JP2006076408A - 車両用アウタミラー装置の格納機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】異音の発生を防止することができる車両用アウタミラー装置の格納機構を提供する。
【解決手段】駆動モータ42の出力軸44とウォームギヤ46との連結部分においては、圧入状態で互いに嵌合し合う連結保持部60と、互いの間に所定の隙間が存在する状態で対向し合う回転力伝達部62とが設けられており、出力軸44の回転力は回転力伝達部62によって伝達され、また、両者の連結状態は連結保持部60によって同一軸線上に保持されてウォームギヤ46の傾斜が阻止される。回転力の伝達については回転力伝達部62が機能し、両者の連結状態の保持については連結保持部60が機能する。このため、ギヤ反力が作用してウォームギヤ46が傾斜しようとしても、出力軸44の回転に伴ってウォームギヤ46が90°ピッチで「傾斜する(ブレる)」、「傾斜しない(ブレない)」が繰返されることがなくなる。従って、騒音の発生を防止することができる。
【選択図】図2
【解決手段】駆動モータ42の出力軸44とウォームギヤ46との連結部分においては、圧入状態で互いに嵌合し合う連結保持部60と、互いの間に所定の隙間が存在する状態で対向し合う回転力伝達部62とが設けられており、出力軸44の回転力は回転力伝達部62によって伝達され、また、両者の連結状態は連結保持部60によって同一軸線上に保持されてウォームギヤ46の傾斜が阻止される。回転力の伝達については回転力伝達部62が機能し、両者の連結状態の保持については連結保持部60が機能する。このため、ギヤ反力が作用してウォームギヤ46が傾斜しようとしても、出力軸44の回転に伴ってウォームギヤ46が90°ピッチで「傾斜する(ブレる)」、「傾斜しない(ブレない)」が繰返されることがなくなる。従って、騒音の発生を防止することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両に設けられる車両用アウタミラー装置の格納機構に関する。
車両用ドアミラー装置には、格納機構を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の格納機構は、車体側に固定された支持軸を有しており、この支持軸にはケース部材が回動自在に支持されている。また、ケース部材には車両後方視認用のミラーが連結されており、ケース部材はミラーと常に一体に回動される。
また、支持軸には、ケース部材内において例えばヘリカルギアとされたギヤプレートが回転を阻止された状態で設けられている。さらに、ケース部材内にはモータが固定されており、モータの出力軸にはウォームギア等のモータギヤが連結されている。さらに、ケース部材内には、ヘリカルギア及びウォームギアから成るツインギア等の中間ギヤが設けられており、それぞれ前記モータ出力軸のモータギアとギヤプレートに噛み合って両者を連結している。これにより、モータが駆動すると、ギヤプレートの周囲を中間ギヤが噛合いながら回転する。これにより、ケース部材が支持軸を中心に回動されて、ミラーが格納または起立される構成となっている。
ところで、前述の如きモータの出力軸とモータギアとの連結部分においては、モータの回転力をモータギヤに伝達するために、当該モータ出力軸の先端部分を、周方向において対向する二部位をそれぞれ平面形に面取りした所謂「ダブルDカット」に形成しており、これにより、両者を連結して回転力を伝達する構成としている(一例として、特許文献2参照)。
しかしながら、モータが駆動すると、ギヤプレート及び中間ギヤからの反力がモータギヤに作用してモータギヤが傾斜しようとする。すなわち、モータの出力軸とモータギアとの連結部分において、前記「Dカット面」と「Dカット部分以外の円周面」とに交互に反力が作用することになり、モータの出力軸の回転に伴ってモータギヤが90°ピッチで「傾斜する(ブレる)」、「傾斜しない(ブレない)」が繰返され、結果的に異音が発生するという問題があった。
特開2002−67805号公報
実開平5−58484号公報
本発明は上記事実を考慮し、モータの出力軸とモータギアとを安定して連結し異音の発生を防止することができる車両用アウタミラー装置の格納機構を得ることが目的である。
