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JP2006149751A - 身体支持装置 - Google Patents

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JP2006149751A
JP2006149751A JP2004346158A JP2004346158A JP2006149751A JP 2006149751 A JP2006149751 A JP 2006149751A JP 2004346158 A JP2004346158 A JP 2004346158A JP 2004346158 A JP2004346158 A JP 2004346158A JP 2006149751 A JP2006149751 A JP 2006149751A
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protrusion
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guide
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JP2004346158A
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Yasushi Katayama
康司 片山
Minoru Hashimoto
実 橋本
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Itoki Corp
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Itoki Corp
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Abstract

【課題】ランバーサポートを支持体に上下動自在に取付けている背もたれにおいて、簡単な構造でランバーサポートの取付け作業を迅速に行えるようにする。
【手段】ランバーサポート15及び支持体16は合成樹脂製であり、ランバーサポート15には第1突起38とガイドレール部39の対とが後向きに突設されており、支持体16には、第1突起38が摺動自在に嵌まるガイド穴36と、ガイドレール部39の対の間に嵌まる第2突起37とが形成されている。第1突起38には頭38aが形成されており、支持体16には、第1突起38の頭38aが嵌まる窓穴40がガイド穴36と連通する状態で形成されている。
【選択図】 図9

Description

本願発明は、例えば椅子におけるランバーサポート付きの背もたれや高さ調節可能なヘッドレストのように、可動式部材を有する身体支持装置に関するものである。
椅子の背もたれにおいて、着座した人の腰や背を部分的に強く押すためのランバーサポートを設けることが行われている。その一例として特許文献1では、背板の前面にクッション材を張った背もたれにおいて、ランバーサポートを背もたれの左右全長にわたって延びる長さに形成し、ランバーサポートの左右両端部に、背板の左右両側部の前面に重なる舌片を形成し、ランバーサポートの本体部と舌片とで背板の側部を抱持するようにした構成が記載されている。
また、特許文献2には、前後に開口したバックフレームにネット状のバックシートを張った構造の背もたれにおいて、バックフレームに支持体を固定し、この支持体に、押さえ部材を介してランバーサポートを上下動自在に取付けることが記載されている。
特許第3536236号公報 特開2004−49657号公報
特許文献1のものは、背板を備えた背もたれにしか適用できず、例えばバックフレームにバックシートを張った背もたれに適用できず、適用範囲が著しく限られる。他方、特許文献2はランバーサポート及び支持体とは別部材の押さえ部材を必要とするためコストが嵩むと共に、ランバーサポートの取付けに手間が掛かるという問題があった。
本願発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
本願発明はランバーサポート付き背もたれの改良に端を発しているが、椅子における昇降式のヘッドレストや昇降式肘掛け装置、或いは椅子における前後位置調節可能な座など、椅子を初めとした他の身体支持装置にも適用できるものとして、本願発明を完成させるに至った。
