aの製造方法について一例を挙げて説明する。
<アクティブマトリクス基板作製工程>
以下に、アクティブマトリクス基板の作製工程について説明する。
以下に、アクティブマトリクス基板の作製工程について説明する。
ここで、図4、図5及び図6は、アクティブマトリクス基板を作製する各工程を示す平面模式図である。なお、図中のハッチング模様の領域は、各工程で形成されたパターンの形状を示す。
まず、ガラス基板等の絶縁基板10上の基板全体に、チタン膜(厚さ30nm程度)、アルミニウム膜(厚さ100nm程度)及び窒化チタン膜(厚さ50nm程度)を順にスパッタリング法により成膜し、その後、PEP技術によりパターン形成して、図4に示すように、ゲート線1と、ゲート電極1aと、容量線1d(容量幹線1b及び容量支線1c)とを有するゲート層を形成する。
次いで、ゲート層が形成された基板全体に、プラズマCVD法により窒化シリコン膜(厚さ400nm程度)等を成膜し、ゲート絶縁膜2を形成する。
次いで、ゲート絶縁膜2上の基板全体に、プラズマCVD法により真性アモルファスシリコン膜(厚さ130nm程度)と、リンがドープされたn+アモルファスシリコン膜(厚さ40nm程度)とを連続して成膜する。その後、PEP技術によりゲート電極1a上に島状にパターン形成して、真性アモルファスシリコン層とn+アモルファスシリコン層とにより構成された半導体層3を形成する。
ここで、半導体層3は、上記のようにアモルファスシリコン膜から形成させてもよいが、ポリシリコン膜を成膜させてもよく、また、アモルファスシリコン膜及びポリシリコン膜にレーザーアニール処理を行って結晶性を向上させてもよい。
次いで、半導体層3が形成されたゲート絶縁膜2上の基板全体に、チタン膜(厚さ30nm)及びアルミニウム膜(厚さ100nm程度)を順にスパッタリング法により成膜する。その後、PEP技術によりパターン形成して、図5に示すように、ソース線4、ソース電極4a、ドレイン電極4b及び容量電極4cを有するソース層を形成する。
次いで、ソース電極4a及びドレイン電極4bをマスクとして半導体層3のn+アモルファスシリコン層をエッチング除去することにより、チャネル部3aを形成する。
次いで、ソース層が形成された基板全体に、プラズマCVD法を用いて、窒化シリコン膜(厚さ300nm程度)等を成膜した後、スピンコーティング法によりアクリル系樹脂膜(厚さ3000nm程度)を成膜して、第1層間絶縁膜5及び第2層間絶縁膜6を順に形成する。
次いで、第1層間絶縁膜5及び第2層間絶縁膜6のドレイン電極4bに対応する部分をエッチング除去して、コンタクトホール7cを形成する。
次いで、第2層間絶縁膜6上の基板全体に、ITO(Indium Tin Oxide)膜からなる透明導電膜(厚さ100nm程度)をスパッタリング法により成膜する。その後、PEP技術により開口部7e及び切欠部7d(スリット7f)をパターン形成して、図6に示すように、サブ画素7a及び連結部7bにより構成された画素電極7を形成する。
次いで、画素電極7上の基板全体に、印刷法によりポリイミド系樹脂を塗布して配向膜8を形成する。
以上のようにして、本発明を構成するアクティブマトリクス基板20aを作製することができる。
<対向基板作製工程>
以下に、対向基板の作製工程について説明する。
以下に、対向基板の作製工程について説明する。
まず、ガラス基板等の絶縁基板10上の基板全体に、クロム薄膜を厚さ100nm程度で成膜した後、PEP技術によりパターン形成してブラックマトリクス11bを形成する。
次いで、各ブラックマトリクス11bの間に、2μm程度の厚さで、赤、緑及び青の何れかの着色層11aをパターン形成してカラーフィルター層11を形成する。
次いで、カラーフィルター層11上の基板全体に、ITO膜を厚さ150nm程度で成膜して共通電極12を形成する。
次いで、共通電極12上の基板全体に、感光性アクリル樹脂等を塗布し、その後、PEP技術により、アクティブマトリクス基板20a上のサブ電極7aに対応するようにパターン形成して、リベット13aを形成する。
次いで、印刷法により、ポリイミド系樹脂を塗布して配向膜8を形成する。
以上のようにして、本発明を構成する対向基板30aを作製することができる。
<液晶表示装置作製工程>
まず、アクティブマトリクス基板20a及び対向基板30aのうちの一方にスクリーン印刷により、熱硬化性エポキシ樹脂等からなるシール材料を液晶注入口の部分を欠いた枠状パターンに塗布し、他方の基板に液晶層の厚さに相当する直径を持ち、樹脂からなる球状のスペーサーを散布する。
