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JP2006116635A - ロボットの制御装置 - Google Patents

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JP2006116635A JP2004306027A JP2004306027A JP2006116635A JP 2006116635 A JP2006116635 A JP 2006116635A JP 2004306027 A JP2004306027 A JP 2004306027A JP 2004306027 A JP2004306027 A JP 2004306027A JP 2006116635 A JP2006116635 A JP 2006116635A
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Abstract

【課題】 演算式が簡単で処理時間が短く、動作指令が急激に変化する場合にも誤検出することなく、周辺機器との予期せぬ接触をロボットアーム全体にわたって高感度に検出できるロボットの制御装置を提供する。
【解決手段】 各関節のアクチュエータの出力を制御する手段と前記各関節の変位量を計測する手段を有するロボットを備えたロボットの制御装置において、ロボット101を模擬するロボットモデル102と、制御演算部103を模擬する制御演算モデル部104と、複数のリンクの位置姿勢についてロボット101とロボットモデル102とを比較する位置姿勢比較部107とを備えたものである。これにより、サーボ遅れによる誤検出を防ぐことができ、また、複数のリンクを監視することで、ロボット全体の高感度な接触検出を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーボモータ、減速機からなる各関節のアクチュエータの出力を制御するロボットの制御装置に関する。
従来、ロボットの動作軌道上に対象物であるワークなどの周辺機器が存在し、ロボットの可動部が予期せずして周辺機器に接触した際、ロボット制御装置は与えられた位置指令を実現するためにロボットの関節部に大きなトルクを発生させることになる。ロボットの関節部における大トルク発生は、ロボットの機構部やモータあるいは周辺機器を破損させ、危険であるため、触覚センサ、力センサ、超音波センサあるいは赤外線センサなどの近接センサなどを用いて周辺機器との接触や接近を検出し、接触の前後直ちにロボットを停止させるなどの保護手段を講じる必要があった。しかし、ロボットの動作範囲全体にわたって接触あるいは近接を検出可能なセンサを配置することはコストの増大を招く。また、ロボットの動作範囲を広範囲にわたって計測できる信頼性の高いセンサは提供されていない。したがって、コストをかけずに新たなセンサを使用することなく、ロボットと周辺機器との予期せぬ接触により生じる危険を回避する方法が求められる。
このような問題に対して、ロボットの到達許容範囲を設定して周辺機器との予期しない接触を防ぐ方法、ロボットの周辺機器との予期しない接触を検出してロボットを停止させる方法がある。
第1従来技術として、ロボットの到達許容範囲を設定して周辺機器との予期しない接触を防ぐ方法では、ロボットの各関節変位量の到達許容範囲をあらかじめ定義しておき、計測される関節変位量(以下、実機関節応答と表記)が到達許容範囲内から外れたときにロボットを停止させる方法が一般的である。また、ロボットの位置および姿勢の到達許容範囲をロボットの作業空間内であらかじめ定義しておき、計測される位置および姿勢(以下、実機位置応答と表記)が到達許容範囲内から外れたときにロボットを停止させる方法も知られている。
また、第2従来技術として、ロボットの周辺機器との予期しない接触を検出してロボットを停止させる方法には、作業空間におけるロボットへの指令位置と実機位置応答との差あるいは関節空間における指令関節変位量と実機関節応答との差を監視し、その差が閾値を超えると、接触が起きたものとしてロボットを停止させる方法がある(特許文献1)。
図9は、第2従来技術となる特許文献1におけるロボットに搭載したモータの制御系の1軸分の回路構成を示したブロック図である。