請求項1の発明は、身体の荷重が作用する第1部材と、この第1部材と部分的に又は全体的に重なった第2部材とを備えており、両部材の重なり合った部分に、当該両部材が直線方向に相対動し得るようにガイドするガイド手段を設けている身体支持装置において、前記ガイド手段は、一方の部材に形成されたガイド穴と、他方の部材に形成されていて前記ガイド穴にスライド自在に嵌まる突起とを備えており、前記突起には、当該突起をガイド穴から抜け不能に保持するようガイド穴の溝幅よりも大きい横幅の頭を有しており、前記一方の部材のうちガイド穴の端部には、前記突起の頭が嵌脱し得る大きさの窓穴がガイド穴と連通するように形成されている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記両部材の相対向している面のうち片方には弾性変形可能な爪部を形成し、他方には、前記爪が弾性的に当接する凹凸部をガイド穴と同じ方向に延びるように形成している。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明を背もたれに適用したもので、前記第1部材は背もたれのランバーサポートであり、前記他方の部材はランバーサポートを後方から支持する支持体であり、前記突起はランバーサポートの裏面に形成され、前記ガイド穴は上下方向に長く延びるように支持体に形成されており、更に、ランバーサポートの背面と支持体の前面とのうち何れか一方には突起を、他方には前記突起が上下相対動自在に嵌まる一対のガイドレール部又は長溝を上下に長く延びるように形成している。
本願発明によると、突起を窓穴に嵌め入れてからスライドさせるというワンタッチ的な作業によって2つの部材を相対動自在で離反不能な状態にごく簡単に組み合わせることができる。このため、可動部材を有する支持装置の組立能率を格段に向上することができる。
請求項2のように構成すると、爪と凹凸部とが嵌まり合うことによって可動部材の位置を保持することができるため、ずれ動くことを防止でき、かつ、爪が弾性変形することによって可動部材の移動に際して可動部材はカチカチと位置が段階的に保持され、クリック感を得ることができ、その結果、可動部材の位置の調節を行いやすいという利点もある。
請求項3のように構成すると、背もたれのランバーサポートの取付けに使用した場合において、ランバーサポートの上下動が突起とレール部又は長溝との嵌まり合いによってもガイドされるため、こじれを無くすか抑制して軽快に上下動させることができる。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は椅子の背もたれに適用している。
(1).第1実施形態の概要
図1〜図12では第1実施形態を示している。図1は椅子の全体斜視図、図2(A)は正面図、図2(B)は部分的な背面図、図3は左側面図である。これらの図面から理解できるように、本実施形態は事務用等の回転椅子に適用しており(勿論、パイプ椅子等の非回転式椅子や講堂用椅子のような固定式椅子にも適用できる)、椅子は、キャスター及びガスシリンダ式脚柱を備えた脚1と、脚柱の上端に固定した支持ベース2と、座3と背もたれ4とを備えている。
支持ベース2は上向きに開口した箱状の形態であり、その前部には中間支持体5が左右長手の第1軸6によって傾動自在に取付け(連結)されており、座体3はこの中間支持体5に前後位置調節可能に装着されている。また、支持ベース2の前後略中間部には背受け部材7が左右長手の第2軸8によって後傾動自在に連結されており、背受け部材7の前後中途部と中間支持体5とは左右長手の第3軸9によって相対傾動自在に連結されている。
詳細は省略するが、第1軸6は支持ベース2に対して前後動可能に挿通されており、かつ、第1軸6は支持ベース2の内部に配置したばね(図示せず)によって後方から支持されている。このため、座体3は背もたれ4の後傾動に連動して(シンクロして)後傾しつつ後退動する。
背受け部材7と支持ベース2とはガスシリンダ10で連結されており、ガスシリンダ10をロック状態とフリー状態とに切り換え操作することにより、背もたれ4は、背受け部材7の外面側に配置したレバー11の回動操作により、自在に後傾動するフリー状態と任意の姿勢で後傾不能に保持されたロック状態とに切り換えることができる。図示していないが、ガスシリンダの前端部は支持ベースの後端部に突設したブラケットにピンで回動可能に取付けられている。
図2(B)及び図3に示すように、背受け部材7の左右後部に後方及び下方に開口した凹部(或いは段部)24を形成して、この凹所24にレバー11を配置している。このように構成すると、レバー11がバックフレーム13の外側にはみ出ることを防止できるため、体裁が良いと共に例えば人の衣服がレバー11に引っ掛かるといったことも防止でき、更に、ランバーサポート15の操作部15aとの干渉を回避できる利点がある。
背もたれ4は、サイドメンバー13a及びその上端に繋がったアッパーメンバー13bとから成るバックフレーム13と、このバックフレーム13に被さった袋状のバックバックシート14を備えている。バックフレーム13は背もたれ4の外形を構成するもので、バックフレーム13で囲われた部分は前後に開口して空間になっている(例えば左右のサイドメンバー13aを上下途中高さ位置で連結する中間メンバーを備えていても良い)。
