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JP2006109049A - 音声パス交換システム及び方法、コールエージェント、ならびに、コンピュータプログラム - Google Patents

音声パス交換システム及び方法、コールエージェント、ならびに、コンピュータプログラム Download PDF

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JP2006109049A
JP2006109049A JP2004292408A JP2004292408A JP2006109049A JP 2006109049 A JP2006109049 A JP 2006109049A JP 2004292408 A JP2004292408 A JP 2004292408A JP 2004292408 A JP2004292408 A JP 2004292408A JP 2006109049 A JP2006109049 A JP 2006109049A
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Keiichi Yanagihara
圭一 柳原
Shinji Araki
信次 荒木
Nobuyuki Hibi
伸行 日比
Toshio Norimatsu
敏雄 乗松
Shinichiro Katsuyama
愼一郎 勝山
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NTT Comware Corp
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Abstract

【課題】 個々のIP電話端末に機能を追加することなく音声パス切替えを伴うIP電話サービスを提供するとともに、音声パスの切替え時の遅延を軽減する。
【解決手段】 コールエージェント3は、発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示する音声パス確立指示手段と、音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する音声パス切替え指示手段とを備える。音声データ装置は、音声パス確立の指示を受け、接続先の他の音声データ装置との音声パスを確立する音声パス確立手段と、音声パス切替えの指示を受け、他の音声データ装置と確立している音声パスを解放し、音声パス切替え先の音声データ装置との音声パスを確立する音声パス切替え手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音声パス交換システム及び方法、コールエージェント、ならびに、コンピュータプログラムに関する。
PSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆交換電話網)などに用いられる従来の電話交換機においては、呼の接続及び切断を行う呼制御と、電話端末間の音声を送受信するための音声パスの確立及び解放を行う音声パス制御とを一元的に制御している。また、一般的なIP電話システムにおいては、コールエージェントと呼ばれる呼制御装置が、呼制御信号により、発着のIP電話端末(以下、単に「端末」という)に対して呼制御を行っているが、音声パスの確立及び解放は、発着の端末間により制御している。
一方、非特許文献1及び非特許文献2には、IP電話システムにおける三者通話を実現するための技術について開示されている。
特許庁、「標準技術集−インターネットプロトコル電話(IP電話)技術−電話(VoIP)付加機能(三者、転送、電話会議)」、[online]、[平成16年7月16日検索]、インターネット<URL:http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/ip_tel/0024.html> Cisco Systems Inc.(シスコシステムズ株式会社)、「Documentation(説明書)」、[online]、[平成16年7月16日検索]、インターネット<URL:http://www.cisco.com/univercd//cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/sip7960/sipadm2/appbcf.htm#xtocid682713>
従来の技術を用いた三者通話の手順を図21〜図23に示す。
図21は、IP電話システムにおいて、SDT(Second Dial Tone)を送出するSDT送出装置、保留音を送出する保留音送出装置、音声データを三者間で送受信するための三者通話装置をIP網側に備える場合の三者通話の手順を示す。
(1)端末Aと端末Bが通話中である。
(2)端末Aと端末Bの通話中に、三者通話の操作手順の開始を通知するため、ユーザが端末Aをフッキングする。コールエージェントは、端末Aからフッキングの通知を受信すると、端末Aに対し、端末Bとの音声パスを解放し、SDT送出装置へ音声パスを切替えるよう指示する。同時に、コールエージェントは、端末Bに対し、端末Aとの音声パスを解放し、保留音送出装置へ音声パスを切替えるよう指示する。
(3)端末Aのユーザが端末Cへダイヤルする。コールエージェントは、端末Aから端末Cへの発呼の要求を受信し、端末Cを呼び出す。コールエージェントが、端末Cから応答を受信すると、端末Aに対し、SDT送出装置との音声パスを解放し、端末Cへ音声パスを切替えるよう指示する。同時に、端末Cへ、端末Aとの音声パスを確立するよう指示する。
(4)端末Aと端末Cの通話中に、三者通話への移行を通知するため、ユーザが端末Aをフッキングする。コールエージェントは、端末Aからフッキングの通知を受信すると、端末Aに対し、端末Cとの音声パスを解放し、三者通話装置へ音声パスを切替えるよう指示する。同時に、コールエージェントは、端末Cに対し、端末Aとの音声パスを解放し、三者通話装置へ音声パスを切替えるよう指示し、さらに、端末Bに対して、保留音送出装置との音声パスを解放し、三者通話装置へ音声パスを切替えるよう指示する。これにより、端末A、端末B及び端末Cの間で三者通話が可能となる。
上述するような手順においては、コールエージェントと端末間の距離が物理的に離れているため、様々なネットワーク装置が配備されており、音声パスの切替えに遅延が生じるという問題がある。
図22は、IP電話システムにおいて、SDT送出装置、保留音送出装置、及び、三者通話装置を端末側に備える場合の三者通話の手順を示す。
(1)端末Aと端末Bが通話中である。
(2)端末Aと端末Bの通話中に、三者通話の操作手順の開始を通知するため、ユーザが端末Aをフッキングする。端末Aは、内部に備えるSDT送出装置により、ユーザへSDTを聞かせる。同時に、端末A内の保留音送出装置と端末Bとの間で音声パスが確立され、端末Bへ保留音が流れる。
(3)端末Aのユーザが端末Cへダイヤルする。コールエージェントは、端末Aから端末Cへの発呼の要求を受信し、端末Cを呼び出す。コールエージェントが、端末Cから応答を受信すると、端末Aに端末Cが応答したことを通知する。端末Aは、SDTの送出を終了し、端末Cとの間の音声パスを確立する。これにより、端末Aと端末Cとが通話中となる。
