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JP2006126346A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその駆動方法 Download PDF

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JP2006126346A
JP2006126346A JP2004312511A JP2004312511A JP2006126346A JP 2006126346 A JP2006126346 A JP 2006126346A JP 2004312511 A JP2004312511 A JP 2004312511A JP 2004312511 A JP2004312511 A JP 2004312511A JP 2006126346 A JP2006126346 A JP 2006126346A
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Hiroshi Sato
啓史 佐藤
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Kyocera Display Corp
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Abstract

【課題】表示性能を向上させた液晶表示装置及びその駆動方法を提供する。
【解決手段】液晶に電界を印加して、フレームを順次表示することによって画像表示を行う液晶表示装置であって、第1の基板上に形成された複数の走査線及び信号線と、複数の走査線及び信号線の交点近傍に配置され、走査線に接続された複数のスイッチング素子と、複数のスイッチング素子に接続された複数の画素電極と、複数の走査線に走査信号を供給する走査線駆動回路と、複数の信号線に表示信号を供給する信号線駆動回路とを備え、一つのフレームの開始から次のフレームの開始までのフレーム期間において、複数の走査線を順次走査する順次走査期間と、走査信号駆動回路が走査線の順次走査を停止し複数のスイッチング素子がOFF状態にセットされるブランク期間とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は液晶表示装置及びその駆動方法に関する。
近年、高度な映像・情報化社会の本格的な進展やマルチメディアシステムの急速な普及に伴い、液晶表示装置の重要性はますます増大している。液晶表示装置は、低消費電力・薄型・軽量などの利点を有することから、携帯端末機器などの表示装置として幅広く応用されている。このような液晶表示装置に用いられる液晶パネルは、例えば、マトリクス状に配列した画素電極と、この画素電極に接続されたTFT(Thin film transistor)のようなスイッチング素子とが設けられた素子基板と、画素電極に対向する対向電極が形成された対向基板と、これら両基板の間に挟持された液晶とを有する。
従来、TFTによる液晶表示装置の駆動方法としては、液晶に印加する電圧を変化させることにより、液晶の配列を変化させ、透過率を変化させることによって階調表示を行う方法が用いられていた。この方法は、透過率が変化し始める閾値電圧と、これ以上電圧を加えても透過率が変化しない飽和電圧との間で、階調に応じて電圧を変化させることによって透過率を変化させ、階調表示を行う。
液晶表示装置を直流電圧によって駆動すると、例えば、液晶成分の分解、液晶パネル中の不純物による汚染が進行し、表示画像の焼き付きなどの問題が発生する。そこで、一般的に、フレームごとに駆動電圧の極性を変えるフレーム反転駆動方式や、ゲート線(走査線)ごとに駆動電圧の極性を変えるライン反転駆動方式、画素ごとに駆動電圧の極性を変えるドット反転駆動などの交流駆動方式が用いられる(例えば、特許文献1参照。)。
特開11−337975号公報
液晶表示装置において階調表示を行う場合、ゲート線を介して走査信号電圧を印加し、スイッチング素子を導通状態にする。そして、スイッチング素子を導通状態にした状態で、ソース線を介して画素電極に階調に応じた表示信号を印加する。このようにして、画素電極と対向電極との間に、表示信号に応じた電荷を蓄積する。電荷蓄積後は、走査信号をオフレベルとしスイッチング素子を非導通状態にしても、各電極における電荷の蓄積状態は、液晶容量や蓄積容量などによって保持される。