バックバックシート14は、着座者の背中が当たる表面部14aとその裏側に位置した裏面部14bとを備えており、両者の間には空間が空いている。そして、表面部14aと裏面部14bとの間の空間に、主として着座者の腰椎を支持するランバーサポート15が上下動自在に配置されている。
詳細は後述するが、ランバーサポート15はその裏側に配置した薄板状の支持体16に上下動自在に取り付けられている。支持体16は、左右端部を二股状に形成してその先端をバックフレーム13のサイドメンバー13aにビス止め等の手段で固定している。支持体16は合成樹脂板のように前後方向に撓み変形可能な柔構造になっており、このため、支持体16も背もたれ4のクッション性を担っている(撓み変形しない剛構造としても良い)。
そして、ランバーサポート15はバックシート14の外側に露出する操作部(アーム部)15aを備えており、バックシート14の左右側部下部(下コーナー部)には、ランバーサポート15の操作部15aを露出させるための切欠き17が形成されている。
なお、バックフレーム13のアッパーメンバー13bはサイドメンバー13aとは別部材に構成しているが、サイドメンバー13aとアッパーメンバー13bとを単一部材とすることも可能である。
(2).背もたれの詳細
次に、背もたれの詳細を図4以下の図面も参照して説明する。図4はバックシートを省略した状態での正面図、図5は分離正面図、図6は背受け部材7の斜視図、図7のうち(A)はバックシート14の取り付け状態を示す側断面図、(B)はバックシート14の取り付け手順を示す図、図8のうち(A)は図2のVIIIA-VIIIA 視断面図、(B)は図2のVIIIB-VIIIB 視断面図、図9のうち(A)はランバーサポート15とその支持体16との分離斜視図、(B)はランバーサポート15を支持体16に取り付けた状態の斜視図、(C)は(B)のC−C視断面図、図10は支持体16及びランバーサポート15の要部背面図、図11はランバーサポート15の部分斜視図、図12のうち(A)は図10のXIIA-XIIA 視断面図、(B)は図10のXIIB-XIIB 視断面図、(C)は図10のXIIC-XIIC 視断面図、(D)は(A)のD−D視断面図である。
図6から容易に理解できるように、背受け部材7は、左右の前向きアーム7aを備えており、このアーム7aの上面にブリッジ状ブラケット22をねじ止めで固定している。背受け部材7はその左右アーム7aの先端が第2軸8によって支持ベース2に連結されており、ブリッジ状ブラケット22に取り付けた軸受け部材(図示せず)に第3軸9が保持されている。第3軸9は背受け部材7に直接に連結することも可能である。
背受け部材7はアルミダイキャストのような金属の一体成形品であり、その後部は平坦部7bとなっており、平坦部7bの後端にはその上下にはみ出た後ろ壁部7cが左右略全長にわたって延びるように形成されている。平坦部7cの上面のうち後ろ壁部7cの手前側には左右に分離した土手部7dが上向きに突設されており、土手部7dと後ろ壁部7cとの間が、バックシート15の下端を固定するための縁部材固定部7eになっている。
背受け部材7の左右両端部後部には、バックフレーム13のサイドメンバー13aを取付けるための起立部7fを設けている。起立部7fはバックフレーム13のサイドメンバー13aと同じ平面形状であり、サイドメンバー13aは連結軸23を介して起立部7fに固定されている。バックフレーム13のサイドメンバー13aは断面楕円形の中空パイプを素材として製造しており、その下端の内部には、連結軸23を嵌めるための中子体(図示せず)が固着されている。
詳細は省略するが、背受け部材7は下向きに開口しており、その内部に、ガスシリンダ10を取付けるための金具25や、ガスシリンダ10を操作するための操作軸、操作軸を保持する軸受け部材等を配置している。
背受け部材7の起立部7fとバックフレーム13のサイドメンバー13aとはビスによって連結軸23に抜け不能に保持されている。バックフレーム13のアッパーメンバー13bとサイドメンバー13aとは、両者に貫通した中子体(図示せず)を介して連結されている。なお、バックフレーム13を背受け部材7と一体構造とすることも可能である。逆に、背受け部材7を複数のパーツで構成することも可能であり、更に、背受け部材7は板金製や樹脂製とすることも可能である。
バックシート14は適度の空隙を有する織地又は編地を素材として製造されており、表面部14aと裏面部14bとの左右側部は縫着や融着によって一体に繋がっている。そして、図6や図7に示するように、表面部14aの下端縁と裏面部14bの下端縁とは、それぞれ樹脂板又は金属板から成る平面視弓形(緩い曲率の三日月状)の縁部材20,21に縫い付け(溶着や接着でも良い)によって離脱不能に固定されている。
縁部材20,21は背受け部材7における縁部材固定部7eに殆どずれない状態に嵌まる寸法に設定されている。なお、縁部材20,21の左右中間部には後ろ向きに開口した切欠開き部30が形成されているが、これは、ガスシリンダ10のプッシュバルブ(図示せず)を操作する押圧板(図示せず)との干渉を回避するために形成している。