(4)端末Aと端末Cの通話中に、三者通話への移行を通知するため、ユーザが端末Aをフッキングする。すると、端末Aは、内部に備える三者通話装置と装置Cとの間の音声パスを確立し、同時に、端末Bとの間で確立していた保留音送出装置との音声パスを三者通話装置へと切替える。これにより、端末A、端末B及び端末Cの間で三者通話が可能となる。
上述するような手順においては、個々のIP電話端末それぞれに、SDT送出装置、保留音送出装置、及び、三者通話装置と、これらの装置に対する音声パス制御機能とを追加する必要がある。
図23は、既存の交換機を用いた三者通話の構成を示す。
同図においては、IP−PBXにおいて、IP電話と既存電話間のインタフェースの相互変換を行い、三者通話を既存の電話交換機の機能により実行する。このような構成においては、IP網において音声データを送受信するためのRTP(Real-Time Transport Protocol)と、電話網にて音声データを送受信するためのSTM(Synchronous transport module)の変換を複数回繰り返すため、音声品質が劣化してしまうという問題がある。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、個々のIP電話端末に機能を追加することなく音声パス切替えを伴うIP電話サービスを提供するとともに、音声パスの切替え時の遅延を軽減することができる音声パス交換システム及び方法、コールエージェント、ならびに、コンピュータプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムであって、前記コールエージェントは、発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示する音声パス確立指示手段と、音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する音声パス切替え指示手段とを備え、前記音声データ装置は、前記コールエージェントから音声パス確立の指示を受け、接続先の他の音声データ装置との音声パスを確立する音声パス確立手段と、前記コールエージェントから音声パス切替えの指示を受け、他の音声データ装置と確立している音声パスを解放し、音声パス切替え先の音声データ装置との音声パスを確立する音声パス切替え手段とを備える、ことを特徴とする音声パス交換システムである。
また、本発明は、上記した音声パス交換システムであって、前記音声データ装置は、発側または着側の端末から受けた音声データの行き先アドレスを、自身と音声パスを確立している他の音声データ装置のアドレスへ変換するとともに、自身と音声パスを確立している他の音声データ装置から受けた音声データの行き先アドレスを、前記発側または着側の端末のアドレスへ変換するアドレス変換装置、ネットワーク音源の音声データを送信する音源装置、または、他の音声データ装置から受信した音声データを1以上のアドレス変換装置へ転送する音声データ分配装置である、ことを特徴とする。
また、本発明は、上記した音声パス交換システムであって、前記端末との接続に用いるネットワーク、及び、前記音声データ装置と前記コールエージェントとの接続に用いるネットワークは、インターネットプロトコルネットワークであることを特徴とする。
また、本発明は、音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムに用いられるコールエージェントであって、発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示する音声パス確立指示手段と、音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する音声パス切替え指示手段と、を備えることを特徴とするコールエージェントである。
また、本発明は、音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムに用いられる音声パス交換方法であって、前記コールエージェントが、発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示し、前記音声データ装置が、前記コールエージェントから音声パス確立の指示を受け、接続先の他の音声データ装置との音声パスを確立し、前記コールエージェントが、音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示し、前記音声データ装置が、前記コールエージェントから音声パス切替えの指示を受け、他の音声データ装置と確立している音声パスを解放し、音声パス切替え先の音声データ装置との音声パスを確立する、ことを特徴とする音声パス交換方法である。
また、本発明は、音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムの前記コールエージェントに用いられる音声パス交換方法であって、発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示し、音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する、ことを特徴とする音声パス交換方法である。
また、本発明は、音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムの前記コールエージェントに用いられるコンピュータプログラムであって、発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示する音声パス確立ステップと、音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する音声パス切替えステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
上記発明によれば、IP電話システムにおいて、音声パスの接続先の変更をIP電話端末へ直接指示せずに音声パス切替えを行うことができる。従って、IP電話端末への機能追加を行うことなく音声パス切替えを伴うIP電話サービスを提供することができるとともに、遅延の少ない音声パス切替えが可能となる。また、既存の電話交換機を使用せずに音声パスの切替えを伴うIP電話サービスを提供することができるため、電話網とIP網間で音声データのプロトコル変換を行う必要がなく、音声品質の劣化を防ぐことができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の一実施の形態による音声パス交換システムを用いたIP(Internet Protocol)電話システムの構成を示す。