まず、アクティブマトリクス基板20a及び対向基板30aのうちの一方にスクリーン印刷により、熱硬化性エポキシ樹脂等からなるシール材料を液晶注入口の部分を欠いた枠状パターンに塗布し、他方の基板に液晶層の厚さに相当する直径を持ち、樹脂からなる球状のスペーサーを散布する。
なお、上記球状のスペーサーを散布する代わりに、対向基板30a上に樹脂からなる柱状のスペーサーを形成してもよい。
次いで、アクティブマトリクス基板20aと対向基板30aとを貼り合わせ、シール材料を硬化させ、空セルを形成する。
次いで、空セルのアクティブマトリクス基板20a及び対向基板30aの基板間に、減圧法により液晶材料を注入し液晶層40を形成する。その後、液晶注入口にUV硬化樹脂を塗布し、UV照射によりそのUV硬化樹脂を硬化し、液晶注入口を封止する。
以上のようにして、本発明の液晶表示装置50aを製造することができる。
液晶表示装置50aによれば、液晶層40が垂直配向型であるので、液晶層40に電圧が印加されているときには、リベット13aを中心として液晶分子が放射状傾斜配向の状態をとる。そして、液晶層40に印加された電圧の大きさに応じて、液晶層40の配向状態が変わることにより、多階調の表示が可能になる。この放射状傾斜配向状態の各ドメインでは、液晶分子の配向方向が全方位角方向に分布しているので、広視野角特性が得られる。
一般に、液晶分子の配向力は、リベット13aから離れると弱くなるので、配向力の弱いリベット13aから離れた領域では、応答速度の低下や光漏れ等が発生して、表示品位が低下する恐れがある。しかしながら、本発明の液晶表示装置50aでは、各画素電極7のスリット7f(開口部7e及び切欠部7d)によって1つの画素が複数のドメインに分割されているので、表示品位の低下を抑制することができる。また、その各ドメインは、ゲート線1及びソース線4の双方に沿ってマトリクス状に形成されているので、視角特性が全方向に亘って均等になる。
さらに、画素電極7の電位を保持するための補助容量14が、スリット7fに重なるように形成されている、具体的には、補助容量14を構成する容量線1d及び容量電極4cがスリット7fを構成する開口部7e及び切欠部7dに、アクティブマトリクス基板20a(対向基板30a)の法線方向に重なるように形成されているので、画像表示の際の光透過に利用されないスリット7fが形成された領域を有効利用することになり、遮光性の補助容量14を形成しても、画素の開口率が低下することがない。
また、従来の液晶表示装置150aのような配向分割によって広視野角を有する液晶表示装置では、各サブ電極107aの間は、スリット107fとなっているため、液晶層140に直接的に電圧を印加するための電極が存在せず、液晶分子の配向が十分に制御されない領域である。そのため、各サブ電極107aの周端付近において液晶分子の配向制御に乱れが生じて、表示品位の低下を招く恐れがある。しかしながら、本発明を構成するアクティブマトリクス基板20aでは、サブ電極7aの間に、ゲート層が配置しているので、このサブ画素電極7aの周端付近での配向乱れ領域をゲート層で遮光することが可能になり、表示品位が向上する。また、スリット107fの製造ばらつきによる製品間及び製品内の表示ばらつきを軽減する効果も得ることができる。
さらに、各サブ電極107aの周端では、電界が集中しやすく、長時間、同じ画像を表示することにより、焼き付け現象が発生する恐れがある。しかしながら、本発明を構成するアクティブマトリクス基板20aでは、焼付の発生しやすいサブ電極7aの周端に、ゲート層が配置して遮光しているため、焼付のレベルを低下させることができる。
以上説明したように、広視野角を有する本発明の液晶表示装置50aでは、補助容量14を形成しても、画素の開口率を低下させないようにすることができる。
《発明の実施形態2》
図7は、本発明の実施形態2に係る液晶表示装置50bの1つの画素を示す平面模式図であり、図8は、図7中のVIII−VIII線断面図である。なお、図1、図2及び図3と同じ部分については、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図7は、本発明の実施形態2に係る液晶表示装置50bの1つの画素を示す平面模式図であり、図8は、図7中のVIII−VIII線断面図である。なお、図1、図2及び図3と同じ部分については、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
液晶表示装置50bは、アクティブマトリクス基板20bと、そのアクティブマトリクス基板20bに対向して配置された対向基板30bと、それら両基板20b及び30bの間に挟持された液晶層40とを備えている。