このように、各スイッチング素子を駆動させ、蓄積させる電荷量を階調に応じて制御すると、画素ごとに液晶の配向状態が変化して光の透過率が変わり、画素ごとに明るさを変化させることができる。このようにして、階調表示することが可能となる。
蓄積した電荷は液晶容量や蓄積容量によって保持されるため、各画素の液晶層に表示信号を印加するのは一部の期間のみでよい。したがって、マトリクス状に配設された複数の画素を駆動する場合には、同一ゲート線に接続された複数の画素に同時に走査信号を印加し、表示信号をソース線を介して各画素に印加する。その後、順次ゲート線を切換え、表示信号を印加すればよい。
ところが、各画素において、駆動電圧が印加されない期間においても、結合容量の影響及び電荷のリークによって、その電位が変化する。このような電位変動によって、特に、中間調領域では画質の劣化が目立ってしまう。この問題は、特にフレーム反転駆動方式において顕著となる。広く知られているように、フレーム反転駆動方式は、各画素電極の駆動電圧の極性を、フレームごとに反転させる反転駆動が行われる。すなわち、フレーム反転駆動方式は面反転駆動方式であり、画像表示領域を構成する全画素電極の駆動電圧の極性を全て同じにして、一定周期で駆動電圧を反転させる方式である。
図7、図8及び図9を用いて、上述した問題について説明する。以下においては、フレーム反転駆動方式の液晶表示装置を例として説明する。図7は、このような問題を説明するための表示画像を表す図である。また、図8及び図9は図7に対応した各画素の電位を説明するための波形図であり、図8は図7中のA点、図9はB点における電位波形を説明する図である。ここで示す問題は、縦クロストーク現象である。
図7は、表示画面の中央に矩形の黒を、その他の表示画面全体に中間調のグレーを表示するための表示信号を液晶パネルに供給しているときの表示画像を示している。液晶パネルはノーマリホワイトとする。図7に示すように、黒表示部分の上の部分(A点)では本来表示すべきグレーよりも暗い表示となり、黒表示部分の下の部分(B点)では本来表示すべきグレーよりも明るい表示となってしまう。
画像を表示しているときの各画素電極の電位を示す波形図を図8(A点)及び図9(B点)に示す。A点とB点とは、同一のソース線Lsに接続されている。図8及び図9において、Vga、VgbはそれぞれA点及びB点におけるゲート線に印加されるゲート線電位波形、Vsは点A及びBを通過するソース線Lsに印加されるソース線電位波形、Vcomは画素電極に対向するコモン電極の電位波形を示している。また、画素電極の電位波形は、縦クロストークの影響を考慮しない理想的な場合を破線(Va及びVb)で、縦クロストークの影響を考慮した実際の画素電極の電位波形を実線(Va’及びVb’)で示している。
図8及び図9において、N及び(N+1)で示される期間は、A点及びB点の画素にNフレーム及び(N+1)フレームに対応する表示信号が与えられている期間を示している。Nフレームは各画素を正極性駆動しており、(N+1)フレームは、負極性駆動している。図8中のTaおよび図9中のTbは、黒表示部分の画素に表示信号を与えている期間に対応する。
図8に示すように、A点においては、タイミングtaで走査信号が印加され、A点の画素のTFTはオンとなる。そして、A点の画素電極にNフレームのグレー表示に対応した表示信号が印加される。A点の次のラインに表示信号が印加されるタイミングでは、A点のTFTはオフである。すなわち、A点の画素電極に蓄積されたグレー表示に対応する電荷は、液晶容量及び蓄積容量によって、次に書き込みが行われるまで保持される。次のフレームにおいては、ソース電極の電位は反転され、A点の画素には負極性の表示信号が印加される。この電位も次のフレームまで保持される。図9に示すように、B点についてもA点と同様に表示信号が与えられる。
しかしながら、画素電極の電位Va及びVbは、TFTがオフとなっている期間においても、結合容量などによって、ソース線電位Vsの影響を受ける。すなわち、Taの期間ではA点の画素電極の電位Vaは、ソース線電位Vsの影響を受けて、グレーの表示信号のレベルよりも高い電位Va’となってしまい、本来表示すべきグレーよりも暗く表示されてしまう。一方、図9において、Tbの期間では、B点の画素電極の電位Vbは、極性反転後のソース線電位Vsの影響を受けるため、グレーの表示信号のレベルよりも低い電位Vb’となってしまい、本来表示すべきグレーよりも明るく表示されてしまう。
上記の問題の他、表示画面全体をグレー表示した場合、表示画面の上部は暗く、下部が明るく表示される問題(輝度傾斜現象)がある。図10は、この輝度傾斜現象の問題を説明する図である。また、図11及び図12は図10に対応した各画素電極の電位を説明するための波形図であり、図11は図10中の一番上のゲート線の中央付近の画素であるC点、図12は表示画面の中央付近の画素D点について説明する図である。