IP電話システムは、IP電話端末である端末1a、端末1b、端末1c、…(以下、総称して「端末1」という)と、交換システム2とを、インターネットなどの公衆網や、LAN(Local Area Network)などの私設網からなるネットワークを介して接続してなる。また、音声パス交換システム2は、コールエージェント3、NAT(Network Address Translation)装置4、音源装置5、及び、メディアサーバ6を、ネットワークNを介して接続してなる。ネットワークNは、IP(Internet Protocol)を用いた閉域網である。NAT装置4、音源装置5、及び、メディアサーバ6は、音声パス交換システム2内の閉域網において音声パスを終端し、音声データの送信または転送を行う音声データ装置である。なお、音声パスとは、音声パケットを送受信するための通信パスである。音声パケットは、音声データを含んだIPパケットであり、音声データは、音声を符号化したデータである。音声パスには、RTP(Real-Time Transport Protocol)を用いることができるが、他のプロトコルを使用することでもよい。
コールエージェント3(音声パス確立指示手段、音声パス切替え指示手段)は、呼の接続及び切断を行う呼制御と、音声データ装置(音声パス確立手段、音声パス切替え手段)へ音声パスの確立、切替え及び解放を指示する音声パス制御を行う。呼制御及び音声パス制御には、SIP(Session Initiation Protocol)、H.323、MGCP(Media Gateway Control Protocol)などの一般的なIP電話のプロトコルを用いることができるが、他のプロトコルを使用することでもよい。また、コールエージェント3は、各端末1が契約しているサービスの情報を示すサービス提供情報を保持する。
NAT装置4(アドレス変換装置)は、端末1から受信したIPパケットや、交換システム2内の各装置から受信したIPパケットに含まれる行き先IPアドレスを変換する。このIPアドレス変換には、NATのほか、NAPT(Network Address Port Translation)などの機能を使用することができる。
音源装置5は、トーンやガイダンス、保留音などのネットワーク音源の音声データを含んだ音声パケットを送出する。
メディアサーバ6(音声データ分配装置)は、受信した音声パケットを複数のNAT装置4へ送出するなど、音声パケットの送出先を制御する。
上記構成において、端末1aの電話番号を「03−AAAA−AAAA」、IPアドレスを「a」、端末1bの電話番号を「03−BBBB−BBBB」、IPアドレスを「b」、端末1cの電話番号を「03−CCCC−CCCC」、IPアドレスを「c」とする。
また、端末1aと接続されるNAT装置4をNAT装置4a、端末1bと接続されるNAT装置4をNAT装置4b、端末1cと接続されるNAT装置4をNAT装置4cとする。そして、NAT装置4aの端末1a側のIPアドレスを「A」、ネットワークN側のIPアドレスを「X」とし、NAT装置4bの端末1b側のIPアドレスを「B」、ネットワークN側のIPアドレスを「Y」とし、NAT装置4cの端末1c側のIPアドレスを「C」、ネットワークN側のIPアドレスを「Z」とする。
また、音源装置5のIPアドレスを「S」、メディアサーバ6のIPアドレスを「T」とする。
次に、図2〜図5を用いて、図1に示すIP電話システムにおける三者通話の概要手順について説明する。
図2は、端末1a及び端末1bが通話中状態のときの音声パスを示す図である。
端末1aが端末1bへ発呼し、端末1bが応答すると、音声パス交換システム2内において、端末1a−NAT装置4a間、NAT装置4a−NAT装置4b間、NAT装置4b−端末1b間の音声パスが確立される。
このとき、端末1aは、行き先IPアドレス「A」の音声パケットを送出する。NAT装置4aは、行き先IPアドレス「A」の音声パケットを受信すると、行き先IPアドレスをNAT装置4bのIPアドレス「Y」に書き換えて送出する。NAT装置4bは、行き先IPアドレス「Y」の音声パケットを受信すると、行き先IPアドレスを端末1bのIPアドレス「b」に書き換えて送出する。
同様に、端末1bは、行き先IPアドレス「B」の音声パケットを送出する。NAT装置4bは、行き先IPアドレス「B」の音声パケットを受信すると、行き先IPアドレスをNAT装置4aのIPアドレス「X」に書き換えて送出する。NAT装置4aは、行き先IPアドレス「X」の音声パケットを受信すると、行き先IPアドレスを端末1aのIPアドレス「a」に書き換えて送出する。
このように端末1a−NAT装置4a−NAT装置4b−端末1b間で音声パケットが送受信され、端末1a−端末1b間で通話が行われる。
図3は、端末1aのフッキング後の音声パスを示す図である。
ユーザが、三者通話の操作手順の開始を通知するために端末1aをフッキングすると、コールエージェント3へフッキングが通知される。コールエージェント3は、NAT装置4a−NAT装置4b間の音声パスを解放し、NAT装置4a−音源装置5間及びNAT装置4b−音源装置5間の音声パスを確立するよう指示する。音源装置5は、SDT(Second Dial Tone)の音声データを行き先IPアドレス「X」の音声パケットにより送出し、NAT装置4aは、この音声パケットの行き先IPアドレスを端末1aのIPアドレス「a」に書き換えて送出する。同時に、音源装置5は、保留音の音声データを行き先IPアドレス「Y」の音声パケットにより送出し、NAT装置4bは、この音声パケットの行き先IPアドレスを端末1bのIPアドレス「b」に書き換えて送出する。これにより、端末1aからはSDTが、端末1bからは保留音が流れる。
図4は、端末1aが端末1cに発呼した後の音声パスを示す図である。
端末1aのユーザが、端末1cの電話番号を入力すると、端末1aは、コールエージェント3へこの電話番号を通知して、発呼を要求する。コールエージェント3が、端末1cを呼び出し、応答を認識すると、NAT装置4a−音源装置5間の音声パスを解放し、NAT装置4a−NAT装置4c間及びNAT装置4c−端末1c間の音声パスを確立するよう指示する。これにより、端末1a−NAT装置4a−NAT装置4c−端末1c間で音声パケットが送受信され、端末1a−端末1c間で通話が行われる。端末1bからは引き続き保留音が流れている。
図5は、端末1aのフッキング後の音声パスを示す図である。
ユーザが、三者通話への移行を通知するために端末1aをフッキングすると、コールエージェント3へフッキングが通知される。コールエージェント3は、NAT装置4a−NAT装置4c間、及び、NAT装置4b−音源装置5間の音声パスを解放し、NAT装置4a−メディアサーバ6間、NAT装置4b−メディアサーバ6間、及び、NAT装置4c−メディアサーバ6間の音声パスを確立するよう指示する。メディアサーバ6は、NAT装置4a、NAT装置4b、NAT装置4cから受信した音声パケットで示される音声をミックスし、このミックスした音声の音声パケットをNAT装置4a、NAT装置4b、NAT装置4c宛、すなわち、行き先IPアドレス「X」、「Y」、「Z」へ送信する。これにより、端末1a、端末1b、及び、端末1c間で三者通話が行われる。
次に、図6〜図12を用いて、図1に示すIP電話システムにおける三者通話の信号シーケンスについて説明する。
図6は、端末1aが端末1bへ発呼し、通話中状態となるまでのシーケンスを示す。
まず、端末1aのユーザは、端末1bの電話番号「03−BBBB−BBBB」をダイヤルする。端末1aは、NAT装置4a経由で端末1bへの発呼を通知する(ステップS102)。発呼の要求には、端末1bの電話番号などの着信者識別、端末1aの電話番号などの発信者識別、さらに、自身が使用する音声パスのポート番号が含まれる。コールエージェント3は、NAT装置4a経由で端末1aから発呼の通知を受信する(ステップS104)。