アクティブマトリクス基板20bは、1つの画素を構成する画素電極7がマトリクス状に設けられたものである。
ここで、画素電極7は、図7中の斜め縦方向に延びるスリット7fを有している。このスリット7fは、図7中の上側半分の領域では左上から右下に延びるように、図7中の下側半分の領域では左下から右上に延びるように形成されている。
以下に、アクティブマトリクス基板20bの構成について、実施形態1に記載のアクティブマトリクス基板20aとの相違点を中心に詳しく説明する。
アクティブマトリクス基板20bは、絶縁基板10上に、ゲート絶縁膜2、第1層間絶縁膜5、第2層間絶縁膜6及び配向膜8が順に積層された多層積層構造になっている。
絶縁基板10とゲート絶縁膜2との層間には、実施形態1と同様に、複数のゲート線1と、ゲート電極1aと、容量幹線1b及び容量支線1cにより構成された容量線1dとを有している。
容量支線1cは、容量幹線1bから延設されたものであり、図7中の斜め方向に延びるスリット7fに重なるように設けられている。
ゲート絶縁膜2と第1層間絶縁膜5との層間には、実施形態1と同様に、ゲート電極1aに対応する位置に島状に形成された半導体層3と、複数のソース線4と、その半導体層3上に形成されると共に、互いに対峙するように設けられたソース電極4a及びドレイン電極4bと、ドレイン電極4bが延設された容量電極4cとを有している。
第2層間絶縁膜6と配向膜8との間には、実施形態1と同様に、ドレイン電極4bにコンタクトホール7cを介して接続された画素電極7が設けられている。
次に、対向基板30bについて説明する。
対向基板30bは、絶縁基板10上に、カラーフィルター層11、共通電極12及び配向膜8が順に積層された積層構造になっている。
共通電極12と配向膜8との層間には、アクティブマトリクス基板20b上の各スリット7fの間に延びるように配向規制材13bが設けられている。
ここで、配向規制材13bは、横断面が半月形のリブ状に突出した突出部であり、スリット7fに沿って分割された各ドメインにおいて配向中心を形成するためのものである。
この垂直配向型の液晶層40では、液晶層40に電圧が印加されていないときには、配向規制材13bの延びる方向に直交する面内で傾斜配向すると共に、それ以外の各配向規制材13bから離れた液晶分子がアクティブマトリクス基板20b(対向基板30b)の表面に対し実質的に垂直に配向し、液晶層40に電圧が印加されているときには、各配向規制材13bから離れた液晶分子も上記傾斜配向に整合するように配向すると考えられている。
液晶表示装置50bの製造方法については、実施形態1に記載された液晶表示装置50aの製造方法において、具体的には、アクティブマトリクス基板作製工程において、ゲート層を図9に示すように、ソース層を図10に示すように、画素電極7を図11に示すように形成すると共に、対向基板作製工程において、リベット13aのパターン形状を変更すればよいので、その説明を省略する。
液晶表示装置50bによれば、実施形態1と同様に、液晶層40が垂直配向型であるので、液晶層40に電圧が印加されているときには、配向規制材13bを中心として液晶分子が傾斜配向の状態をとる。そして、液晶層40に印加された電圧の大きさに応じて、液晶層40の配向状態が変わることにより、多階調の表示が可能になる。この傾斜配向状態の各ドメインを有する画素において、液晶分子の配向方向が全方位角方向に分布しているので、広視野角特性が得られる。
一般に、液晶分子の配向力は、配向規制材13bから離れると弱くなるので、配向力の弱い配向規制材13bから離れた領域では、応答速度の低下や光漏れ等が発生して、表示品位が低下する恐れがある。しかしながら、本発明の液晶表示装置50bでは、各画素電極7のスリット7fによって1つの画素が複数のドメインに分割されているので、表示品位の低下を抑制することができる。また、その各ドメインは、ゲート線1及びソース線4に対して斜め方向に連続して形成されているので、ゲート線1及びソース線4に対して斜め方向から、具体的には、スリット7fの延びる方向に対して直交する斜め方向から、より具体的には、図7中の斜め方向(左上、左下、右上及び右下)からの視角特性が改善される。
さらに、画素電極7の電位を保持するための補助容量14が、実施形態1と同様に、スリット7fに重なるように形成されている、具体的には、補助容量14を構成する容量線1d及び容量電極4cがスリット7fに、アクティブマトリクス基板20b(対向基板30b)の法線方向に重なるように形成されているので、画像表示の際の光透過に利用されないスリット7fが形成された領域を有効利用することになり、遮光性の補助容量14を形成しても、画素の開口率を低下させないようにすることができる。