請求項1に係る発明の車両用アウタミラー装置の格納機構は、車体側の支持軸に回動自在に支持され、車両用のアウタミラーが連結されたケース部材と、前記ケース部材に設けられたモータと、前記ケース部材に設けられ、前記モータの出力軸に連結されて前記モータの駆動により回転されるモータギアと、前記支持軸に対する回転が阻止可能に前記支持軸に取り付けられたギヤプレートと、前記ケース部材に設けられ、前記モータギアと前記ギヤプレートに噛合い両者を連結する中間ギヤと、を備え、前記ギヤプレートの前記支持軸に対する回転が阻止された状態で前記ギヤプレートの周囲を前記中間ギヤが噛合いながら回転することで、前記ケース部材と共に前記アウタミラーが前記支持軸周りに回動される車両用アウタミラー装置の格納機構において、前記モータの出力軸と前記モータギアとの連結部分に、圧入状態で互いに嵌合し合い互いの連結状態を同一軸線上に保持し傾斜を阻止する連結保持部と、互いの間に所定の隙間が存在する状態で対向し合い回転力のみを伝達する回転力伝達部と、を設けた、ことを特徴としている。
なお、連結保持部としては、モータの出力軸に設けられ断面円形に形成された円形シャフト部と、この円形シャフト部に嵌合するようにモータギヤに形成された円形嵌合部とによって構成すると好適である。また、回転力伝達部としては、モータの出力軸に設けられ周方向において対向する二部位をそれぞれ平面形に面取りしたダブルDカット部と、ダブルDカット部に対応してモータギヤに形成されたダブルD突起部とによって構成すると好適である。
請求項1記載の車両用アウタミラー装置の格納機構では、ギヤプレートの支持軸に対する回転が阻止された状態でモータが駆動すると、ギヤプレートの周囲を中間ギヤが噛合いながら回転する。これにより、ケース部材が支持軸周りに回動されて、アウタミラーが格納または起立される。
ここで、モータの出力軸とモータギアとの連結部分においては、圧入状態で互いに嵌合し合う連結保持部と、互いの間に所定の隙間が存在する状態で対向し合う回転力伝達部とが設けられており、モータ出力軸の回転力は回転力伝達部によって伝達され、また、両者の連結状態は連結保持部によって同一軸線上に保持されて傾斜が阻止される。
すなわち、モータの出力軸とモータギアとの連結部分においては、単に回転力の伝達を行うだけでなく、両者の連結状態の保持をも行い得る構成としている。またしかも、回転力の伝達については回転力伝達部が機能し、両者の連結状態の保持については連結保持部が機能する。このように、それぞれの機能を独立した別部位に分けて構成している。
このため、モータの出力軸とモータギアとを安定して連結することができ、ギヤプレート及び中間ギヤからの反力がモータギヤに作用してモータギヤが傾斜しようとしても、すなわち従来の如く「Dカット面」と「Dカット部分以外の円周面」とに交互に反力が作用しても、モータの出力軸の回転に伴ってモータギヤが90°ピッチで「傾斜する(ブレる)」、「傾斜しない(ブレない)」が繰返されることがなく、結果的に異音の発生を防止することができる。
以上説明した如く、請求項1記載の車両用アウタミラー装置の格納機構では、モータの出力軸とモータギアとを安定して連結して異音の発生を防止することができるという優れた効果を有している。
図6には、本発明の実施の形態に係る格納機構18が適用された車両用アウタミラー装置10の全体構成が分解斜視図にて示されている。
この車両用アウタミラー装置10は、所謂ドアミラー装置とされており、フレーム12を備えている。フレーム12には保持部材14が固定されており、さらに、保持部材14には車両後方視認用のミラー16が保持されている。このフレーム12は、後に詳述する格納機構18に固定されており、さらに、格納機構18は車両のドア(図示省略)に固定されたドアミラーステー20に取り付けられている。以上により、格納機構18は、フレーム12及び保持部材14を介してミラー16を支持している。格納機構18は、ミラー16を回動して、車両のドアに対し起立した展開位置またはドアに略沿って折り畳んだ格納位置に位置させる機構である。
フレーム12、保持部材14及び格納機構18は、ドアミラーバイザ22に収納されている。ドアミラーバイザ22は、車両前方側のバイザーカバー24と車両後方側のバイザーリム26とが接合されて構成されており、バイザーカバー24とバイザーリム26とは共にフレーム12に固定されている。