図10は、表示画面全体を中間調のグレー表示するための表示信号を液晶パネル10に供給している場合の表示画像を示している。図10に示すように、表示画面の上部から下部にかけて本来表示すべきグレーから徐々に明るい表示となってしまう。
このような画像を表示しているときのC点及びD点の画素電極の電位を示す波形図を、図11(C点)及び図12(D点)に示す。C点とD点とは、同一のソース線Lsに接続されている。図11及び図12において、図8、図9と同様に、Vgc、VgdはそれぞれC点、D点におけるゲート線に印加されるゲート線電位波形、Vsは点C及びDを通過するソース線Lsに印加されるソース線電位波形、Vcomは画素電極に対向するコモン電極の電位波形を示している。また、画素電極の電位波形は、輝度傾斜を引き起こさない理想的な場合を破線(Vc及びVd)で、実際の画素電極の電位波形を実線(Vc’及びVd’)で示している。N、(N+1)の意味は図8、9と同様である。図11及び図12において、C点、D点において、Nフレームは正極性駆動、(N+1)フレームは負極性駆動を行う。
図11に示すように、C点ではソース電極の極性反転は、C点の画素のTFTがオンとなるタイミングと略同時である。したがって、C点の画素電極の電位Vcは、極性反転の影響を受けることなく一定に保たれる。すなわち、C点においては、理想的な電位が保持されVcとVc’は等しくなる。
しかしながら、D点ではソース線Lsの極性反転時に、ソース線画素電極間の容量の結合などにより、画素電極の電位が変動してしまう。図12に示すように、Nフレームに対応する走査間隔期間(対応ゲート線が走査される時間間隔)内において、ソース電極の極性が反転している期間では、本来のグレーの表示信号電圧のレベルよりも低い電位Vd’となり、明るい表示となる。画素電極の電圧の実効値は、ソース電極の極性反転によって画素電極電位が低下する期間が長いほど小さくなってしまう。すなわち、表示画面の上部から下部にかけてだんだんと明るい表示となる。
本発明は上記のような事情を背景になされたものであって、本発明の目的は、液晶表示装置の表示特性を向上することである。
本発明の第1の態様にかかる液晶表示装置は、第一の基板と第二の基板との間に液晶を挟持し、前記液晶に電界を印加して、フレームを順次表示することによって画像表示を行う液晶表示装置であって、前記第1の基板上に形成された複数の走査線及び信号線と、前記複数の走査線及び信号線の交点近傍に配置され、上記走査線に接続された複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子に接続された複数の画素電極と、前記複数の走査線に走査信号を供給する走査線駆動回路と、前記複数の信号線に表示信号を供給する信号線駆動回路と、を備え、一つのフレームの開始から次のフレームの開始までのフレーム期間において、前記複数の走査線を順次走査する順次走査期間と、前記走査信号駆動回路が前記走査線の順次走査を停止し前記複数のスイッチング素子がOFF状態にセットされるブランク期間と、を有するものである。これによって、表示性能を向上させることができる。
本発明の第2の態様にかかる液晶表示装置は、上記の液晶表示装置において、前記ブランク期間は前記フレーム期間の1/8以上であるものである。これによって、より表示性能を向上させることができる。
本発明の第3の態様にかかる液晶表示装置は、上記の液晶表示装置において、前記ブランク期間は前記フレーム期間の1/4以上であるものである。これによって、さらに表示性能を向上させることができる。
本発明の第4の態様にかかる液晶表示装置は、上記の液晶表示装置において、前記ブランク期間は、前記フレーム期間における連続した一つの期間であるものである。これによって、容易に制御することが可能である。
本発明の第5の態様にかかる液晶表示装置は、上記の液晶表示装置において、
前記ブランク期間は、フレームの全ての表示信号が前記画素電極に書き込まれた後に設けられているものである。これによって、容易に制御することが可能である。
本発明の第6の態様にかかる液晶表示装置は、上記の液晶表示装置における前記ブランク期間において、前記信号線駆動回路は一定電位の表示信号を出力するものである。これによって、ブランク期間における消費電力の増加を抑制することが可能である。
本発明の第7の態様にかかる液晶表示装置は、上記の液晶表示装置において、前記液晶表示装置はフレーム反転駆動方式によって画像表示を行うものである。本発明は、このような場合に、特に効果が高い。