図9において、11はサーボアンプ、12はサーボモータである。13は位置偏差であり、サーボモータ12の指令回転角度から実際の回転角度を引いたものである。位置偏差13と回転角度設定値(作業座標系設定値)14は比較手段15で比較され、位置偏差13が回転角度設定値14を上回っているときを検出する。
さらに、上記に述べたロボットの周辺機器との接触を検出してロボットを停止させる方法には、第3従来技術として状態推定オブザーバを用いる方法もある(例えば、特許文献2)。
図10は第3従来技術となる特許文献2におけるロボット制御装置の基本的な構成を示した図である。
図10において、21はサーボモータの制御手段、22はサーボモータ、23はロボットアーム、24は2慣性系状態推定オブザーバ、25は接触判定手段、26は装置保護手段、27は減速機である。2慣性系状態推定オブザーバ24はモータ回転角度、モータ回転角速度およびモータ加速度指令を用いて負荷側外乱力を推定する。接触判定手段25は外乱力推定値が設定閾値を超えたときにロボットアーム23が外部装置に接触したと判定し、装置保護手段26に信号を出力する。
その他の方法に第4従来技術として、モータに流れる電流波形の乱れからロボットの接触を検出する方法が開示されている(特許文献3)。
特開平09−179632号公報(明細書第18頁、図7) 特開2000−52286号公報(明細書第6頁、図1) 特開平02−059291号公報(明細書第3頁、図1)
以上に示した従来のロボットの制御装置には以下の問題があった。
第1従来技術のように、ロボットの到達許容範囲を設定して周辺機器との接触を防ぐ方法では、ロボットの作業環境が変化した場合であって、予め設定していた到達許容範囲内に周辺機器が入り込んだ場合には、ロボットと周辺機器の接触が起きる可能性があり、接触時に両者が破壊する可能性があった。
また、第2従来技術のように、ロボットの周辺機器との接触をロボットの実機関節応答や実機位置応答をロボットに与えた関節角度指令や位置指令と比較して検出する方法では、実機の応答の位置指令に対するサーボ遅れが存在するため、関節角度指令や位置指令が急激に変化した場合に一時的に実機関節応答や実機位置応答との差が大きくなり、この差が閾値を超えると誤検出になる可能性があった。
ここで、図5は第3従来技術を説明するための1方向における位置応答波形の例を示したものである。
図において、501は位置指令、502は位置指令501に対応する位置応答、503は位置指令と位置応答との差の最大値である。一般には501のようなステップ上の位置指令を与えることはないが、問題点を明確にするための例として用いることにする。指令が急激に変化すると、ロボットが周辺機器と接触しなくとも指令の変化にロボットが追従できないため、位置指令と位置応答との差が大きくなってしまう。これはサーボ遅れによるものであり、位置指令と位置応答との差が大きくなって閾値を超えると誤検出となる。更に、ロボットの実機関節応答をロボットに与えた関節角度指令と比較する方法では閾値を角度で与えねばならないため、作業空間におけるロボットの動作範囲を適切に制限するのには向かなかった。またロボットの実機位置応答をロボットに与えた位置指令と比較する方法では、手先以外のリンクが周辺機器に接触したときに高感度に接触検出できないという欠点があった。
また、第3従来技術のように、状態推定オブザーバによって外乱力を推定する方法では、オブザーバが実機応答に追従していくためオブザーバの時定数だけ検出が遅れるという問題があった。また演算式が複雑になり計算時間が長くなるという問題もあった。
また、第4従来技術のように、電流波形の乱れから接触を検出する方法では、位置指令が急激に変化したときの急激なトルク増大なども検出されてしまい、誤検出になるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、演算式が簡単で処理時間が短く、動作指令が急激に変化する場合にも誤検出することなく、周辺機器との予期せぬ接触をロボットアーム全体にわたって高感度に検出できるロボットの制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1のロボットに係る発明は、各関節のアクチュエータの出力を制御する手段と前記各関節の変位量を計測する手段を有するロボットを備えたロボットの制御装置において、前記アクチュエータへの制御入力値を計算し出力する制御演算部と、前記ロボットを模擬するロボットモデルと、前記制御演算部を模擬する制御演算モデル部と、前記ロボットの少なくとも1つ以上のリンク位置および姿勢を関節変位量から計算するリンク位置姿勢算出部と、前記ロボットモデルのモデル関節変位量から前記リンクに対応するモデルリンク位置および姿勢を計算するモデルリンク位置姿勢算出部と、前記リンク位置とモデルリンク位置とを比較して結果を出力する位置姿勢比較部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のロボットの制御装置において、前記位置姿勢比較部の比較結果に応じて該結果を操作者に知らせる通知手段、ロボットを停止させる停止手段、ロボットの動作指令を切り換える動作指令切替手段あるいはロボットの制御入力を切り換える制御入力切替手段のうち、少なくとも1つを備えたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のロボットの制御装置において、前記ロボットモデルの動作を画像として前記ロボットの動作に同期して操作者に提供するモデル動作可視化手段を有することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボットの制御装置において、前記位置姿勢比較部は、前記リンク位置および姿勢を表すリンク位置姿勢ベクトルと前記モデルリンク位置および姿勢を表すモデルリンク位置姿勢ベクトルとの差の大きさを監視し、差の大きさが閾値を上回ったときに接触検出信号を出力することを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボットの制御装置において、前記位置姿勢比較部は、前記リンク位置姿勢ベクトルの各成分と前記モデルリンク位置姿勢ベクトルの各成分との差の大きさを個別に監視し、それぞれの差の大きさのうち少なくとも1つの大きさが閾値を上回ったときに接触検出信号を出力することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロボットの制御装置において、前記ロボットモデルは、1慣性系モデルをロボットの関節数と同数だけ並べて構成することを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のロボットの制御装置において、冗長自由度を持ったロボットの動作を監視する手段を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、ロボットの関節変位量は接触の影響を受けるが、モデル関節変位量は接触の影響を受けないため、両者を比較することで接触検出をすることができる。ロボットモデルでは実機部のサーボ遅れも模擬できるため、ロボットへの指令値が急激に変化することによる誤検出がないという利点もある。また複数のリンクについて位置姿勢を監視することで、手先以外の部分で周辺機器との接触が起こった場合も高感度に検出することができる。
請求項2に記載の発明によれば、接触が起こったときにロボットや周辺機器に与える被害を少なくするような措置を確実にとることができる。
請求項3に記載の発明によると、操作者はロボットモデルの動作状況をロボットの動作状況と同時に観察することができる。両者を比較することで操作者はロボットが正常に動作しているかを確認でき、異常があった場合には異常箇所の発見が容易にできる。
請求項4に記載の発明によれば、接触によって実機部の手先位置・姿勢がロボットモデルの手先位置・姿勢から乖離したときを確実に検出することができる。また、ロボットとロボットモデルのリンク位置・姿勢の作業空間における乖離許容距離が閾値となるため、閾値設定が容易である。
請求項5に記載の発明によれば、ある方向には確実に接触検出をして、別の方向には接触を許容することが可能となる。ロボットのリンク位置姿勢の成分毎に接触検出閾値を個別に設定することができる。
請求項6に記載の発明によれば、極めて簡単なモデルによってロボットの実機部を模擬することができる。ロボットモデルの状態量を更新するための計算量を少なくすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、冗長ロボットアームに対しても、ロボットアーム全体にわたって周辺機器との接触有無の監視ができ、関節角度や手先の位置・姿勢のみを監視する場合に比べて高感度に接触を検出することができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例を示すロボットの制御装置のブロック図である。