コールエージェント3は、発呼の通知を受信すると、この通知に着信者識別として含まれる電話番号から、端末1bへ着呼すべきであることを認識し、端末1bと音声パスを確立すべきNAT装置4bを選択する。コールエージェント3は、NAT装置4a及びNAT装置4bが音声パスに用いるポート番号を決定してNAT装置4a、NAT装置4bに通知する。そして、NAT装置4aに対して、音声パスの確立を指示する。NAT装置4aは、NAT装置4bとの間でコールエージェント3より指示されたポート番号を使用した音声パケットの送受信を可能な状態とすることにより、NAT装置4bと間の音声パスを確立する。さらに、NAT装置4aは、端末1aへ自身が使用するポート番号を通知して端末1aとの間の音声パスを確立する。また、コールエージェント3は、NAT装置4bに対して、音声パスの確立を指示する。NAT装置4bは、NAT装置4aとの間でコールエージェント3より指示されたポート番号を使用した音声パケットの送受信を可能な状態とすることにより、NAT装置4aとの音声パスを確立する。さらに、NAT装置4bは、端末1bへ自身の使用するポート番号を通知するとともに、端末1bから端末1bが使用するポート番号を受信して、端末1bとの間の音声パスを確立する。なお、これらの音声パスに使用するポート番号は、コールエージェント3、端末1a、1b、NAT装置4a、4bのいずれかが選択したものでもよく、予め決められたものを使用してもよい。
続いて、コールエージェント3は、NAT装置4bへ端末1aからの発呼を通知する(ステップS106)。この発呼の通知には、着信者識別、発信者識別が含まれる。NAT装置4bは、コールエージェント3から受信した発呼の通知を、端末1bへ受け渡す(ステップS108)。
端末1bは、端末1aからの発呼の通知を受信すると、呼出中をNAT装置4bへ通知するとともに(ステップS110)、呼出音を鳴らす(ステップS112)。NAT装置4bは、端末1bから呼出中の通知を受信すると、コールエージェント3へ受け渡す(ステップS114)。すると、コールエージェント3は、NAT装置4aを介して端末1aへ、端末1bが呼出中であることを通知する(ステップS116,S118)。端末1aは、端末1bが呼出中であることの通知を受けると、RBT(リングバックトーン;呼出中音)を送出する(ステップS120)。
ユーザが、呼出音により着呼を認識して端末1bに応答すると、端末1bは、NAT装置4bへ応答を通知するとともに、呼出音を停止する(ステップS122)。NAT装置4bは、端末1bから応答の通知を受けると、コールエージェント3へ受け渡す(ステップS124)。コールエージェント3は、NAT装置4bから応答の通知を受けると、NAT装置4aへ端末1bが応答したことを通知する(ステップS126)。NAT装置4aは、端末1aへこの通知を受け渡す(ステップS128)。
端末1aは、端末1bが応答したことの通知を受信すると、呼出中音の送出を停止し、応答確認を通知する(ステップS130)。この応答確認の通知は、NAT装置4aを介してコールエージェント3へ受け渡される(ステップS132)。コールエージェント3は、NAT装置4bを介して端末1bへ応答確認を通知する(ステップS134、S136)。そして、端末1a−NAT装置4a間、NAT装置4a−NAT装置4b間、NAT装置4b−端末1b間で確立された音声パスにより音声パケットが送受信され、端末1a−端末1b間が通話中状態となる(ステップS138)。
なお、端末1、コールエージェント3、NAT装置4による音声パスのポート番号の通知や音声パスの確立は、通話中状態に至るまでの様々なタイミングで行うことができる。また、音声パスのポート番号は、呼制御信号により通知してもよく、呼制御信号とは独立した信号により通知することでもよい。
図7は、端末1a−端末1b間通話中に、端末1aをフッキングしたときのシーケンスを示す。
端末1a−端末1b間の通話中、ユーザが端末1aをフッキングする。すると、端末1aは、NAT装置4aへフッキングを通知する(ステップS202)。NAT装置4aは、受信したフッキングの通知をコールエージェント3へ受け渡す(ステップS204)。
コールエージェント3は、フッキングの通知を受信すると、音源装置5から受信するSDTの音声パケットを端末1aに転送するようNAT装置4aに指示する(ステップS206)。NAT装置4aは、指示受信を通知する(ステップS208)。
さらに、コールエージェント3は、音源装置5から受信する「しばらくお待ちください」などの保留音の音声パケットを端末1bへ転送するようNAT装置4bに指示する(ステップS210)。NAT装置4bは、指示受信を通知する(ステップS212)。
次に、コールエージェント3は、NAT装置4aへSDTの音声パケットを、NAT装置4bへ保留音の音声パケットを送出するよう音源装置5に指示する(ステップS214)。音源装置5は、指示受信を通知する(ステップS216)。これにより、音源装置5が送出するSDTが端末1aから、音源装置5が送出する保留音が端末1bから流れる。
さらに、コールエージェント3は、NAT装置4aへフッキングの通知を受信したことを通知する(ステップS222)。NAT装置4aは、受信した通知を端末1aへ受け渡す(ステップS224)。
続いて、端末1aのユーザは、端末1cの電話番号「03−CCCC−CCCC」をダイヤルする。端末1aは、端末1cへの発呼を通知する(ステップS226)。この発呼の通知には、端末1cの電話番号などの着信者識別、端末1aの電話番号などの発信者識別が含まれる。NAT装置4aは、端末1aから発呼の通知を受信すると、コールエージェント3へ受け渡す(ステップS228)。
コールエージェント3は、発呼の通知を受信すると、音源装置5に対して、NAT装置4aへのSDTを停止するよう指示する(ステップS230)。音源装置5は、指示受信を通知し、SDTの音声パケットの送出を停止する(ステップS232)。
さらに、コールエージェント3は、NAT装置4a及びNAT装置4c間の音声パスに用いるポート番号を決定してNAT装置4a、NAT装置4cへ通知する(ステップS234、ステップS236)。NAT装置4aは、指示受信を通知すると、NAT装置4cとの間でコールエージェント3より通知されたポート番号を使用した音声パケットの送受信を可能な状態とすることにより、NAT装置4cとの音声パスを確立する(ステップS238)。同様に、NAT装置4cは、指示受信を通知すると、NAT装置4aとの間でコールエージェント3より通知されたポート番号を使用した音声パケットの送受信を可能な状態とすることにより、NAT装置4aとの音声パスを確立する(ステップS240)。
図8において、コールエージェント3が、端末1aからの発呼をNAT装置4cへ通知した後、端末1a−端末1c間の通話中状態にいたるまでのステップS312〜ステップS344の手順は、図6における端末1aからの発呼をNAT装置4bへ通知した後、端末1a−端末1b間の通話中状態にいたるまでのステップS106〜ステップS138までの手順と同様である。但し、端末1bは、端末1cと置き換え、NAT装置4bは、NAT装置4cと置き換える。また、この間、端末1bには、音源装置5から保留音が送出され続けている(ステップS346)。