ここで、図1には、格納機構18の全体構成が断面図にて示されている。
格納機構18は、ドアミラーステー20に固定されたスタンド28を備えており、このスタンド28からは、略円筒状に形成された支持軸30が一体に立設されている。
また、格納機構18は、ケース部材36を備えている。ケース部材36は略箱状に形成されており、支持軸30が下方から挿通されて軸支され、該支持軸30に対し回転自在とされている。さらに、ケース部材36は、フレーム12に固定されており、該フレーム12及び保持部材14を介して連結されたミラー16と常に支持軸30周りに一体回転可能とされている。
ケース部材36の内部には、駆動モータ42が固定的に収容されている。駆動モータ42の出力軸44には、モータギアとしてのウォームギヤ46が取り付けられている。ウォームギヤ46は、上端部が出力軸44に連結されると共に、下端部が支軸47によって支持されている。このウォームギヤ46には、中間ギヤとしてのヘリカルギア48が噛合している。さらに、ヘリカルギア48には、中間ギヤとしてのシャフトウォーム50が一体に設けられており、ヘリカルギア48とシャフトウォーム50とは常に一体に回転する。
また、ケース部材36の内部には、格納機構18を構成する略円筒状のギアプレート52が設けられている。ギアプレート52は、その内周面が支持軸30の外周面に対応しており、支持軸30に挿通されて回転自在に軸支されている。ギアプレート52の外周面には周歯52Aが形成されており、ギアプレート52は周歯52Aにおいてシャフトウォーム50に噛合している。これにより、駆動モータ42の回転力が、ウォームギヤ46、ヘリカルギア48、及びシャフトウォーム50を介してギアプレート52に伝達される構成である。
さらに、ギアプレート52の上方の支持軸30周囲には、クラッチ機構部54が設けられている。このクラッチ機構部54は、通常は、ギアプレート52の支持軸30に対する回転を阻止している。このため、駆動モータ42が作動して該駆動モータ42の回転力がギアプレート52に伝達されると、上記回転力の反力によって、シャフトウォーム50がギアプレート52の周りを噛合いながら回転(公転)し、これにより、ケース部材36が支持軸30を中心に回動されて、ミラー16が格納方向または起立方向へ回動する構成である。
ここで、図2には、駆動モータ42の出力軸44とウォームギヤ46との連結部分の詳細が断面図にて示されており、さらに、図3には、図2に示す出力軸44及びウォームギヤ46が90°回転した状態における詳細が断面図にて示されている。
当該連結部分においては、連結保持部60と回転力伝達部62とが設けられている。
連結保持部60は、図4にも示す如く、駆動モータ42の出力軸44に設けられ断面円形に形成された円形シャフト部64と、この円形シャフト部64に対応してウォームギヤ46に形成された円形嵌合孔66とによって構成されており、圧入状態で互いに嵌合し合い互いの(出力軸44とウォームギヤ46の)連結状態を同一軸線上に保持しウォームギヤ46の傾斜を阻止するようになっている。
一方、回転力伝達部62は、図5にも示す如く、出力軸44の円形シャフト部64よりも先端側に形成されたダブルDカット部68と、このダブルDカット部68に対応してウォームギヤ46に形成されたダブルD突起部70とによって構成されている。ダブルDカット部68は、周方向において対向する二部位をそれぞれ平面形に面取りして形成されており、ダブルDカット部68とダブルD突起部70とは、互いの間に所定の僅かな隙間が存在する状態で対向し合っている。すなわち、ダブルDカット部68とダブルD突起部70とは、駆動モータ42(出力軸44)の回転力のみをウォームギヤ46に伝達する構成となっている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成の格納機構18が適用された車両用アウタミラー装置10では、通常は(クラッチ機構部54によってギアプレート52の支持軸30に対する回転が阻止された状態では)、駆動モータ42が駆動されてウォームギヤ46が回転されると、当該回転力がウォームギヤ46、ヘリカルギア48、及びシャフトウォーム50を介してギアプレート52に伝達され、上記回転力の反力によって、シャフトウォーム50がギアプレート52の周りを噛合いながら回転(公転)し、これにより、ケース部材36が支持軸30を中心に回動されて、ミラー16が格納方向または起立方向へ回動される。