図において、101は制御対象とするロボット、102はロボット101を模擬したロボットモデル、103は制御演算部、104は制御演算モデル部、105はリンク位置姿勢算出部、106はモデルリンク位置姿勢算出部、107は位置姿勢比較部、108は装置保護手段、109は通知手段、110はロボットモデルの動作画像を提供する動作可視化手段である。また111はロボット101の目標関節変位量、112は関節変位量、113はモデル関節変位量、114はアクチュエータへの制御入力値、115はロボットモデルへの制御入力値、116は監視対象とする1つ以上のリンクの位置と姿勢を表すリンク位置姿勢、117はロボットモデル102における前記リンク位置姿勢に対応する信号であるモデルリンク位置姿勢、118は接触検出信号である。ロボットモデル102および制御演算モデル部104は、目標関節変位量111に対する関節変位量112の応答特性を模擬するように構成する。なお、ロボット101は、各関節のアクチュエータの出力を制御する手段と該各関節の変位量を計測する手段を有するものとなっている(何れも不図示)。
図2は図1に基づいてその詳細を説明するための制御系のブロック図を示したものである。すなわち、図1に示すロボット101、ロボットモデル102、制御演算部103、制御演算モデル部104の構成が、それぞれ図2における101’、102’、103’、104’の構成に対応している。
図2において、101’はn個の回転関節と各関節のトルクを制御可能なモータを有するロボットアーム、102’はロボットアーム101’の各関節トルクに対する関節角度の応答特性を模擬する1慣性系モデルをn個並べたアームモデル、103’はロボットアーム101’の各関節角度を制御するための制御演算部、104’は制御演算モデル部、105’は監視対象とするk個のリンク位置姿勢を計算する位置姿勢算出部、106’は監視対象のk個のリンク位置姿勢に対応するモデルリンク位置姿勢算出部、107’は位置姿勢比較部である。また108’はロボットを停止させるための装置保護手段となるブレーキ、109’は接触検出を操作者に伝えるためのアラーム、110’はモデルの動作を動画として提供するためのモニタである。
また、ブレーキ108’は、接触検出信号118’をうけると直ちにロボットアーム101’に停止信号を送り関節部の動作を停止させる。その結果、ロボットアームが動き続けて接触した周辺機器やロボットアーム自体の破壊を防止するようになっている。
また、アームモデル102’の動作はモニタ110’によって実時間表示し、操作者の状況把握を支援するようになっている。操作者自身がロボットアーム101’とアームモデル102’とを比較して異常を発見することができる他、接触検出時にはロボットがどのような動作をしようとした結果、接触が起こったのかを容易に知ることができる。また操作者とロボットとの距離が離れている場合でも、モニタ110’の表示によってロボットの動作状況がある程度把握できるようになっている。
以下の説明のため、図中の信号の数式表現を与える。
111’はロボットアーム101’の関節角度指令であり
θr=[θ1 r,・・・,θn r]T ・・・(1)
と表現し、112’はロボットアーム101’の関節角度であり
θ=[θ1,・・・,θn]T ・・・(2)
と表現し、113’はモデルの関節角度であり
θm=[θ1 m,・・・,θn m]T ・・・(3)
と表現し、114’はモータへのトルク指令値であり
τ=[τ1,・・・,τn]T ・・・(4)
と表現し、115’はロボットモデルへのトルク入力値であり
τm-=[τ1 m,・・・,τn m]T ・・・(5)
と表現し、116’は監視対象とするk個のリンクに関するリンク位置姿勢であり
X1,・・,Xk, Xi==[xi 1, xi 2, xi 3, xi 4, xi 5, xi 6]T, i=0,・・・,k ・・・(6)
とそれぞれ表現し、117’はリンク位置姿勢116’に対応するモデルリンク位置姿勢であり、
Xm 1,・・・,Xm k, Xm i==[xi m1, xi m2, xi m3, xi m4, xi m5, xi m6]T, i=0,・・・,k ・・・(7)