本発明の第8の態様にかかる液晶表示装置の駆動方法は、第1の基板と第2の基板との間に液晶を挟持し、前記液晶に電界を印加して、それぞれスイッチング素子を有する複数の画素から構成される表示領域において画像表示する液晶表示装置の駆動方法であって、
複数のフレームを順次表示し、
前記複数のフレームのそれぞれについて、一フレームの表示開始から次のフレームの表示開始までのフレーム期間において、前記複数の画素のスイッチング素子がOFF状態にセットされるブランク期間を有する。これによって、表示性能を向上させることができる。
本発明の第9の態様にかかる液晶表示装置の駆動方法は、上記の方法において、前記ブランク期間は前記フレーム期間の1/8以上である。これによって、確実に表示性能の向上をすることが可能である。
本発明によって、表示性能を向上した液晶表示装置及びその駆動方法を提供できる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態について図を用いて説明する。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。
本発明の実施の形態にかかる表示装置について、図1を参照して説明する。ここでは、表示装置としてTNタイプのアクティブマトリクス型の液晶表示装置を例として説明する。図1は、本実施の形態にかかる液晶表示装置100のブロック図である。液晶表示装置100は、画像表示を行う液晶パネル101と、制御信号、表示データ及び電源などを供給する駆動制御回路102、ゲートドライバ103、ソースドライバ104、グラフィックコントローラ105などから構成される。好ましくは、駆動制御回路102、ゲートドライバ103及びソースドライバ104は、GRAM(Graphic Random Access Memory)を含む1つの半導体チップ内に組み込まれる。
複数の画素から構成される表示領域を有する液晶パネル101は、TFT(Thin Film Transistor)アレイ基板(不図示)と対向配置される対向基板(不図示)との間に液晶を挟持した構成を有している。TFTアレイ基板には、水平方向にゲート線(走査線)、垂直方向にソース線(信号線)がそれぞれ形成されており、ゲート線とソース線の交差点付近にはTFTが設けられている。また、ゲート線とソース線との間にマトリクス状に形成された複数の画素電極を有している。TFTのゲートがゲート線に、ソースがソース線に、ドレインが画素電極に、それぞれ接続される。
一方、対向基板上にはコモン電極及びR(赤)、G(緑)B(青)のカラーフィルタが形成されている。コモン電極は、実際には画素電極と対向するように対向基板の略全面に形成される透明電極である。各ゲート線にはゲートドライバ103から走査信号が供給される。各走査信号によって、各ゲート線に接続されているすべてのTFTが同時にオンとなる。そして、ソースドライバ104から各ソース線に表示信号が供給され、画素電極に表示信号に応じた電荷が蓄積される。
表示信号が書き込まれた画素電極とコモン電極との電位差に応じて、画素電極とコモン電極間の液晶の配列が変化する。これによって、バックライト(不図示)から入射される光の透過量を制御する。液晶パネル101の各画素は、透過する光量に応じた色の濃淡とRGBいずれかの色表示によりさまざまな色合いの表示を行う。なお、モノクロ表示の場合は、カラーフィルタを設けなくてもよい。
駆動制御回路102は、電気的に液晶パネル101に接続される。駆動制御回路102は、駆動電圧生成回路106、走査信号制御回路107、表示信号制御回路108及びタイミング制御回路109などからなる。駆動電圧生成回路106はDC/DCコンバータ(不図示)を備え、外部電源から供給されるDC電源から、各回路へ供給される電圧を生成する。DC/DCコンバータからの電圧は、各伝送配線を介してゲートドライバ103、ソースドライバ104及び駆動制御回路102内に設けられた各ロジック回路に供給される。また、駆動電圧生成回路106は、コモン電極用の電圧を生成する。
グラフィックコントローラ105は、RGB信号などのビデオデータが記憶されているVRAM(Video Random Access Memory)(不図示)を備えている。グラフィックコントローラ105から、駆動制御回路102に対して、同期信号とビデオデータが転送される。転送されたビデオデータは、表示信号制御回路108に入力され、表示データに変換される。