図7(A)に示すように、本実施形態では、裏面部14aに固着した縁部材20に複数本(4本)のボルト(ねじ軸)31を左右適宜間隔で下向き突設する一方、表面部14aの下端に固着した縁部材20にはボルト31が貫通する通穴32を形成しており、両縁部材20,21を重ねた状態でボルト31を背受け部材7に設けた取付け穴33に上方から貫通して、ボルト31にナット34をねじ込むことにより、両縁部材20,21を背受け部材7に共締めしている。勿論、バックシート14は他の方法で背受け部材7に固定してもよい。
バックシート14を取付けるに際しては、まず、図7(B)に示すように両縁部材20,21を分離した状態でバックフレーム13に被せ、次いで、適当な高さ位置で両縁部材20,21を重ね併せ、それから、縁部材20,21をずり下げて各ボルト31を取付け穴33に挿通し、それからボルト31にナット34をねじ込んだら良い。
ランバーサポート15は合成樹脂製であり、例えば図8及び図9から理解できるように、ランバーサポート15のうち着座した人の身体に当たる支持部は正面視で楕円形でかつ平面視では前向き凹状に湾曲しており、支持部の下部に左右に延びる操作用アーム15bを一体に形成し、操作用アーム15bの先端を操作部15aとしてバックシート14の切欠き17から露出させている。
また、ランバーサポート15を上下動自在に支持するガイド手段として、支持体16に上下長手のガイド溝36とその下方に位置した第2突起37とを形成する一方、ランバーサポート15の裏面に、ガイド溝36に嵌合する頭38a付き第1突起38と、支持体16の第2突起37を左右ずれ不能に挟み保持する左右一対のガイドレール部39を形成している。本実施形態では、ガイド溝36と第1突起38とは主ガイド手段を構成し、第2突起37とガイドレール部39とは補助ガイド手段を構成している。
第1突起38は上下に2本あってガイド溝36に摺動自在に嵌まる太さであり(上下に長い1つの板状体に形成しても良い)、頭38aはガイド溝36の溝幅よりも大きい外径である。頭38aは正面視で円形に形成されており、支持体16への頭38aの嵌め入れを許容するため、支持体16には、ガイド溝36の下端と連通した円形の窓穴40を開けている。
この場合、窓穴40の内部に、窓穴40の内周面とは間隔を隔てて分離している舌片40aを、その上端が自由端となって下端が付け根となるように形成し、かつ、舌片40aの下端の付け根40aをを細巾に形成している。換言すると、舌片40aは団扇状に形成されている。
ランバーサポート15は、舌片40の弾性に抗して第1突起38を窓穴40に挿入してから上方にスライドさせることにより、支持体16にワンタッチ的に取付けることができる。支持体16の舌片40aは弾性変形するため第1突起38の挿入には支障はなく、かつ、第1突起38を上方にスライドさせると舌片40aが元の姿勢に戻ることにより、第1突起38が下降しても窓穴40には入り込まず(すなわち舌片30aがストッパーとして働き)、このため、ランバーサポート15を下端まで下降させても外れることはない。
ランバーサポート15のうち第1突起38を挟んだ左右両側に側面視後ろ向き山形の爪41が形成されている一方、支持体16には爪41の先端が当たる凹凸部42を形成している。爪41の左右両側はスリット43で分断されており、このため弾性に抗して前後方向に移動し得る。このため、ランバーサポート15を軽い力で段階的に高さ調節することができる。
ランバーサポート15の操作部15aはバックフレーム13のサイドメンバー13aの外側にはみ出しており、このはみ出し部分を後ろ向き凸の碗状に形成している。これは、操作部15aにある程度のボリュームを持たせて人が掴みやすくするため、及び、碗状の部分をサイドメンバー13aの外側面に当てることによって上下動をガイドさせるためである。操作部15aはサイドメンバー13aからはみ出ない構成とすることも可能であり、この場合は、操作部15aはフラットのままでも良いし、前向き凸の碗状に形成してもよい。
以上の構成において、既述のとおり、ランバーサポート15は支持体16にワンタッチ的に取付けることができる。また、第2突起37とレール部39とが嵌まり合っていることにより、ランバーサポート15をスムースにスライドさせることができる。
なお、第2突起37とレール部39とからなるガイド手段は、ガイド穴36を挟んだ左右両側に一対(又は複数対)設けても良い。更に、ランバーサポート15に第2突起37を設けて支持体16にレール部39を形成することや、第2突起37を上下に長いレール状に形成することなども可能である。
(4).本願発明を適用可能な背もたれの別例(図13)
図13では、本願発明を適用可能な背もたれ4の別例を示している。この例でもバックシート14は袋状に形成されており、バックシート14の中空部内に、合成樹脂のような弾性変形する中間板45とランバーサポート15とが配置されている。中間板45は容易に撓み変形するように多数のスリット46が形成されており、左右端部でかつ下部が、バックフレーム13のサイドメンバー13aにブラケット47を介して固定されている。中間板45の左右側部は殆ど撓み変形しない剛体構造になっている。