とそれぞれ表現する。118’は接触検出信号である。また221はロボットアームの第1関節に印加するトルクであり、トルク指令値114’の第1成分である。222はロボットアームの第n関節に印加するトルクで、トルク指令値114’の第n成分である。223は関節角度112’の第1成分、224は第n成分である。225はロボットモデルへのトルク入力値115’の第1成分、226は第n成分である。227はモデルの関節角度113’の第1成分、228は第n成分である。
また、図2中の制御演算部103’において、201は位置制御ゲイン回路、202は微分器、203は速度制御ゲイン回路、204は出力制限器、205は重力・摩擦力補償器、206は出力変換定数回路である。このように制御演算部を構成することで、ロボットアーム101’は関節角度指令111に追従しようとする。しかし関節角度指令が急激に変化するときは、ロボットアーム101’が目標に対して遅れて追従する、すなわちサーボ遅れがあるため、一時的に関節角度指令111’と関節角度112’との差が増大することがある。
図2中のアームモデル102’において、211はロボットアームの第1関節の印加トルク指令に対する応答を模擬する1慣性系剛体モデルであり、212はロボットアームの第n関節の印加トルクに対する応答を模擬する1慣性系剛体モデルである。第i関節の1慣性系剛体モデルの入出力関係は次の式とする。
L(θi m)=1/(ji s2)・L(τi) i=0、・・・、n ・・・(8)
ここでL(・)は、ラプラス変換作用素を表し、sはラプラス変換のsである。Jはロボットアームの第i関節まわりの等価慣性モーメントである。実際にはロボットアームの関節回りの慣性モーメントはアーム姿勢によって複雑に変化するが、モデルでは定数Jで代表する。また、207から210は制御演算モデル部104を構成しており、207は位置制御ゲイン回路、208は微分器、209は速度制御ゲイン回路、210は出力制限器である。
したがって、第1実施例に係るロボット制御装置は、上記のごとくアームモデル102’と制御演算モデル部104’を構成するようにしたので、制御演算部103’とロボットアーム101’における関節角度指令111’に対する関節角度112’の応答を模擬することができる。その結果、ロボットアームと周辺機器との接触が起こらなければ、モデルの関節角度113は関節角度112’にほぼ一致する。
図6は本発明の実施例を説明するための1つのリンクの1方向におけるロボットおよびロボットモデルの位置応答波形の例を示した図である。図において、601がモデル位置応答の波形である。仮に位置指令が急激に変化しても、位置応答とモデル位置応答との相違は僅かであるため誤検出は起こらない。ロボットアームが接触力を受けるとリンク位置姿勢116’はその影響を受けるが、モデルリンク位置姿勢117’は接触の影響を受けないため、両者の間に乖離が生じる。これを位置姿勢比較部で監視して接触検出をするのである。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
図3は、本発明の第2実施例を示す位置姿勢比較部105’のブロック図である(構成例1)。
以下ではロボットアーム101’のリンクのうち監視対象とするk個のリンクに1からkまでの番号をつけ、それぞれリンクi(i=0,・・・,k)のように表現する。構成例1では、位置姿勢比較部105’をリンク1の位置姿勢比較部からリンクkの位置姿勢比較部までを並列に並べたものとする。各リンクの位置姿勢比較部には対応するリンク位置姿勢とモデルリンク位置姿勢が入力され、並列に行われる比較演算の結果に基づいて接触検出信号を出力する。
図3において、301はリンク1の位置姿勢比較部、302はリンクiの位置姿勢比較部、303は絶対値計算手段、304は比較演算手段、311はリンク1の位置姿勢、312はリンクiの位置姿勢、313はリンクkの位置姿勢、314はモデルリンク1の位置姿勢、315はモデルリンクiの位置姿勢、316はモデルリンクkの位置姿勢、317はリンクiの位置姿勢偏差絶対値、318はリンクiの閾値
δii=1,・・・,k ・・・(9)
である。まず、入力されたリンクiの位置姿勢とモデルリンクiの位置姿勢との差をとり、絶対値計算手段303で次の式によりリンクiの位置姿勢偏差絶対値317を計算する。
| Xi- Xm i|=( Xi - Xm i ) T( Xi - Xm i )1/2 ・・・(10)
比較演算手段304ではリンクiの位置姿勢偏差絶対値317とリンクiの閾値318とを比較し、
δi<| Xi - Xm i| ・・・(11)
となったときに接触検出信号を出力する。