また、タイミング制御回路109には、グラフィックコントローラ105から同期信号が入力される。同期信号は、例えば、1画素分の表示信号の入力サイクルであるドットクロック信号、水平同期信号Hsync、垂直同期信号Vsyncなどを含む。タイミング制御回路109は受信した信号を処理し、ゲートドライバ103及びソースドライバ104へ供給すべき各種制御信号を、必要なタイミングで出力する。
タイミング制御回路109は、ゲートドライバ103、ソースドライバ104へいくつかの種類の同期信号を含む制御信号を供給する。ゲートドライバ103及びソースドライバ104は、制御信号に従ったタイミングで、走査信号あるいは表示信号の出力を行う。
ゲートドライバ103へは、スタートパルス信号、クロック信号、及びイネーブル信号などが、タイミング制御回路109から入力される。スタートパルス信号がON信号を出力するゲート線を選択し、イネーブル信号が走査信号の出力制御を行うことによって、各ゲート線において順次ON信号が出力される。典型的には、ゲートドライバ103は、1行目から後段の行に向けて、各行の画素を順次走査するように走査信号を出力する。
ソースドライバ104は、液晶パネル101の各ソース線に対して、表示信号を供給する。タイミング制御部109から指示されるタイミングで、グラフィックコントローラ105から転送される表示データに基づいて生成した表示信号を、ソース線に供給する。
ソースドライバ104から入力される表示信号が、TFTのソース/ドレインを介して画素電極に供給され、画素電極に階調に応じた表示信号を印加する。そして、画素電極と対向電極との間の液晶に電界を印加する。このように、各スイッチング素子を駆動させ、蓄積させる電荷量を階調に応じて制御すると、画素ごとに液晶の配向状態が変化して光の透過率が変わり、画素ごとに明るさを変化させることができる。
以下に、図を参照して本実施の形態にかかる液晶表示装置の駆動方法について説明する。本実施形態の液晶表示装置において、フレーム期間内においてブランク期間が設定される。ここで、フレーム期間とは、一つのフレームの表示信号出力を開始してから次のフレームの表示信号出力を開始するまでの期間を言う。又、ブランク期間において、ゲート線の順次走査が停止される。各ゲート線の電位はオフレベルにあり、全てのTFTがOFF状態にセットされている。ブランク期間を設けることによって、縦クロストーク現象や輝度傾斜現象による画像品質の低下を抑制することができる。
ブランク期間においては、各画素に表示信号が供給されないため、同一の画像の表示が続けられる。好ましくは、ブランク期間はフレーム期間の1/8以上、さらに好ましくは1/4以上に設定される。より確実な画像品質の向上を図るためには、フレーム期間の1/2以上をブランク期間に設定することがより好ましい。
ブランク期間は、好ましくは一つの連続期間としてフレーム期間において設定される。さらに好ましくは、フレーム期間において走査線(ゲート線)の順次走査が終了した後の期間、つまり、各表示フレームの走査開始(表示信号出力開始)タイミングの間に設定される。なお、ブランク期間を複数の分割された期間から構成し、一フレーム期間において分散して設定することも可能である。つまり、一つのフレームの順次走査期間を分割し、各順次走査期間の間に分割されたブランク期間を設定する。
以下に、本形態の液晶表示装置の方法を具体的に説明する。ここで、図2、図3及び図4を参照して、フレーム期間の後半1/2をブランク期間とした好ましい例を示す。ここでは、フレーム反転駆動行っている場合を例として説明する。フレーム期間の前半1/2の期間は順次走査期間であり、従来のようにフレームに対応する表示信号を選択されたラインの画素に順次出力する。ブランク期間においては、各ソース線に対して黒表示に対応する表示信号を出力する。このとき、各ゲート線にはTFTをオフとする信号が供給される。
このように、好ましくはブランク期間において、各ソース線に出力される表示信号は一定電圧とされるが、ブランク期間において表示信号を変化させることも可能である。また、表示領域内の各ソース線に出力される表示信号は同一電圧とされる。なお、以下においてはフレーム反転駆動として、コモン電極電位Vcomを中心電位として、ソース線電位を正または負の極性に反転する方式を例として説明するが、コモン電極電位Vcomの極性を周期的に反転してもよい。また、ノーマリホワイトの液晶パネルを用いているものとする。
図2(a)は、表示画面の中央に矩形の黒を、その他の表示画面全体を中間調のグレーを表示するための表示信号を液晶パネル10に供給している場合の表示画像を示している。A点とB点とは、同一のソース線Lsに接続されている。図2(b)は、一フレーム期間におけるソース線Lsの表示信号の変化を示している。グレーの表示信号、黒の表示信号、グレーの表示信号を対応する画素電極に供給した後、ブランク期間において黒に相当する一定電圧の表示信号にセットされている。