図9は、端末1a−端末1c間が通話中、かつ、端末1bへ保留音送出中に、端末1aをフッキングしたときのシーケンスを示す。
端末1a−端末1c間が通話中、かつ、端末1bへ保留音送出中に、ユーザが端末1aをフッキングする。端末1aは、フッキングをNAT装置4aへ通知すると(ステップS402)、NAT装置4aはフッキングの通知をコールエージェント3へ受け渡す(ステップS404)。コールエージェント3は、NAT装置4aへフッキングの通知を受信したことを通知する(ステップS406)。NAT装置4aは、受信した通知を端末1aへ受け渡す(ステップS408)。
続いて、コールエージェント3は、メディアサーバ6に対して、三者接続を指示する(ステップS410)。メディアサーバ6は、指示受信を通知する(ステップS412)。コールエージェント3は、メディアサーバ6から指示受信を受けると、音源装置5へ端末1bへの保留音の送出停止を指示する(ステップS414)。音源装置5は、指示受信を返送するとともに、保留音の音声パケットの送出を停止する(ステップS416)。
次に、コールエージェント3は、NAT装置4a、NAT装置4b、及び、NAT装置4cに対してメディアサーバ6との接続を指示する(ステップS418、S420、S422)。NAT装置4a、NAT装置4b、及び、NAT装置4cは、指示受信を返送する(ステップS424、S426、S248)。これにより、メディアサーバ6−NAT装置4a間、メディアサーバ6−NAT装置4b間、及び、メディアサーバ6−NAT装置4c間の音声パスが確立され、三者通話中状態となる(ステップS430)。
図10は、三者通話中に端末1aが切断した場合の手順を示す。
三者通話中、ユーザは、端末1aをオンフックする。すると、端末1aはNAT装置4aとの音声パスを解放し、切断をNAT装置4aへ通知する(ステップS502)。NAT装置4aは、端末1a及びメディアサーバ6との間で使用していたポート番号の音声パケットを送受信不可の状態とすることにより端末1a及びメディアサーバ6との音声パスを解放すると、切断の通知をコールエージェント3へ受け渡す(ステップS504)。
コールエージェント3は、NAT装置4aから切断の通知を受信し、端末1aが切断したことを認識すると、NAT装置4bへ切断を指示する(ステップS506)。NAT装置4bは、メディアサーバ6及び端末1bとの間で使用していたポート番号の音声パケットを送受信不可の状態とすることによりメディアサーバ6及び端末1bとの音声パスを解放すると、切断の指示を端末1bへ受け渡す(ステップS508)。端末1bは、NAT装置4bとの音声パスを解放し、NAT装置4bへ指示受信を返送する(ステップS510)。NAT装置4bは、指示受信をコールエージェント3へ受け渡す(ステップS512)。
同様に、コールエージェント3は、NAT装置4cへ切断を指示する(ステップS514)。NAT装置4cは、メディアサーバ6及び端末1cとの間で使用していたポート番号の音声パケットを送受信不可の状態とすることによりメディアサーバ6及び端末1cとの音声パスを解放すると、切断の指示を端末1cへ受け渡す(ステップS516)。端末1cは、NAT装置4cとの音声パスを解放し、NAT装置4cへ指示受信を返送する(ステップS518)。NAT装置4cは、指示受信をコールエージェント3へ返送する(ステップS520)。
コールエージェント3は、NAT装置4b及びNAT装置4cから指示受信を受けると、メディアサーバ6へ切断を指示する(ステップS522)。メディアサーバ6は、NAT装置4a、NAT装置4b、NAT装置4cとの間で使用していたポート番号の音声パケットを送受信不可な状態とすることにより、NAT装置4a、NAT装置4b、NAT装置4cとの音声パスを解放し、指示受信を返送する(ステップS524)。コールエージェント3は、メディアサーバ6から指示受信を受けると、NAT装置4aへ切断実施を通知する(ステップS526)。NAT装置4aは、切断実施の通知を端末1aへ受け渡す(ステップS528)。これにより、呼は切断される。
図11は、三者通話中に端末1bが切断した場合の手順を示す。
三者通話中、ユーザは、端末1bをオンフックする。すると、端末1bはNAT装置4bとの音声パスを解放し、NAT装置4bへ切断を通知する(ステップS602)。NAT装置4bは、切断の通知をコールエージェント3へ受け渡す(ステップS604)。
コールエージェント3は、NAT装置4bから切断の通知を受信し、端末1bが切断したことを認識すると、メディアサーバ6へ切断を指示する(ステップS606)。メディアサーバ6は、NAT装置4bとの間で使用していたポート番号の音声パケットを送受信不可の状態とすることによりNAT装置4bとの音声パスを解放すると、指示受信を返送する(ステップS608)。コールエージェント3は、メディアサーバ6から指示受信を受けると、NAT装置4bへ切断実施を通知する(ステップS610)。NAT装置4bは、切断実施の通知を端末1bへ受け渡す(ステップS612)。これにより、端末1a−端末1cの通話中状態となる(ステップS614)。
図12は、三者通話中に端末1aがフッキングした場合の手順を示す。
三者通話中、ユーザは、端末1aをフッキングする。すると、端末1aは、フッキングをNAT装置4aへ通知し(ステップS702)、NAT装置4aはフッキングの通知をコールエージェント3へ受け渡す(ステップS704)。コールエージェント3は、NAT装置4aへフッキングの通知を受信したことを通知する(ステップS706)。NAT装置4aは、受信した通知を端末1aへ受け渡す(ステップS708)。
続いて、コールエージェント3は、NAT装置4cへ切断を指示する(ステップS710)。NAT装置4cは、メディアサーバ6及び端末1cとの間で使用していたポート番号の音声パケットを送受信不可の状態とすることによりメディアサーバ6及び端末1cとの音声パスを解放すると、切断の指示を端末1cへ受け渡す(ステップS712)。端末1cは、NAT装置4cとの音声パスを解放し、NAT装置4cへ指示受信を返送する(ステップS714)。NAT装置4cは、指示受信をコールエージェント3へ返送する(ステップS716)。
さらに、コールエージェント3は、メディアサーバ6へNAT装置4cとの切断を指示する(ステップS718)。メディアサーバ6は、NAT装置4cとの間で使用していたポート番号の音声パケットを送受信不可の状態とすることによりNAT装置4cとの音声パスを解放し、指示受信を返送する(ステップS720、S722)。これにより、端末1a−端末1bの通話中状態となる(ステップS724)。
次に、コールエージェント3の動作について説明する。
図13〜図19は、コールエージェント3における三者通話の動作フローを示す図である。なお、以下において、コールエージェント3と、端末1a、端末1b、端末1cとの通信は、それぞれ、NAT装置4a、NAT装置4b、NAT装置4cを介して行われる。