したがって、第2実施例は上記のように状態比較部105’を構成すれば、単純な演算によってロボットアームと周辺機器との接触を精度よく検出することができる。
図7はロボットアームの手先と周辺機器との間で接触が起こった場合の、ロボットアームモデルとの比較を示した模式図である。
図において、101’’は3リンクのロボットアーム、102’’は対応するアームモデル、701は周辺機器、711はリンク1の位置偏差絶対値、712はリンク2の位置偏差絶対値、713はリンク3の位置偏差絶対値である。
リンク3は周辺機器との接触の影響を受けるため、接触の影響を受けないモデルリンク3との乖離が大きくなっている。図では位置のみの偏差を表示しているが、リンクの姿勢についてもロボットアームとモデルとの乖離が生じている。偏差の絶対値が閾値を超えたときに接触検出信号が出力される。
次に、本発明の第3実施例について説明する(構成例2)。
図4は、本発明の第3実施例を示す状態比較部105’のブロック図である(構成例2)。
第3実施例が第2実施例と異なる点は、状態比較部105’において、ロボットアームとアームモデルの位置姿勢偏差を成分毎に計算し個別の閾値と比較する点である。なお、リンク1の位置姿勢比較部からリンクkの位置姿勢比較部までを並列に並べたものとするのは構成例1と同様である。
図4において、401はリンク1の位置姿勢比較部、402はリンクiの位置姿勢比較部、403は絶対値ベクトル計算手段、404は成分比較演算手段、411はリンクiの閾値ベクトル
[δxi 1,δxi 2, ・・・, δxi 6]T ・・・(12)
、412はリンクiの位置姿勢偏差絶対値ベクトル
[ |xi 1 - xi m1|, |xi 2- xi m2|,・・・, |xi 6 - xi m6|]T ・・・(13)
である。まず、入力されたリンクiの位置姿勢とモデルリンクiの位置姿勢との差をとり、絶対値ベクトル計算手段403で式13のようにリンクi位置姿勢偏差の各成分の絶対値を計算する。成分比較演算手段404ではリンクiの位置姿勢偏差絶対値ベクトル412とリンクiの閾値ベクトル411とを比較し、
δxi j<| xi - xi mj| ・・・(14)
がj=1,2,・・・,6のうち少なくとも1つについて満足される場合に接触検出信号を出力する。
したがって、第3実施例は上記のようにすれば、ある方向には感度よく接触を検出し、ある方向には接触を検出しないようにすることが可能となる。ロボットに周辺機器との接触を伴う作業を行わせる際には、作業に伴って接触が起こる向きの閾値を大きくして不要な接触検出が起きないようにし、作業に伴う接触が起こらない向きの閾値は通常通りとして予期せぬ接触を確実に検出するようにすればよい。
次に、本実施例が有するもう1つの効果を、図8を用いて説明する。
図8は多自由度のロボットアームにおける途中のリンクが周辺機器と接触した場合の、ロボットアームとの比較を示した模式図である。
図8において、801は冗長自由度を有する多自由度ロボットアーム、802は対応するアームモデル、803は位置・姿勢を監視するリンク1、804は位置・姿勢を監視するリンク2、805は周辺機器を表す。
周辺機器805との接触によってリンク804を含むロボットアーム801の一部がアームモデル802から大きく離れているが、リンク803についてはロボットアーム801とアームモデル802はほぼ一致している。
したがってリンク803のみ、すなわち手先のみの位置・姿勢監視では、図のような周辺機器との接触を検出することができない。しかし監視対象となるリンクを803と804の2つに増やし、位置・姿勢監視リンク2の位置・姿勢についても実機部とモデルとを比較・監視していれば、このような場合でもロボットアームと周辺機器との接触を高感度に検出することができる。その結果、ロボットアーム全体にわたって接触有無の監視ができ、関節角度や手先の位置・姿勢のみを監視する場合に比べて高感度に接触を検出できるのである。また、ロボットモデルは、実際にロボットを動作させる前にあらかじめロボットモデルにだけ指令を与えて位置に限らず速度やトルクなどが達成可能であるかを検証するのにも用いることができる。これにより、ロボットが予期せぬ動きをしないかを事前に確認できる。特に冗長自由度を持ったロボットにおける異常解による急激な動作の防止に有効である。
最後に、本発明が従来技術2〜4に相当する特許文献1〜3と異なる点を以下に整理して述べる。