図3及び図4を参照して、図2のA点、B点における画素電極の電位変化を詳細に説明する。図3は、図2に示した画像を表示しているときのA点における画素電極の電位変化を説明する波形図である。また、図4はB点における画素電極の電位変化を説明する図である。
図3及び図4において、Vga、VgbはそれぞれA点及びB点におけるゲート線に印加されるゲート線電位波形、Vsは点A及びBを通過するソース線に印加されるソース線電位(表示信号)波形、Vcomは画素電極に対向するコモン電極の電位波形を示している。また、画素電極の電位波形は、クロストークを考慮しない理想的な場合を破線(Va及びVb)で、クロストークを考慮した実際の画素電極の電位波形を実線(Va’及びVb’)で示している。
図3及び図4において、N及び(N+1)で示される期間は、A点及びB点の画素にNフレーム及び(N+1)フレームに対応する表示信電圧が与えられている期間を示している。Nフレームは各画素を正極性駆動しており、(N+1)フレームは負極性駆動している。図3中のTa、図4中のTbは、図2における黒表示部分の画素に表示信号を供給している期間に対応する。図3、4中のTは、ブランク期間に対応する。本実施の形態では、ブランク期間において、黒表示に対応する電圧を印加している例を示す。
図3に示すように、A点においては、タイミングtaで走査信号電圧が印加され、A点の画素のTFTはオンとなる。そして、A点の画素電極にNフレームのグレー表示に対応した表示信号が供給される。A点の次のラインに表示信号が供給されるタイミングでは、A点のTFTはオフである。すなわち、A点の画素電極に蓄積されたグレー表示に対応する電荷は、液晶容量及び蓄積容量によって、次に書き込みが行われるまで保持される。
(N+1)フレームでソース電極の電位は反転され、A点の画素には負極性の表示信号が印加される。この駆動電位も次のフレームまで保持される。図4に示すように、B点についてもA点と同様に、タイミングtbでB点の画素に蓄積された正極性のNフレーム表示信号電位は、液晶容量及び蓄積容量によって保持され、(N+1)フレームでソース電極の電位は反転され、B点の画素には負極性の表示信号が印加される。
従来、図7に示すように、フレーム反転駆動を用いた場合、液晶パネルの中央の矩形の黒表示の上の部分では(図7中A点)では本来表示すべきグレーよりも暗い表示となり、下の部分(図7中B点)では本来表示すべきグレーよりも明るい表示となってしまっていた。画素電極の電位VaはTFTがオフとなっている期間においても、結合容量などによって、ソース線電位Vsの影響を受けるためである。つまり、図3中の期間Taにおいて、A点の画素電極の電位はソース線電位によって引き上げられている。一方、図4中の期間Tbにおいては、B点の画素電極の電位はソース線電位によって引き下げられている。このため、上記のような表示色変化が生じていた。
しかし、本実施の形態では、フレーム期間の後半1/2の期間にブランク期間Tが設けられている。ブランク期間Tの間、各ゲート線にはTFTをオフ状態とする走査信号を供給し、各ソース線には黒表示に対応する表示信号を供給する。ブランク期間Tにおいて、TFTは全てオフとなっているので、画素電極に蓄積されていた電荷は、液晶容量、蓄積容量などによってそのまま保持される。
ブランク期間Tの間、各画素電極はソース線の電位によって同様の影響を受けている。図3、4の例においては、Nフレームに対応する画素電位が引き上げられている。このため、走査順序(ゲート線)の異なる画素に対するソース線電位による影響が異なる時間(Ta、Tb)が、相対的に短くなる。これによって、同一色を表示するラインが異なる画素の間において、画素電極電位の実効値が従来のものよりも近づくので、画素間の表示色の相違を低減することができる。このように、従来の液晶表示装置よりも高品位の表示を行うことができる。
ブランク期間を使用した画像表示において、例えば、グラフィックコントローラ105は、通常画像のビデオデータにブランク期間に相当するブランク期間データを加えたデータを生成し、駆動制御回路102に出力する。表示信号制御回路108は、通常の順次走査期間(フレーム期間の前半1/2期間)においては通常画像のビデオデータに対応する表示データを出力する。ブランク期間において、表示信号制御回路108はグラフィックコントローラ105からのブランク期間データに対応した表示データをソースドライバ104に出力する。ソースドライバ104は、入力された表示データに対応した表示信号を出力する。