ここで、本実施の形態に係る格納機構18では、駆動モータ42の出力軸44とウォームギヤ46との連結部分においては、圧入状態で互いに嵌合し合う連結保持部60(円形シャフト部64及び円形嵌合孔66)と、互いの間に所定の隙間が存在する状態で対向し合う回転力伝達部62(ダブルDカット部68及びダブルD突起部70)とが設けられており、駆動モータ42(出力軸44)の回転力は回転力伝達部62によって伝達され、また、両者の連結状態は連結保持部60によって同一軸線上に保持されてウォームギヤ46の傾斜が阻止される。
すなわち、駆動モータ42の出力軸44とウォームギヤ46との連結部分においては、単に回転力の伝達を行うだけでなく、両者の連結状態の保持をも行い得る構成としている。またしかも、回転力の伝達については回転力伝達部62が機能し、両者の連結状態の保持については連結保持部60が機能する。このように、それぞれの機能を独立した別部位に分けて構成している。
このため、駆動モータ42の出力軸44とウォームギヤ46とを安定して連結することができ、ギアプレート52、ヘリカルギア48及びシャフトウォーム50からの反力がウォームギヤ46に作用してウォームギヤ46が傾斜しようとしても、すなわち従来の如く「Dカット面」と「Dカット部分以外の円周面」とに交互に反力が作用しても、駆動モータ42の出力軸44の回転に伴ってウォームギヤ46が90°ピッチで「傾斜する(ブレる)」、「傾斜しない(ブレない)」が繰返されることがなくなる。したがって、結果的に異音の発生を防止することができる。
このように、本実施の形態に係る車両用アウタミラー装置10に適用された格納機構18では、駆動モータ42の出力軸44とウォームギヤ46とを安定して連結して異音の発生を防止することができる。
なお、前述した実施の形態では、格納機構18を所謂ドアミラー装置とされた車両用アウタミラー装置10に適用した構成として説明したが、本発明に係る格納機構を車両用フェンダーミラー装置等に適用した構成としてもよい。
10 車両用アウタミラー装置
16 ミラー
18 格納機構
30 支持軸
36 ケース部材
42 駆動モータ
44 出力軸
46 ウォームギヤ(モータギヤ)
48 ヘリカルギア(中間ギヤ)
50 シャフトウォーム(中間ギヤ)
52 ギヤプレート
60 連結保持部
62 回転力伝達部
64 円形シャフト部
66 円形嵌合孔
68 ダブルDカット部
70 ダブルD突起部
16 ミラー
18 格納機構
30 支持軸
36 ケース部材
42 駆動モータ
44 出力軸
46 ウォームギヤ(モータギヤ)
48 ヘリカルギア(中間ギヤ)
50 シャフトウォーム(中間ギヤ)
52 ギヤプレート
60 連結保持部
62 回転力伝達部
64 円形シャフト部
66 円形嵌合孔
68 ダブルDカット部
70 ダブルD突起部
Claims (1)
- 車体側の支持軸に回動自在に支持され、車両用のアウタミラーが連結されたケース部材と、
前記ケース部材に設けられたモータと、
前記ケース部材に設けられ、前記モータの出力軸に連結されて前記モータの駆動により回転されるモータギアと、
前記支持軸に対する回転が阻止可能に前記支持軸に取り付けられたギヤプレートと、
前記ケース部材に設けられ、前記モータギアと前記ギヤプレートに噛合い両者を連結する中間ギヤと、
を備え、前記ギヤプレートの前記支持軸に対する回転が阻止された状態で前記ギヤプレートの周囲を前記中間ギヤが噛合いながら回転することで、前記ケース部材と共に前記アウタミラーが前記支持軸周りに回動される車両用アウタミラー装置の格納機構において、
前記モータの出力軸と前記モータギアとの連結部分に、圧入状態で互いに嵌合し合い互いの連結状態を同一軸線上に保持し傾斜を阻止する連結保持部と、互いの間に所定の隙間が存在する状態で対向し合い回転力のみを伝達する回転力伝達部と、を設けた、
ことを特徴とする車両用アウタミラー装置の格納機構。
Priority Applications (7)
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