図13において、コールエージェント3は、端末1aからの端末1bへの発呼の通知を受信する(ステップS1010)。この発呼の通知には、端末1bの電話番号「03−BBBB−BBBB」が着信者識別として含まれている。コールエージェント3は、端末1bが、現在空きであるか否かを判断する(ステップS1020)。空ではなかった場合、コールエージェント3は、端末1bが話中であることを端末1aへ通知する(ステップS1030)。話中の通知を受けた端末1aは、BT(ビジートーン;話中音)を送出する。
一方、ステップS1020において、端末1bが空きであると判断した場合、コールエージェント3は、端末1aからの発呼を端末1bへ通知する(ステップS1040)。コールエージェント3が、端末1bから呼出中の通知を受信すると(ステップS1050)、端末1bが呼出中であることを端末1aへ通知する(ステップS1060)。
ユーザが端末1bに応答すると、コールエージェント3は、端末1bから応答の通知を受信する(ステップS1070)。コールエージェント3は、端末1bが応答したことを端末1aへ通知する(ステップS1080)。コールエージェント3は、端末1aから応答確認の通知を受信すると(ステップS1090)、端末1bへ応答確認を送信し、端末1aが応答を確認したことを通知する(ステップS1100)。そして、端末1a−NAT装置4a−NAT装置4b−端末1b間において確立された音声パスとしてのRTPパスにより音声パケットが送受信され、端末1a−端末1b間の通話中状態となる(ステップS1110)。
コールエージェント3は、端末1a−端末1b間の通話中、端末1aからのフッキングの通知を受信する(ステップS1120)。コールエージェント3は、内部に記憶されているサービス提供情報から、端末1aが三者通話の加入者であるか否かを判断する(ステップS1130)。端末1aが三者通話のサービスの加入者ではない場合には、ステップS1110の通話中状態に戻る。一方、三者通話のサービスの加入者であると判断されたときには、図14のRTPパス切替えを実行する。
図14において、コールエージェント3は、端末1a−端末1b間の通話を停止し、端末1aへSDTを、端末1bへ保留音を送出するためのRTPパス切替えを行う。
コールエージェント3は、音源装置5がNAT装置4aとの間のRTPパスに用いるポート番号と、NAT装置4bとの間のRTPパスに用いるポート番号とを決定する。そして、NAT装置4aに対して、端末1aへSDTの音声パケットを転送し、NAT装置4bに対して、端末1bへ保留音の音声パケットを転送するよう指示する(ステップS1140)。
すなわち、コールエージェント3は、NAT装置4aに対して、音源装置5がNAT装置4aとの間のRTPパスに用いるポート番号を通知する。そして、端末1aから受信した音声パケットを破棄し、音源装置5から受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「X」から「a」へ変換して端末1aに送出するよう指示する。
さらに、コールエージェント3は、NAT装置4bに対して、音源装置5がNAT装置4bとの間のRTPパスに用いるポート番号を通知する。そして、端末1bから受信した音声パケットを破棄し、音源装置5から受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「Y」から「b」へ変換して端末1bに送出するよう指示する。
コールエージェント3は、NAT装置4a及びNAT装置4bからステップS1140における指示に対する応答として指示受信を受ける(ステップS1150)。すると、コールエージェント3は、音源装置5へ、NAT装置4aとの間のRTPパス、及び、NAT装置4bとの間のRTPパスに用いるポート番号を通知する。そして、NAT装置4aへSDTを送信し、NAT装置4bへ保留音を送信するよう指示する(ステップS1160)。コールエージェント3は、音源装置5からステップS1160における指示に対する応答として指示受信を受ける(ステップS1170)。コールエージェント3は、端末1aへフッキングの通知を受信したことを伝える(ステップS1180)。
図15において、コールエージェント3は、端末1aからの端末1cへの発呼の通知を受ける(ステップS1190)。この発呼の通知には、端末1cの電話番号「03−CCCC−CCCC」が着信者識別として含まれている。コールエージェント3は、端末1cが、現在空きか否かを判断する(ステップS1200)。空ではなかった場合、コールエージェント3は、端末1cが話中であることを端末1aへ通知する(ステップS1210)。話中の通知を受けた端末1aは、BTを送出する。
一方、ステップS1200において、端末1cが空きであると判断した場合、コールエージェント3は、端末1aへのSDTの送出を停止し、端末1a−端末1c間の音声パスを確立するためのRTPパス切替えを行う。
コールエージェント3は、音源装置5に対して、NAT装置4aへのSDTの送出を停止するよう指示する(ステップS1220)。コールエージェント3は、音源装置5から、ステップS1220における指示に対する応答として指示受信を受けると(ステップS1230)、NAT装置4aがNAT装置4cとの間のRTPパスに用いるポート番号と、NAT装置4cがNAT装置4aとの間のRTPパスに用いるポート番号とを決定する。そして、NAT装置4a−NAT装置4c間のRTPパスを確立するよう指示する(ステップS1240)。
すなわち、コールエージェント3は、NAT装置4aに対して、端末1aから受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「A」から「Z」へ変換し、NAT装置4cから受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「X」から「a」へ変換するよう指示する。
さらに、コールエージェント3は、NAT装置4cに対して、端末1cから受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「C」から「X」へ変換し、NAT装置4aから受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「Z」から「c」へ変換するよう指示する。
コールエージェント3は、NAT装置4a、NAT装置4cからステップS1240における指示に対する応答として指示受信を受ける(ステップS1250)。
図16において、コールエージェント3は、端末1aからの発呼を端末1cへ通知する(ステップS1260)。コールエージェント3が、端末1cから呼出中の通知を受信すると(ステップS1270)、端末1cが呼出中であることを端末1aへ通知する(ステップS1280)。
ユーザが端末1cに応答すると、コールエージェント3は、端末1cから応答の通知を受信する(ステップS1290)。コールエージェント3は、端末1cが応答したことを端末1aへ通知する(ステップS1300)。コールエージェント3は、端末1aから応答確認の通知を受信すると(ステップS1310)、端末1cへ応答確認を送信し、端末1aが応答を確認したことを通知する(ステップS1320)。そして、端末1a−NAT装置4a−NAT装置4c−端末1c間おいて確立されたRTPパスにより音声パケットが送受信され、端末1a−端末1c間の通話中状態となる(ステップS1330)。