走査信号制御回路は、フレーム期間前の半順次走査期間において、通常の制御信号をゲートドライバ103に出力する。ブランク期間において、ゲートドライバ103が各ゲート線に選択信号を出力しないように、ゲートドライバ103に制御信号を出力する。なお、表示信号制御回路108がブランク期間の表示データを生成すること、あるいは、ソースドライバ104内に一定の電圧を出力する回路を形成し、ブランク期間において、その回路からの表示信号を出力するように、液晶表示装置100を構成することも可能である。
ここで、フレーム周波数を従来と同じとして、各画素への書き込み速度を早くする。あるいは、各画素への1フレームの書き込み速度を従来と同じとして、フレーム周波数を従来の2倍に設定してもよい。なお、本実施形態においては、フレーム反転駆動を例として説明した。このように、本発明はフレーム反転の場合において特に効果が高いが、例えば、ゲート線ごとに反転駆動を行うライン反転駆動などにも適用可能である。
続いて、従来問題となっていた輝度傾斜現象について説明する。表示画面全体をグレー表示した場合、表示画面の上部は暗く、下部が明るく表示されてしまう。このような問題に対しても、上述の駆動方法を用いることによって、表示品質を向上することができる。図5及び図6は、このような問題を説明するための液晶の駆動電位を示す波形図であり、図5は液晶パネルの一番上のゲート線の中央の画素であるC点、図6は表示画面の中央の画素D点における駆動波形を示す図である。ここでは、ブランク期間Tにおいて、画像表示を行っているグレーと同じ表示に対応する電圧(表示信号)をソース線に印加している例を示している。
図5及び図6は、本実施形態にかかる駆動方法を用いて、このような画像を表示しているときのC点及びD点における各電極の電位を示す波形図である。C点とD点とは、同一のソース線Lsに接続されている。図5及び図6において、図3及び図4と同様に、Vgc、VgdはそれぞれC点及びD点におけるゲート線に印加されるゲート線電位波形、Vsは点A及びBを通過するソース線に印加されるソース線電位波形、Vcomは画素電極に対向するコモン電極の電位波形を示している。
また、画素電極の電位波形は、ソース線電位からの影響がない理想的な場合を破線(Vc及びVd)で、実際の画素電極の電位波形を実線(Vc’及びVd’)で示している。図5、図6において、N、(N+1)は図3、4と同様の意味であり、Nフレームは正極性駆動、(N+1)フレームは、負極性駆動を行う。
図5に示すように、上述したように一フレーム期間の後半1/2にブランク期間Tを設ける。一フレーム期間の前半1/2の期間は従来のように表示を行う表示信号を印加し、ブランク期間において、ソース線からグレー表示に対応する表示信号を印加する。ブランク期間において、各ゲート線は接続されている各TFTをオフとする信号を伝送する。
C点では表示信号の極性反転は、C点の画素のTFTがオンとなるタイミングと略同時である。したがって、C点の画素の画素電極の電位Vcは、極性反転の影響を受けることなく一定に保たれる。したがって、C点においては、理想的な駆動電位が保持されVcとVc’は等しくなる。
一方、図6に示すように、表示画面の中央であるD点においても、タイミングtdで、TFTがオンとなる信号が供給され、表示信号電圧を印加する。蓄積された電荷は、液晶容量及び蓄積容量などによって保持される。最下の走査線に接続された画素への書き込みが終わった後、ブランク期間Tの間ソース電極にはグレーの表示に対応した電圧が印加される。その間、ゲート線からはTFTとオフとする信号を印加する。その後、ブランク期間Tが終わると、ソース線の表示信号が負極性に反転する。ソース線電位の変化に伴い、画素電極電位Vdも引き下げられる。さらに、次の(N+1)フレームの書き込みを行うため、D点の画素のTFTはオンとなり、D点の画素電極にグレー表示に対応した負極性の表示信号が供給される。
従来、表示画面全体を中間調のグレーを表示するための表示信号を液晶パネルに供給している場合、表示画面の上部から下部にかけて本来表示すべきグレーからだんだんと明るい表示となっていた。D点では極性反転時に、ソース線と画素電極間の容量のカップリングにより、画素電位が変動するためである。
しかし、本実施形態のようにブランク期間Tを設けることによって、画素電極電位Vdが、本来の電位から変動している期間の割合が減少する。つまり、C点とD点における画素電極電位の実効値が近づく。つまり、ライン(ゲート線)が異なる画素間における画素電極電位の実効値が近づき、その表示色の相違を低減することができる。これによって、輝度傾斜減少の問題を軽減させることができ、表示性能の向上を行うことができる。