本発明が特許文献1と異なる点は次の2点である。
(1)ロボットを模擬するロボットモデルを備え、ロボットの応答とロボットモデルの応答とを比較するようにした点である。これにより、ロボットモデルを用いることによってロボットがあるべき状態をロボットモデルから得ることができ、それと実際のロボットの状態とを比較することで精度の高い接触検出が可能となる。
また、ロボットモデルではロボットの目標関節変位量に対する応答の遅れも模擬するため、指令が急激に変化することによって誤検出をし得るという特許文献1の方法の問題点を解決できる。
(2)位置姿勢比較部において、リンク位置姿勢のロボットモデルに対する差の監視を複数のリンクに対して行うようにした点である。これにより、ロボット全体の監視ができ、手先以外の部分が接触した場合にも高感度な検出が可能である。
本発明が特許文献2と異なる点は、オブザーバによる外乱力推定を行うことなく実機の応答とモデルの応答を比較することで接触検出を行う点である。これにより、比較に要する計算は非常に単純なものであり、少ない計算量で接触検出をすることができる。
本発明が特許文献3と異なる点は、ロボットを模擬するロボットモデルを備え、ロボットの応答とロボットモデルの応答とを複数リンクの位置姿勢について比較するようにした部分である。これにより、位置指令の急激な変化を誤検出してしまうという特許文献3の問題点は解決される。
なお、第1実施例では、制御演算部103’と制御演算モデル部104’とが同じ構造を有する必要はなく、ロボットアーム101とアームモデル102とが厳密に一致している必要もない。関節角度指令111’に対するモデルの関節角度113’の応答特性が、関節角度指令111’に対する関節角度112’の応答特性を模擬できていればよい。
また、アラーム109’は、接触検出信号をうけるとアラームランプを点灯させ、操作者に接触検出を通知するものが使用されるが、ランプの他にブザー、操作パネル画面上の文字表示あるいは操作者が感知できるものであれば何でも良い。
ロボットと制御演算部を模擬するモデルを備え複数のリンクの位置姿勢についてロボットとロボットモデルとを比較することによって、目標関節変位量の変化に関係なく少ない計算量で接触検出ができ、また新たなセンサを必要としないので、多くの産業用ロボットやホームロボットなど、周辺環境との接触が起こり得るロボットに広く適用できる。
本発明の第1実施例を示すロボット制御装置のブロック図 図1に基づいて詳細に説明するための制御系のブロック図 本発明の第2実施例を示す状態比較部のブロック図(構成例1) 本発明の第3実施例を示す状態比較部のブロック図(構成例2) 第3従来技術を説明するための1方向における位置応答波形の例を示した図 本発明の実施例を説明するためのの1つのリンクの1方向におけるロボットおよびロボットモデルの位置応答波形の例を示した図 ロボットアームの手先と周辺機器との間で接触が起こった場合の、ロボットとアームモデルとの比較を示した模式図 多自由度のロボットアームにおける途中のリンクが周辺機器と接触した場合の、ロボットとアームモデルとの比較を示した模式図 第2従来技術となる特許文献1におけるロボットに搭載したモータの制御系の1軸分の回路構成を示したブロック図 第3従来技術となる特許文献2におけるロボット制御装置の基本的な構成を示した図
符号の説明
101 ロボット
101’ ロボットアーム
101’’ 3リンクロボットアーム
102’、102’’、802 アームモデル
102 ロボットモデル
103、103’ 制御演算部
104、104’ 制御演算モデル部
105、105’ リンク位置姿勢算出部
106、106’ モデルリンク位置姿勢算出部
107、107’ 位置姿勢比較部
108 装置保護手段
108’ ブレーキ
109 通知手段
109’ アラーム
110 動作可視化手段
110’ モニタ
111 目標関節変位量
111’ 関節角度指令
112 関節変位量
112’ 関節角度
113 モデル関節変位量
113’ モデルの関節角度
114 アクチュエータへの制御入力値
114’ トルク指令値
115 ロボットモデルへの制御入力値
115’ ロボットモデルへのトルク入力値
116、116’ リンク位置姿勢
117、117’ モデルリンク位置姿勢
118、118’ 接触検出信号
201、207 位置制御ゲイン回路
202、208 微分器
203、209 速度制御ゲイン回路