なお、上記実施形態では、液晶分子の配向中心として、対向基板上に突出したリベット13a又は配向規制材13bを形成したものを例示したが、アクティブマトリクス基板上の画素電極や対向基板上の共通電極に電界制御を目的とした開口部を形成することにより、液晶分子の配向中心としてもよい。
以上説明したように、本発明は、画素の開口率を低下させることなく補助容量を形成することができるので、広視野角の液晶パネルについて有用である。
1 ゲート線
1b 容量幹線
1c 容量支線
1d 容量線
4 ソース線
4c 容量電極
7 画素電極
7d 切欠部
7e 開口部
7f スリット
9 TFT(スイッチング素子)
13a リベット(突出部)
13b 配向規制材(突出部)
14 補助容量
20a,20b アクティブマトリクス基板
30a,30b 対向基板
40 液晶層
50a,50b 液晶表示装置
1b 容量幹線
1c 容量支線
1d 容量線
4 ソース線
4c 容量電極
7 画素電極
7d 切欠部
7e 開口部
7f スリット
9 TFT(スイッチング素子)
13a リベット(突出部)
13b 配向規制材(突出部)
14 補助容量
20a,20b アクティブマトリクス基板
30a,30b 対向基板
40 液晶層
50a,50b 液晶表示装置
Claims (4)
- 開口部及び切欠部の少なくとも一方であるスリットを有する複数の画素電極がマトリクス状に設けられたアクティブマトリクス基板と、
上記アクティブマトリクス基板に対向して配置された対向基板と、
上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板の間に挟持された垂直配向型の液晶層と、
上記アクティブマトリクス基板に形成され、上記画素電極の電位を保持するための補助容量と、
上記各画素電極毎に規定された画素と、
上記画素を構成すると共に、上記スリットに沿って分割された複数のドメインとを備えた液晶表示装置であって、
上記補助容量は、上記スリットに対して、上記アクティブマトリクス基板の法線方向に重なるように形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1に記載された液晶表示装置において、
上記対向基板の上記液晶層側には、上記各ドメイン毎に突出して形成された突出部が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1又は2に記載された液晶表示装置において、
上記アクティブマトリクス基板は、上記各画素電極の間に相互に平行に延びる複数のゲート線と、上記各画素電極の間で上記複数のゲート線に直交する複数のソース線と、該ソース線と上記画素電極との電気的接続をスイッチングするスイッチング素子とを備え、
上記スリットは、上記ゲート線及び上記ソース線の双方に沿って形成され、
上記補助容量は、上記スイッチング素子に接続された容量電極と、該容量電極に対向して配置された容量線とを有し、
上記容量線は、上記ゲート線に沿って延びる容量幹線と、該容量幹線から延設され、上記ゲート線及びソース線の双方に沿って延びる容量支線とにより構成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1又は2に記載された液晶表示装置において、
上記アクティブマトリクス基板は、上記各画素電極の間に相互に平行に延びる複数のゲート線と、上記各画素電極の間に上記複数のゲート線に直交するように相互に平行に延びる複数のソース線と、該ソース線と上記画素電極との電気的接続をスイッチングするスイッチング素子とを備え、
上記スリットは、上記ゲート線及び上記ソース線に対して斜め方向に延びるように形成され、
上記補助容量は、上記スイッチング素子に接続された容量電極と、該容量電極に対向して配置された容量線とを有し、
上記容量線は、上記ゲート線に沿って延びる容量幹線と、該容量幹線から延設され、上記スリットに沿って延びる容量支線とにより構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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-
2004
- 2004-11-26 JP JP2004342234A patent/JP2006154080A/ja active Pending
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