ランバーサポート15は第1実施形態とは異なって殆ど撓み変形しない剛構造になっており、中間板45の裏側に配置している。図面では表示していないが、この例では、中間板45に第1突起38が形成され、ランバーサポート15にガイド穴36が形成されることになる。また、符号48で概念的に示すように、上下長手の上下長手のレールからなるガイド手段が上下長手の中心線を挟んだ左右両側に配置されている。
第1実施形態で説明したガイド穴36と第1突起38とから成るガイド手段、或いは、第2突起37とガイドレール部39とからなる補助ガイド手段は、中間板45及び操作アーム15bの左右側部に形成したり、左右両側部と中間部との3カ所に形成するなどしてもよい。また、ガイドレール部に代えて長溝を採用してもよい。要は、ランバーサポート15のガイド部と支持体のガイドとが嵌まり合って上下方向に相対動したら良いのである。
(5).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば椅子の背もたれに適用する場合、背板にクッション材を張った構造とすることも可能である(この場合は、背板を撓み変形容易な構造として、これを後方からランバーサポートで支持することになり、ランバーサポートはその後方に配置した支持体に取付けられることになる。また、バックシートを可撓性素材で構成する場合、袋状に形成する必要はない。
更に、背もたれのランバーサポートに適用する場合、操作部は必ずしもバックフレームのサイドメンバーと重なるように構成する必要はなく、バックシートで隠れるにように配置することも可能である。ガイド手段の具体的な形態は必要に応じて自由に設定できる。例えば突起の頭は円形には限らず、例えば矩形等の他の形状に形成することも可能である。
第1実施形態に係る椅子の斜視図である。 (A)は椅子の正面図、(B)は部分的な背面図である。 椅子の側面図である。 バックシートを省略した状態での正面図である。 分離正面図である。 背受け部材の斜視図である。 (A)はバックシートの取り付け状態を示す側断面図、(B)はバックシートの取り付け手順を示す図である。 (A)は図2のVIIIA-VIIIA 視断面図、(B)は図2のVIIIB-VIIIB 視断面図である。 (A)はランバーサポートとその支持体との分離斜視図、(B)はランバーサポートを支持体に取り付けた状態の斜視図、(C)は(B)のC−C視断面図である。 支持体及びランバーサポートの要部背面図である。 ランバーサポートの部分斜視図である。 図10のXIIA-XIIA 視断面図及びXIIB-XIIB 視断面図で、 (C)は図10のXIIC-XIIC 視断面図、 (D)は (A)の D-D視断面図である。 他の適用例を示す図である。
符号の説明
2 支持ベース
3 座体
4 背もたれ
7 背受け部材
13 バックフレーム
13a サイドメンバー
13b アッパーメンバー
14 バックシート
15 ランバーサポート
16 ランバーサポートの支持体
36 ガイド穴
37 第2突起
38 第1突起
38a 頭
40 窓穴
41 爪
43 凹凸部

Claims (3)

  1. 身体の荷重が作用する第1部材と、この第1部材と部分的に又は全体的に重なった第2部材とを備えており、両部材の重なり合った部分に、当該両部材が直線方向に相対動し得るようにガイドするガイド手段を設けている身体支持装置であって、
    前記ガイド手段は、一方の部材に形成されたガイド穴と、他方の部材に形成されていて前記ガイド穴にスライド自在に嵌まる突起とを備えており、前記突起には、当該突起をガイド穴から抜け不能に保持するようガイド穴の溝幅よりも大きい横幅の頭を有しており、前記一方の部材のうちガイド穴の端部には、前記突起の頭が嵌脱し得る大きさの窓穴がガイド穴と連通するように形成されている、
    身体支持装置。
  2. 前記両部材の相対向している面のうち片方には弾性変形可能な爪部を形成し、他方には、前記爪が弾性的に当接する凹凸部をガイド穴と同じ方向に延びるように形成している、
    請求項1に記載した身体支持装置。
  3. 前記第1部材は背もたれのランバーサポートであり、前記他方の部材はランバーサポートを後方から支持する支持体であり、前記突起はランバーサポートの裏面に形成され、前記ガイド穴は上下方向に長く延びるように支持体に形成されており、更に、ランバーサポートの背面と支持体の前面とのうち何れか一方には突起を、他方には前記突起が上下相対動自在に嵌まる一対のガイドレール部又は長溝を上下に長く延びるように形成している、
    請求項1又は2に記載した身体支持装置としての椅子の背もたれ。
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