204、210 出力制限器
205 重力・摩擦力補償器
206 出力変換定数回路
211 第1関節の印加トルクに対する応答を模擬する1慣性系剛体モデル
212 第n関節の印加トルクに対する応答を模擬する1慣性系剛体モデル
221 トルク信号114の第1成分
222 トルク信号114の第n成分
223 実機部の関節角度112の第1成分
224 実機部の関節角度113の第n成分
225 アームモデルへのトルク信号115の第1成分
226 アームモデルへのトルク信号115の第n成分
227 アームモデルの第1関節の角度
228 アームモデルの第n関節の角度
301、401 リンク1の位置姿勢比較部
302、402 リンクiの位置姿勢比較部
303 絶対値計算手段
304 比較演算手段
311 リンク1の位置姿勢
312 リンクiの位置姿勢
313 リンクkの位置姿勢
314 モデルリンク1の位置姿勢
315 モデルリンクiの位置姿勢
316 モデルリンクkの位置姿勢
317 リンクiの位置姿勢偏差絶対値
318 リンクiの閾値
403 絶対値ベクトル計算手段
404 成分比較演算手段
411 リンクiの閾値ベクトル
412 リンクiの位置姿勢偏差絶対値ベクトル
501 位置指令
502 位置応答
503 位置指令と位置応答との差の最大値
601 モデル位置応答
701 周辺機器805 周辺機器
711 リンク1の位置偏差絶対値
712 リンク2の位置偏差絶対値
713 リンク3の位置偏差絶対値
801 多自由度のロボットアーム
803 位置姿勢を監視するリンク1
804 位置姿勢を監視するリンク2

Claims (7)

  1. 各関節のアクチュエータの出力を制御する手段と前記各関節の変位量を計測する手段を有するロボットを備えたロボットの制御装置において、
    前記アクチュエータへの制御入力値を計算し出力する制御演算部と、
    前記ロボットを模擬するロボットモデルと、
    前記制御演算部を模擬する制御演算モデル部と、
    前記ロボットの少なくとも1つ以上のリンク位置および姿勢を関節変位量から計算するリンク位置姿勢算出部と、
    前記ロボットモデルのモデル関節変位量から前記リンクに対応するモデルリンク位置および姿勢を計算するモデルリンク位置姿勢算出部と、
    前記リンク位置とモデルリンク位置とを比較して結果を出力する位置姿勢比較部と、
    を備えたことを特徴とするロボットの制御装置。
  2. 前記位置姿勢比較部の比較結果に応じて該結果を操作者に知らせる通知手段、ロボットを停止させる停止手段、ロボットの動作指令を切り換える動作指令切替手段あるいはロボットの制御入力を切り換える制御入力切替手段のうち、少なくとも1つを備えたことを特徴とする請求項1に記載のロボットの制御装置。
  3. 前記ロボットモデルの動作を画像として前記ロボットの動作に同期して操作者に提供するモデル動作可視化手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のロボットの制御装置。
  4. 前記位置姿勢比較部は、前記リンク位置および姿勢を表すリンク位置姿勢ベクトルと前記モデルリンク位置および姿勢を表すモデルリンク位置姿勢ベクトルとの差の大きさを監視し、差の大きさが閾値を上回ったときに接触検出信号を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボットの制御装置。
  5. 前記位置姿勢比較部は、前記リンク位置姿勢ベクトルの各成分と前記モデルリンク位置姿勢ベクトルの各成分との差の大きさを個別に監視し、それぞれの差の大きさのうち少なくとも1つの大きさが閾値を上回ったときに接触検出信号を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボットの制御装置。
  6. 前記ロボットモデルは、1慣性系モデルをロボットの関節数と同数だけ並べて構成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のロボットの制御装置。
  7. 冗長自由度を持ったロボットの動作を監視する手段を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のロボットの制御装置。
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