本実施の形態における液晶表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態における駆動方法を説明するための図である。 同図2A点に対応する各電極の電位波形及びタイミングを示す図である。 同図2B点に対応する各電極の電位波形及びタイミングを示す波形図である。 本実施の形態における各電極の電位波形及びタイミングを示す波形図である。 本実施の形態における各電極の電位波形及びタイミングを示す波形図である。 従来の液晶表示装置における、縦クロストーク現象を説明するための図である。 同図7A点に対応する各電極の電位波形を示す波形図である。 同図7B点に対応する各電極の電位波形を示す波形図である。 従来の液晶表示装置における輝度傾斜現象を説明するための図である。 同図10C点に対応する各電極の電位波形を示す波形図である。 同図10D点に対応する各電極の電位波形を示す波形図である。
符号の説明
100 液晶表示装置
101 液晶パネル
102 駆動制御回路
103 ゲートドライバ
104 ソースドライバ
105 グラフィックコントローラ
106 駆動電圧生成回路
107 走査信号制御回路
108 表示信号制御回路
109 タイミング制御回路

Claims (9)

  1. 第一の基板と第二の基板との間に液晶を挟持し、前記液晶に電界を印加して、フレームを順次表示することによって画像表示を行う液晶表示装置であって、
    前記第1の基板上に形成された複数の走査線及び信号線と、
    前記複数の走査線及び信号線の交点近傍に配置され、上記走査線に接続された複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子に接続された複数の画素電極と、
    前記複数の走査線に走査信号を供給する走査線駆動回路と、
    前記複数の信号線に表示信号を供給する信号線駆動回路と、を備え、
    一つのフレームの開始から次のフレームの開始までのフレーム期間において、前記複数の走査線を順次走査する順次走査期間と、前記走査信号駆動回路が前記走査線の順次走査を停止し前記複数のスイッチング素子がOFF状態にセットされるブランク期間と、を有する、
    液晶表示装置。
  2. 前記ブランク期間は前記フレーム期間の1/8以上である、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記ブランク期間は前記フレーム期間の1/4以上である、請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記ブランク期間は、前記フレーム期間における連続した一つの期間である、請求項1、2又は3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記ブランク期間は、フレームの全ての表示信号が前記画素電極に書き込まれた後に設けられている、請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記ブランク期間において、前記信号線駆動回路は一定電位の表示信号を出力する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記液晶表示装置はフレーム反転駆動方式によって画像表示を行う、請求項1〜6いずれか一項に記載の液晶表示装置。
  8. 第1の基板と第2の基板との間に液晶を挟持し、前記液晶に電界を印加して、それぞれスイッチング素子を有する複数の画素から構成される表示領域において画像表示する液晶表示装置の駆動方法であって、
    複数のフレームを順次表示し、
    前記複数のフレームのそれぞれについて、一フレームの表示開始から次のフレームの表示開始までのフレーム期間において、前記複数の画素のスイッチング素子がOFF状態にセットされるブランク期間を有する、
    液晶表示装置の駆動方法。
  9. 前記ブランク期間は前記フレーム期間の1/8以上である請求項8に記載の液晶表示装置の駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016066082A (ja) * 2010-08-31 2016-04-28 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置

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