コールエージェント3は、端末1a−端末1c間の通話中、端末1aからのフッキングの通知を受信すると(ステップS1340)、端末1aへフッキングの通知を受信したことを伝える(ステップS1350)。そして、図17のRTPパス切替えを実行する。
図17において、コールエージェント3は、端末1bへの保留音の送出を停止し、端末1a−端末1b−端末1c三者間のRTPパスを確立するためのRTPパス切替えを行う。
コールエージェント3は、メディアサーバ6がNAT装置4a、NAT装置4b、NAT装置4cとの間のRTPパスに用いるポート番号を決定する。そして、メディアサーバ6へ決定したポート番号を通知し、端末1a(NAT装置4a)、端末1b(NAT装置4b)、端末1c(NAT装置4c)間における三者通話を指示する(ステップS1370)。コールエージェント3は、メディアサーバ6からステップS1370における指示に対する応答として指示受信を受ける(ステップS1380)。
次にコールエージェント3は、音源装置5へNAT装置4bへの保留音の送出停止を指示する(ステップS1390)。コールエージェント3は、音源装置5からステップS1390における指示に対する応答として指示受信を受ける(ステップS1400)。すると、コールエージェント3は、NAT装置4a、NAT装置4b、及び、NAT装置4cに対してメディアサーバ6とのRTPパスの確立を指示する(ステップS1410)。
すなわち、コールエージェント3は、NAT装置4aに対して、端末1aから受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「A」から「T」へ変換し、メディアサーバ6から受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「X」から「a」へ変換するよう指示する。
さらに、コールエージェント3は、NAT装置4bに対して、端末1bから受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「B」から「T」へ変換し、メディアサーバ6から受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「Y」から「b」へ変換するよう指示する。
同様に、コールエージェント3は、NAT装置4cに対して、端末1cから受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「C」から「T」へ変換し、メディアサーバ6から受信する音声パケットの行き先IPアドレスを「Z」から「c」へ変換するよう指示する。
コールエージェント3は、NAT装置4a、NAT装置4b、及び、NAT装置4cからステップS1410における指示に対する応答として指示受信を受ける(ステップS1420)。これにより、端末1a−端末1b−端末1c間の三者通話状態となる(ステップS1430)。
図18は、三者通話中に端末1aが切断した場合のコールエージェント3の動作フローを示す。
図17のステップS1430における端末1a−端末1b−端末1c間の三者通話状態において、コールエージェント3は、端末1aからの切断の通知を受信する(ステップS1510)。コールエージェント3は、端末1b(NAT装置4b)及び端末1c(NAT装置4c)へ切断を指示する(ステップS1520)。コールエージェント3は、端末1b(NAT装置4b)及び端末1c(NAT装置4c)から切断の指示の応答としての指示受信を受けると(ステップS1530)、メディアサーバ6へNAT装置4a、NAT装置4b及びNAT装置4cとの音声パスの切断を指示する(ステップS1540)。コールエージェント3は、メディアサーバ6から切断の指示の応答としての指示受信を受けると(ステップS1550)、端末1aへ切断実施の応答を通知する(ステップS1560)。
図19は、三者通話中に端末1bが切断した場合のコールエージェント3の動作フローを示す。
図17のステップS1430における端末1a−端末1b−端末1c間の三者通話状態において、コールエージェント3は、端末1bからの切断の通知を受信する(ステップS1610)。コールエージェント3は、NAT装置4bへ切断を指示する(ステップS1620)。NAT装置4bから切断の指示に対する応答として指示受信を受けると(ステップS1630)、端末1bへ切断実施の応答を送信する(ステップS1640)。これにより、端末1a−端末1c間の通話中状態となる(ステップS1650)。
図20は、三者通話中に端末1aがフッキングした場合のコールエージェント3の動作フローを示す。
図17のステップS1430における端末1a−端末1b−端末1c間の三者通話状態において、コールエージェント3は、端末1aからのフッキングの通知を受信する(ステップS1710)。コールエージェント3は、端末1aへフッキングの通知を受信したことを通知する(ステップS1720)。コールエージェント3は、端末1c(NAT装置4c)へ切断を指示する(ステップS1730)。コールエージェント3は、端末1c(NAT装置4c)から切断の指示に対する応答として指示受信を受ける(ステップS1740)、端末1a−端末1b間の通話中状態となる(ステップS1750)。
上述した音声パス交換システム2を用いることにより、三者通話以外に、NAT装置4、音源装置5、メディアサーバ6との間に確立された音声パスを切替える下記のような機能を実現することができる。
・コールウェイティング(割り込み音、待ち合わせメロディと通話の切替え)
・転送電話(転送トーキと通話の切替え)
・着信課金サービス(トーキ案内と通話の切替え)
・呼数集計機能(接続通知メッセージと通話の切替え)
すなわち、三者通話においては、通話中の端末1のフッキングが音声パス切替えのトリガとなっているが、音源装置5からのネットワーク音源の送出終了や送出タイムアウト、端末1からのDTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号などの受信、呼出タイムアウトやエラーの発生など呼状態遷移を引き起こすイベント等が音声パス切替えのトリガとなりうる。
上記実施の形態によれば、音声パス交換システム2に、コールエージェント3、NAT装置4、音源装置5、及び、メディアサーバ6を備えることにより、音声パス交換システム2内の装置への指示のみで音声パスの切替えを行うことができる。従って、音声パス交換システム2とは外部のアドレスを持つ端末1に対して音声パスの接続先の変更を直接指示することがないため、端末1への機能追加を行うことなく音声パス切替えを伴うIP電話サービスを提供することができるとともに、遅延の少ない音声パス切替えが可能となる。また、既存の電話交換機を使用せずに音声パスの切替えを伴うIP電話サービスを提供することができるため、電話網とIP網間で音声データのプロトコル変換を行う必要がなく、音声品質の劣化を防ぐことができる。
なお、上記実施の形態においては、音声パス交換システム2を構成するコールエージェント3、NAT装置4、音源装置5、メディアサーバ6などのノードは、それぞれ物理的に異なる装置により構成されているが、複数のノードの機能を同一の装置により実現してもよい。
なお、上述の端末1、コールエージェント3、NAT装置4、音源装置5、及び、メディアサーバ6は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した端末1、コールエージェント3、NAT装置4、音源装置5、及び、メディアサーバ6の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施の形態による音声パス交換システムを用いたIP電話システムの構成を示す図である。 同実施の形態による三者通話の概要手順を説明するための図である。 同実施の形態による三者通話の概要手順を説明するための図である。 同実施の形態による三者通話の概要手順を説明するための図である。 同実施の形態による三者通話の概要手順を説明するための図である。 同実施の形態による三者通話の信号シーケンスを示す図である。 同実施の形態による三者通話の信号シーケンスを示す図である。 同実施の形態による三者通話の信号シーケンスを示す図である。 同実施の形態による三者通話の信号シーケンスを示す図である。 同実施の形態による三者通話の信号シーケンスを示す図である。 同実施の形態による三者通話の信号シーケンスを示す図である。 同実施の形態による三者通話の信号シーケンスを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコールエージェントの動作フローを示す図である。 従来の三者通話の手順を説明するための図である。 従来の三者通話の手順を説明するための図である。 従来の三者通話の手順を説明するための図である。
符号の説明
1a、1b、1c…端末
2…音声パス交換システム
3…コールエージェント
4、4a、4b、4c…NAT装置(アドレス変換装置)
5…音源装置
6…メディアサーバ(音声データ分配装置)

Claims (7)

  1. 音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムであって、
    前記コールエージェントは、
    発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示する音声パス確立指示手段と、
    音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する音声パス切替え指示手段とを備え、
    前記音声データ装置は、
    前記コールエージェントから音声パス確立の指示を受け、接続先の他の音声データ装置との音声パスを確立する音声パス確立手段と、
    前記コールエージェントから音声パス切替えの指示を受け、他の音声データ装置と確立している音声パスを解放し、音声パス切替え先の音声データ装置との音声パスを確立する音声パス切替え手段とを備える、
    ことを特徴とする音声パス交換システム。
  2. 前記音声データ装置は、
    発側または着側の端末から受けた音声データの行き先アドレスを、自身と音声パスを確立している他の音声データ装置のアドレスへ変換するとともに、自身と音声パスを確立している他の音声データ装置から受けた音声データの行き先アドレスを、前記発側または着側の端末のアドレスへ変換するアドレス変換装置、ネットワーク音源の音声データを送信する音源装置、または、他の音声データ装置から受信した音声データを1以上のアドレス変換装置へ転送する音声データ分配装置である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の音声パス交換システム。
  3. 前記端末との接続に用いるネットワーク、及び、前記音声データ装置と前記コールエージェントとの接続に用いるネットワークは、インターネットプロトコルネットワークであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音声パス交換システム。
  4. 音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムに用いられるコールエージェントであって、
    発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示する音声パス確立指示手段と、
    音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する音声パス切替え指示手段と、
    を備えることを特徴とするコールエージェント。
  5. 音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムに用いられる音声パス交換方法であって、
    前記コールエージェントが、
    発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示し、
    前記音声データ装置が、
    前記コールエージェントから音声パス確立の指示を受け、接続先の他の音声データ装置との音声パスを確立し、
    前記コールエージェントが、
    音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示し、
    前記音声データ装置が、
    前記コールエージェントから音声パス切替えの指示を受け、他の音声データ装置と確立している音声パスを解放し、音声パス切替え先の音声データ装置との音声パスを確立する、
    ことを特徴とする音声パス交換方法。
  6. 音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムの前記コールエージェントに用いられる音声パス交換方法であって、
    発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示し、
    音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する、
    ことを特徴とする音声パス交換方法。
  7. 音声データの送信または転送を行う音声データ装置と、呼及び音声パスを制御するコールエージェントとからなり、端末とはネットワークを介して接続される音声パス交換システムの前記コールエージェントに用いられるコンピュータプログラムであって、
    発呼の通知を受け、発側の端末との間の音声データを転送する音声データ装置と音声パス接続先の音声データ装置との間の音声パスの確立を指示する音声パス確立ステップと、
    音声パス切替えのトリガを受け、他の音声データ装置と音声パスを確立している音声データ装置へ、音声パス切替え先の音声データ装置への音声パスの切替えを指示する音声パス切替えステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512075A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 華為技術有限公司 呼セッションのための方法、電話システムおよび電話端末
JP2010263323A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信システムとその制御装置および通信制御方法

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